JPH04365904A - 蒸気タービン - Google Patents
蒸気タービンInfo
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- JPH04365904A JPH04365904A JP13931091A JP13931091A JPH04365904A JP H04365904 A JPH04365904 A JP H04365904A JP 13931091 A JP13931091 A JP 13931091A JP 13931091 A JP13931091 A JP 13931091A JP H04365904 A JPH04365904 A JP H04365904A
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Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ケーシングとを有し、ロータにかかる推力を釣合せる釣
合ピストンをロータに備える単流式蒸気タービン、特に
反動タービンに関する。
においては、流入した蒸気は翼段落にて膨張仕事をした
後、翼段落から排出されるが、この際ロータには蒸気力
により推力が発生するので、ロータに釣合ピストンを設
け、この釣合ピストンの反翼段落側のピストン面に翼段
落出口部の排気室から蒸気を導き、釣合ピストンの両側
のピストン面にかかる蒸気力の差により前記推力と釣合
う逆向きの推力を発生させ、ロータに推力がかからない
ようにしている。以下従来技術について図面を用いて説
明する。
を備えた蒸気タービンの断面図である。図2においてロ
ータ1は一体に削り出された釣合ピストン2とその外周
に植込まれた動翼3を備えている。
段落を形成する静翼5を備え、ロータ1の釣合ピストン
2と動翼3とを囲んでいる。なお、釣合ピストン2とロ
ータ1がそれぞれ内部ケーシング4を貫通する貫通部に
は蒸気の漏洩を防ぐためにラビリンスパッキン6とグラ
ンドパッキン7が設けられている。
部ケーシング4に設けられた蒸気入口8に連通する蒸気
入口室9を形成し、一方、最終段の動翼3の出口は排気
室10を形成している。
囲む、いわゆるつぼ型ケーシングであり、ロータ1がこ
のケーシングの底部を貫通する貫通部にはグランドパッ
キン12が、また他方の開口を貫通する部分にはグラン
ドパッキン蓋13により閉鎖されている。
1にセグメントリング14とサポートリング15とによ
り固定されている。また外部ケーシング11の底部の段
部11aと内部ケーシング4の後部の段部4aとに設け
られた溝に挿入されて気密リング16が取付けられ、内
部ケーシング4と外部ケーシング11との間の蒸気室1
7と排気室10とが連通しないようにしている。
室10に連通する排気出口18が設けられ、排気蒸気配
管19が接続されている。なお、蒸気入口8は外部ケー
シング11に設けられた図示しない蒸気入口に接続して
いる。
は釣合ピストン2の反動翼側のピストン面と内部ケーシ
ング4との間の蒸気室24に連通している。そして釣合
蒸気配管25は排気蒸気配管19と蒸気流路23とに接
続して設けられている。なお蒸気流路23と釣合蒸気配
管25との接続部は各接続面に設けられた溝に挿入され
る高合金鋼からなる気密リング26を介して接続され、
蒸気の漏洩を防止している。
入口室9に流入した蒸気は静翼5と動翼3とからなる複
数段の翼段落を流れて膨張仕事をしてロータ1を回転さ
せて動力を発生し、低圧となった排気蒸気は排気室10
に排出され、排気出口18を経て排気蒸気配管19から
外部に送出される。
蒸気は釣合蒸気配管25を経て蒸気室24に導かれ、釣
合ピストン2の反動翼側のピストン面にこの蒸気の圧力
がかかる。
る蒸気によりロータ1には図において左向きの推力が生
じる。しかし、釣合ピストン2には蒸気入口室9側のピ
ストン面にかかる蒸気圧力と蒸気室24側のピストン面
にかかる低圧の蒸気圧力とにより前記左向きの推力に釣
合う右向きの推力が働き、ロータ1には推力がかからな
いようにしている。
は前記釣合蒸気配管25の他に主蒸気配管,抽気蒸気配
管,軸封蒸気配管,衛帯蒸気配管等多くの配管が接続さ
れている。このため外部ケーシングに設けられた配管口
と配管との接続作業が非常に困難になり、このため配管
接続部から蒸気漏洩を起こす要因となるという問題があ
る。
通する部分には気密リング26を介して接続されている
が、この気密リングは高合金鋼を使用するため高価であ
るとともに、接続面に設けられる気密リング26を挿入
する溝はシールを保つため高精度の加工が要求されるの
で、製造コストが高くなるという欠点がある。
のピストン面に蒸気を従来のような釣合蒸気配管を必要
とせずに導くことのできる蒸気タービンを提供すること
である。
に、本発明によれば動翼とこの動翼を流れる蒸気により
生じる推力を釣合せる釣合ピストンとを備えるロータと
、この動翼と釣合ピストンとを囲み、動翼と翼段落を形
成する静翼を備える内部ケーシングと、この内部ケーシ
ングを囲む外部ケーシングとを備える蒸気タービンにお
いて、釣合ピストンの反動翼側のピストン面と内部ケー
シングとの間の蒸気室と翼段落から蒸気が排出される排
気室とを連通する連通手段を外部ケーシングの内側に設
けるものとする。
通して前記蒸気室と排気室とに連通する蒸気通路を設け
るものとする。
ーシングとの間の蒸気室は外部ケーシングの内側に設け
られた連通手段、この手段として内部ケーシングを貫通
する蒸気通路により翼段落から蒸気が排出される排気室
とを連通しているので、釣合ピストンにはタービン運転
時蒸気が動翼を流れるとき生じる推力に釣合う逆向きの
推力を生じる。したがって従来の釣合蒸気配管のように
外部ケーシングの外側には釣合ピストン用の配管は設置
されない。
説明する。図1は本発明の実施例による蒸気タービンの
断面図である。なお、図1において図2の従来例と同一
部品には同じ符号を付し、その説明を省略する。図1に
おいて従来例と異なるのは蒸気室24と排気室10とに
連通し、内部ケーシング4の側壁を貫通する複数の蒸気
通路27を設けたことである。なお内部ケーシング4の
段部4aより後方の部分は蒸気通路27は溝状となり、
また外部ケーシング11の段部11aは蒸気通路27の
断面積に見合う面積を確保するため切欠11bが設けら
れている。
気入口8から流入した蒸気は翼段落を流れて膨張仕事を
して排気室10,排気出口18,排気蒸気配管19を流
れて排出されるが、この際ロータ1に生じる推力は、内
部ケーシング4を貫通する蒸気通路27を経て排気室1
0から蒸気室24に導かれる蒸気により釣合ピストン2
に生じる逆向きの推力に釣合される。
によれば外部ケーシングの内側に、釣合ピストンの反動
翼側のピストン面と内部ケーシングとの間の蒸気室と翼
段落から蒸気が排出される排気室とを連通する連通手段
、この手段として内部ケーシングを貫通する蒸気通路を
設けたことにより、従来の釣合蒸気配管のように外部ケ
ーシングの外側には配管がなくなるので、外部ケーシン
グに接続される各種配管接続部からの蒸気漏洩の要因を
減少でき、また釣合蒸気配管及びこの配管と外部ケーシ
ングとの接続部に使用される気密リングがなくなるので
、製造費が低減するという効果がある。
図2】従来の蒸気タービンの断面図
Claims (2)
- 【請求項1】動翼とこの動翼を流れる蒸気により生じる
推力を釣合せる釣合ピストンとを備えるロータと、この
動翼と釣合ピストンとを囲み、動翼と翼段落を形成する
静翼を備える内部ケーシングと、この内部ケーシングを
囲む外部ケーシングとを備える蒸気タービンにおいて、
釣合ピストンの反動翼側のピストン面と内部ケーシング
との間の蒸気室と翼段落から蒸気が排出される排気室と
を連通する連通手段を外部ケーシングの内側に設けたこ
とを特徴とする蒸気タービン。 - 【請求項2】請求項1記載の蒸気タービンにおいて、前
記連通手段は内部ケーシングを貫通して前記蒸気室と排
気室とを連通する蒸気通路であることを特徴とする蒸気
タービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139310A JP3021779B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 蒸気タービン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139310A JP3021779B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 蒸気タービン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365904A true JPH04365904A (ja) | 1992-12-17 |
JP3021779B2 JP3021779B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=15242325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3139310A Expired - Lifetime JP3021779B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 蒸気タービン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3021779B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006183666A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | General Electric Co <Ge> | 蒸気タービンスラスト圧力制御方法 |
JP2010236408A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Ihi Corp | タービン発電機 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP3139310A patent/JP3021779B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006183666A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | General Electric Co <Ge> | 蒸気タービンスラスト圧力制御方法 |
JP2010236408A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Ihi Corp | タービン発電機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3021779B2 (ja) | 2000-03-15 |
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