JPH0435968A - 斜行印字制御ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は斜行印字制御ユニットに関し、特に印字装置に
おける斜行印字制御に関する。

従来技術 従来、印字装置においては、媒体吸入口で搬送される印
字媒体が斜行しているか否かをチエツクし、その結果印
字媒体が斜行している場合には媒体吸入口の部分て機構
的に斜行修正を行うことにより、印字媒体が印字部に斜
行して吸入されるのを防止していた。

このような従来の印字装置では、印字媒体が斜行してい
る場合に媒体吸入口の部分で機構的に斜行修正を行って
いたので、斜行チエツクの許容値の規格設定が難しく、
また設定された規格もオペレータの装置に対する操作習
熟度により有効性かうすくなる可能性があり、規格を緩
和しなければならないという欠点がある。

発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、オペレータの装置に対する操作性を向上
させることができる斜行印字制御ユニットの提供を目的
とする。

発明の構成 本発明による斜行印字制御ユニットは、搬送される印字
媒体の斜行角を検出する斜行角検出手段と、前記印字媒
体に印字を行う印字ヘッドを印字方向に移動させるキャ
リッジと、前記キャリッジを回転する回転手段と、前記
キャリッジの回転角を検出する回転角検出手段と、前記
斜行角検出手段の検出結果と前記回転角検出手段の検出
結果とにより前記回転手段で前記キャリッジを前記印字
媒体の斜行角だけ回転してから前記印字ヘッドにより前
記印字媒体に印字を行うよう制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする。

実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の平面図であり、第２図は第
１図の底面図である。これらの図において、プリントヘ
ッド１はキャリッジ部２上を矢印Ａの方向に移動し、リ
ボンカセット３から供給されるインクリボン（図示せず
）により媒体（図示せず）上に印字を行う。

このとき、プリントヘッド１のキャリッジ部２上での位
置はりニアセンサ部５により検出されている。

キャリッジ部２は回転盤６上に載置されており、ステッ
ピングモータ９の回転駆動がプーリ８を介して回転盤６
に伝達され、回転盤６がガイドバー７に沿って回転する
ことに伴って矢印Ｂの方向に回転し、そのときのキャリ
ッジ部２の回転角は原位置センサ４により検出されてい
る。

ここで、原位置センサ４は回転盤６と一緒に回転する円
盤板（図示せず）のスリットの通過数を検出し、その通
過数を図示せぬ制御部に通知しており、制御部ではその
通知数からキャリッジ部２の回転角を算出している。

また、プリントヘッド１による媒体上への印字と、プリ
ントヘッド１のキャリッジ部２上での移動と、ステッピ
ングモータ９の回転駆動とは夫々制御部により制御され
ている。

第３図は本発明の一実施例による印字装置の媒体吸入口
を示す図である。図において、媒体吸入口１１には斜行
角検知センサ１０ａ〜１０ｃが設けられており、これら
斜行角検知センサ１０ａ〜１０ｃにより媒体吸入口１１
に搬送されてきた媒体の斜行角を検知している。

すなわち、斜行角検知センサ１０ａ〜１０ｃは夫々複数
のセンサからなるセンサアレイで構成されており、媒体
が所定位置にきたときに媒体によって遮光されているセ
ンサを制御部に通知しており、制御部では遮光されてい
るセンサによって媒体の斜行角を算出することができる
。

これら第１図〜第３図を用いて本発明の一実施例の動作
につ（Σて説明する。

まず、媒体が媒体吸入口１１に吸入されると、斜行角検
知センサ１０ａ〜１０ｃにより媒体が所定位置にきたと
きに遮光されているセンサが制御部に通知され、制御部
ではこれらセンサにより媒体の斜行角を算出する。

制御部では斜行角検知センサ１０ａ〜１０ｃから通知さ
れたセンサにより算出された媒体の斜行角によりキャリ
ッジ部２の修正角度を算出し、その修正角度にしたがっ
てステッピングモータ９を回転駆動する。

これにより、回転ｆｆ１６がガイドバー７に沿って回転
し、キャリッジ部２が修正角度まで傾けられる。

このとき、制御部は原位置センサ４からの通知信号によ
りキャリッジ部２の回転角が修正角度となったか否かを
判定する。

制御部はキャリッジ部２の回転角が修正角度になると、
プリントヘッド１による媒体上への印字とプリントヘッ
ド１のキャリッジ部２上での移動とを制御し、プリント
ヘッド］による媒体上への印字を行う。

すなわち、媒体が斜行して吸入された場合、プリントヘ
ッド１による媒体上への印字はキャリ、７ジ部２が傾い
た状態で行なわれるため、媒体上では斜め方向に印字さ
れず、適正な印字結果を得ることができる。

このように、斜行角検知センサ１０ａ〜１０ｃにより検
出された媒体の斜行角と、原位置センサ４により検出さ
れたキャリッジ部２の回転角とに応じてキャリッジ部２
が載置された回転盤６を回転するようにすることによっ
て、媒体がどのような角度で斜行吸入されても、キャリ
ッジ部２自身の回転によりその斜行角を吸収することが
できるので、媒体が斜行して吸入された場合でも適正な
印字結果を得ることができる。

よって、オペレータの装置に対する操作習熟度にとられ
れることなく操作することができるので、操作性を向上
させることができる。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、搬送される印字媒体
の斜行角と、印字媒体に印字を行う印字ヘッドを印字方
向に移動させるキャリッジの回転角とを夫々検出し、そ
れらの検出結果に応じてキャリッジを印字媒体の斜行角
だけ回転させてから印字媒体への印字を行うようにする
ことによって、オペレータの装置に対する操作性を向上
させることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の平面図、第２図は第１図の
底面図、第３図は本発明の一実施例による印字装置の媒
体吸入口を示す図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・プリントヘッド ２・・・・・・キャリッジ部 ４・・・・・・原位置センサ ６・・・・・・回転盤 ９・・・・・・ステッピングモータ １０ａ〜１０ｃ・・・・・・斜行角検知センサ１１・・
・・・・媒体吸入口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）搬送される印字媒体の斜行角を検出する斜行角検
   出手段と、前記印字媒体に印字を行う印字ヘッドを印字
   方向に移動させるキャリッジと、前記キャリッジを回転
   する回転手段と、前記キャリッジの回転角を検出する回
   転角検出手段と、前記斜行角検出手段の検出結果と前記
   回転角検出手段の検出結果とにより前記回転手段で前記
   キャリッジを前記印字媒体の斜行角だけ回転してから前
   記印字ヘッドにより前記印字媒体に印字を行うよう制御
   する制御手段とを有することを特徴とする斜行印字制御
   ユニット。