JPH04362327A - 車両用ディスクブレーキの樹脂ピストン - Google Patents
車両用ディスクブレーキの樹脂ピストンInfo
- Publication number
- JPH04362327A JPH04362327A JP3133049A JP13304991A JPH04362327A JP H04362327 A JPH04362327 A JP H04362327A JP 3133049 A JP3133049 A JP 3133049A JP 13304991 A JP13304991 A JP 13304991A JP H04362327 A JPH04362327 A JP H04362327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow parts
- piston
- resin piston
- diametrical
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims abstract description 22
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims abstract description 22
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 6
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract description 2
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 abstract 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/02—Fluid-pressure mechanisms
- F16D2125/06—Pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ディスクブレー
キの樹脂ピストンに関し、特に、軽量化と剛性を向上さ
せた樹脂ピストンに関する。
キの樹脂ピストンに関し、特に、軽量化と剛性を向上さ
せた樹脂ピストンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、樹脂ピストンは、軽量化を図る
ためにパッド押動側に軸方向の円筒状の中空部を形成し
ているが、剛性があまり高くないところから、液圧作動
時に形状変形が発生するので、底壁や中空部周壁を肉厚
に形成する。
ためにパッド押動側に軸方向の円筒状の中空部を形成し
ているが、剛性があまり高くないところから、液圧作動
時に形状変形が発生するので、底壁や中空部周壁を肉厚
に形成する。
【0003】このため、例えば特開平3−51527号
公報に示されるように、液圧室側の底壁をドーム状に形
成し、底壁を薄くして液圧作動時の底壁の形状変形を少
なくして、軽量化を図ったものや、実開昭53−283
74号公報に示されるように、中空部に十字状の軸方向
の補強リブを一体に成形したものがある。
公報に示されるように、液圧室側の底壁をドーム状に形
成し、底壁を薄くして液圧作動時の底壁の形状変形を少
なくして、軽量化を図ったものや、実開昭53−283
74号公報に示されるように、中空部に十字状の軸方向
の補強リブを一体に成形したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の前者の
構成では、液圧に対する底壁の剛性は高くなるが、軸方
向と径方向の剛性を確保するために中空部周壁は肉厚で
あり、また、後者の構成では、軸方向の剛性は高くなる
が、補強リブが形成された部分と、中空部との肉厚の違
いから径方向の変形に対しては十分でなく、さらに、同
様の理由から成形時の収縮率が異なり、ピストン外周部
の精度に問題がでる。
構成では、液圧に対する底壁の剛性は高くなるが、軸方
向と径方向の剛性を確保するために中空部周壁は肉厚で
あり、また、後者の構成では、軸方向の剛性は高くなる
が、補強リブが形成された部分と、中空部との肉厚の違
いから径方向の変形に対しては十分でなく、さらに、同
様の理由から成形時の収縮率が異なり、ピストン外周部
の精度に問題がでる。
【0005】そこで本発明は、軽量で軸方向及び径方向
の剛性が高く、かつ、成形時の収縮率を均一化させた車
両用ディスクブレーキの樹脂ピストンを提供することを
目的としている。
の剛性が高く、かつ、成形時の収縮率を均一化させた車
両用ディスクブレーキの樹脂ピストンを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明は、キャリパのシリンダ孔に嵌挿され、底壁を液圧室
側に膨出するドーム状に、パッド押動側に軸方向の中空
部をそれぞれ形成した車両用ディスクブレーキの樹脂ピ
ストンにおいて、前記中空部を、断面が六角形以上の多
角形または円形の複数の大径中空部と、該大径中空部間
の複数の小径中空部とで形成し、各中空部をピストン径
方向断面で対称に配置したことを特徴としている。
明は、キャリパのシリンダ孔に嵌挿され、底壁を液圧室
側に膨出するドーム状に、パッド押動側に軸方向の中空
部をそれぞれ形成した車両用ディスクブレーキの樹脂ピ
ストンにおいて、前記中空部を、断面が六角形以上の多
角形または円形の複数の大径中空部と、該大径中空部間
の複数の小径中空部とで形成し、各中空部をピストン径
方向断面で対称に配置したことを特徴としている。
【0007】
【作 用】かかる構成により、各中空部がピストン径
方向断面で対称に配置されているので、中空部の体積を
従来よりも増やして軽量化しても、軸方向と径方向の剛
性を高めることができ、また、成形時には、複数の中空
部により各中空部間の歪を互いに相殺して収縮率を均一
化でき、ピストン外周部の精度を向上させる。
方向断面で対称に配置されているので、中空部の体積を
従来よりも増やして軽量化しても、軸方向と径方向の剛
性を高めることができ、また、成形時には、複数の中空
部により各中空部間の歪を互いに相殺して収縮率を均一
化でき、ピストン外周部の精度を向上させる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0009】図1乃至図3は本発明の第1実施例を示す
もので、ディスクブレーキ1のキャリパ2は、作用部2
aと反作用部2bとを、ディスクロータ3の外周を跨ぐ
ブリッジ部2cで連結し、作用部2aに形成したシリン
ダ孔2dに樹脂ピストン4を液密かつ移動可能に嵌挿し
、ディスクロータ3の両側に対向配置される一対の摩擦
パッド5,5をハンガーピン6で吊持している。
もので、ディスクブレーキ1のキャリパ2は、作用部2
aと反作用部2bとを、ディスクロータ3の外周を跨ぐ
ブリッジ部2cで連結し、作用部2aに形成したシリン
ダ孔2dに樹脂ピストン4を液密かつ移動可能に嵌挿し
、ディスクロータ3の両側に対向配置される一対の摩擦
パッド5,5をハンガーピン6で吊持している。
【0010】樹脂ピストン4は、シリンダ孔2dの底壁
間に液圧室7を画成する底壁4aを液圧室7側に膨出す
るドーム状に形成し、摩擦パッド5側には、軸方向の複
数の中空部を形成している。
間に液圧室7を画成する底壁4aを液圧室7側に膨出す
るドーム状に形成し、摩擦パッド5側には、軸方向の複
数の中空部を形成している。
【0011】これら中空部は、断面円形の7つの大径中
空部4bと、断面円形の6つの小径中空部4cからなり
、これら各中空部4b,4cは、樹脂ピストン4の径方
向断面に対称となるように、7つの大径中空部4bは、
樹脂ピストン4の軸心に1つと、この軸心から外側に等
距離、等間隔に6つ配置され、6つの小径中空部4cは
、外側の大径中空部4b間に等間隔に配置されている。
空部4bと、断面円形の6つの小径中空部4cからなり
、これら各中空部4b,4cは、樹脂ピストン4の径方
向断面に対称となるように、7つの大径中空部4bは、
樹脂ピストン4の軸心に1つと、この軸心から外側に等
距離、等間隔に6つ配置され、6つの小径中空部4cは
、外側の大径中空部4b間に等間隔に配置されている。
【0012】このように、断面円形の各中空部4b,4
cをピストン径方向断面で対称に配置することにより、
樹脂ピストン4の軸方向及び径方向の剛性を高くでき、
各中空部4b,4cの合計体積を従来の中空部より増や
して軽量化が図れる。
cをピストン径方向断面で対称に配置することにより、
樹脂ピストン4の軸方向及び径方向の剛性を高くでき、
各中空部4b,4cの合計体積を従来の中空部より増や
して軽量化が図れる。
【0013】また、底壁4aがドーム状に形成されてい
るために液圧による変形が少ないので、液圧室7の液損
が少なく制動フィーリングが向上し、さらに、液圧や制
動熱による応力を緩和するので、樹脂ピストン4の耐久
性を向上でき、また、成形時には、複数の中空部4b,
4cにより、各中空部4b,4c間の歪を互いに相殺し
て収縮率を均一化でき、ピストン外周部の精度を向上さ
せる。
るために液圧による変形が少ないので、液圧室7の液損
が少なく制動フィーリングが向上し、さらに、液圧や制
動熱による応力を緩和するので、樹脂ピストン4の耐久
性を向上でき、また、成形時には、複数の中空部4b,
4cにより、各中空部4b,4c間の歪を互いに相殺し
て収縮率を均一化でき、ピストン外周部の精度を向上さ
せる。
【0014】図4は、前記第1実施例の断面円形中空部
に替えて、樹脂ピストン10に、断面六角形の7つの大
径中空部10aと、6つの小径中空部10bとを、前記
第1実施例と同様に配置した本発明の第2実施例を示す
もので、第1実施例と略同様に、軽量化と剛性の向上を
図れる。
に替えて、樹脂ピストン10に、断面六角形の7つの大
径中空部10aと、6つの小径中空部10bとを、前記
第1実施例と同様に配置した本発明の第2実施例を示す
もので、第1実施例と略同様に、軽量化と剛性の向上を
図れる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように、樹脂ピストンの
底壁を液圧室側に膨出するドーム状に形成し、摩擦パッ
ド側には、断面が六角形以上の多角形または円形の複数
の大径中空部と、該大径中空部間の複数の小径中空部と
を、ピストン径方向断面で対称に配置したので、軸方向
と径方向の剛性を高めることができ、中空部の体積を従
来よりも増やして軽量化でき、また、成形時には、複数
の中空部により各中空部間の歪を互いに相殺して収縮率
を均一化でき、ピストン外周部の精度を向上させる。
底壁を液圧室側に膨出するドーム状に形成し、摩擦パッ
ド側には、断面が六角形以上の多角形または円形の複数
の大径中空部と、該大径中空部間の複数の小径中空部と
を、ピストン径方向断面で対称に配置したので、軸方向
と径方向の剛性を高めることができ、中空部の体積を従
来よりも増やして軽量化でき、また、成形時には、複数
の中空部により各中空部間の歪を互いに相殺して収縮率
を均一化でき、ピストン外周部の精度を向上させる。
【図1】 本発明の第1実施例を示すディスクブレー
キの断面図
キの断面図
【図2】 同じく樹脂ピストンのパッド側正面図
【図
3】 図2のIII −III 断面図
3】 図2のIII −III 断面図
【図4】
本発明の第2実施例を示す樹脂ピストンのパッド側正面
図
本発明の第2実施例を示す樹脂ピストンのパッド側正面
図
1…ディスクブレーキ、2…キャリパ、2d…シリンダ
孔、4,10…樹脂ピストン、4a…底壁、4b,10
a…大径中空部、4c,10b…小径中空部、5…摩擦
パッド、7…液圧室
孔、4,10…樹脂ピストン、4a…底壁、4b,10
a…大径中空部、4c,10b…小径中空部、5…摩擦
パッド、7…液圧室
Claims (1)
- 【請求項1】 キャリパのシリンダ孔に嵌挿され、底
壁を液圧室側に膨出するドーム状に、パッド押動側に軸
方向の中空部をそれぞれ形成した車両用ディスクブレー
キの樹脂ピストンにおいて、前記中空部を、断面が六角
形以上の多角形または円形の複数の大径中空部と、該大
径中空部間の複数の小径中空部とで形成し、各中空部を
ピストン径方向断面で対称に配置したことを特徴とする
車両用ディスクブレーキの樹脂ピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3133049A JPH04362327A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 車両用ディスクブレーキの樹脂ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3133049A JPH04362327A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 車両用ディスクブレーキの樹脂ピストン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362327A true JPH04362327A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15095624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3133049A Pending JPH04362327A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 車両用ディスクブレーキの樹脂ピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04362327A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105221614A (zh) * | 2014-06-27 | 2016-01-06 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于车辆液压制动设备的压力发生器 |
JP2016205485A (ja) * | 2015-04-20 | 2016-12-08 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ装置用ピストン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0351527A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-05 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | ディスクブレーキ用ピストン |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP3133049A patent/JPH04362327A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0351527A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-05 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | ディスクブレーキ用ピストン |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105221614A (zh) * | 2014-06-27 | 2016-01-06 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于车辆液压制动设备的压力发生器 |
JP2016205485A (ja) * | 2015-04-20 | 2016-12-08 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ装置用ピストン |
EP3287658A4 (en) * | 2015-04-20 | 2018-12-19 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Piston for disc brake device |
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