JPH04364075A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH04364075A
JPH04364075A JP3138135A JP13813591A JPH04364075A JP H04364075 A JPH04364075 A JP H04364075A JP 3138135 A JP3138135 A JP 3138135A JP 13813591 A JP13813591 A JP 13813591A JP H04364075 A JPH04364075 A JP H04364075A
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JP
Japan
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voltage
threshold voltage
charge
condition
storage electrode
Prior art date
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Withdrawn
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JP3138135A
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English (en)
Inventor
Makoto Oi
誠 大井
Hideaki Arima
有馬 秀明
Natsuo Ajika
夏夫 味香
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に関
し、特に、電気的にデータの書込または消去が可能な不
揮発性半導体記憶装置(Electrically  
Erasable  and  Programabl
e  Read  OnlyMemory:EEPRO
M)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置のうち、電気的に
データの書込および消去が可能なものとして、不揮発性
半導体記憶装置(EEPROM)が知られている。図1
4は、従来のEEPROMの全体構成を示すブロック図
である。
【0003】図14を参照して、従来のEEPROMは
、メモリセル(図示せず)がマトリックス状に複数個配
置されたメモリセルアレイ30と、外部から与えられた
アドレス信号を解読してメモリセル(図示せず)を指定
するためのXデコーダ21およびYデコーダ22と、Y
ゲート23と、制御回路24と、入出力回路25とを備
えている。Xデコーダ21、Yデコーダ22、Yゲート
23、制御回路24、入出力回路25およびメモリセル
アレイ30は、半導体チップ26上の同一基板上に形成
されている。さらに、半導体チップ26には、電源入力
端子Vcc28と高圧電源入力端子VPP29とが設け
られている。
【0004】図15は、図14に示したメモリセルアレ
イを構成するメモリセル(半導体記憶素子)を示す断面
構造図である。図15を参照して、従来のメモリセルは
、不純物濃度1×1015/cm3 、比抵抗10Ω・
cmの特性を有するP型シリコン半導体基板31と、加
速電圧30〜40KV、ドーズ量1×1015/cm2
 の条件下で砒素(As)をイオン注入することにより
形成された不純物濃度1×1020/cm3 を有する
n+ 型ドレイン領域32と、加速電圧100〜150
KV、ドーズ量5×1015/cm2 の条件下で砒素
(As)をイオン注入することにより形成された不純物
濃度1×1020/cm3 を有するn+ ソース領域
33と、n+ ドレイン領域32とn+型ソース領域3
3との間に形成されたチャネル領域34と、チャネル領
域34上に形成された100Åの厚さを有するゲート酸
化膜35と、ゲート酸化膜35上に形成された多結晶シ
リコン層からなるフローティングゲート36と、フロー
ティングゲート36上に形成された層間絶縁膜37と、
層間絶縁膜37上に形成された多結晶シリコン層からな
るコントロールゲート38とを備えている。
【0005】次に、図14および図15を参照して、従
来のEEPROMの動作について説明する。
【0006】まず、メモリセルへのデータの書込は、高
圧電源入力端子VPP29に12.5Vを印加する。こ
の高圧電源入力端子VPP29からコントロールゲート
38に12.5Vが供給される。これと同時に、n+ 
型ドレイン領域32に負荷抵抗を介して8Vが供給され
る。n+ 型ソース領域33は接地され、接地電位(G
ND)となる。このとき、n+ ソース領域33からn
+ ドレイン領域32に向けて電子が移動し、チャネル
領域34には0.5〜1mA程度の電流が流れる。そし
て、流れる電子は、n+ 型ドレイン領域32近傍の高
電界により加速される。この加速により、電子は、P型
半導体基板31の表面からゲート酸化膜35へのエネル
ギ障壁3.2eVを越す高いエネルギを得る。この高い
エネルギを得た電子はホットエレクトロンと呼ばれる。 ホットエレクトロンの一部は、ゲート酸化膜35の障壁
を飛越えてコントロールゲート38の高電位(12.5
V)に引かれ、フローティングゲート36に注入される
。フローティングゲート36は、電気的にマイナスの状
態となる。この状態をデータの「0」に対応させている
【0007】メモリセルからのデータの消去は、書込と
同様まず、高圧電源入力端子VPP29に12.5Vが
印加される。この高圧電源入力端子VPP29からn+
 型ソース領域33に12.5Vが供給される。コント
ロールゲート38は、接地されて接地電位(GND)と
なる。 n+ 型ドレイン領域32は、フローティング状態にさ
れる。このとき、フローティングゲート36とn+ 型
ソース領域33との間のゲート酸化膜35に高電界が発
生する。これにより、ゲート酸化膜35のエネルギ障壁
は低くなる。この結果、フローティングゲート36から
n+ 型ソース領域33の高電位(12.5V)に引か
れて電子が放出される。この放出により、フローティン
グゲート36とn+ 型ソース領域33との間にはトン
ネル電流と呼ばれる電流が流れる。この電流は、フロー
ティングゲート36に蓄積されていた電荷量によるもの
だけなので、非常に小さい。これにより、フローティン
グゲート36は、電荷の存在しない電気的に中性な状態
となる。 この状態をデータの「1」に対応させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
EEPROMのメモリセルでは、熱的平衡状態(消去状
態)でのしきい値電圧は、従来のUV照射を用いてデー
タの消去を行なうEPROMのしきい値電圧と同程度で
ある。すなわち、EEPROMに書込まれたデータを電
気的に消去した後には、フローティングゲート36内に
は電荷がほとんど残っていない。この結果、フローティ
ングゲート36を囲むゲート酸化膜35および層間絶縁
膜37には電気的にストレスが加わることがない。
【0009】ところが、EEPROMにデータが書込ま
れた状態では、フローティングゲート36内には電子が
蓄積されている。したがって、フローティングゲート3
6を囲むゲート酸化膜35および層間絶縁膜37には、
最高で3.5MV/cm程度の電界が加わる。この結果
、ゲート酸化膜35が破壊するという問題点や電子がリ
ークしてデータの揮発が起こるなどの問題点があった。 特に、フローティングゲート36とP型シリコン半導体
基板31との間に位置するゲート酸化膜35は、100
Å程度の厚さであるため、上記絶縁破壊や電子のリーク
によるデータ保持特性の悪化が著しいという問題点があ
った。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、フローティングゲート(電荷蓄
積電極)の上下に位置するゲート酸化膜35および層間
絶縁膜(第1および第2の絶縁膜)に加わる電界を軽減
して電荷保持特性を向上させることが可能な半導体記憶
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明における半導体
記憶装置は、第1導電型の半導体基板と、第1導電型の
半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔てて形成された
第2導電型の1対の不純物領域と、1対の不純物領域間
に第1の絶縁膜を介して形成された電荷蓄積電極と、電
荷蓄積電極上に第2の絶縁膜を介して形成された制御電
極とを有し、電荷蓄積電極へ電荷を蓄積しまたは電荷蓄
積電極から電荷を引抜くことによって電気的にデータの
書込または消去を行なう半導体記憶装置において、電荷
蓄積電極は電気的に中性な状態で制御電極に電圧を印加
したときのしきい値電圧が、前記電荷蓄積電極への電荷
の蓄積後のしきい値電圧と前記電荷蓄積電極からの電荷
の引抜き後のしきい値電圧との略平均値に設定されてい
ることを特徴とする、半導体記憶装置。
【0012】
【作用】この発明に係る半導体記憶装置では、電荷蓄積
電極が電気的に中性な状態で制御電極に電圧を印加した
ときのしきい値電圧が、電荷蓄積電極への電荷の蓄積後
のしきい値電圧と電荷蓄積電極からの電荷の引抜き後の
しきい値電圧との略平均値に設定されているので、電荷
蓄積電極に電荷を蓄積したときに第1および第2の絶縁
膜に加わる電界が従来に比べて略半減される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0014】まず、本発明の背景について説明する。E
EPROMにおいて、メモリセルへのデータの書込後お
よび消去後の状態について考える。
【0015】通常、メモリセルのしきい値電圧(Vth
)は、書込後では7V程度、消去後では0〜1V程度に
設定されている。これは、以下のような理由による。
【0016】すなわち、データの書込後にデータを読出
す場合には、コントロールゲートにVcc(〜5V)を
印加して、そのVccより大きいか小さいかで書込まれ
ているデータの判別を行なう。このため、データの書込
後のメモリセルのしきい値電圧(Vth)は、5V以上
必要である。また、データが消去された状態で、メモリ
セルのしきい値電圧Vthが負の状態になると、メモリ
セルトランジスタがOFFできなくなる。このため、消
去状態のメモリセルのしきい値電圧Vthは、0ボルト
以上必要である。
【0017】上記の制約にマージン(余裕)を含めて、
書込後のしきい値電圧を7V、消去後のしきい値電圧を
0〜1Vという値に設定している。したがって、メモリ
セルのしきい値電圧Vthは、書込状態と消去状態とで
6〜7V変動(スィング)する。このようなVthの変
動によってフローティングゲートに実際にかかる電圧は
、コントロールゲート・フローティングゲート間の容量
と、フローティングゲート・半導体基板間の容量との容
量分割比によって決まる。この容量分割比は、約0.5
〜0.6である。したがって、メモリセルのしきい値電
圧Vthの変動(6〜7V)は、フローティングゲート
から見ると3〜4Vの変動に相当する。すなわち、デー
タの書込状態と消去状態とでフローティングゲートの電
圧は3〜4V変化する。
【0018】従来ではデータ消去後のメモリセルのしき
い値電圧Vthが、フローティングゲート内に電子がな
い状態すなわち中性状態でのメモリセルのしきい値電圧
Vthとほぼ同じ値に設定されていた。このため、フロ
ーティングゲートを囲む酸化膜にはデータの消去状態で
は電圧がかかっていない状態となる。この一方、データ
の書込状態では、上述したように3〜4Vの電圧がフロ
ーティングゲートを囲む酸化膜にかかっていた。このよ
うに従来では、書込状態にある場合にのみ3〜4Vの電
圧がフローティングゲートを囲む酸化膜にかかっていた
【0019】本発明は上記のような背景に基づき、中性
状態でのメモリセルのしきい値電圧Vthをデータの書
込状態と消去状態との各々のしきい値電圧Vthの略平
均値に設定する。これにより、データの書込後にフロー
ティングゲートに蓄積される電子の絶対量を従来に比べ
て半減させることができる。この結果、フローティング
ゲートの電圧を半分に低下させることが可能となり、フ
ローティングゲートを囲む酸化膜にかかる電圧を半減さ
せることができる。これと同時に、フローティングゲー
ト内に注入する電子の量が半減することから、書込時間
を短縮できるという効果も奏する。
【0020】次に、電子のリークについて考える。電子
のリーク電流は、ファウラー−ノルドハイム(Fawl
er−Nordheim)の式より次の式(1)のよう
に表わされる。
【0021】   J=KE2 exp[−4√2m* (eφB )
3/2 /3ehE]      …(1)J:トンネ
ル電流密度  K:ボルツマン定数  E:電界  m
* :有効質量e:電子の素電界  h:プランク定数
  φB :バリアハイト ここで、上の式(1)より、トンネル電流密度Jは、酸
化膜にかかる電圧Eに非常に大きく依存することがわか
る。
【0022】また、酸化膜の絶縁破壊は、酸化膜にかか
る電界に大きく依存することが知られている。図1は、
酸化膜に印加される電圧と寿命との関係を示した図であ
る。
【0023】図1を参照して、1Vの印加電圧の変化で
絶縁破壊が約1000倍起こりにくくなることがわかる
。本発明では、データの書込状態でフローティングゲー
トの上下に位置する酸化膜にかかる電圧が、従来の3〜
4Vに比べて約半分の1.5〜2Vになる。すなわち、
書込状態で酸化膜にかかる電圧と消去状態で酸化膜にか
かる電圧とが等しくなるように、中性状態のしきい値電
圧を設定することにより、従来に比べて書込状態でのフ
ローティングゲートにかかる電圧を減少させることがで
きる。図1に示すように、本発明では、従来に比べて書
込状態で酸化膜にかかる電圧がほぼ半減しているので、
従来に比べて約10万倍絶縁破壊が起こりにくくなるの
がわかる。すなわち本発明ではデータの保持特性を非常
に改善することができる。
【0024】図2ないし図13は、本発明に従った一実
施例のスタックトゲート型フラッシュEEPROMのメ
モリセルの製造プロセス(第1工程ないし第12工程)
を示した断面図である。図2〜図13を参照して、次に
上記で述べたしきい値電圧を制御する実際の製造プロセ
スについて説明する。
【0025】まず、図2に示すように、比抵抗が10Ω
cm程度のP型シリコン半導体基板1に、ボロン(B)
を100KeV,4×1012/cm2 の条件下で注
入する。そして、1150℃で6時間熱処理を行なうこ
とにより、ウェル(図示せず)を形成する。
【0026】次に、図3に示すように、活性領域を分離
する領域にボロンを80KeV,2.5×1013/c
m2 の条件下で注入する。そして、この領域に、選択
酸化法を用いて、6000Å程度の厚さのフィールド酸
化膜2を形成する。図3に示す右側の図面におけるA−
Aの断面が左側に示す図面である。
【0027】次に、図4に示すように、メモリセルのし
きい値電圧Vthを制御するため、上記活性領域にイオ
ン注入を行なう。100Å程度の酸化膜3を全面に形成
する。酸化膜3上に第1の多結晶シリコン層4を100
0Å程度堆積する。写真製版技術と異方性エッチングを
用いて、第1の多結晶シリコン層4をカラム方向(縦方
向)に一定のピッチで線状にパターニングする。すなわ
ち、レジストマスク7aを用いて異方性エッチングを行
なうことにより、図4の右側部分に示したようなピッチ
でパターニングを行なう。この後、レジストマスク7a
を除去する。
【0028】次に、図5に示すように、第1の多結晶シ
リコン層4上にON膜5を形成する。ON膜5上に第2
の多結晶シリコン層6を2500Å程度の厚みで形成す
る。第2の多結晶シリコン層6上にレジストマスク7b
を形成する。
【0029】次に、図6に示すように、写真製版技術を
用いて、ロウ方向(横方向)に一定のピッチで線状にレ
ジストマスクをパターニングする。そして、レジストマ
スク7bを用いて、第2の多結晶シリコン層6、その下
層のON膜5および第1の多結晶シリコン層4を異方性
エッチングする。このように、第1の多結晶シリコン層
4は、フローティングゲートを形成し、第2の多結晶シ
リコン層6は、コントロールゲートを形成する。
【0030】次に、図7に示すように、メモリセルのド
レイン領域となる領域をレジストマスク7cで覆う。レ
ジストマスク7cをマスクとして、ソース領域となる領
域に斜め回転注入法を用いて燐(p)をイオン注入する
。さらに、砒素(As)をイオン注入することにより、
ソース領域8を形成する。
【0031】次に、図8に示すように、メモリセルのソ
ース領域8をレジストマスク9で覆う。ドレイン領域と
なる領域に、斜め回転注入法を用いてボロンをイオン注
入する。さらに、砒素をイオン注入することにより、ド
レイン領域10を形成する。このドレイン領域10に注
入する不純物量(ドープ量)によって、メモリセルのし
きい値電圧を容易に制御することができる。
【0032】次に、図9に示すように、酸化膜(図示せ
ず)を1500Å程度の厚みで形成する。異方性エッチ
ングを用いて、フローティングゲート4およびコントロ
ールゲート6の側壁部分にサイドウォール11を形成す
る。
【0033】次に、図10に示すように、酸化膜12を
全面に1500Å程度の厚みで形成する。さらに窒化膜
13を500Å程度の厚みで形成する。
【0034】次に、図11に示すように、ボロン(B)
と燐(P)を含んだ酸化膜を数千Å程度の厚みで形成し
、熱処理およびエッチングを行なうことにより、層間膜
14を形成する。写真製版技術を用いてレジストマスク
15を層間膜14上の所定領域に形成する。レジストマ
スク10を用いて層間膜14を等方性エッチングするこ
とにより、開口部16にテーパ形状17をもった層間膜
14を形成する。その後、図12に示すように、レジス
トマスク15をマスクとしてさらに異方性エッチングを
行なって、ドレイン領域10上に開口部を設ける。
【0035】最後に、図13に示すように、上記開口し
たドレイン領域10上に、電気的に接続するようにチタ
ン18を500Å程度の厚みで形成する。そして、アル
ミニウム19を5000Å程度の厚みで形成する。写真
製版技術と化学処理を用いて、チタン18とアルミニウ
ム19との積層膜をパターニングすることにより、ドレ
イン領域10と接触するビット線(18,19)を形成
する。
【0036】なお、上記実施例では、図4で説明した工
程において、多結晶シリコン層4を形成する前にイオン
注入を行なったが、本発明はこれら限らず、ドレイン領
域10を形成する際のボロン注入をさらに高エネルギで
行なうことによっても、メモリセルのしきい値を制御す
ることができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1にかかる発明によれば、電荷蓄
積電極が電気的に中性な状態で制御電極に電圧を印加し
たときのしきい値電圧を、電荷蓄積電極への電荷の蓄積
後のしきい値電圧と電荷蓄積電極からの電荷の引抜き後
のしきい値電圧とのほぼ平均値に設定することにより、
電荷蓄積電極に電荷を蓄積したときの第1および第2の
絶縁膜に加わる電界が従来に比べてほぼ半減される。こ
れにより、電荷蓄積電極の上下に位置する第1および第
2の絶縁膜に加わる電界を軽減して電荷保持特性を著し
く向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸化膜に印加される電圧と酸化膜の寿命との関
係を示した図である。
【図2】本発明に従った一実施例のスタックトゲート型
フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセスの
第1工程を示した断面図である。
【図3】本発明に従った一実施例のスタックトゲート型
フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセスの
第2工程を示した断面図である。
【図4】本発明に従った一実施例のスタックトゲート型
フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセスの
第3工程を示した断面図である。
【図5】本発明に従った一実施例のスタックトゲート型
フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセスの
第4工程を示した断面図である。
【図6】本発明に従った一実施例のスタックトゲート型
フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセスの
第5工程を示した断面図である。
【図7】本発明に従った一実施例のスタックトゲート型
フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセスの
第6工程を示した断面図である。
【図8】本発明に従った一実施例のスタックトゲート型
フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセスの
第7工程を示した断面図である。
【図9】本発明に従った一実施例のスタックトゲート型
フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセスの
第8工程を示した断面図である。
【図10】本発明に従った一実施例のスタックトゲート
型フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセス
の第9工程を示した断面図である。
【図11】本発明に従った一実施例のスタックトゲート
型フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセス
の第10工程を示した断面図である。
【図12】本発明に従った一実施例のスタックトゲート
型フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセス
の第11工程を示した断面図である。
【図13】本発明に従った一実施例のスタックトゲート
型フラッシュEEPROMのメモリセルの製造プロセス
の第12工程を示した断面図である。
【図14】従来の不揮発性半導体記憶装置の全体構成を
示すブロック図である。
【図15】図14に示したメモリセルアレイを構成する
メモリセル(半導体記憶素子)を示す断面構造図である
【符号の説明】
1:P型シリコン半導体基板 2:フィールド酸化膜 3:酸化膜 4:第1の多結晶シリコン層(フローティングゲート)
5:ON膜 6:第2の多結晶シリコン層(コントロールゲート)8
:ソース領域 10:ドレイン領域 18:チタン 19:アルミニウム なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1導電型の半導体基板と、前記第1
    導電型の半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔てて形
    成された第2導電型の1対の不純物領域と、前記1対の
    不純物領域間に第1の絶縁膜を介して形成された電荷蓄
    積電極と、前記電荷蓄積電極上に第2の絶縁膜を介して
    形成された制御電極とを有し、前記電荷蓄積電極へ電荷
    を蓄積し、または、前記電荷蓄積電極から電荷を引抜く
    ことによって、電気的にデータの書込または消去を行な
    う半導体記憶装置において、前記電荷蓄積電極が電気的
    に中性な状態で前記制御電極に電圧を印加したときのし
    きい値電圧が、前記電荷蓄積電極への電荷の蓄積後のし
    きい値電圧と、前記電荷蓄積電極からの電荷の引抜き後
    のしきい値との略平均値に設定されていることを特徴と
    する、半導体記憶装置。
JP3138135A 1991-06-11 1991-06-11 半導体記憶装置 Withdrawn JPH04364075A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5972750A (en) * 1996-05-24 1999-10-26 Nec Corporation Nonvolatile semiconductor memory device and manufacturing method of the same

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