JPH04365659A - 荷重応動型制動液圧制御装置のストッパボルトの固定方法 - Google Patents

荷重応動型制動液圧制御装置のストッパボルトの固定方法

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JPH04365659A
JPH04365659A JP16093991A JP16093991A JPH04365659A JP H04365659 A JPH04365659 A JP H04365659A JP 16093991 A JP16093991 A JP 16093991A JP 16093991 A JP16093991 A JP 16093991A JP H04365659 A JPH04365659 A JP H04365659A
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JP
Japan
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vehicle
sensor
spring
pressure chamber
lever
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Application number
JP16093991A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Koyano
小谷野 斎
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
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  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷重応動型制動液圧制御
装置の取付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】荷重応動型制動液圧制御装置は、車両に
設置し、車両の積載荷重に応じて前輪に対する後輪のブ
レーキ圧を変えるもので、図3に示したように、プロポ
ーショニング部10とセンサー部20を備えている。
【0003】プロポーショニング部10は、ハウジング
11内にバルブ機構を内装させたもので、プランジャ1
2を備えている。プランジャ12は、差圧ピストン13
を有し、該ピストン13によってシリンダ内を入力圧室
14と出力圧室15とに画成している。この差圧ピスト
ン13は、両室14,15を連通する通路16を有して
いる。また、プランジャ12は、先端に弁体17を有し
ている。この弁体17は、ハウジング11のシリンダ内
に設置された弁座18に当接し、入力圧室14と出力圧
室15との連通を断つ。そして、このときのシート面積
S1 を大気側圧力作用面積S2 よりも大きくしてい
る。 また、プランジャ12は、スプリング19によって付勢
され、該プランジャ12の無負荷状態で、弁体17が弁
座18から離反した状態、即ち開弁状態に維持されてい
る。
【0004】このプロポーショニング部10では、入力
ポート14aが図示しないマスタシリンダに接続され、
出力ポート15aが図示しないホイールシリンダに接続
される。
【0005】センサ部20は、車両の荷重を検出し、そ
れに対応する力をプロポーショニング部10のプランジ
ャ12の付勢力Fx とするもので、センサレバー21
とセンサスプリング22とを備えている。レバー21は
、一端21aをハウジング11に回動自在に支持させ、
他端21bにスプリング22の一端22aを係合させて
いる。また、このレバー21は、アクチュエーティング
ロッド21cを備えている。
【0006】そして、この装置は、プロポーショニング
部10のハウジング11が車両のフレーム等に設置され
、センサスプリング22の他端(自由端)22bが車軸
等に取付けられ、車載荷重が増すと、センサスプリング
22が伸長するようにレイアウトされる。
【0007】ブレーキ操作を行うと、マスタシリンダの
油液は、入力ポート14aを介して入力圧室14に供給
され、さらに通路16、弁体17と弁座18との間を経
て出力圧室15に送給される。そして、この出力圧室1
5の油液は、出力ポート15aを介してホイールシリン
ダに送給される。
【0008】ところで、プランジャ12にはブレーキ操
作時に該プランジャ12をアクチュエーティングロッド
21c方向(図3において上方)へ移動させようとする
圧力が作用している。そして、その圧力によって、プラ
ンジャ12は該アクチュエーティングロック21cを押
上げようとする。しかしながら、アクチュエーティング
ロック21cには、車載荷重に応じた付勢力Fx が生
じているため、該付勢力Fx に打勝つまでは、プラン
ジャ12はそこに留められる。この間は、弁体17は弁
座18に当接せず開弁したままであるため、出力圧室1
5の圧力は入力圧室14とほぼ等しく増圧される(図4
における線OA)。
【0009】そして、ピストン13の上動する力S2 
×Po (但しPo は入力圧室14および出力圧室1
5の圧力である。)がアクチュエーティングロッド21
cの付勢力FX に打勝つと、プランジャ12は上方へ
移動し、弁体17が弁座18に当接して閉弁する。その
後は、入力圧室14側の圧力P1 (但しP1 >Po
 )が増大すると、出力圧室15側の圧力P2 は、関
数S1 ×P2 =(S1 −S2 )P1 +FX 
に従って増大する(図4における線AB)。
【0010】即ち、上記装置では、プランジャ12の上
動する力が車載荷重に応じた付勢力FX に打勝つまで
は、入力圧と出力圧がほぼ等しい圧力で増大し(図4に
おける線OA)、その後は、出力圧は入力圧に対して減
圧された状態で増大する(図4における線AB)。そし
て、図4における折点Aは、車載荷重に応じた付勢力F
X に支配され、車載荷重が増大すると、矢印方向に移
動する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、荷重応動型
制動液圧制御装置は、車両に搭載された状態で所望とす
る空荷特性に調整しなければならない。
【0012】空荷特性の調整は、車両の空荷状態におい
てブレーキ操作を行ったとき、上記折点Aが設計上予め
設定した値になるように、センサスプリング22の張力
を調整することによって行われる。例えば、センサスプ
リング22を弱く引張った状態で入力圧室14に上記予
め設定した値P3 になるまで油液を供給する。この状
態においては、出力圧室15の圧力は図4におけるポイ
ントC′に対応している。次いで、入力圧室14を圧力
P3 に保持したまま、出力圧室15の圧力を測定機(
X−Yレコーダー等)で測定しながら、センサスプリン
グ22の他端22bを移動させて張力を徐々に強める。 すると、センサスプリング22の他端22bがある位置
になると、出力圧がポイントCとなる。この位置が所望
とする空荷特性の折点Aに対応するセンサスプリング2
2の他端の取付け位置である。
【0013】しかしながら、装置を車両に搭載した状態
で、上記調整を行うことは、作業が極めて煩雑になる。
【0014】そこで、上記調整は、ベンチにて行われる
。そして、そのときのセンサレバー21の位置を印し、
かつセンサスプリング22の引張長を計測しておいて、
車両搭載時にこれを再現させている。しかしながら、こ
れでも作業は煩雑である。
【0015】そこで、本発明の目的は、車両への搭載作
業が容易になる荷重応動型制動液圧制御装置の取付け方
法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の荷重応動型制動
液圧制御装置の取付け方法は、ベンチにおいて、プロポ
ーショニングバルブを仮止め設置し、センサスプリング
の自由端部を移動させて装置が所望とする空荷特性をも
つように調整して該自由端部を仮止めし、次いでレバー
を上動させて上記センサスプリングを所定長に伸長させ
、該レバーをその位置に維持させながらストッパボルト
を該レバーに当接させて該ストッパボルトをその位置に
固定するとともにその状態のスプリングの長さを保持固
定し、この状態で装置を車両に再現実装させた後に、ス
プリングの保持固定を解除させる。
【0017】
【作  用】本発明の荷重応動型制動液圧制御装置の取
付け方法では、ベンチにおいて所望とする空荷特性に調
整された装置を、さらにセンサスプリングの取付位置を
仮止めした状態で、センサレバーを上動させてセンサス
プリングを所定長に伸長させ、次いで、その状態をゲー
ジで確保しながらストッパボルトをレバーに当接するま
で締付けた後に、ベンチから取外される。そして、その
装置は、まずプロポーショニングバルブを車両のフレー
ムに設置するとともに、センサスプリングの自由端を車
軸に仮止めし、センサレバーをストッパボルトに突当て
た後にセンサスプリングの自由端を車軸に固定し、最後
にゲージを取外して車両に実装される。このようにして
実装された装置は、所望とする空荷特性が維持される。
【0018】
【実施例】図1および図2は本発明に係る荷重応動型制
動液圧制御装置の取付け方法を説明するための図である
【0019】この装置のプロポーショニングバルブ30
は、バルブハウジング31内に挿通されたプランジャ3
2のピストン33によって、入力圧室34と出力圧室3
5とに画成されている。ハウジング31には、通路36
が形成されており、該通路によって入力圧室34と出力
圧室35とが連通されている。プランジャ32の先端に
はボール状の弁体37が配設されており、該弁体37は
、リターンスプリング37aに付勢されてハウジング3
1内の弁座38に当接し、入力圧室34と出力圧室35
との連通を断つ。しかし、プランジャ32は、無負荷状
態において、スプリング39の付勢力によって、弁体3
7を押開いている。
【0020】このプロポーショニングバルブ30では、
入力圧室34が図示しないマスタシリンダに連通され、
出力圧室35が図示しないホイールシリンダに連通され
る。
【0021】センサ部40は、図3に示したものと同様
で、センサレバー41およびセンサスプリング42を備
えている。そして、センサスプリング42の付勢力は、
センサレバー41を介してアクチュエーティングロッド
41aに伝達され、該ロッド41aによってプランジャ
32を力FX で押込む。
【0022】この装置では、ブレーキ操作を行うと、マ
スタシリンダの油液は、入力圧室34に供給され、通路
36、弁体37と弁座38との間を経て出力圧室35に
送給される。そして、出力圧室35の圧力が所定の圧力
に達すると、従来のプロポーショニングバルブと同様に
プランジャ32が上記力FX に打勝って作動される。 したがって、弁体37は弁座38に当接し、入力圧室3
4と出力圧室35との間を遮断する。さらに入力圧室3
4に油液が供給されると、プランジャ32によって弁体
37が押開かれ、入力圧室34の油液は出力圧室35に
供給され、以後上記動作を繰返しながら、従来の装置と
同様にホイールシリンダに油液が供給される。
【0023】ところで、この装置は、車両に搭載される
以前に、ベンチにおいてセンサスプリング42の自由端
42bを動かすことによって、所望とする空荷特性をも
つように調整される。この調整は、上記した従来と同様
の方法で行われる。図1は所望とする空荷特性に調整さ
れた状態であり、センサスプリング42の自由端42b
はボルト50を介してベンチ上に支持固定される。この
ときのセンサスプリング42の長さをLo とする。但
し、この長さLo は装置毎にばらつきがある。
【0024】次いで、センサスプリング42の自由端4
2bをそこに支持させた状態で、センサレバー41を上
方へ回動させ、図1において2点鎖線で示したように、
センサスプリング42を長さLに伸長させる。この長さ
Lは予め適宜に決定された長さであり、車両の最大積荷
時のセンサスプリング42の長さよりは大きい。この状
態で、ボルト50とセンサレバー41とにゲージ51(
図2参照)をそれぞれ係合し、それによってセンサスプ
リング42の長さをLに固定する。
【0025】次いで、バルブハウジング31に立設して
いるストッパボルト43をその頭部43aがセンサレバ
ー41に当接するまで締付け、そこでロックナット43
bを締付けてストッパボルト43をロックする。そして
、この装置はベンチから取外される。
【0026】装置は、この状態で車両まで運ばれる。そ
して、図2に示したように、バルブハウジング31をブ
ラケット52を介してシャーシ53に設置し、センサレ
バー41をストッパボルト43の頭部43aに突当てた
状態で、センサスプリング42の自由端42bをブラケ
ット54を介して車軸55に設置し、その後、ゲージ5
1を取付けボルト50およびセンサレバー41から取外
して、装置の車両への取付けを完了する。
【0027】このように設置された装置は、ベンチにお
いて調整された状態が再現される。
【0028】なお、上記実施例では、ゲージ51を装置
に取付けたままで、装置をベンチから車両まで運んでい
るが、ゲージ51を一旦取外し、装置を車両に設置する
際に再び取付けてもよい。また、装置を車両に設置する
場合に、その設置態様によっては、ベンチにおいて設定
したセンサスプリング42の伸長量Lを補正しなければ
ならない。このような場合には、補正したゲージを使用
して装置を車両に設置すればよい。
【0029】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る荷重応動
型制動液圧制御装置の取付け方法によれば、ベンチにお
いて調整された装置をそのまま車両に取付ければよく、
その作業が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る荷重応動型制動液圧制御装置の取
付け方法の第1作業工程を示したもので、装置の縦断面
を示している。
【図2】本発明に係る装置の取付方法の第2作業工程を
示した図である。
【図3】従来から採用されている荷重応動型制動液圧制
御装置を示した断面図である。
【図4】荷重応動型制動液圧制御装置の特性を示したグ
ラフである。
【符号の説明】
30  プロポーショニングバルブ 31  バルブハウジング 40  センサ部 41  センサレバー 42  センサスプリング 42b  自由端 43  ストッパボルト 43a  頭部 50  取付けボルト 51  ゲージ 52  ブラケット 53  シャーシ 54  ブラケット 55  車軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ベンチにおいて、プロポーショニング
    バルブを仮止め設置し、センサスプリングの自由端部を
    移動させて装置が所望とする空荷特性をもつように調整
    して該自由端部を仮止めし、次いでレバーを上動させて
    上記センサスプリングを所定長に伸長させ、該レバーを
    その位置に維持させながらストッパボルトを該レバーに
    当接させて該ストッパボルトをその位置に固定するとと
    もにその状態のスプリングの長さを保持固定し、この状
    態で装置を車両に再現実装させた後に、スプリングの保
    持固定を解除させることを特徴とする荷重応動型制動液
    圧制御装置の取付け方法。
JP16093991A 1991-06-05 1991-06-05 荷重応動型制動液圧制御装置のストッパボルトの固定方法 Pending JPH04365659A (ja)

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