JPH04361148A - ガス検知装置 - Google Patents

ガス検知装置

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JPH04361148A
JPH04361148A JP13656291A JP13656291A JPH04361148A JP H04361148 A JPH04361148 A JP H04361148A JP 13656291 A JP13656291 A JP 13656291A JP 13656291 A JP13656291 A JP 13656291A JP H04361148 A JPH04361148 A JP H04361148A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電加熱によってガス
を感知するガスセンサを有する、LPGガスや都市ガス
を検知する検知器などに適したガス検知装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ガス検知装置として、例えば接触燃焼式
或いは半導体式ガスセンサを通電加熱することにより可
焼性ガスを検知し、該ガスが発生すると外部に対して警
報を行うガス漏れ警報器がある。このようなガス検知装
置では、ガスセンサに常時通電させて常時加熱する構成
を採用しているため、通常3〜5Whの消費電力を必要
とし、一般に商用交流電源により動作電力を得るように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は上述のよ
うに消費電力が比較的大きいため、携帯用の用途も含め
て乾電池などで動作させることができない。また消費電
力を軽減するには、ガスセンサを小型化することが考え
られるが、ガスセンサの製造が難しく、実用には至って
いない。
【0004】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、動作電源として乾電池などを使用しても長時間連
続して動作できるように、消費電力の軽減を図ったガス
検知装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成されたガス検知装置は、通電によって加
熱されてガスを感知するガスセンサと、該ガスセンサを
通電駆動する通電駆動手段と、前記ガスセンサの加熱状
態が第1の加熱時間と第1の無加熱時間からなる第1の
断続加熱状態になるように前記通電駆動手段を動作させ
る第1の加熱制御信号を発生する第1の制御信号発生手
段と、前記ガスセンサの加熱状態が前記第1の加熱時間
よりも長い第2の加熱時間と前記第1の無加熱時間より
も短い第2の無加熱時間からなる第2の断続加熱状態に
なるように前記通電駆動手段を動作させる第2の加熱制
御信号を発生する第2の制御信号発生手段と、前記ガス
センサの出力が第1の所定値以下のとき前記第1の加熱
制御信号によって、第1の所定値以上のとき前記第2の
加熱制御信号によって前記通電駆動手段をそれぞれ動作
させる加熱切換制御手段と、前記ガスセンサの出力が第
2の所定値以上になったことにより、被検知ガスを検出
するガス検出手段とを備えることを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成において、第1及び第2の接続信号発
生手段が、ガスセンサを通電駆動する通電駆動手段を、
ガスセンサが第1の加熱時間と第1の無加熱時間からな
る第1の断続加熱状態になるように動作させる第1の加
熱制御信号、及び、第1の加熱時間よりも長い第2の加
熱時間と第1の無加熱時間よりも短い第2の無加熱時間
からなる第2の断続加熱状態になるように動作させる第
2の加熱制御信号をそれぞれ発生する。
【0007】加熱切換制御手段は、ガスセンサの出力が
第1の所定値以下のとき第1の加熱制御信号によって、
第1の所定値以上のとき第2の加熱制御信号によって通
電駆動手段をそれぞれ動作させる。そして、ガス検出手
段は、ガスセンサの出力が第2の所定値以上になったこ
とにより被検知ガスを検出するようになっている。
【0008】このように、ガスセンサの加熱を常時断続
させているので、ガス検出のための加熱に消費する電力
が小さくなり、またガスセンサの断続加熱状態をガスの
有無を検出する通常時とガス有り検出後で変えているの
で、被検出ガスの検出が確実に行える。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明によるガス検知装置の一実施例を示
すブロック図であり、同図において、1は乾電池(例え
ばアルカリ電池単3×4本)からなるバッテリ、2は通
電によって加熱されてガスを感知するガスセンサ、3は
ガスセンサ2を加熱させるための通電駆動回路、4は例
えば1〜3秒の時間を計時する第1の加熱時間タイマ4
aと例えば3〜5分の時間を計時する第1の無加熱時間
タイマ4bとを有し、ガスセンサ2の加熱状態を第1の
加熱時間と第1の無加熱時間からなる第1の断続加熱状
態にするように第1の加熱制御信号を通電駆動回路3に
対して供給する第1の制御信号発生回路、5は例えば1
0〜15秒の時間を計時する第2の加熱時間タイマ5a
と例えば30〜60秒の時間を計時する第2の無加熱時
間タイマ5bとを有し、ガスセンサ2の加熱状態を第2
の加熱時間と第2の無加熱時間からなる第2の断続加熱
状態にするように第2の加熱制御信号を通電駆動回路3
に対して供給する第2の制御信号発生回路である。
【0010】6はガスセンサ2の出力が第1の所定値以
下のとき第1の加熱制御信号による第1の断続加熱状態
で、第1の所定値以上のとき第2の加熱制御信号による
第2の断続加熱状態でガスセンサ2をそれぞれ動作させ
るための切換信号をヒータ駆動回路3に対して供給する
加熱切換制御回路、7はガスセンサ2の出力が第2の所
定値以上になったことにより、被検知ガスを検出するガ
ス検出回路、8,9はガス検出回路7からの信号によっ
て表示及び警報をそれぞれ行う表示回路及び警報回路で
ある。
【0011】上記ガスセンサ2が接触燃焼式のものであ
るときには、図2に示すように構成される。すなわち、
接触燃焼式のガスセンサ2は通電駆動回路3によって通
電駆動されるブリッジ回路21から構成され、ブリッジ
回路21はガス検知素子21a、比較素子21b並びに
抵抗R1及びR2がブリッジ状に接続されて形成され、
ガス検知素子21aと抵抗R2との接続点Aと、比較素
子21bと抵抗R1との接続点Bとの間に通電駆動回路
3により電圧を印加することによって、素子21a及び
21bと抵抗R1及びR2とを通じて電流が流れ、この
とき素子21a及び21bの接続点Cと、抵抗R1及び
R2の接続点Dとに生じる電位差をガスセンサ2の出力
として加熱切換制御回路6及びガス検出回路7に供給す
る。
【0012】上記ガス検知素子21aは、例えば線径2
0〜50μmの白金抵抗線を巻装してコイルを構成し、
この周囲にパラジウム−アルミナ、または白金−アルミ
ナ等の触媒を塗布した後焼成し、100メッシュの2重
金網を被せて構成したものである。また比較素子21b
も検知素子と同様にして構成し、ガスに曝されないよう
にシールキャップを被せた密閉型とする。ガス検知素子
21aは通電によって加熱しているとき可燃性ガスが接
触すると、接触した可燃性ガスが燃焼してその温度が上
昇し、その内部抵抗が増加する特性を有し、このガス検
知素子21aの抵抗増加によって接続点C及びD間の電
圧差が大きくなって、ガスセンサ2の出力が増大する。
【0013】上記通電駆動回路3には、バッテリ1から
の電圧と、第1の制御信号発生回路4からの第1の加熱
制御信号と、第2の制御信号発生回路5からの第2の加
熱制御信号と、加熱切換制御回路6からの切換信号とが
入力される。加熱切換制御回路6からの切換信号は、ガ
スセンサ2の出力が第1の所定値以下のとき例えばHレ
ベル、第1の所定値以上のときLレベルとなり、通電駆
動回路3は、Hレベルの切換信号の入力に応じて第1の
加熱制御信号によって、Lレベルの切換信号の入力に応
じて第2の加熱制御信号によってガスセンサ2をそれぞ
れ通電駆動して断熱加熱動作させる。
【0014】通電駆動回路3は、具体的には例えば図3
に示すように構成され、切換信号と第1の加熱制御信号
とが入力に印加される第1のAND回路3aと、インバ
ータ3bによって反転した切換信号と第2の加熱制御信
号とが入力に印加される第2のAND回路3cと、両A
ND回路3a及び3cの出力をが印加されるOR回路3
dと、OR回路3dの出力によってオン・オフされるス
イッチ回路3eとを有する。このスイッチ回路3eのオ
ンバッテリ1の電圧をガスセンサ2に印加して通電駆動
する。
【0015】以上の構成において、まずガスセンサ2の
作用について説明する。図4は接触燃焼式のガスセンサ
2を約350℃で1秒、3秒、5秒、10秒間断続的に
加熱したときのセンサ出力特性を示し、実線で示す特性
Aがガスセンサ2を清浄空気中で加熱した場合であり、
点線で示す特性Bがイソブタンガス1000ppm 中
で加熱した場合である。
【0016】同図から、通電駆動時にガスの有無により
接触燃焼式のガスセンサ2のガス感知素子21aの内部
抵抗が変化し、ガスセンサ2を短時間継続的に通電駆動
して加熱することにより、被検知ガスの有無に応じてそ
のセンサ出力の過渡的応答特性に相違が見られることが
分かる。そこで、これを判定することにより被検知ガス
の有無の判定が可能となる。
【0017】また、図5は接触燃焼式のガスセンサ2の
通電駆動による加熱時間が5乃至20秒のときの濃度1
000ppmの各種の被検知ガスに対するセンサ出力特
性を示し、同図からは、加熱時間の短いときアルコール
のときにセンサ出力が最も大きなるが、加熱時間を10
秒以上にすると、イソブタンのときのセンサ出力よりも
小さくなることが分かる。
【0018】次に、図1の実施例の動作について、図6
のタイミングチャート図を参照して説明する。図6にお
いて、現象P1は被検知ガスの存在しない清浄空気中の
場合、現象P2は例えばイソブタンのような被検知ガス
が発生した場合、現象P3は一過性ガスが発生した場合
の各部の状態を示す。
【0019】現象P1の場合には、加熱切換制御回路6
はその出力がHレベルになっているので、Hレベルの切
換信号が入力される通電駆動回路3は、第1の制御信号
発生回路4からの第1の加熱制御信号をAND回路3a
及びOR回路3dを通じてスイッチ回路3eに印加する
。従って、スイッチ回路3eは、第1の加熱時間タイマ
4aによって規定される1乃至3秒の加熱時間の間オン
し、また第1の無加熱時間タイマ4bによって規定され
る3乃至5分の無加熱時間の間オフし、これによって接
触燃焼式のガスセンサ2が断続的にバッテリ1に接続さ
れて同図(b)に示すような電流が流れ、断続加熱され
る。
【0020】このとき接触燃焼式のガスセンサ2の抵抗
ブリッジ回路21の接続点C及びD間に小さなヒゲ状の
電圧差が発生する。従って、このセンサ出力電圧を入力
している加熱切換制御回路6は、第1の所定値以下であ
ることを検出してHレベルの切換信号を出力し続ける。
【0021】次に、現象P2の場合には、同図(a)に
示すようにイソブタンガスが発生し、第1の加熱制御信
号によって断続加熱されている接触燃焼式のガスセンサ
2の抵抗ブリッジ回路21中のガス検知素子21aの内
部抵抗が低下し、抵抗ブリッジ回路21のバランスが大
きく崩れてセンサ出力である接続点C及びD間の加熱時
における過渡的応答電位差が同図(b)のように増大し
、第1の所定値以上となる。加熱切換制御回路6がこれ
を検出するとその出力の切換信号をLレベルに反転し、
このLレベルの切換信号が入力される通電駆動回路3は
、第2の制御信号発生回路5からの第2の加熱制御信号
をAND回路3c及びOR回路3dを通じてスイッチ回
路3eに印加する。
【0022】従って、スイッチ回路3eは、第2の加熱
時間タイマ5aによって規定される10乃至15秒の加
熱時間の間オンし、また第2の無加熱時間タイマ5bに
よって規定される30乃至60秒の無加熱時間の間オフ
し、これによっ接触燃焼式のガスセンサ2がバッテリ1
に断続的に接続されて同図(c)に示すように電流が流
れて断続加熱される。
【0023】その後ガスの濃度が増大していくと、接触
燃焼式のガスセンサ2のガス検知素子21aの抵抗値さ
らに減少してセンサ出力である接続点C及びD間には、
第2の所定値を越える電圧が発生するようになる。この
センサ出力電圧を入力しているガス検出回路7は、第2
の所定値以上であることを検出し、その後第2の無加熱
時間タイマ5aが規定する30乃至60秒の時間に相当
する時間が経過した時点で、再度第2の所定値以上であ
ることを検出すると、同図(d)に示すような警報信号
をその出力に送出し、これを表示回路8及び警報回路9
に入力する。すなわち、センサ出力が2回続けて第2の
所定値以上になったことを検出したときに警報信号を出
力する警報遅延動作を行っている。警報信号を入力した
表示回路8及び警報回路9は、ガスを検出したことを示
すメッセージを表示したり、警報音などを発する。
【0024】また被検知ガスが存在しなくなって接触燃
焼式のガスセンサ2のガス感知素子21aの内部抵抗が
低下し、センサ出力(接続点C及びD間の電位差)が第
1の所定値以下になり、このことを加熱切換制御回路6
が検出すると、切換信号をHレベルにする。これによっ
て、以後通電駆動回路3が第1の加熱制御信号によって
断続加熱するようになる。
【0025】最後に、現象P3の場合には、同図(a)
に示すように急激に増大後急激に減少するイソブタンガ
スが発生し、第1の加熱制御信号によって断続加熱され
ている接触燃焼式のガスセンサ2のガス検知素子21a
の内部抵抗が急激に増加すると、センサ出力は同図(b
)のように加熱時における過渡的応答出力が増大し、第
1及び第2の所定値以上となる。加熱切換制御回路6が
これを検出するとその出力の切換信号をLレベルに反転
し、このLレベルの切換信号が入力される通電駆動回路
3は、第2の制御信号発生回路5からの第2の加熱制御
信号をAND回路3c及びOR回路3dを通じてスイッ
チ回路3eに印加する。
【0026】通電駆動回路3の第2の加熱制御信号によ
る動作はセンサ出力が第1の所定値以下になるまで続け
られるが、センサ出力が第2の所定値を越えるのは1回
だけであるので、ガス検出回路7は警報信号を出力する
ことがない。また、被検知ガスが存在しなくなって接触
燃焼式のガスセンサ2のガス検知素子21aの内部抵抗
が増大し、センサ出力(接続点C及びD間の電位差)が
第1の所定値以下になり、このことを加熱切換制御回路
6が検出すると、切換信号をHレベルにする。これによ
って、以後通電駆動回路3が第1の加熱制御信号によっ
て断続加熱するようになる。
【0027】上述したように本実施例では、ガスセンサ
2を例えば1〜3秒の第1の加熱時間と例えば3〜5分
の第1の無加熱時間とで動作させてガスの有無を検知し
、ガス有りを検知すると例えば10〜15秒の第2の加
熱時間と例えば30〜60秒の第2の無加熱時間とで動
作させて被検出ガスの存在を検出するようにしているの
で、常に断続加熱状態で動作され、電源として使用する
バッテリ1の消費電力が極めて小さくなる。
【0028】また、被検知ガス検知時の加熱時間を10
秒以上にすることによって、図5に示したセンサ出力特
性から明らかなように、ガス有無検知時にエタノールの
ようなアルコールを検知しても被検知ガスを検出すると
きにはセンサ出力が低下し、ガス弁別機能をもつことに
なるので、エターノールを被検出ガスとして誤って検出
することが防止される。
【0029】なお、図示実施例では、加熱切換制御回路
6とガス検出回路7を独立に動作させているが、点線で
示すように加熱切換制御回路6からの切換信号をガス検
出回路7にも入力するようにすることによって、加熱切
換制御回路6が通電駆動回路3を第2の加熱制御信号に
よって動作させているときだけ、ガス検出回路7がガス
検出動作を行うようにするようにすることも可能である
【0030】また、第1及び第2の制御信号発生回路4
及び5並びに通電駆動回路3の一部分などを、予め定め
た制御プログラムに従って動作するマイクロコンピュー
タ(CPU)によって構成することにより、CPUに2
つの断続加熱状態で動作させる信号を直接発生させるよ
うにすることも可能である。このようにCPUを使用し
て構成した場合には、図7のタイミングチャートに示す
ように、センサ出力が第1の所定値を越えたときから加
熱時間を変えるようにすることが簡単にできるようにな
る。
【0031】更に、ガスセンサとして接触燃焼式の代わ
りに半導体式のガスセンサを用いることもでき、この場
合は、図8に示すように構成される。すなわち、半導体
式のガスセンサ2は通電駆動回路3によって通電駆動さ
れるヒータHと感知部Kとから構成され、感知部Kは厚
さ0.38mm及び3mm角のアルミナチップ上にスク
リーン印刷によりガス感知材としてSnO2系金属酸化
物を膜厚約30μmで設けることによって形成されてい
る。また、ヒータHは上記感知部Kの裏面にRuO2を
感知材同様にスクリーン印刷にて設けることによって形
成される。上記感知部KはヒータHにて加熱した状態に
おいて被検知ガスが存在すると、その内部抵抗が低下す
る特性を有する。
【0032】半導体式のガスセンサ2の感知部Kには、
電流電圧変換用抵抗Rが直列に接続され、この直列回路
にはバッテリ1から動作電源が供給され、この電流電圧
変換用抵抗Rの両端の端子電圧がセンサ出力として加熱
切換制御回路6及びガス検出回路7に供給される。
【0033】上記通電駆動回路3には、第1の加熱制御
信号と、第2の加熱制御信号と、切換信号とが入力され
る。切換信号は、半導体式ガスセンサ2の出力が第1の
所定値以下のとき例えばHレベル、第1の所定値以上の
ときLレベルとなり、通電駆動回路3はHレベルの切換
信号の入力に応じて第1の加熱制御信号によって、Lレ
ベルの切換信号の入力に応じて第2の加熱制御信号によ
って半導体式ガスセンサ2のヒータHをそれぞれ通電駆
動する。ヒータ駆動回路3は、具体的には図3と同様の
図9のように構成され、スイッチ回路3eのオンによっ
てバッテリ1に基づくヒータ電源VをヒータHに接続し
て電流を流すようになっている。この加熱動作はガスセ
ンサの構造の違いによって接触燃焼式と若干異なるが、
基本的な動作は全く同じである。
【0034】なお、上述した第1及び第2の所定値はガ
スセンサの構造などによって微妙に変わり、ガス有無検
出、被ガス検出に適した所望の値に設定することができ
る。また、上述した第1及び第2の加熱時間、無加熱時
間はガスセンサの構造などによって上記範囲内の1点に
好ましく設定することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ガ
スセンサを断続加熱しているので、ガスセンサを加熱す
るための消費電力を小さくすることができ、乾電池等に
より長時間動作させることができる他、ガスの有無を検
出する通常状態と被検出ガスを検出する状態とでガスセ
ンサを断続加熱する周期を変えているので、被検知ガス
を確実に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス検知装置の一実施例を示す図
である。
【図2】図1中のガスセンサが接触燃焼式の場合の構成
例を示す図である。
【図3】図2中の通電駆動回路の具体的な構成例を示す
図である。
【図4】ガスセンサの被検知ガスの有無における加熱時
間に対するセンサ出力特性を示す図である。
【図5】各種ガスにおける加熱時間に対するセンサ出力
特性を示す図である。
【図6】図1の装置の各部の状態を示すタイミングチャ
ートである。
【図7】変形例における各部の状態を示すタイミングチ
ャートである。
【図8】図1中のガスセンサが半導体式の場合の構成例
を示す図である。
【図9】図8中の通電駆動回路の具体的な構成例を示す
図である。
【符号の説明】
2          ガスセンサ 3          通電駆動手段(通電駆動回路)
4          第1の制御信号発生手段(第1
の制御信号発生回路) 5          第2の制御信号発生手段(第2
の制御信号発生回路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  通電によって加熱されてガスを感知す
    るガスセンサと、該ガスセンサを通電駆動する通電駆動
    手段と、前記ガスセンサの加熱状態が第1の加熱時間と
    第1の無加熱時間からなる第1の断続加熱状態になるよ
    うに前記通電駆動手段を動作させる第1の加熱制御信号
    を発生する第1の制御信号発生手段と、前記ガスセンサ
    の加熱状態が前記第1の加熱時間よりも長い第2の加熱
    時間と前記第1の無加熱時間よりも短い第2の無加熱時
    間からなる第2の断続加熱状態になるように前記通電駆
    動手段を動作させる第2の加熱制御信号を発生する第2
    の制御信号発生手段と、前記ガスセンサの出力が第1の
    所定値以下のとき前記第1の加熱制御信号によって、第
    1の所定値以上のとき前記第2の加熱制御信号によって
    前記通電駆動手段をそれぞれ動作させる加熱切換制御手
    段と、前記ガスセンサの出力が第2の所定値以上になっ
    たことにより、被検知ガスを検出するガス検出手段とを
    備えることを特徴とするガス検知装置。
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