JPH043637Y2 - - Google Patents

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JPH043637Y2
JPH043637Y2 JP1986002542U JP254286U JPH043637Y2 JP H043637 Y2 JPH043637 Y2 JP H043637Y2 JP 1986002542 U JP1986002542 U JP 1986002542U JP 254286 U JP254286 U JP 254286U JP H043637 Y2 JPH043637 Y2 JP H043637Y2
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jet
water flow
hole
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high pressure
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JP1986002542U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、ジエツト水流切削ノズル装置の改
良に関する。
《従来の技術》 従来のジエツト水流切削ノズル装置として、第
3図および第4図に示す構造がある。このもの
は、先端にノズルチツプ1を設けたノズルガン2
と、ノズルガン2の後端に連結された流体供給ブ
ロツク3からなつている。
流体供給ブロツク3の中心にはアブレイシブ輸
送管4が挿通され、またその周縁には複数の高圧
水流供給孔5が形成されている。そして、アブレ
イシブ輸送管4の先端はノズルガン2の後部隔壁
2aを突出してノズルガン2の内部に形成された
混合室6内に開口し、前記ノズルチツプ1と同一
中心線上に位置している。
また、後部隔壁2aにはアブレイシブ輸送管4
の周縁に前記高圧水流供給孔5に連通すると共に
高圧水流供給孔5と同一中心線上に位置する複数
の噴流形成用ガイド部材7が取付けられている。
それぞれのガイド部材7は、第4図に詳細に示
すように、後部隔壁2aを貫通するように形成さ
れた取付孔2bに挿通されたジユエルホルダー7
aと、ジユエルホルダー7aの高圧水流供給孔5
側のテーパー状突出端周縁に嵌合されたシールリ
ング7bと、ジユエルホルダー7aの中心孔7c
の高圧水流供給孔5側の開口端に嵌合されたジユ
エル7dを備えている。そして、該ジユエル7d
に形成された小孔7eのオリフイス効果により高
圧水流供給孔5から導入される高圧水流の圧力を
速度に変換し、混合室6内にジエツト噴出させる
ようにしている。このジエツト噴流はノズルチツ
プ1の後端で焦点Fを結び、その中心線に対して
直角方向の分力を打ち消しあつて中心に沿つて平
行に進行し、ノズルチツプ1の先端からアブレイ
シブ輸送管4より混合室6内に輸送されるアブレ
イシブを伴つてジエツト噴出する。
《考案が解決しようとする問題点》 この構造にあつては、ジユエル7dに開口され
た小孔7eの方向が焦点Fを決定するが、この方
向はジユエル7dとジユエルホルダー7a、およ
びジユエルホルダー7aと取付孔2bとの嵌合精
度およびシールリング7bの高圧水流供給孔5に
対する水密精度にも関係するため、これらの部分
の加工精度および組立精度を極めて高精度とする
必要があつた。また、このようにしても前記シー
ルリング7bは約2100Kg/cm2もの高圧を受け、こ
れによるへたりにより変形し、ジユエルホルダー
7aの取付位置が変化し易く焦点がずれ易かつ
た。そして焦点がずれた場合には、ジエツト噴流
エネルギーの減退や、ジエツト噴流がノズルチツ
プ1に衝突することによつてノズルチツプの内壁
に摩耗が生ずる原因となる。
この考案は、以上の欠点に鑑みてなされたもの
であつて、その目的は、焦点に精度よく収斂する
ことのできるジエツト水流切削ノズル装置を提供
することにある。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、アブレ
イシブ輸送管が中心軸上に挿通されると共に、該
アブレイシブ輸送管の周縁に所定角度を有して配
設された複数の高圧水流供給孔を有する流体供給
ブロツクと、該流体供給ブロツクの先端に取付け
られ前記アブレイシブ輸送管および流体供給孔の
延長軸線が焦点を結ぶことによりアブレイシブを
伴つたジエツト水流を形成するための混合室を有
する筒状のノズルガンと、該ノズルガンの先端に
取付けられ前記混合室で焦点を結んだジエツト水
流を噴出するノズルチツプとを備えたジエツト水
流切削ノズル装置において、前記ノズルガンの後
端に固定され且つ前記流体供給ブロツクの先端面
に密接配置されたガイドブロツクを設け、該ガイ
ドブロツクには、前記アブレイシブ輸送管がガイ
ドブロツクの先端面より混合室に向けて突出する
ように挿通されると共に、前記高圧水流供給孔に
シール部材を介して連通する複数のオリフイスガ
イド孔を該高圧水流供給孔と同一中心軸上に形成
し、該オリフイスガイド孔には前記高圧水流供給
孔より供給される高圧水流を混合室内の焦点に収
斂させるオリフイス孔が開口形成されたブツシユ
を嵌着させて成ることを特徴とする。
《作用》 高圧水流はガイドブロツクに形成したオリフイ
ス孔の精度およびガイドブロツクのノズルガンに
対する取付精度に応じた精度で焦点に収斂する。
《実施例》 以下、この考案の好適な実施例を第1図および
第2図を用いて詳細に説明する。
図において、このノズル装置は、ノズルガン1
0と、ノズルガン10の後端に袋ナツト11を介
して連結された流体供給ブロツク12とを備えて
いる。
前記ノズルガン10は後部が開口した筒状体で
あり、その先端には中間スリーブ14を介してノ
ズルチツプ16が嵌挿され、ノズルガン10の先
端外周に螺装された袋ナツト18により固定され
ている。
そして、ノズルガン10の後端開口にはガイド
ブロツク20が嵌合固定されている。
前記流体供給ブロツク12の中心部にはアブレ
イシブ輸送管22が挿通され、この先端は前記ガ
イドブロツク20の中心を貫通して該ガイドブロ
ツク20の先端面よりノズルガン10の内部の混
合室10aに突出し、前記ノズルチツプ16と同
一軸線上に対向している。この場合、アブレイシ
ブ輸送管22が高圧水流供給孔24の延長線と干
渉しないようにすることは勿論である。このよう
に、アブレイシブ輸送管22の先端をガイドブロ
ツク20の先端面より混合室10a内に突出させ
ることにより、アブレイシブ輸送管22の先端開
口付近に渦流が発生することに起因してジエツト
水流の方向性が悪化することを抑え、ジエツト水
流のエネルギが減衰して切削力が低下することを
防止すると共に、ジエツト水流がノズルガン10
の内壁に衝突して磨耗させることを防止すること
ができる。
また、アブレイシブ輸送管22の周縁におい
て、流体供給ブロツク12には複数の高圧水流供
給孔24(図では左右一対ある)が形成されてい
る。この各供給孔24の延長軸線は、ノズルチツ
プ16の後端で交差する焦点Fを形成すべく所定
の傾斜角度を有して形成されている。
前記ガイドブロツク20には、各高圧水流供給
孔24と同一中心軸上に位置するオリフイスガイ
ド孔26が該ガイドブロツク20を貫通して形成
されており、このオリフイスガイド孔26の延長
軸線は焦点Fの位置に収斂している。
第2図に拡大して示すように、高圧水流供給孔
24のガイドブロツク20に対する接続端は供給
孔24より大径の孔部24aが形成され、この内
周部にはシールリング28が嵌合され、接続部で
のシール性が確保されている。
また、前記オリフイスガイド孔26の入口端に
は大径部26aが形成され、この大径部にはジユ
エルなどの超硬質材からなるブツシユ30が、止
まりばめあるいはしばりばめなどの嵌め込み手段
により、嵌合固定されている。このブツシユ30
の中心のオリフイス孔30aは入口側で拡開し、
縮小しつつ前記オリフイスガイド孔26の出口側
に同一軸線上に連続する。
従つて、高圧水流供給孔24から導入される高
圧水は、オリフイスガイド孔26の入口端でブツ
シユ30のオリフイス孔30aに導入され、その
テーパーに沿つてガイドされつつ圧力をジエツト
流に変換し、オリフイスガイド孔26に沿つて混
合室10aにジエツト噴出し、焦点Fの位置に収
斂することになる。
そして、この収斂精度は、オリフイスガイド孔
26、大径部26aおよびオリフイス孔30aの
加工精度およびガイドブロツク20とノズル10
との取付精度にのみ相関を有し、位置合わせさせ
るべき部品点数を低減すると共に、シールリング
28は単に接合部での水密性を保つ機能だけであ
るため変動要因としては作用せず、従来に比べて
精度の低下因子をより一層減少することができる
ものとなる。
《考案の効果》 以上実施例で詳細に説明したように、この考案
によれば、焦点への収斂を妨げる精度の低下因子
が少なくなり、また変動要因もないので、より高
い精度でジエツト水流を焦点位置へ収斂させるこ
とができ、高エネルギーでノズルチツプの摩耗の
少ないジエツト水流切削ノズル装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るジエツト水流切削ノズ
ル装置の全体構成を示す縦断面図、第2図は同装
置の要部拡大断面図、第3図は従来のジエツト水
流切削ノズル装置の全体構成を示す縦断面図、第
4図は同装置の要部拡大断面図である。 10……ノズルガン、10a……混合室、12
……流体供給ブロツク、16……ノズルチツプ、
20……ガイドブロツク、22……アブレイシブ
輸送管、24……高圧水流供給孔、26……オリ
フイスガイド孔、30……ブツシユ、30a……
オリフイス孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アブレイシブ輸送管が中心軸上に挿通されると
    共に、該アブレイシブ輸送管の周縁に所定角度を
    有して配設された複数の高圧水流供給孔を有する
    流体供給ブロツクと、該流体供給ブロツクの先端
    に取付けられ前記アブレイシブ輸送管および流体
    供給孔の延長軸線が焦点を結ぶことによりアブレ
    イシブを伴つたジエツト水流を形成するための混
    合室を有する筒状のノズルガンと、該ノズルガン
    の先端に取付けられ前記混合室で焦点を結んだジ
    エツト水流を噴出するノズルチツプとを備えたジ
    エツト水流切削ノズル装置において、 前記ノズルガンの後端に固定され且つ前記流体
    供給ブロツクの先端面に密接配置されたガイドブ
    ロツクを設け、該ガイドブロツクには、前記アブ
    レイシブ輸送管がガイドブロツクの先端面より混
    合室に向けて突出するように挿通されると共に、
    前記高圧水流供給孔にシール部材を介して連通す
    る複数のオリフイスガイド孔を該高圧水流供給孔
    と同一中心軸上に形成し、該オリフイスガイド孔
    には前記高圧水流供給孔より供給される高圧水流
    を混合室内の焦点に収斂させるオリフイス孔が開
    口形成されたブツシユを嵌着させて成ることを特
    徴とするジエツト水流切削ノズル装置。
JP1986002542U 1986-01-14 1986-01-14 Expired JPH043637Y2 (ja)

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JP1986002542U JPH043637Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

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JP1986002542U JPH043637Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

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JPS62114658U JPS62114658U (ja) 1987-07-21
JPH043637Y2 true JPH043637Y2 (ja) 1992-02-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5877432B2 (ja) * 2012-02-29 2016-03-08 株式会社スギノマシン レーザー加工装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5322999A (en) * 1977-09-12 1978-03-02 Daiichi Radioisotope Lab Agent for processing radioactive material containing urea

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JPS5322999A (en) * 1977-09-12 1978-03-02 Daiichi Radioisotope Lab Agent for processing radioactive material containing urea

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