JPH04358891A - 製本装置 - Google Patents

製本装置

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JPH04358891A
JPH04358891A JP3133125A JP13312591A JPH04358891A JP H04358891 A JPH04358891 A JP H04358891A JP 3133125 A JP3133125 A JP 3133125A JP 13312591 A JP13312591 A JP 13312591A JP H04358891 A JPH04358891 A JP H04358891A
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Masami Higuchi
正己 樋口
Tsuneo Kurotori
恒夫 黒鳥
Hiroshi Yasuda
博 安田
Fumio Kuzumi
来住 文男
Takashi Seto
隆 瀬戸
Masasato Kutsuwada
轡田 正郷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製本装置に係り、特に
画像形成装置から排出された記録済みの用紙を後処理す
るのに好適な製本装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やレーザプリンタあるいは
ファクシミリ装置等の画像形成装置の技術分野において
は、画像形成済みの用紙の仕分けや丁合い(ソート、ス
タック)を行う後処理装置が知られているが、近年、後
処理装置として、用紙の束を綴じて簡易製本する製本装
置が提案されている。一般に、製本技術の歴史は古く、
前記製本装置についても、現在に至るまで数多くの方式
が印刷業界を中心に提案されており、これらは大まかに
以下のように分類することができる。
【0003】<のり付け方式>この方式は古くから提案
されており、一般的には、印刷された印刷物ののり付け
に供される背綴じ部を裁断してのり付けする方式である
。さらに、印刷物のバラケを防止するために、背綴じ部
に布を張り合わせる工夫が施されている。このようなの
り付け方式を用いた複写機等の製本装置として、例えば
特開平2−253992号公報に記載のものが知られて
いる。
【0004】<中央止め方式>この方式は今日最も一般
的に用いられ、例えば週刊誌等の一般雑誌に多く利用さ
れており、ページ揃え後に用紙束の中心部に止め部を設
け、止め部を中心に用紙束を半分に折り込むオーソドッ
クスな方式である。 <紙折り後にステープルする方式>この方式は印刷物束
を例えば半分に折った後に、印刷束をステープラにより
綴じる方式である。このような方式を利用した従来の製
本装置として、例えば特開昭62−196677号公報
に記載ものが知られている。この装置は、一つのシート
ステープルトレイと、シートステープルトレイに設けら
れたステープラ(ホッチキス等の綴じ手段)とを備え、
例えばA3サイズの用紙を側端縁が重ならないようA4
サイズにした後に、用紙束をステープルトレイ内でステ
ープルした後、用紙の一端縁を支持するエンドフェンス
を解除し、ステープルトレイ上から用紙束をその自重に
より下方向に設けられたシート収容トレイに排出するよ
うにしている。
【0005】<表紙や裏表紙等を用紙束に合紙した後に
ステープルする方式>この方式は近年の後処理装置に一
般的に用いられるようになってきており、用紙束の上下
に表紙や裏表紙を重ねた後に、表紙や裏表紙ごと用紙束
をステープラにより綴じる方式である。 <単に用紙束をステープルする方式>この方式は用紙束
を直接ステープラにより綴じる最も単純な方式である。 このような方式を用いた製本装置としては、例えば特開
平2−33065号公報に記載のものが知られている。 この装置は、一つのシートステープルトレイと、このシ
ートステープルトレイに設けられたステープラとを備え
、ステープルトレイ内で用紙束をステープルした後、用
紙束の一端縁を支持するエンドフェンスを用紙搬送方向
、すなわち、装置横方向に移動させ、用紙束をステープ
ルトレイからシート収容トレイに排出するようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、のり付
け方式の従来の製本装置は、裁断工程、のり付け工程お
よび布の張り合わせ工程等の多くの工程が必要になり、
装置が大型化するととももに、その動作も複雑なものと
なり、画像形成装置との併用には適さなかった。また、
中央止め方式の製本装置にあっては、ページを予めセッ
トして印刷した後に止め工程を実行する必要があり、ペ
ージ揃えが複雑になるとともに、中心部の止め部がとれ
易くなる等の不具合が生じていた。
【0007】一方、ステープラを用いた従来の製本装置
は、画像形成装置との併用に適したものであるが、ステ
ープルの大部分が用紙の搬送および載置領域の外部に位
置するため、製本装置が大型化していた。また、特開昭
62−196677号公報、並びに特開平2−3306
5号公報に記載のものにあっては、ステープラの針打ち
部と針受け部がシート載置(スタック)領域の近傍かつ
外側で回動支点部を介して連結されていたため、この支
点部が邪魔になってステープル位置に制約が生じ、任意
の位置にステープルすることができなかった。また、同
様な理由から、針打ち部および針受け部の間隔を十分に
確保することができず、複数頁の用紙の各頁毎にその用
紙の先端がステープラに引っ掛かからないように搬入速
度を抑える必要があった。このため、製本装置の高速化
を図ることが困難であった。
【0008】そこで、本発明は、製本装置の小型化を図
るとともに、ステープル位置が制約されず、高速製本可
能な製本装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため、請
求項1記載の発明に係る製本装置は、用紙を所定の用紙
載置面上に重ねて載置可能な載置手段と、用紙を用紙載
置面上に搬入し複数枚の用紙を重ねて載置する一方、重
ねられた用紙の束を載置手段上から搬出する搬送手段と
、前記用紙載置面を含む搬送手段の用紙搬送軌道面を間
に挟んで互いに対向する針打ち部と針受け部とからなり
、該針打ち部から前記用紙束に打ち込んだ針の先端部を
針受け部により折り曲げて複数枚の用紙を綴じる綴じ手
段と、を備え、前記針打ち部が、前記搬入、載置、綴じ
並びに搬出の各動作に対応して、載置手段に対し所定間
隔を隔てる標準位置と、記録シートに近接若しくは接触
する待機位置と、記録シートを綴じる綴じ位置とに移動
することを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2記載の発明は、特に前記綴
じ手段の針打ち部に載置手段上の最上紙に接触する待機
位置検出手段を設けたことを特徴とするものであり、請
求項3記載の発明は、前記綴じ手段の針打ち部が、前記
載置手段上の用紙をガイドするガイド板のうち前記用紙
載置面に最も近接する部位より用紙載置面側にある位置
を、前記待機位置としたことを特徴とするものであり、
請求項4記載の発明は、前記綴じ手段の針打ち部が前記
待機位置又は綴じ位置にあるとき、前記搬送手段による
載置手段上への用紙搬入・搬出動作を禁止することを特
徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、綴じ手段の針打ち部
と針受け部が、用紙載置面を含む搬送手段の用紙搬送軌
道面を間に挟んで互いに対向するように設けられ、該針
打ち部が、用紙の搬入、載置、綴じ並びに搬出の各動作
に対応して、標準位置、待機位置、綴じ位置に移動する
。したがって、綴じ手段を内方に配置して製本装置を小
型化することができ、用紙搬入時に針打ち部と針受け部
の間の間隔を十分に確保して各用紙の搬入速度を高速化
することができる。また、綴じ手段が分割構造であるか
ら、綴じ位置の制約がなくなる。
【0012】請求項2記載の発明では、最上紙に接触す
る待機位置検出手段を設けることにより、簡単で正確な
待機位置の検出が可能になる。請求項3記載の発明では
、前記待機位置を、綴じ手段の針打ち部が載置手段上の
用紙をガイドするガイド板のうち用紙載置面に最も近接
する部位より用紙載置面側にある位置としているから、
安定した綴じ動作を行うことができる。
【0013】請求項4記載の発明では、綴じ手段の針打
ち部が待機位置又は綴じ位置にあるとき、搬送手段によ
る載置手段上への用紙の搬入・搬出動作が禁止されるか
ら、誤動作を未然に防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図33は本発明に係る製本装置の第1実施例を示す
図であり、本発明を複写機とその用紙後処理装置に適用
した例を示している。図1において、1は複写機本体で
あり、複写機本体1の図1の上部には循環式原稿送り装
置2が設けられ、複写機本体1の図1の右側には後処理
装置3が設けられている。なお、図1は複写機を操作側
正面からみた場合の概略断面を示している。複写機本体
1の図1の手前側上面部には図2に示す操作表示部50
0が設けられており、操作表示部500には複写動作や
製本動作等に関連する操作指令等が入力され、また複写
動作や製本動作等に関連する情報が表示される。
【0015】後処理装置3は、図14〜図20に詳細を
示すように、ジョギング部100、ステープル部300
、排出部200および製本制御部800を備えている。 製本制御部800には操作表示部500から製本動作に
関連するコマンドが入力され、この製本制御部800が
入力コマンドに基づいてジョギング部100、ステープ
ル部300、排出部200等を制御するようになってい
る(詳細は後述する)。
【0016】11〜14はそれぞれ複写機本体1内に設
けられた給紙カセットであり、複写機本体1内の給紙カ
セット11〜14のうち何れか、例えば給紙カセット1
2は、表紙用シートを収納した表紙シート給送手段であ
る。この給紙カセット12内に収納された表紙用シート
は、例えばA3サイズの通常の記録用紙、或は、通常の
記録用紙とはサイズ(長手方向長さ)の異なるシートで
ある。また、給紙カセット12内又はその近傍には、表
紙用シートCの残量を検知する表紙残量検知手段(図示
していない)が設けられている。この表紙残量検知手段
は、例えば給紙カセット12内の図示しない底板に当接
して残量が少なくなったこと(ゼロから数枚の範囲にな
ったペーパーエンド状態、又は、所定枚数以下に減少し
ているニアエンド状態)を検知するよう公知のスイッチ
等から構成される。
【0017】複写機本体1自体は電子写真式記録により
画像を形成する公知の装置であるため、その詳細構成お
よび動作説明は省略する。複写機本体1から排出される
画像形成済みの用紙(記録シート)は、後処理装置3の
搬送ローラ901により下流側に搬送される。搬送ロー
ラ901の下流には切換爪902が設けられており、切
換爪902の切換えにより、用紙は第1、第2シート搬
送路903、904の何れかに搬送される。第1シート
搬送路903に搬送された用紙はプルーフトレイ905
上に排出される。また、第2シート搬送路904に搬送
された用紙は搬入手段910によりフィニッシュトレイ
400上に搬送される。この搬入手段910は、搬送ロ
ーラ901、切換爪902、第2シート搬送路904お
よび該搬送路904に配された搬送ローラ対906、9
07を有し、記録済みの用紙をフィニッシュトレイ40
0の用紙載置面上に搬入し複数枚の用紙を重ねて載置す
る。
【0018】以下、複写機本体1の操作表示部500、
循環式原稿送り装置2を含めて、後処理装置3の各部の
詳細な構成を順に説明する。 <操作表示部500>図2、図3において、501はモ
ードクリア/予熱キーであり、モードクリア/予熱キー
501はモードクリアと予熱キーを兼用している。すな
わち、モードクリア/予熱キー501は、瞬間的に押さ
れると、モードクリアキーとして機能し、そのまま押し
続けられると、予熱キーとして機能する。モードクリア
キーは後述する各モードを標準モードに戻すときに押さ
れるキーであり、予熱キー501は装置内の機械を予熱
状態にするときおよび予熱状態を解除するときに押され
るキーである。502はズーム変倍、綴じ代の数値を入
力するときに押されるエンターキーであり、503は割
込みコピーするときに押される割込みキーであり、50
4は複写動作を開始するときに押されるプリントキーで
ある。このプリントキー504はレディ/ウエイト表示
を兼ねており、レディ時はグリーンのLEDが、ウエイ
ト時はレッドのLEDが点灯するようになっている。
【0019】505 はテンキーであり、テンキー50
5 は、複写枚数を設定する場合、ズーム変倍、綴じ代
の数値を入力する場合等に用いられる。506 はクリ
アストップキーであり、クリアストップキー506 は
、待機中にはクリアキー、複写動作中にはストップキー
の機能を有する。 なお、クリアキーは設定した複写枚数を解除するときに
押されるキーである。ストップキーは、複写動作を中断
するときに押されるキーであり、押された時点における
複写動作が終了したところで機械が停止するようになっ
ている。550は液晶表示部であり、液晶表示部550
の詳細は図3に示される。551は機械に関する情報を
表示するメッセージディスプレイであり、メッセージデ
ィスプレイ551は、例えば「コピーできます。」、「
用紙を補給して下さい。」等のメッセージを表示する。 507は自動濃度キーであり、自動濃度キー507は原
稿の地肌濃度に応じて複写濃度を自動的に調整するとき
に選択するキーであり、選択されると、自動濃度表示部
554が点灯する。508、509は複写濃度を手動で
調整するときに押す濃度調整キーであり、濃度調整キー
508、509が押される度に濃度表示部のLED55
5の点灯が右方向あるいは左方向に移動する。510は
用紙選択キーであり、用紙選択キー510が押される毎
に用紙選択表示枠559が次々に移動し、自動用紙選択
、手差し給紙、あるいは、給紙カセット11〜14のう
ちどのカセットが選択されたかが表示されるようになっ
ている。「自動用紙選択」は、原稿と同じ大きさの用紙
が収納された給紙カセットを自動的に選択する場合に選
択され、「手差し」は給紙カセットによらずに手差しで
給紙する場合に選択される。558は各給紙カセットの
用紙サイズおよび紙無状態を表示する表示部である。
【0020】511は等倍キー、512は拡大キー、5
13は縮小キーであり、これらは、それぞれ等倍コピー
、定形サイズの拡大、縮小を指定するときに押すキーで
ある。514はズームアップキー、515はズームダウ
ンキーであり、これらは、64%〜142%の間で任意
の倍率を指定するときに押すキーである。516は指定
した用紙のサイズに合わせて原稿の画像を自動的に縮小
、拡大する場合に使用する用紙指定変倍キーであり、変
倍時の倍率は、倍率表示部562に数字で表示される。 517は両面キーであり、両面キー517は、片面原稿
を両面にする場合、両面原稿を両面にする場合、両面原
稿を片面にする場合を選択するときに押され、選択され
たモードが分るように、キー上部のLEDが点灯するよ
うになっている。518は綴じ代を設定する場合に押さ
れる綴じ代キーであり、本実施例では21mm以下であ
れば左右どちら側にも綴じ代を設定することができる。 また、両面コピーの場合、綴じ代は、裏面にも、表面と
は独立に設定できる。設定された値は、メッセージエリ
アに表示される。
【0021】519はステープル選択キーであり、ステ
ープル選択キー519は1箇所止めモード、2箇所止め
モード、ステープル無しモードを選択するときに押され
るキーである。520は表紙機能選択キーであり、表紙
機能選択キー520は、表カバーモード、裏カバーモー
ド、表裏両カバーモード、カバー無しモードを選択する
ときに押されるキーである。これらのカバーモードは画
像形成済みの用紙束の表側にまたは裏側にまたは表裏両
側に用紙束と同サイズの用紙を1枚追加するか、あるい
は、用紙を一切追加しないかを表すモードである。ステ
ープル選択キー519、表紙機能選択キー520による
製本は公知であるため、これらのキーにより選択される
モードの詳細な説明は省略し、以下、後述の簡易製本モ
ードを中心に説明する。
【0022】521は簡易製本キーであり、簡易製本キ
ー521により後述の簡易製本モード(以下、S.S.
B.モードという)、S.S.B.解除モードが選択可
能である。 通常、原稿が循環式原稿送り装置2の原稿載置台にセッ
トされると、変倍率を考慮し適正な用紙が選択されるよ
うになっているが、S.S.Bモードが選択されたとき
に選択される用紙は、複写機本体1の前後方向(以下に
記述される前後方向は全てこの方向を指す)に長手方向
が一致するように給紙カセットにセットされた用紙であ
り、同じサイズであっても短手方向のものは選択されな
いようになっている。表紙用の用紙は、短手方向が上記
で選択した用紙の長手方向長さとほぼ同じ長さで、長手
方向が上記で選択した用紙の短手方向長さの2倍以上の
サイズの用紙が望ましい。原稿が例えばA4サイズの場
合、表紙としては給紙カセット12内のA3サイズを選
択すればよいが、実使用上、A3等の定型サイズより5
mm程度長手方向の長いものを表紙専用の給紙カセット
に収納しておくとよい。
【0023】またS.S.B.モードでは、表紙コピー
の有無を、表紙有りS.S.B.モード又は表紙無しS
.S.B.モードとして選択可能である。表紙有りS.
S.B.モードは、原稿に既に表紙が有る場合に選択さ
れ、原稿束の最終原稿を表紙と判断し、給紙カセットか
ら表紙として給紙される用紙にその表紙原稿の画像をコ
ピーした後に後処理装置3に搬送するモードである。表
紙無しS.S.B.モードは、原稿に表紙が無い場合に
選択され、最終原稿コピー後に、給紙カセットから表紙
となる用紙をそのまま後処理装置3に搬送するモードで
ある。これら表紙有りS.S.B.モードおよび表紙無
しS.S.B.モードの選択は製本キー521のキー操
作により可能である。 なお、S.S.B.モードにより製本された用紙は図4
に示され、同図において、Sは用紙束、Cは表紙である
【0024】通常のS.S.B.モードは、原稿束に表
紙があるものとして表紙有りS.S.B.モードに設定
される。更に、S.S.B.モードでは、自動的に表カ
バーモードおよびステープルの2箇所止めモードが選択
され、ステープルモードおよびカバーモードは自動的に
解除されるようになっており、操作者の負担を軽減して
いる。 これらステープル選択キー519、表紙機能選択キー5
20および簡易製本キー521においては、選択された
モードが分るようにキー上部のLEDが点灯するように
なっており、各キー519、520、521を押下する
度に1つずつ順番にモードが切換えられるようになって
いる。これらのキー操作による処理手順を図5〜図8に
示している。
【0025】<循環式原稿送り装置2>図9は循環式原
稿送り装置2の制御回路のブロック図である。同図にお
いて、CPU701は、ROM701a、RAM701
b、ADコンバータ701c、シリアル通信ポート70
1dが一体になったワンチップマイコンからなり、出力
ポート702、入力ポート703が外付けされている。 出力ポート702には、原稿搬送モータ704、ベルト
駆動モータ705、原稿搬出モータ706を等速に駆動
するためのモータドライバ707が接続され、各モータ
を必要に応じて駆動する。さらに、CPU701は出力
ポート702を通して原稿給紙クラッチ708、仕切爪
ソレノイド709等の負荷も駆動する。入力ポート70
3には、搬送センサ、原稿サイズセンサ等の信号が接続
され、必要な情報が得られるように構成されている。以
下、循環式原稿送り装置2の原稿送り動作を一部の詳細
の構成を含めて順に説明する。
【0026】(1)原稿のセット 図10において、原稿載置台上の原稿は、原稿搬送方向
に直交する方向に移動可能なサイドガイド601、並び
に、原稿搬送方向後側で搬送方向に移動可能なエンドプ
レート604により規制される。また原稿載置台上の原
稿の有無は、原稿載置台上に設けられた反射型センサで
検知される。
【0027】(2)原稿サイズ検知 図10において、サイドガイド601には原稿サイズ検
知センサ602が取り付けられており、原稿サイズ検知
センサ602は原稿搬送方向に直交する方向の原稿サイ
ズに対応した検知信号を出力し、その信号端子は5V、
GND、信号線に接続され、その出力電圧をCPU70
0内のADコンバータ700cを介し読み取ることで、
原稿幅が検知される。さらに、原稿載置台側板に取り付
けられた複数の原稿長さセンサ603のうちの何れのセ
ンサがエンドプレート604のクリック爪605を検知
したかにより、原稿の搬送方向の長さが検出され、これ
ら原稿幅および原稿長さ検知との組合せで多種の原稿サ
イズに対応している。
【0028】(3)原稿エンド検知 図11、図12は原稿エンド検知の機構を示しており、
この原稿エンド機構の動作を説明する。原稿仕切爪60
6は、原稿給紙に先立ち、仕切爪ソレノイド709がO
N/OFFすることで、図12の実線位置(ソレノイド
ON時)および仮想線位置(ソレノイドOFF時)間を
移動する。また、原稿仕切爪606はソレノイドOFF
時に、図12の仮想線位置から図12の点線位置に回動
可能であり、図12の点線位置に位置するとき、原稿仕
切爪センサ610に係合する。原稿仕切爪606が原稿
仕切センサ610に係合した状態で原稿束が原稿仕切爪
606上に載せられると、原稿仕切爪606は、仕切爪
ソレノイド709のONにおより仕切アーム608が仕
切爪レール611に沿って移動するため、原稿仕切爪6
06が原稿の下側から抜け出す。この動作に伴い持上げ
ピン612も図示しないピンレールにガイドされて移動
し、原稿仕切爪606の先端は持上げられ、さらに、仕
切爪の上側には、マグネット609があり、持上げ板6
13が吸い寄せられるため、原稿仕切爪606は最上部
に移動する。その後、仕切爪ソレノイド607がOFF
すると、スプリングの付勢力により原稿の上側に移動す
る。複写動作により原稿仕切爪606の下側の原稿が全
て給紙されると、原稿仕切爪606は原稿仕切爪センサ
610内に納まり、原稿最終紙が検知される。  (4
)原稿搬送制御 本実施例の循環式原稿送り装置2は原稿束の最終紙から
給紙するようになっており、このような給紙の場合、最
後に表紙が来るため以下のような動作となる。
【0029】(イ)  1部目のタイミング図13(a
)は1部目のタイミングチャートであり、原稿給紙、用
紙給紙、原稿露光、原稿排紙のタイミングを示している
。まず原稿給紙後、所定のタイミングで原稿仕切爪セン
サ610の信号をチェックし、その原稿が最終紙か否か
を判断する。最終紙でなければ、用紙を用紙用の給紙カ
セットから給紙し、その後、画像と用紙が一致するタイ
ミングで原稿露光を開始する。上記の原稿は、露光以前
に図1のコンタクトガラス21上にセットされている。 露光が完了すると原稿は直ちに原稿ベルトにより排紙さ
れる。次の原稿は、上記排紙動作に先立ち、給紙を開始
する。以下、最終原稿まで同様の動作が繰り返されるが
、最終原稿であることが検知されると、用紙は、これま
での給紙カセットからではなく、表紙用に選択された給
紙カセットから給紙される。このときの露光タイミング
は、表紙用の用紙の搬送方向下流側に画像が形成される
ように制御される。したがって、通常画像と比較して、
図1のレジストローラ22は早く回転を開始する。
【0030】(ロ)2部目以降のタイミング上記により
1部目のコピーが完了すると、最終原稿までの原稿枚数
が認識されているので、2部目以降は、図13(b)に
示すように、給紙毎の最終紙検知をしないで、原稿の入
れ替え動作で決定されるタイミングにより、複写作業が
進むことになる。
【0031】(5)ペーパエンド時の処理S.S.B.
モードにおいて表紙Cを付加する場合、前述したように
用紙用と表紙用の2つの給紙カセットを使用することに
なる。この時のペーパエンド時の処理は次のようになる
。 (イ)  用紙コピー時に用紙がペーパエンド……機械
停止(ロ)  用紙コピー時に表紙がペーパエンド……
用紙コピー継続、表紙コピー時機械停止 (ハ)  表紙コピー時に用紙がペーパエンド……表紙
コピー実行、用紙コピー時機械停止 (ニ)  表紙コピー時に表紙がペーパエンド……機械
停止<ジョギング部100>図14〜図17において、
101はブラシローラであり、ブラシローラ101は、
図1に示される搬送ローラ901等によりフィニッシュ
トレイ400上に排出された用紙をエンドフェンス10
2に付き当てて用紙搬送方向先端を揃えるものである。 また、用紙の前後方向は後側のサイドフェンス103お
よび前側のサイドフェンス104による後述のジョギン
グ動作によって揃えられるようになっている。
【0032】エンドフェンス102は、図14、図15
に示すように、エンドフェンス移動用ベルト105に固
定され、エンドフェンス移動用モータ106の作動によ
り用紙搬送方向に移動するようになっており、用紙サイ
ズあるいはオペレータの好み(例えば、原稿の余白、複
写機で作る綴じ代値)に応じて任意の位置にステープル
ができるようになっている。また、図1、図15に示す
ように、エンドフェンス102は、フィニッシュトレイ
400を挟んでステープラ301のステープラ本体部3
02に対向するよう配置されており、そのフィニッシュ
トレイ400の載置面の方向では、エンドフェンス10
2とステープラ本体部302の間にサイドフェンス10
3、104が配置されている。このエンドフェンス10
2の基準位置はエンドフェンス102の凸部102aが
エンドフェンスホームポジションセンサ107により検
知される位置である。このエンドフェンスホームポジシ
ョンセンサ107は、複写可能最大用紙の端部がステー
プルできるような位置に設定されている。
【0033】サイドフェンス103、104は、各々移
動用ベルト108、109に用紙の上側で固定されてい
る。これらの移動用ベルト108、109は、プーリ1
16〜119により支持されており、サイドフェンス移
動用モータ111、110により独立して駆動される。 すなわち、サイドフェンス103、104は互いに独立
して図16の矢印方向に往復駆動され、用紙の両サイド
(装置前後側)が揃えられるようになっている。また、
移動用ベルト108、109の所定位置にはセンシング
パターン112、113が設けられてり、これらのパタ
ーン112、113がセンサ114、115によって検
知され、サイドフェンス103、104の基準位置が決
定される。なお、用紙を揃えるジョギング動作は用紙が
1枚排出される度に行なわれる。
【0034】ジョギング動作の終了後、ステープラ30
1によるステープルが完了すると、サイドフェンス10
3、104は、図17に示すように、同方向に移動して
用紙を装置手前側に排出する。なお、用紙排出時、装置
手前側のサイドフェンス104はプーリ116の円周に
沿って移動するため、用紙束S排出の妨げにならない。 また、装置後側のサイドフェンス103は、少なくとも
用紙束Sがフイニッシュトレイ400から自重落下する
まで移動する必要があるが、その移動距離は用紙サイズ
に応じて変えてもよい。さらに、サイドフェンス104
は用紙束Sが通過することができる高さで停止してよい
ため、サイドフェンス104の避スペースを特別に必要
はない。用紙排出の完了後は、サイドフェンス103、
104は同方向に移動し、元の位置に復帰し、次のサイ
クルに移る。
【0035】一方、ステープル完了後、エンドフェンス
102を用紙サイズに関係なく定位置に合せ、その後に
サイドフェンス103、104により用紙を排出させる
ことも可能である。このように動作させることで、用紙
束Sの下端部をエンドフェンス102で一定高さにガイ
ドしながら排出させることができる。 <ステープル部300>図18において、301はステ
ープラであり、ステープラ301 は、フィニッシュト
レイ400を挟み分離して設けられたステープラ本体部
302(針打ち部)および針受け部306a、306b
から構成される。なお、図18においては、針受け部は
2つだけ図示されているが、各種の用紙サイズに対応す
ることができるように多数の針受け部を設けることがで
きる。ステープラ本体部302は、打ち込み部302a
、針収納部302b、板状突起302c、板ばね302
dおよびアーム302eから構成されており、打ち込み
部302aおよび針収納部302bは軸303に回動自
在に支持されている。針収納部302bに収納された針
304は打ち込み部302aに設けられた板状突起30
2cにより図18の下方向に1つずつ押出されるように
なっており、押出された針304は、ジョギング動作に
よりフィニッシュトレイ400上で揃えられた用紙束S
を貫通し、針304の先端は針受け台306a、306
bの表面形状に沿った形で折り曲げられ、これにより用
紙束Sのステープルが完了する。
【0036】針受け台306a、306bはそれぞれ偏
心カム307a、307bの下方に別体で(分割されて
)フィニッシュトレイ400の用紙載置面と同一面また
はその下方に(針受け台306a、306bが突出しな
い状態で)配置されている。ステープラ本体部302の
図18における上方所定位置には、2つの偏心カム30
7a、307bが設けられており、針304はステープ
ル用偏心カム307a、307bの回転によって押出さ
れるようになっている。これら偏心カム307a、30
7bは、貫通軸308に固定されており、貫通軸308
と共に回転する。なお、偏心カム307a、307bの
数は1つ又は3つ以上でもよい。通常、偏心カム307
a、307bは図示しないセンサ等の位置検出により板
ばね302dに当接しない位置で停止する(図18に示
す状態)。そして、ステープル時には、貫通軸308が
図示しないモータによりギヤ等を介して1回転だけ駆動
され、この回転により偏心カム307aは板ばね302
dを加圧し、板ばね302dの反力により打ち込み部3
02aは軸308を中心に下方向に押圧される。
【0037】アーム302eは打ち込み部302aの先
端に固定されており、ステープル切換えアーム312と
係合している。ステープル切換えアーム312は軸31
3に固定され、軸313と共に回転するようになってお
り、ステープル時には、このステープル切換えアーム3
12がソレノイド314の作動により図18の時計方向
に回転する。この結果、ステープラ本体部302が自重
落下してその先端(具体的には針収納部302b)が下
方の用紙束Sの最上紙に接触し停止する。このとき、ス
テープラ本体部302の針収納部302bは用紙束Sを
上方から押圧することになり、ステープル時の用紙束S
のずれを防止する用紙ガイドの役割を果たす。一方、ス
テープル時以外では、ステープル切換えアーム312は
スプリング315の復帰力により反時計方向に回動して
、ストッパ316にその復帰力が規制される位置で停止
する。このため、ステープル時以外において、ステープ
ラ本体部302はステープル切換えアーム312により
最上方の停止位置に持上げられ、順次搬送され、積載さ
れる用紙束Sから離隔した状態に保持される。
【0038】すなわち、本実施例においては、後処理装
置3の用紙の搬入、載置、綴じ並びに搬出の各動作に対
応して偏心カム307a、307bが前記モータにより
駆動され、これによってステープラ301のステープラ
本体部302(針打ち部)が1回の製本動作中に3つの
停止位置に停止する。これら3つの停止位置とは、スプ
リング315の復帰力によりステープル切換えアーム3
12が上昇してステープラ本体部302の先端部がフィ
ニッシュトレイ400から最も離隔する(所定間隔を隔
てる)標準位置と、ソレノイド314がON(吸引)動
作しステープラ301が用紙束S側に落ちてステープラ
本体部302が用紙束Sに接触する待機位置と、ステー
プラ本体部302が偏心カム307a、307bにより
板ばね302dを介し押下されて用紙束を綴じる綴じ位
置との3位置である。そして、標準位置ではフィニッシ
ュトレイ400上への用紙搬入速度を高速化しても用紙
がステープラ本体部302の下部に接触しないようにな
る。また、待機位置ではフィニッシュトレイ400上に
積載された用紙束Sを整置(ジョギング)するのに支障
がないような状態でステープラ本体部302が用紙束S
に接触(又は近接)しており、綴じ位置ではステープラ
本体部302の打ち込み部302aが針受け部306a
、306bに最も接近するとともに打ち出した針304
の先端を針受け部306a、306bにより折り曲げさ
せて用紙束Sを綴じる。
【0039】また、本実施例では、ステープラ301に
設けられた針収納部302bがフィニッシュトレイ40
0上の最上紙に最初に接触して用紙束Sとの近接位置で
ステープラ本体部302を一時停止させる待機位置検出
手段して機能する。また、ステープラ本体部302を回
動自在に支持する軸303のフィニッシュトレイ400
上の高さは、最大枚数で製本する場合にも適当なガイド
機能が発揮できるよう設定されるため、ステープラ本体
部302が待機位置に停止したとき、このステープラ本
体部302の先端部下面は前記標準位置へ復帰している
状態での針収納部302b(針収納部302bの下面の
うちフィニッシュトレイ400上への用紙搬入のガイド
となっている範囲内で、フィニッシュトレイ400の用
紙載置面に最も近接した部位)よりフィニッシュトレイ
400(用紙載置面)側にあることになる。
【0040】なお、ステープラ本体部302はベルト3
25に固定されており、ベルト325の駆動により図1
8の矢印方向に移動可能である。したがって、ステープ
ラ本体部302は針受け台306a、306b直上の2
つの位置で偏心カム307a、307bの回動によりス
テープル可能である。 <排出部200>図19において、3aは簡易後処理装
置3の枠体であり、この枠体3aの前面側には開口部2
01が形成されている。開口部201は前述のフィニッ
シュトレイ400の延在方向に沿って形成されており、
この開口部201の下方には排紙トレイ202が枠体3
aに支持されて設けられている。フィニッシュトレイ4
00上のステープル済みの用紙束Sは、サイドフェンス
103、104の移動により開口部201を通して装置
外の排紙トレイ202上に排出されるようになっている
。すなわち、サイドフェンス103、104はフィニッ
シュトレイ400上の用紙束Sを搬出する搬出手段であ
り、この手段と前記搬入手段910とにより後処理装置
全体としての搬送手段が構成されている。
【0041】<後処理装置の制御部800>次に、図2
0に基づいて、製本制御部800の構成とその制御動作
について説明する。 (1)構成 図20において、CPU801は、ROM801a、R
AM801b、シリアル通信ポート801cが一体にな
ったワンチップマイコンからなり、出力ポート802、
ステープル制御入出力ポート803、入力ポート804
が外付けされている。 本制御回路は、複写装置本体1の制御部からのコマンド
をシリアル通信ポート801cで受け、必要な動作を行
なうとともに、その動作情報(例えばフラグ情報)をシ
リアル通信ポート801cから複写機本体1側へ送るこ
とができる。出力ポート802には、ジョガーモータ8
50(サイドフェンス移動用モータ110、111に相
当)、エンドフェンス移動用モータ806、ステープル
前後移動用モータ807、搬送ローラ駆動用モータ80
8、リフトベルト用モータ809を等速に駆動するため
のモータドライバ810が接続され、各モータが必要に
応じて駆動される。さらに、切換爪用ソレノイド811
等の負荷も出力ポート802を介して駆動される。ステ
ープル制御入出力ポート803は、ステープル上下移動
用モータ812、ステープル動作用モータ813等が接
続され、ステープル制御入出力ポート803にはステー
プル部の動作に必要な信号が独立して設けられている。 入力ポート804には、ホームポジションセンサ、搬送
センサ等が接続され、必要なセンサ情報が得られるよう
に構成されている。
【0042】ここで、複写機本体1からのコマンドの一
覧を示す。 モード  コマンド:ステープルモード、ノンステープ
ルモード サイズ  コマンド:用紙サイズ情報 ポジション  コマンド:ステープル位置情報(前後方
向、左右方向) モータオン  コマンド:搬送モータONモータオフ 
 コマンド:搬送モータOFFペーパセンド  コマン
ド:用紙搬送 カバーセンド  コマンド:表紙搬送 ステープル  コマンド:ステープル実行製本制御部8
00は、上記コマンドを受信すると、まず、図21に示
すように、それが何れのコマンドであるかをチェックし
、各コマンドに対応した処理を実行する(図22〜図2
9)。
【0043】(2)動作制御 後処理装置3の動作としては、 プルーフトレイ905に用紙を排出する動作フィニッシ
ュトレイ400に用紙を排出する動作用紙揃え動作 綴じ動作 排紙トレイ202に用紙を排出する動作の各動作がある
ため、制御部800による動作制御についても(イ)〜
(ホ)の項目順に説明する(イ)用紙を排出するトレイ
の選択 用紙を排出するトレイの選択は、複写機本体1から複写
動作開始時に送られるモードコマンドにより行なう。こ
のモードコマンドに応じて、ノーステープルモード、通
常のステープルモード、S.S.B.モードの3つのモ
ードの1つを選択し、それぞれのモードに応じた動作を
する。送られたモードコマンドがノーステープルモード
コマンドであれば、切換爪902をプルーフトレイ90
5側に切換え、ステープルモードおよびS.S.Bモー
ドであれば、フィニッシュトレイ400側に切換える。
【0044】(ロ)ステープル位置の決定ステープルモ
ードの場合、フィニッシュトレイ400に用紙を排出し
、排出された用紙を一時スタックし、それらの用紙を揃
え、1部が完了した時点でステープル動作をし、その後
ステープル済みの用紙束Sを排出する。ステープル位置
は、図30に示すD1をエンドフェンス102の移動に
より、D2をステープラ本体部302の移動により変更
可能であり、その情報は、ポジションコマンドで与えら
れる。サイドフェンス103、104とエンドフェンス
102の位置制御は、次のようになる。
【0045】最初に送られるモードコマンドがステープ
ルコマンドであれば、モードコマンドの後に送られるサ
イズコマンドを参照し、サイドフェンス103、104
をサイドフェンス移動用モータ110、111の駆動に
より用紙サイズ長手方向に対応した位置に移動させると
ともに、エンドフェンス102をその用紙の短手方向に
対応した位置にエンドフェンス移動用モータ806の駆
動により移動させる。ステープラ本体部302の位置は
、エンドフェンス102に対向する位置に固定されてい
るため、エンドフェンス102の位置で、用紙のステー
プル位置が決定される。このステープル位置の用紙長手
方向端面からの距離は、ポジションコマンドにより与え
られる。
【0046】(ハ)フィニシュトレイ400に用紙を排
出記録済み用紙が複写機本体1から後処理装置3に送ら
れるときは、用紙搬送に先立ち、通常の用紙の場合はペ
ーパーセンドコマンドが送られ、カバー用紙の場合は、
カバーセンドコマンドが送られる。カバーセンドコマン
ドは、S.S.Bモードの場合、本体から送られる用紙
のサイズがそれまでの用紙サイズの2倍以上の長さであ
ることの信号でもある。用紙がフィニッシュトレイ40
0内に搬入されると、2つのサイドフェンス103、1
04をサイドフェンス移動用モータ110、111の駆
動により互いに同期させながら反対方向に移動させて用
紙の前後方向を揃える。サイドフェンス103、104
は、後述するように、用紙の排出手段を兼ねているため
、それぞれ独立に駆動手段を有している。このジョギン
グ動作の様子は、前述したように図15に示される。
【0047】(ニ)綴じ動作 ステープル動作のフローは図31に示される。複写機本
体1からステープルコマンドが送られると、ステープル
フラグがセットされ、それまでに送られたペーパセンド
コマンドとカバーセンドコマンドの数だけフィニッシュ
トレイ400内に用紙が搬送されるのを待つ。用紙の枚
数がコマンドの数に一致すると、ステープル動作用モー
タ813をONし、偏心カム307a、307bを1回
転させることで用紙束Sがステープルされる(図30参
照)。ステープル動作が完了すると、ステープルフラグ
をリセットし、フィニッシュトレイ400内に搬送され
た用紙の数をカウントする枚数メモリをクリヤし、排出
フラグをセットすることで次の排出動作に移行する。
【0048】すなわち、ステープラ301のステープラ
本体部302が前記待機位置又は綴じ位置にあるとき、
複写機本体1からの記録済み用紙の排紙を禁止し(図3
2参照)、搬送ローラ901をはじめとする後処理装置
3内の搬送手段によるフィニッシュトレイ400上への
用紙搬入動作を禁止するとともに、サイドフェンス10
3、104の移動による搬出動作を禁止するようになっ
ている。
【0049】(ホ)用紙排出 用紙は、前述したようにサイドフェンス103、104
の移動により排出される。図32はジョギング時の動作
と用紙排出時のサイドフェンス103、104の前後方
向の速度波形(後向きの速度を+としている)を示して
おり、排出(往)部分に、用紙排出時の速度波形を示す
。サイドフェンス103、104のジョギング動作後に
ステープルを完了した用紙束Sは、まず、エンドフェン
ス102の移動により排紙位置をサイズによらずに一定
にし、すなわち用紙束S後端を所定の排出位置に合せた
後、サイドフェンス103、104により等速で装置手
前側に送られる。このとき、同時に移動を開始した2つ
のサイドフェンスのうち、手前側のサイドフェンス10
4は、移動路から退避すると停止するが、後側のサイド
フェンス103はさらに移動し、用紙束S落下の直前で
一旦速度を落とす。この減速動作は、用紙束Sの落下時
の衝撃を軽減するためのものである。図33は用紙サイ
ズによる停止位置の違いを示した図であり、サイズ毎に
停止位置を変え、排出時間の短縮を図っている。用紙束
Sの排出完了時は、負荷が減少した分、手前側への移動
速度より速い速度で戻り、次のジョギング動作に備える
【0050】なお、本実施例においては、最大ステープ
ル枚数が設定されている。後処理装置3の最大ステープ
ル枚数は使用する用紙の厚さにより変化するが、指定紙
を使用した場合は、その枚数は決められている。本実施
例では最大ステープル枚数は30枚に設定されている。 ところが、本複写装置においては、表紙無しS.S.B
.モードが選択可能である。このモードの場合、原稿枚
数に表紙が付与されるため最大原稿枚数は、その分減少
することになる。一般的に表紙用の用紙は通常の用紙よ
り厚いので、その厚さに応じて規定するのが望ましいが
、本実施例では、表紙を1枚分としている。
【0051】このように構成された本実施例の製本装置
においては、ステープラ301のステープラ本体部30
2(針打ち部)と針受け部306a、306bとが、フ
ィニッシュトレイ400の用紙載置面を含む搬入手段9
10およびサイドフェンス103、104の用紙搬送軌
道面を間に挟んで互いに対向するように設けられるので
、ステープラ本体部302および針受け部306a、3
06bからなるステープラ301をフィニシュトレイ4
00の水平投影面内に配置することができ、ステープラ
がフィニッシュトレイの側端側に配設されていた従来に
比べ、その設置面積を縮小し小型化を図ることができる
。  また、ステープラ本体部302が、用紙の搬入、
載置、綴じ並びに搬出の各動作に対応して、前記標準位
置、待機位置、綴じ位置に移動する。したがって、ステ
ープラ301を内方に配置して製本装置を小型化するこ
とができ、用紙搬入時にステープラ本体部302と針受
け部306a、306bの間の間隔を十分に確保して引
っ掛かりを防止することにより、各用紙の搬入速度を高
速化することができる。さらに、ステープラ301が上
下分割構造であるから、用紙に対する綴じ位置の制約が
なくなり、最上紙に接触する針収納部302bによって
待機位置を検出するので、簡単で正確な待機位置の検出
が可能になる。
【0052】また、ステープラ本体部302の待機位置
では、ステープラ301のステープラ本体部302が載
置手段上の用紙をガイドする針収納部302bの下面部
(ガイド板)よりフィニッシュトレイ400側に位置す
るから、安定した綴じ動作を行うことができる。さらに
、ステープラ301のステープラ本体部302が待機位
置又は綴じ位置にあるとき、前記搬送手段(搬入手段9
10およびサイドフェンス103、104)によるフィ
ニッシュトレイ400上への用紙の搬入・搬出動作が禁
止されるから、誤動作を未然に防止することができる。
【0053】この他、本実施例においては、ステープラ
本体部302と針受け部306a、306bを前記上下
分割構造にしているので、製本済みの用紙束をエンドフ
ェンス102側以外の3方から排出させることができ、
装置前面側への排出により製本装置の操作性が向上する
とともに、装置横方向に排出するものと比較すると装置
の横幅を小さくすることができる。また、製本済みの用
紙束を装置前面側の排紙トレイ202に排出するので、
装置横方向に排紙トレイがあった従来に比較すると、小
さな動作で用紙束を取り出すことができる。さらに、表
紙Cを用紙束S側に半分に折り曲げるだけで、用紙束S
の表裏両面を表紙Cにより覆うことができ、製本した用
紙束の見栄えを良くすることができる。また、針304
 の先端の曲げ部分も表紙Cにより覆われるので、この
曲げ部分で指先等を傷つけたり、曲げ部分に他のものが
引掛かったり、針が外れ易くなったりするのを防止する
ことができ、製本の質を高めることができる。
【0054】図34〜図38は本発明に係る製本装置の
第2実施例を示す図であり、上述例とは用紙後処理装置
3の構造が異なる例を示している。図34に示す第2実
施例の用手段後処理装置3においては、シート受入口1
301から進入した用紙が搬送手段1300を構成する
ステープル切換爪1302によって排出トレイ1303
へ排出され又はフィニッシュトレイ1306側の搬送路
1304に送られる。なお、用紙をステープルトレイ1
306上に搬入(および載置)・搬出する搬送手段13
00は、シート受入口1301、ステープル切換爪13
02、搬送路1304、揃えブラシ1305、リフトベ
ルト1309およびリフトフック1310からなる。ス
テープル搬送路1304を通過した用紙は、揃えブラシ
1305によりステープルトレイ1306内で揃え合わ
される。また、用紙束Sの位置はバックフェンス130
8により上下に変更可能であり、これにより用紙搬送方
向における綴じ位置を調整するようになっている。
【0055】具体的には、図35に示すように、ステー
プルトレイ1306の周辺に、揃えブラシ1305、ジ
ョガー1307およびバックフェンス1308が設けら
れており、揃えブラシ1305は搬送路1304からス
テープルトレイ1306側に用紙を排出させるとともに
この用紙をバックフェンス1308側に揃える役目をし
ている。また、この揃えブラシ1305はステープルト
レイ1306上の用紙が搬送路1304から搬出される
用紙により押し上げられるのを防ぐものでもある。ジョ
ガー1307はジョガーガイド1312により支持され
ており、これと平行に設けられたタイミングベルト13
13を介してジョガーモータ1314に駆動連結されて
いる。そして、このジョガーモータ1314の回転によ
り、ジョガー1307を移動させ、用紙の横方向(装置
前後方向)の揃えを行う。なお、用紙のサイズによりジ
ョガー1307の位置は異なるが、その位置出しは図示
しないジョガーホームセンサの出力信号とジョガーモー
タ1314の移動パルス数とによって決定される。また
、リフトベルト1309の位置出しについても同様で、
図36に示すように、リフトフック1310により回動
部材1321を回動させて所定回動位置で光学センサ1
322の遮光状態を解くことにより基準位置を決定する
とともに、ベルト駆動モータの駆動パルスの数をカウン
トして行うようにしている。なお、図示しないが、バッ
クフェンス1308についても同様な基準位置設定がさ
れる。
【0056】1400は図示しない針受け部(例えば、
針受け部306a、306bと同様なもの)と共に綴じ
手段を構成するステープルユニット(針打ち部)であり
、このステープルユニット1400は2本のステープル
ガイド1401、1402に沿って前後方向に動き、用
紙の所定箇所(例えば2箇所)をステープル止めできる
ようになっている。図37、図38に示すように、ステ
ープルユニット1400は、その内部に、上下移動可能
なステープル部1450と、それを支持するスライドス
クリュー1403と、ステープル部1450を上下方向
にガイドするガイドロッド1404と、ステープル部1
450を上下方向に移動させるステープル上下モータ1
405とを有している。ステープル部1450には、打
針部前面1452と押え部材1453の間に挟まれた打
点部材1451が設けられており、打点部材1451は
結合部材1454、押し下げアーム1455およびコイ
ルバネ1456を介してスライドネジ1457に連結さ
れ、スライドネジ1457の回転により上下動して針1
461を打ち出すようになっている。また、スライドネ
ジ1457はギヤ段1459を介してステープルモータ
1458に回転駆動されるようになっている。
【0057】打点部材1451により下方へ押し出され
た針1461は、ジョギング動作によりフィニッシュト
レイ400上で揃えられた用紙束Sを貫通し、その針1
461の先端は前記針受け台によって折り曲げられ、こ
れにより用紙束Sのステープルが完了する。また、ステ
ープルユニット1400により表紙Cと共にステープル
止めされた用紙束Sは、リフトベルト1309に設けら
れたリフトフック1310によりステープルトレイ13
06内で持ち上げられ、ステープル排出トレイ1311
に排出される。
【0058】一方、ステープル時には、後処理装置3の
用紙の搬入、載置、綴じ並びに搬出の各動作に対応して
前記ステープル上下モータ1405が駆動され、これに
よってステープルユニット1400(針打ち部)が1回
の製本動作中に3つの停止位置に停止する。これら3つ
の停止位置とは、ステープルモータ1458が他方向に
駆動(逆転駆動)され、打点部材1451が上昇してス
テープル部1450がステープルトレイ1306から最
も離隔する(所定間隔、例えば35mmを隔てる)標準
位置と、ステープル部1450の下面部に設けられたマ
イクロスイッチ1406(待機位置検出手段)が用紙束
Sの最上紙に接触してON/OFF切換え(例えばON
)されるとともに、ステープル部1450が用紙束Sに
近接する待機位置と、ステープルモータ1458が前記
一方向に回転して打点部材1451が針1461を打ち
出し用紙束Sをステープルする綴じ位置と、の3位置で
ある。なお、マイクロスイッチ1406がONに切換え
られることによりステープル上下モータ1405が停止
され、ステープル部1450が待機位置に停止する。
【0059】前記標準位置ではステープルトレイ130
6上への用紙搬入速度を高速化しても用紙がステープル
ユニット1400の下部に接触しないようになる。また
、待機位置ではステープルトレイ1306上に積載され
た用紙束Sを整置(ジョギング)するのに支障がないよ
うな状態でステープルユニット1400が用紙束Sに近
接しており、綴じ位置ではステープルユニット1400
の打点部材1451が前記針受け部に最も接近するとと
もに打ち出した針1461の先端をその針受け部により
折り曲げさせて用紙束Sを綴じる。また、ステープル部
1450が待機位置に停止したとき、このステープル部
1450の下面部は、左右ジョガー1307の用紙搬入
ガイド部1307a(ガイド板)がステープルトレイ1
306の用紙載置面に最も近接した部位より前記用紙載
置面側に位置している。すなわち、待機位置では用紙束
Sの用紙間の隙間が最小になり、この状態でジョガー1
307による整置動作を行うことにより、複数の用紙を
所定位置に正確に整置することができる。
【0060】このように本実施例においても、綴じ手段
を構成するステープルユニットとその針受け部とが、ス
テープルトレイ1306の用紙載置面を含む搬送手段1
300の用紙搬送軌道面を間に挟んで互いに対向するよ
うに設けられる。したがって、ステープルユニット14
00および針受け部からなる綴じ手段をステープルトレ
イ1306の水平投影面内に配置することができ、設置
面積の縮小による小型化が可能になる。また、ステープ
ル部1450が用紙の搬入、載置、綴じ並びに搬出の各
動作に対応して前記標準位置、待機位置、綴じ位置に移
動するから、用紙搬入時にステープルユニット1400
と針受け部の間の間隔を十分に確保して引っ掛かりを防
止することができ、各用紙の搬入速度を高速化すること
ができる。さらに、ステープルユニット1400が上下
分割構造であるから、用紙に対する綴じ位置の制約がな
くなり、用紙束Sの最上紙に接触するマイクロスイッチ
1406によって待機位置を検出するので、簡単で正確
な待機位置の検出が可能になる。
【0061】また、待機位置のステープル部1450が
、ジョガー1307の搬入ガイド部1307aの最下部
よりステープルトレイ1306側に位置するから、安定
した綴じ動作をジョギング後に迅速に行うことができる
。さらに、ステープルユニット1400のステープル部
1450が待機位置又は綴じ位置にあるとき、搬送手段
.1300によるステープルトレイ1306上への用紙
の搬入・搬出動作を禁止することにより、誤動作を未然
に防止することもできる。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、綴じ手段
の針打ち部と針受け部を、用紙載置面を含む搬送手段の
用紙搬送軌道面を間に挟んで互いに対向するように設け
、該針打ち部が、用紙の搬入、載置、綴じ並びに搬出の
各動作に対応して、標準位置、待機位置、綴じ位置に移
動するようにしているので、綴じ手段を内方に配置して
製本装置を小型化することができ、用紙搬入時に針打ち
部と針受け部の間の間隔を十分に確保して各用紙の搬入
速度を高速化することができる。さらに、綴じ手段を分
割構造にしているので、綴じ位置の制約を無くすことが
できる。
【0063】請求項2記載の発明によれば、最上紙に接
触する待機位置検出手段を設けているので、簡単で正確
な待機位置の検出が可能になる。請求項3記載の発明に
よれば、前記待機位置を、綴じ手段の針打ち部が載置手
段上の用紙をガイドするガイド板のうち用紙載置面に最
も近接する部位より用紙載置面側にある位置としている
ので、安定した綴じ動作を行うことができる。
【0064】請求項4記載の発明によれば、綴じ手段の
針打ち部が待機位置又は綴じ位置にあるとき、搬送手段
による載置手段上への用紙の搬入・搬出動作が禁止され
るようにしているので、誤動作を未然に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製本装置の第1実施例の全体構成
を示す断面図である。
【図2】図1における操作表示部の平面図である。
【図3】図2における液晶表示部の要部拡大図である。
【図4】図1における複写機により製本された用紙束の
斜視図である。
【図5】図1における複写機の製本に関連する各キーの
処理フローを示す図である。
【図6】図5における結合子Aに続く処理フローを示す
図である。
【図7】図5における結合子Bに続く処理フローを示す
図である。
【図8】図5における結合子Cに続く処理フローを示す
図である。
【図9】図1における循環式原稿送り装置の制御部の構
成を示すブロック図である。
【図10】図1における循環式原稿送り装置の原稿サイ
ズ検知動作を説明する図である。
【図11】図1における循環式原稿送り装置の最終原稿
検知機構の要部斜視図である。
【図12】図11における最終原稿検知機構の検知動作
を説明する図である。
【図13】図1における複写機の原稿給・排紙、用紙給
紙および原稿露光のタイミングを示しており、(a)は
その1部目のタイミングチャート、(b)はその2部目
のタイミングチャートである。
【図14】図1におけるジョギング部の要部斜視図であ
る。
【図15】図1におけるジョギング部の要部正面図であ
る。
【図16】図1におけるジョギング部のジョギング動作
の説明図である。
【図17】図1におけるジョギング部の用紙束排出動作
の説明図である。
【図18】図1におけるステープル部の要部斜視図であ
る。
【図19】図1における後処理装置の排出部を示す外観
斜視図である。
【図20】図1における後処理装置の制御部の構成を示
すブロック図である。
【図21】図1における後処理装置の製本コマンドの処
理フローを示す図である。
【図22】図21における結合子C1に続く処理フロー
を示す図である。
【図23】図21における結合子C2に続く処理フロー
を示す図である。
【図24】図21における結合子C3に続く処理フロー
を示す図である。
【図25】図21における結合子C4に続く処理フロー
を示す図である。
【図26】図21における結合子C5に続く処理フロー
を示す図である。
【図27】図21における結合子C6に続く処理フロー
を示す図である。
【図28】図21における結合子C7に続く処理フロー
を示す図である。
【図29】図21における結合子C8に続く処理フロー
を示す図である。
【図30】図1における後処理装置のステープル位置を
説明する図である。
【図31】図1における後処理装置のステープル時の処
理フローを示す図である。
【図32】図14におけるサイドフェンスとエンドフェ
ンスの速度波形を示す図である。
【図33】図14における後側サイドフェンスの排出時
の停止位置の説明図である。
【図34】本発明に係る製本装置の第2実施例を示すそ
の断面図である。
【図35】図34におけるステープルトレイ周辺の斜視
図である。
【図36】図34におけるリフトベルトの位置出し方式
の説明図である。
【図37】図34におけるステープルユニットの針打ち
部の正面断面図である。
【図38】図34におけるステープルユニットを示して
おり、(a)はその側面断面図、(b)はその正面断面
図である。
【符号の説明】
1     複写機本体(画像形成装置)2     
循環式原稿送り装置 3     後処理装置(製本装置) 100     ジョギング部 103、104    サイドフェンス(整置手段、搬
送手段)200     排出部 300     ステープル部 301     ステープラ(綴じ手段)302   
  ステープラ本体部(針打ち部)302a   打ち
込み部 302b   針収納部(ガイド板) 304     針 306a、306b    針受け部 400     フィニッシュトレイ(載置手段)50
0     操作表示部 800     製本制御部 910     搬入手段(搬送手段)1300   
 搬送手段 1306    ステープルトレイ(載置手段)130
7    ジョガー(整置手段)1307a    用
紙搬入ガイド部(ガイド板)1308    バックフ
ェンス 1400    ステープルユニット 1450    ステープル部 1405    ステープル上下モータ1451   
 打点部材 1461    針 S  用紙束 C  表紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を所定の用紙載置面上に重ねて載置可
    能な載置手段と、用紙を用紙載置面上に搬入し複数枚の
    用紙を重ねて載置する一方、重ねられた用紙の束を載置
    手段上から搬出する搬送手段と、前記用紙載置面を含む
    搬送手段の用紙搬送軌道面を間に挟んで互いに対向する
    針打ち部と針受け部とからなり、該針打ち部から前記用
    紙束に打ち込んだ針の先端部を針受け部により折り曲げ
    て複数枚の用紙を綴じる綴じ手段と、を備え、前記針打
    ち部が、前記搬入、載置、綴じ並びに搬出の各動作に対
    応して、載置手段に対し所定間隔を隔てる標準位置と、
    記録シートに近接又は接触する待機位置と、記録シート
    を綴じる綴じ位置とに移動することを特徴とする製本装
    置。
  2. 【請求項2】前記綴じ手段の針打ち部に載置手段上の最
    上紙に接触する待機位置検出手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の製本装置。
  3. 【請求項3】前記綴じ手段の針打ち部が、前記載置手段
    上の用紙をガイドするガイド板のうち前記用紙載置面に
    最も近接する部位より用紙載置面側にある位置を、前記
    待機位置としたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    製本装置。
  4. 【請求項4】前記綴じ手段の針打ち部が前記待機位置又
    は綴じ位置にあるとき、前記搬送手段による載置手段上
    への用紙搬入・搬出動作を禁止することを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の製本装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662318A (en) * 1994-08-08 1997-09-02 Nisca Corporation Stapler and sheet-binding system using the same

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