JPH0436477B2 - - Google Patents

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JPH0436477B2
JPH0436477B2 JP273383A JP273383A JPH0436477B2 JP H0436477 B2 JPH0436477 B2 JP H0436477B2 JP 273383 A JP273383 A JP 273383A JP 273383 A JP273383 A JP 273383A JP H0436477 B2 JPH0436477 B2 JP H0436477B2
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JP
Japan
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laser
ridges
ridge
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layer
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Expired
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JP273383A
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English (en)
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JPS59126695A (ja
Inventor
Takeshi Hamada
Masaru Wada
Kunio Ito
Juichi Shimizu
Masahiro Kume
Fumiko Tajiri
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP273383A priority Critical patent/JPS59126695A/ja
Publication of JPS59126695A publication Critical patent/JPS59126695A/ja
Publication of JPH0436477B2 publication Critical patent/JPH0436477B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/40Arrangement of two or more semiconductor lasers, not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
    • H01S5/4025Array arrangements, e.g. constituted by discrete laser diodes or laser bar
    • H01S5/4031Edge-emitting structures

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体レーザアレイ装置に関するもの
である。
従来例の構成とその問題点 近年、光を用いた情報の記録、再生方式の技術
開発が盛んに行なわれている。すでに商品化され
ているデイジタル・オーデイオ・デイスク、ある
いは光デイスクを用いた静止画像フアイル、文書
フアイルなどはその代表的なものである。光方式
の記録再生は磁気を用いた方式に比べて、桁違い
に記録密度が高く、非接触のため信頼性が高く、
SN比が大きく、アクセス時間が短い、など数多
くの利点を持つている。ところで光方式の光源と
して半導体レーザを用いて情報の記録及び消去を
行なう場合、情報の読み出しの場合に比べてより
高いパワー密度が必要となるので、基本横モード
発振で光出力20mW以上の高出力半導体レーザの
開発が要望されていた。これに対応するため、本
発明者らはすでに特願昭54−32802号において
TRS(Twin Ridge Snbstrate)構造の半導体レ
ーザを発明した。その断面図を第1図に示す。
この半導体レーザは、2つの平行なリツジをも
つ基板1上にノンドープGa1-yAlyAs活性層3を
含む各層(n型Ga1-xAlxAsクラツド層2、p型
Ga1-xAlxAsクラツド層4)よりなるDH(ダブル
ヘテロ)構造を形成し、さらにn型GaAs電流制
限層を形成した後、さらに電流注入のため亜鉛拡
散領域8を結晶表面より選択拡散させて形成し、
電極6,7を形成して作製する。このような半導
体レーザにおいては結晶成長の異方性により、基
板1のリツジ上の結晶成長はリツジ側面に比べて
抑制されるため、リツジ上に極めて薄い活性層3
を再現性よく形成することができる。この活性層
3の薄膜化の結果、活性層3内への光の閉じ込め
係数が小さくなり、光はクラツド層2,4に大き
くしみ出す。第1クラツド層2内にしみ出した光
は構部以外のリツジ上では基板1に吸収されるた
めに、リツジ間の溝部に閉じ込められ、ここで安
定な基本横モード発振が得られる。
このTRS型高出力半導体レーザの実現により
光デイスクへの記録及び消去も半導体レーザを用
いて行なうことが可能となつた。
ところで光デイスクへの情報の書き込みと消去
では同じ高出力ではあつても、異なるビーム形の
ものが要求されている。すなわち、記録用にはビ
ームスポツトが円形に近い(楕円率が小さい)も
のが、そして消去用にはその長楕円形のもの(楕
円率が大きい)が、それぞれの用途には必要とさ
れている。このため現在の光デイスクは記録と消
去に別々の半導体レーザを用いている。しかし、
この方式では半導体レーザはもとより、それに伴
う光学系も2通り必要となり、コスト上も、また
工程の複雑さの上でも大変不利である。その上、
システムの小型化という、半導体レーザを用いる
大きな利点も半減してしまうことになる。
発明の目的 本発明はTRS型高出力半導体レーザの構造上
の特徴を生かして、異なるビームスポツト形のレ
ーザを同一基板上にアレイ化することにより、上
記の問題を解決する新しい半導体レーザアレイ装
置を提供することを目的とするものである。
発明の構成 本発明の半導体レーザアレイ装置はたがいに平
行な2つのリツジを有する基板上に形成された半
導体レーザが、同一基板上に複数個形成されると
ともに、前記複数個の半導体レーザのうち少くと
も2個の半導体レーザの前記リツジの幅が異なる
ことを特徴とするものである。
実施例の説明 以上第2図a〜eをもとにして本発明の実施例
を説明する。n型基板1上に2つの平行なリツジ
を2組形成する。リツジの幅は一方の組Aは短
く、他方Bは長くしておく(第2図a)。この基
板上に、第1層n型クラツド層2、第2層ノンド
ープ活性層3、第3層p型クラツド層4、第4層
n型電流制限層5を連続成長させる(第2図b)。
次に成長表面よりp型不純物を基板のリツジ間の
溝部上にストライブ状に選択拡散し、拡散フロン
トが第3層p型クラツド層4に達するようにする
(第2図c)。選択拡散のために表面に付けた拡散
防止膜9を除去した後、各レーザ間の分離エツチ
ングを行ない。さらに分離エツチングで形成され
た溝の壁に絶縁膜10を形成する(第2図d)。
その後各レーザの表面にそれぞれ分離されたp側
オーミツク電極6を形成する。また、基板側にn
側オーミツク電極7を形成し、第2図eに示すよ
うに作製する。
次に、この半導体レーザアレイ装置の特性上の
特長を述べる。
一般にレーザビームの楕円率Eは E=θ⊥/θ θ⊥:活性層に垂直な方向のビームの広がり
角 θ:活性層に平行な方向のビームの広がり
角で表わされる。
TRS型レーザの場合、θ⊥は活性層3が厚くな
るほど大きくなり、θはリツジ上の第1層クラ
ツド層2が薄いほど大きくなる。第3図a,bは
これらの実験結果を示すものである。一般に活性
層膜厚による光の閉じ込めの方が活性層に平行な
方向に閉じ込めよりも強いので、多くの場合、
θ⊥>θとなる。そのため、ビームスポツトの形
が円形に近い(楕円率が小さい)レーザを得るに
は活性層及び第1層クラツド層の膜厚(それぞれ
d〓,d〓とする)を薄くすればよく、また逆にビ
ームスポツトの形が長楕円形の(楕円率が大き
い)レーザを得るには、d〓及びd〓を厚くする必
要がある。TRS型レーザの結晶成長上での大き
な特徴の1つに、同じ時間だけ成長を行なつて
も、リツジ幅が短いほど、リツジ上での成長は抑
制されるということがある。第4図はd〓につい
ての実験結果を示す。それゆえ、前記のように、
互いにリツジ幅の異なるTRS型レーザを同一基
板上にレーザアレイとして並べて作製すると、リ
ツジ幅の短いレーザAはd〓及びd〓が薄く成長す
るのに対して、リツジ幅の長いレーザBの方は
d〓及びd〓が厚く成長する。すなわち、同じ時間
だけ成長を行なつても、レーザAからは光デイス
クの記録に適した円形のビームスポツトが、また
レーザBからは消去に適した長楕円形のビームス
ポツトが得られることになる。このようにして、
基板上に設けるリツジの長さを変えるだけで、後
は単体のレーザと全く同じように成長を行うこと
により、異なるビームスポツト形のレーザをアレ
イ化することができる。このようなレーザアレイ
を光デイスクのヘツドの中に組み込むと、1個の
レーザチツプから、記録、消去の用途に応じて異
なるスポツト形のビームが得られるので、レーザ
のための光学システムは1通りだけですみ、大幅
なコストダウン、省スペースが実現できる。
以下にGaAs−Ga1-xAlxAs系により構成した半
導体レーザアレイ装置のさらに具体的な実施例を
示す。
n型GaAs基板1(100)面上に〈011〉方
向に、2つの平行なリツジを250μmの間隔をおい
て2組形成する(第2図a)。リツジの幅は一方
の組Aは10μm、他方の組Bは30μmとする。各々
の組のリツジ間の溝の幅は4μmとし、リツジの高
さはすべて1.5μmとする。この基板上に液相エピ
タキシヤル法により、第1層n型Ga0.57Al0.43As
クラツド層2をリツジA上の平坦部で0.2μm、第
2層ノンドープGa0.92Al0.08As活性層3を前記平
坦部で約0.05μm、第3層p型Ga0.57Al0.43Asクラ
ツド層を前記平坦部で約1.5μm、第4層n型
GaAs電流制限層5を約0.5μmの厚さになるよう
に連続成長を行なう(第2図b)。このときリツ
ジB上の膜厚はリツジA上より大きくなる。次に
成長表面よりp型不純物を基板上のリツジ間の溝
部上にストライプ状に選択拡散し拡散フロントが
第3層p型Ga0.57Al0.43Asクラツド層4に達する
ようにする(第2図c)。その後、表面に付けた
選択拡散のための拡散防止膜9を除去した後、各
レーザ間の分離エツチングを行ない、さらに分離
エツチングで形成された溝の壁に絶縁膜10を形
成する。(第2図d)。その後、p側電極用金属を
蒸着し、それを各レーザを個々に駆動できるよう
にエツチングにより分離してp側オーミツク電極
6を形成する。基板側にはn側電極用金属を蒸着
し、合金処理を行なつてn側オーミツク電極7を
形成する(第2図e)。このようにして作製した
半導体ウエハーをへき開し、Siブロツクにマウン
トして完成する。
以上のような実施例の半導体レーザアレイ装置
は、リツジ幅の短いレーザAからは楕円率2
(θ=8゜,θ⊥=16゜)の円形に近いビームスポツ
トが、またリツジ幅の長いレーザBからは楕円率
7(θ=5゜,θ⊥=35゜)の長楕円形のビームス
ポツトが得られた。そのため、このレーザアレイ
を利用して光デイスクのヘツドを構成すると、情
報の読み出し、記録にはレーザAを、また情報の
消去にはレーザBを用いればよく、1つのレーザ
チツプですべての情報の処理が行なえるようにな
り、大幅なコストダウン、省スペースが実現し
た。
なお、以上の実施例は2つのレーザアレイであ
るが、3つ以上でも同様な製法で作製できる。3
つ以上になると、多機能化だけでなく、複数のビ
ームで記録、再生、消去を同時に行なう高速化に
もつながる。このようなレーザアレイは、光デイ
スクだけでなく、レーザプリンタ、光制御装置な
どの光源としてその活用範囲は大きい。
発明の効果 以上説明したように、本発明のレーザアレイ装
置は、1つのレーザチープで記録、再生、消去等
の情報の処理が行なえるため、大幅なコストダウ
ン、省スペースが可能で、特に光デイスク、レー
ザプリンタ、光制御装置などに適用してその効果
が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明者らがすでに提案した2つのリ
ツジを基板上に構成したTRS型レーザの断面図、
第2図a〜eは本発明の実施例の半導体レーザア
レイ装置の各製造工程における断面図、第3図a
は同装置における活性層膜厚に対する遠視野像の
活性層に垂直方向の広がり角の依存性を示す図、
第3図bは同装置における第1層クラツド層のリ
ツジの上での膜厚に対する遠視野像の活性層に平
行方向の広がり角の依存性を示す図、第4図は同
装置において成長時間を一定としたときリツジ幅
に対する第1層クラツド層の膜厚の依存性を示す
図である。 1……n型GaAs基板、3……ノンドープ
Ga1-yAlyAs活性層、2……n型Ga1-xAlxAsクラ
ツド層、4……p型Ga1-xAlxAsクラツド層、5
……n型GaAs電流制限層、6……p側オーミツ
ク電極用金属膜、7……n側オーミツク電極用金
属膜、8……亜鉛拡散領域、9……拡散防止膜、
10……絶縁膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 たがいに平行な2つのリツジを2組以上有す
    る基板上に、第1クラツド層、活性層および第2
    クラツド層が順次形成された複数個の半導体レー
    ザにおいて、同複数個の半導体レーザのうち少な
    くとも2個の半導体レーザの前記リツジの幅が異
    なるとともに、前記リツジの上に形成された前記
    第1クラツド層と前記活性層の膜厚が、前記リツ
    ジの幅の狭い方が前記リツジの幅の広い方より薄
    いことを特徴とする半導体レーザアレイ装置。
JP273383A 1983-01-10 1983-01-10 半導体レ−ザアレイ装置 Granted JPS59126695A (ja)

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JP273383A JPS59126695A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 半導体レ−ザアレイ装置

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JP273383A JPS59126695A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 半導体レ−ザアレイ装置

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