JPH0436094A - 真空ポンプ - Google Patents

真空ポンプ

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JPH0436094A
JPH0436094A JP14389590A JP14389590A JPH0436094A JP H0436094 A JPH0436094 A JP H0436094A JP 14389590 A JP14389590 A JP 14389590A JP 14389590 A JP14389590 A JP 14389590A JP H0436094 A JPH0436094 A JP H0436094A
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JP
Japan
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rotor
dynamic pressure
stationary
shaft support
pressure gas
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Application number
JP14389590A
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English (en)
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JPH0774639B2 (ja
Inventor
Masanao Ando
昌尚 安藤
Saburo Kato
三郎 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Publication of JPH0436094A publication Critical patent/JPH0436094A/ja
Publication of JPH0774639B2 publication Critical patent/JPH0774639B2/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、真空ポンプに関し、特に動圧気体軸受によっ
てロータをコンパクト且つ安定的に支持し得るようにし
た真空ポンプに関するものである。
[従来の技術] 真空ポンプにおいて動圧気体軸受を採用する目的は、非
接触な支持状態を実現して軸受の耐久性を高め、同時に
オイルフリーを達成することにある。具体的な構成の一
例として、第3図にかかる軸受を採用したターボ分子ポ
ンプを示す。このものは、シャフト101の軸端部にロ
ータ102が固着してあり、それをケーシング103内
に配設してシャフト101とケーシング103の間に一
対の動圧気体軸受(ラジアル)104及び動圧気体軸受
(スラスト)105を構成している。そして、ロータ1
02に突設したロータブレード102aとケーシング1
03に突設したステータブレード103aとを交互配置
してタービン106を構成し、吸気口107から吸い込
んだ気体をかかるタービン106によって叩き飛ばし、
ケーシング103の側方に開口させた排気口108から
強制排気し得るようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このようにロータ102を片持的に支持する
構造は、回転体全体として見た場合、軸受104の長さ
とロータ102の長さが必ず個別と必要となり、全体が
軸方向に長寸化する不都合を伴う。特に、動圧気体軸受
104を採用する場合には、それを有効に機能させるた
めにスパイラルグループ等により形成される気体導入用
の隙間をある程度広い面積に亘って設ける必要が生じ、
軸方向への長寸化を助長することになる。このため、ポ
ンプ使用に際して組付上の制約を多くし、取扱いにも不
便となるだけでなく、特に軸方向が長寸であると曲げ共
振周波数が低くなって通常の使用回転数領域でも共振を
起こし易くなり、高い回転数で使用できなくなる不都合
を生じる。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであ
って、これらを有効に解消することのできる真空ポンプ
を実現することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手
段を講じたものである。
すなわち、本発明の真空ポンプは、筒状ロータの内側軸
心位置に固定軸支部を配設し、この固定軸支部と前記ロ
ータとの間に該ロータを浮上支持し得る動圧気体軸受を
構成したことを特徴としている。
[作用〕 このような構成であれば、固定軸支部によってロータを
内周から支持し、回転軸心の位置ズレを有効に抑止する
ことができる。このため、軸振動を低減し、ロータ回転
の安定性を向上させることが可能になる。しかも、ロー
タの内径に動圧気体軸受を潜り込ませた状態で配設する
ので、ロータと導圧気体軸受が軸方向に離間している従
来のものに比べて軸方向の短寸化を図ることができ、こ
れによりロータの回転を更に安定化させるとともに、曲
げ共振周波数を高めることが可能になる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して
説明する。
この実施例は、真空ポンプとしてターボ分子ポンプAを
取り上げている。そして、筒状ロータ1の内側軸心位置
に固定軸支部2を配設し、この固定軸支部2と前記ロー
タ1との間に該ロータ1を浮上支持し得る動圧気体軸受
3.4.5を構成している。
具体的に説明すると、ロータ1は上端近傍の外周にター
ビンブレード1aを一体突設したもので、該ロータ1の
内周1fには上方から固定軸支部2が挿通されている。
この固定軸支部2は下端を筒状ケーシング6の底壁6a
にナツト2bを用いて固定させてあり、前記ロータ1を
この固定軸支部2の周囲に抜止不能な状態で配設してい
る。また、ロータ1の内径は固定軸支部2の外径に比べ
て若干大きく設定してあり、動圧気体軸受3.4が機能
する状態において両者間に微少空隙を形成し得るように
なっている。そして、この状態で前記ロータ1の上端面
1bに、固定軸支部2のスラスト板2aとの間に微少空
隙下を形成すべくカバー7を蓋着している。
また、動圧気体軸受3は、固定軸支部2の外周にスパイ
ラルグループ3a(開先状の螺旋ねじ)を設け、このス
パイラルグループ3aに臨んでポンプ外から気体を導入
する気体供給系路3bを開口させることにより構成され
ている。すなわち、ロータ1の回転に伴って気体を前記
スパイラルグループ3aとロータ1との間に高速気流状
態で弓き込ませることにより、動圧を発生させ、その動
圧によりロータ1をラジアル方向に浮上支持し得るよう
になっている。動圧気体軸受4においても同様の構成か
らなり、前記動圧気体軸受3に導入された気体の一部を
スパイラルグループ4aとロータ1との間に引き込ませ
ることにより、動圧を発生させるようになっている。さ
らに、動圧気体軸受5は、前記スラスト板2aの上面及
び下面にスパイラルグループ5b、5cを設け、これら
のスパイラルグループ5b、5cとカバー下面7a及び
ロータ上端面1dとの間に高速気流状態で気体を引き込
ませることにより、動圧を発生させ、その動圧のにより
ロータ1をスラスト方向に浮上支持し得るようになって
いる。
なお、両軸受3.4間における軸支部2の外周にはコイ
ル8が巻回されており、このコイル8に対向するロータ
1内周にマグネット9を固設してモータ10を構成して
いる。そして、このモータ10によりロータ1に回転動
力を付与し得るようになっている。また、前記ロータ1
を包囲するケーシング6の外筒6Cにはステータブレー
ド6dが突設してあり、これらのステータブレード6d
を前記各ロータブレード1a間に挿入してタービン11
を構成することにより、吸気口6eから吸い込んだ気体
をこのタービン11によって叩き飛ばし、その気体をケ
ーシング6の底壁6aに設けた排気口6bから強制排気
し得るようにしている。
12は非接触シール(ラビリンスシールや、ねじシール
等)である。また、モータコイルは気体供給系路3b若
しくは同等の別系路を使ってケーシング6の外に引き出
されている。
このような構成のものであると、固定軸支部2によって
ロータ1を内周から支持し、軸心の位置ズレを有効に抑
止することができる。このため、このポンプによると軸
振動の低減化を図ることができ、ロータ1の回転の安定
性も向上させることが可能になる。しかも、ロータ1の
内径に動圧気体軸受3.4を潜り込ませた状態で配設し
ているので、ロータ1と導圧気体軸受3.4が軸方向に
離間している従来のものに比べて軸方向の短寸化を確実
に実現でき、これによりロータ1の回転を更に安定化さ
せるとともに、曲げ共振周波数を高めることが可能にな
る。その上に、このポンプはケーシング6の底壁6aに
排気口6bを開口させて吸気口6eから吸い込んだ気体
を直線状に流通させ排気するようにしているため、排気
口が側方に開口している従来のものに比べて流路構造や
ポンプ取付方法を簡略化でき、しかも、流路抵抗を小さ
くして排気性能を高める効果を得ることができる。例え
ば、第2図に示す如く本ポンプAの吸気口6eを真空チ
ャンバBに接続し、排気口6bを粗引きポンプCに接続
すれば、コンパクトで高性能の排気ラインを簡単に構成
することが可能になる。
なお、前記実施例では各動圧気体軸受のスパイラルグル
ープが固定軸支部側に設けであるが、スパイラルグルー
プはロータやカバー側に設けてもよい。また、動圧気体
軸受としてスパイラルグループ以外の構成を採用するこ
ともできる。さらに、この発明がターボ分子ポンプ以外
の真空ポンプにも適用できることは勿論であり、モータ
もマグネットを用いたものに限定する必要はなく、例え
ば誘導モータ等を用いることもできる。その他の構成も
図示例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、コンパクトな
構成でロータを安定的に支持することができ、高速回転
にも対応できる真空ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、第1図は
ターボ分子ポンプの縦断面図、第2図は一使用状態を示
す説明図である。第3図は従来例を示す第1図相当の縦
断面図である。 1・・・ロータ      2・・・固定軸支部3.4
.5・・・動圧気体軸受 第3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  筒状ロータの内側軸心位置に固定軸支部を配設し、こ
    の固定軸支部と前記ロータとの間に該ロータを浮上支持
    し得る動圧気体軸受を構成したことを特徴とする真空ポ
    ンプ。
JP2143895A 1990-05-31 1990-05-31 真空ポンプ Expired - Fee Related JPH0774639B2 (ja)

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JP2143895A JPH0774639B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 真空ポンプ

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JP2143895A JPH0774639B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 真空ポンプ

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JPH0436094A true JPH0436094A (ja) 1992-02-06
JPH0774639B2 JPH0774639B2 (ja) 1995-08-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6130660A (en) * 1993-10-01 2000-10-10 Maxvision Corporation System and method for synthesizing high resolution video

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5077913A (ja) * 1973-09-29 1975-06-25
JPS63266187A (ja) * 1987-04-24 1988-11-02 Ebara Corp タ−ボ分子ポンプ
JPH02125107A (ja) * 1988-11-04 1990-05-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 回転装置

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Publication number Publication date
JPH0774639B2 (ja) 1995-08-09

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