JPH04358299A - 業務情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子キャッシュレジス
タやＰＯＳ（Ｐｏｉｎｔ　　Ｏｆ　　Ｓａｌｅｓ）ター
ミナル等の業務情報処理装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】電子キャッシュレジスタやＰＯＳターミ
ナル等の業務情報処理装置では、例えば、各々一つの商
品に対応した各種の単位情報をプライスルックアップメ
モリであるＰＬＵ（Ｐｒｉｃｅ　　Ｌｏｏｋ　　Ｕｐ）
に予め記録しておき、キーボードに形成された単位情報
読出手段である単品キーの操作入力でＰＬＵ内の単位情
報の入出力を操作し、数値情報入力手段であるテンキー
の入力操作で単価や売掛金を入力するなどして登録作業
を実行するようになっている。

【０００３】そして、現在では上述のような登録作業の
能率向上を実現するため、複数の単位情報と数値情報と
を組合わせたセット情報を記憶するプリセットメモリを
設け、このプリセットメモリから一つのセット情報を読
出すプリセットキー等のセット情報読出手段をキーボー
ドに設けた業務情報処理装置も実施されている。例えば
、レストラン用に設定した業務情報処理装置では、複数
の単品を組合わせたセットメニューなどを繰返し登録処
理するので、これをセット情報として予め設定しておく
ことで登録作業を簡易かつ迅速に実行することができる
。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述のような業務情報
処理装置では、利用者の所望によりプリセットメモリに
予め格納したセット情報をセット情報読出手段の入力操
作で簡易かつ迅速に読出すことができるので、登録作業
の能率向上に寄与することができる。

【０００５】ここで、実際の登録作業中には、例えば、
顧客の要望などのためにセットメニュー内の所定の単品
の個数を変更するような場合があるが、上述した業務情
報処理装置ではセット情報に数値情報が予め固定的に設
定されているので、これを変更することは困難である。 具体的には、セット情報の登録後に個数を変更する単位
情報の減算や加算を操作入力したり、セット情報内の単
位情報を個々に操作入力することになるが、これでは操
作が煩雑で登録作業の能率が低下すると共に誤操作も発
生しやすくなって好ましくない。

【０００６】

【課題を解決するための手段】各種の単位情報を予め記
憶したプライスルックアップメモリを設け、このプライ
スルックアップメモリから一つの単位情報を入力操作に
従って読出す単位情報読出手段を形成し、各種の数値情
報が操作入力される数値情報入力手段を形成し、予め各
種の単位情報と数値情報との組合わせで形成された複数
のセット情報が設定されたプリセットメモリを設け、こ
のプリセットメモリから一つのセット情報を読出すセッ
ト情報読出手段を形成し、これらのセット情報読出手段
や単位情報読出手段や数値情報入力手段の入力操作で一
つの販売業務に対して設定された単位情報や数値情報や
セット情報からなる業務情報を一時記憶する業務メモリ
を設け、この業務メモリに一時記憶された業務情報を登
録処理する情報登録手段を設けた業務情報処理装置にお
いて、セット情報読出手段で読出されたセット情報の数
値情報を数値情報入力手段で操作入力される数値情報に
変更するセット情報変更手段を設けた。

【０００７】

【作用】セット情報読出手段で読出されたセット情報の
数値情報を数値情報入力手段で操作入力される数値情報
に変更するセット情報変更手段を設けたことで、セット
情報に内包される商品の個数や金額等の数値情報を簡易
に変更することができる。

【０００８】

【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 まず、この業務情報処理装置である電子キャッシュレジ
スタ１は、図１に例示するように、外観的にはドロワ２
が別体で形成された装置本体３に、ディスプレイ４、Ｉ
Ｄ（Ｉｎｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）カードリーダ５
、Ｒ／Ｊ（Ｒｅｃｅｉｐｔ／Ｊｏｕｒｎａｌ）プリンタ
６、キーボード７等が設けられた構造となっており、図
２に例示するように、回路的にはＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａ
ｌＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　　Ｕｎｉｔ）８に、前記部材
２，４〜７、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ　　Ｏｎｌｙ　　Ｍｅｍ
ｏｒｙ）９、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ　　Ａｃｃｅｓｓ　
　Ｍｅｍｏｒｙ）１０等が接続された構造となっている
。

【０００９】そして、この電子キャッシュレジスタ１の
前記キーボード７には、図３に例示するように、数値情
報入力手段とセット情報変更手段との一部であるテンキ
ー１１、セット情報読出手段の一部であるプリセットキ
ー１２、各種のファンクションキー１３、情報登録手段
の一部である登録キー１４、預／合計キー１５、単位情
報読出手段の一部である単品キー（図示せず）等が設け
られている。

【００１０】そして、この電子キャッシュレジスタ１で
は、前記ＲＡＭ１０内には、商品情報等の各種の単位情
報が設定されたＰＬＵ（図示せず）と、各種の業務情報
を一時記憶する業務メモリ（図示せず）と、複数の単位
情報１６からなるセット情報１７が設定されたプリセッ
トメモリであるプリセットテーブル１８とが設けられて
いる。ここで、このプリセットテーブル１８に設定され
たセット情報１７は、図４に例示するように、識別子１
９、ステータス２０、一つの商品情報を指定する商品コ
ード２１、締めコード２２、数値情報からなる標準設定
値２３等で形成されており、この標準設定値２３は、こ
こでは数量情報２４と金額情報２５とで形成されている
。ここで、このセット情報１７では、図５に例示するよ
うに、前記識別子１９は、商品登録を示す「０１」と締
め登録を示す「０２」及び登録終了を示す「ＦＦ」で設
定されており、図６に例示するように、前記ステータス
２０は各登録時の標準設定値２３の変更の有無やスキッ
プの可否を規定するようになっている。つまり、セット
情報１７の標準設定値２３は、ステータス２０が数値情
報の入力無しの場合や数値情報の入力有りでスキップが
実行された場合に有効となる。

【００１１】そして、この電子キャッシュレジスタ１で
は、前記部材７〜９等により、前記ＰＬＵから一つの商
品情報を読出す単位情報読出手段、各種の数値情報が操
作入力される数値情報入力手段、前記プリセットテーブ
ル１８から一つのセット情報１７を読出すセット情報読
出手段、業務情報を登録処理する情報登録手段、業務情
報の数値情報を変更するセット情報変更手段等が形成さ
れている。

【００１２】このような構成において、この電子キャッ
シュレジスタ１では、キーボード７の単品キーやテンキ
ー１１等を入力操作することで、所定の商品情報が個数
や金額等の数値情報と共にＲＡＭ１０内の業務メモリに
一時記憶されてディスプレイ４の表示やＲ／Ｊプリンタ
６の印刷に利用され、このような操作入力の完了後に預
／合計キー１５を入力操作することで業務メモリ内の業
務情報が登録処理される。この時、この電子キャッシュ
レジスタ１では、利用者の所望により複数の商品情報と
数値情報とを組合わせたセット情報１７をプリセットテ
ーブル１８に格納しておくと、プリセットキー１２の入
力操作で所定のセット情報１７を読出して業務作業に利
用できるようになっている。そして、この電子キャッシ
ュレジスタ１では、上述のようにしてセット情報１７を
登録する際に、内包される商品の個数や金額等の数値情
報を変更できるようになっている。

【００１３】そこで、このような処理動作を図７及び図
８に例示するフローチャートに基づいて以下に説明する
。まず、図７に例示するように、プリセットキー１２が
入力操作されると、プリセットテーブル１８を示すポイ
ンタであるテーブルナンバーが初期化され、識別子１９
が参照されて登録作業の処理終了かが判定される。そこ
で、登録作業の続行が判定されると識別子１９が読出さ
れて商品登録か締め登録かが判定され、例えば、商品登
録の場合はキーボード７で操作入力された商品コード２
１に従ってプリセットテーブル１８のステータス２０等
が読出され、このステータス２０が参照されて後述する
ように数量情報２４と金額情報２５とが設定される。 そして、これらの情報２４，２５に基づいて算定された
販売価格が業務メモリに一時記憶され、ディスプレイ４
の表示やＲ／Ｊプリンタ６の印刷が実行される。そこで
、このような動作の完了後にテーブルナンバーがインク
リメントされ、次のテーブルの処理に移行する。また、
締め登録が実行される場合は、上述した商品登録と同様
に販売価格を算定した後に決済額が小計額未満かが判定
され、イーブンやオーバーテンドが検出された場合はデ
ィスプレイ４の表示やＲ／Ｊプリンタ６の印刷の実行後
に登録作業を終了する。

【００１４】ここで、上述のような登録作業中の数量情
報２４と金額情報２５との設定動作を、図８に基づいて
以下に詳述する。まず、セット情報１７の数値情報２４
，２５毎にステータス２０が参照されて変更の可否が判
定され、これが不可の場合は予め標準設定値２３として
設定されている数値情報２４，２５が変更されることな
く業務メモリに一時記憶される。そして、数値情報２４
，２５の変更可能が検知された場合は、ディスプレイ４
に商品名と標準設定値２３の変更可能とを示すメッセー
ジ（図示せず）が表示され、テンキー１１での数値情報
の操作入力後に登録キー１４が入力操作された場合は、
標準設定値２３の数量情報２４や金額情報２５が操作入
力された数値情報に変更されて業務メモリに一時記憶さ
れる。また、テンキー１１が入力操作されることなく登
録キー１４が入力操作された場合は、ステータス２０が
算出されてスキップの可否が判定され、これが可能な場
合は標準設定値２３が数値情報２４，２５として業務メ
モリに一時記憶され、これが不可の場合はエラーとなっ
てメッセージの表示状態に復帰する。なお、上述のよう
な各種の処理動作は、ＲＯＭ９に格納されたプログラム
に従って動作するＣＰＵ８の制御などによって実現され
る。

【００１５】このようにすることで、この電子キャッシ
ュレジスタ１では、予め複数の商品情報と数値情報とを
組合わせて設定されたセット情報１７をプリセットキー
１２の入力操作で登録することができ、しかも、このよ
うなセット情報１７を登録する際に、内包される商品の
個数や金額等を簡易に変更できるので、登録作業の能率
向上に寄与することができると共に顧客の要望などにも
良好に対応することができる。

【００１６】ここで、このような電子キャッシュレジス
タ１がレストラン用に設定され、図４に例示したように
、単価が５００円のＡランチの単位情報１６１と単価が
１００円のパンの単位情報１６２とを各々一つ内包した
セット情報１７１がプリセットテーブル１８に格納され
ている場合の登録作業の具体例を図９に基づいて説明す
る。なお、ここで例示するセットメニューのセット情報
１７１は、商品コード２１が「１２３４」のＡセットの
単位情報１６１はステータス２０が「００」なので標準
設定値２３は変更不能であり、商品コード２１が「５６
７８」のパンの単位情報１６２はステータス２０が「０
３」なので標準設定値２３は変更可能となっている。そ
こで、同図（ｂ）に例示するように、プリセットキー１
２の入力操作でプリセットテーブル１８からセットメニ
ューのセット情報１７１を読出すと、Ａセットの単位情
報１６１は自動的に登録され、パンの単位情報１６２に
対する数値情報の入力に待機した状態となる。そこで、
テンキー１１で「２」を操作入力するとパンの単位情報
１６２の数量情報２４が「１」から「２」に変更される
ので、これを登録キー１４を操作入力で登録する。する
と、この電子キャッシュレジスタ１では、Ａセットの単
位情報１６１の数量情報２４の登録後に金額情報２５の
入力に待機した状態となるが、これは登録キー１４の操
作入力でスキップすることで標準設定値２３が登録され
る。このようにすることで、パンが単価１００円のまま
二個登録されて小計金額２００円となり、単価５００円
のＡセットとの合計金額は７００円となるので、預り金
額１０００円をテンキー１１で操作入力して登録キー１
４を入力操作すると、釣銭金額３００円が算出されて登
録作業が完了する。なお、上述のような登録作業を実行
した場合、この電子キャッシュレジスタ１では、同図（
ａ）に例示するように、上述した各種の数値情報が記載
されたレシート２６がＲ／Ｊプリンタ６から発行される
。

【００１７】ここで、上述した具体例では、パンの単位
情報１６２の数量情報２４を変更して金額情報２５は変
更しない場合を例示したが、図１０に例示するように、
数量情報２４を登録キー１４の入力操作でスキップして
変更せず、その金額情報２５をテンキーの操作入力で２
００円に変更することなども実施可能である。

【００１８】また、本実施例の電子キャッシュレジスタ
１では、各セット情報１７が個々に設定されたプリセッ
トキー１２を形成することを例示したが、本発明は上記
構造に限定されるものではなく、例えば、一個のプリセ
ットキーでセット情報の読出し開始を指定してテンキー
で一つのセット情報を選定するような業務情報処理装置
（図示せず）も実施可能である。

【００１９】

【発明の効果】本発明は上述のように、各種の単位情報
を予め記憶したプライスルックアップメモリを設け、こ
のプライスルックアップメモリから一つの単位情報を入
力操作に従って読出す単位情報読出手段を形成し、各種
の数値情報が操作入力される数値情報入力手段を形成し
、予め各種の単位情報と数値情報との組合わせで形成さ
れた複数のセット情報が設定されたプリセットメモリを
設け、このプリセットメモリから一つのセット情報を読
出すセット情報読出手段を形成し、これらのセット情報
読出手段や単位情報読出手段や数値情報入力手段の入力
操作で一つの販売業務に対して設定された単位情報や数
値情報やセット情報からなる業務情報を一時記憶する業
務メモリを設け、この業務メモリに一時記憶された業務
情報を登録処理する情報登録手段を設けた業務情報処理
装置において、セット情報読出手段で読出されたセット
情報の数値情報を数値情報入力手段で操作入力される数
値情報に変更するセット情報変更手段を設けたことによ
り、セット情報に内包される商品の個数や金額等の数値
情報を簡易に変更できるので、簡易な操作で顧客の要望
などに良好に対応することができ、登録作業の能率向上
に寄与することができる等の効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示す斜視図である。

【図２】ブロック図である。

【図３】キーボードを示す正面図である。

【図４】プリセットメモリを示す構造図である。

【図５】識別情報を示す構造図である。

【図６】ステータスを示す工程図である。

【図７】フローチャートである。

【図８】フローチャートである。

【図９】登録作業の具体例を示す動作説明図である。

【図１０】登録作業の具体例を示す動作説明図である。

【符号の説明】

１　　　　　　　　　　　　業務情報処理装置７〜９　
　　　　　　　単位情報読出手段かつ数値情報入力手段
かつセット情報読出手段かつ情報登録手段かつセット情
報変更手段 １６　　　　　　　　　　単位情報 １７　　　　　　　　　　セット情報 １８　　　　　　　　　　プリセットメモリ２３　　　
　　　　　　　数値情報

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　各種の単位情報を予め記憶したプライ
   スルックアップメモリを設け、このプライスルックアッ
   プメモリから一つの単位情報を入力操作に従って読出す
   単位情報読出手段を形成し、各種の数値情報が操作入力
   される数値情報入力手段を形成し、予め各種の単位情報
   と数値情報との組合わせで形成された複数のセット情報
   が設定されたプリセットメモリを設け、このプリセット
   メモリから一つのセット情報を読出すセット情報読出手
   段を形成し、これらのセット情報読出手段や前記単位情
   報読出手段や前記数値情報入力手段の入力操作で一つの
   販売業務に対して設定された単位情報や数値情報やセッ
   ト情報からなる業務情報を一時記憶する業務メモリを設
   け、この業務メモリに一時記憶された業務情報を登録処
   理する情報登録手段を設けた業務情報処理装置において
   、前記セット情報読出手段で読出されたセット情報の数
   値情報を前記数値情報入力手段で操作入力される数値情
   報に変更するセット情報変更手段を設けたことを特徴と
   する業務情報処理装置。