JPH04365772A - エレベータ用制動装置 - Google Patents

エレベータ用制動装置

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JPH04365772A
JPH04365772A JP14181891A JP14181891A JPH04365772A JP H04365772 A JPH04365772 A JP H04365772A JP 14181891 A JP14181891 A JP 14181891A JP 14181891 A JP14181891 A JP 14181891A JP H04365772 A JPH04365772 A JP H04365772A
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JP
Japan
Prior art keywords
elevator
car
brake
guide rail
brake shoes
Prior art date
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Pending
Application number
JP14181891A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Osada
朗 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04365772A publication Critical patent/JPH04365772A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータのかごを制動
するエレベータ用制動装置に関し、主に自走式エレベー
タに利用される制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なエレベータとしては巻上式(ト
ラクション式)エレベータが知られている。この巻上式
エレベータは図3及び図4に示す如く昇降路上部に設け
た巻上機1を駆動源とする方式で、その巻上機1は、駆
動モータ2と、この回転軸と同軸線的に連結されて正逆
回転駆動されるメインシーブ3とからなるが、このメイ
ンシーブ3に複数本の主ロープ4が回転摩擦駆動可能に
巻き掛けられ、この主ロープ4を介し図示しないかごと
つり合いおもりをつるべ式に昇降させるようになってい
る。
【0003】こうした巻上式エレベータの制動装置は、
前記巻上機1の駆動モータ2とメインシーブ3との相互
の軸を連結するフランジ状のブレーキドラム5と、この
ブレーキドラム5の周面を左右から挟み込む状態に配す
る一対のブレーキパッド6と、これらのブレーキパッド
6をブレーキドラム5に接離可能に支持する左右一対の
回動支持アーム7と、これら左右の回動支持アーム7相
互のフリー端側部に貫通するロッド8と、このロッド8
を介し該左右回動支持アーム7を相互に引き寄せる圧縮
ばね9とが設けられいる。また一方前記巻上機1の駆動
モータ2の上部にソレノイド10が設けられていると共
に、このソレノイド10の可動鉄心10aと前記左右の
回動支持アーム7相互に連結してリンク11が設けられ
ている構成である。
【0004】そして、エレベータかごを昇降させる時は
、ソレノイド10を付勢して、リンク11を介し左右の
回動支持アーム7相互を圧縮ばね9に抗し押し開き、左
右のブレーキパッド6をブレーキドラム5から離してブ
レーキ解除し、巻上機1を所望の回転方向に運転制御す
る。最寄階にかごを停止したいときは、着床手段と強調
しながら、前記ソレノイド10を消勢させることにより
、圧縮ばね9で左右の回動支持アーム7を介しブレーキ
パッド6をブレーキドラム5に圧接してブレーキ力を得
てかごを停止する。
【0005】ところで、近年にあっては、前記主ロープ
4を用いない特開平2−261789号公報に示されて
いるような自走式エレベータが提案されている。即ち、
図5において、かご20がエレベータ昇降路21内をガ
イドレール22、23を介し上下動可能に設けられてい
る。このかご20の側面部にリニアモータの2次導体2
4が設けられている一方、これと対向する昇降路21内
壁にリニアモータの一次コイル25が配列して設けられ
、そのリニアモータの2次導体24と一次コイル25と
の間に発生する推進力によりかご20を昇降駆動する構
成である。
【0006】こうした自走式エレベータの場合、かご2
0が巻上式エレベータの如く巻上機と主ロープを使用し
ないで自走するので、図3及び図4に示した制動装置を
用いることができない。このために自走式エレベータで
はかご20自身に制動装置を設けておく必要がある。
【0007】この自走式エレベータの制動装置は図6に
示す如く、かごの下部に取り付けられたソレノイド30
と、このソレノイド30の可動鉄心30aと連動するリ
ンク31と、このリンク31に枢支連結された左右一対
の鋏形状のレバー32と、その左右の一対のレバー32
間に介在された圧縮ばね33とを備えてなり、その左右
のレバー32の先端対向面にガイドレール23を両側か
ら挟み込むブレーキパット34が取り付けられている。
【0008】そして、エレベータかごを走行させる時は
、ソレノイド30の付勢によりリンク31を介し左右の
レバー32を圧縮ばね33に抗し回動することで、該レ
バー33の先端側のブレーキパッド35をガイドレール
34から離してブレーキ解除してかごを走行させる。 また走行中のかごを最寄階に停止させる時は、前記ソレ
ノイド30を消勢し、圧縮ばね33により左右のレバー
33を介しブレーキパッド35をガイドレール34に圧
接してブレーキ力を得てかごを停止させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の自走式エレベータ用制動装置においては、かご制動
時のブレーキパット34とガイドレール23との間の摩
擦力(制動力)は、その両者の摩擦係数と圧縮ばね33
の剛性のみによるために、かごを停止するのに必要な制
動力を得るのに非常に強力な圧縮ばね33が必要である
と共に、その強力な圧縮ばね33に抗し制動力解除を行
うソレノイド30も非常に強力な大型のものが必要とな
り、その重量はソレノイド30だけでも1000kg程
度になってしまい、かご重量が非常の増大して、そのか
ごの走行運転制御が困難となる問題があった。
【0010】本発明は、前記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、小型軽量でかごに容易
に取付けでき、しかも自己倍力機能を有して強力な制動
力を得ることができ、特に自走式エレベータに非常に有
効となるエレベータ用制動装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のエレベータ用制
動装置は、前記目的を達成するために、かごに、ブレー
キ駆動手段と、このブレーキ駆動手段により互いに逆向
きに連動しながら回転してガイドレールを挟む一対のブ
レーキシューとを備え、且つその両ブレーキシューは回
転角の増加に伴い各々の回転軸からの曲率半径が大きく
なるレール接触曲面を有した構造としたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】前記構成のエレベータ用制動装置によれば、か
ごに取付けられたブレーキ駆動手段の小さな起動力によ
り一対のブレーキシューが互いに逆向きに連動しながら
ガイドレールを両側から挟む状態に回動する。そしてそ
の両ブレーキシューのレール接触曲面がガイドレールの
両側に圧接し、その接触曲面とガイドレールと間の摩擦
力で制動力を得ると同時に、該摩擦力で両ブレーキシュ
ーが更に回転しようとする。ここでその両ブレーキシュ
ーの接触曲面は回転角の増加に伴い各々の回転軸からの
曲率半径が大きくなる構成であるので、ガイドレールに
与える垂直抗力が増大し、これに比例して制動力も更に
大きくなる。つまり小さなブレーキ起動力で持って一対
のブレーキシューが動作してガイドレールと共に自己倍
力機能を発揮して有して強力な制動力を得るようになる
。これで小型軽量のもであってもかごを確実に制動停止
できるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明のエレベータ用制動装置の一実
施例を図1及び図2に示す。なお図中40は図5に示し
たと同様の自走式エレベータのかご、41はそのかご4
0を案内する左右のガイドレールである。前記かご40
の下側部に本発明のエレベータ用制動装置が取付けられ
ている。
【0014】その構成は、まずブレーキ駆動手段として
小型モータ42と減速連動機構43が設けられている。 前記小型モータ42はかご40の下面部に支持台44を
介し固定されている。前記減速連動機構43は、前記モ
ータ42の回転軸に直結した小歯車43aと、これに噛
合した大歯車43bと、これと同軸の小歯車43cと、
これに噛合した連動歯車(大歯車)43dと、この連動
歯車43dと同径大で該連動歯車43dと並列的に配し
て噛合した連動歯車43eとから構成されている。なお
前記モータ軸に直結した歯車43a以外の一連の歯車4
3b〜43eの軸は前記かご40下部に図示しないブラ
ケットを介し支持されている。
【0015】ここで、前記減速連動機構43の一対の連
動歯車43d,43eの回転軸44,45が前記ガイド
レール41の両側に等間隔を存して並列状態にあり、こ
の両回転軸44,45にそれぞれブレーキシュー46,
47が取付けられている。この一対のブレーキシュー4
6,47はガイドレール41を挟んで対称形となる略扇
形の板カム状のもので、前記連動歯車43d,43eの
回転に伴いそれらの回転軸44,45と一体に回転する
。つまりブレーキシュー46,47は互いに連動しなが
ら逆向きに同位相回転し、その外周のレール接触曲面4
6a,47aがガイドレール41の両側面に接触して該
ガイドレール41を挟み込むように配設されている。
【0016】しかも、その一対のブレーキシュー46,
47のレール接触曲面46a,47aは、図示の如く回
転角の増加に伴い、各々の回転軸44,45からの曲率
半径がR1 ,R2 ,R3 と言った具合に漸次大き
くなる状態に構成されている。つまり、両ブレーキシュ
ー46,47のレール接触曲面46a,47aは上端か
ら下端側方に行くに従って漸次各々の回転軸44,45
から遠くなる構成である。なおその曲率半径と各々の回
転軸44,45からガイドレール41まで距離Lとの関
係はR1 <L<R2 <R3 とされている。
【0017】しかして、前述の構成の自走式エレベータ
の制動装置を作用を述べると、まずエレベータ運転制御
によりかご40が走行中は、小型モータ42が逆転して
いて、減速連動機構43を介し一対のブレーキシュー4
6,47を下方に回動させてガイドレール41から離間
しておく。これでブレーキ力は一切かからず、かご40
が自由に走行できる。
【0018】ここで、かご40の走行を制動して停止さ
せる場合には、ブレーキ駆動手段である小型モータ42
が正転し、その小さな起動力が減速連動機構43の一連
の歯車43a〜43eを介して回転軸44,45に伝わ
り、これで一対のブレーキシュー46,47が互いに逆
向きに連動しながら図2に矢印Cで示す方向(上方)に
回動し、その両者のレール接触曲面46a,47aがガ
イドレール41を両側から挟む状態に圧接し、その接触
曲面46a,47aとガイドレール41と間の摩擦力で
制動力を得る。この際にかご40が矢印D方向に走行し
ていると、該接触曲面46a,47aとガイドレール4
1と間の矢印E方向の摩擦力で両ブレーキシュー46,
47が更に矢印C方向に回転せしめられるようなモーメ
ントを受け、その両ガイドシュー46,47が矢印C方
向に回転が進む。ここでその両ブレーキシュー46,4
7の接触曲面46a,47aは矢印C方向の回転角の増
加に伴い各々の回転軸44,45からの曲率半径がR1
 ,R2 ,R3 と言った具合に漸次大きくなる構成
であるので、ガイドレール41に与える垂直抗力が増大
し、これに比例して制動力も更に大きくなる。つまり小
さなブレーキ起動力で持って一対のブレーキシュー46
,47が動作してガイドレール41と共に自己倍力機能
を発揮して有して強力な制動力を得るようになる。これ
で装置全体が小型軽量のものであってもかご40を確実
に制動停止できるようになる。
【0019】
【発明の効果】本考案のエレベータ用制動装置は、前述
した如く構成したから、小型軽量でかごに容易に取付け
でき、しかも自己倍力機能を有して強力な制動力を得る
ことができ、特に自走式エレベータに非常に有効となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ用制動装置の一実施例を示
す側面図。
【図2】同上実施例のエレベータ用制動装置のガイドレ
ールに対する一対のブレーキシューの関係を示す側面図
【図3】従来の巻上式エレベータの制動装置の側面図。
【図4】同上正面断面図。
【図5】従来の自走式エレベータの概略図。
【図6】従来の自走式エレベータ用制動装置の平面図。
【符号の説明】
40…かご、41…ガイドレール、42…ブレーキ駆動
手段(小型モータ)、44,45…回転軸、46,47
…ガイドシュー、46a,47a…レール接触曲面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  かごに、ブレーキ駆動手段と、このブ
    レーキ駆動手段により互いに逆向きに連動しながら回転
    してガイドレールを挟む一対のブレーキシューとを備え
    、且つその両ブレーキシューは回転角の増加に伴い各々
    の回転軸からの曲率半径が大きくなるレール接触曲面を
    有した構造としたことを特徴とするエレベータ用制動装
    置。
JP14181891A 1991-06-13 1991-06-13 エレベータ用制動装置 Pending JPH04365772A (ja)

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JP14181891A JPH04365772A (ja) 1991-06-13 1991-06-13 エレベータ用制動装置

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JPH04365772A true JPH04365772A (ja) 1992-12-17

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ID=15300844

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JP14181891A Pending JPH04365772A (ja) 1991-06-13 1991-06-13 エレベータ用制動装置

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JP (1) JPH04365772A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715668U (ja) * 1993-08-31 1995-03-17 フジテック株式会社 ロープレスエレベータの制動装置
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JP2015535518A (ja) * 2012-11-27 2015-12-14 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフトInventio Aktiengesellschaft エレベータシステムの移動体のための安全止め具

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