JPH0436496A - 多層めっき鋼板 - Google Patents
多層めっき鋼板Info
- Publication number
- JPH0436496A JPH0436496A JP14286890A JP14286890A JPH0436496A JP H0436496 A JPH0436496 A JP H0436496A JP 14286890 A JP14286890 A JP 14286890A JP 14286890 A JP14286890 A JP 14286890A JP H0436496 A JPH0436496 A JP H0436496A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- steel sheet
- plating
- zinc
- iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 28
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 28
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 28
- 229910000640 Fe alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 24
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 51
- KFZAUHNPPZCSCR-UHFFFAOYSA-N iron zinc Chemical compound [Fe].[Zn] KFZAUHNPPZCSCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 239000011701 zinc Substances 0.000 claims description 7
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 238000007747 plating Methods 0.000 abstract description 38
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 15
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract description 15
- 238000000227 grinding Methods 0.000 abstract description 9
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 72
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 239000010960 cold rolled steel Substances 0.000 description 4
- 238000009713 electroplating Methods 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 125000002091 cationic group Chemical group 0.000 description 2
- 238000004070 electrodeposition Methods 0.000 description 2
- 230000005021 gait Effects 0.000 description 2
- 238000005246 galvanizing Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
- 229910019142 PO4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 238000005275 alloying Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004453 electron probe microanalysis Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-K phosphate Chemical compound [O-]P([O-])([O-])=O NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-K 0.000 description 1
- 239000010452 phosphate Substances 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、耐蝕性および加工性に優れた多層めっき鋼板
に関する。
に関する。
〈従来の技術〉
一般に、自動車車体用の表面処理鋼板として、耐食性に
優れた亜鉛−鉄合金めっき鋼板か広く用いられている。
優れた亜鉛−鉄合金めっき鋼板か広く用いられている。
亜鉛−鉄合金めっきとは、鉄含有率が10〜20wt%
である合金めっきであり、合金化溶融亜鉛めっ籾鋼板(
GA)が一般的であるが、その他に電気亜鉛めフきを加
熱処理した合金化電気亜鉛めっき鋼板(EGA)(例え
ば特公昭63−3960)、電気めっきにより亜鉛と鉄
を共析させる電気亜鉛−鉄合金めっき鋼板(例えば特公
昭60−11117)などがある。
である合金めっきであり、合金化溶融亜鉛めっ籾鋼板(
GA)が一般的であるが、その他に電気亜鉛めフきを加
熱処理した合金化電気亜鉛めっき鋼板(EGA)(例え
ば特公昭63−3960)、電気めっきにより亜鉛と鉄
を共析させる電気亜鉛−鉄合金めっき鋼板(例えば特公
昭60−11117)などがある。
上記3種の亜鉛−鉄合金めっき鋼板は耐食性に優れてい
るが、めつぎ層が脆く加工するとめっき剥離が生じる。
るが、めつぎ層が脆く加工するとめっき剥離が生じる。
剥離の程度は目付量が多くなるほど顕著であり、耐食
性を向上させるために目付量を多くするとき、大きな障
害となっている。
性を向上させるために目付量を多くするとき、大きな障
害となっている。
〈発明が解決しようとする課題〉
したがって、本願の目的は、亜鉛−鉄合金めっき鋼板の
加工時のめつき剥II(以下)<ウタリング性と称す)
の上述した埋伏に鑑みて、亜鉛−鉄合金めっきの高耐食
性に影響することなくパウダリング性を著しく改善する
ことができる多層めっき鋼板を提供しようとするもので
ある。
加工時のめつき剥II(以下)<ウタリング性と称す)
の上述した埋伏に鑑みて、亜鉛−鉄合金めっきの高耐食
性に影響することなくパウダリング性を著しく改善する
ことができる多層めっき鋼板を提供しようとするもので
ある。
〈課題を解決するための手段〉
すなわち、本発明は、鋼板の少くとも一方の面に、第1
層(最内層)として鉄含有率が5〜30wt%の亜鉛−
鉄合金層を、第2層(中間層)として鉄含有率が5wt
%以下の亜鉛−鉄合金もしくは亜鉛層を、第3層(最外
層)として鉄含有率が5〜30wt%の亜鉛−鉄合金層
を有することを特徴とする多層めつ鮒鋼板を提供するも
のである。
層(最内層)として鉄含有率が5〜30wt%の亜鉛−
鉄合金層を、第2層(中間層)として鉄含有率が5wt
%以下の亜鉛−鉄合金もしくは亜鉛層を、第3層(最外
層)として鉄含有率が5〜30wt%の亜鉛−鉄合金層
を有することを特徴とする多層めつ鮒鋼板を提供するも
のである。
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
本発明の多層めっき鋼板は、第1図に示すように、鋼板
1上に順次に3つのめつき層を有する。 最内層の第1
層2は亜鉛−鉄めっき層、第2層3は亜鉛−鉄めっき層
または亜鉛めフき層、そして最外層の第3層4は第1層
と同様の亜鉛−鉄めっき層である。 以下に各層につい
て順次説明する。
1上に順次に3つのめつき層を有する。 最内層の第1
層2は亜鉛−鉄めっき層、第2層3は亜鉛−鉄めっき層
または亜鉛めフき層、そして最外層の第3層4は第1層
と同様の亜鉛−鉄めっき層である。 以下に各層につい
て順次説明する。
鉄含有率が5〜30wt%の亜鉛−鉄合金層は、亜鉛中
に鉄原子が分散しているために、めっき層中のストレス
が高くかつその硬度が高い。 従って、このめっき層は
根本的にパウダリング性が悪い。 この傾向は、めっき
目付量が多いときほど顕著である。 このパウダリング
性を改善するためには、第2層として鉄含有率が5wt
%以下の亜鉛−鉄合金もしくは亜鉛層(以下A層という
)が必要となる。 パウダリング性の改善という観点か
らは、A層は存在するだけで、パラダンリング性は良好
となる。 しかし、A層は第2層でなければならない
。
に鉄原子が分散しているために、めっき層中のストレス
が高くかつその硬度が高い。 従って、このめっき層は
根本的にパウダリング性が悪い。 この傾向は、めっき
目付量が多いときほど顕著である。 このパウダリング
性を改善するためには、第2層として鉄含有率が5wt
%以下の亜鉛−鉄合金もしくは亜鉛層(以下A層という
)が必要となる。 パウダリング性の改善という観点か
らは、A層は存在するだけで、パラダンリング性は良好
となる。 しかし、A層は第2層でなければならない
。
A層が第1層(最内層)であれば、接する下地鋼板との
電位差が大きいため、湿潤環境におかれた場合A層の溶
解が集中しておこり、めっき剥離等が発生して耐食性が
悪い。
電位差が大きいため、湿潤環境におかれた場合A層の溶
解が集中しておこり、めっき剥離等が発生して耐食性が
悪い。
A層が第3層(最外層)である場合、亜鉛−鉄合金の最
も優れた特性である塗装下地としての耐食性が得られず
、耐水二次密着性、湿潤環境下の耐食性などが低下する
。
も優れた特性である塗装下地としての耐食性が得られず
、耐水二次密着性、湿潤環境下の耐食性などが低下する
。
A層が第2層で、鉄含有率が5〜30%の亜鉛−鉄めっ
き(第1層および第3層)間にはさまれて存在する場合
、A層と両亜鉛−鉄めフき層間の電位が小さいため湿潤
環境におかれてもA層の溶解集中がおこりに<<、耐食
性等の特性に悪影響を与えない。
き(第1層および第3層)間にはさまれて存在する場合
、A層と両亜鉛−鉄めフき層間の電位が小さいため湿潤
環境におかれてもA層の溶解集中がおこりに<<、耐食
性等の特性に悪影響を与えない。
A層が存在することにより、パウダリング性が良好とな
る理由は明確ではない。 しかし、本発明者らは、以下
のように推定している。
る理由は明確ではない。 しかし、本発明者らは、以下
のように推定している。
内部ストレスの少ないA層が存在することにより、めっ
き層が加工を受けたと籾、そのストレスをA層で吸収し
、めっき剥離を発生させない。 A層の鉄含有率が5%
超ではパウダリング性の改善効果がない。 これは、A
層の鉄含有率が増加することによって、めっき層の内部
ストレスが増加し、加工時のストレスをA層にて吸収で
きなくなったと考えられる。
き層が加工を受けたと籾、そのストレスをA層で吸収し
、めっき剥離を発生させない。 A層の鉄含有率が5%
超ではパウダリング性の改善効果がない。 これは、A
層の鉄含有率が増加することによって、めっき層の内部
ストレスが増加し、加工時のストレスをA層にて吸収で
きなくなったと考えられる。
なお、数値上は、第1層、2層、3層とも鉄含有率5%
である場合(すなわち、鉄含有率5%の単層めっき)も
ありうるが、本願発明の趣旨は、第2相であるA層を第
1、第3層の鉄含有率より低くするところに意義がある
のでこのような場合を含むものではない。
である場合(すなわち、鉄含有率5%の単層めっき)も
ありうるが、本願発明の趣旨は、第2相であるA層を第
1、第3層の鉄含有率より低くするところに意義がある
のでこのような場合を含むものではない。
A層の付着量は、0.1g/m2未満であれは、パウダ
リング性改善の効果はない。 またA層が本多層めフき
鋼板全体の目付量の1/3を越えると、A層によって、
めっき鋼板の品質が影響を受けて、亜鉛−鉄合金めっき
の耐食性に悪影響を及ぼす。
リング性改善の効果はない。 またA層が本多層めフき
鋼板全体の目付量の1/3を越えると、A層によって、
めっき鋼板の品質が影響を受けて、亜鉛−鉄合金めっき
の耐食性に悪影響を及ぼす。
第1および第3層の亜鉛−鉄合金層の鉄含有率が5wt
%未満であれば、耐ブリスター性か不良である。 一方
30wt%を越えると、耐大あき性が不良となる。 第
1および第3層のめっき目付量は、5 g/m2以上で
あることが望ましい。 5 g/m2未満であると、
亜鉛−鉄めっき本来の耐食性が得られない。
%未満であれば、耐ブリスター性か不良である。 一方
30wt%を越えると、耐大あき性が不良となる。 第
1および第3層のめっき目付量は、5 g/m2以上で
あることが望ましい。 5 g/m2未満であると、
亜鉛−鉄めっき本来の耐食性が得られない。
第1層および第3層の鉄含有率目付量の範囲は同じであ
るが、製品としてこの2つの層組成がかならずしも一致
している必要はなく、上記範囲内であれば特性上問題は
ない。
るが、製品としてこの2つの層組成がかならずしも一致
している必要はなく、上記範囲内であれば特性上問題は
ない。
なお、第1〜第3層のめつき層は、電気めっき、溶融め
っき、蒸着めっきあるいはそれらの合金化など一般に行
われている方法により適宜行えばよい。
っき、蒸着めっきあるいはそれらの合金化など一般に行
われている方法により適宜行えばよい。
〈実施例〉
次に本発明の効果を実施例に基づいて具体的に説明する
。
。
(実施例1)
s pcc相当0.7mm厚の冷延鋼板をめっき素材と
して以下の溶液を用いて電気めっき法により供試材を調
製した。
して以下の溶液を用いて電気めっき法により供試材を調
製した。
I液
FeSO44Hz0 2 7 0 gait
p H1、4ZnSO44H20180g/j2
浴温50℃Na2SO450g/I II液 ZnSO4250gAQ p H1、9Na2
S0470 g/J2 浴温50tI液を用いて第
1および第3層、IT液を用いて第2層をめっきした。
p H1、4ZnSO44H20180g/j2
浴温50℃Na2SO450g/I II液 ZnSO4250gAQ p H1、9Na2
S0470 g/J2 浴温50tI液を用いて第
1および第3層、IT液を用いて第2層をめっきした。
電流密度は75〜150A/dm’まで適宜変化させ
、電解時間により目付量は調整した。
、電解時間により目付量は調整した。
パウダリング性は、調査面にあらかじめテープを接着さ
せ、ITのRでテープ側が内になるように90°曲げ、
曲げ戻しをおこない、その後テープ剥離して、テープに
付着しためっき層の量を以下の規準で目視により評価し
た。
せ、ITのRでテープ側が内になるように90°曲げ、
曲げ戻しをおこない、その後テープ剥離して、テープに
付着しためっき層の量を以下の規準で目視により評価し
た。
○・・・めりき剥離なし
△・・・めっ暫剥離が若干認められる
X・・・めっき剥離 大
次に上記供試材をパルボンド−3030(8本パーカラ
イジング社製 Dipミルタイプリン処理液)を用い、
5pcc相当冷延鋼板のリン酸塩皮膜の付着量が2 g
/m2となるよう液を調整して処理をおこなった後パワ
ートップU−30(日本ペイント製カチオンタイプ電着
塗料)を塗膜厚が20μになるように調整して塗装した
。 そして耐食性として上記カチオン電着塗装した供試
材にクロスカットを入れ、塩水噴露試験(SST)(J
IS 22371)を720時間実施後、ブリスター
巾を測定し以下の規準で評価した。
イジング社製 Dipミルタイプリン処理液)を用い、
5pcc相当冷延鋼板のリン酸塩皮膜の付着量が2 g
/m2となるよう液を調整して処理をおこなった後パワ
ートップU−30(日本ペイント製カチオンタイプ電着
塗料)を塗膜厚が20μになるように調整して塗装した
。 そして耐食性として上記カチオン電着塗装した供試
材にクロスカットを入れ、塩水噴露試験(SST)(J
IS 22371)を720時間実施後、ブリスター
巾を測定し以下の規準で評価した。
O・・・片側ブリスター最大巾3mm未満△・・・片側
ブリスター最大巾3〜5mm×・・・片側ブリスター最
大中5mm超えまた上記SST後のサンプルを粘着テー
プにより塗膜剥離し、密着性試験をおこない次の規準に
従って評価した。
ブリスター最大巾3〜5mm×・・・片側ブリスター最
大中5mm超えまた上記SST後のサンプルを粘着テー
プにより塗膜剥離し、密着性試験をおこない次の規準に
従って評価した。
O・・・塗膜剥離 なし
△・・・片側2mm未満の塗膜剥離
×・・・片側2mm以上の塗膜剥離
結果を表1に示す。 表中のFe含有率、目付量は、別
途−層のめっきをおこない、析出効率、含有率を蛍光X
線にて求めた。
途−層のめっきをおこない、析出効率、含有率を蛍光X
線にて求めた。
(実施例2)
SPCC相当0.7mm厚の冷延鋼板をめっき素材とし
て実施例1で用いたIT液および下記のIII液を用い
てそれぞれ下層亜鉛めっぎ上層鉄めっきをおこない、3
50〜450℃、5〜30secの熱処理をおこない供
試材を調整した。
て実施例1で用いたIT液および下記のIII液を用い
てそれぞれ下層亜鉛めっぎ上層鉄めっきをおこない、3
50〜450℃、5〜30secの熱処理をおこない供
試材を調整した。
III液
FeSO44H20270g/j2 p H1、9
Na2S0450 gait 浴温50℃鉄含有率
および目付量は、断面を埋込み顕微鏡によるめっき層厚
みによる測定およびEPMAによる測定を実施した。
特性試験は、実施例1と同様におこなった。
Na2S0450 gait 浴温50℃鉄含有率
および目付量は、断面を埋込み顕微鏡によるめっき層厚
みによる測定およびEPMAによる測定を実施した。
特性試験は、実施例1と同様におこなった。
結果を表2に示す。
(実施例3)
SPCC相当0.7mm厚の冷延鋼板をめっき素材とし
てAIl濃度が0.12wt%の溶融亜鉛めっき浴で溶
融亜鉛めっきをおこない、その後III液を用いて上層
鉄めっきを行い、450〜500℃ 10〜30sec
の熱処理をおこない供試材を調整した。
てAIl濃度が0.12wt%の溶融亜鉛めっき浴で溶
融亜鉛めっきをおこない、その後III液を用いて上層
鉄めっきを行い、450〜500℃ 10〜30sec
の熱処理をおこない供試材を調整した。
鉄含有率および目付量は実施例2と同様の方法で測定し
、特性試験は、実施例1と同様におこなった。
、特性試験は、実施例1と同様におこなった。
結果を表3に示す。
〈発明の効果〉
以上の結果から明らかなように、本発明による多層めっ
き鋼板は、亜鉛−鉄合金めフき鋼板の根本的な問題であ
る耐パウダリング性を改善して、しかも耐食性、密着性
に悪影響を与えない。 従って、本発明を用いることに
より亜鉛−鉄合金めフき鋼板の使用可能な範囲が飛躍的
に広がり、需要が著しく増加することが期待できる。
き鋼板は、亜鉛−鉄合金めフき鋼板の根本的な問題であ
る耐パウダリング性を改善して、しかも耐食性、密着性
に悪影響を与えない。 従って、本発明を用いることに
より亜鉛−鉄合金めフき鋼板の使用可能な範囲が飛躍的
に広がり、需要が著しく増加することが期待できる。
第1図は本発明の多層めっき鋼板の模式的断面図である
。 符号の説明 1・・・鋼板、 2・・・亜鉛−鉄めっき層、 3・・・亜鉛−鉄または亜鉛めっき層、4・・・亜鉛−
鉄めっき層
。 符号の説明 1・・・鋼板、 2・・・亜鉛−鉄めっき層、 3・・・亜鉛−鉄または亜鉛めっき層、4・・・亜鉛−
鉄めっき層
Claims (1)
- (1)鋼板の少くとも一方の面に、第1層(最内層)と
して鉄含有率が5〜30wt%の亜鉛−鉄合金層を、第
2層(中間層)として鉄含有率が5wt%以下の亜鉛−
鉄合金もしくは亜鉛層を、第3層(最外層)として鉄含
有率が5〜30wt%の亜鉛−鉄合金層を有することを
特徴とする多層めっき鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14286890A JPH0436496A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 多層めっき鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14286890A JPH0436496A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 多層めっき鋼板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0436496A true JPH0436496A (ja) | 1992-02-06 |
Family
ID=15325472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14286890A Pending JPH0436496A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 多層めっき鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436496A (ja) |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP14286890A patent/JPH0436496A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6607844B1 (en) | Zn-Mg electroplated metal sheet and fabrication process therefor | |
JP2013151734A (ja) | 塗装後耐食性と耐エナメルヘア性に優れる高鮮映性塗装下地用電気亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JPH0329877B2 (ja) | ||
JPH03138389A (ja) | めっき密着性および耐食性に優れたZn―Mg合金めっき鋼板およびその製造方法 | |
JPH0436496A (ja) | 多層めっき鋼板 | |
JP3126622B2 (ja) | 燃料タンク用防錆鋼板 | |
JP3135818B2 (ja) | 亜鉛−錫合金めっき鋼板の製造法 | |
JPS6343479B2 (ja) | ||
JPS63186860A (ja) | 耐錆性、溶接性に優れた表面処理鋼板の製造方法 | |
JP3126623B2 (ja) | 燃料タンク用防錆鋼板 | |
JPS60128286A (ja) | 積層めつき鋼板 | |
JPS627890A (ja) | 耐食性,塗装性能及び加工性に優れた亜鉛系メツキ鋼板 | |
JPH03232993A (ja) | 耐食性、塗装性ならびに加工性に優れた多層めっき鋼板 | |
JPS627889A (ja) | 耐食性と塗装性にすぐれた亜鉛系メツキ鋼板 | |
JPS6240398A (ja) | 高耐食性二層めつき鋼板 | |
JP2827709B2 (ja) | 複数のめっき層を有する、耐糸状錆び性、耐食性および溶接性に優れた表面処理鋼板 | |
JP2014208906A (ja) | 耐食性、加工性、耐疵付き性および耐摩耗性に優れた積層鋼板 | |
JPS62192597A (ja) | 耐パウダリング性に優れためつき鋼板 | |
JPS60131991A (ja) | Fe−P系めつき鋼板 | |
JP4389363B2 (ja) | 塗料密着性と錫の均一腐食性に優れた錫めっき鋼板 | |
KR930007927B1 (ko) | 고 내식성 이층합금도금강판 및 그 제조방법 | |
JPH04221098A (ja) | 亜鉛めっきステンレス鋼材の製造方法 | |
JPS6173900A (ja) | カチオン電着塗装性に優れた表面処理鋼板 | |
JPH0472077A (ja) | めっき鋼板の耐低温チッピング性改善方法 | |
JPH055905B2 (ja) |