JPH04364335A - 同期モータにおけるラジアルタイプのロータ構造 - Google Patents

同期モータにおけるラジアルタイプのロータ構造

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Publication number
JPH04364335A
JPH04364335A JP3137708A JP13770891A JPH04364335A JP H04364335 A JPH04364335 A JP H04364335A JP 3137708 A JP3137708 A JP 3137708A JP 13770891 A JP13770891 A JP 13770891A JP H04364335 A JPH04364335 A JP H04364335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
pin
rotor core
magnet
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3137708A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Iwamatsu
登 岩松
Shogo Azuma
省吾 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP3137708A priority Critical patent/JPH04364335A/ja
Publication of JPH04364335A publication Critical patent/JPH04364335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同期モータにおけるラジ
アルタイプのロータ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータコアとマグネットとを円周方向に
交互に配設したラジアルタイプロータを組み立てる場合
に、その組立作業の容易さから、マグネットの着磁は通
常その組立後に行われる。然しながら、組立後着磁の作
業における着磁器は大掛りな装置であるため、少数のロ
ータを製造する場合には不経済である。そこで少数ロー
タの場合にはマグネットを着磁した後に組立作業を行っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、組立後着
磁の場合と異なって、マグネットを着磁した後に薄板を
積層したロータコアと交互に配設、組立を行おうとして
も、マグネットに挾持されようとする積層ロータコアの
各薄板要素板がマグネットから逃げようとして回転動作
をする。このため組立作業の円滑性が損なわれていた。 また、組立の終了した各ロータコアには通しボルト等が
挿入されて端板に取り付けられるが、長いロータの場合
には該ボルトのみでは遠心力に対して強度不足になる。
【0004】依って本発明は、マグネットを着磁した後
に積層体ロータコアとマグネットとを一体化させる組立
作業において該作業の容易化を図ると共に、組立後のロ
ータの耐遠心力強度を増加させ得るロータ構造の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、薄板を積層したステータコアとマグネットとを円周
方向に交互に配設したラジアルタイプのロータ構造であ
って、該ロータの構造が長手方向に複数の単位ロータを
併設して成り、前記ステータコアの各々には前記並設方
向である長手方向に複数の孔を貫通形成しており、該複
数の孔の各々は各単位ロータが並設された場合に隣接し
た単位ロータ間において互いに連通する位置に設けられ
ており、該隣接単位ロータ間に亘って前記各連通孔にピ
ン部材が挿入、配設されていることを特徴とする同期モ
ータにおけるラジアルタイプのロータ構造を提供する。
【0006】
【作用】薄板の積層から成るロータコアには複数の孔が
貫通形成されており、マグネットと一体化させる作業時
には上記各孔にピン部材を挿入しておけば各薄板がマグ
ネットの磁力によって回転することを防止できると共に
、単位ロータを併設した場合に隣接単位ロータ間に亘っ
て上記ピン部材を配設しておけば、遠心力に対するロー
タ強度の補強ともなる。
【0007】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づき
、更に詳細に説明する。図3は本発明に係る一実施例と
してのロータの縦断面図であり、図1の矢視線III−
IIIによる断面図である。図3に示すように、当該ロ
ータは4個の単位ロータ12a,12b,12c,12
dを長手方向に並設して構成されており、各単位ロータ
は図1に示す様に8個のロータコア12と8個のマグネ
ット30とを円周方向に交互に配設して構成されている
【0008】このロータコア12は、図2と図4とに拡
大図示するように扇形の平面形状を成した電磁鋼板材か
ら成る薄板を積層して構成されるが、その中央部には締
結用ボルト16を挿入させるボルト用貫通孔17が設け
られており、その両側には2個のピン用貫通孔20が設
けられている。これらのピン用貫通孔20には周知の縦
割りのスプリングピン18aが部分的に挿入される。即
ち、図2に示す様にピン18aの長さは積層ロータコア
12の長さ方向(厚さ方向)の半分以上に亘って押し込
むが、ある長さ(深さ)の孔を残すと共に、押し込み側
の端部を残して突出させておく。この押込方向を2つの
貫通孔において互いに逆とし、各ピンの突出方向を逆に
する。
【0009】こうして8個のロータコア12を用意して
おき、着磁されたマグネット30と交互に円周方向に配
設する。この場合、各ロータコア12の各要素薄板は2
本のピン18aによって一体化されているためマグネッ
ト30の磁力によってばらばらに回転させられることが
なくなる。 上記配設、組立において、マグネット30を半径方向に
保持するためにマグネット保持板32によって挾持する
。このマグネット保持板32はロータコア12の凹所3
4に挿入、係合させて保持されるのである。
【0010】こうして1つの単位ロータが形成されるが
、長いロータを構成する場合に、各ロータコア12に設
けられているピン18aの突出部を、並設される単位ロ
ータの対応する位置の孔に押し込まれて2つの単位ロー
タが接続される。3個目、4個目の単位ロータを並設す
る場合も同様である。
【0011】これを図3の例示ロータで説明すると、単
位ロータ12bの孔20に押し込められたピン18bの
突出部を、並設される単位ロータ12aの孔20のうち
、ピン18aが挿入されて更に残っている残部の孔部に
押し込むのである。また、図3には縦断面図として現わ
れていないが、1つのロータコア12に対して各ピン1
8aは各孔20に互いに逆方向に突出するよう押し込め
られているため、上記単位ロータ12aの他側に突出し
たピンは単位ロータ12bの孔20に挿入されており、
こうして2つの単位ロータ12a,12bが互いに連結
されるのである。
【0012】本実施例では、遠心力に対する変形を防止
するという観点から、単位ロータ12a,12bを残り
の2個の単位ロータ12c,12dと直接に連結するこ
とはせず、間に、出力軸10に対してキー22によって
一体化され、非磁性材料から成る中間保持板14b,1
4cを介在させている。一方、単位ロータ12aの一端
側には、非磁性材料から成る端板14aがキー24を介
して出力軸10に一体化されている。ピン18a,18
bによって連結された2つの単位ロータ12a,12b
は上記端板14aと中間保持板14bとの間に亘るボル
ト16を前述のボルト用貫通孔17に挿通させ、中間保
持板14bに設けたねじ孔15bに螺合させる。また、
単位ロータ12aのピン18aの端板14a側の突出部
は、該端板14aに設けられた係合孔20aに押し込め
られ、端板とロータ要素との結合を強化している。単位
ロータ12bの中間保持板14b側に突出したピンも該
中間保持板14bに設けた同様の係合孔に押し込められ
て同様に結合を強化している。
【0013】単位ロータ12c,12dに関しても同様
に、孔20に押し込められたピン18c,18d、中間
保持板14c、端板14d、並びにボルト16によって
互いに連結されていると共にシャフト10に一体化され
ている。参照番号26はロータ部が出力軸10からその
軸方向に抜けることを防止するために設けられているC
リングである。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に本発明によ
れば、ロータの組立に際して積層体であるロータコアを
2箇所以上ピンによって保持しているため、着磁された
マグネットを隣接させる場合に各薄板が回転することを
防止することができる。また、単位ロータを並設する場
合に上記ピンを利用して容易に並設、一体化が可能にな
ると共に、組立後には、上記ピンは遠心力に対するロー
タの変形を防止する部材として役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータの横断面図である。
【図2】図1のロータコア1個を矢視線IIの方向から
見た側面図である。
【図3】図1のロータの矢視線 III−III によ
る縦断図である。
【図4】図1のロータの部分拡大図である。
【符号の説明】
12…ロータコア 12a,12b,12c,12d…単位ロータ18a,
18b,18c,18d…ピン20…ピン用貫通孔 30…マグネット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  薄板を積層したステータコアとマグネ
    ットとを円周方向に交互に配設したラジアルタイプのロ
    ータ構造であって、該ロータの構造が長手方向に複数の
    単位ロータを併設して成り、前記ステータコアの各々に
    は前記並設方向である長手方向に複数の孔を貫通形成し
    ており、該複数の孔の各々は各単位ロータが並設された
    場合に隣接した単位ロータ間において互いに連通する位
    置に設けられており、該隣接単位ロータ間に亘って前記
    各連通孔にピン部材が挿入、配設されていることを特徴
    とする同期モータにおけるラジアルタイプのロータ構造
JP3137708A 1991-06-10 1991-06-10 同期モータにおけるラジアルタイプのロータ構造 Pending JPH04364335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3137708A JPH04364335A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 同期モータにおけるラジアルタイプのロータ構造

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JP3137708A JPH04364335A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 同期モータにおけるラジアルタイプのロータ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04364335A true JPH04364335A (ja) 1992-12-16

Family

ID=15204971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3137708A Pending JPH04364335A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 同期モータにおけるラジアルタイプのロータ構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH04364335A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980050503A (ko) * 1996-12-20 1998-09-15 추호석 교류 서보모터의 로터
WO2022254679A1 (ja) * 2021-06-04 2022-12-08 三菱電機株式会社 ロータ及びロータの製造方法

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