JPH04365516A - ワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路 - Google Patents

ワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路

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JPH04365516A
JPH04365516A JP16524591A JP16524591A JPH04365516A JP H04365516 A JPH04365516 A JP H04365516A JP 16524591 A JP16524591 A JP 16524591A JP 16524591 A JP16524591 A JP 16524591A JP H04365516 A JPH04365516 A JP H04365516A
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JP
Japan
Prior art keywords
wire electrode
light emitting
wire
contact detection
discharge machine
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16524591A
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English (en)
Inventor
Yasuo Suzuki
鈴木 靖夫
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Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ放電加工機に使
用されるワイヤ電極が垂直になっているか否かを検出す
るワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ放電加工機は、ワークとワイヤ電
極との間に放電を発生させることによりワークを加工す
る装置である。この装置による加工において、ワイヤ電
極はワークに対して所定の間隙を介して対向し、かつ上
下方向に走行せしめられるが、当該ワイヤ電極が上下方
向に対して正確に垂直に張設されていないとワークに対
する正確な加工はできない。このため、加工において、
ワークを取換える度にワイヤ電極垂直度検出回路を用い
てワイヤ電極の垂直度が検査される。このようなワイヤ
電極垂直度検出回路を図により説明する。
【0003】図6は従来のワイヤ放電加工機のワイヤ電
極垂直度検出回路の構成図である。図で、1は被加工物
であるワークを載置するテーブルであり、X軸方向およ
びY軸方向に駆動可能となっている。2はワイヤ電極、
3はワイヤ電極2が巻回収納され加工中に繰出される繰
出しボビン、4は加工中にワイヤ電極2を繰出しボビン
3から引出して巻取る巻取りボビン、5は案内ローラで
ある。6Uは上側ワイヤガイド、6Dは下側ワイヤガイ
ドであり、それぞれワイヤ電極2を案内するとともに、
図示しない駆動機構により、U軸方向(X軸方向に平行
)およびV軸方向(Y軸方向に平行)へ移動可能となっ
ている。7はテーブル1とワイヤ電極2との間に接続さ
れる電源であり、テーブル1側が正極性、ワイヤ電極2
側が負極性である。8は電源7の電力をワイヤ電極2へ
給電する給電子である。
【0004】10はテーブル1の所定の箇所に設置され
た導電体の円柱、11U、11Dは円柱10の上下に支
持された絶縁リング、12U、12Dは各絶縁リング1
1U、11Dの外面に固定された接触検出リングである
。接触検出リング12Uの外面と接触検出リング12D
の外面とは同一円筒の一部となるように形成され、円柱
10の底面に対して垂直である。各接触検出リング12
U、12Dの外面の所定部分は図示のとおりワイヤ電極
2と対向している。13U、13Dはそれぞれ接触検出
リング12U、12Dに接続された限流抵抗器、14U
、14Dはそれぞれ限流抵抗器13U、13Dと円柱1
0との間に接続された発光ダイオードである。円柱10
、絶縁リング11U、11D、接触検出リング12U、
12D、限流抵抗器13U、13D、発光ダイオード1
4U、14Dにより垂直出し治具15が構成される。
【0005】1つのワークの加工が終了し、次のワーク
の加工が開始される前に、上記垂直出し治具15を用い
てワイヤ電極2の垂直度が検出される。即ち、図示の状
態でテーブル1がワイヤ電極2の方へ移動せしめられた
とき、ワイヤ電極2が垂直に張設されている場合には、
ワイヤ電極2が接触検出リング12U、12Dに同時に
接触するので、発光ダイオード14U、14Dは同時に
発光する。しかし、ワイヤ電極2が、例えば図で左側に
傾斜していると、ワイヤ電極2は接触検出リング12U
に最初に接触し、発光ダイオード14Uのみが発光する
。これにより、ワイヤ電極2の非垂直性が検出されるの
で、いずれかのワイヤガイド6U、6Dが移動され、ワ
イヤ電極2の垂直度が修正される。このように発光ダイ
オード14U、14Dが同時に発光するまでワイヤ電極
2の垂直度の修正が行われ、垂直が得られたとき次のワ
ークの加工が開始される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ワイヤ電極2の垂
直度の検出は、上述のようにワーク取替え時に行われ、
かつ、ワイヤ電極2を走行させながら行われる。ところ
で、ワイヤ放電加工機による加工中、放電個所には加工
液(水)が放出されているので、垂直度の検出時に、走
行しているワイヤ電極2には水滴が付着していることが
多い。この場合、ワイヤ電極2と接触検出リング12U
、12Dとの間には水滴が介在することとなり、両者が
非接触状態にあるにもかかわらず当該水滴を介して電流
が流れ、発光ダイオード14U、14Dのいずれか又は
両方が発光し、正確な検出ができなくなる。さらに、当
該水滴を電流が通過することにより電気分解が生じ、正
極性側である接触検出リング12U、12Dに損傷を生
じる。図7はこのような損傷を説明する断面図である。 ワイヤ電極2と接触検出リング12Uとの間に介在する
水滴に電流が流れると接触検出リング12U側に符号A
で示す損傷が生じる。この損傷Aの大きさは接触検出リ
ング12Uの表面からの深さδで表される。このような
損傷は、当然垂直度の正確な検出を損なうこととなる。 なお、当該損傷は、ワイヤ電極2と接触検出リング12
U、12Dとの非接触時の微小放電や接触時の接触抵抗
による熱溶融によっても発生する。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、ワイヤ電極の垂直度を精度良く検出するこ
とができるワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回
路を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、テーブル上に載置された導電性の支持体
と、この支持体の上下に絶縁物を介しワイヤ電極に対向
して支持された接触検出部と、前記テーブルと前記ワイ
ヤ電極との間に接続された電源と、前記支持体と前記各
接触検出部との間に限流抵抗器を介して接続された各発
光ダイオードとを備えたワイヤ放電加工機のワイヤ電極
垂直度検出回路において、前記発光ダイオードおよび前
記限流抵抗器の各直列回路に並列にダミー抵抗器を接続
したことを特徴とする。
【0009】
【作用】ワイヤ電極の垂直度検出時、ワイヤ電極と接触
検出部との間に液体が介在し、これに電流が流れても、
この電流の一部はダミー抵抗器に分流するので、発光ダ
イオードには発光に充分な電流は流れず、液体の介在に
よる発光ダイオードの発光は生じない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係るワイヤ放電加工機の
ワイヤ電極垂直度検出回路の構成図である。図で、図6
に示す部分と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。本実施例が従来装置と異なるのは、限流抵抗器1
3Uと発光ダイオード14Uとの直列回路に並列にダミ
ー抵抗器16Uが接続され、かつ、限流抵抗器13Dと
発光ダイオード14Dとの直列回路に並列にダミー抵抗
器16Dが接続されている点のみであり、他の構成は同
一である。ダミー抵抗器16U、16Dを接続した本実
施例の垂直出し治具が符号17で示されている。ワイヤ
電極2の垂直度検出時、ワイヤ電極2と接触検出リング
12Uとの間に流れる電流は、ダミー抵抗器16Uと、
発光ダイオード14Uおよび限流抵抗器13Uの直列回
路の両方に分流する。したがって、ダミー抵抗器16U
の抵抗値を適切な値に選定することにより発光ダイオー
ド14Uへの電流値を減少させ、その発光を阻止するこ
とができる。ダミー抵抗器16Dについても同様である
【0011】図2は上記ダミー抵抗器16U、16Dの
抵抗値を決定するための実験装置の概略構成図、図3は
図2に示す回路の等価回路図である。各図で、7は図1
に示すものと同じ電源、13は限流抵抗器13U、13
Dに相当する限流抵抗器(可変抵抗器)、14は発光ダ
イオード14U、14Dと同じ発光ダイオード、16は
ダミー抵抗器16U、16Dに相当するダミー抵抗器(
可変抵抗器)である。21は加工液(この場合水であり
、導電度約200μS/cm)が注入されたビーカー、
20はワイヤ電極2に相当する電極、120は接触検出
リング12U、12Dに相当する電極、22は電極20
、120間を短絡又は開放するスイッチである。電極2
0、120は外径2mmの被覆線の先端の被覆を10m
m除去したものを用い、かつ、両者の間隔は2〜5mm
とし加工液内に挿入した。又、発光ダイオード14には
、電流1mA程度で発光するものを用いた。
【0012】この実験装置において、最初に、スイッチ
22をONとすることにより、ワイヤ電極2と接触検出
リング12U(又は接触検出リング12D)とが接触し
たときと同じ状態とし、この状態で発光ダイオード14
が発光開始するように限流抵抗器13を調整する。次に
、スイッチ22をOFFとすることにより、ワイヤ電極
2と接触検出リング12U(又は接触検出リング12D
)との間に水滴が介在したときと同じ状態とし、この状
態で水滴を通って発光ダイオード14に流れる電流が発
光ダイオード14を発光させないように、ダミー抵抗器
16を調整する。このような実験により得られた数値例
2つを例示する。電源7の電圧を5Vとした場合、限流
抵抗器13U、13Dの抵抗値は約4KΩ、ダミー抵抗
器16U、16Dの抵抗値は約2KΩであり、又、電源
7の電圧を3Vとした場合、限流抵抗器13U、13D
の抵抗値は約2KΩ、ダミー抵抗器16U、16Dの抵
抗値は約1.5KΩであった。
【0013】ここで、本実施例における電源7の電圧に
ついて述べる。前述のように、ワイヤ電極2と接触検出
リング12U、12Dとの間に介在する水滴を通る電流
により接触検出リング12U、12Dに損傷δ(図7)
が生じる。この損傷は電流が大きいほど大きくなる。ワ
イヤ電極2と接触検出リング12U、12Dとの間の微
小放電、又は両者の接触抵抗による損傷についても同様
である。したがって、当該損傷を小さくするには電源7
の電圧を、発光ダイオード14U、14Dの発光性能を
考慮しながらできるだけ小さく抑える必要がある。図4
は電源電圧として直流定電圧を用いた場合の両者の接触
時の損傷量の特性図、図5は電源電圧として直流パルス
電圧(パルス幅15μs、パルス間隔200μs)を用
いた場合の両者の接触時の損傷量の特性図である。各図
で、横軸に接触回数、縦軸に損傷量(μm)がとってあ
る。いずれの場合も、電圧を5Vとしたとき、発光ダイ
オード14U、14Dの発光を充分に維持しながら損傷
量を極めて微小に抑えることができるのを確認すること
ができた。
【0014】このように、本実施例では、限流抵抗器1
3U、13Dと発光ダイオード14U、14Dの直列回
路に並列にダミー抵抗器16U、16Dを接続したので
、発光ダイオード14U、14Dに流れる電流をダミー
抵抗器16U、16Dに分流させることができ、ワイヤ
電極2と接触検出リング12U、12Dとの間に水滴が
介在しても発光ダイオード14U、14Dの発光を阻止
することができる。又、電源電圧を5V又はそれ以下に
抑えるようにしたので、実質的に接触検出リング12U
、12Dの損傷を防止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、限流抵
抗器と発光ダイオードとの直列回路に並列にダミー抵抗
器を接続したので、ワイヤ電極と接触検出部との間に加
工液が介在しても発光ダイオードの発光を阻止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るワイヤ放電加工機のワイ
ヤ電極垂直度検出回路の構成図である。
【図2】図1に示す限流抵抗器およびダミー抵抗器の抵
抗値を定める実験装置の構成図である。
【図3】図2に示す回路の等価回路図である。
【図4】ワイヤ電極と接触検出リングの接触回数に対す
る損傷量の特性図である。
【図5】ワイヤ電極と接触検出リングの接触回数に対す
る損傷量の特性図である。
【図6】従来のワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検
出回路の構成図である。
【図7】接触検出リングに生じる損傷の説明図である。
【符号の説明】
2  ワイヤ電極 7  電源 8  給電子 10  円柱 11U、11D  絶縁リング 12U、12D  接触検出リング 13U、13D  限流抵抗器 14U、14D  発光ダイオード 16U、16D  ダミー抵抗器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  テーブル上に載置された導電性の支持
    体と、この支持体の上下に絶縁物を介しワイヤ電極に対
    向して支持された接触検出部と、前記テーブルと前記ワ
    イヤ電極との間に接続された電源と、前記支持体と前記
    各接触検出部との間に限流抵抗器を介して接続された各
    発光ダイオードとを備えたワイヤ放電加工機のワイヤ電
    極垂直度検出回路において、前記発光ダイオードおよび
    前記限流抵抗器の各直列回路に並列にダミー抵抗器を接
    続したことを特徴とするワイヤ放電加工機のワイヤ電極
    垂直度検出回路。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記限流抵抗器お
    よび前記ダミー抵抗器の各抵抗値は、前記ワイヤ電極と
    前記接触検出部間の加工液の存在によって前記発光ダイ
    オードが発光しない値に選定されていることを特徴とす
    るワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路。
JP16524591A 1991-06-11 1991-06-11 ワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路 Withdrawn JPH04365516A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903