JPH04358811A - カレンダのバンク量制御方法 - Google Patents

カレンダのバンク量制御方法

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JPH04358811A
JPH04358811A JP16094291A JP16094291A JPH04358811A JP H04358811 A JPH04358811 A JP H04358811A JP 16094291 A JP16094291 A JP 16094291A JP 16094291 A JP16094291 A JP 16094291A JP H04358811 A JPH04358811 A JP H04358811A
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amount
speed
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bank
extruder
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和田 晴雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、材料供給装置から供
給される成形材料を圧延してシート状またはフィルム状
部材を成形するカレンダにおいて、成形速度を変更する
際や定常運転時のバンク量の変動を防止して、安定した
成形が行なえるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ゴム、プラスチック等のシートまたはフ
ィルムを成形するカレンダは、通常3〜4本のロールを
平行に組合わせて構成され、素材を2〜3回連続的に圧
延してシートまたはフィルムを成形する。カレンダにお
いてはバンク量すなわちロール間の素材のたまり量に留
意する必要がある。すなわち、バンク量が多すぎる(バ
ンクが太い)と空気を巻き込みスキップと称するきずを
生じるおそれがあり、また、バンクの回転がスムーズに
行なわれないために、材料の練りが不均一となり、品質
むらが発生する欠点がある。逆にバンク量が少なすぎる
(バンクが細い)とシートまたはフィルムが切断したり
、厚さ変動が大きくなるなどの問題が生じるおそれがあ
る。そこで、従来においてはこれを防止するため第1バ
ンクのバンク量をテレビカメラ等のバンクセンサで検出
し、これが所定値を保つように材料供給装置の供給量を
フィードバック制御していた。
【0003】ところが、このような制御方法では、バン
ク量が変化したことを検知してから材料供給装置の供給
量を変化させるので、材料供給装置からカレンダまでの
距離が長い場合には、バンク量の変動を検知して材料供
給装置が即座に供給量を変更しても、この供給量の変更
部分がカレンダに到達するまでに時間がかかり、バンク
量が修正されるまでに時間を要していた。このため、特
にカレンダの成形速度を変更した時には、バンク量の変
動が大きく、安定した生産ができなかった。
【0004】そこで、従来技術におけるこのような欠点
を改善して成形速度変更時のバンク量の変動を抑制した
ものとして、図2に示すものがあった。これは、成形速
度が変更された場合に、その成形速度変化分に見合う量
だけ材料供給装置の材料供給量を強制的に変化させるこ
とにより、成形速度の変化に伴うバンク量の変動を待た
ずに材料供給量を調整できるようにし、その後、バンク
量の変化を検出してフィードバック制御するものである
【0005】図2のカレンダ装置1において、成形材料
供給装置10は押出機12で構成されている。押出機1
2はモータ22により回転駆動され、成形材料14を混
連して押し出す。押出機12の単位時間当りの吐出量は
、モータ22の回転速度によって決定される。この回転
速度はタコジェネレータ等の速度検出器23で検出され
る。
【0006】モータ22の回転速度は、手動または自動
で制御される。手動の場合は、スイッチ29(自動/手
動切換えスイッチのリレー接点)を接点29aはオフ、
接点29bはオンにして、オペレータがトップバンク量
を見て押出機回転数設定器30を手動で設定して、押出
機回転数制御装置32を介してモータ22の速度を制御
する。自動の場合は、スイッチ29を接点29aはオン
、接点29bはオフにして、バンク量制御装置62から
のバンク量フィードバック制御信号fをアンプ31を介
して押出機回転数制御装置32に供給して、モータ22
の速度を制御する。
【0007】押出機12から押し出された成形材料14
は成形材料搬送装置としてのフィードコンベア16に供
給される。フィードコンベア16はモータ18により駆
動され、タコジェネレータ等の速度検出器19で速度が
検出され、フィードコンベア速度制御装置20により、
フィードコンベア速度設定器22で手動設定された一定
の速度に制御される。フィードコンベア16は、成形材
料を搬送して、カレンダ24の第1、第2ロール25,
26間のトップバンク28に供給する。この時、トップ
バンク28の幅方向に均等に供給するように、フィード
コンベア16は右端部付近のa点を支点として、ロール
の幅方向に所定周期で往復運動する。
【0008】カレンダ24の各ロール25〜28は、通
常各ロール毎にDCモータ34と速度検出器38を具え
(第4ロール28についてのみ図示する。)、カレンダ
速度設定器37による手動設定に基づき、カレンダ速度
制御装置36により相互に一定の速度比でもって駆動さ
れている。第1、第2ロール25,26間に供給された
原材料は順次ロール間で成形されながら、最終的に第4
ロール28上のシート40として成形される。このシー
ト40は第4ロール28〜テイクオフロール42間で延
伸されてシート40′となり、クーリングロール43で
冷却、固化されて製品シート40″となり、ワインダ4
4にて巻取られ、製品ロール46となる。
【0009】テイクオフロール42からクーリングロー
ル43までの引取装置48は多数のロールによって構成
されており、適当なロール群ごとに区分けされて、イン
バータモータ49,50,…と、速度検出器52,54
,…と、引取ライン速度制御装置56によって速度制御
がされている。特に、カレンダ第4ロール28とテイク
オフロール42間の速度比はテイクオフロールドロー設
定器58で設定され、適正な速度比(通常テイクオフロ
ール42のほうが2.0〜4.0倍速い)でもって運転
されており、それ以降のロール群は各ロールのドロー設
定器60(1台分のみ図示)により相互に一定の速度比
でもって運転速度制御されるいわゆる揃速制御されてい
る。
【0010】バンク量制御装置62は、バンクセンサ6
4によってトップバンク28のバンク量を検出し、基準
のバンク量に対する過不足量を求める。また、速度検出
器54で検出されるライン速度V[m/min ]と、
β線厚さ計64で検出されるシート厚さH[g/m2 
]と、シート幅検出器66で検出されるシート幅W[m
]とにより、 Q0 [kg/min ]=V×H×W×10−3から
成形材料消費量Q0 を求める。そして、この求められ
た成形材料消費量Q0 と、上記バンク量の過不足量を
修正するための制御サイクル時間内での押出機12の吐
出量の増減量ΔQとを加算した値Q(=Q0+ΔQ)を
計算し、これに対応する押出機回転数指令値N(=N0
 +ΔN(N0 :Q0 を吐出する回転数、ΔN:Δ
Qを吐出する回転数))を押出機回転数制御信号fとし
て出力して、押出機モータ22の回転速度を制御する。
【0011】このような制御によれば、バンクセンサ6
4によるバンク量検出に基づく押出機吐出量の制御によ
り、バンク量の変動が抑制される。また、カレンダ速度
設定器37により成形速度を変更した時には、これによ
る成形材料消費量の変化分だけ押出機吐出量が強制的に
増減されるので、バンク量の変動が抑制される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記図2の従来装置に
よれば、成形速度が変化したり、定常運転時でもバンク
量に過不足が生じた場合には、押出機12(成形材料供
給装置)の吐出量が変化してトップバンク28のバンク
量の変動を抑制する。ところが、フィードコンベア16
(成形材料搬送装置)の速度は一定なので、押出機12
の吐出量が変化してから、この吐出量の変化部分がトッ
パバンク28に到達するまでに時間遅れを生じる。この
ため、トップバンク28のバンク量の変動を完全に抑え
ることはできなかった。この発明は、従来技術における
問題点を解決して、成形速度変更時や定常運転時のトッ
プバンクのバンク量の変動をより確実に抑えることがで
きるカレンダバンク量制御方法を提供しようとするもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
成形材料供給装置から供給される成形材料を、成形材料
搬送装置を介してカレンダに供給してシート状またはフ
ィルム状部材を成形するカレンダ装置において、カレン
ダの成形材料消費量に応じた前記成形材料供給装置の成
形材料供給量を可変制御するとともに、前記成形材料搬
送装置における単位長さ当りの成形材料搬送量が当該可
変制御による前記成形材料供給量の変化にかかわらず略
々一定となるように当該成形材料搬送装置の搬送速度を
可変制御することを特徴とするものである。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、カレンダのバンク量を検出して、そ
の過不足量を修正するように前記成形材料供給装置の成
形材料供給量を可変制御するとともに、前記成形材料搬
送装置における単位長さ当りの成形材料搬送量が当該可
変制御による前記成形材料供給量の変化にかかわらず略
々一定となるように当該成形材料搬送装置の搬送速度を
可変制御することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、成形速度を変化
させると、成形材料供給量がこれに追従して変化すると
ともに、成形材料搬送速度も変化するので、トップバン
クへの供給量が時間遅れなく変化する。したがって、バ
ンク量の変動が確実に抑制され、安定な操業を行なうこ
とができる。
【0016】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明において、カレンダのバンク量を検出し
て、その過不足量を修正するように成形材料供給量およ
び搬送速度を可変制御するので、バンク量の変動をより
確実に抑制することができる。
【0017】
【実施例】
(実施例1)この発明の第1実施例を図1に示す。これ
は、前記図2の従来装置にこの発明を適用したもので、
成形材料供給装置を押出機で構成し、成形材料搬送装置
をフィードコンベアで構成したものである。図2と共通
する部分には同一の符号を用いる。図1のカレンダ装置
1において、成形材料供給装置10は、押出機12で構
成されている。押出機12はモータ22により回転駆動
され、成形材料14を混練して押し出す。押出機12の
単位時間当りの吐出量(成形材料供給量)は、モータ2
2の回転速度によって決定される。この回転速度はタコ
ジェネレータ等の速度検出器23で検出される。
【0018】モータ22の回転速度は、手動または自動
で制御される。手動の場合は、スイッチ29(自動/手
動切換えスイッチのリレー接点)を接点29aはオフ、
接点29bはオンにして、オペレータがトップバンク量
を見て押出機回転数設定器30を手動で設定して、押出
機回転数制御装置32を介してモータ22の速度を制御
する。自動の場合は、スイッチ29を接点29aはオン
、接点29bはオフにして、バンク量制御装置62から
の押出機回転数制御信号(N=N0 +ΔN)をアンプ
31を介して押出機回転数制御装置32に供給して、モ
ータ22の速度を制御する。
【0019】押出機12から押し出された成形材料14
は成形材料搬送装置としてのフィードコンベア16に供
給される。フィードコンベア16はモータ18により駆
動され、タコジェネレータ等の速度検出器19で速度が
検出され、フィードコンベア速度制御装置20により速
度制御される。なお、フィードコンベア駆動モータ18
には、広範囲に速度制御できるインバータモータ等を用
いることができる。フィードコンベア16は、成形材料
を搬送して、カレンダ24の第1、第2ロール25,2
6間のトップバンク28に供給する。この時、トップバ
ンク28の幅方向に均等に供給するように、フィードコ
ンベア16は右端部付近のa点を支点として、ロールの
幅方向に所定周期で往復運動する。
【0020】カレンダ24の各ロール25〜28は、通
常各ロール毎にDCモータ34と速度検出器38を具え
(第4ロール28についてのみ図示する。)、カレンダ
速度設定器37による手動設定に基づき、カレンダ速度
制御装置36により相互に一定の速度比でもって駆動さ
れている。第1、第2ロール25,26間に供給された
原材料は順次ロール間で成形されながら、最終的に第4
ロール28上のシート40として成形される。このシー
ト40は第4ロール28〜テイクオフロール42間で延
伸されてシート40′となり、クーリングロール43で
冷却、固化されて製品シート40″となり、ワインダ4
4にて巻取られ、製品ロール46となる。
【0021】テイクオフロール42からクーリングロー
ル43までで構成される引取装置48は多数のロールに
よって構成されており、適当なロール群ごとに区分けさ
れて、インバータモータ49,50,…と、速度検出器
52,54,…と、引取ライン速度制御装置56によっ
て速度制御がされている。特に、カレンダ第4ロール2
8とテイクオフロール42間の速度比はテイクオフロー
ルドロー設定器58で設定され、適正な速度比(通常テ
イクオフロール42のほうが2.0〜4.0倍速い)で
もって運転されており、それ以降のロール群は各ロール
のドロー設定器60(1台分のみ図示)により相互に一
定の速度比でもって運転速度制御されるいわゆる揃速制
御されている。
【0022】バンク量制御装置62は、バンクセンサ6
4によってトップバンク28のバンク量を検出し、基準
のバンク量に対する過不足量を求める。また、速度検出
器54で検出されるライン速度V[m/min ](ラ
イン速度は一般にカレンダ速度の2〜4倍)と、β線厚
さ計64で検出されるシート厚さH[g/m2 ]と、
シート幅検出器66で検出されるシート幅W[m]とに
より、  Q0 [kg/min ]=V×H×W×1
0−3                      
(1)から成形材料消費量Q0 を求める。そして、こ
の求められた成形材料消費量Q0 を吐出するための押
出機回転数N0 と、上記バンク量の過不足量を修正す
るための制御サイクル時間内での押出機12の吐出量の
増減量ΔQを吐出するための押出機回転数ΔNを求め、
加算アンプ31でこれらを加算して押出機回転数指令値
N(=N0 +ΔN)を出力する。これにより、自動運
転時(スイッチ29の接点29aがオン、接点29bが
オフ)には、押出機12は必要な吐出量Q(=Q0 +
ΔQ)を吐出することになる。なお、手動運転時(接点
29aがオフ、接点29bがオン)においても、押出機
回転数設定器30を一度セットすれば、カレンダ速度設
定器37で設定されたカレンダ速度信号V0 が押出機
回転数設定器30に供給されるので、カレンダ速度を変
更した場合も、これに追従して押出機12の吐出量が可
変制御されて、成形材料消費量に見合った吐出量が得ら
れる。
【0023】また、バンク量制御装置62は、フィード
コンベア16の速度(単位時間当りの成形材料搬送量)
制御信号v0 ,Δvを出力する。このうち、v0 は
押出機吐出量Q0 に対応する速度、Δvは押出機ΔQ
に対応する速度である。押出機回転数とフィードコンベ
ア速度との関係を図3に示す。
【0024】加算アンプ70は、v0 ,Δvを加算し
て、v(=v0 +Δv)をフィードコンベア16の速
度制御信号として出力する。スイッチ72はスイッチ2
9と連動する自動/手動切換スイッチのリレー接点であ
る。自動運転時には、接点72aはオン、接点72bは
オフとされ、手動運転時には接点72aはオフ、接点7
2bはオンとされる。そして、自動運転時には、フィー
ドコンベア速度制御信号vがフィードコンベア速度制御
装置20に入力されて、フィードコンベア16の速度が
前記図3のように押出機吐出量に対応した速度に制御さ
れる。このような制御によれば、押出機吐出量(Kg/
min)の大きさによらず常に一定の成形材料14がフ
ィードコンベア16上に乗った状態になるので、成形速
度(ここで「成形速度」はカレンダ部での成形状態の速
い/遅いの概念的な意味を表わし、「カレンダ速度」に
近い意味を持つ。)変更時や定常運転時でもバンク量に
過不足が生じた場合に押出機吐出量の変動に追従してフ
ィードコンベア16からカレンダトップバンク28への
供給量が即座に変動するので、成形速度変更時でもトッ
プバンク28のバンク量の変動は完全に抑制される。
【0025】この状態を図4を用いて説明する。いま、
図4(a)のように、押出機12から一定の押出量で成
形材料14が押し出されて、フィードコンベア16によ
り一定速度で搬送されていて、一定の成形速度で成形が
行なわれているとする。この状態から成形速度を速めて
同じ製品を作る場合を考える。このとき、前記図2の従
来装置では、図4(b)に示すように、押出機12の押
出量を増加しても、フィードコンベア16の速度は一定
のままなので、押出量の変化位置Pがトップバンク28
に到達するまでに時間遅れを生じ、その間トップバンク
28のバンク量は減少する。つまり、フィードコンベア
16上に乗っている成形材料14の総量が成形速度に応
じて変動し、この変動分トップバンク量が増減すること
になる。
【0026】これに対して、図1のカレンダ装置では、
成形速度の変更に伴い押出機12の押出量が変動すると
、この押出量の変化分に相当する分だけフィードコンベ
ア16の速度が増加するので、押出量変化位置Pの到達
を待たずに、トップバンク28への成形材料供給量が即
座に増加する。つまり、同じ製品を作る場合には、フィ
ードコンベア16に乗っている成形材料14の総量が成
形速度にかかわらず常に一定なので、トップバンク量の
変動は生じない。これにより、安定な操業を行なうこと
ができる。
【0027】なお、図1において、フィードコンベア速
度調整器74は、手動運転時のフィードコンベア速度を
手動設定するものである。この設定器74には、押出機
回転数設定器30を介してカレンダ速度信号V0 が供
給されるので、一旦設定した後は成形速度に追従してフ
ィードコンベア16の速度が変化する。また、押出機回
転数設定器30を調整した場合もこれに追従してフィー
ドコンベア16の速度が変化する。これにより、手動制
御時も成形速度変更によるトップバンク量の変動は抑制
される。
【0028】以上のように、図1のカレンダ装置によれ
ば、次のような作用が得られる。■  同一製品につい
ては、成形速度を変化しても押出機吐出量とフィードコ
ンベア速度がこれに追従するので、トップバンク28へ
の供給量は即座に変化し、トップバンク量の変動が抑制
される。■  万一成形速度の変化に対する押出機吐出
量やフィードコンベア速度の追従が不十分であっても、
バンクセンサ64のバンク量検出に基づくフィードバン
ク制御が次の制御サイクル時間において働くので、バン
ク量の変動は修正される。また押出機12からカレンダ
トップバンク28までの移送遅れがないので、バンク量
検出に基づく制御のフィードバックゲインを高くして応
答性を高めてもハンチングが防止される。
【0029】なお、以上は同一製品を作る場合について
説明したが、異なる製品を作る場合は、当然のことなが
ら押出機12の吐出量は、ライン速度は同じでも、製品
厚さ×製品幅によって大きく変更される。この場合、製
品種類にかかわらず押出機吐出量とフィードコンベア速
度との関係を一義的に定めてしまうと、狭幅で薄い製品
を作る場合はフィートコンベア速度が極端に遅くなって
しまい、その間に成形材料が冷却されてしまい好ましく
ない。そこで、図5に示すように製品の種類によって押
出機吐出量とフィードコンベア速度との関係を変えるこ
とにより、製品の種類(単位長さ当りの重量等)にかか
わらず、ライン速度とフィードコンベア速度との関係を
一定にする。このようにすることで、製品種類にかかわ
らずトップバンクに到達する成形材料の冷却状態を一定
に保つことができる。このような制御を行なうため、図
1のバンク量制御装置62には、図5のようなテーブル
が記憶されており、検出される製品厚さおよび幅に応じ
てカレンダ速度に対するフィードコンベア速度の速度係
数を自動的に変化させる(図5のような関係になるよう
に手動で速度係数を変えることもできる)。このような
、制御によれば、フィードコンベア16上に乗っている
成形材料14の総量は製品ごとには異なることになるが
、同一製品では一定である。
【0030】(実施例2)この発明の第2実施例を図6
に示す。これは、前記図2における押出機回転数制御信
号N0 、コンベア速度制御信号v0 を押出機回転数
設定器30、フィードコンベア速度調整器74による手
動設定で与えるようにしたものである。これによれば、
バンク量を自動制御する場合でも、手動運転する場合で
もカレンダ速度に比例した押出機回転数指令信号N0 
が押出機回転数制御装置32に入力され、押出機回転数
N0 に比例したコンベア速度指令信号v0 がフィー
ドコンベア速度制御装置20に入力されている。
【0031】そして、バンク量を自動制御する場合(ス
イッチ29a,72aがオン)には、バンク量制御装置
62はバンクセンサ64にてトップバンク28の過不足
量(Kg)を求め、この過不足量と制御サイクルから、
必要な押出機吐出量の増減量ΔQ(Kg/min )を
求める。 そして、これを吐出するに必要な押出機回転数(増減)
制御信号ΔNを計算し、押出機回転数制御装置32に制
御信号として出力する。この制御装置32は押出機回転
数設定器30にて設定されたN0 に、このΔNを加算
した値N(=N0 +ΔN)を指令値として押出機モー
タ22の速度制御を行なう。
【0032】また、バンク量制御装置62は、上記ΔQ
を用いて必要なコンベア速度の増減量Δv(m/min
 )を下記(2)式から求め、フィードコンベア速度制
御装置20に出力する。   Q0 :前記(1)式から計算した成形材料消費量
(Kg/min ) v0 :フィードコンベア速度設定器22によって手動
設定されたコンベア速度(m/min )上記(2)式
は、図7からわかるように、フィードコンベア速度vを
Qに応じて運転点(v0 ,Q0 )と原点0点を結ぶ
線上で制御することにほかならない。
【0033】(実施例3)この発明の第3実施例を図8
に示す。これは、成形材料供給装置10をミクシングミ
ル80で構成したものである。ミクシングミル80から
の成形材料供給量は、下記式(3)によって与えられる
。 成形材料供給量[Kg/min ]=ナイフ幅[mm]
×ロール速度[m/min ]×ストリップ厚さ[mm
]×比重量[g/cm3 ]×10−3 (3) ミクシングミルを使用する場合は、(3)式の3つのパ
ラメータ(ナイフ幅、ロール速度、ストリップ厚さ)の
うち、1または2以上のパラメータの組合せで必要な成
形材料供給量Q(=Q0 +ΔQ)を与え、フィードコ
ンベア速度はQに比例して変化させるようにすればよい
【0034】ミクシングミルは、一般には成形材料の練
りの問題から、吐出量に応じて、ロール速度を広範囲に
調節することは難しく、ほぼ一定速度で運転されること
が多い。このときには、材料供給量はストリップナイフ
82の幅(材料の切出し幅)を調節して与えられる。
【0035】ストリップナイフ幅の制御は次のようにし
て行なわれる。前述のように、必要な成形材料供給量は
、Q(=Q0 +ΔQ)にて与える必要がある。そこで
、一定サイクル毎(例えば1秒毎)にライン速度を計測
し、(1)式によって必要な成形材料供給量を求めると
ともに、必要なストリップナイフ幅を(3)式によって
計算して、ナイフ幅制御装置84(サーボアンプ)、サ
ーボモータ86、ストリップ幅計測用ポテンショメータ
88によって構成されるサーボ駆動機構にてストリップ
ナイフ82を追従制御させる。このようにするとストリ
ップ幅は必要な供給量Q(=Q0 +ΔQ)にほぼ完全
に比例させることができ、材料供給量をQとすることが
できる。なお、ポテンショメータ90はロールギャップ
計測用で、ストリップ厚さを検出するのに用いられる。
【0036】ところで、ミクシングミル80のロールは
、ここではモータ92にて一定速度で運転されるが、こ
のときフィードコンベア16を吐出量Qに比例して変化
させると、ストリップ94はミル出口で切れるなどのト
ラブルが発生するおそれがある。これを避けるために、
フィードコンベア16の手前に一定速度v0 で運転さ
れるミルコンベア96を設け、ミルコンベア96とフィ
ードコンベア16との間で速度差を持たせることにすれ
ばよい。このようにすれば、ストリップ94が速度差で
切れるとしても、ミルコンベア96上で生じるので、何
ら支障なく成形材料14の供給を行なうことができる。 この場合、成形速度を変更すると、ミルコンベア96の
長さL0 分の遅れが生じるが、この長さL0 は非常
に短くてよいので、バンク量の変動への影響は少ない。
【0037】また、ゴムラインにてよく採用される図9
のストリップカッティング装置100をミルコンベア9
6とフィードコンベア16間に設置し、フィードストリ
ップ94を切断するようにしてもよい。この場合、フィ
ードコンベア16はQに比例して速度制御を行なうよう
にすれば、上記と同様に、成形速度変更時の供給量の時
間遅れはL0 の長さ分ですむ。
【0038】なお、成形材料によって、ミクシングミル
速度を広範囲に速度変化させることができるときには、
ミクシングミル80のロール速度をQに比例させれば(
3)式によりストリップ幅一定でも成形材料供給量Qを
与えることができ、かつフィードコンベア速度をQに比
例させることとすれば、上記長さL0による遅れの問題
もない(ミルコンベア96もフィードコンベア16に連
動させる)。なお、図8においてナイフ幅設定器102
はナイフ幅を手動にて設定するものである。
【0039】(実施例4)この発明の第4実施例を図1
0に示す。これは、図8の実施例においてミクシングミ
ル80とフィードコンベア16との間にストレーナを配
置したものである。この場合、ストレーナ104は成形
材料供給量を調節するのではなく、ミクシングミル80
から送られてきた成形材料14のゴミ取り(ストレーン
)をしながら、カレンダ24に送るものである。
【0040】ストレーナ104はストレーナモータ10
5で駆動され、その回転数は速度検出器107で検出さ
れる。ストレーナモータ105の速度は自動の場合はス
トレーナ回転数制御信号NSTによって指令され、スト
レーナ回転数制御装置108により制御される。手動運
転の場合はストレーナ回転数設定器109によって指令
される。
【0041】ストレーナコンベア106はモータ111
で駆動され、その回転数は速度検出器113検出される
。モータ111の速度は自動の場合はストレーナコンベ
ア速度制御信号vSTによって指令され、ストレーナコ
ンベア速度制御装置115により制御される。手動運転
の場合はストレーナコンベア速度調整器117によって
指令される。
【0042】上記の配列の場合、ミクシングミル80か
らカレンダ24のトップパンク28まで約30〜60秒
必要である。従来の自動制御ではこの移送遅れが致命的
であり、制御の応答性と安定性に問題があった。これに
対し、図10の装置においては、次のように制御するこ
とにより、成形速度変更時の遅れを大幅に減少すること
ができる。■  成形材料を供給するミクシングミル8
0およびミルコンベア96は前記図8の例と同様に、ラ
イン速度およびバンク過不足量に応じてQ(=Q0 +
ΔQ)の成形材料を供給する。■  ストレーナ104
の手前のストレーナコンベア106およびストレーナ1
04の後ろのフィードコンベア16は、上記Qに比例し
たそれぞれのコンベア速度(速度制御信号vSTおよび
v)に制御する。■  ストレーナ回転数制御装置10
8は材料供給量Qを吐出するストレーナ回転数制御信号
NSTを受け、ストレーナ104の吐出特性に応じて図
11のようにストレーナ回転数を変化させるようにすれ
ば、成形速度変更時に供給量の遅れはほとんど発生せず
、バンク量の変動を抑えることができる。
【0043】(実施例5)この発明の第5実施例を図1
2に示す。これは、前記図8の実施例においてミクシン
グミル80のバンク量制御を行なうようにしたものであ
る。混練機として、押出機112およびミクシングミル
80が設けられている。押出機112から吐出された成
形材料14は押出機コンベア114を介してミクシング
ミル80のバンク116に供給される。バンク116の
バンク量はバンクセンサ118で検出される。
【0044】押出機112は押出機モータ120で駆動
され、その回転数は速度検出器112で検出される。押
出機モータ120の速度は自動の場合は押出機回転数制
御信号N(=N0 +ΔN)によって指令され、押出機
回転数制御装置123により制御される。手動運転の場
合は押出機回転数設定器125によって指令される。
【0045】押出機コンベア114はモータ124で駆
動され、その回転数は速度検出器126で検出される。 モータ124の速度は自動の場合は押出機コンベア速度
制御信号vexによって指令され、押出機コンベア速度
制御装置128により制御される。手動運転の場合は押
出機コンベア速度調整器130によって指令される。
【0046】図12の装置においては、次のような制御
を行なう。■  ミクシングミル80のストリップの切
出しからカレンダ24までの材料供給は、前記図8の実
施例と同じであり、ストリップ幅およびフィードコンベ
ア速度はそれぞれW(=W0 +ΔW)、v(=v0 
+Δv)で与えられる。 W0 :ライン速度に対応した基準ストリップ幅v0 
:ライン速度に対応したフィードコンベア速度ΔW:カ
レンダトップバンク28の過不足量に対応したストリッ
プ幅の変更分 Δv:カレンダトップバンク28の過不足量に対応した
フィードコンベア速度変更分 ■  押出機112からミクシングミル80までの材料
供給は、上記■の場合と同様に行なわれ、押出機回転数
および押出機コンベア速度は、それぞれN0 +ΔN+
ΔN′,vex+Δvex+v′exにより、またはN
0 +ΔN′,vex+Δv′により与えられる。但し
、N0 :ライン速度に対応した押出機回転数vex:
ライン速度に対応した押出機コンベア速度ΔN:カレン
ダのトップバンク量の過不足量に対応した押出機回転数
増減量 Δvex:カレンダのトップバンク量の過不足量に対応
した押出機コンベア速度増減量 ΔN′:ミクシングミル80上のバンク量過不足量に基
づく押出機回転数増減量 Δv′ex:ミクシングミル80上のバンク量過不足量
に基づく押出機コンベア速度増減量
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、成形速度を変化させると、成形材料供給量
がこれに追従して変化するとともに、成形材料搬送速度
も変化するので、トップバンクへの供給量が時間遅れな
く変化する。したがって、バンク量の変動が確実に抑制
され、安定な操業を行なうことができる。
【0048】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明において、カレンダのバンク量を検出し
て、その過不足量を修正するように成形材料供給量およ
び搬送速度を可変制御するので、バンク量の変動をより
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の第1実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】  従来装置を示すブロック図である。
【図3】  図1の実施例おける押出機回転数とフィー
ドコンベア速度との関係を示す図である。
【図4】  成形速度変更時における従来装置と図1の
実施例装置との動作の違いを示す図である。
【図5】  図1の実施例における製品の違いによる押
出機吐出量とライン速度の関係の違いを示す図である。
【図6】  この発明の第2実施例を示すブロック図で
ある。
【図7】  図6の実施例における押出機回転数とフィ
ードコンベア速度との関係を示す図である。
【図8】  この発明の第3実施例を示すブロック図で
ある。
【図9】  図8の実施例の一部変更例を示す図である
【図10】  この発明の第4実施例を示すブロック図
である。
【図11】  図10のストレーナの特性図である。
【図12】  この発明の第5実施例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1  カレンダ装置 10  成形材料供給装置 14  成形材料 16  フィードコンベア(成形材料搬送装置)24 
 カレンダ 28  バンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形材料供給装置から供給される成形材料
    を、成形材料搬送装置を介してカレンダに供給してシー
    ト状またはフィルム状部材を成形するカレンダ装置にお
    いて、カレンダの成形材料消費量に応じた前記成形材料
    供給装置の成形材料供給量を可変制御するとともに、前
    記成形材料搬送装置における単位長さ当りの成形材料搬
    送量が当該可変制御による前記成形材料供給量の変化に
    かかわらず略々一定となるように当該成形材料搬送装置
    の搬送速度を可変制御することを特徴とするカレンダの
    バンク量制御方法。
  2. 【請求項2】カレンダのバンク量を検出して、その過不
    足量を修正するように前記成形材料供給装置の成形材料
    供給量を可変制御するとともに、前記成形材料搬送装置
    における単位長さ当りの成形材料搬送量が当該可変制御
    による前記成形材料供給量の変化にかかわらず略々一定
    となるように当該成形材料搬送装置の搬送速度を可変制
    御することを特徴とする請求項1記載のカレンダのバン
    ク量制御方法。
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