JPH04358660A - 排紙集積装置 - Google Patents
排紙集積装置Info
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- JPH04358660A JPH04358660A JP3159448A JP15944891A JPH04358660A JP H04358660 A JPH04358660 A JP H04358660A JP 3159448 A JP3159448 A JP 3159448A JP 15944891 A JP15944891 A JP 15944891A JP H04358660 A JPH04358660 A JP H04358660A
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- paper
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- discharge tray
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- Pending
Links
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Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,プリンタ,フ
アクシミリ等の画像形成装置に用いられる排紙集積装置
に関する。
アクシミリ等の画像形成装置に用いられる排紙集積装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63−106269号公報
に示されているように、オフイス空間の有効活用のため
画像形成済の用紙を、画像形成装置内に設けられた、用
紙の搬送方向に直角な方向に引き出し自在な排紙トレイ
に排紙する構成のものが知られている。また特開昭63
−208469号公報に示されているように、上記構成
のものにおいて、排紙トレイの受け面を開口側に向かつ
て下方に傾斜させ、排紙された用紙を反転できるように
してページ揃えを可能にしたものも知られている。さら
に、複写機の内部にコピー済用紙を収納する排紙部を設
け、コピー済用紙の画像形成面を上向き、または下向き
にして頁順に積載可能となるように排紙部を構成し、収
納された用紙を取り出し開口側に移動させることができ
る複写機に関する発明が本出願人によつて既に出願され
ている。
に示されているように、オフイス空間の有効活用のため
画像形成済の用紙を、画像形成装置内に設けられた、用
紙の搬送方向に直角な方向に引き出し自在な排紙トレイ
に排紙する構成のものが知られている。また特開昭63
−208469号公報に示されているように、上記構成
のものにおいて、排紙トレイの受け面を開口側に向かつ
て下方に傾斜させ、排紙された用紙を反転できるように
してページ揃えを可能にしたものも知られている。さら
に、複写機の内部にコピー済用紙を収納する排紙部を設
け、コピー済用紙の画像形成面を上向き、または下向き
にして頁順に積載可能となるように排紙部を構成し、収
納された用紙を取り出し開口側に移動させることができ
る複写機に関する発明が本出願人によつて既に出願され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、排紙装置に用紙を反転して排紙させるため
に構造が複雑なスイツチバツク機構を用いているため、
装置全体が大型化し、搬送経路が長くなり、最初の原稿
の複写時間が長くなるという問題があつた。
においては、排紙装置に用紙を反転して排紙させるため
に構造が複雑なスイツチバツク機構を用いているため、
装置全体が大型化し、搬送経路が長くなり、最初の原稿
の複写時間が長くなるという問題があつた。
【0004】本発明の目的は、画像形成装置に組み込ま
れた時、画像形成装置本体の小型化が図れ、かつ、操作
性が良好な排紙集積装置を提供することにある。
れた時、画像形成装置本体の小型化が図れ、かつ、操作
性が良好な排紙集積装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像形成装
置本体内に設置されて、画像形成済の用紙を排紙トレイ
に排紙集積させる排紙集積装置において、前記排紙トレ
イの上方に、搬送される用紙の上面に接して、排紙トレ
イと略平行な搬送面を有して用紙を搬送する用紙搬送手
段と、前記排紙トレイの用紙搬入側に設けられ、用紙先
端をクランプしつつ略180°回転して保持することに
より、前記用紙搬送手段と協働して前記排紙トレイに用
紙を反転集積させるクランプ回転手段と、該クランプ回
転手段の反転集積動作の採否を選択して制御し得る制御
手段を備えた構成によつて達成される。また前記排紙ト
レイに集積される用紙の集積位置を揃えるための用紙整
合手段を備えた構成によつても達成される。さらに前記
用紙整合手段の整合停止状態が集積された用紙の取り出
し時の案内機能を有する構成によつても達成される。
置本体内に設置されて、画像形成済の用紙を排紙トレイ
に排紙集積させる排紙集積装置において、前記排紙トレ
イの上方に、搬送される用紙の上面に接して、排紙トレ
イと略平行な搬送面を有して用紙を搬送する用紙搬送手
段と、前記排紙トレイの用紙搬入側に設けられ、用紙先
端をクランプしつつ略180°回転して保持することに
より、前記用紙搬送手段と協働して前記排紙トレイに用
紙を反転集積させるクランプ回転手段と、該クランプ回
転手段の反転集積動作の採否を選択して制御し得る制御
手段を備えた構成によつて達成される。また前記排紙ト
レイに集積される用紙の集積位置を揃えるための用紙整
合手段を備えた構成によつても達成される。さらに前記
用紙整合手段の整合停止状態が集積された用紙の取り出
し時の案内機能を有する構成によつても達成される。
【0006】
【作用】専用の反転部を設けることなく、クランプ回転
手段が用紙先端をクランプしつつ、略180°回転して
保持し、用紙搬送手段が用紙上面に接しつつ搬送するこ
とにより排紙トレイに用紙を反転集積させる。また、制
御手段がクランプ回転手段による用紙先端クランプ動作
を採用しないように制御すれば、用紙はそのまま搬送さ
れて、非反転状態で排紙トレイに集積される。また、基
準壁に向けてストツパが用紙を押し戻すことにより、用
紙整合手段は排紙された用紙の集積位置を揃える。
手段が用紙先端をクランプしつつ、略180°回転して
保持し、用紙搬送手段が用紙上面に接しつつ搬送するこ
とにより排紙トレイに用紙を反転集積させる。また、制
御手段がクランプ回転手段による用紙先端クランプ動作
を採用しないように制御すれば、用紙はそのまま搬送さ
れて、非反転状態で排紙トレイに集積される。また、基
準壁に向けてストツパが用紙を押し戻すことにより、用
紙整合手段は排紙された用紙の集積位置を揃える。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例を搭載した複写機の全体
構成図であつて、1は複写機本体、100は排紙集積装
置である排紙ユニツト、200はオプシヨンの給紙ユニ
ツト、300は機台である。
する。図1は本発明の一実施例を搭載した複写機の全体
構成図であつて、1は複写機本体、100は排紙集積装
置である排紙ユニツト、200はオプシヨンの給紙ユニ
ツト、300は機台である。
【0008】複写機本体1上部には、原稿を走査して感
光体2を露光させる光学系3と、感光体2を中心とした
公知の電子写真プロセス部4と、本体内給紙ユニツト5
とが設けられている。61,62,63,64,65,
66,67は複数の搬送ローラ、7は定着装置、8は定
着装置7からの用紙を外部排出部9へ排出させるか、本
体内の排紙ユニツト100へ排出させるかによつて搬送
路の切り換えをするための切換爪である。前記排紙ユニ
ツト100は、排紙トレイ10の上方に、排紙トレイ1
0積載面と略平行に走行するゴム製の平ベルト11が一
対のローラ12間に張設された用紙搬送手段13と、排
紙トレイ10の用紙搬入側に設置された入口ローラ14
,15とを有している。
光体2を露光させる光学系3と、感光体2を中心とした
公知の電子写真プロセス部4と、本体内給紙ユニツト5
とが設けられている。61,62,63,64,65,
66,67は複数の搬送ローラ、7は定着装置、8は定
着装置7からの用紙を外部排出部9へ排出させるか、本
体内の排紙ユニツト100へ排出させるかによつて搬送
路の切り換えをするための切換爪である。前記排紙ユニ
ツト100は、排紙トレイ10の上方に、排紙トレイ1
0積載面と略平行に走行するゴム製の平ベルト11が一
対のローラ12間に張設された用紙搬送手段13と、排
紙トレイ10の用紙搬入側に設置された入口ローラ14
,15とを有している。
【0009】図2の排紙ユニツト部分を示す斜視図のよ
うに、下方の入口ローラ15の支軸16には後述するク
ランプ手段を有する回転体17が設けられている。また
上方の入口ローラ14は、下方の入口ローラ15により
駆動され、図示しない接離手段により下方の入口ローラ
15に対して接離可能になつている。前記排紙トレイ1
0の入口ローラ14,15の直下部分には基準壁10a
が立設されており、さらに排紙トレイ10の底部には用
紙進行方向に長孔10bを形成し、ストツパ18を移動
可能に設けてある。このストツパ18は、ステツピング
モータ19によつて駆動されるワイヤ20に固定され、
通常は検知センサ21の検知動作によつてホームポジシ
ヨンIで待機している。
うに、下方の入口ローラ15の支軸16には後述するク
ランプ手段を有する回転体17が設けられている。また
上方の入口ローラ14は、下方の入口ローラ15により
駆動され、図示しない接離手段により下方の入口ローラ
15に対して接離可能になつている。前記排紙トレイ1
0の入口ローラ14,15の直下部分には基準壁10a
が立設されており、さらに排紙トレイ10の底部には用
紙進行方向に長孔10bを形成し、ストツパ18を移動
可能に設けてある。このストツパ18は、ステツピング
モータ19によつて駆動されるワイヤ20に固定され、
通常は検知センサ21の検知動作によつてホームポジシ
ヨンIで待機している。
【0010】排紙トレイ10には、用紙進行方向と直交
する方向に移動可能な複数の押圧板22が設けられてお
り、この押圧板22は、前記ストツパ18と同様に図示
しないステツピングモータによつてワイヤ駆動され、検
知センサによつてホームポジシヨンに位置規制されてい
る。前記基準壁10a,ストツパ18,押圧板22によ
つて用紙整合手段が構成されている。また排紙ユニツト
100の用紙取出側には用紙取出開口23が設けられ、
この用紙取出開口23に駆動手段24によつて開閉する
前扉25が、そして前扉25に用紙検知センサ26が設
けられており、前記前扉25の背面は用紙ガイド面とな
つて、端部にストツパ25aが設けられている。
する方向に移動可能な複数の押圧板22が設けられてお
り、この押圧板22は、前記ストツパ18と同様に図示
しないステツピングモータによつてワイヤ駆動され、検
知センサによつてホームポジシヨンに位置規制されてい
る。前記基準壁10a,ストツパ18,押圧板22によ
つて用紙整合手段が構成されている。また排紙ユニツト
100の用紙取出側には用紙取出開口23が設けられ、
この用紙取出開口23に駆動手段24によつて開閉する
前扉25が、そして前扉25に用紙検知センサ26が設
けられており、前記前扉25の背面は用紙ガイド面とな
つて、端部にストツパ25aが設けられている。
【0011】図3は図1の下方の入口ローラ15の支軸
16を通る断面図、図4は図3の要部の正面図であつて
、複数の下方の入口ローラ15を回転自在に保持する支
軸16と駆動軸29とが平行に設けられている。そして
、モータ(図示せず)で駆動される駆動部である駆動ギ
ヤ30に噛合されたギヤ31が支軸16に回転自在に嵌
合され、駆動軸29にはギヤ31に噛合されたギヤ32
とギヤ33とギヤ34とが固定的に嵌合されている。 ギヤ34は前記入口ローラ15のハブに形成されたギヤ
35に噛合されている。さらに、前記支軸16の端部に
はスプリングクラツチ36の従動側となるスリーブ37
が固定され、駆動側のスプリング38aが巻回されたク
ラツチ胴38には前記ギヤ33に噛合されたギヤ39が
固定されている。スリーブ37の外周には二つの突部4
0,41が形成されている。そして、図4に示すように
、ソレノイド42のプランジヤ43にはレバー44が回
動自在に連結されている。このレバー44は個々に前記
突部40,41に係合する係止片45,46を有してス
プリング47により時計方向に付勢されている。
16を通る断面図、図4は図3の要部の正面図であつて
、複数の下方の入口ローラ15を回転自在に保持する支
軸16と駆動軸29とが平行に設けられている。そして
、モータ(図示せず)で駆動される駆動部である駆動ギ
ヤ30に噛合されたギヤ31が支軸16に回転自在に嵌
合され、駆動軸29にはギヤ31に噛合されたギヤ32
とギヤ33とギヤ34とが固定的に嵌合されている。 ギヤ34は前記入口ローラ15のハブに形成されたギヤ
35に噛合されている。さらに、前記支軸16の端部に
はスプリングクラツチ36の従動側となるスリーブ37
が固定され、駆動側のスプリング38aが巻回されたク
ラツチ胴38には前記ギヤ33に噛合されたギヤ39が
固定されている。スリーブ37の外周には二つの突部4
0,41が形成されている。そして、図4に示すように
、ソレノイド42のプランジヤ43にはレバー44が回
動自在に連結されている。このレバー44は個々に前記
突部40,41に係合する係止片45,46を有してス
プリング47により時計方向に付勢されている。
【0012】さらに、クランプ部の分解斜視図および組
み立て後の状態を示す斜視図を図5,図6に示すように
、前記支軸16には回転体17を構成する円筒形のハウ
ジング48が固定的に嵌合されている。このハウジング
48の内部にはスプリング座50を有する略角形のボス
49が形成され、内周の一部には軸方向に沿う溝51が
形成され、外周部の一部には開口部52が形成されてい
る。前記ボス49に案内されてハウジング48の溝51
と開口部52を結ぶ半径方向に摺動自在に変位するクラ
ンプ手段であるクランプ爪53には、前記溝51に係合
される突条54と、前記開口部52から半径方向に突出
して周方向に屈曲するL字形の屈曲片55と、スプリン
グ座56とが形成されている。
み立て後の状態を示す斜視図を図5,図6に示すように
、前記支軸16には回転体17を構成する円筒形のハウ
ジング48が固定的に嵌合されている。このハウジング
48の内部にはスプリング座50を有する略角形のボス
49が形成され、内周の一部には軸方向に沿う溝51が
形成され、外周部の一部には開口部52が形成されてい
る。前記ボス49に案内されてハウジング48の溝51
と開口部52を結ぶ半径方向に摺動自在に変位するクラ
ンプ手段であるクランプ爪53には、前記溝51に係合
される突条54と、前記開口部52から半径方向に突出
して周方向に屈曲するL字形の屈曲片55と、スプリン
グ座56とが形成されている。
【0013】前記ボス49のスプリング座50と前記ク
ランプ爪53のスプリング座56との間にはスプリング
58が介装されている。さらに、前記支軸16と前記駆
動軸29とに両端が回転自在に遊嵌されて回り止めされ
たカム59が設けられている。このカム59には前記屈
曲片55の基部から軸方向に突出する当接部57に当接
するカム面60が形成されている。このカム面60は支
軸16の中心からの半径が前記ハウジング48の回転方
向に沿つて次第に変化する。前記ハウジング48と前記
入口ローラ15の外径は同一に設定されている。また、
前記屈曲片55の表面はハウジグ48の外周面に沿わさ
れているが、屈曲片55の先端はハウジング48の外周
面に対する隙間が広くなるように僅かに外側に曲げられ
ている。
ランプ爪53のスプリング座56との間にはスプリング
58が介装されている。さらに、前記支軸16と前記駆
動軸29とに両端が回転自在に遊嵌されて回り止めされ
たカム59が設けられている。このカム59には前記屈
曲片55の基部から軸方向に突出する当接部57に当接
するカム面60が形成されている。このカム面60は支
軸16の中心からの半径が前記ハウジング48の回転方
向に沿つて次第に変化する。前記ハウジング48と前記
入口ローラ15の外径は同一に設定されている。また、
前記屈曲片55の表面はハウジグ48の外周面に沿わさ
れているが、屈曲片55の先端はハウジング48の外周
面に対する隙間が広くなるように僅かに外側に曲げられ
ている。
【0014】次に上記実施例の動作を説明する。感光体
2は帯電器により帯電され、その帯電部分が光学系3で
露光されて静電潜像が形成され、この静電潜像が現像器
で現像されて感光体2の外周にトナー像が形成される。 このトナー像は用紙搬送路に沿つて用紙を搬送する過程
で用紙に転写され、定着装置7により定着される。両面
コピーの場合には、分岐爪8を起こして定着後の用紙を
下方の用紙搬送路に導き、搬送ローラ66により用紙を
排紙トレイ10に搬送する過程で反転させる。この反転
動作の説明に先立ち、支軸16の駆動動作を図3および
図4により説明する。
2は帯電器により帯電され、その帯電部分が光学系3で
露光されて静電潜像が形成され、この静電潜像が現像器
で現像されて感光体2の外周にトナー像が形成される。 このトナー像は用紙搬送路に沿つて用紙を搬送する過程
で用紙に転写され、定着装置7により定着される。両面
コピーの場合には、分岐爪8を起こして定着後の用紙を
下方の用紙搬送路に導き、搬送ローラ66により用紙を
排紙トレイ10に搬送する過程で反転させる。この反転
動作の説明に先立ち、支軸16の駆動動作を図3および
図4により説明する。
【0015】図3において、モータで駆動される駆動ギ
ヤ30の回転は、ギヤ31,32、駆動軸29、ギヤ3
4,35を介して入口ローラ15に伝達される。これに
より、搬送ローラ66から搬送された用紙を用紙搬送手
段13に受けわたす。また、駆動軸29の回転はギヤ3
3,39を介してスプリングクラツチ36の駆動側のク
ラツチ胴38に伝達される。このクラツチ胴38の回転
力はスプリング38aの摩擦力を介して従動側のスリー
ブ37に伝達されるが、図4に示すように、スリーブ3
7はその突部40がレバー44の係止片45により回り
止めされているため回転しない。
ヤ30の回転は、ギヤ31,32、駆動軸29、ギヤ3
4,35を介して入口ローラ15に伝達される。これに
より、搬送ローラ66から搬送された用紙を用紙搬送手
段13に受けわたす。また、駆動軸29の回転はギヤ3
3,39を介してスプリングクラツチ36の駆動側のク
ラツチ胴38に伝達される。このクラツチ胴38の回転
力はスプリング38aの摩擦力を介して従動側のスリー
ブ37に伝達されるが、図4に示すように、スリーブ3
7はその突部40がレバー44の係止片45により回り
止めされているため回転しない。
【0016】この図4に示す状態で、ソレノイド42が
励磁されるとプランジヤ43が吸引され、スプリング4
7の力に抗してレバー44が反時計方向に変位し、係止
片45が突部40から離反して係止片46がスリーブ3
7の外周に接近する。これにより、スプリング38aを
介してクラツチ胴38のフリクシヨンを受けていたスリ
ーブ37は支軸16とともに一体的に時計方向へ回転し
、略半回転した位置で係止片46と突部41との当接に
より停止する。一定時間経過後にソレノイド42ヘの通
電が遮断されるとレバー44がスプリング47の付勢力
によりプランジヤ43を復帰させつつ時計方向に変位し
、係止片46が突部41から離反して係止片45がスリ
ーブ37の外周に接近する。これにより、スリーブ37
が時計方向に回転し、略半回転した位置で係止片45と
突部40との当接により停止する。
励磁されるとプランジヤ43が吸引され、スプリング4
7の力に抗してレバー44が反時計方向に変位し、係止
片45が突部40から離反して係止片46がスリーブ3
7の外周に接近する。これにより、スプリング38aを
介してクラツチ胴38のフリクシヨンを受けていたスリ
ーブ37は支軸16とともに一体的に時計方向へ回転し
、略半回転した位置で係止片46と突部41との当接に
より停止する。一定時間経過後にソレノイド42ヘの通
電が遮断されるとレバー44がスプリング47の付勢力
によりプランジヤ43を復帰させつつ時計方向に変位し
、係止片46が突部41から離反して係止片45がスリ
ーブ37の外周に接近する。これにより、スリーブ37
が時計方向に回転し、略半回転した位置で係止片45と
突部40との当接により停止する。
【0017】以上のような支軸16の回転運動の制御を
基に、用紙の反転動作を図7と図8に基づいて説明する
。図7において、転写画像を上に向けて用紙が搬送され
、その先端がハウジング48の外周面と屈曲片55との
間に挿入された時点でソレノイド42が励磁され、前述
した動作によりスプリングクラツチ36が連結状態とな
り、支軸16がハウジング48とクランプ爪53ととも
に時計方向に略半回転する。この時、スプリング58で
付勢されたクランプ爪53の当接部57はカム面60に
弾発的に当接し、この過程では支軸16の軸心を中心と
するカム面60の半径がハウジング48の回転方向に向
かうに従い次第に小さくなるため、クランプ爪53は屈
曲片55を内方に引き込むように変位し、屈曲片55に
より用紙の前縁をハウジング48の外周面に圧接する。
基に、用紙の反転動作を図7と図8に基づいて説明する
。図7において、転写画像を上に向けて用紙が搬送され
、その先端がハウジング48の外周面と屈曲片55との
間に挿入された時点でソレノイド42が励磁され、前述
した動作によりスプリングクラツチ36が連結状態とな
り、支軸16がハウジング48とクランプ爪53ととも
に時計方向に略半回転する。この時、スプリング58で
付勢されたクランプ爪53の当接部57はカム面60に
弾発的に当接し、この過程では支軸16の軸心を中心と
するカム面60の半径がハウジング48の回転方向に向
かうに従い次第に小さくなるため、クランプ爪53は屈
曲片55を内方に引き込むように変位し、屈曲片55に
より用紙の前縁をハウジング48の外周面に圧接する。
【0018】これにより、図8に示すように、用紙の先
端は排紙トレイ10の左端のストツパ10aに当接し、
この位置で支軸16とハウジング48が停止する。この
ハウジング48と同軸上に配列された入口ローラ15は
、前述したように、ギヤ34により時計方向に駆動され
ているため、用紙は先端がストツパ10aに当接してい
るにも拘らず搬送され続け、U字形に湾曲された用紙は
自らの腰の強さによつて時計方向に回転する平ベルト1
1の下面に弾発的に接触する(図8のPの状態)。この
過程で用紙は順次右方に搬送され、やがて後端縁が平ベ
ルト11から離れて排紙トレイ10に積載される。そし
て、用紙の後端の通過を検出した図示しない用紙検出器
の検出信号に従つてソレノイド42への通電が遮断され
るため、前述したようにスプリングクラツチ36が連結
状態となり、支軸16がハウジング48とクランプ爪5
3とともに時計方向に略半回転して停止する。
端は排紙トレイ10の左端のストツパ10aに当接し、
この位置で支軸16とハウジング48が停止する。この
ハウジング48と同軸上に配列された入口ローラ15は
、前述したように、ギヤ34により時計方向に駆動され
ているため、用紙は先端がストツパ10aに当接してい
るにも拘らず搬送され続け、U字形に湾曲された用紙は
自らの腰の強さによつて時計方向に回転する平ベルト1
1の下面に弾発的に接触する(図8のPの状態)。この
過程で用紙は順次右方に搬送され、やがて後端縁が平ベ
ルト11から離れて排紙トレイ10に積載される。そし
て、用紙の後端の通過を検出した図示しない用紙検出器
の検出信号に従つてソレノイド42への通電が遮断され
るため、前述したようにスプリングクラツチ36が連結
状態となり、支軸16がハウジング48とクランプ爪5
3とともに時計方向に略半回転して停止する。
【0019】この過程では、支軸16の軸心を中心とす
るカム面60の半径がハウジング48の回転方向に向か
うに従い次第に大きくなるため、クランプ爪53はカム
面60に押され屈曲片55を外方に突出させるようにス
プリング58の付勢力に抗して変位し、屈曲片55をハ
ウジング48の外周面から浮かせて次の用紙の反転動作
のために待機する。このように、感光体2の画像が転写
された用紙は反転され、転写面を上に向けて排紙トレイ
10に積層される。そして、図1において、ステツプモ
ータ19によりワイヤ20を移送させ、ストツパ18を
左方に移動することにより積層された用紙が基準壁10
aに当接して用紙が排紙トレイ10内に揃えられること
になる。
るカム面60の半径がハウジング48の回転方向に向か
うに従い次第に大きくなるため、クランプ爪53はカム
面60に押され屈曲片55を外方に突出させるようにス
プリング58の付勢力に抗して変位し、屈曲片55をハ
ウジング48の外周面から浮かせて次の用紙の反転動作
のために待機する。このように、感光体2の画像が転写
された用紙は反転され、転写面を上に向けて排紙トレイ
10に積層される。そして、図1において、ステツプモ
ータ19によりワイヤ20を移送させ、ストツパ18を
左方に移動することにより積層された用紙が基準壁10
aに当接して用紙が排紙トレイ10内に揃えられること
になる。
【0020】また非反転の動作は、クランプ爪53によ
る用紙のクランプを行わないようにして排紙トレイ10
に排出させればよい。この非反転モード時には、排紙ト
レイ10に排出された用紙が前方に飛び出すことがスト
ツパ18によつて規制される。すなわち、用紙選択の指
令信号によつてストツパ18は、用紙サイズに応じた用
紙受入れ位置(図9のIIの位置)まで移動して待機し
、用紙積載後に用紙を基準壁10aに向けて押し戻す(
図9のIIIの位置)ようにして、スキユー,揃えの補
正が行われる。ストツパ18は用紙1枚毎に上記動作を
繰り返す。
る用紙のクランプを行わないようにして排紙トレイ10
に排出させればよい。この非反転モード時には、排紙ト
レイ10に排出された用紙が前方に飛び出すことがスト
ツパ18によつて規制される。すなわち、用紙選択の指
令信号によつてストツパ18は、用紙サイズに応じた用
紙受入れ位置(図9のIIの位置)まで移動して待機し
、用紙積載後に用紙を基準壁10aに向けて押し戻す(
図9のIIIの位置)ようにして、スキユー,揃えの補
正が行われる。ストツパ18は用紙1枚毎に上記動作を
繰り返す。
【0021】上述のようにして排紙トレイ10でのスタ
ツキング終了後、予め開放されてある用紙取出開口23
に向けて用紙束が押圧板22によつて押し出される。ま
た押圧板22による用紙の押出しはストツパ18の動作
と同様に、用紙1枚毎に行つてもよい。用紙の押出しに
際し、基準壁10aまたはストツパ18を用紙または用
紙束の側部を案内するガイドとすることもできる。なお
、反転モードにするか非反転モードにするかは図示しな
い自動原稿搬送装置(ADF)の原稿頁送り順、画像転
写位置と給紙部の配置等によつて適宜決めることができ
〔図10(a)〜(c)参照〕、使用されるADFの形
式によつて一方のモードのみを限定採用してもよい。 デジタル複写機等ではプリンタとして使うか、複写機と
して使うかによつて上記モードを切り換えてもよく、要
するに排紙トレイ10上でスタツク後の用紙が頁順とな
るよう用紙クランプ機能を制御する。なお、上記実施例
では用紙搬送方向と直角の方向に用紙取出開口23を設
けたが、図11に示すように用紙搬送方向に開口230
を設けてもよい。
ツキング終了後、予め開放されてある用紙取出開口23
に向けて用紙束が押圧板22によつて押し出される。ま
た押圧板22による用紙の押出しはストツパ18の動作
と同様に、用紙1枚毎に行つてもよい。用紙の押出しに
際し、基準壁10aまたはストツパ18を用紙または用
紙束の側部を案内するガイドとすることもできる。なお
、反転モードにするか非反転モードにするかは図示しな
い自動原稿搬送装置(ADF)の原稿頁送り順、画像転
写位置と給紙部の配置等によつて適宜決めることができ
〔図10(a)〜(c)参照〕、使用されるADFの形
式によつて一方のモードのみを限定採用してもよい。 デジタル複写機等ではプリンタとして使うか、複写機と
して使うかによつて上記モードを切り換えてもよく、要
するに排紙トレイ10上でスタツク後の用紙が頁順とな
るよう用紙クランプ機能を制御する。なお、上記実施例
では用紙搬送方向と直角の方向に用紙取出開口23を設
けたが、図11に示すように用紙搬送方向に開口230
を設けてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
専用の反転部を設けることなくクランプ手段と用紙搬送
手段とで、装置本体内の排紙トレイに用紙を反転集積さ
せることができるので小型化が図れ、しかも長い反転用
の搬送路が不要であつて最初の原稿のコピー時間が短く
操作性の向上が図れ、また、用紙整合手段の整合動作に
よつて、用紙の搬送方向が揃えられるので、排紙トレイ
の用紙集積状態が良好になり、取り扱いやすくなる等の
効果を有する排紙集積装置を提供できる。
専用の反転部を設けることなくクランプ手段と用紙搬送
手段とで、装置本体内の排紙トレイに用紙を反転集積さ
せることができるので小型化が図れ、しかも長い反転用
の搬送路が不要であつて最初の原稿のコピー時間が短く
操作性の向上が図れ、また、用紙整合手段の整合動作に
よつて、用紙の搬送方向が揃えられるので、排紙トレイ
の用紙集積状態が良好になり、取り扱いやすくなる等の
効果を有する排紙集積装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例を搭載した複写機の全体構成
図である。
図である。
【図2】排紙ユニツト部分の斜視図である。
【図3】排紙ユニツトの入口ローラ部分の断面図である
。
。
【図4】スプリングクラツチの側面図である。
【図5】クランプ部の分解斜視図である。
【図6】クランプ部の組立後の状態を示す斜視図である
。
。
【図7】反転動作時のクランプ部の用紙受け入れ状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図8】クランプ部の用紙反転動作のクランプ状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図9】排紙トレイの平面図である。
【図10】用紙の画像形成状態と排紙状態を示す説明図
である。
である。
【図11】用紙取出開口の他の設置例を示す構成図であ
る。
る。
10 排紙トレイ
10a 基準壁
13 用紙搬送手段
14,15 入口ローラ
17 回転体
18 ストツパ
22 押圧板
53 クランプ手段
Claims (3)
- 【請求項1】 画像形成装置本体内に設置されて、画
像形成済の用紙を排紙トレイに排紙集積させる排紙集積
装置において、前記排紙トレイの上方に、搬送される用
紙の上面に接して、排紙トレイと略平行な搬送面を有し
て用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記排紙トレイの用
紙搬入側に設けられ、用紙先端をクランプしつつ略18
0°回転して保持することにより、前記用紙搬送手段と
協働して前記排紙トレイに用紙を反転集積させるクラン
プ回転手段と、該クランプ回転手段の反転集積動作の採
否を選択して制御し得る制御手段を備えたことを特徴と
する排紙集積装置。 - 【請求項2】 前記排紙トレイに集積される用紙の集
積位置を揃えるための用紙整合手段を備えたことを特徴
とする請求項1の排紙集積装置。 - 【請求項3】 前記用紙整合手段の整合停止状態が集
積された用紙の取り出し時の案内機能を有することを特
徴とする請求項2の排紙集積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159448A JPH04358660A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 排紙集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159448A JPH04358660A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 排紙集積装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04358660A true JPH04358660A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15693980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3159448A Pending JPH04358660A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 排紙集積装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04358660A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0766930A (ja) * | 1993-08-27 | 1995-03-10 | Nec Corp | ファクシミリ装置 |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP3159448A patent/JPH04358660A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0766930A (ja) * | 1993-08-27 | 1995-03-10 | Nec Corp | ファクシミリ装置 |
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