JPH08164554A - 押出成形品の厚み制御方法 - Google Patents
押出成形品の厚み制御方法Info
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業者の熟練を要することなく、押出し量の
変化に直ちに対応でき、原料の押出し量の測定誤差を小
さくして厚み精度を高めることのできる押出成形品の厚
み制御方法を提供する。 【構成】 原料計量部2の原料下限設定値をオンしたと
きオンする下限検出信号、原料上限設定値をオフしたと
きオンする上限検出信号を出力し、原料上限設定値をオ
フした瞬間から原料下限設定値をオンするまでの時間を
計測し、この計測時間から押出量を算出し、これと予め
設定される製品の断面積及び密度の値から引取り速度を
調節して所定厚みの製品を得る。
変化に直ちに対応でき、原料の押出し量の測定誤差を小
さくして厚み精度を高めることのできる押出成形品の厚
み制御方法を提供する。 【構成】 原料計量部2の原料下限設定値をオンしたと
きオンする下限検出信号、原料上限設定値をオフしたと
きオンする上限検出信号を出力し、原料上限設定値をオ
フした瞬間から原料下限設定値をオンするまでの時間を
計測し、この計測時間から押出量を算出し、これと予め
設定される製品の断面積及び密度の値から引取り速度を
調節して所定厚みの製品を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押出成形された製品の
厚みを一定に制御するための押出成形品の厚み制御方法
に関する。
厚みを一定に制御するための押出成形品の厚み制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば押出成形によるフィルムの
製造装置は、押出成形機のシリンダー内で溶融された原
料をスクリューにより金型から押出し成形されたものを
引取り機で引き取って製品としていた。この場合、連続
運転中に押出成形機内で発生するスクリーンの目詰まり
や、押出成形機のシリンダーへの原料供給量の変動など
があり、所定の厚みの製品とするには押出し量と引取り
速度とは常に一定の比率を保持しながら運転する必要が
ある。
製造装置は、押出成形機のシリンダー内で溶融された原
料をスクリューにより金型から押出し成形されたものを
引取り機で引き取って製品としていた。この場合、連続
運転中に押出成形機内で発生するスクリーンの目詰まり
や、押出成形機のシリンダーへの原料供給量の変動など
があり、所定の厚みの製品とするには押出し量と引取り
速度とは常に一定の比率を保持しながら運転する必要が
ある。
【0003】上記比率を一定に保持するために、製品厚
みをマイクロゲージ等で直接測定し、その測定値により
引取り速度やスクリュー回転速度を調節して規格範囲に
製品厚みが入るように調節作業する方法がある。
みをマイクロゲージ等で直接測定し、その測定値により
引取り速度やスクリュー回転速度を調節して規格範囲に
製品厚みが入るように調節作業する方法がある。
【0004】又、特開平6−13190号公報には、検
出釜が下限設定値を計量したときに原料開閉シリンダー
をオンにして原料を計量釜へ供給し、計量釜が上限設定
値を計量したときに原料供給を停止し、原料消費時間を
測定して原料押出し量を算出し、これと予め設定されて
いる製品の断面積とから引取り速度を算出する自動引取
り制御可能な押出し成形装置が記載されている。
出釜が下限設定値を計量したときに原料開閉シリンダー
をオンにして原料を計量釜へ供給し、計量釜が上限設定
値を計量したときに原料供給を停止し、原料消費時間を
測定して原料押出し量を算出し、これと予め設定されて
いる製品の断面積とから引取り速度を算出する自動引取
り制御可能な押出し成形装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】製品厚みをマイクロゲ
ージ等で直接測定し、その測定値により装置の速度を調
節する従来の方法では、作業者の熟練を要し、押出し量
の変化がすぐに判らないので対応が遅れる等の欠点があ
る。
ージ等で直接測定し、その測定値により装置の速度を調
節する従来の方法では、作業者の熟練を要し、押出し量
の変化がすぐに判らないので対応が遅れる等の欠点があ
る。
【0006】押出成形機の運転中には各種モーターの稼
働による振動が常に発生し、原料計量器への原料供給シ
リンダーの開閉によっても振動が発生する。特に、ロー
ドセル等の計量センサーを用いて原料の上限設定値、下
限設定値を検出する場合には機械の振動によるセンサー
の検出誤差は無視できない。
働による振動が常に発生し、原料計量器への原料供給シ
リンダーの開閉によっても振動が発生する。特に、ロー
ドセル等の計量センサーを用いて原料の上限設定値、下
限設定値を検出する場合には機械の振動によるセンサー
の検出誤差は無視できない。
【0007】又、上記公報に記載のものは、原料消費量
の計量と原料供給とが同時に開始及び停止されるため、
計量状態が不安定なまゝ原料供給が行われる。その上、
原料供給開始時の原料シリンダーの作用による振動が計
量器に与えられ、計量誤差を大きくするという問題があ
る。
の計量と原料供給とが同時に開始及び停止されるため、
計量状態が不安定なまゝ原料供給が行われる。その上、
原料供給開始時の原料シリンダーの作用による振動が計
量器に与えられ、計量誤差を大きくするという問題があ
る。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解消し、作業
者の熟練を要することなく、押出し量の変化に直ちに対
応でき、原料の押出し量の測定誤差を小さくして厚み精
度を高めることのできる押出成形品の厚み制御方法を提
供することを目的とする。
者の熟練を要することなく、押出し量の変化に直ちに対
応でき、原料の押出し量の測定誤差を小さくして厚み精
度を高めることのできる押出成形品の厚み制御方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルムの厚み
制御装置は、押出成形機に原料計量器から原料を供給
し、押出成形機内で混練溶融した樹脂を金型から押出し
て所定の厚みを有する押出成形品を製造する際に、原料
計量器内の原料が上限設定値に達すると原料供給停止信
号を出力し、下限設定値に達すると原料供給開始信号を
出力することにより原料を自動供給し、時間当たりの原
料消費量と、予め設定されている製品の断面積及び密度
との値から引取り速度を算出して引取り機のモーター回
転速度を変更することにより引取り速度を調節して所定
厚みの製品を得る押出成形品の厚み制御方法において、
原料計量部の原料下限設定値をオンしたときオンする下
限検出信号、原料上限設定値をオフしたときオンする上
限検出信号を出力し、原料上限設定値をオフした瞬間か
ら原料下限設定値をオンするまでの時間を計測し、この
計測時間から押出量を算出し、これと予め設定される製
品の断面積及び密度の値から引取り速度を調節して所定
厚みの製品を得ることを特徴とするものである。
制御装置は、押出成形機に原料計量器から原料を供給
し、押出成形機内で混練溶融した樹脂を金型から押出し
て所定の厚みを有する押出成形品を製造する際に、原料
計量器内の原料が上限設定値に達すると原料供給停止信
号を出力し、下限設定値に達すると原料供給開始信号を
出力することにより原料を自動供給し、時間当たりの原
料消費量と、予め設定されている製品の断面積及び密度
との値から引取り速度を算出して引取り機のモーター回
転速度を変更することにより引取り速度を調節して所定
厚みの製品を得る押出成形品の厚み制御方法において、
原料計量部の原料下限設定値をオンしたときオンする下
限検出信号、原料上限設定値をオフしたときオンする上
限検出信号を出力し、原料上限設定値をオフした瞬間か
ら原料下限設定値をオンするまでの時間を計測し、この
計測時間から押出量を算出し、これと予め設定される製
品の断面積及び密度の値から引取り速度を調節して所定
厚みの製品を得ることを特徴とするものである。
【0010】本発明の装置を用いて厚みを制御する押出
成形品とは、インフレーション法、Tダイ法により押出
し成形されるフィルム、又、押出成形機により押出し成
形される管状体等であり、上記フィルムの材質はインフ
レーション法、Tダイ法で成形可能な樹脂であればよ
く、管状体では塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン等管状
体として押出成形可能なものであればよい。
成形品とは、インフレーション法、Tダイ法により押出
し成形されるフィルム、又、押出成形機により押出し成
形される管状体等であり、上記フィルムの材質はインフ
レーション法、Tダイ法で成形可能な樹脂であればよ
く、管状体では塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン等管状
体として押出成形可能なものであればよい。
【0011】
【作用】本発明押出成形品の厚み制御方法は、原料上限
設定値をオフした瞬間から原料下限設定値をオンするま
での時間を計測し、この計測時間から押出量を算出し、
これと予め設定される製品の断面積及び密度の値から引
取り速度を調節して所定厚みの製品を得る。
設定値をオフした瞬間から原料下限設定値をオンするま
での時間を計測し、この計測時間から押出量を算出し、
これと予め設定される製品の断面積及び密度の値から引
取り速度を調節して所定厚みの製品を得る。
【0012】このように原料供給の開始・停止の信号
と、原料計量の開始・停止の信号とを時間差を設けて出
力することにより、原料供給が安定した状態となってか
ら原料消費量と消費に要した時間との計量を行うことが
できる。それにより、原料の供給開始及び停止の際に発
生する振動を時間的に避けて計量することができるので
測定値の誤差が非常に小さくなる。
と、原料計量の開始・停止の信号とを時間差を設けて出
力することにより、原料供給が安定した状態となってか
ら原料消費量と消費に要した時間との計量を行うことが
できる。それにより、原料の供給開始及び停止の際に発
生する振動を時間的に避けて計量することができるので
測定値の誤差が非常に小さくなる。
【0013】
【実施例】以下に本発明押出成形品の厚み制御方法の実
施例を説明する。図1は本発明方法を実施する装置の構
成を説明するための説明図である。この装置は、インフ
レーション法によりチューブ状のフィルムを製造するも
のであり、押出成形機1の一端部に押出金型11が設け
られ、他端部に押出成形機1内のスクリューを回転させ
るためのスクリューモーター12と、押出成形機1の原
料投入口13上方に原料計量器2が、その上にホッパー
3が設けられ、ホッパー3と原料計量器2との間に電磁
開閉シリンダー4が接続されている。押出金型11から
はチューブ状フィルム14が押出し成形され、案内板1
5を通過してピンチロール16、16により引き取られ
る。17はピンチロール16を駆動する引取りモーター
である。
施例を説明する。図1は本発明方法を実施する装置の構
成を説明するための説明図である。この装置は、インフ
レーション法によりチューブ状のフィルムを製造するも
のであり、押出成形機1の一端部に押出金型11が設け
られ、他端部に押出成形機1内のスクリューを回転させ
るためのスクリューモーター12と、押出成形機1の原
料投入口13上方に原料計量器2が、その上にホッパー
3が設けられ、ホッパー3と原料計量器2との間に電磁
開閉シリンダー4が接続されている。押出金型11から
はチューブ状フィルム14が押出し成形され、案内板1
5を通過してピンチロール16、16により引き取られ
る。17はピンチロール16を駆動する引取りモーター
である。
【0014】図2は本発明押出成形品の制御方法の実施
例における各信号の出力関係を説明するための説明図で
ある。図1及び図2において、電磁開閉シリンダー4
と、原料計量器2下部に設けられて原料の実重量を計量
する計量センサー(図示略)とは計量制御器5に接続さ
れている。計量制御器5には計量センサーが出力する計
量信号出力と原料供給信号出力とが入力され、予め原料
上限検出値A1 及び原料下限検出値A2 とが設定され、
又、予め原料上限設定値B1 と原料下限設定値B 2 とが
設定されている。原料上限検出値A1 は原料上限設定値
B1 よりもやや小さく、原料下限検出値A2 は原料上限
設定値B2 よりもやや大きく設定されている。
例における各信号の出力関係を説明するための説明図で
ある。図1及び図2において、電磁開閉シリンダー4
と、原料計量器2下部に設けられて原料の実重量を計量
する計量センサー(図示略)とは計量制御器5に接続さ
れている。計量制御器5には計量センサーが出力する計
量信号出力と原料供給信号出力とが入力され、予め原料
上限検出値A1 及び原料下限検出値A2 とが設定され、
又、予め原料上限設定値B1 と原料下限設定値B 2 とが
設定されている。原料上限検出値A1 は原料上限設定値
B1 よりもやや小さく、原料下限検出値A2 は原料上限
設定値B2 よりもやや大きく設定されている。
【0015】原料計量器2で計量された原料の実重量測
定値Cが計量制御器5に継続して送られ、実重量計量値
Cが原料上限設定値B1 をオンすると原料供給停止信号
を電磁開閉シリンダー4に送り、原料供給を停止する。
これにやや遅れて、上記原料上限設定値B1 よりもやや
小さく設定された原料上限検出値A1 をオフした瞬間か
ら計量を開始する。
定値Cが計量制御器5に継続して送られ、実重量計量値
Cが原料上限設定値B1 をオンすると原料供給停止信号
を電磁開閉シリンダー4に送り、原料供給を停止する。
これにやや遅れて、上記原料上限設定値B1 よりもやや
小さく設定された原料上限検出値A1 をオフした瞬間か
ら計量を開始する。
【0016】次に実重量計量値Cが原料下限検出値A2
をオンすると計量が停止され、計量を開始してから停止
するまでの時間T1 が計測される。さらに実重量計量値
Cが原料下限設定値B2 をオンすると原料供給開始信号
を電磁開閉シリンダー4に送り、原料供給器4を開いて
原料供給を開始する。同様に繰り返し複数回の時間
T 2 ,T ,・・・が計測され、時間t1 ,t2 ,・・
・において原料が供給される。
をオンすると計量が停止され、計量を開始してから停止
するまでの時間T1 が計測される。さらに実重量計量値
Cが原料下限設定値B2 をオンすると原料供給開始信号
を電磁開閉シリンダー4に送り、原料供給器4を開いて
原料供給を開始する。同様に繰り返し複数回の時間
T 2 ,T ,・・・が計測され、時間t1 ,t2 ,・・
・において原料が供給される。
【0017】計量制御器5は厚み制御器6に接続されて
いる。厚み制御器6には予め入力されている基準重量
(原料上限設定値B1 −原料下限設定値B2 )と、計量
制御器5から送られた計量開始から基準重量に達するま
での時間とから、時間当たりの平均押出量を演算し、こ
れに基づいて引取り速度を決定し、ピンチロール16の
回転速度変更信号をピンチロールの駆動モーター17へ
出力する。
いる。厚み制御器6には予め入力されている基準重量
(原料上限設定値B1 −原料下限設定値B2 )と、計量
制御器5から送られた計量開始から基準重量に達するま
での時間とから、時間当たりの平均押出量を演算し、こ
れに基づいて引取り速度を決定し、ピンチロール16の
回転速度変更信号をピンチロールの駆動モーター17へ
出力する。
【0018】計量制御器5による厚み制御の方法は次の
とおりである。 (1)n回測定するそれぞれの押出量(Q1 ,Q2 ,Q
3 ,・・・,Qn )の算出は次の式による。 Q(kg/h)=(3600×基準重量)/Tn (但し、基準重量=原料上限設定値B1 −原料下限設定
値B2 Tnは基準重量に達するまでの時間) (2)上記n回測定した平均押出量(Qv)の算出は、
n個の測定値のうち最大値と最小値を除外したあと平均
値を算出する。 Qv(kg/h)=(Q1 +Q2 +Q3 +・・・+Qn
−q1 −q2 )/(n−2) (但し、q1 は最大値、q2 は最小値) (3)引取り速度(Ls)の算出方法 Ls(m/分)=Qv/(幅(mm)×厚み(mm)×
密度(g/cm3 )×係数×効率) 上記で算出された引取り速度(Ls)を引取りモーター
17へ出力し、ピンチロール16の回転数を変更する。
とおりである。 (1)n回測定するそれぞれの押出量(Q1 ,Q2 ,Q
3 ,・・・,Qn )の算出は次の式による。 Q(kg/h)=(3600×基準重量)/Tn (但し、基準重量=原料上限設定値B1 −原料下限設定
値B2 Tnは基準重量に達するまでの時間) (2)上記n回測定した平均押出量(Qv)の算出は、
n個の測定値のうち最大値と最小値を除外したあと平均
値を算出する。 Qv(kg/h)=(Q1 +Q2 +Q3 +・・・+Qn
−q1 −q2 )/(n−2) (但し、q1 は最大値、q2 は最小値) (3)引取り速度(Ls)の算出方法 Ls(m/分)=Qv/(幅(mm)×厚み(mm)×
密度(g/cm3 )×係数×効率) 上記で算出された引取り速度(Ls)を引取りモーター
17へ出力し、ピンチロール16の回転数を変更する。
【0019】
【発明の効果】本発明押出成形品の厚み制御方法は以上
の構成であり、原料上限設定値をオフした瞬間から原料
下限設定値をオンするまでの時間を計測し、この計測時
間から押出量を算出し、これと予め設定される製品の断
面積及び密度の値から引取り速度を調節する。それによ
り、原料の供給開始及び停止の際に発生する振動を時間
的に避けて計量することができ、原料の押出し量の測定
誤差を小さくして厚み精度を高めることができる。又、
作業者の熟練を要することなく、押出し量の変化に直ち
に対応することもできる。
の構成であり、原料上限設定値をオフした瞬間から原料
下限設定値をオンするまでの時間を計測し、この計測時
間から押出量を算出し、これと予め設定される製品の断
面積及び密度の値から引取り速度を調節する。それによ
り、原料の供給開始及び停止の際に発生する振動を時間
的に避けて計量することができ、原料の押出し量の測定
誤差を小さくして厚み精度を高めることができる。又、
作業者の熟練を要することなく、押出し量の変化に直ち
に対応することもできる。
【0020】
【図1】本発明の押出成形品の厚み制御方法を実施する
装置の構成を説明するための説明図。
装置の構成を説明するための説明図。
【図2】本発明の押出成形品の厚み制御方法の実施例に
おける各信号の出力関係を説明するための説明図。
おける各信号の出力関係を説明するための説明図。
1 :押出成形機 2 :原料計量器 3 :ホッパー 4 :電磁開閉シリンダー 5 :計量制御器 6 :厚み制御器 11:押出金型 12:スクリューモーター 13:原料投入口 14:チューブ状フィルム 16:ピンチロール 17:引取りモーター A1 :原料上限検出値 A2 :原料下限検出値 B1 :原料上限設定値 B2 :原料下限設定値 C :実重量計量値
Claims (1)
- 【請求項1】押出成形機に原料計量器から原料を供給
し、押出成形機内で混練溶融した樹脂を金型から押出し
て所定の厚みを有する押出成形品を製造する際に、原料
計量器内の原料が上限設定値に達すると原料供給停止信
号を出力し、下限設定値に達すると原料供給開始信号を
出力することにより原料を自動供給し、時間当たりの原
料消費量と、予め設定されている製品の断面積及び密度
との値から引取り速度を算出して引取り機のモーター回
転速度を変更することにより引取り速度を調節する押出
成形品の厚み制御方法において、 原料計量部の原料下限設定値をオンしたときオンする下
限検出信号、原料上限設定値をオフしたときオンする上
限検出信号を出力し、原料上限設定値をオフした瞬間か
ら原料下限設定値をオンするまでの時間を計測し、この
計測時間から押出量を算出し、これと予め設定される製
品の断面積及び密度の値から引取り速度を調節して所定
厚みの製品を得ることを特徴とする押出成形品の厚み制
御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6313122A JPH08164554A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 押出成形品の厚み制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6313122A JPH08164554A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 押出成形品の厚み制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08164554A true JPH08164554A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18037384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6313122A Pending JPH08164554A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 押出成形品の厚み制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08164554A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008119991A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Toshiba Mach Co Ltd | シート成形装置の制御方法 |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP6313122A patent/JPH08164554A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008119991A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Toshiba Mach Co Ltd | シート成形装置の制御方法 |
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