JPH04365409A - 乗用芝刈機 - Google Patents
乗用芝刈機Info
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- JPH04365409A JPH04365409A JP3137507A JP13750791A JPH04365409A JP H04365409 A JPH04365409 A JP H04365409A JP 3137507 A JP3137507 A JP 3137507A JP 13750791 A JP13750791 A JP 13750791A JP H04365409 A JPH04365409 A JP H04365409A
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- Japan
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- collector
- blower case
- blower
- grass
- chute
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 9
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- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
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Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗用芝刈機に関する
もので、詳しくはブロアケ−ス内あるいはこれに接続さ
れるシュ−タ内の点検作業を容易に行わせんとするもの
である。
もので、詳しくはブロアケ−ス内あるいはこれに接続さ
れるシュ−タ内の点検作業を容易に行わせんとするもの
である。
【0002】
【従来技術】乗用芝刈機に装着されるモアデッキは、筒
状のシュ−タを介して機体後部に取付けられた収草バッ
ク(以下、コレクタという。)と連結され、モアデッキ
内で刈り取った草や芝をこのシュ−タを通してコレクタ
に回収するように構成している。近年、機械の大型化と
、作業効率の改善を図るためにシュ−タに吸引ファン(
以下、ブロアという。)を接続し、モアデッキから排出
された草を強制的にコレクタ側に送り込むようにしたも
のも出現している。
状のシュ−タを介して機体後部に取付けられた収草バッ
ク(以下、コレクタという。)と連結され、モアデッキ
内で刈り取った草や芝をこのシュ−タを通してコレクタ
に回収するように構成している。近年、機械の大型化と
、作業効率の改善を図るためにシュ−タに吸引ファン(
以下、ブロアという。)を接続し、モアデッキから排出
された草を強制的にコレクタ側に送り込むようにしたも
のも出現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来装置にあっては、草や芝の種類、草丈、水分の量等に
よってブロアの搬送能力が変わることが多く、特に湿っ
た草を刈るときには、シュ−タ、あるいはブロアを収容
しているブロアケ−ス内に刈り取った草が詰まり易くな
り、このようなときには、その都度、作業を中断しなけ
ればならなかった。
来装置にあっては、草や芝の種類、草丈、水分の量等に
よってブロアの搬送能力が変わることが多く、特に湿っ
た草を刈るときには、シュ−タ、あるいはブロアを収容
しているブロアケ−ス内に刈り取った草が詰まり易くな
り、このようなときには、その都度、作業を中断しなけ
ればならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記問題点に
鑑みて提案するものであり、次のような技術的手段を講
じた。即ち、刈草を収容するコレクタ18、刈刃を収容
しているモアデッキ12、モアデッキ12とコレクタ1
8とを連結する筒状のシュ−タ39、及びブロア35を
具備してなる乗用芝刈機において、ブロアケ−ス34と
前記コレクタ18とを筒状のシュ−タ40で接続すると
共に、このシュ−タ40の下部はブロアケ−ス34の横
軸43廻りに回動自在に枢支されていることを特徴とす
る乗用芝刈機とするものである。
鑑みて提案するものであり、次のような技術的手段を講
じた。即ち、刈草を収容するコレクタ18、刈刃を収容
しているモアデッキ12、モアデッキ12とコレクタ1
8とを連結する筒状のシュ−タ39、及びブロア35を
具備してなる乗用芝刈機において、ブロアケ−ス34と
前記コレクタ18とを筒状のシュ−タ40で接続すると
共に、このシュ−タ40の下部はブロアケ−ス34の横
軸43廻りに回動自在に枢支されていることを特徴とす
る乗用芝刈機とするものである。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて、この発
明の実施例を説明する。まず、構成から説明すると、1
は乗用芝刈機で機体前部にバ−チカルタイプのエンジン
2を備え、エンジン2の回転動力をHSTユニット3に
伝え、さらに図示外の減速ギヤ機構を介して回転動力を
後輪4、4に伝えるように構成している。
明の実施例を説明する。まず、構成から説明すると、1
は乗用芝刈機で機体前部にバ−チカルタイプのエンジン
2を備え、エンジン2の回転動力をHSTユニット3に
伝え、さらに図示外の減速ギヤ機構を介して回転動力を
後輪4、4に伝えるように構成している。
【0006】5は前輪、6はボンネット、7はスロット
ルレバ−、8はHSTペダルである。このHSTペダル
8を前側に踏み込むと機体は前進し、後側を踏み込むと
機体は後退する。機体腹下部にはX字状に交叉する昇降
リンク10を介してモアデッキ12が昇降自在に吊持さ
れ、モアデッキ12内には左右横方向に3枚の刈刃(図
示省略)が軸架されている。モアデッキ12の上部に取
り付けたギヤケ−ス13には前方へ向けて入力軸14が
軸支され、この入力軸14には前記エンジン2側の動力
を得て回転されるユニバ−サルジョイント16が連結さ
れ、前記刈刃を全て同方向(時計方向)に回転させる。
ルレバ−、8はHSTペダルである。このHSTペダル
8を前側に踏み込むと機体は前進し、後側を踏み込むと
機体は後退する。機体腹下部にはX字状に交叉する昇降
リンク10を介してモアデッキ12が昇降自在に吊持さ
れ、モアデッキ12内には左右横方向に3枚の刈刃(図
示省略)が軸架されている。モアデッキ12の上部に取
り付けたギヤケ−ス13には前方へ向けて入力軸14が
軸支され、この入力軸14には前記エンジン2側の動力
を得て回転されるユニバ−サルジョイント16が連結さ
れ、前記刈刃を全て同方向(時計方向)に回転させる。
【0007】18は機体後部に取り付けられている収草
用のコレクタで、上部蓋20と下部バック21とからな
り、上部蓋20はビニ−ルの如き可撓性の部材で形成さ
れていて、前側の支点23を中心として上方に回動でき
るように構成している。下部バック21は通気性のメッ
シュで構成され、下部バック21単体で取り外せるよう
に構成している。即ち、下部バック21の前部に取り付
けられた背面視U字状のパイプフレ−ム25の上部には
鉤型のフック26を固着し、その下方には上下方向に沿
わせてパイプ28を固着している。
用のコレクタで、上部蓋20と下部バック21とからな
り、上部蓋20はビニ−ルの如き可撓性の部材で形成さ
れていて、前側の支点23を中心として上方に回動でき
るように構成している。下部バック21は通気性のメッ
シュで構成され、下部バック21単体で取り外せるよう
に構成している。即ち、下部バック21の前部に取り付
けられた背面視U字状のパイプフレ−ム25の上部には
鉤型のフック26を固着し、その下方には上下方向に沿
わせてパイプ28を固着している。
【0008】一方、機体側には、前記フック26が掛る
係止パイプ30と、機体下部から上方へ突設した柱状の
ヒッチ体32を設け、ヒッチ体32には下部バック21
側のパイプ28を貫入させ、コレクタ18を支えるよう
に構成している。右側後輪4の外側にあって、適宜のフ
レ−ムによって支持されたブロアケ−ス34内には、刈
草を吸引し、これをコレクタ18へ送るためのブロア3
5が軸支され、ブロアケ−ス34の外側面と前記モアデ
ッキ12の草排出口37との間には蛇腹で形成された可
撓性の筒状シュ−タ39を接続している。
係止パイプ30と、機体下部から上方へ突設した柱状の
ヒッチ体32を設け、ヒッチ体32には下部バック21
側のパイプ28を貫入させ、コレクタ18を支えるよう
に構成している。右側後輪4の外側にあって、適宜のフ
レ−ムによって支持されたブロアケ−ス34内には、刈
草を吸引し、これをコレクタ18へ送るためのブロア3
5が軸支され、ブロアケ−ス34の外側面と前記モアデ
ッキ12の草排出口37との間には蛇腹で形成された可
撓性の筒状シュ−タ39を接続している。
【0009】40はコレクタ18側の草取入口18aと
ブロアケ−ス34の排出口41との間に介装されたシュ
−タで、このシュ−タ40は上端が後方へ向けて緩やか
に彎曲しており、下部は枢支軸である水平横軸43を中
心として前後方向に回動できるように構成している。4
4は上部のシュ−タ40を後方へ向けて付勢するための
トルクスプリングである。コレクタ18を取り外すとき
、あるいはブロアケ−ス34内を点検するためにシュ−
タ40を回動させるときには、シュ−タ40の上部を掴
み、このトルクスプリング44に抗しながら前側へ倒し
込むものである。
ブロアケ−ス34の排出口41との間に介装されたシュ
−タで、このシュ−タ40は上端が後方へ向けて緩やか
に彎曲しており、下部は枢支軸である水平横軸43を中
心として前後方向に回動できるように構成している。4
4は上部のシュ−タ40を後方へ向けて付勢するための
トルクスプリングである。コレクタ18を取り外すとき
、あるいはブロアケ−ス34内を点検するためにシュ−
タ40を回動させるときには、シュ−タ40の上部を掴
み、このトルクスプリング44に抗しながら前側へ倒し
込むものである。
【0010】図3の仮想線はその状態を示すものである
。なお、この実施例において、図中符号46は乗用芝刈
機1の機体後部に突設されたPTO軸、47はギヤボッ
クス、48はギヤボックス47内のギヤ機構を介して水
平に取り出されたブロア駆動軸、49はこの駆動軸48
の回転をブロア35に伝えるベルト伝動機構、50はモ
アデッキ12を昇降させる手動操作レバ−、52はコレ
クタ18の下部バック21を回動させて中の刈草等を排
出させるためのレバ−、54は座席、55はステアリン
グハンドルである。
。なお、この実施例において、図中符号46は乗用芝刈
機1の機体後部に突設されたPTO軸、47はギヤボッ
クス、48はギヤボックス47内のギヤ機構を介して水
平に取り出されたブロア駆動軸、49はこの駆動軸48
の回転をブロア35に伝えるベルト伝動機構、50はモ
アデッキ12を昇降させる手動操作レバ−、52はコレ
クタ18の下部バック21を回動させて中の刈草等を排
出させるためのレバ−、54は座席、55はステアリン
グハンドルである。
【0011】上記実施例において、芝あるいは草を刈り
取る場合には、エンジン2を駆動させて、モアデッキ1
2内の刈刃、ブロアケ−ス34内のブロア35等、各回
転部を駆動させ、機体を前進させる。すると、モアデッ
キ12内の刈刃によって刈り取られた芝や雑草等は、モ
アデッキ12の草排出口37からシュ−タ39を介して
ブロアケ−ス34内に送り込まれ、さらにシュ−タ40
を介してコレクタ18内に送り込まれる。
取る場合には、エンジン2を駆動させて、モアデッキ1
2内の刈刃、ブロアケ−ス34内のブロア35等、各回
転部を駆動させ、機体を前進させる。すると、モアデッ
キ12内の刈刃によって刈り取られた芝や雑草等は、モ
アデッキ12の草排出口37からシュ−タ39を介して
ブロアケ−ス34内に送り込まれ、さらにシュ−タ40
を介してコレクタ18内に送り込まれる。
【0012】コレクタ18内が刈った芝等で満杯になっ
た場合には、所定の廃棄場所まで機体を移動させ、操作
レバ−52を引き上げて下部バック21をその枢支点2
3廻りに回動させ、下部バック21内の刈芝等を排出さ
せる。そして、コレクタ18全体を機体から取り外す場
合、あるいは作業中に刈り取った芝等がブロアケ−ス3
4やシュ−タ39、40内に詰まってこれを取り除く場
合には、機体を停止させて各回転部の動力を断ち、ブロ
アケ−ス34の排出口41に接続された上側のシュ−タ
40を横軸43廻りに回動させる。そして、コレクタ1
8全体を上方へ引き上げて本機側からこれを取り外す。 あるいはブロアケ−ス34の点検だけを行う場合には回
動したシュ−タ40、ブロアケ−ス34の中に手を入れ
て清掃を行う。
た場合には、所定の廃棄場所まで機体を移動させ、操作
レバ−52を引き上げて下部バック21をその枢支点2
3廻りに回動させ、下部バック21内の刈芝等を排出さ
せる。そして、コレクタ18全体を機体から取り外す場
合、あるいは作業中に刈り取った芝等がブロアケ−ス3
4やシュ−タ39、40内に詰まってこれを取り除く場
合には、機体を停止させて各回転部の動力を断ち、ブロ
アケ−ス34の排出口41に接続された上側のシュ−タ
40を横軸43廻りに回動させる。そして、コレクタ1
8全体を上方へ引き上げて本機側からこれを取り外す。 あるいはブロアケ−ス34の点検だけを行う場合には回
動したシュ−タ40、ブロアケ−ス34の中に手を入れ
て清掃を行う。
【0013】このように、この実施例で説明した装置に
よれば上側のシュ−タ40を横軸43廻りに回動させる
だけで、刈り取った芝や草をブロアケ−ス34内から簡
単に取り除くことができるため、その点検、メンテナン
ス作業が容易に行える特徴を有する。次に、図5乃至図
12に基づいて乗用芝刈機の走行系とPTO系の牽制機
構に関する装置を説明する。この装置は、草詰まり防止
、エンスト防止、作業時の過負荷防止を図らんとするも
のである。前記実施例と構成が同一あるいは類似するも
のには同一符号を付し、構成が異なるもののみ新たに別
符号を付して構成を説明すると、ステアリングハンドル
55の右側にはPTOクラッチレバ−60が前後揺動可
能に支持され、このPTOクラッチレバ−60の基部に
は図6に示すように2本のワイヤ−61、62が取り付
けられている。このPTOクラッチレバ−60を前側へ
倒すと、ワイヤ−61が引っ張られ、図8に示すように
テンションア−ム64に取り付けられていたテンション
ロ−ラ66が、エンジン2下部のプ−リ67とモアデッ
キ12側入力プ−リ(図示省略)との間に巻き回されて
いたベルトに当接してPTOクラッチが入り状態となる
ように構成されている。
よれば上側のシュ−タ40を横軸43廻りに回動させる
だけで、刈り取った芝や草をブロアケ−ス34内から簡
単に取り除くことができるため、その点検、メンテナン
ス作業が容易に行える特徴を有する。次に、図5乃至図
12に基づいて乗用芝刈機の走行系とPTO系の牽制機
構に関する装置を説明する。この装置は、草詰まり防止
、エンスト防止、作業時の過負荷防止を図らんとするも
のである。前記実施例と構成が同一あるいは類似するも
のには同一符号を付し、構成が異なるもののみ新たに別
符号を付して構成を説明すると、ステアリングハンドル
55の右側にはPTOクラッチレバ−60が前後揺動可
能に支持され、このPTOクラッチレバ−60の基部に
は図6に示すように2本のワイヤ−61、62が取り付
けられている。このPTOクラッチレバ−60を前側へ
倒すと、ワイヤ−61が引っ張られ、図8に示すように
テンションア−ム64に取り付けられていたテンション
ロ−ラ66が、エンジン2下部のプ−リ67とモアデッ
キ12側入力プ−リ(図示省略)との間に巻き回されて
いたベルトに当接してPTOクラッチが入り状態となる
ように構成されている。
【0014】後側のワイヤ−62は後述する走行速度規
制体70を作動させる。図7はHSTペダル8とHST
ユニット3の関係を示すものであるが、エンジン2の下
部に設けた出力プ−リ80と、HSTユニット3から水
平横向きに軸架された軸に取り付けられた入力プ−リ8
2との間にはベルト84が巻き回され、走行用テンショ
ンクラッチ85をペダルで操作することによってエンジ
ン2側の動力がHSTユニット3側に伝達される。
制体70を作動させる。図7はHSTペダル8とHST
ユニット3の関係を示すものであるが、エンジン2の下
部に設けた出力プ−リ80と、HSTユニット3から水
平横向きに軸架された軸に取り付けられた入力プ−リ8
2との間にはベルト84が巻き回され、走行用テンショ
ンクラッチ85をペダルで操作することによってエンジ
ン2側の動力がHSTユニット3側に伝達される。
【0015】86はHSTの斜板の角度を変更するトラ
ニオン軸、87はこの軸と一体のトラニオンプレ−トで
ある。トラニオンプレ−ト87の外端部にはピン88を
介して連繋金具90が固着され、この連繋金具90とH
STペダル8との間にはロッド92が介装連結されてお
り、HSTペダル8を踏み込むとロッド92、連繋金具
90、トラニオンプレ−ト87を順次介してトラニオン
軸86を回し、機体を前進若しくは後退させる。
ニオン軸、87はこの軸と一体のトラニオンプレ−トで
ある。トラニオンプレ−ト87の外端部にはピン88を
介して連繋金具90が固着され、この連繋金具90とH
STペダル8との間にはロッド92が介装連結されてお
り、HSTペダル8を踏み込むとロッド92、連繋金具
90、トラニオンプレ−ト87を順次介してトラニオン
軸86を回し、機体を前進若しくは後退させる。
【0016】図7に示す左右のフレ−ム95、95間に
は両端部がL字型に折り曲げられた平板状のシャ−シ9
7が取り付けられ、このシャ−シ97の後方部位には大
きな楕円状の孔100とその横に小さな2つの孔102
、102が穿設されている。図10乃至図12を中心に
走行速度規制体70の具体的な構成を説明すると、シャ
−シ97の裏面には、パンタグラフ状の規制ロッド10
4、104が支点ピン105を中心として回動自在に枢
支され、その上端は屈曲されて一部がシャ−シ97の孔
102、102から上方に突出するようにしている。
は両端部がL字型に折り曲げられた平板状のシャ−シ9
7が取り付けられ、このシャ−シ97の後方部位には大
きな楕円状の孔100とその横に小さな2つの孔102
、102が穿設されている。図10乃至図12を中心に
走行速度規制体70の具体的な構成を説明すると、シャ
−シ97の裏面には、パンタグラフ状の規制ロッド10
4、104が支点ピン105を中心として回動自在に枢
支され、その上端は屈曲されて一部がシャ−シ97の孔
102、102から上方に突出するようにしている。
【0017】108は支点ピン105を支えるプレ−ト
、109、109は規制ロッド104、104の下端に
連結されたリンクで、両リンク109、109はピン1
12にて相互に連結され、このピン112と支点ピン1
05との間には、引張スプリング113が介装されてい
る。116はシャ−シ97と一体の部材でワイヤ−61
のアウタ−部61aを固定している。PTOクラッチレ
バ−60をクラッチ入り側に倒すとワイヤ−61が引か
れ、図11に示すように規制ロッド104、104が互
いに接近する方向に回動されてその上端部がシャ−シ9
7の孔102、102から突出する。
、109、109は規制ロッド104、104の下端に
連結されたリンクで、両リンク109、109はピン1
12にて相互に連結され、このピン112と支点ピン1
05との間には、引張スプリング113が介装されてい
る。116はシャ−シ97と一体の部材でワイヤ−61
のアウタ−部61aを固定している。PTOクラッチレ
バ−60をクラッチ入り側に倒すとワイヤ−61が引か
れ、図11に示すように規制ロッド104、104が互
いに接近する方向に回動されてその上端部がシャ−シ9
7の孔102、102から突出する。
【0018】図10はそのときの状態を示すものである
が、このように規制ロッド104、104の上端部がシ
ャ−シ97の上面から突出すると、トラニオンプレ−ト
87の前後回動量が規制されることになり、この結果、
PTOクラッチの入り時には前後進共、車速を速めるこ
とができなくなって、過負荷状態での芝刈作業、エンス
ト、草(あるいは芝)の詰まりを防止することができる
のである。不慣れな作業者は、刈り取り部の負荷と、機
体の車速のバランスを考えないで速いスピ−ドで作業を
行い、先に述べた不具合を生じさせることがあるが、こ
のような規制手段を採用することにより、芝刈り作業を
能率的に行わせることができるのである。
が、このように規制ロッド104、104の上端部がシ
ャ−シ97の上面から突出すると、トラニオンプレ−ト
87の前後回動量が規制されることになり、この結果、
PTOクラッチの入り時には前後進共、車速を速めるこ
とができなくなって、過負荷状態での芝刈作業、エンス
ト、草(あるいは芝)の詰まりを防止することができる
のである。不慣れな作業者は、刈り取り部の負荷と、機
体の車速のバランスを考えないで速いスピ−ドで作業を
行い、先に述べた不具合を生じさせることがあるが、こ
のような規制手段を採用することにより、芝刈り作業を
能率的に行わせることができるのである。
【0019】そして、PTOクラッチレバ−60をクラ
ッチ切り側に戻すと、規制ロッド104、104は図1
2の如くシャ−シ97の孔102、102内に引っ込み
、トラニオンプレ−ト87の移動を規制することがなく
なる。特にこの実施例では規制ロッド104、104が
シャ−シ97の孔102、102から上下方向に出入り
し、トラニオンプレ−ト87がシャ−シ97の上を前後
に揺動する形態としたので、速度が所定速度を越えて高
速域に達すると、このトラニオンプレ−ト87が孔10
2、102を塞ぐことになり、これにより、規制ロッド
104、104の孔102、102からの飛び出しを牽
制することができる。したがって、車速が高速となって
いるときに、作業者が不注意にPTOクラッチレバ−6
0をクラッチ入り側に操作しようとしても、クラッチが
繋がらず、急激な負荷変動でエンジン2が停止するとい
った問題を引き起こすことがない。
ッチ切り側に戻すと、規制ロッド104、104は図1
2の如くシャ−シ97の孔102、102内に引っ込み
、トラニオンプレ−ト87の移動を規制することがなく
なる。特にこの実施例では規制ロッド104、104が
シャ−シ97の孔102、102から上下方向に出入り
し、トラニオンプレ−ト87がシャ−シ97の上を前後
に揺動する形態としたので、速度が所定速度を越えて高
速域に達すると、このトラニオンプレ−ト87が孔10
2、102を塞ぐことになり、これにより、規制ロッド
104、104の孔102、102からの飛び出しを牽
制することができる。したがって、車速が高速となって
いるときに、作業者が不注意にPTOクラッチレバ−6
0をクラッチ入り側に操作しようとしても、クラッチが
繋がらず、急激な負荷変動でエンジン2が停止するとい
った問題を引き起こすことがない。
【0020】
【発明の効果】この発明は前記の如く、刈草を収容する
コレクタ18、刈刃を収容しているモアデッキ12、モ
アデッキ12とコレクタ18とを連結する筒状のシュ−
タ39、及びブロア35を具備してなる乗用芝刈機にお
いて、ブロアケ−ス34と前記コレクタ18とを筒状の
シュ−タ40で接続すると共に、このシュ−タ40の下
部はブロアケ−ス34の横軸43廻りに回動自在に枢支
したものであるから、コレクタ18とブロアケ−ス34
とを接続しているシュ−タ40をいちいち取り外さなく
ても点検ができるため、ブロアケ−ス34あるいはシュ
−タ39、40等の草の詰まりに対してその対応処理を
迅速に行うことができる。
コレクタ18、刈刃を収容しているモアデッキ12、モ
アデッキ12とコレクタ18とを連結する筒状のシュ−
タ39、及びブロア35を具備してなる乗用芝刈機にお
いて、ブロアケ−ス34と前記コレクタ18とを筒状の
シュ−タ40で接続すると共に、このシュ−タ40の下
部はブロアケ−ス34の横軸43廻りに回動自在に枢支
したものであるから、コレクタ18とブロアケ−ス34
とを接続しているシュ−タ40をいちいち取り外さなく
ても点検ができるため、ブロアケ−ス34あるいはシュ
−タ39、40等の草の詰まりに対してその対応処理を
迅速に行うことができる。
【図1】乗用芝刈機の側面図である。
【図2】乗用芝刈機の平面図である。
【図3】シュ−タの回動の様子を説明する作用図である
。
。
【図4】要部の側断面図である。
【図5】一部の機構を改良した乗用芝刈機の側面図であ
る。
る。
【図6】図5の乗用芝刈機の構成の一部を省略した側面
図である。
図である。
【図7】図5の乗用芝刈機の要部の平面図である。
【図8】一部を切欠いた図5の乗用芝刈機の要部の平面
図である。
図である。
【図9】図5の乗用芝刈機の要部の側面図である。
【図10】HSTユニットのトラニオン軸部の周辺を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図11】走行速度規制体70の作用説明図である。
【図12】走行速度規制体70の作用説明図である。
1 乗用芝刈機
2 エンジン
3 HSTユニット
4 PTOクラッチ
8 HSTペダル
12 モアデッキ
18 コレクタ
34 ブロアケ−ス
35 ブロア
39、40シュ−タ
Claims (1)
- 【請求項1】刈草を収容するコレクタ18、刈刃を収容
しているモアデッキ12、モアデッキ12とコレクタ1
8とを連結する筒状のシュ−タ39、及びブロア35を
具備してなる乗用芝刈機において、ブロアケ−ス34と
前記コレクタ18とを筒状のシュ−タ40で接続すると
共に、このシュ−タ40の下部はブロアケ−ス34の横
軸43廻りに回動自在に枢支されていることを特徴とす
る乗用芝刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3137507A JPH04365409A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 乗用芝刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3137507A JPH04365409A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 乗用芝刈機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365409A true JPH04365409A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=15200287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3137507A Pending JPH04365409A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 乗用芝刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04365409A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110906A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Iseki & Co Ltd | 乗用芝刈機 |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP3137507A patent/JPH04365409A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110906A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Iseki & Co Ltd | 乗用芝刈機 |
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