JPH04359257A - 剥離液 - Google Patents

剥離液

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JPH04359257A
JPH04359257A JP15992091A JP15992091A JPH04359257A JP H04359257 A JPH04359257 A JP H04359257A JP 15992091 A JP15992091 A JP 15992091A JP 15992091 A JP15992091 A JP 15992091A JP H04359257 A JPH04359257 A JP H04359257A
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JP
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parts
silicate
meth
weight
resist film
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JP15992091A
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English (en)
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Jun Akui
潤 阿久井
Naozumi Iwazawa
直純 岩沢
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエッチングレジスト膜の
剥離液に関し、さらに詳しくは、アルカリ現像型の感光
性組成物に活性光線を照射した後現像を行なうことによ
り形成されるエッチングレジストパターン膜をエッチン
グ処理後に除去するのに使用するのに適した剥離液に関
する。
【0002】
【従来技術とその課題】活性光線を画像的に照射した後
に現像液により現像し、メッキ液やエッチング液に対し
て抵抗性のある(以下、耐エッチング性ということがあ
る)レジストパターン膜を形成しうるフォトレジストは
、プリント配線板や金属打抜き加工物を製造する際のレ
ジストとして多く使用されている。
【0003】フォトレジストは、アルカリ水溶液による
処理(現像処理)により未露光部分が除されるネガ型の
アルカリ現像型エッチングレジストと、露光部分が除去
されるポジ型のアルカリ現像型エッチングレジストの2
つに大別される。上記前者のネガ型フォトレジストは活
性光線の照射によって硬化するものであり、後者のポジ
型のフォトレジストは例えばオルトキノンジアシド化合
物ように活性光線の照射によってアルカリ水溶液などの
現像液に対する溶解性が増加するものである。フォトレ
ジストを用いて形成されるレジスト膜の膜厚は通常5〜
70μmであり、レジストとして使用された後はプリン
ト配線板用基板や金属板などの基板表面から除去するの
が普通である。
【0004】基板表面からのレジスト膜の剥離除去は、
アルカリ現像型のフォトレジストの場合、通常、希Na
OH水溶液、希KOH水溶液などのアルカリ金属水酸化
物の水溶液や(メタ)ケイ酸ナトリウムの希薄水溶液等
を用いて行われている。かかる剥離液を用いてのレジス
ト膜の剥離除去は、一般に、レジスト膜を有する基板を
剥離液中に浸漬する方法;レジスト膜を有する基板に剥
離液をスプレーする方法;レジスト膜を有する基板を剥
離液中に浸漬し、かつ揺動したり超音波を作用させる方
法などにより行われている。
【0005】近年、アルカリ現像型エッチングレジスト
として電着タイプのものが開発され、微細なパターン化
に適応性の高い技術として注目されている。特に、基板
がスルーホールを有する場合、電着タイプのエッチング
レジストはスルーホール内の隠蔽の信頼性が高く好まし
いとされている。しかし一方、スルーホールが微小にな
ればなる程、エッチング後のスルーホール内のレジスト
膜の剥離除去は困難となり、それが電着タイプのエッチ
ングレジストを小径のスルーホールをもつ基板に適用す
る場合の欠点となっている。
【0006】また、金属打抜き加工用の金属板にエッチ
ングレジストを適用する場合、レジスト膜の耐エッチン
グ性を向上させるために、現像後さらに活性光線を照射
することがしばしば行われるが、この場合、前述した如
き従来の剥離液では剥離除去に長時間を要し、基板金属
のアルカリ焼け等の問題が生じやすい。
【0007】さらに、剥離液として或る種の有機溶剤を
使用することもしばしば行われているが、有機溶剤は安
全性や環境衛生上好ましくない。
【0008】
【課題解決のための手段】本発明者らは、従来の剥離液
がもつ上記の如き欠点を解消すべく鋭意検討を重ねた結
果、アルカリ金属水酸化物又は(メタ)ケイ酸塩の水溶
液からなる剥離液にさらに、ベンジルアルコール又はそ
の低級アルキル置換体を配合すると、レジスト膜への浸
透性が著しく向上し、耐エッチングレジスト膜の剥離を
短時間で容易に行うことができ、しかも小径のスルーホ
ールにも容易に浸透してスルーホール内のレジスト膜も
簡単に剥離することができ、しかも安全性や環境衛生的
にも問題が少ないことを見い出し本発明を完成するに至
った。
【0009】かくして、本発明は、     (a)アルカリ金属水酸化物又は(メタ)ケイ
酸塩                       
                         
    0.1〜10重量%(b)下記式(I)
【0010】
【化2】
【0011】式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を
表わす     で示される化合物             
                   0.5〜10
重量%    (c)水              
                        8
0〜99.4重量%を含有することを特徴とするエッチ
ングレジスト膜用剥離液を提供するものである。
【0012】本発明の剥離液は、レジスト膜への浸透性
が極めて優れており、短時間でレジスト膜を剥離除去す
ることが可能で基板金属のアルカリ焼け等のトラブルが
なくて、また、小径のスルーホールにも容易に浸透して
スルーホール内のレジスト膜を剥離することができるの
で、小径スルーホール内のレジスト膜残渣による不良の
発生等を解消することができる。
【0013】以下、本発明の剥離液についてさらに詳細
に述べる。
【0014】(a)  成分のアルカリ金属水酸化物及
び(メタ)ケイ酸塩としては、従来の剥離液において使
用されているものと同様のものを用いることができ、ア
ルカリ金属水酸化物としては、例えば水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化リチウム等が挙げられ、特に
水酸化カリウム及び水酸化ナトリウムが好適に使用され
る。また、(メタ)ケイ酸塩としては、例えば(メタ)
ケイ酸ナトリウム、(メタ)ケイ酸カリウム。(メタ)
ケイ酸リチウム等が挙げられ、通常(メタ)ケイ酸ナト
リウムが好ましい。これらアルカリ金属水酸化物及び(
メタ)ケイ酸塩はそれぞれ単独で用いてもよく或いは2
種以上併用してもよい。
【0015】以上に述べた如き(a)成分の配合割合は
、剥離液の重量を基準にして0.1〜10重量%、好ま
しくは0.3〜8重量%の範囲内とすることができる。 (a)成分の配合割合が0.1重量%未満ではレジスト
膜の剥離除去効果が少なく、また10重量%を超えると
基板金属のアルカリ焼けが生じやすくなる。
【0016】(b)  成分としての前記式(I)で示
される化合物において、ベンゼン環上の可能な置換基で
ある「低級アルキル基」には、直鎖状もしくは分岐鎖状
の炭素数1〜6、好ましくは1〜4のアルキル基が包含
され、例えばメチル、エチル、n‐プロピル、イソプロ
ピル、n‐ブチル、tert‐ブチル、N‐ペンチル等
が挙げられる。また、低級アルキル基の置換部位は特に
制限されないが一般には4‐位が好適である。
【0017】しかして  式(I)の化合物としては、
例えば、ベンジルアルコール、4‐メチルベンジルアル
コール、2‐メチルベンジルアルコール、3‐メチルベ
ンジルアルコール、2‐エチルベンジルアルコール、4
‐エチルベンジルアルコール、4‐イソプロピルベンジ
ルアルコール、4‐n‐ブチルベンジルアルコール等が
挙げられ、中でも入手の容易さ等の理由で特にベンジル
アルコールが好適である。
【0018】これら(b)成分の配合割合は、剥離液の
重量基準で0.5〜10重量%、好ましくは2〜8重量
%の範囲内とすることができる。式(I)の化合物の配
合割合が0.5重量%未満では、本発明が意図している
剥離液のレジスト膜への浸透性又は剥離速度の増大効果
が充分に得られず、他方、10重量%を超えても浸透性
又は剥離速度の増大効果は得られるが、使用後の廃液処
理の面からするとあまり好ましいことではない。
【0019】以上に述べた(a)成分及び(b)成分を
溶解するための溶媒としての水[(c)成分]は、特別
のものを用いる必要はなく、従来の剥離液に使用されて
いるものを同様に使用することができる。その配合割合
は、剥離液の重量基準で80〜99.4重量%、好まし
くは84〜97.7重量%の範囲内とすることができる
【0020】本発明の剥離液は、以上に述べた(a)、
(b)及び(c)の3成分のみからなることができるが
、場合により、例えば、エチレングリコールエーテル類
、プロピレングリコールエーテル類、ジエチレングリコ
ールエーテル類、ジプロピレングリコールエーテル類等
の(ポリ)アルキレングリコールエーテル類を少量、例
えば、剥離液の重量基準で0.5重量%までの量で配合
してもよい。
【0021】本発明の剥離液を用いて剥離除去しうるレ
ジスト膜は、アルカリ現像型のフォトレジスト、例えば
エチレン性不飽和基とカルボキシル基を含有するアクリ
ル樹脂を主成分とするネガ型アニオン電着フォトレジス
ト、オルトキノンジアジドスルホン基とカルボキシル基
を含有するアクリル樹脂を主成分とするポジ型アニオン
電着フォトレジスト等を用いて形成されたレジスト膜で
あり、その膜厚は一般に1〜100μm程度の範囲内が
適当である。
【0022】本発明の剥離液を用いて基板からレジスト
膜を剥離除去する方法としてはそれ自体既知の方法を用
いることができ、例えば、レジスト膜を有する基板を剥
離液に単に浸漬する方法、剥離液をレジスト膜上にスプ
レーする方法、レジスト膜を有する基板を剥離液に浸漬
し、揺動し又は超音波をかける方法、等が挙げられる。
【0023】剥離液の温度は特に制限がなく、常温でも
使用できるが、通常約40〜約55℃程度の温度に加温
して用いるのが好都合である。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるもの
でない。なお、部及び%は重量基準である。
【0025】レジスト製造例1 スチレン60重量部、メチルアクリレート10重量部、
アクリル酸30重量部およびアゾビスイソブチロニトリ
ル3重量部からなる混合液を窒素ガス雰囲気下において
120℃に保持したセロソルブ90重量部中に3時間を
要して滴下した。滴下後、1時間熟成させ、アゾビスジ
メチルバレロニトリル1重量部とセロソルブ10重量部
からなる混合液を1時間要して滴下し、さらに5時間熟
成させて高酸価アクリル樹脂(酸価233)溶液を得た
。次に、この溶液にグリシジルメタクリレート35重量
部、ハイドロキノン0.13重量部及びテトラエチルア
ンモニウムブロマイド0.6重量部を加えて空気を吹き
込みながら110℃5時間反応させて光硬化性樹脂(酸
価約70、不飽和度1.83モル/kg、Tg点45℃
、数平均分子量約15,000)溶液を得た。得られた
光硬化性樹脂溶液240部にトリエチルアミン8.5重
量部加えて充分に中和した。次いで、イソブチルアルコ
ール40重量部及び光重合開始剤ベンゾインエチルエー
テル7重量部添加した後、固形分含有率が10重量%に
なるように脱イオン水を加えて電着塗装浴(pH7.3
)とした。
【0026】レジスト製造例2 レジスト製造例1の光硬化性樹脂溶液240部にイソブ
チルアルコール40部及び光重合開始剤ベンゾインエチ
ルエーテル7部を加えて撹拌溶解してレジスト液を得た
【0027】レジスト製造例3 メチルメタクリレート40部、ブチルアクリレート40
部、アクリル酸20部およびアゾビスイソブチロニトリ
ル2部からなる混合液を窒素ガス雰囲気下において11
0℃に保持したプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル(親水性溶剤)90部中に3時間を要して滴下した。 滴下後、1時間熟成させ、アゾビスジメチルバレロニト
リル1部およびプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル10部からなる混合液を1時間要して滴下し、さらに
5時間熟成させて高酸価アクリル樹脂(酸価155)溶
液を得た。次に、この溶液にグリシジルメタクリレート
24部、ハイドロキノン0.12部およびテトラエチル
アンモニウムブロマイド0.6部を加えて空気を吹き込
みながら110℃で5時間反応させて光硬化性樹脂(酸
価約50、不飽和度1.35モル/kg、Tg点20℃
数平均分子量約20,000)溶液を得た。得られた光
硬化性樹脂溶液224部にトリエチルアミン6部を加え
て充分に中和した後、ベンジルアルコール10部に下記
化学式(II)で示される光増感剤1部を溶解させた溶
液を加えてよく混合し、さらにラジカル発生剤のジター
シャリーブチルジパーオキシイソフタレート7部を加え
て混合した。ついでこれに脱イオン水を加えて固形分濃
度が15%となる様に調整し、電着塗装浴(pH6.5
)とした。
【0028】
【化3】
【0029】レジスト製造例4 レジスト製造例3の光硬化性樹脂溶液224部にイソブ
チルアルコール10部に上記化学式(II)の光増感剤
1部を溶解させた溶液を加え、さらにラジカル発生剤の
ジターシャリーブチルパーオキシイソフタレート7部を
加えて撹拌溶解してレジスト液を得た。
【0030】レジスト製造例5 4つ口フラスコにオルトナフトキノンジアジドスルホン
酸クロライド269部、ジオキサン1345部を入れ、
室温で撹拌しながら、N‐メチルエタノールアミン15
0部を1時間で滴下した。滴下終了後、約3時間撹拌を
継続し、IRスペクトルの3300cm−1付近のアミ
ノ基の吸収が無くなるのを確認した後、反応を終了した
。 次にこの溶液を脱イオン水中に入れ、反応中発生した塩
酸をトラップした4級アミンを除去した。次で酢酸イソ
ブチルで生成物を抽出した後、溶媒を留去し、減圧乾燥
器に入れ乾燥し、水酸基含有オルトキノンジアジド化合
物を得た。
【0031】4つ口フラスコにジエチレングリコールジ
メチルエーテル290部を入れ、撹拌しながら、110
℃に昇温した後、n‐ブチルメタアクリレート202部
、アクリル酸24部、m‐イソプロペニル‐α,αジメ
チルベンジルイソシアネート92部、アゾビスブチロバ
レロニトリル20部の混合溶液を3時間かけて滴下し、
1時間保った後、メチルイソブチルケトン14部、アゾ
ビスブチロバレロニトリル3部の混合溶液を1時間かけ
て滴下し、さらに2時間保った。その後、50℃に温度
を下げ水酸基含有オルトキノンジアジド化合物を142
部、ジブチルチンジアセテート4.6部を添加し、3時
間保った後、赤外スペクトルの2250cm−1付近の
イソシアネート基の吸収が無くなったのを確認しポジ型
感光性樹脂(酸価40.7)を得た。粘度E、分子量7
,000。次いでこの感光性樹脂溶液にトリエチルアミ
ン33部を加えて十分に中和した後、固形分が10%に
なる様に脱イオン水を加えて電着塗装浴(pH8.0)
とした。
【0032】試料作成例1 レジスト製造例1の電着塗装浴を用い、縦横比5.3の
銅メッキされたスルーホールを有する両面銅張積層板(
厚さ1.6mm、スルーホール径0.3mmφ)を陽極
とし、浴温25℃で80Vの直流電流を2分間通電して
電着塗装した。塗膜を水洗し、70℃で10分間乾燥し
て15μm厚の粘着性のない平滑な感光膜を得た。つい
で、ライン/スペース=100μm/100μmのパタ
ーンを有し、スルーホール開孔部が透明なパターンを持
つネガフィルムを真空装置でこの塗板と密着させ、3k
wの超高圧水銀灯を用いて、両面とも150mJ/cm
2ずつ照射した。次に、未露光部を1%炭酸ナトリウム
溶液で洗い出し現像を行ない、水洗後、塩化第2鉄で銅
箔をエッチング処理して除去し、試料1を作成した。 試料作成例2 レジスト製造例2の液状レジストを、板厚500μmの
銅板上に乾燥膜厚15μmになる様に両面に均一に塗布
した後70℃、10分間乾燥して、平滑な感光膜を得た
。ついで、ライン/スペース=100μm/100μm
のパターンを有するネガフィルムを真空装置で密着させ
、3kwの超高圧水銀灯を用いて、両面とも150mJ
/cm2ずつ照射した。次に未露光部を1%炭酸ナトリ
ウム溶液で洗い出し現像を行ない、水洗、乾燥後、さら
に3kwの超高圧水銀灯で両面とも100mJ/cm2
ずつ露光した後、塩化第2鉄でエッチング処理して打ち
抜き板を得た。これを試料2とした。
【0033】試料作成例3 レジスト製造例3の電着浴を用い、板厚500μmの銅
板を陽極として、試料作成例1の場合と同様の条件で電
着塗装した後、固形分3%のポリビニルアルコール水溶
液を乾燥膜厚2μmになる様に塗布して、70℃10分
間乾燥した。次で、ライン/スペース=100μm/1
00μmのラインパターンを露光量10mJ/cm2で
アルゴンイオンレーザー照射機(λ=488nm)で両
面に直接描画した後、試料作成例2と同様に現像、後露
光、エッチングを行なって打ち抜き板を得た。これを試
料3とした。
【0034】試料作成例4 板厚500μmの銅板の両面にレジスト製造例4の液状
レジストを乾燥膜厚10μmになる様に塗布する以外は
試料作成例3と全く同様にして打ち抜き板を得た。これ
を試料4とした。
【0035】試料作成例5 レジスト製造例5のポジ型電着レジストの電着浴を用い
、試料作成例1と全く同様にしてスルーホール板に電着
塗装を行ない、水洗、乾燥した後、100μm/100
μmのライン/スペースパターンを有し、かつスルーホ
ール部に光を通さないフォトマスクを密着させ、3kw
の超高圧水銀灯を用いて両面とも200mJ/cm2ず
つ露光し、次で露光部を0.5%炭酸ナトリウム水溶液
で洗い出し現像を行ない、水洗後、塩化第2銅で銅箔を
エッチング処理して除去した。これを試料5とした。
【0036】
【実施例1】脱イオン水94.0部に水酸化ナトリウム
3.0部を溶解し、ベンジルアルコール3.0部を加え
て撹拌混合し、剥離液1を調製した。試料作成例1で作
成した試料1のエッチングスルーホール板に上記剥離液
1を45℃で3.0kg/cm2の圧力で90秒間吹き
付け、レジスト膜の剥離状態、基板の状態を観察し、吹
き付け時の臭気を調べた。その結果を下記表2に示す。
【0037】
【実施例2〜10】実施例1と同様に、下記表1の配合
に従って調製した剥離液2〜5を用いて、表2の組合せ
に従って試料1〜5のレジスト膜の剥離を行なった。そ
の結果を下記表2に示す。
【0038】
【比較例1〜6】表1の配合に従って調製した剥離液6
〜9を用いて、表2の組合せに従って試料1〜2のレジ
スト膜の剥離を実施例と同様に行なった。その結果を表
2に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)アルカリ金属水酸化物又は(メ
    タ)ケイ酸塩 0.1〜10重量% (b)下記式(I) 【化1】         式中、Rは水素原子又は低級アルキル
    基を表わす    で示される化合物        
                            0
    .5〜10重量%                 
     (c)水                    
        80〜99.4重量%を含有することを特徴と
    するエッチングレジスト膜用剥離液。
  2. 【請求項2】  アルカリ金属の水酸化物が水酸化カリ
    ウム又は水酸化ナトリウムであり、(メタ)ケイ酸塩が
    (メタ)ケイ酸ナトリウムである請求項1記載の剥離液
  3. 【請求項3】  式(I)の化合物がベンジルアルコー
    ルである請求項1又は2記載の剥離液。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5954891A (en) * 1997-01-09 1999-09-21 Kao Corporation Detergent composition for removing resinous stains
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