JPH04364234A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH04364234A
JPH04364234A JP29163791A JP29163791A JPH04364234A JP H04364234 A JPH04364234 A JP H04364234A JP 29163791 A JP29163791 A JP 29163791A JP 29163791 A JP29163791 A JP 29163791A JP H04364234 A JPH04364234 A JP H04364234A
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JP
Japan
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light
spot
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disk
mirror
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Application number
JP29163791A
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English (en)
Inventor
Hisashi Konno
今野 久司
Takashi Takishima
俊 滝島
Taku Morita
森田 卓
Toshiyuki Kase
俊之 加瀬
Masahiro Ono
大野 政博
Koichi Maruyama
晃一 丸山
Masato Noguchi
正人 野口
Makoto Iki
壹岐 誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスクに光束を
集光させて少なくとも情報の再生を行う光ディスク装置
に関し、特に、プッシュプル法によるトラッキングエラ
ー検出を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の光ディスク装置を示した
ものである。
【0003】レーザー光源1からの光束をコリメートレ
ンズ2、ミラー3、対物レンズ4を介して記録媒体であ
るディスクOD上にスポットとして結像させ、ディスク
ODからの反射光をビームスプリッター5、集光レンズ
6を介して受光素子7に導く。対物レンズ4とミラー3
とは、ディスクのラジアル方向にスライド自在なヘッド
8に設けられ、レーザー光源1からビームスプリッター
5までの素子は固定されている。
【0004】受光素子7は、図9に示すようにディスク
のタンジェンシャル方向に相当する境界線を境に分割さ
れた2つの領域A,Bを有している。受光素子7上に集
光された反射光の光量分布は、ディスク上に形成された
ピット、あるいはグルーブとスポットとの位置関係によ
り回折による影響を受けて変化する。したがって、受光
素子7の2つの領域の出力の差動をとることにより、プ
ッシュプル法によるトラッキングエラー信号を検出する
ことができる。
【0005】ミラー3は、図中の矢印方向に対して回動
自在であり、検出されたトラッキングエラー信号に基づ
いてディスク上でのスポットをディスクの半径方向に移
動させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の光ディスク装置においては、所望のトラックを
アクセスするためにミラー3を傾けた場合には、図10
に示したように反射光束の光路がミラーが基準状態であ
るときに比較してδ分シフトし、受光素子上のスポット
が図9に実線で示した基準位置から破線で示したような
位置に全体的にシフトする。
【0007】このシフトは、ディスクのラジアル方向に
相当するため、スポット内の光量分布に変化がなくとも
各受光領域の受光バランスが崩れ、受光素子の両領域の
受光量差として検出されるトラッキングエラー信号にト
ラックオフセット信号が含まれる。
【0008】なお、この明細書では、トラッキングエラ
ー検出用の受光素子から検出される信号のうち、反射光
束のズレδによって発生する受光素子上でのスポットの
移動に起因する成分をトラックオフセット信号と定義す
る。
【0009】図11は、ディスク上のスポット位置とト
ラッキングエラー信号との関係の一例を示すグラフであ
り、横軸がディスク上のスポット中心のトラック中心か
らのシフト量、縦軸が出力されるトラッキングエラー信
号である。●−●線は光束がディスクにより垂直に反射
される時のトラッキングエラー信号、×−×線は基準状
態に対して反射光束のシフトδが0.19mmの時のト
ラッキングエラー信号、○−○線はシフトδが0.38
mmの時のトラッキングエラー信号である。
【0010】ミラーの傾き角度が大きくなるにしたがっ
てδが大きくなるため、トラッキングエラー信号の曲線
がほぼ全体的にレベルシフトしてしまい、ディスク上で
のスポットとトラックとの実際のズレ量とトラッキング
エラー信号との対応関係が崩れてしまう。したがって、
検出される信号に基づいてトラッキングサーボをかけて
も、スポット位置を正確に制御することができないとい
う問題がある。
【0011】
【発明の目的】この発明は、上述した従来技術の課題に
鑑みてなされたものであり、光ディスクに入射する光束
がディスクに対して傾いた場合にも、正確なトラッキン
グエラー検出をすることができる光ディスク装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成させるため、レーザー光源と光ディスク間の光路
中に設けられ、光束をディスク上で半径方向に移動させ
るよう回動自在な第1及び第2のガルバノミラーと、光
ディスクのタンジェンシャル方向に相当する境界線を境
として分割された少なくとも2つの領域を有し、光ディ
スクで反射された光束を受光するトラッキングエラー検
出用の受光素子と、第1、第2ガルバノミラーの回動角
度を受光素子上での受光光束を移動させないよう変化さ
せることにより、ディスク上のスポットをトラックを横
切って移動させる駆動制御手段とを有することを特徴と
する。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
【0014】
【実施例1】図1〜図4は、この発明の実施例1を示し
たものである。
【0015】まず、光学系の全体構成を説明する。この
光学系は、図1に示したように、光源部10、対物光学
系20、プリズムブロック30、信号検出光学系40と
を備えており、プリズムブロック30と光磁気ディスク
MODとの間には第1、第2のガルバノミラー15,2
2が設けられている。
【0016】光源部10は、発散光束を発生する半導体
レーザー11と、発散光束を平行光束とするコリメータ
レンズ12と、光束断面の形状を整形する2つのアナモ
フィックプリズム13,14とから構成され、断面円形
の平行ビームを発生する。
【0017】対物光学系20は、ビームを光磁気ディス
クMODの信号記録面に集光させる対物レンズ21と、
第2のガルバノミラー22とから構成されている。対物
レンズ21と第2のガルバノミラー22とは、光磁気デ
ィスクMODのラジアル方向xにスライドされる図示せ
ぬヘッド内に設けられている。これに対して光源部10
、プリズムブロック30、信号検出光学系40は固定さ
れている。また、対物レンズ21は、ヘッド内に設けら
れたアクチュエータ上に設けられており、その光軸方向
zに駆動される。
【0018】プリズムブロック30は、2つのハーフミ
ラー面31a,31bを有する第1のブロック31と、
λ/2板32を介して第1のブロックに接合され、偏光
分離面33aと全反射面33bとを有する第2のブロッ
ク33とから構成されている。
【0019】光源部10からの光束は、一部が第2のハ
ーフミラー面31bにより反射され、集光レンズ34に
より半導体レーザーの自動出力調整用の受光素子35上
に集光してスポットを形成する。
【0020】一方、ディスクから反射された光束の一部
は、第2のハーフミラー面31bにより反射され、λ/
2板により偏光方向が45゜回転させられ、P偏光成分
は偏光分離面33aを透過して集光レンズ41aを介し
て第1の光磁気記録信号検出用の第1の受光素子42a
上に集光する。また、S偏光成分は、偏光分離面33a
と全反射面33bとで反射され、集光レンズ41bを介
して光磁気記録信号検出用の第2の受光素子42b上に
集光する。
【0021】光磁気ディスクMODへ入射するレーザー
光の偏光方向は、スポットが結像される位置のディスク
の磁化方向に対応して磁気カー効果により回転するため
、これを45゜回転させてP,S成分に分離し、それぞ
れ別個の受光素子42a,42bにより検出することに
より、その強度差から光磁気記録信号を読み出すことが
できる。
【0022】ディスクからの反射光のうち、第2のハー
フミラー面31bを透過した成分は、第1のハーフミラ
ー面31aにより反射され、集光レンズ43を介してト
ラッキングエラー信号検出用の受光素子45上に集光す
る。
【0023】なお、上記の実施例では、フォーカスエラ
ーの検出手段については図示を省略しているが、フォー
カスエラーに関しては公知の方法、例えば非点収差法等
を用いて検出することができる。
【0024】受光素子45の受光領域は、図9に示した
従来例と同様に、ディスクのタンジェンシャル方向に相
当する境界線を境に二分された受光領域A,Bを有して
いる。
【0025】トラッキングズレを補正するために1枚の
ガルバノミラーにより光束の方向を変更すると、従来例
で説明したような受光素子上でのスポットのズレにより
トラックオフセットが発生する。この実施例の装置は、
2枚のガルバノミラー15,22の角度を適宜設定する
ことにより、受光素子上でのスポットを移動させずにト
ラッキングズレを補正することができる。
【0026】図2は、第1のガルバノミラーM1及び第
2のガルバノミラーM2の回動と、反射光束の中心軸の
変化との関係を示す説明図である。なお、レーザー光束
は、ガルバノミラーの回動によっても対物レンズの瞳か
ら外れないように、対物レンズの瞳より大きい径をもっ
て入射する。したがって、光磁気ディスクMODからの
反射光の径は対物レンズの瞳径によって規定され、反射
光束の中心軸は対物レンズOBの中心Oを通る直線とし
て表される。
【0027】第1、第2のガルバノミラーM1,M2が
実線で示す基準位置にあると、半導体レーザーLDから
のレーザー光束の中心軸は対物レンズOBの光軸Axに
一致し、光磁気ディスクMODのC0点にスポットが形
成される。そして、光磁気ディスクMODからの反射光
は、入射時と同一の光路を通ってミラーM1に達し、こ
こで反射されて受光素子PD上に集光される。
【0028】この状態から第1のガルバノミラーM1を
点線で示すように反時計回りにθ1回動させ、第2のガ
ルバノミラーM2を時計回りにθ2回動させると、半導
体レーザー11からのレーザー光束は光軸Axに対して
角度θをもって入射し、光磁気ディスクMODで反射さ
れて受光素子PDに達する。しかし、対物レンズの中心
Oを通る反射光の中心軸は、ミラーM2上の点O2”、
ミラーM1上の点O1’を通るため、受光素子上での位
置が前記の基準位置からs’移動する。
【0029】ここで光磁気ディスクMOD上でのビーム
の移動量をε、対物レンズOBのビーム振れ角をθ、対
物レンズOBと第2のガルバノミラーM2との間の距離
をL、第1、第2のガルバノミラーM1,M2間の距離
をLM、対物レンズOBの焦点距離をfとすると、次の
式1の関係が成り立つ。
【0030】
【式1】ε/f = θ θ = θ1 + θ2 s = (LM + L)θ1 + LM・θ2
【00
31】受光素子上での反射光の移動s’を0とするため
には、反射光の中心軸がガルバノミラーM1の回動中心
O1を通るように設定すればよい。そしてそのためには
、点O1を通り、かつ、点O、O2”、01’を通る連
続直線に対して平行な連続直線が対物レンズの瞳と交わ
る位置O’をOに一致させればよいことが理解できる。 点Oと点O’との間隔sを0にすることができれば、受
光素子上での中心軸の移動s’も0にすることができ、
そのためには以下の式2の条件を満たすようにガルバノ
ミラーを回転させれば良い。
【0032】
【式2】θ1 = −(L/LM)(ε/f)    
       …(1)θ2 = (ε/f)(1+(
L/LM)) = (ε/f)−θ1   …(2)

0033】図3には、上の2式を満足させるように第1
、第2のガルバノミラーM1,M2を回動させて光磁気
ディスクMOD上でビームを移動させた場合の光路をガ
ルバノミラーを回動させる前を実線、回動させた後を点
線で示している。図中の符号CLはコンデンサレンズで
ある。同図から明らかなように、上記の条件を満たす場
合には、各ガルバノミラーを回動させても受光素子PD
上の受光ビームは移動しない。
【0034】なお、図2,3では、図を見やすくするた
め、光ディスクからの反射光が第1のガルバノミラーM
1で反射されて受光素子PDに入射するよう描かれてい
るが、これは実際の光路を表すものではない。
【0035】次に、ヘッド及びガルバノミラーを駆動す
るための制御系の概略を説明する。以下の説明では、デ
ィスク上のスポットを目的のトラックに移動させるため
のディスクの半径方向の動作を「シーク」と定義する。 この装置では、ヘッドを移動させて精度の荒いシーク(
粗シーク)を行なった後、ガルバノミラー15,22を
所定量回動させて精度の高いシーク(微シーク)を行な
う。ヘッドの移動は、ディスク半径の全範囲に及ぶが応
答性は低い。一方、ガルバノミラーによるシークは、ヘ
ッドの移動の応答性に比較して応答性が極めて高いが、
そのシーク範囲は数10トラック程度である。この装置
は、シークを粗シークと微シークとの2段階に分割して
行なっている。これにより、ヘッドのみでシークを行わ
せるよりもシーク時間を短縮することができる。
【0036】この制御系は、駆動対象としてヘッドを移
動させるためのモータ50、第1、第2のガルバノミラ
ー15,22を備え、各駆動対象を駆動するドライバ5
1,52,53と、ガルバノミラーの回動角度を検出す
る検出器54,54’と、各ドライバを制御する駆動制
御回路60とを備えている。各ドライバは、駆動制御回
路60から各ドライバに入力される信号に基づき、検出
器から検出される回動角度をモニタしつつクローズドル
ープで各ガルバノミラーを駆動する。
【0037】駆動制御回路60は、アクセスすべきトラ
ックのアドレス信号、そしてディスクから読み出される
現トラックのアドレス信号に基づいて粗シークのための
移動量信号RS、微シークのための移動量信号信号FS
を出力する機能を有する。
【0038】また、駆動制御回路60には、受光素子4
5の受光領域A,Bの出力信号を引算器46によって引
算して得られるトラッキングエラー信号TEが入力され
る。トラッキングエラー信号TEには、ディスクの偏心
等に起因する低周波成分と、その他の高周波成分とが含
まれる。駆動制御回路60は、トラッキングエラー信号
TEに基づき、その低周波成分を補正するための移動量
信号RTと、高周波成分を補正するための移動量信号F
Tとを出力する。
【0039】粗シーク信号RSと低周波トラッキングエ
ラー信号RTとは、スイッチSW1を介してヘッド移動
モータ50を駆動するドライバ51に選択的に入力され
る。ドライバ51は、スイッチSW1がS側に接続され
ているときには、粗シーク信号RSに基づいてモータ5
0を駆動し、スイッチSW1がT側に接続されていると
きには、移動量信号RTと検出器53から入力される角
度信号とに基づいてモータ50を駆動する。
【0040】なお、角度信号がドライバ51に入力され
ると、ドライバ51は第2のガルバノミラー22の回動
によるスポットの移動をヘッドの移動で置き換えるよう
に、すなわちガルバノミラー22を基準角度(光束がデ
ィスクに対して垂直となる角度)に復帰させるようなト
ラッキングエラー信号が出力されるようにヘッドを移動
させる。 これにより、微シークによりディスクOD上でのスポッ
トを素早く移動させた後、ヘッドをスポットの動きに追
随させて移動させることにより、最終的にはヘッドの移
動のみでシークを行った場合と同様の位置までヘッドを
移動させる。
【0041】ドライバ52には、微シーク信号FSと高
周波トラッキングエラー信号FTとがスイッチSW2を
介して選択的に入力され、ドライバ52は何れかの信号
に基づいてガルバノミラーを駆動する。ドライバ53に
接続されたメモリ55は、検出された第2のガルバノミ
ラー22の角度に応じて前述の(1),(2)式を満た
すような第1のガルバノミラー15の回動角度を出力し
、ドライバ53はこの角度信号に基づいて第1のガルバ
ノミラー15を駆動する。これにより、受光素子45上
でのスポットの移動が補正される。
【0042】次に、トラックアクセスの作用を説明する
【0043】駆動制御回路60に目的のトラックのアド
レスと現トラックのアドレスとが入力され、ヘッドの移
動量が演算される。スイッチSW1はS側、スイッチS
W2はOFF位置に設定される。駆動制御回路60から
粗シークの移動量信号RSがドライバ51へ出力され、
ドライバ51はこの信号にしたがってヘッド移動モータ
50をオープンループで駆動する。このとき、ガルバノ
ミラー15,22は基準角度で固定されている。
【0044】粗シークが終了すると、スイッチSW1が
T側、SW2がS側に切り替えられ、現トラックのアド
レスが読み込まれる。目的アドレスとの差が演算により
求められ、微シークの移動量信号FSがドライバ52に
出力される。ドライバ52は、第2のガルバノミラー2
2を回動させ、ディスク上のスポットを1トラックづつ
移動させて目的のトラックに移動させる。このとき、検
出器54からの角度信号に対応してメモリ55から出力
される信号に基づき、ドライバ53が第1のガルバノミ
ラー15を受光素子上でスポットがズレないよう回動さ
せる。ガルバノミラーの回動角度は、前述の(1)(2
)式を満足するように決定され、これによりトラックオ
フセットの発生が防止される。
【0045】ディスク上のスポットが目的のトラックに
到達すると、スイッチSW2がT側に切り替えられ、ガ
ルバノミラー22はトラッキングエラー信号TE1に基
づいて駆動される。
【0046】トレース時、ドライバ51が検出器54の
出力信号を低周波トラッキングエラー信号RTに優先さ
せてヘッドを移動させると、高周波トラッキングエラー
信号FTに通常ヘッドの移動により補正される低周波成
分が入る。この低周波成分は前述のようにガルバノミラ
ー22を基準角度に復帰させる成分であるため、ドライ
バ52がこの低周波成分を含む信号FTに基づいてガル
バノミラーを回動させることにより、ガルバノミラー2
2の回動角度は次第に基準角度に戻る。第1のガルバノ
ミラーは第2のガルバノミラーの回動角度に応じて回動
させるため、第2のガルバノミラーが基準角度に戻るこ
とにより、第1のガルバノミラーも基準角度に戻る。
【0047】上記のように2枚のガルバノミラーの角度
を調整することにより、微シーク時のガルバノミラーの
回動によっても受光素子上のスポットは移動しない。
【0048】
【実施例2】図5は、この発明の実施例2を示したもの
である。
【0049】この実施例の装置では、固定ミラー16を
設けて光路を延長し、その光路内に第2のガルバノミラ
ー17を配置すると共に、ヘッド内に固定ミラー22’
を配置している。シーク時の光束の制御は、ディスクか
らの反射光がシフトしないように、第1、第2のガルバ
ノミラー15,17を所定の関係で回動させることによ
り行なわれる。
【0050】なお、他の構成については実施例1と同様
であるので、説明を省略する。
【0051】実施例2の構成によれば、ヘッド内にガル
バノミラーを設ける必要がなくなるため、ヘッドの軽量
化を図ることができ、シークのスピードをより高速にす
ることができる。
【0052】図6は、図1に示した実施例1の変形例を
示したものであり、第1のガルバノミラー15と第2の
ガルバノミラー22との間にプリズムブロック30と信
号検出系40とが設けられている。また、図7は、図5
に示した実施例2の変形例を示したものであり、第2の
ガルバノミラー17とミラー22’との間にプリズムブ
ロック30と信号検出系40とが設けられている。
【0053】いずれの変形例においても、前述の各実施
例とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0054】
【効果】以上説明したように、この発明によれば、微シ
ーク時に2枚のミラーの回動角度を適宜設定することに
より、受光素子上でのスポットの移動を防止することが
でき、トラックオフセット信号を含まないトラッキング
エラー信号を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す光学素子の配置説明図である。
【図2】2枚のガルバノミラーの回動角度と受光素子上
でのスポットの移動との関係を示す説明図である。
【図3】受光素子上のスポットが移動しないよう2枚の
ガルバノミラーの角度を設定した場合の光路を示す説明
図である。
【図4】制御系のブロック図である。
【図5】実施例2を示す光学素子の配置説明図である。
【図6】実施例1の変形例を示す光学素子の配置説明図
である。
【図7】実施例2の変形例を示す光学素子の配置説明図
である。
【図8】従来のトラッキングエラー信号検出装置の光学
系の説明図である。
【図9】受光素子上でのスポットのシフトを示す説明図
である。
【図10】光束が傾いた場合の反射光のシフトを示す説
明図である。
【図11】トラッキングエラー信号を示すグラフである
【符号の説明】
MOD…光磁気ディスク 15,22,17…ガルバノミラー 21…対物レンズ 45…受光素子 51,52,53…ドライバ 60…駆動制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レーザー光源と光ディスク間の光路中
    に設けられ、光束をディスク上で半径方向に移動させる
    よう回動自在な第1及び第2のガルバノミラーと、前記
    光ディスクのタンジェンシャル方向に相当する境界線を
    境として分割された少なくとも2つの領域を有し、前記
    光ディスクで反射された光束を受光するトラッキングエ
    ラー検出用の受光素子と、前記第1、第2ガルバノミラ
    ーの回動角度を前記受光素子上での受光光束を移動させ
    ないよう変化させることにより、ディスク上のスポット
    をトラックを横切って移動させる駆動制御手段とを有す
    ることを特徴とする光ディスク装置。
JP29163791A 1990-11-07 1991-11-07 光ディスク装置 Pending JPH04364234A (ja)

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JP29163791A JPH04364234A (ja) 1990-11-07 1991-11-07 光ディスク装置

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