JPH0435835A - 段積み式ワーク供給装置 - Google Patents

段積み式ワーク供給装置

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JPH0435835A
JPH0435835A JP13857590A JP13857590A JPH0435835A JP H0435835 A JPH0435835 A JP H0435835A JP 13857590 A JP13857590 A JP 13857590A JP 13857590 A JP13857590 A JP 13857590A JP H0435835 A JPH0435835 A JP H0435835A
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信利 鳥居
Shigezo Inagaki
稲垣 滋三
Akira Nihei
亮 二瓶
Mitsuhiro Yasumura
充弘 安村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被加工材であるワークを複数個、段積み状態
に保持して順次に供給するパレットとワークサポート桿
とを有した役積み式ワーク供給装置に関し、パレット上
に段積みされたワークから1個づつ把持して持ち上げ、
目的位置、例えば、自動旋盤の主軸を始めとする種々の
自動加工機械のワーク加工部や自動組立ラインの組立ス
テーションへ搬送、供給し又、必要に応じて加工済のワ
ークを自動加工機から取り出して搬送されて来たときに
、空パレツト上面にワークサポート桿で支持、整列させ
ながら複数個のワークを段積み状に受取ることが可能な
段積み式ワーク供給装置に関する。
〔従来技術〕
近時、自動旋盤等の自動加工機械又は自動工作機械に対
して産業用ロボットのエンドエフェクタを成すロボット
ハンドの先端に装着した把持爪により被加工材であるワ
ークを把持して供給し、加工済み後に再び該ワークを把
持して搬出するように自動システム化した所謂、FA(
ファクトリ−オートメーション)が普及している。この
ようなFA現場においては、多数のワークを能率良く処
理するために、一般的には、産業用ロボットのロボット
ハンドへワークを順次に供給し、又、加工済ワークをロ
ボットハンドから受領するワーク供給itが用いられて
いる。このようなワーク供給装置は、一般的にはワーク
フィーダーと称され、同ワークフィーダーは1台の間欠
旋回性ベース上に或いは6111ルートを有した基台上
に複数のパレットを備え、各パレットは複数のワークを
段積み状態に積載して保持すると共に所定のワーク授受
位置を順次に経由するように構成されている。そして、
ワーク授受位置で産業用ロボットがワークフィーダーか
ら段積みされているワークの1つを取上げて自動加工機
の主軸や加工部へ装着し、また、加工済ワークをワーク
フィーダーの空パレットへ返還する構成がとられる。ワ
ークフィーダーでは更に、自動加工の進捗に応じて未加
工ワークの補給及び加工済みワークの搬出が行われるよ
うになっている。
第8図、第9図、第10図は、従来の構成に係る産業用
ロボットとワークフィーダーの配置及び同ワークフィー
ダー上のパレットの構成を略示した斜視図であり、産業
用ロボット1は機体2から延びた第10ボツト腕3、同
第10ボツト腕3に枢着された第20ボツト腕4を具備
し、この後者の第20ボツト腕4の先端にエンドエフェ
クタとしてのロボットハンド5に2つ1組のワーク把持
具6.6を有した構成を有し、第10ボツト腕3が旋回
機能と伸縮機能とを有すると共に第11第20ボツト腕
3.4が一体となって矢印Pで示す旋回運動を行うよう
に構成られている。他方、ワークフィーダー8は、ベー
ス9上に多数のバレットエ0を有し各バレッ)10は、
第9図に明示のように、ワーク載蓋面11とワークの崩
れ、位置ずれ防止用の複数のワークサポート桿12を備
えて成り、ベース9上において所定のワーク授受ステー
ション位置に近接して設けられたりフタ−13を経由し
て搬送される構成にある。
上述した産業用ロボット1とワークフィーダー8によれ
ば、同ワークフィーダー8の各パレット10には複数の
ワークが段積み状に積載され、各パレット10が上記の
ようにリフター13の直近のワーク授受ステーション位
置を経由して順次に搬送されるとき、同ワーク授受ステ
ーションでロボット1がパレット10に積載されたワー
クに接近動作してワーク把持爪等の把持具6でワークを
取上げ、その後に矢印Pの動作を行ってワークフィーダ
ー8から遠ざかり、その後、更に第10ボツト腕3の旋
回や直進動作により、例えば、自動旋盤(図示なし)の
主軸等の自動加工機の加工部へ同ワークの供給を行うう
。他方、加工済のワークを自動旋盤から受取り、第10
ボツト腕3の旋回動作と直進動作とにより自動旋盤の主
軸から遠ざかり、次に、矢印Pの動作を行ってワークフ
ィーダー8に接近し、加工済みのワークを同ワークフィ
ーダー8の空状態にあるパレット10へ返送する作業を
一定のプログラムに従って遂行するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、上述した従来技術の1例によるワークフィーダ
ー8では、第10図に示すように、パレット10上に立
設されたワークサポート桿12は、単に、パレット10
の内部底面上に取付座12aを介して摺動可能に設け、
載置面11を有するワーク載台板10aに穿設された十
字状の案内溝(図示なし)に沿って上記載置面11の中
心から外周方向へ或いは該中心方向へ段積みするワ−ク
のサイズに合わせて調整し得る構成は有するにしても載
置面11から上方へのワークサポート桿12の突出長さ
は固定長さになっている。
従って、ロボットハンド5のワーク把持具6を接近させ
るとき、同ロボットハンド5は、ワークサポート桿12
の最上端に接触、干渉を起こすことになる。つまり、ロ
ボットハンド5のワーク把持具6がつかえてしまうため
にリフター13を作用させ、同リフター13に具備され
たフォーク爪をパレット10のワーク載置面11の裏面
側に挿入し、上方へ持ち上げてワークサポート桿12の
高さ位置までワークを持ち上げ、露出させるようにして
ロボットハンド5のワーク把持具6がワークサポート桿
12と干渉することなく、容易にワーク把持をなし得る
ようにしていた。従って、自動加工現場でこのようなり
フタ−装置を設け、産業用ロボット1のワーク授受作用
タイミングに合わせてリフターを作動させる構成を取る
ことは、自動加工にけるプログラム動作を煩瑣にし、又
、リフター13がワーク授受に必須の装置であるために
、該リフター13の位置を通過するパレット8とロボッ
ト1との間でしかワーク授釆を遂行し得ない不利があり
、同時に、ワークフィーダー8を自動加工現場内に配置
する場合にワークの授受を行い易くする観点からりフタ
−13の配置場所が限定されてくることから、自動加工
機や産業用ロボットとの関連配置上の制約が大きい等の
種々の問題点が発生していた。更に、ロボットハンド5
側のワーク把持具6を有したハンド先端部等のハンド側
の構造を特殊化してワークフィーダー側のワークサポー
ト桿12と干渉を起こさない特殊構造、形状に設計、製
作する必要がある等の煩瑣を免れなかった。
依って、本発明の主目的は、斯か−る問題点の解消を図
ることにある。
また、本発明の他の目的は、パレットの上面から上方へ
突出して段積みワークの崩れ防止と位置決め整列を行う
ワークサポート桿を上下方向に可動な構成とし、かつ、
ワーク把持具を有したハンド側の接近動作に応じて、該
ワークサポート桿が下方へ沈み動作し、干渉を排すると
共に最上段のワークをワーク把持具で把持できる位置へ
露呈させるように構成された段積み式ワーク供給装置を
提供することにある。
本発明の更に他の目的は、従来のワークフィーダーにお
いて必須の構成要素であったりフタ−装置を排除可能な
段積み式ワーク供給装置を提供せんとすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述の発明目的に鑑み、段積み式ワーク供給装
置のパレット上面から突出した段積みワークの崩れ防止
と位置決めとを行うワークサポート桿を上方から下方へ
可動構成にして、段積みワークにおける最上段のワーク
を、所定のワーク把持具を有したハンド等のハンドリン
グ装置側へ容易に受は渡し得るようにし、且つ、ワーク
サポート桿は可動位置から元の上昇位置へ弾性手段によ
り復帰可能にしたものである。
すなわち、本発明によれば、パレットの上面から突出状
に配置された複数本のワークサポート桿により複数のワ
ークを該パレットの上面に段積みして順次に供給する段
積み式ワーク供給装置において、上記パレット上面から
突出された複数本のワークサポート桿は、上記段積みワ
ークの周囲に柵状に配置されて、該段積みワークを縦方
向に整列せしめると共に上記パレット下面の下方へ弾性
押しEげ力に抗して下動可能に構成されていることを特
徴とする段積み式ワーク供給装置を提供するものである
。以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
〔実施例〕
第1図は、本発明による段積み式ワーク供給装置の構成
と作用の概略を示す正面図、第2図はパレットと下動可
能なワークサポート桿とを有した本発明の実施例に係る
ワーク供給装置の構成を示す分解斜視図、第3図は、第
2図の■−■矢視により見たパレットの平面図、第3図
は、第2図の1’V−rV矢視によるパレットの底面側
から見た部分斜視図、第51!lは、本発明の実施例に
よる段積み式ワーク供給装置におけるワークサポート桿
がパレットに組立られた状態の詳細を示す部分断面図、
第6図はと第7図とは本発明に係る段積み式ワーク供給
装置をワークフィーダーとして構成し、ワークの把持、
搬送を行うハンドリング装置を自動旋盤の側面に取付け
た産業用ロボットのエンドエフェクタとして構成した場
合の正面図と上面図、第8図から第10図は、従来技術
によるワークフィーダー等を示す図である。
先ず、第1図を参照すると、本発明の実施例に係る段積
み式ワーク供給装置20は、複数の7−りWを段積み状
態で積載し、供給可能なユニットとして形成され、この
ワーク供給装置20と協動してワークWの授受を行う可
動ハンドリング装置50が押し下げ板56、ワーク把持
爪54を有して上方からワーク供給装置20に接近して
段積みされた複数ワークWにおける最上段のワークWよ
り上方へ突出しているワークサポート桿部分を押し下げ
板56で押し下げてから該最上段のワークWを把持、搬
送可能に構成されている。ワーク供給装置20は、回転
テーブル等の基台18にねじ止め等で固定れれたパレッ
ト22を有し、このパレット22の上部に水平面内で回
転可能に取付られた後述の調整プレート34を介して上
方に向けて突出状に立設した複数本の同長さのワークサ
ポート桿26によりパレット22上に段積みされる多数
のワークWを崩れないように防止しながら、同寸法のワ
ークWを縦方向に整列して支持している。ワークサポー
ト桿26は該ワークサポート桿26が挿通されるフラン
ジ付きの円筒形ブツシュ28の内孔中に貫通し、更に、
パレット22を貫通して下方に伸長しており、最下端に
取付けたばねホルダーE130に一端32aを止着した
コイルばね32の他端32bが、上記パレット22の底
面の直下で円筒形ブツシュ28の側面に止着されている
ことから、同ばね32のばね押し上げ力を受けて常時、
上向きの押し上げ力を受けて所定の元位置に復帰するよ
うになっている。然しながら、夫々のワークサポート桿
26は下向きに押圧力を受けると、上記押上ばね32の
押上刃に抗して円筒形ブツシュ28の内孔を通過して元
位置から下方へ押し下げられる。第1図には下方へ押下
された状態のワークサポート桿26の下方部分が押上ば
ね32を引き延している状態も示している。
可動ハンド部50は、上述のように、把持爪54として
形成された複数(例えば3つ爪)の把持具を具備し、同
把持爪54を一斉に中心方向に収束動作させて把持動作
させ、中心から外向きに開放動作して把持解除動作・を
遂行させる周知の機構を内蔵した把持爪駆動装置52が
上部に設けられている。また、把持爪54の外周には円
環形状又は円板形状をした押し下げ板56を具備し、こ
の押し下げ板56が、ワーク供給部20の上端への接近
動作でワークサポート桿26の最上端に当接し、次いで
、該ワークサポート桿26を押下すると、上述のように
ワークサポート桿26は徐々に下動して行くのである。
なお、押し下げ板56は、ワーク供給装置20のワーク
サポート桿26が円形ワークWを支持するために円周上
に間隔を置いて柵を形成するように配列されているとき
、同円周の径より大きな外径を有すると共に同円周の径
より小さい内径を有した環状板として形成されているが
、後述のようにワークサポート桿26はワークWの直径
寸法に従って、パレット22の中心に対して縮小、拡大
両方向へ移動可能に構成されている場合は、環状板に替
えて円板に形成しておいても良い。
次に第2図から第4図を参照すると、第1図に示したワ
ーク供給装置20の詳細な構造が分解した状態で示され
ている。
パレット22は深皿形状部品の構造を有し、基台18に
取付られるフランジ部23aと11室23bとを具備し
、同内室23b内に設けられたブラケット部材29がピ
ボット31により内室23bの底面のピボット孔23c
(第3図参照)に枢着され、同底面に沿って摺動変位可
能に設けられている。このブラケット部材29の先端に
形成された貫通孔29a内に上述した円筒形ブツシュ2
8が嵌合され、同円筒形ブツシュ28は更にパレット2
2の内室23bの底面に形成されている円弧状の長孔2
3dを貫通してパレット22の下方へ伸び、該ブツシュ
28の内孔を貫通して更に前述のようにワークサポート
桿26が伸びているのである。このとき、ワークサポー
ト桿26は、深皿形のパレット22の上面に嵌合された
調整プレート34に上記パレット22の円弧形の長孔2
3dと同角度ピッチ間隔で形成された同数個の直線長孔
35を貫通した上方へ延びた構造にある。このように、
調整プレート34が直線長孔35を有し、かつ、パレッ
ト22の底面が円弧形の長孔23dを対応具備している
ことにより、調節プレート34をパレット22に対して
旋回させると、複数(本実施例は3本)のワークサポー
ト桿26が一斉に中心に向けて内向きまたは外向きに変
位し、その結果、ワークサポート桿26が外周から支持
するワークWの外径の大小に応じて支持径を拡大、収縮
することができるのである。
第4図を参照すると、パレット22の外底面から下方へ
突出したブツシュ28、同ブツシュ28内を貫通して下
方へ延びたワークサポート桿26、ばねホルダーIL3
0に一端32aを止着し、他端32bをブツシュ28の
外周面に止着した押上ばね32が明示されている。この
押上ばね32は既述のように、ワークサポート桿26を
上向きに押し上げる力を付与し、以て、下動されたワー
クサポート桿26を上昇した元の位置へ復元させ得ると
共にワークサポート桿26の落下防止作用を行っている
。更に、ブツシュ28の下端から突出したワークサポー
ト桿26に止めねじによって取付は位置を調整、変更可
能な調整部材36を組付けた構成にすれば、ワークサポ
ート桿26の下端に取付けられたばねホルダー環30と
ブツシュ28の下端との間の距離を長短調節してワーク
サポート桿26の上方への伸長量を調整することができ
る。故に、段積みするワークWの最大段積み高さに応じ
てワークサポート桿26の上端元位置を予め調整するこ
ともできるのである。なお、第2図と第4!!Iは代表
的に1本のワークサポート桿26に関して関連部材を図
示したが、複数のワークサポート桿26の夫々に対応の
関連部材が設けられることは言うまでもない。
第5図は、パレット22の内室23b内邪に設けられた
ブラケット29にブツシュ28が着座している構成を明
示し、かつ、ワークサポート桿26の下端領域に設けら
れた上述のばねホルダーB130、押し上げばね32、
調整部材36等を拡大して図示している。
次に上述した本発明に係る段積み式ワーク供給装置をワ
ークフィーダーに適用し、ハンドリング装置50を産業
用ロボットのエンドエフェクタに適用して自動加工機又
は自動旋盤に対してワークWの授受を自動遂行する場合
の実施例に就いて説明する。
第6図及び第7図において、複数のワーク供給装置20
が、ワークフィーダー60において間欠駆動装置を内蔵
した駆動基部64から延長した出力軸65により間欠的
に旋回可能な基台62上に複数台が取付られ、各ワーク
供給装置20は上述した下動可能なワークサポート桿2
6を有したパレット22を具備し、夫々に複数のワーク
Wが段積み可能になっている。
他方、自動旋盤100はワークを加工時に掴持するチャ
ックを有した主軸102を儒えた自動旋盤であり、主軸
駆動装置104や制御袋w106を具備すると共に加工
作業時は閉扉室内で加工を遂行して加工液の散逸が防止
された周知の自動盤の構造を備えている。また、同自動
旋盤の側面には産業用ロボット80がそ備えられ、この
産業用ロボット80 (以下、単にロボットと言う)は
、胴部82、第1のロボット腕84、第2のロボット腕
86、同第2のロボット腕86の先端に設けられたロボ
ットハンド88を具備し、このロボットハンド88が、
上述したハンドリング装置50の構成を2つ1組にして
両頭形に具備している。
そして、第10ボツト腕84は、図示のθで示す旋回、
Aで示す伸縮動作を遂行可能であると共に第10ボツト
腕84、第20ボツト腕86が一体と成ってロボット胴
82に対してβで示す旋回動作可能であるように、複数
の動作自由度を有した周知構造の産業用ロボットを形成
している。然しなから、ロボットハンド88は上述した
ハンドリング装置50と同構成を有するからワーク把持
具の背部に押し下げ板56を具備している点は、新規構
成である。
上述の構成により、産業用ロボット80が多数の動作自
由度を有することから、第20ボツト腕86の先端に設
けられたロボットハンド88は自動旋盤100の主軸1
02の前方に旋回動作により達し、更に、第10ボツト
腕84の直線伸縮動作により、把持したワークを同主軸
102に装着したり、主軸102からワークを受は取る
ことが可能であり、更に、ワークフィーダー60の上方
に旋回動作を利用して到達し、再び、第10ボツト腕8
4の直線伸縮動作に従って各ワーク供給装置20のパレ
ット22上に段積みされたワークWへ接近することがで
きるのである。しかも、パレット22から上方へ立設さ
れているワークサポート桿26の上端に対してロボット
ハンド88がロボット動作に依って下動、接近すると、
同ロボットハンド88に具備された押し下げ板56がワ
ークサポート桿26を押し下げるから、その前方にある
把持爪54は直接、最上段のワークWに接近して把持作
用を行い、ワークWをしっかりと把持することができる
のである。つまり、本発明による段積み式ワーク供給装
置の構成を用いれば、ハンドリング装置50がワークフ
ィーダー60のパレット22上に段積みされたワークW
に接近する動作自体を利用して該段積みされた多数のワ
ークWを外周から支持しているワークサポート桿26を
最上段のワークWが露呈されるまで、リフター装置等の
何らの補助手段を用いることなく下動させることができ
、ロボットハンド88と干渉して把持爪54がワーク把
持不可能になる事態は回避できるのである。
また、本発明による段積み式ワーク供給装置を産業用ロ
ボットハンド88と協動させると、ロボット80の動作
自由度を利用して、第20ボツト腕86が第7図に点線
図示のようにワークフィーダー60の上方で大きな旋回
角度範囲内、で変位可能であるから、一つのワーク供給
装置20ばかりでなく、複数のワーク供給装置20との
間でワークの授受が可能になる有利もある。従って、段
積みされた未加工ワークを何れか1つのワーク供給装置
20からロボットハンド88により順次に受取り、同時
に両頭形ハンドの他方のロボットハンド88に把持した
自動旋盤100から受は取った加工済ワークを空状態に
あるワーク供給装置20のワークサポート桿26を押し
下げながら、パレット22上に戻すことが、簡単に遂行
できるのである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明による段積み式
ワーク供給装置によれば、ワークを自動授受すると共に
目的位置へ搬送するワークのハンドリング装置と協動し
て、従来技術で要したりフタ−装置等の補助装置類を用
いなくても、ワーク供給装置側のワークサポート桿とハ
ンドリング装置のワーク把持部との間で機械的干渉を生
ずることなく、段積みされたワークの授受を精度良く、
しかも確実に遂行できるのである。しかも、ワークの外
径寸法の変動に合わせて簡単に複数ワークサポート桿を
一斉に移動させてワークに対する外周からの支持を確実
に付与して崩れを防止でき、かつ、段積み高さに応じて
、各ワークサポート桿の初期高さを調整することもでき
るので、極めて使い勝手に優れた段積み式ワーク供給装
置を得ることができるのである。また、本発明によれば
、リフター装置の削減に引換えて僅かな部品点数の追加
でワークフィーダーとハンド部との干渉防止を達成でき
、コスト低減効果を期待することもできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による段積み式ワーク供給装置の構成
と作用の概略を示す正面図、第2図はパレットと下動可
能なワークサポート桿とを有した本発明の実施例に係る
ワーク供給装置の構成を示す分解斜視図、第3図は、第
2図のII[−III矢視により見たパレットの平面図
、第ヰ図は、第2図のTV−TV矢視によるパレットの
底面側から見た部分斜視図、第5図は、本発明の実施例
による段積み式ワーク供給装置におけるワークサポート
桿がパレットに組立られた状態の詳細を示す部分断面図
、第6図はと第7図とは本発明に係る段積み式ワーク供
給装置をワークフィーダーとして構成し、ワークの把持
、搬送を行うハンドリング装置を自動旋盤の側面に取付
けた産業用ロボットのエンドエフェクタとして構成した
場合の正面図と上面図、第8図から第10図は、従来技
術によるワークフィーダー等を示す図。 20・・・ワーク供給部、22・・・パレット、23d
・・・円弧状の長孔、26・・・ワークサポート桿、2
8・・・ブツシュ、29・・・ブラケット、32・・・
押し上げばね、34・・・調整プレート、35・・・直
線長孔、36・・・調整部材。 第 図 第 図 第 図 第 図 (従来技術) 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パレットの上面から突出状に配置された複数本のワ
    ークサポート桿により複数のワークを該パレットの上面
    に段積みして順次に供給する段積み式ワーク供給装置に
    おいて、 前記パレット上面から突出された前記複数本のワークサ
    ポート桿は、前記段積みワークの周囲に柵状に配置され
    て、該段積みワークを縦方向に整列せしめると共に前記
    パレット下面の下方へ弾性押し上げ力に抗して下動可能
    に構成されていることを特徴とする段積み式ワーク供給
    装置。 2、前記ワークサポート桿は、前記パレットの上面から
    の突出長さを調節するサポート桿調整手段を具備してい
    る請求項1に記載の段積み式ワーク供給装置。 3、前記ワークサポート桿は、前記パレット下面に近接
    した静止位置と前記各ワークサポート桿の最下端位置と
    に止着されたばね手段により規定される最上昇位置と、
    前記ばね手段のばね力に抗して下動し、前記段積みワー
    クにおける最上段のワークが露出する位置との間で縦方
    向に可動に構成されている請求項1又は2に記載の段積
    み式ワーク供給装置。
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