JPH04355076A - 通信コネクタ用ジャックユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、基板に取り付けられる
通信コネクタ用ジャックユニットに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、図３に示すように、通信コネクタ
のジャックユニット４は、１つのプラグの差込部４ａを
有するとともに、プリント基板１に固定するための取付
部５をその下面に有している。この取付部５は、プリン
ト基板１に設けた挿通孔６に挿通される弾性変形可能な
突起で形成されている。

【０００３】そして、ジャックユニット４のプリント基
板面１ａからの高さｈは、ジャックユニットの穴サイズ
が郵政省令で標準化されているため、１４ｍｍ程度以下
にならない高さになっていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の通信コネクタ用ジャックユニットにあっては、全長
がプリント基板面１ａから突出し、プリント基板面１ａ
から１４ｍｍの高さ以下にならないことから、それだけ
、モデム，ファクシミリやＩＳＤＮアダプタ等の機器の
薄型化を図ることができないという問題点があった。

【０００５】本発明は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたもので、基板面からの高さを低くできるようにし、
各種機器の薄型化に寄与できるようにした通信コネクタ
用ジャックユニットの提供を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の通信コネクタ用ジャックユニットは、基板に取
り付けられプラグが差込まれるジャック本体を有した通
信コネクタ用ジャックユニットにおいて、基板に形成さ
れジャック本体の外側が挿入される切込み部に係合する
取付部を、該ジャック本体の外側周囲に設けた構成とし
てある。

【０００７】そして、必要に応じ、上記取付部は、ジャ
ック本体の外側周囲から突出し、切込み部の端縁を表裏
から挟持する一対の板体で形成されている構成としてあ
る。

【０００８】そしてまた、必要に応じ、ジャック本体は
１つのプラグの差込部を有したジャック単体を複数連接
した集合体で形成されている構成としてある。

【０００９】

【作用】上記構成からなる通信コネクタ用ジャックユニ
ットによれば、基板に取り付けるときは、基板に形成さ
れた切込み部にジャック本体の取付部を挿入して係合さ
せる。この場合、ジャック本体の外側周囲が挿入される
ので、基板面からの高さが略外側周囲の取付部からの高
さになり、ジャック本体の高さ方向全長よりも低くなる
。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の一実施例に係るモデム，フ
ァクシミリ用通信コネクタ用ジャックユニットをその取
付け状態とともに示す斜視図である。

【００１１】このジャックユニット２は、ジャック本体
７を備えている。このジャック本体７は、１つのプラグ
差込部８を有した立方体状のジャック単体７ａを複数連
接（実施例では２連）した集合体で形成されている。

【００１２】１はプリント基板であって、図２に示すよ
うに、その縁部に、プラグの差込部８を露出させてジャ
ック本体７の外側９の略中央周囲が挿入される矩形状の
切込み部１０が形成されている。

【００１３】上記ジャック本体７の外側９の略中央には
、切込み部１０に係合する取付部３が設けられている。 この取付部３は、ジャック本体７の外側９から突出し、
切込み部１０の端縁を表裏から挟持する一対の板体３ａ
，３ｂで形成されている。

【００１４】したがって、この実施例に係るジャックユ
ニット２をプリント基板１に取り付けるときは、プリン
ト基板１に形成された切込み部１０にジャック本体７の
取付部３を挿入して係合させる。

【００１５】これにより、取付部３は、その板体３ａ，
３ｂによって切込み部１０の縁部を挟持するので、ジャ
ック本体７はプリント基板７に保持されることになる。

【００１６】この場合、ジャック本体７は、その外側９
の略中央周囲が挿入されるので、基板面１ａからの高さ
Ｈが、ジャック本体７の高さ方向全長の略半分になり、
低くなる。すなわち、この通信コネクタ用ジャックユニ
ットは、従来使われていなかった通信用コネクタのジャ
ックユニットのプリント基板裏側、およびプリント基板
厚をジャックユニットの高さ方向に使うことにより、結
局部品実装高さを低く抑えることができる。

【００１７】なお、上記実施例において、ジャック本体
７はジャック単体７ａを２連にしたものであるが、必ず
しもこれに限定されるものではなく、ジャック単体７ａ
を１個で構成し、あるいは、３個以上で構成しても良く
、適宜変更して差支えない。

【００１８】

【発明の効果】以上説明したように本発明の通信コネク
タ用ジャックユニットによれば、基板への取付部をジャ
ック本体の外側周囲に備えたので、基板面からの高さが
外側周囲の取付部からの高さになり、ジャック本体の高
さ方向全長よりも低くなることから、それだけ、モデム
，ファクシミリやＩＳＤＮアダプタ等の機器を薄型化す
ることができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る通信コネクタ用ジャッ
クユニットをその取付け状態とともに示す斜視図である
。

【図２】プリント基板を示す要部斜視図である。

【図３】従来の通信コネクタ用ジャックユニットの一例
をその取付け状態とともに示す斜視図である。

【符号の説明】

１　　　　プリント基板 １ａ　　基板面 ２　　　　ジャックユニット ３　　　　取付部 ３ａ，３ｂ　　板体 ７　　　　ジャック本体 ７ａ　　ジャック単体 ９　　　　外側 １０　　　　切込み部 Ｈ　　　　高さ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　基板に取り付けられプラグが差込まれ
   るジャック本体を有した通信コネクタ用ジャックユニッ
   トにおいて、基板に形成されジャック本体の外側が挿入
   される切込み部に係合する取付部を、該ジャック本体の
   外側周囲に設けたことを特徴とする通信コネクタ用ジャ
   ックユニット。
2. 【請求項２】　　上記取付部は、ジャック本体の外側周
   囲から突出し、切込み部の端縁を表裏から挟持する一対
   の板体で形成されていることを特徴とする請求項１記載
   の通信コネクタ用ジャックユニット。
3. 【請求項３】　　ジャック本体は１つのプラグの差込部
   を有したジャック単体を複数連接した集合体で形成され
   ていることを特徴とする請求項１または２記載の通信コ
   ネクタ用ジャックユニット。