JPH04363584A - ローラハースキルンにおける素地搬送方法 - Google Patents

ローラハースキルンにおける素地搬送方法

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JPH04363584A
JPH04363584A JP3171891A JP3171891A JPH04363584A JP H04363584 A JPH04363584 A JP H04363584A JP 3171891 A JP3171891 A JP 3171891A JP 3171891 A JP3171891 A JP 3171891A JP H04363584 A JPH04363584 A JP H04363584A
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JP
Japan
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roller hearth
hearth kiln
substrates
kiln
amount
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JP3171891A
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Jiyunzaburou Sasaki
佐々木 準三郎
Yutaka Murata
豊 村田
Kazuhiro Kumano
熊野 一裕
Iwao Sakakibara
巌 榊原
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JAPAN SMALL CORP
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイル、瓦等の窯業製品
を搬送するローラハースキルンにおける出口側での搬送
位置ズレを防止するローラハースキルンにおける素地搬
送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイル、瓦等の素地の焼成はロー
ラハースキルンによって行われており、かかるローラハ
ースキルンの幅方向に素地を複数並列状に配列し、且つ
搬送方向に連続的に搬送する様に、ローラハースキルン
の入口側のローラコンベヤ上に素地を一列に揃えて供給
し、素地を数百本のハースローラによって出口側へと搬
送している。
【0003】然しながら素地をローラハースキルンの入
口側でローラコンベヤ上に一列に揃えて整列させたとし
ても、焼成された素地がローラハースキルンの出口側で
は焼成温度によるハースローラの撓みや焼成工程におけ
る素地の収縮のために整列(一列)された姿勢とは成ら
ず図4の様に一般的には中央ラインが遅れたり、又先行
度合が素地の搬送方向長さより大きくなると、ローラハ
ースキルンの出口側で先行した素地に他のラインの後方
の素地が衝突したりして複数ラインでの整列搬送が出来
なく、このため作業者の監視を必要とし自動化出来ない
と共に、出口側において整列されるための装置を配設し
なければならない欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はローラハース
キルンの出口側にて素地を一列に揃えて搬出して自動化
を容易にすると共に、装置自体の機構を簡素化し、更に
あらゆる種類の素地に対応することが出来るローラハー
スキルンにおける素地搬送方法を提供せんとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づくローラハースキルンの出口側での配列姿勢等の課
題に鑑み、予め測定した変位量に対応する押込量にて各
素地をローラハースキルンの入口側より搬入し、ローラ
ハースキルンの移行中に変位量を吸収して出口側にて素
地を一列に揃えて搬出することを要旨とするローラハー
スキルンにおける素地搬送方法を提供して上記欠点を解
消せんとしたものである。
【0006】そして、ローラハースキルンにおける素地
搬送方法としては、多数の素地を複数列にて搬送するロ
ーラハースキルンにおいて、該ローラハースキルンにて
予め出口側における各素地間の変位量を実計測し、かか
る変位量に基づいてローラハースキルンの入口側より搬
入される素地の押込量を制御する。
【0007】
【作用】本発明にあっては、ローラハースキルンの移行
中に変位量を吸収してローラハースキルンの出口側にて
素地を一列に揃えて搬出する。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1はローラハースキルンであり、炉体2内部に
て多数本のハースローラ3、3a…が適宜モータ等の駆
動源(図示せず)によって回転駆動され、該ハースロー
ラ3、3a…上に複数枚のタイル、瓦(セッタに載置)
等の窯業製品の素地Wを複数列(本実施例では3列)の
搬送ライン4、4a…にて搬送する様に成している。
【0009】5はローラハースキルン1の入口側に配設
する素地供給装置であり、該素地供給装置5は多数のロ
ーラ6、6a…からなる素地載置部7を設け、該素地載
置部7の後方位置に押出板8をリニアガイド9、9aを
介してスライド自在に配設すると共にシリンダ10と連
結し、該シリンダ10の作動により押出板8をローラハ
ースキルン1の入口側へ進退移動制御している。
【0010】又、押出板8の先端には搬送ライン4、4
a…の各素地Wを幅方向に一列に揃えてローラハースキ
ルン1の入口側より搬入して出口側における各素地Wの
変位量X、X1を予め実計測し、かかる変位量X、X1
に対応して各素地Wの押し込み量を調整するアタッチメ
ント11、11a を搬送ライン4、4a…に対応する
部位に取り替え自在に装着している。
【0011】又、素地供給装置5の他の実施例としては
、素地載置部7の後方位置にて各搬送ライン4、4a…
毎にストローク制御自在なるシリンダ等の直線駆動源1
2、12a…を配設し、該直線駆動源12、12a …
に押出板13、13a …を装着している。
【0012】又、素地供給装置5の他の実施例としては
、ローラハースキルン1の入口側の後方位置にて各搬送
ライン4、4a…毎に多数のローラ14、14a …を
駆動部(図示せず)と連繋するローラコンベヤ15、1
5a …を配設している。
【0013】尚、図中16はローラハースキルン1の出
口側に配設する素地受承部である。
【0014】次に本発明に係るローラハースキルンにお
ける素地搬送方法について説明すると、予め搬送ライン
4、4a…の各素地Wを幅方向に一列に揃えてローラハ
ースキルン1の入口側より搬入して出口側における各素
地Wの変位量X、X1を実計測してローラハースキルン
1におけるタイル、瓦等の種々の素地Wに対する特定の
各種データを制御装置(図示せず)に記憶させる。
【0015】そして、素地載置部7上に吸着移載、挟持
移載等の適宜移載機(図示せず)により移載すべき素地
Wに対応するデータに基づいてアタッチメント11、1
1a を取り替えて装着し、しかる後シリンダ10を作
動させて押出板8にて所定の押込量により素地Wをロー
ラハースキルン1の入口側より押し込み搬入させること
により、ローラハースキルン1の移行中に変位量X、X
1を吸収して出口側にて素地Wが一列に揃った状態にて
素地受承部16上に搬出される。
【0016】又、他の実施例においては、素地載置部7
上に移載すべき素地Wに対応するデータに基づいて制御
装置により各直線駆動源12、12a …のストローク
を制御して押出板13、13a …にて所定の押込量に
より素地Wをローラハースキルン1の入口側より押し込
み搬入させることにより、ローラハースキルン1の移行
中に変位量X、X1を吸収して出口側にて素地Wが一列
に揃った状態にて素地受承部16上に搬出される。
【0017】又、他の実施例においては、素地載置部7
上に移載すべき素地Wに対応するデータに基づいて制御
装置により各ローラコンベヤ15、15a…の搬送速度
を制御して作動させて所定の押込量により素地Wをロー
ラハースキルン1の入口側より押し込み搬入させること
により、ローラハースキルン1の移行中に変位量X、X
1を吸収して出口側にて素地Wが一列に揃った状態にて
素地受承部16上に搬出される。
【0018】
【発明の効果】要するに本発明は、多数の素地Wを複数
列にて搬送するローラハースキルン1において、該ロー
ラハースキルン1にて予め出口側における各素地W間の
変位量X、X1を実計測し、かかる変位量X、X1に基
づいてローラハースキルン1の入口側より搬入される素
地Wの押込量を制御したので、ローラハースキルン1の
移行中に変位量X、X1を吸収してローラハースキルン
1の出口側にて素地Wを一列に揃えて搬出することが出
来、よって従来の様に出口側にて作業者を配置したり整
列装置を設けなくてもよいため、自動化を容易にするこ
とが出来、而も装置自体の機構を簡素化出来ると共にあ
らゆる種類の素地Wにも容易に対応することが出来る等
その実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るローラハースキルンの概略平面図
である。
【図2】ローラハースキルンの他の実施例を示す概略平
面図である。
【図3】ローラハースキルンの他の実施例を示す概略平
面図である。
【図4】素地の搬送位置ズレを示す平面図である。
【符号の説明】
1        ローラハースキルンX、X1  変
位量 W        素地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多数の素地を複数列にて搬送するロー
    ラハースキルンにおいて、該ローラハースキルンにて予
    め出口側における各素地間の変位量を実計測し、かかる
    変位量に基づいてローラハースキルンの入口側より搬入
    される素地の押込量を制御したことを特徴とするローラ
    ハースキルンにおける素地搬送方法。
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