JPH0435596A - 動画復号化装置のポストフィルタ制御方式 - Google Patents

動画復号化装置のポストフィルタ制御方式

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JPH0435596A
JPH0435596A JP2141824A JP14182490A JPH0435596A JP H0435596 A JPH0435596 A JP H0435596A JP 2141824 A JP2141824 A JP 2141824A JP 14182490 A JP14182490 A JP 14182490A JP H0435596 A JPH0435596 A JP H0435596A
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Yukio Endo
幸男 遠藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、動画復号化装置に係り、特に動画像の復号化
時における量子化雑音を有効に除去するための動画復号
化装置のポストフィルタ制御方式〔従来の技術] 近年、テレビ会議やテレビ電話等を目的とした画像伝送
装置の開発が盛んに行われている。これらの画像伝送装
置においては、符号化部における画像符号化アルゴリズ
ムとして、動き補償フレー広間差分信号をD CT (
Discrete Co51ne Transform
 )変換した後に量子化を行って、符号化する方式が標
準化されつつある。また、量子化によって発生する符号
化ループ内の雑音除去を目的として、符号化ループ内に
2次元の空間フィルタを用いている。
さらに、復号化部では、再生画像に対して2次元の空間
フィルタを施すことによって雑音を除去して、視覚的に
良好な画像を再現する工夫を施している。
第5図は、従来の画像伝送装置における復号化方式を示
したものである。
同図に示されるように、符号化された信号200を入力
して1、逆量子化回路(Q−’)10において逆量子化
を行ったのち、逆DCT変換回路(DCT−’)11に
おいて逆DCT変換を行って、空間領域の再生差分信号
220を生じる。
次に、前フレームの再生画像を格納しているフレームメ
モリ回路(FM)15がら読み出した再生信号を、動き
補償回路(MC)16において動き補償したのち、2次
元のループ内フィルタ回路(LFIL) 13を通じて
雑音を除去した信号270を得る。
さらに加算回路12において、信号270と逆DCT変
換回路11からの再生差分信号220とを加算して、再
生画像230を得る。ここで、ループ内フィルタ回路1
3の動作は、動ベクトルの有無を示す情報MYに基づく
識別信号280によって制御される。
つまり、識別信号280がオンの場合のみ、ループ内フ
ィルタ回路13を有効にするようになっている。
次に、再生画像230は、2次元のポストフィルタ回路
(PFIL)14を経て、雑音を除去されて出力される
。このポストフィルタ回路14は、ループ内フィルタ回
路13と同様に、動ベクトル情報MVの識別信号280
によって制御されるようになっている。
C発明が解決しようとする課題〕 上述した従来の復号化装置におけるポストフィルタは、
復号化フレームにおける動ベクトルの有無を示す情報M
Vによって制御されるようになっている。そのため、駒
落しフレームや動きのない画像ブロックに対しては、ポ
ストフィルタが施されないこととなって、十分な視覚的
雑音除去効果が得られないという欠点がある。
画像復号化時における再生画像の量子化雑音は、数フレ
ームにわたって、被写体が動いた軌跡に残ることが知ら
れており、画質に悪影響を及ぼすため、このような量子
化雑音はできるだけ少ないことが望ましい。
〔発明の目的〕
本発明は、このような従来技術の課題を解決しようとす
るものである。
すなわち、本発明は、動ベクトルの有無を示す情報を数
フレーム間記憶しておき、この履歴に基づいて、ポスト
フィルタを制御することによって、再生画像における量
子化雑音を有効に除去することができる、動画復号化装
置のポストフィルタ制御方式を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、動き補償フレーム間差分を変換符号
化した信号を逆量子化し逆変換して空間領域の差分信号
を再生し、フレームメモリ(8)から読み出された前フ
レームの再生画像を動き補償した信号と加算して得られ
た再生画像をポストフィルタ(9)を通して雑音を除去
する動画復号化装置において、記憶回路(5)を設けて
、復号化フレームにおける動ベクトル情報の履歴を保持
し、この記憶情報に基づいてポストフィルタ(9)のオ
ン、オフを制御するという構成をとっている。
また、記憶回路(5)において、復号化フレームにおけ
る動ベクトル情報の履歴を少なくとも1復号化周期以上
保持するという構成をとっている。
さらに、記憶回路(5)において、復号化フレームにお
ける動ベクトル情報の履歴をNXN (Nは自然数)画
素からなるブロックごとに保持するという構成をとって
いる。
これによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。
〔作 用〕
動画復号化装置においては、符号化側(送信側)からの
動き補償フレーム間差分を変換符号化した信号を受信し
て、これを逆量子化し逆変換して空間領域の差分信号を
再生する。そしてフレームメモリから読み出された前フ
レームの再生画像を動き補償した信号と加算して再生画
像を得る。
さらにこの再生画像をポストフィルタを通して雑音を除
去して出力する。
このような装置において、復号化時、復号化フレームに
おける動ベクトル情報の履歴を記憶しておき、この記憶
情報に基づいてポストフィルタのオン、オフを制御する
ようにしたので、再生画像において被写体が動いた軌跡
に残る量子化雑音を、効果的に除去することができるよ
うになる。
この際、復号化フレームにおける動ベクトル情報の履歴
を少なくとも1復号化周期以上保持してポストフィルタ
のオン、オフを制御することによって、より効果的に雑
音除去を行うことができる。
また、この場合に、復号化フレームにおける動ベクトル
情報の履歴をNXN (Nは自然数)画素からなるブロ
ックごとに記憶することによって、画像における必要な
部分だけに有効にポストフィルタを作用させることがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示したものである。
符号化された信号101は、入力端子1に入力される。
逆量子化回路(Q−’)2は、符号化された信号101
を逆量子化する。逆DCT変換回路(DCT−’)3は
、逆量子化された信号102を逆DCT変換して、空間
領域の再生差分信号103を生じる。
フレームメモリ回路(FM)8は、前フレームの再生画
像107を記憶する。動き補償回路(MC)7は、フレ
ームメモリ回路(FM)8から読み出された前フレーム
の再生画像107に対して、動ベクトルの有無を示す情
報MVに基づく識別信号108に応じて、動き補償を行
う。
2次元のループ内フィルタ回路(LFIL)  6は、
動き補償を行った信号106から、雑音を除去した信号
105を出力する。ループ内フィルタ回路6の動作は、
動ベクトルの有無を示す情報MVに基づく識別信号10
8によって制御される。
加算回路4は、信号105と逆DCT変換回路3からの
再生差分信号103とを加算し、再生画像104を生し
る。2次元のポストフィルタ回路(PFIL) 9は、
再生画像104から雑音を除去して、出力画像110を
出力端子10に出力する。
記憶回路(MEM ) 5は、復号化装置に別途供給さ
れる動ベクトルの有無を示す情報MVに基づく識別信号
108に応じて、動ブロックまたは静止ブロックである
ことを示す情報を、1復号化フレーム間記憶する。
ここでブロックとは、1画面をある大きさの小区分に分
割したものと定義する。例えば、8×8画素を1ブロツ
クとして、動ベクトル情報MVを、8×8ブロツクにつ
き1つの情報として与える。
そしてMV≠0の場合、動ブロックを示す情報として“
1”を記憶回路5に格納し、MU=Oの場合、静止ブロ
ックを示す情報として°′0”を格納する。
ポストフィルタ回路(PFIL) 9は、再生画像1゜
4に対して2次元の空間フィルタを施す回路であり、そ
の動作のオン/オフは、記憶回路5がらの制御信号10
9によって制御される。
記憶回路5からの制御信号109は、前復号化フレーム
の動ブロツク情報と、現復号化フレームの動ブロツク情
報との論理和の信号である。ポストフィルタ回路9は、
前復号化フレームまたは現復号化フレームが動ブロック
の場合、オンとなり、それ以外の場合はオフとなる回路
である。
このように構成された復号化回路の動作について、さら
に詳細に説明する。
入力端子1における符号化された信号101は、逆量子
化回路(Q−’)2において逆量子化されたのち、逆D
CT変換回路(DCT−1)3において逆DCT変換さ
れて、空間領域の再生差分信号103を生じる。
次に、フレームメモリ回路(FM)8に格納されている
前フレームの再生画像107を読み出し、動き補償回路
(MC)7において動き補償した信号106から、2次
元のループ内フィルタ回路(LFIL) 6を経て雑音
を除去した信号105を得る。この場合、ループ内フィ
ルタ60オン/オフ制御は、現復号化フレームの動ベク
トルの有無を示す情報MVに基づく識別信号108によ
って制御され、識別信号108がオンの場合のみ、ルー
プ内フィルタ6を有効にする。
さらに加算回路4において、動き補償回路7の出力信号
105と、逆DCT変換回路3からの再生差分信号10
3とを加算して、再生画像104を得る。
再生画像104は、2次元のポストフィルタ回路(PF
IL) 9を経て出力端子10に出力される。
以下、ポストフィルタ回路9の動作の詳細について第2
図〜第4図を用いて説明する。
第2図〜第4図は、1画面を16ブロツクに分割して表
したものであって、ポストフィルタ回路9のオン/オフ
制御は、この各ブロックを対象として行われるものとす
る。
第2図は、Nフレーム目の再生画像104を示し、第8
ブロツクに、黒で示す丸い物体が再生されている。
第3図は、N+1フレーム目の再生画像104を表し、
1復号化フレーム間に、前フレームの第8ブロツクにお
ける丸い物体は、第11ブロツクに移動したことが示さ
れている。
第4図は、N+2フレーム目の再生画像104を表し、
1復号化フレーム間に、前フレームの第11ブロツクに
おける丸い物体は、第6ブロツクに移動したことが示さ
れている。
この場合、N+1フレーム目では、記憶回路5に第11
ブロツクが動ブロックである旨の情報が記憶されるとと
もに、第11ブロツクにポストフィルタが施される。次
に、N+2フレーム目では、記憶回路5に第6ブロツク
が動ブロックである旨の情報が記憶されるとともに、前
フレームが動ブロックであった第11ブロツクと、現フ
レームが動ブロックである第6ブロツクに、ポストフィ
ルタが施される。
以上のように2復号化フレーム間にわたり、物体が動い
た軌跡に対してポストフィルタが施される。
従って、本発明によれば、被写体の移動に応じてポスト
フィルタをかけることができるので、被写体の移動軌跡
における、量子化雑音が除去される。
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図第3図、第
4図は本発明の詳細な説明する図、第5図は従来方式を
示す図である。
5・・・記憶回路、8・・・フレームメモリ、9・・・
ポストフィルタ。
出願人  日 本 電 気 株式会社 代理人  弁理士   高 橋  勇 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、簡単な動ブロツク
記憶回路を設けることによって、数フレームにわたり、
被写体が動いた軌跡に残る量子化雑音を効果的に除去す
ることが可能となり、視覚的に良好な再生画像を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第 f 図 第 図 第 図 (N)L−4) (tJ−t 1−yt−1,) 第 図 (A/?2)L−4)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、動き補償フレーム間差分を変換符号化した信号
    を逆量子化し逆変換して空間領域の差分信号を再生し、
    フレームメモリから読み出された前フレームの再生画像
    を動き補償した信号と加算して得られた再生画像をポス
    トフィルタを通して雑音を除去する動画復号化装置にお
    いて、 復号化フレームにおける動ベクトル情報の履歴を保持す
    る記憶回路を備え、 該記憶回路の記憶情報に基づいて前記ポストフィルタの
    オン、オフを制御することを特徴とする動画復号化装置
    のポストフィルタ制御方式。
  2. (2)、前記記憶回路が、復号化フレームにおける動ベ
    クトル情報の履歴を少なくとも1復号化周期以上保持す
    る機能を備えていることを特徴とする請求項1記載の動
    画復号化装置のポストフィルタ制御方式。
  3. (3)、前記記憶回路において、復号化フレームにおけ
    る動ベクトル情報の履歴をN×N(Nは自然数)画素か
    らなるブロックごとに保持する機能を備えていることを
    特徴とする請求項1または2記載の動画復号化装置のポ
    ストフィルタ制御方式。
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JP2012533215A (ja) * 2009-07-07 2012-12-20 トムソン ライセンシング 領域ベースフィルタの協調型パーティション符号化方法及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012533215A (ja) * 2009-07-07 2012-12-20 トムソン ライセンシング 領域ベースフィルタの協調型パーティション符号化方法及び装置
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