JPH04362642A - 感光性組成物 - Google Patents

感光性組成物

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JPH04362642A
JPH04362642A JP3164991A JP16499191A JPH04362642A JP H04362642 A JPH04362642 A JP H04362642A JP 3164991 A JP3164991 A JP 3164991A JP 16499191 A JP16499191 A JP 16499191A JP H04362642 A JPH04362642 A JP H04362642A
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acid
compound
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compd
photosensitive composition
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JP3164991A
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Hideyuki Nakai
英之 中井
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性平版印刷版に用い
られる感光性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポジ型感光性組成物としては、活性光線
の照射により酸を生成する第1の反応と、生成した酸に
よる第2反応、すなわち酸分解反応とにより、露光部が
現像液に可溶化するという原理を利用したものが種々知
られている。第2の反応に用いられる酸分解化合物とし
ては、特開昭48−89003号、同51−12071
4号、同53−133429号、同55−12995号
、同55−126236号、同56−17345号等の
明細書中に記載されているC−O−C結合を有する化合
物、特開昭60−37549号、同60−121446
号等の明細書中に記載されているSi−O−C結合を有
する化合物、その他特開昭60−3625号、同60−
10247号等の明細書中に記載されている化合物など
が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの感光性組成物
はいずれも、露光後直ちに現像した場合と、露光後しば
らくしてから現像した場合とで感度が異なる、すなわち
露光後の感度の安定性が低かった。露光後の感度の安定
性を向上させるため、光照射によりアミン化合物を生成
する化合物を添加する技術が特願昭61−297305
号明細書に開示されているが、感度の安定性及び小網点
再現性は未だ充分とはいえず、実際の使用が困難であり
、更に改良が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題に
鑑みて鋭意研究の結果、活性光線の照射により酸を発生
し得る化合物、該酸により分解し得る結合を少なくとも
1つ含有する化合物及び該酸を捕捉し得る活性光線の照
射によりアミン化合物を生成する化合物を含有する感光
性組成物において、アミン化合物を生成する化合物が下
記一般式[I]で表わされる化合物であることによって
達成されることを見出した。
【0005】
【化2】 式中Aは芳香族又は複素芳香族の、場合により置換され
た5〜14個の環構成原子を有する環系、そしてX,Y
,Rは水素原子、場合により置換されたアルキル基、ア
リール基もしくはアルアルキル基を表わす。
【0006】以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0007】まず、一般式[I]で表わされるアミン化
合物を生成する化合物(以下、「本発明の光アミン発生
剤」という。)について説明する。一般式[I]におい
て、Aで表わされる環系としては、例えばベンゼン環等
が挙げられる。また、X,Y,Rで表わされるアルキル
基としては、例えばメチル基、エチル基、ブチル基、シ
クロアルキル基等が挙げられ、アリール基としては、例
えばフェニル基等が挙げられる。これらの基は、さらに
ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基
等の置換基を有していてもよい。
【0008】光アミン発生剤として、本発明に係る上記
一般式で表わされるアミン化合物を生成する化合物の具
体例を以下に示すが、これらに限定されるものではない
【0009】
【化3】
【0010】
【化4】
【0011】光アミン発生剤の添加量は本発明の活性光
線の照射により酸を発生し得る化合物に対して当量の1
/100〜10倍、好ましくは当量の1/20〜当量で
あり、本発明の感光性組成物の固形分の全重量に対して
0.1重量%〜10重量%が適当である。
【0012】次に活性光線の照射により酸を発生し得る
化合物(以下、本発明の酸発生化合物という。)につい
て説明する。
【0013】本発明の酸発生化合物としては、各種の公
知化合物及び混合物が挙げられる。例えばジアゾニウム
塩、ホスホニウム塩、スルホニウム塩、及びヨードニウ
ムのBF4−,PF6−,SbF6−,SiF6−−,
ClO4−などの塩、有機ハロゲン化合物、オルトキノ
ン−ジアジドスルホニルクロリド、及び有機金属/有機
ハロゲン化合物も活性光線の照射の際に酸を形成又は分
離する活性光線感受性成分であり、本発明の酸発生化合
物として使用することができる。原理的には遊離基形成
性の光開始剤として知られるすべての有機ハロゲン化合
物は、ハロゲン化水素酸を形成する化合物で、本発明の
酸発生化合物として使用することができる。
【0014】前記のハロゲン化水素酸を形成する化合物
の例は米国特許明細書第3,515,552号、同第3
,536,489号及び同第3,779,778号及び
西ドイツ国特許公開公報第2,243,621号に記載
されているものが挙げられ、又、例えば西ドイツ国特許
公開公報第2,610,842号に記載の光分解により
酸を発生させる化合物も使用することができる。
【0015】また更に特開昭54−74728号公報、
特開昭55−24113号公報、特開昭55−7774
2号公報、特開昭60−3626号公報、特開昭60−
138539号公報に記載の2−ハロメチル−1,3,
4−オキサジアゾール系化合物など具体的には、2−ト
リクロロメチル−5−[β(2−ベンゾフリル)ビニル
]1,3,4−オキサジアゾールを使用することができ
る。
【0016】本発明の酸発生化合物の具体例としては、
特開昭56−17345号公報に記載のものを挙げるこ
とができる。
【0017】また、特開昭50−36209号公報に記
載されているo−ナフトキノンジアジド−4−スルホン
酸ハロゲニドも用いることができる。
【0018】次に、本発明の酸発生化合物が発生する酸
により分解し得る結合を少なくとも1つ含有する化合物
(以下本発明の酸分解化合物という)について説明する
【0019】本発明の酸分解化合物としては、各種の公
知化合物及び混合物が挙げられる。例えば特開昭48−
89003号、同51−120714号、同53−13
3429号、同55−12995号、同55−1262
36号、同56−17345号の明細書中に記載されて
いるC−O−C結合を有する化合物、特開昭60−37
549号、同60−121446号の明細書中に記載さ
れているSi−O−C結合を有する化合物、特開昭60
−3625号、同60−10247号の明細書中に記載
されているその他の酸分解化合物。さらにまた特願昭6
1−16687号の明細書中に記載されているSi−N
結合を有する化合物、特願昭61−94603号の明細
書中に記載されている炭酸エステル、特願昭61−58
149号の明細書中に記載されている>C=N−結合を
有する化合物、特願昭60−251744号の明細書中
に記載されているオルト炭酸エステル、特願昭61−1
25473号の明細書中に記載されているオルトチタン
酸エステル、特願昭61−155481号の明細書中に
記載されているアセタールおよびケタール、特願昭61
−87769号の明細書中に記載されているC−S結合
を有する化合物などを挙げることができる。
【0020】これらの酸分解化合物のうち、本発明にお
いては特開昭53−133429号、同56−1734
5号、同60−37549号、同60−121446号
、特願昭61−125473号および特願昭61−15
5481号の各明細書中に記載されているものが好まし
い。
【0021】また本発明の酸分解化合物の具体的例示化
合物および合成方法については、前記各明細書中に記載
されている。
【0022】本発明の酸分解化合物の含有量は、本発明
の感光性組成物の全固形分に対し、5〜70重量%が好
ましく、特に好ましくは10〜50重量%である。
【0023】又、本発明の酸分解化合物は単独で用いて
も良いし、2種以上を混合して用いても良い。
【0024】以下に、本発明の酸分解化合物の合成例を
示す。
【0025】<合成例1>1,1−ジメトキシシクロヘ
キサン(東京化成工業(株)製)72.1g(0.5モ
ル)、トリエチレングリコール(関東化学(株)製)7
5.1g(0.5モル)及びp−トルエンスルホン酸8
0mgを攪拌しながら100℃で1時間反応させ、その
後150℃まで徐々に温度を上げ、更に150℃で4時
間反応させた。
【0026】反応により生成するメタノールはこの間に
留去した。冷却後テトラヒドロフラン500ml及び無
水炭酸カリウム2.5gを加えて攪拌し濾過した。濾液
から溶媒を減圧留去し、更に150℃、高真空下で低沸
点成分を留去し、粘調な油状生成物D−1を得た。
【0027】
【化5】
【0028】<合成例2>ベンズアルデヒド(関東化学
(株)製)53.1g(0.5モル)、トリエチレング
リコール75.1g(0.5モル)のベンゼン500m
l溶液に硫酸2.5gを加え、還流下に20時間反応さ
せた。反応により生成する反応水を共沸混合物として分
離した。反応終了後無水炭酸カリウム25gを加えて室
温で2時間攪拌し、その後濾過した。濾液からベンゼン
を減圧留去し、更に約150℃、高真空下で低沸点成分
を留去し、粘稠な油状生成物D−2を得た。
【0029】
【化6】
【0030】<合成例3>オルトギ酸メチル53.1g
及び1,2,6−ヘキサントリオール55.8gを合成
例1と同様に反応させ下記構造単位を有するポリマーオ
ルトカルボン酸エステルD−3を得た。
【0031】
【化7】
【0032】<合成例4>チオグリセロール10.9g
(0.1モル)、オルトギ酸メチル10.6g(0.1
モル)及び酸触媒としてのp−トルエンスルホン酸0.
16g(0.001モル)を5時間攪拌しながら徐々に
加熱し、副生するメタノールを留去しながら130℃ま
で昇温した。留去されたメタノール量は8.6gであっ
た。
【0033】その後、冷却して反応を停止し、無水炭酸
カリウム1.1gを加え、濾過して無色透明の粘稠な液
体を得た。
【0034】次いで、この液体を真空(約1mmHg)
下、約80℃で10時間乾燥して、下記構造単位を有す
るオルトチオギ酸エステルD−4を約16g得た。
【0035】
【化8】
【0036】<合成例5>p−キシリレングリコール3
4.5g、テトラエチレングリコール48.6g、ピリ
ジン87g、酢酸エチル600mlの混合物に、ジクロ
ロジメチルシラン64.5gの酢酸エチル150ml溶
液を室温下、攪拌しながら滴下した後、50℃で3時間
攪拌を続けた。生成したピリジン塩酸塩を濾別し5%N
aHCO3水溶液ついで飽和食塩水で洗浄した。溶液を
無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去し、
生成物のシリルエーテルポリマーD−5を得た。
【0037】
【化9】
【0038】<合成例6>オルト炭酸メチル68.1g
、1,2,6−ヘキサントリオール89g及びp−トル
エンスルホン酸0.1gを攪拌しながら90℃まで徐々
に加熱する。90℃で3時間攪拌した後、更に徐々に加
熱し、3時間かけて150℃まで昇温する。この間に反
応により生成するメタノールを留去する。冷却後反応生
成物に、テトラヒドロフラン500mlを加え、更に無
水炭酸カリウム3gを加えて攪拌し、その後濾過した。 濾液から溶媒を減圧留去し、下記構造単位を有するポリ
マーオルト炭酸エステルD−6を得た。
【0039】
【化10】
【0040】本発明においては、前記本発明の酸発生化
合物、本発明の酸分解化合物、本発明の光アミン発生剤
の他に、さらにアルカリ性水溶液に可溶である高分子量
結合剤としてノボラック樹脂を用いることが必要である
【0041】該ノボラック樹脂としては、例えばフェノ
ール・ホルムアルデヒド樹脂、クレゾール・ホルムアル
デヒド樹脂、特開昭55−57841号公報に記載され
ているようなフェノール・クレゾール・ホルムアルデヒ
ド共重縮合体樹脂、特開昭55−127553号公報に
記載されているような、p−置換フェノールとフェノー
ルもしくは、クレゾールとホルムアルデヒドとの共重縮
合体樹脂等が挙げられる。
【0042】前記ノボラック樹脂の分子量(ポリスチレ
ン標準)は、好ましくは数平均分子量Mnが3.00×
102〜7.50×103、重量平均分子量Mwが1.
00×103〜3.00×104、より好ましくはMn
が5.00×102〜4.00×103、Mwが3.0
0×103〜2.00×104である。
【0043】本発明の感光性組成物には、必要に応じて
更に染料、顔料等の色素、可塑剤などを添加することが
でき、またさらに、使用目的に応じて必要であれば、増
感剤(前記本発明の酸発生化合物の酸発生効率を増大さ
せる化合物)などを添加することもできる。
【0044】更に、本発明の感光性組成物には、該感光
性組成物の感脂性を向上するために親油性の樹脂を添加
することができる。
【0045】前記親油性の樹脂(以下、感脂化剤という
。)としては、例えば、特開昭50−125806号公
報に記載されているような、炭素数3〜15のアルキル
基で置換されたフェノール類とアルデヒドとの縮合物、
具体的にはt−ブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂
などを添加することができる。又、親油性の置換フェノ
ールホルムアルデヒド樹脂とo−キノンジアジドのスル
ホン酸クロライドを縮合させて得られる感光性樹脂を添
加することもできる。これらの感脂化剤は本発明の感光
性組成物の0.1〜5重量%含まれることが好ましい。
【0046】本発明の感光性組成物においては、前記各
成分を溶解する下記の溶媒に溶解させて、これらを適当
な支持体の表面に塗布乾燥させることにより、感光性層
を設けて、本発明の感光性組成物による感光性平版印刷
版を形成することができる。
【0047】本発明の感光性組成物の各成分を溶解する
際に使用し得る溶媒としては、メチルセロソルブ、メチ
ルセロソルブアセテート、エチルセロソルブ、エチルセ
ロソルブアセテート等のセロソルブ類、1,2−プロパ
ンジオールモノメチルエーテル又はそのアセテート、1
,2−プロパンジオールモノエチルエーテル又はそのア
セテート、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ジオキサン、アセトン、シクロヘキサノン、トリク
ロロエチレン、メチルエチルケトン等が挙げられる。
【0048】又、特開昭60−208750号公報に記
載の方法、すなわち感光性組成物を有機溶剤に溶解し、
該有機溶剤溶液を水中で乳化分散後、有機溶剤を実質的
に除去し、感光性塗布液を製造する方法も使用できる。
【0049】塗布方法は、従来公知の方法を用いること
ができる。
【0050】本発明の感光性組成物を用いた感光性層を
設ける支持体は、アルミニウム、亜鉛、鋼、銅等の金属
板、並びにクロム、亜鉛、銅、ニッケル、アルミニウム
、鉄等がメッキ又は蒸着された金属板、紙、プラスチッ
クフィルム及びガラス板、樹脂が塗布された紙、アルミ
ニウム等の金属箔が張られた紙、親水化処理したプラス
チックフィルム等が挙げられる。このうち好ましいのは
親水化処理したアルミニウム板である。感光性平版印刷
版の支持体として砂目立て処理、陽極酸化処理および必
要に応じて封孔処理等の表面処理が施されているアルミ
ニウム板を用いることがより好ましい。
【0051】本発明において、活性光線とは、本発明の
感光性組成物の酸発生化合物が酸形成するに充分な光線
であればいずれの光線でもよく、上記の活性光線を得る
ことのできる露光手段としては、従来慣用の露光焼付装
置を用いることができ、例えば、超高圧水銀灯、メタル
ハライドランプ、キセノンランプ、タングステンランプ
等の光源により露光する装置、あるいはレーザービーム
により走査露光する装置等が適宜用いられてよい。露光
量は0.1mJ〜2000mJの範囲で適宜選ぶことが
できる。
【0052】感光性平版印刷版は、前記した露光焼付装
置を用いて露光焼付し、次いで現像液にて現像され、未
露光部分のみが支持体表面に残り、ポジ−ポジ型レリー
フ像ができる。
【0053】感光性平版印刷版の現像には水系アルカリ
現像液を好適に用いることができ、例えば、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム、第二
リン酸ナトリウム、第三リン酸ナトリウム等のアルカリ
金属塩の水溶液が挙げられる。
【0054】
【発明の効果】本発明により、優れた感度、安定性及び
小点再現性を有する感光性平版印刷版用感光性組成物を
得ることができた。
【0055】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を示すが、本発
明の態様はこれらに限定されない。
【0056】[感光性平版印刷版試料の作成]厚さ0.
24mmのアルミニウム板(材質1050、調質H16
)を5%苛性ソーダ水溶液中で60℃で1分間脱脂処理
を行った後、0.5モル1リットルの塩酸水溶液中で温
度;25℃、電流密度;60A/dm2、処理時間;3
0秒間の条件で電解エッチング処理を行った。次いで、
5%苛性ソーダ水溶液中で60℃、10秒間のデスマッ
ト処理を施した後、20%硫酸溶液中で温度;20℃、
電流密度;3A/dm2、処理時間;1分間の条件で陽
極酸化処理を行った。更に又、30℃の熱水で20秒間
、熱水封孔処理を行い、平版印刷版材料用支持体のアル
ミニウム板を作製した。
【0057】次にこのアルミニウム板に下記組成の感光
性組成物塗布液を回転塗布機を用いて塗布し、90℃で
4分間乾燥し、ポジ型感光性平版印刷版試料を得た。
【0058】   (感光性組成物塗布液組成) ・酸分解化合物                  
                         
 2.2 g・ノボラック樹脂  *        
                         
      5.8 g・光酸発生剤        
                         
             0.3 g・ビクトリアピ
ュアブルーBOH(保土ケ谷化学(株)製)    0
.05g・光アミン発生剤(本発明の化合物)    
                    0.05g
・メチルセロソルブ                
                        1
00ml* ノボラック樹脂 m−クレゾールとp−クレゾールとホルムアルデヒドと
の共重縮合樹脂(m−クレゾール及びp−クレゾールの
モル比が6:4,Mw=9,000,Mw/Mn=5.
8)
【0059】(実施例1〜4,比較例1及び2)上
記で示した組成にて、酸分解化合物、光酸発生剤及び光
アミン発生剤を表1に示すように変えて感光性組成物塗
布液(試料1〜6)を作製した。
【0060】かくして得られた感光性平版印刷版材料上
に感度測定用ステップタブレット(イーストマン・コダ
ック社製No.2、濃度差0.15ずつで21段階のグ
レースケール)を密着して、2KW超高圧水銀灯を光源
として50cmの距離から30秒間露光した。
【0061】次に、露光後1分および120分経過した
試料について、それぞれSDP−1(コニカ(株)製)
を水で8倍に希釈した現像液で25℃にて40秒間現像
した後、クリア感度を評価することにより、感度の安定
性の評価とした。
【0062】また、網点面積率3%のときの網点(小点
)の再現性を評価した。
【0063】これらの結果を表1に示した。
【0064】
【表1】
【0065】
【化11】
【0066】(*1)クリアー段数差 0値は経時上の差がないことを示す。 (*2)小点再現性(3%網点の再現性を評価)○;再
現 △;部分的に消失 ×;かなり消失
【0067】表1に示した結果から明らかなように、本
発明の実施例1〜4は比較例1及び2よりも感度の安定
性が高く、かつ小点再現性に優れた感光性組成物である
ことが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  活性光線の照射により酸を発生し得る
    化合物、該酸により分解し得る結合を少なくとも1つ含
    有する化合物及び該酸を捕捉し得る活性光線の照射によ
    りアミン化合物を生成する化合物を含有する感光性組成
    物において、アミン化合物を生成する化合物が下記一般
    式[I]で表わされる化合物であることを特徴とする感
    光性組成物。 【化1】 (式中Aは芳香族又は複素芳香族の、場合により置換さ
    れた5〜14個の環構成原子を有する環系、そしてX,
    Y,Rは水素原子、場合により置換されたアルキル基、
    アリール基もしくはアルアルキル基を表わす。)
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