JPH06270017A - ワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路 - Google Patents
ワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路Info
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- JPH06270017A JPH06270017A JP6039293A JP6039293A JPH06270017A JP H06270017 A JPH06270017 A JP H06270017A JP 6039293 A JP6039293 A JP 6039293A JP 6039293 A JP6039293 A JP 6039293A JP H06270017 A JPH06270017 A JP H06270017A
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- wire electrode
- voltage
- wire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接触検出部を損傷することなく発光ダイオー
ドを確実に発光させることができ、かつ、この発光を確
認することができるワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直
度検出回路の提供。 【構成】 垂直度検出時、ワイヤ電極2は走行状態にあ
り、接触検出リング12U、12Dに現れる電圧は大き
く変化する。この電圧の絶対値が電圧Vvef以上のとき
比較増幅器20U、20Dから信号が出力され、この信
号によりワンショットマルチバイブレータ21U、21
Dから所定時間継続して信号が出力され、この信号によ
りフォトカプラ24U、24Dが作動して発光ダイオー
ド24U、24Dが少なくとも当該所定時間発光する。
接触検出リング12U、12Dの電源7は発光ダイオー
ド14U、14Dの電源と異なる。
ドを確実に発光させることができ、かつ、この発光を確
認することができるワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直
度検出回路の提供。 【構成】 垂直度検出時、ワイヤ電極2は走行状態にあ
り、接触検出リング12U、12Dに現れる電圧は大き
く変化する。この電圧の絶対値が電圧Vvef以上のとき
比較増幅器20U、20Dから信号が出力され、この信
号によりワンショットマルチバイブレータ21U、21
Dから所定時間継続して信号が出力され、この信号によ
りフォトカプラ24U、24Dが作動して発光ダイオー
ド24U、24Dが少なくとも当該所定時間発光する。
接触検出リング12U、12Dの電源7は発光ダイオー
ド14U、14Dの電源と異なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ放電加工機に使
用されるワイヤ電極が垂直になっているか否かを検出す
るワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路に関す
る。
用されるワイヤ電極が垂直になっているか否かを検出す
るワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ放電加工機は、ワークとワイヤ電
極との間に放電を発生させることによりワークを加工す
る装置である。この装置による加工において、ワイヤ電
極はワークに対して所定の間隙を介して対向し、かつ上
下方向に走行せしめられるが、当該ワイヤ電極が上下方
向に対して正確に垂直に張設されていないとワークに対
する正確な加工はできない。このため、加工時、ワーク
を取換える度にワイヤ電極垂直度検出回路を用いてワイ
ヤ電極の垂直度が検査される。このようなワイヤ電極垂
直度検出回路を図により説明する。
極との間に放電を発生させることによりワークを加工す
る装置である。この装置による加工において、ワイヤ電
極はワークに対して所定の間隙を介して対向し、かつ上
下方向に走行せしめられるが、当該ワイヤ電極が上下方
向に対して正確に垂直に張設されていないとワークに対
する正確な加工はできない。このため、加工時、ワーク
を取換える度にワイヤ電極垂直度検出回路を用いてワイ
ヤ電極の垂直度が検査される。このようなワイヤ電極垂
直度検出回路を図により説明する。
【0003】図5は従来のワイヤ放電加工機のワイヤ電
極垂直度検出回路の構成図である。図で、1は被加工物
であるワークを載置するテーブルであり、X軸方向およ
びY軸方向に駆動可能となっている。2はワイヤ電極、
3はワイヤ電極2が巻回収納され加工中に繰出される繰
出しボビン、4は加工中にワイヤ電極2を繰出しボビン
3から引出して巻取る巻取りボビン、5は案内ローラで
ある。6Uは上側ワイヤガイド、6Dは下側ワイヤガイ
ドであり、それぞれワイヤ電極2を案内するとともに、
図示しない駆動機構により、U軸方向(X軸方向に平
行)およびV軸方向(Y軸方向に平行)へ移動可能とな
っている。7はテーブル1とワイヤ電極2との間に接続
される電源であり、テーブル1側が正極性、ワイヤ電極
2側が負極性である。8は電源7の電力をワイヤ電極2
へ給電する給電子である。
極垂直度検出回路の構成図である。図で、1は被加工物
であるワークを載置するテーブルであり、X軸方向およ
びY軸方向に駆動可能となっている。2はワイヤ電極、
3はワイヤ電極2が巻回収納され加工中に繰出される繰
出しボビン、4は加工中にワイヤ電極2を繰出しボビン
3から引出して巻取る巻取りボビン、5は案内ローラで
ある。6Uは上側ワイヤガイド、6Dは下側ワイヤガイ
ドであり、それぞれワイヤ電極2を案内するとともに、
図示しない駆動機構により、U軸方向(X軸方向に平
行)およびV軸方向(Y軸方向に平行)へ移動可能とな
っている。7はテーブル1とワイヤ電極2との間に接続
される電源であり、テーブル1側が正極性、ワイヤ電極
2側が負極性である。8は電源7の電力をワイヤ電極2
へ給電する給電子である。
【0004】10はテーブル1の所定の箇所に設置され
た導電体の円柱、11U、11Dは円柱10の上下に支
持された絶縁リング、12U、12Dは各絶縁リング1
1U、11Dの外面に固定された接触検出リングであ
る。接触検出リング12Uの外面と接触検出リング12
Dの外面とは同一円筒の一部となるように形成され、円
柱10の底面に対して垂直である。各接触検出リング1
2U、12Dの外面の所定部分は図示のとおりワイヤ電
極2と対向している。13U、13Dはそれぞれ接触検
出リング12U、12Dに接続された限流抵抗器、14
U、14Dはそれぞれ限流抵抗器13U、13Dと円柱
10との間に接続された発光ダイオードである。円柱1
0、絶縁リング11U、11D、接触検出リング12
U、12D、限流抵抗器13U、13D、発光ダイオー
ド14U、14Dにより垂直出し治具15が構成され
る。
た導電体の円柱、11U、11Dは円柱10の上下に支
持された絶縁リング、12U、12Dは各絶縁リング1
1U、11Dの外面に固定された接触検出リングであ
る。接触検出リング12Uの外面と接触検出リング12
Dの外面とは同一円筒の一部となるように形成され、円
柱10の底面に対して垂直である。各接触検出リング1
2U、12Dの外面の所定部分は図示のとおりワイヤ電
極2と対向している。13U、13Dはそれぞれ接触検
出リング12U、12Dに接続された限流抵抗器、14
U、14Dはそれぞれ限流抵抗器13U、13Dと円柱
10との間に接続された発光ダイオードである。円柱1
0、絶縁リング11U、11D、接触検出リング12
U、12D、限流抵抗器13U、13D、発光ダイオー
ド14U、14Dにより垂直出し治具15が構成され
る。
【0005】1つのワークの加工が終了し、次のワーク
の加工が開始される前に、上記垂直出し治具15を用い
てワイヤ電極2の垂直度が検出される。即ち、図示の状
態でテーブル1がワイヤ電極2の方へ移動せしめられた
とき、ワイヤ電極2が垂直に張設されている場合には、
ワイヤ電極2に接触検出リング12U、12Dが同時に
接触するので、発光ダイオード14U、14Dは同時に
発光する。しかし、ワイヤ電極2が、例えば図で左側に
傾斜していると、接触検出リング12Uが最初にワイヤ
電極2に接触し、発光ダイオード14Uのみが発光す
る。これにより、ワイヤ電極2の非垂直性が検出される
ので、ワイヤガイド6U、6Dのいずれかが移動せしめ
られ、ワイヤ電極2の垂直度が修正される。このように
発光ダイオード14U、14Dが同時に発光するまでワ
イヤ電極2の垂直度の修正が行われ、垂直が得られたと
き次のワークの加工が開始される。
の加工が開始される前に、上記垂直出し治具15を用い
てワイヤ電極2の垂直度が検出される。即ち、図示の状
態でテーブル1がワイヤ電極2の方へ移動せしめられた
とき、ワイヤ電極2が垂直に張設されている場合には、
ワイヤ電極2に接触検出リング12U、12Dが同時に
接触するので、発光ダイオード14U、14Dは同時に
発光する。しかし、ワイヤ電極2が、例えば図で左側に
傾斜していると、接触検出リング12Uが最初にワイヤ
電極2に接触し、発光ダイオード14Uのみが発光す
る。これにより、ワイヤ電極2の非垂直性が検出される
ので、ワイヤガイド6U、6Dのいずれかが移動せしめ
られ、ワイヤ電極2の垂直度が修正される。このように
発光ダイオード14U、14Dが同時に発光するまでワ
イヤ電極2の垂直度の修正が行われ、垂直が得られたと
き次のワークの加工が開始される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記垂直出
し治具15において、直流電源7の電圧が高いと接触検
出リング12U、12Dに損傷が生じる。即ち、垂直出
し作業中にテーブル1が移動せしめられ接触検出リング
12U、12Dとワイヤ電極2とが近接したとき、両者
間に発生する微小放電、又は両者間に介在する水滴によ
る電解作用により、或いは両者が接触したときの接触抵
抗により生じる熱溶融により、接触検出リング12U、
12Dが損傷を受けるのである。接触検出リング12
U、12Dにこのような損傷が生じると、それ以後の垂
直出しの調整精度に悪影響を及ぼすのは明らかである。
上記のような損傷を防止するためには、直流電源7の電
圧を低い電圧に選定すればよいが、当該電圧は発光ダイ
オード14U、14Dを発光させるに充分な電圧である
ことが必要である。そして、この電圧は約1.7V以上
である。一方、実験によると、上記損傷を防止するのに
充分な電圧は約1.5V程度であり、この結果、いずれ
をも満足する電圧の選定は不可能である。
し治具15において、直流電源7の電圧が高いと接触検
出リング12U、12Dに損傷が生じる。即ち、垂直出
し作業中にテーブル1が移動せしめられ接触検出リング
12U、12Dとワイヤ電極2とが近接したとき、両者
間に発生する微小放電、又は両者間に介在する水滴によ
る電解作用により、或いは両者が接触したときの接触抵
抗により生じる熱溶融により、接触検出リング12U、
12Dが損傷を受けるのである。接触検出リング12
U、12Dにこのような損傷が生じると、それ以後の垂
直出しの調整精度に悪影響を及ぼすのは明らかである。
上記のような損傷を防止するためには、直流電源7の電
圧を低い電圧に選定すればよいが、当該電圧は発光ダイ
オード14U、14Dを発光させるに充分な電圧である
ことが必要である。そして、この電圧は約1.7V以上
である。一方、実験によると、上記損傷を防止するのに
充分な電圧は約1.5V程度であり、この結果、いずれ
をも満足する電圧の選定は不可能である。
【0007】さらに、上記ワイヤ電極2の垂直度の検出
は、実加工に近い状態で垂直出し調整を行う必要がある
ため、ワイヤ電極2を走行させながら行われる。このよ
うなワイヤ電極2の走行状態において、ワイヤ電極2と
接触検出リング12U、12Dとが微小接触したとき、
両者間には接離が繰返され、その接触時間は数μse
c、その周期は最小5μsec程度である。このような
短時間の接触では発光ダイオード14U、14Dは応答
不可能であり、発光しない。したがって、垂直度検出に
おける接触感度を著しく悪化する。
は、実加工に近い状態で垂直出し調整を行う必要がある
ため、ワイヤ電極2を走行させながら行われる。このよ
うなワイヤ電極2の走行状態において、ワイヤ電極2と
接触検出リング12U、12Dとが微小接触したとき、
両者間には接離が繰返され、その接触時間は数μse
c、その周期は最小5μsec程度である。このような
短時間の接触では発光ダイオード14U、14Dは応答
不可能であり、発光しない。したがって、垂直度検出に
おける接触感度を著しく悪化する。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、接触検出部とワイヤ電極との接触時に接触
検出部の損傷を防止し、しかも発光ダイオードを確実に
発光させることができ、ひいてはワイヤ電極の垂直度を
精度良く検出することができるワイヤ放電加工機のワイ
ヤ電極垂直度検出回路を提供するにある。
題を解決し、接触検出部とワイヤ電極との接触時に接触
検出部の損傷を防止し、しかも発光ダイオードを確実に
発光させることができ、ひいてはワイヤ電極の垂直度を
精度良く検出することができるワイヤ放電加工機のワイ
ヤ電極垂直度検出回路を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、テーブル上に載置された導電性の支持体
と、この支持体の上下に絶縁物を介しワイヤ電極に対向
して支持された接触検出部と、前記テーブルと前記ワイ
ヤ電極との間に接続された電源と、前記各接触検出部と
対応する各発光ダイオードとを備えたワイヤ放電加工機
のワイヤ電極垂直度検出回路において、前記支持体と前
記各接触検出部とを接続する抵抗器と、前記各接触検出
部の電圧と所定電圧とを比較し前記各接触検出部の電圧
が前記所定電圧以下となったとき信号を出力する電圧比
較手段と、この電圧比較手段からの信号が入力されたと
き所定時間継続して信号を出力する信号発生手段と、こ
の信号発生手段の出力信号により前記発光ダイオードの
点灯回路を閉じる開閉手段とを設けたことを特徴とす
る。
め、本発明は、テーブル上に載置された導電性の支持体
と、この支持体の上下に絶縁物を介しワイヤ電極に対向
して支持された接触検出部と、前記テーブルと前記ワイ
ヤ電極との間に接続された電源と、前記各接触検出部と
対応する各発光ダイオードとを備えたワイヤ放電加工機
のワイヤ電極垂直度検出回路において、前記支持体と前
記各接触検出部とを接続する抵抗器と、前記各接触検出
部の電圧と所定電圧とを比較し前記各接触検出部の電圧
が前記所定電圧以下となったとき信号を出力する電圧比
較手段と、この電圧比較手段からの信号が入力されたと
き所定時間継続して信号を出力する信号発生手段と、こ
の信号発生手段の出力信号により前記発光ダイオードの
点灯回路を閉じる開閉手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】ワイヤ電極の垂直度検出時、ワイヤ電極と接触
検出部とが接触すると、この接触は電圧比較手段により
検出され、この検出の結果、信号発生手段から所定時間
継続して信号が出力される。この信号により、発光ダイ
オードの点灯回路の開閉手段が閉じられ、発光ダイオー
ドが発光する。接触検出部の電圧の処理回路と発光ダイ
オードの点灯回路とは別回路とされているので、接触検
出部やワイヤ電極に対する電源電圧は損傷を生じない低
電圧に、又発光ダイオードの点灯回路の電圧は発光に充
分な高い電圧に選定することができる。さらに、接触検
出部とワイヤ電極とが瞬間的に接触するだけで少なくと
も所定時間継続して発光ダイオードの点灯回路が閉じら
れるので、発光ダイオードを確実に発光させ、当該接触
を確実に把握することできる。
検出部とが接触すると、この接触は電圧比較手段により
検出され、この検出の結果、信号発生手段から所定時間
継続して信号が出力される。この信号により、発光ダイ
オードの点灯回路の開閉手段が閉じられ、発光ダイオー
ドが発光する。接触検出部の電圧の処理回路と発光ダイ
オードの点灯回路とは別回路とされているので、接触検
出部やワイヤ電極に対する電源電圧は損傷を生じない低
電圧に、又発光ダイオードの点灯回路の電圧は発光に充
分な高い電圧に選定することができる。さらに、接触検
出部とワイヤ電極とが瞬間的に接触するだけで少なくと
も所定時間継続して発光ダイオードの点灯回路が閉じら
れるので、発光ダイオードを確実に発光させ、当該接触
を確実に把握することできる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係るワイヤ放電加工機の
ワイヤ電極垂直度検出回路の構成図である。図で、図5
に示す部分と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。電源7の電圧は、接触検出リング12U、12D
に損傷を生ぜしめない程度の低い値に選定されている。
又、発光ダイオード14U、14Dは電源7とは別の電
源(V、−V)で駆動される。16U、16Dは円柱1
0と接触検出リング12U、12Dとを接続する抵抗器
である。20Uは比較増幅器であり、接触検出リング1
2Uの電圧を−端子に、又予め定められた設定電圧(−
Vvef )を+端子に入力し、両者を比較する。接触検出
リング12Uの電圧の絶対値が設定電圧の絶対値Vvef
以上のとき、比較増幅器20Uは信号を出力する。21
Uはワンショットマルチバイブレータであり、比較増幅
器20Uからの信号が入力されたとき、予め定められた
所定時間だけ継続して信号を出力する。この所定時間
は、ワンショットマルチバイブレータ21Uの入力パル
ス電圧の周期より充分に長く設定されている。
する。図1は本発明の実施例に係るワイヤ放電加工機の
ワイヤ電極垂直度検出回路の構成図である。図で、図5
に示す部分と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。電源7の電圧は、接触検出リング12U、12D
に損傷を生ぜしめない程度の低い値に選定されている。
又、発光ダイオード14U、14Dは電源7とは別の電
源(V、−V)で駆動される。16U、16Dは円柱1
0と接触検出リング12U、12Dとを接続する抵抗器
である。20Uは比較増幅器であり、接触検出リング1
2Uの電圧を−端子に、又予め定められた設定電圧(−
Vvef )を+端子に入力し、両者を比較する。接触検出
リング12Uの電圧の絶対値が設定電圧の絶対値Vvef
以上のとき、比較増幅器20Uは信号を出力する。21
Uはワンショットマルチバイブレータであり、比較増幅
器20Uからの信号が入力されたとき、予め定められた
所定時間だけ継続して信号を出力する。この所定時間
は、ワンショットマルチバイブレータ21Uの入力パル
ス電圧の周期より充分に長く設定されている。
【0012】22Uは比較増幅器20Uとワンショット
マルチバイブレータ21Uの信号を入力するOR回路、
23Uはオープンコレクタ付きバッファであり、OR回
路22Uからの信号の入力により回路を閉じるスイッチ
ング機能、および増幅機能を有する。24Uはフォトカ
プラであり、発光側の端子がバッファ23Uに、受光側
の端子が発光ダイオード14Uに抵抗器25Uを介して
接続されている。26Uはフォトカプラ24Uと抵抗器
25Uとの間から引出された端子である。なお、接触検
出リング12Dの電圧の処理回路も上記接触検出リング
12Uの電圧の処理回路と同一に構成されており、対応
する素子には添付符号Uに代えて符号Dが付されてい
る。
マルチバイブレータ21Uの信号を入力するOR回路、
23Uはオープンコレクタ付きバッファであり、OR回
路22Uからの信号の入力により回路を閉じるスイッチ
ング機能、および増幅機能を有する。24Uはフォトカ
プラであり、発光側の端子がバッファ23Uに、受光側
の端子が発光ダイオード14Uに抵抗器25Uを介して
接続されている。26Uはフォトカプラ24Uと抵抗器
25Uとの間から引出された端子である。なお、接触検
出リング12Dの電圧の処理回路も上記接触検出リング
12Uの電圧の処理回路と同一に構成されており、対応
する素子には添付符号Uに代えて符号Dが付されてい
る。
【0013】ここで、上記抵抗器16U、16Dの抵抗
値について説明する。ワイヤ放電加工機による加工中、
放電個所には加工液(水)が放出されているので、垂直
度の検出時に、走行しているワイヤ電極2には水滴が付
着していることが多い。この場合、ワイヤ電極2と接触
検出リング12U、12Dとの間には水滴が介在するこ
ととなり、両者が非接触状態にあるにもかかわらず当該
水滴を介して電流が流れ、接触検出リング12U、12
Dのいずれか又は両方に接触時と同様の電圧が現れ、正
確な検出ができなくなる。このような事態を防止するた
め、抵抗器16U、16Dの抵抗値は適切な値に選定さ
れる。この選定方法が図2および図3に示されている。
値について説明する。ワイヤ放電加工機による加工中、
放電個所には加工液(水)が放出されているので、垂直
度の検出時に、走行しているワイヤ電極2には水滴が付
着していることが多い。この場合、ワイヤ電極2と接触
検出リング12U、12Dとの間には水滴が介在するこ
ととなり、両者が非接触状態にあるにもかかわらず当該
水滴を介して電流が流れ、接触検出リング12U、12
Dのいずれか又は両方に接触時と同様の電圧が現れ、正
確な検出ができなくなる。このような事態を防止するた
め、抵抗器16U、16Dの抵抗値は適切な値に選定さ
れる。この選定方法が図2および図3に示されている。
【0014】図2は上記抵抗器16U、16Dの抵抗値
を決定するための実験装置の概略構成図、図3は図2に
示す回路の等価回路図である。各図で、7は図1に示す
ものと同じ電源、16は抵抗器16U、16Dに相当す
る抵抗器(可変抵抗器)である。30は加工液(この場
合水であり、導電度約200μS/cm)が注入された
ビーカー、200はワイヤ電極2に相当する電極、12
0は接触検出リング12U、12Dに相当する電極、3
1は電極200、120間を短絡又は開放するスイッチ
である。電極200、120は外径2mmの被覆線の先
端の被覆を10mm除去したものを用い、かつ、両者の
間隔は2〜5mmとし加工液内に挿入した。T01は電極
120から引出された端子、T02は接地端子であり、こ
れらで検出端子を構成する。なお、図3の抵抗器32は
電極200、120間の加工液の抵抗値を表す。
を決定するための実験装置の概略構成図、図3は図2に
示す回路の等価回路図である。各図で、7は図1に示す
ものと同じ電源、16は抵抗器16U、16Dに相当す
る抵抗器(可変抵抗器)である。30は加工液(この場
合水であり、導電度約200μS/cm)が注入された
ビーカー、200はワイヤ電極2に相当する電極、12
0は接触検出リング12U、12Dに相当する電極、3
1は電極200、120間を短絡又は開放するスイッチ
である。電極200、120は外径2mmの被覆線の先
端の被覆を10mm除去したものを用い、かつ、両者の
間隔は2〜5mmとし加工液内に挿入した。T01は電極
120から引出された端子、T02は接地端子であり、こ
れらで検出端子を構成する。なお、図3の抵抗器32は
電極200、120間の加工液の抵抗値を表す。
【0015】この実験装置において、最初に、スイッチ
31をOFFとし、ワイヤ電極2と接触検出リング12
U(又は接触検出リング12D)とが非接触状態である
が両者間に加工液が介在しているのと同じ状態とし、こ
の状態で検出端子T01、T02間の電圧(比較増幅器2
0U、20Dの入力電圧に相当する)を前述の設定電圧
Vvef より小さくなるように抵抗器16を調整す
る。この場合、加工液により存在する抵抗器32の抵抗
値に対して抵抗器16の抵抗値が大き過ぎると電源7の
電圧がそのまま検出端子T01、T02間に現れ、非接触に
もかかわらず比較増幅器20U、20Dから信号が出力
されることになり不都合であるので、ある程度小さ値に
セットする。次に、スイッチ31をONとすることによ
り、ワイヤ電極2と接触検出リング12U(又は接触検
出リング12D)とが接触したときと同じ状態とし、こ
の状態で電源7の電圧が検出端子T01、T02に現れるこ
とを確認する。もし現れなければ抵抗器16の抵抗値が
小さ過ぎることになる。このような実験により得られた
数値例の1つとして、設定電圧Vvef を1Vとした場
合、抵抗器16U、16Dの抵抗値は約2Kオームが適
切な値であることが判った。
31をOFFとし、ワイヤ電極2と接触検出リング12
U(又は接触検出リング12D)とが非接触状態である
が両者間に加工液が介在しているのと同じ状態とし、こ
の状態で検出端子T01、T02間の電圧(比較増幅器2
0U、20Dの入力電圧に相当する)を前述の設定電圧
Vvef より小さくなるように抵抗器16を調整す
る。この場合、加工液により存在する抵抗器32の抵抗
値に対して抵抗器16の抵抗値が大き過ぎると電源7の
電圧がそのまま検出端子T01、T02間に現れ、非接触に
もかかわらず比較増幅器20U、20Dから信号が出力
されることになり不都合であるので、ある程度小さ値に
セットする。次に、スイッチ31をONとすることによ
り、ワイヤ電極2と接触検出リング12U(又は接触検
出リング12D)とが接触したときと同じ状態とし、こ
の状態で電源7の電圧が検出端子T01、T02に現れるこ
とを確認する。もし現れなければ抵抗器16の抵抗値が
小さ過ぎることになる。このような実験により得られた
数値例の1つとして、設定電圧Vvef を1Vとした場
合、抵抗器16U、16Dの抵抗値は約2Kオームが適
切な値であることが判った。
【0016】ここで、本実施例の動作を図4に示す電圧
波形図を参照しながら説明する。なお、以下の説明では
上側の接触検出リング12Uとワイヤ電極2との間の接
触状態について述べるが、下側の接触検出リング12D
とワイヤ電極2との間の接触状態についても同じであ
る。図4で、横軸には時間、縦軸には電圧がとってあ
る。Aは比較増幅器20Uの入力電圧(接触検出リング
12Uの電圧)、Bは比較増幅器20Uの出力電圧、C
はワンショットマルチバイブレータ21Uの出力電圧、
Dはバッファ23Uの入力電圧を示す。前述のように、
ワイヤ電極2は走行しており、かつ、ワイヤ電極2の表
面は汚れ等により全体が同一表面状態ではないので、接
触検出リング12Uがワイヤ電極2に接近し微小接触を
生じると、その接触抵抗は常時変化し、このため、比較
増幅器20Uの入力電圧は図4の波形Aのように変化す
る。比較増幅器20Uでは、波形Aの入力電圧と設定電
圧(−Vvef )とが比較され、前者が後者以下となった
とき出力を生じる。この出力電圧が図4の波形Bで示さ
れている。
波形図を参照しながら説明する。なお、以下の説明では
上側の接触検出リング12Uとワイヤ電極2との間の接
触状態について述べるが、下側の接触検出リング12D
とワイヤ電極2との間の接触状態についても同じであ
る。図4で、横軸には時間、縦軸には電圧がとってあ
る。Aは比較増幅器20Uの入力電圧(接触検出リング
12Uの電圧)、Bは比較増幅器20Uの出力電圧、C
はワンショットマルチバイブレータ21Uの出力電圧、
Dはバッファ23Uの入力電圧を示す。前述のように、
ワイヤ電極2は走行しており、かつ、ワイヤ電極2の表
面は汚れ等により全体が同一表面状態ではないので、接
触検出リング12Uがワイヤ電極2に接近し微小接触を
生じると、その接触抵抗は常時変化し、このため、比較
増幅器20Uの入力電圧は図4の波形Aのように変化す
る。比較増幅器20Uでは、波形Aの入力電圧と設定電
圧(−Vvef )とが比較され、前者が後者以下となった
とき出力を生じる。この出力電圧が図4の波形Bで示さ
れている。
【0017】ワンショットマルチバイブレータ21Uは
比較増幅器20Uの最初の出力電圧の立ち上がりで信号
を出力し、この信号は一定時間継続して出力される。ワ
ンショットマルチバイブレータ21Uからの出力信号の
波形が図4の波形Cで示されている。この場合、上記一
定時間が経過し出力信号がなくなってもその時点で比較
増幅器20Uからの出力信号の立ち上がりがあると、ワ
ンショットマルチバイブレータ21Uからは引続いて信
号が出力されることになる。波形Cの最初のパルスC1
がその状態でのパルスであり、次のパルスC2 が一定時
間経過後比較増幅器20Uからの信号の立ち上がりがな
かった場合のパルスである。
比較増幅器20Uの最初の出力電圧の立ち上がりで信号
を出力し、この信号は一定時間継続して出力される。ワ
ンショットマルチバイブレータ21Uからの出力信号の
波形が図4の波形Cで示されている。この場合、上記一
定時間が経過し出力信号がなくなってもその時点で比較
増幅器20Uからの出力信号の立ち上がりがあると、ワ
ンショットマルチバイブレータ21Uからは引続いて信
号が出力されることになる。波形Cの最初のパルスC1
がその状態でのパルスであり、次のパルスC2 が一定時
間経過後比較増幅器20Uからの信号の立ち上がりがな
かった場合のパルスである。
【0018】ワンショットマルチバイブレータ21Uお
よび比較増幅器20Uの出力信号はOR回路22Uを経
てバッファ23Uに入力される。この入力電圧が図4の
波形Dに示されている。OR回路22Uから信号が出力
されている間、バッファ23Uのスイッチング機能が作
動し、フォトカプラ24Uの発光側に電流が供給され、
フォトカプラ24UがON状態となる。これにより、発
光ダイオード14Uの点灯回路はONとなり、発光ダイ
オード14Uには抵抗器25Uを経て電源電圧V(点灯
に充分な電圧)が供給され、発光ダイオード14Uは発
光する。この発光期間はバッファ23Uへ信号が入力さ
れている期間と一致する。したがって、この期間はワン
ショットマルチバイブレータ21Uに設定された所定期
間又はそれ以上の期間となる。そして、当該所定期間は
充分に長く設定されているので、接触検出リング12U
とワイヤ電極2との接触は発光ダイオードの発光により
充分に確認することができる。一方、端子26Uには、
発光ダイオード14Uが発光しているとき高レベル電
圧、発光していないとき低レベル電圧が現れるので、こ
の電圧を用いてワイヤガイド6U、6Dの駆動を制御
し、自動的にワイヤ垂直出しを行うことも可能である。
よび比較増幅器20Uの出力信号はOR回路22Uを経
てバッファ23Uに入力される。この入力電圧が図4の
波形Dに示されている。OR回路22Uから信号が出力
されている間、バッファ23Uのスイッチング機能が作
動し、フォトカプラ24Uの発光側に電流が供給され、
フォトカプラ24UがON状態となる。これにより、発
光ダイオード14Uの点灯回路はONとなり、発光ダイ
オード14Uには抵抗器25Uを経て電源電圧V(点灯
に充分な電圧)が供給され、発光ダイオード14Uは発
光する。この発光期間はバッファ23Uへ信号が入力さ
れている期間と一致する。したがって、この期間はワン
ショットマルチバイブレータ21Uに設定された所定期
間又はそれ以上の期間となる。そして、当該所定期間は
充分に長く設定されているので、接触検出リング12U
とワイヤ電極2との接触は発光ダイオードの発光により
充分に確認することができる。一方、端子26Uには、
発光ダイオード14Uが発光しているとき高レベル電
圧、発光していないとき低レベル電圧が現れるので、こ
の電圧を用いてワイヤガイド6U、6Dの駆動を制御
し、自動的にワイヤ垂直出しを行うことも可能である。
【0019】このように、本実施例では、接触検出リン
グおよびワイヤ電極側の電源と発光ダイオード側の電源
とを分離するようにしたので、接触検出リングの損傷を
防止することができるとともに、発光ダイオードを確実
に発光させることができる。又、ワンショットマルチバ
イブレータにより発光ダイオードの発光期間を確保する
ようにしたので、接触検出リングとワイヤ電極との接触
を充分に確認することができる。又、点灯回路に引出し
端子を設けたので、ワイヤ垂直出しの自動化も可能であ
る。
グおよびワイヤ電極側の電源と発光ダイオード側の電源
とを分離するようにしたので、接触検出リングの損傷を
防止することができるとともに、発光ダイオードを確実
に発光させることができる。又、ワンショットマルチバ
イブレータにより発光ダイオードの発光期間を確保する
ようにしたので、接触検出リングとワイヤ電極との接触
を充分に確認することができる。又、点灯回路に引出し
端子を設けたので、ワイヤ垂直出しの自動化も可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、接触検出
部およびワイヤ電極側の電源と発光ダイオード側の電源
とを分離するようにしたので、接触検出部の損傷を防止
することができるとともに、発光ダイオードを確実に発
光させることができる。又、信号発生手段により発光ダ
イオードの発光期間を充分に長くするようにしたので、
接触検出部とワイヤ電極との接触を確認することができ
る。
部およびワイヤ電極側の電源と発光ダイオード側の電源
とを分離するようにしたので、接触検出部の損傷を防止
することができるとともに、発光ダイオードを確実に発
光させることができる。又、信号発生手段により発光ダ
イオードの発光期間を充分に長くするようにしたので、
接触検出部とワイヤ電極との接触を確認することができ
る。
【図1】本発明の実施例に係るワイヤ放電加工機のワイ
ヤ電極垂直度検出回路の構成図である。
ヤ電極垂直度検出回路の構成図である。
【図2】図1に示す抵抗器の抵抗値を定める実験装置の
構成図である。
構成図である。
【図3】図2に示す装置の等価回路図である。
【図4】図1に示す装置の各部の波形図である。
【図5】従来のワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検
出回路の構成図である。
出回路の構成図である。
2 ワイヤ電極 7 電源 8 給電子 10 円柱 11U、11D 絶縁リング 12U、12D 接触検出リング 14U、14D 発光ダイオード 16U、16D 抵抗器 20U、20D 比較増幅器 21U、21D ワンショットマルチバイブレータ 23U、23D バッファ 24U、24D フォトカプラ
Claims (3)
- 【請求項1】 テーブル上に載置された導電性の支持体
と、この支持体の上下に絶縁物を介しワイヤ電極に対向
して支持された接触検出部と、前記テーブルと前記ワイ
ヤ電極との間に接続された電源と、前記各接触検出部と
対応する各発光ダイオードとを備えたワイヤ放電加工機
のワイヤ電極垂直度検出回路において、前記支持体と前
記各接触検出部とを接続する抵抗器と、前記各接触検出
部の電圧と所定電圧とを比較し前記各接触検出部の電圧
が前記所定電圧以下となったとき信号を出力する電圧比
較手段と、この電圧比較手段からの信号が入力されたと
き所定時間継続して信号を出力する信号発生手段と、こ
の信号発生手段の出力信号により前記発光ダイオードの
点灯回路を閉じる開閉手段とを設けたことを特徴とする
ワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路。 - 【請求項2】 請求項1において、前記各抵抗器の抵抗
値は、前記ワイヤ電極と前記接触検出部間の加工液の存
在によって前記電圧比較手段から信号が出力されない値
に選定されていることを特徴とするワイヤ放電加工機の
ワイヤ電極垂直度検出回路。 - 【請求項3】 請求項1において、前記発光ダイオード
の点灯回路には、当該各発光ダイオードの発光の有無を
検出する検出端子が設けられていることを特徴とするワ
イヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039293A JPH06270017A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039293A JPH06270017A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06270017A true JPH06270017A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13140842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6039293A Withdrawn JPH06270017A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極垂直度検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06270017A (ja) |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP6039293A patent/JPH06270017A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |