JPH0435587Y2 - - Google Patents

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JPH0435587Y2
JPH0435587Y2 JP1986026564U JP2656486U JPH0435587Y2 JP H0435587 Y2 JPH0435587 Y2 JP H0435587Y2 JP 1986026564 U JP1986026564 U JP 1986026564U JP 2656486 U JP2656486 U JP 2656486U JP H0435587 Y2 JPH0435587 Y2 JP H0435587Y2
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JP
Japan
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housing
cooling medium
compressor
cylindrical
outer circumferential
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JP1986026564U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気調和機等に用いられる密閉型電動
圧縮機等の冷却装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種圧縮機の冷却装置の1例が第7図
ないし第9図に示されている。
圧縮機の樽状の密閉ハウジング01の外周壁に
は円形断面のパイプ02が螺旋状に巻回され、パ
イプ02はハウジング01の外周壁にろう付05
により接合されている。冷却水は冷却水入口03
からパイプ02に流入して冷却水出口04より排
出される。圧縮機から発生する熱はハウジング0
1の外周壁からパイプ02に伝達され、パイプ0
2内の冷却水に吸収される。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の圧縮機の冷却装置においては、圧縮
機のハウジング01の外周壁にパイプ02を螺旋
状に巻回し、両者をろう付05により接合してい
るため、その加工に手数及び時間を要する。ま
た、ハウジング01の外周壁とパイプ02は線接
触しており、両者はろう付05されてはいるが、
両者間の伝熱面積が小さいため、圧縮機から発生
する熱がパイプ02内を流れる冷却水に伝わり難
く、圧縮機の冷却が不充分であつた。更に、ハウ
ジング01の外周壁にパイプ02をろう付05す
る時に圧縮機全体が加熱されるので、ハウジング
01の内部の電動機等に熱影響を及ぼすという不
具合があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題に対処するために提案された
ものであつて、その要旨とするところは、板材を
断面が波形で全体として円筒状をなし、これら波
形が円筒面上を螺旋状に巻回するように成形して
なる螺旋スリーブの内周側の各波の頂面を直接又
は円筒状内スリーブを介して密閉型電動圧縮機の
円筒状密閉ハウジングの外周壁に嵌挿接合するこ
とにより上記ハウジングの外周壁のまわりを螺旋
状に巻回する冷却媒体用通路を形成し、この冷却
媒体用通路の一端に入口パイプを接続するととも
に他端に出口パイプを接続したことを特徴とする
圧縮機の冷却装置にある。
(作用) 本考案においては上記構成を具えているため、
ハウジングの外周壁に螺旋スリーブを直接又は内
スリーブを介して嵌挿接合することによりハウジ
ングの外周壁に螺旋状の冷却媒体用通路を容易か
つ迅速に形成しうる。また、螺旋状の冷却媒体用
通路内を流過する冷却媒体はハウジングの外周壁
のほぼ全面に直接又は内スリーブを介して接触す
ることになり、圧縮機から冷却媒体への伝熱面積
が広くなる。
(実施例) 本考案の第1の実施例が第1図ないし第3図に
示されている。圧縮機のハウジング1の外周壁に
は板材を断面が波形で全体として円筒状をなし、
これら波形が円筒上を螺旋状に巻回するように成
形してなる螺旋スリーブ2が嵌挿され、この螺旋
スリーブ2の内周側の各波の頂面を直接ハウジン
グ1の外周壁に溶接6することによつてハウジン
グ1の外周壁と螺旋スリーブ2との間に螺旋状の
冷却媒体用通路5が形成されている。冷却水等の
冷却媒体は螺旋状の冷却媒体用通路5の上端に接
続された入口パイプ3より流入し、この冷却媒体
用通路5内を流過してその下端に接続された出口
パイプ4より排出される。
圧縮機から発生した熱はハウジング1の外周壁
から直接に及び螺旋スリーブ2を介して冷却媒体
用通路5内の冷却媒体に吸収される。
しかして、ハウジング1の外面壁の全面が冷却
媒体への伝熱面となるので、ハウジンク1は冷却
媒体によつて効果的に冷却される。又、ハウジン
グ1の外周壁は螺旋スリーブ2の波の頂面を溶接
6する際、溶接線に沿つて局部的に加熱されるだ
けなので圧縮機内部の電動機等に影響を及ぼさな
い。
本考案の第2の実施例が第4図ないし第6図に
示されている。これは螺旋スリーブ2の内周側の
各波の頂面を円筒状の内スリーブ7の外面に溶接
6することによりこの内スリーブ7と螺旋スリー
ブ2との間に螺旋状の冷却媒体用通路5を予め形
成し、しかる後、内スリーブ7をハウジング1の
外周壁に嵌挿し、両者を熱伝導性の良い接着剤8
によつて接合している。他の構成は第1図ないし
第3図に示す第1の実施例と同様であり、対応す
る部材には同じ符号が付されている。
圧縮機から発生した熱はハウジング1の外周壁
の全面から接着剤8及び内スリーブ7を介して及
び内スリーブ7から螺旋スリーブ2を介して冷却
媒体用通路5内の冷却水等の冷却媒体に吸収され
る。かくして、ハウジング1の外周壁の全面が冷
却媒体への伝熱面となるのでハウジング1は冷却
媒体によつて効果的に冷却される。又、内スリー
ブ7と螺旋スリーブ2を溶接した後にハウジング
1の外周壁に内スリーブ7を嵌挿しこれらを接着
剤8により接合しているので、ハウジング1の内
部の電動機等に熱影響を及ぼすことはない。
(考案の効果) 本考案においては、板材を断面が波形で全体と
して円筒状をなし、これら波形が円筒面上を螺旋
状に巻回するように成形してなる螺旋スリーブの
内周側の各波の項面を直接又は円筒状内スリーブ
を介して密閉型電動圧縮機の円筒状密閉ハウジン
グの外周壁に嵌挿接合したため、上記ハウジング
の外周壁のまわりを螺旋状に巻回する冷却媒体用
通路を容易、かつ、迅速に形成しうる。そして、
この冷却媒体用通路を流過する冷却媒体がハウジ
ングの外周壁に直接又は内スリーブを介して面接
触するので、ハウジングの外周壁のほぼ全面が伝
熱面積となつて両者間の伝熱面積が広くなるの
で、圧縮機の冷却効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の第1の実施例を
示し、第1図は正面図、第2図は上面図、第3図
は第2図の−線に沿う拡大断面図である。第
4図ないし第6図は本考案の第2の実施例を示
し、第4図は正面図、第5図は上面図、第6図は
第5図の−線に沿う拡大断面図である。第7
図ないし第9図は従来の圧縮機の冷却装置の一例
を示し、第7図は正面図、第8図は上面図、第9
図は第8図の−線に沿う拡大断面図である。 圧縮機のハウジング……1、螺旋スリーブ……
2、冷却媒体用通路……5、内スリーブ……7。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材を断面が波形で全体として円筒状をなし、
    これら波形が円筒面上を螺旋状に巻回するように
    成形してなる螺旋スリーブの内周側の各波の頂面
    を直接又は円筒状内スリーブを介して密閉型電動
    圧縮機の円筒状密閉ハウジングの外周壁に嵌挿接
    合することにより上記ハウジングの外周壁のまわ
    りを螺旋状に巻回する冷却媒体用通路を形成し、
    この冷却媒体用通路の一端に入口パイプを接続す
    るとともに他端に出口パイプを接続したことを特
    徴とする圧縮機の冷却装置。
JP1986026564U 1986-02-27 1986-02-27 Expired JPH0435587Y2 (ja)

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JP1986026564U JPH0435587Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JP1986026564U JPH0435587Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JPS62138875U JPS62138875U (ja) 1987-09-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018070009A1 (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 三菱電機株式会社 ヒートポンプ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60247077A (ja) * 1984-05-22 1985-12-06 Osaka Oxgen Ind Ltd 密閉型圧縮機の冷却装置

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