JPH04354878A - グロー放電成膜装置 - Google Patents
グロー放電成膜装置Info
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- JPH04354878A JPH04354878A JP15790991A JP15790991A JPH04354878A JP H04354878 A JPH04354878 A JP H04354878A JP 15790991 A JP15790991 A JP 15790991A JP 15790991 A JP15790991 A JP 15790991A JP H04354878 A JPH04354878 A JP H04354878A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 11
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 6
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、アモルファスシリコン
(a−Si)感光ドラム等の製造に用いるグロー放電成
膜装置に関し、特に成膜の均一性の向上に関する。
(a−Si)感光ドラム等の製造に用いるグロー放電成
膜装置に関し、特に成膜の均一性の向上に関する。
【0002】
【従来技術】アモルファスシリコン(a−Si)感光ド
ラム等の製造では、原料ガスのシラン化合物等をグロー
放電で分解し、成膜用基体に成膜を行う。グロー放電に
よる原料ガスの分解を利用した成膜装置は、プラズマC
VD装置とも呼ばれ、広く種々の化合物の成膜に用いら
れている。
ラム等の製造では、原料ガスのシラン化合物等をグロー
放電で分解し、成膜用基体に成膜を行う。グロー放電に
よる原料ガスの分解を利用した成膜装置は、プラズマC
VD装置とも呼ばれ、広く種々の化合物の成膜に用いら
れている。
【0003】図7に、このような装置の例を示す。図に
おいて、2は反応室で、4は反応室容器、6はAlパイ
プで、a−Siの成膜用基体として用いる。8はダミー
リング、10は支持棒、12はモータで、Alパイプ6
を回転させるためのものである。14は中心電極で16
,18はその支持棒、20,22はセラミック等の絶縁
リング、24,26は蓋の金属板である。この装置では
、高周波電源30から13.56MHz等の高周波を加
え、バリアブルキャパシタCM,CTと水冷高圧コイル
Lとからなるインピーダンス整合回路を介して高周波電
力を供給する。
おいて、2は反応室で、4は反応室容器、6はAlパイ
プで、a−Siの成膜用基体として用いる。8はダミー
リング、10は支持棒、12はモータで、Alパイプ6
を回転させるためのものである。14は中心電極で16
,18はその支持棒、20,22はセラミック等の絶縁
リング、24,26は蓋の金属板である。この装置では
、高周波電源30から13.56MHz等の高周波を加
え、バリアブルキャパシタCM,CTと水冷高圧コイル
Lとからなるインピーダンス整合回路を介して高周波電
力を供給する。
【0004】Alパイプ6はモータ12で回転させるた
め、Alパイプ6の周方向には均一な成膜ができる。し
かしAlパイプ6には無視できない高周波インダクタン
スが有り、パイプ6の長手方向に均一な成膜を行うのが
難しい。パイプ6と電極14間の高周波電界をE1〜E
3とすると、パイプ6の高周波インダクタンスのため電
界E1〜E3は位置により異なる。電界E1〜E3の不
均一さはグロー放電により正のフィードバックが加わり
増長され、パイプ6への成膜条件を不均一にする。図1
1に、図7の装置で成膜したa−Si感光ドラムの成膜
特性を示す。成膜速度や帯電能、光感度等の特性は、基
体6の長手方向位置により異なり、特性の不均一さが著
しい。
め、Alパイプ6の周方向には均一な成膜ができる。し
かしAlパイプ6には無視できない高周波インダクタン
スが有り、パイプ6の長手方向に均一な成膜を行うのが
難しい。パイプ6と電極14間の高周波電界をE1〜E
3とすると、パイプ6の高周波インダクタンスのため電
界E1〜E3は位置により異なる。電界E1〜E3の不
均一さはグロー放電により正のフィードバックが加わり
増長され、パイプ6への成膜条件を不均一にする。図1
1に、図7の装置で成膜したa−Si感光ドラムの成膜
特性を示す。成膜速度や帯電能、光感度等の特性は、基
体6の長手方向位置により異なり、特性の不均一さが著
しい。
【0005】成膜条件が位置により異なることは、均一
な膜を得られないだけでなく、長尺の基体への成膜を困
難にする。
な膜を得られないだけでなく、長尺の基体への成膜を困
難にする。
【0006】
【発明の課題】この発明の課題は、成膜の均一性を向上
させることにある。成膜の均一性を向上させれば、感光
ドラム等の特性を向上させるだけでなく、長尺の基体へ
の成膜が容易となり、また複数の基体を軸方向に段積み
して成膜できるようになる。
させることにある。成膜の均一性を向上させれば、感光
ドラム等の特性を向上させるだけでなく、長尺の基体へ
の成膜が容易となり、また複数の基体を軸方向に段積み
して成膜できるようになる。
【0007】
【発明の構成】この発明のグロー放電成膜装置は、反応
室の内部に一方の電極となる成膜用基体と他方の電極と
を設けるとともに、高周波電源とこの電源に接続したイ
ンピーダンス整合回路を設け、かつインピーダンス整合
回路の一方の出力を成膜用基体の一方の端部に接続する
とともに、インピーダンス整合回路の他方の出力を他方
の電極の一方の端部に接続し、グロー放電により成膜用
基体に成膜するようにした装置において、前記一方の電
極もしくは他方の電極のいずれかの電極の他方の端部を
、インピーダンス素子を介して、インピーダンス整合回
路の相手側電極への出力部と導通させたことを特徴とす
る。
室の内部に一方の電極となる成膜用基体と他方の電極と
を設けるとともに、高周波電源とこの電源に接続したイ
ンピーダンス整合回路を設け、かつインピーダンス整合
回路の一方の出力を成膜用基体の一方の端部に接続する
とともに、インピーダンス整合回路の他方の出力を他方
の電極の一方の端部に接続し、グロー放電により成膜用
基体に成膜するようにした装置において、前記一方の電
極もしくは他方の電極のいずれかの電極の他方の端部を
、インピーダンス素子を介して、インピーダンス整合回
路の相手側電極への出力部と導通させたことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の作用】この発明では、いずれかの電極の他方の
端部を、インピーダンス素子を介して、インピーダンス
整合回路の相手側電極への出力部と導通させる。インピ
ーダンス素子には、バリアブルキャパシタや固定キャパ
シタ、インダクタンス等を用いる。このようにして成膜
用基体の高周波インダクタンスの効果を補償し、基体の
全面に渡って均一な電界を発生させ、成膜条件を均一化
する。
端部を、インピーダンス素子を介して、インピーダンス
整合回路の相手側電極への出力部と導通させる。インピ
ーダンス素子には、バリアブルキャパシタや固定キャパ
シタ、インダクタンス等を用いる。このようにして成膜
用基体の高周波インダクタンスの効果を補償し、基体の
全面に渡って均一な電界を発生させ、成膜条件を均一化
する。
【0009】
【実施例】図1に、実施例の回路図を示す。図7の従来
例と同一の符号を付した部分は、同一のものを表す。図
において、C1,C2は調整用のバリアブルキャパシタ
である。キャパシタC1,C2の最適値が判明している
場合には、固定キャパシタを用いても良い。またキャパ
シタに変え高圧コイル等のインダクタンス素子を用いて
も良い。この内最も好ましいのは、調整が容易で冷却の
必要がない、バリアブルキャパシタである。中心電極1
4のインピーダンス整合回路側に接続したキャパシタを
C1、中心電極14の他方の端部に接続したキャパシタ
をC2とする。キャパシタC1,C2の作用は、相手側
電極である基体6の高周波インダクタンス等に伴う、放
電電界の不均一さを除くことにある。即ちキャパシタC
1,C2で、基体のAlパイプの高周波インダクタンス
等による放電インピーダンスの変化を除き、均一な放電
ができるようにする。キャパシタC1,C2の内で、特
に重要なのはキャパシタC2で、キャパシタC1は無く
ても良い。図では、中心電極14にインピーダンス整合
回路のコイルL側を接続したが、インピーダンス整合回
路の接続を変え、キャパシタCM側を中心電極14に接
続しても良い。
例と同一の符号を付した部分は、同一のものを表す。図
において、C1,C2は調整用のバリアブルキャパシタ
である。キャパシタC1,C2の最適値が判明している
場合には、固定キャパシタを用いても良い。またキャパ
シタに変え高圧コイル等のインダクタンス素子を用いて
も良い。この内最も好ましいのは、調整が容易で冷却の
必要がない、バリアブルキャパシタである。中心電極1
4のインピーダンス整合回路側に接続したキャパシタを
C1、中心電極14の他方の端部に接続したキャパシタ
をC2とする。キャパシタC1,C2の作用は、相手側
電極である基体6の高周波インダクタンス等に伴う、放
電電界の不均一さを除くことにある。即ちキャパシタC
1,C2で、基体のAlパイプの高周波インダクタンス
等による放電インピーダンスの変化を除き、均一な放電
ができるようにする。キャパシタC1,C2の内で、特
に重要なのはキャパシタC2で、キャパシタC1は無く
ても良い。図では、中心電極14にインピーダンス整合
回路のコイルL側を接続したが、インピーダンス整合回
路の接続を変え、キャパシタCM側を中心電極14に接
続しても良い。
【0010】図2,図3に、実施例の構造を示す。図2
において、32はセラミック等の絶縁リングで、調整用
のキャパシタC2をこの部分に収容した。これはインピ
ーダンス整合回路から見た中心電極14の他方の端部を
、アースした容器4にキャパシタC2で導通させること
になる。なお容器4やAlパイプ6は、インピーダンス
整合回路のアース側出力に接続してある。図3に示すよ
うに、Alパイプ6は中心電極14の周囲を環状に取り
囲み、Alパイプ6の内部にはヒータ34と図示しない
温度センサとを設け、成膜時にパイプ6を300℃程度
の最適温度に加熱する。また中心電極14の内部36は
大気に連通している。
において、32はセラミック等の絶縁リングで、調整用
のキャパシタC2をこの部分に収容した。これはインピ
ーダンス整合回路から見た中心電極14の他方の端部を
、アースした容器4にキャパシタC2で導通させること
になる。なお容器4やAlパイプ6は、インピーダンス
整合回路のアース側出力に接続してある。図3に示すよ
うに、Alパイプ6は中心電極14の周囲を環状に取り
囲み、Alパイプ6の内部にはヒータ34と図示しない
温度センサとを設け、成膜時にパイプ6を300℃程度
の最適温度に加熱する。また中心電極14の内部36は
大気に連通している。
【0011】図4に、Alパイプ6と反応容器4との間
で、グロー放電させるようにした実施例を示す。この場
合には、Alパイプ6に導通させた金属板24とアース
の間にキャパシタC2を接続し、金属板26とアースの
間にキャパシタC1を接続した。パイプ6は成膜時にヒ
ータ34により熱膨張するので、熱膨張を吸収するため
ベローズ40を用いた。ベローズ40に変え、パイプ6
の熱膨張により真空が破れるのを防止する機構であれば
、任意のものを用い得る。
で、グロー放電させるようにした実施例を示す。この場
合には、Alパイプ6に導通させた金属板24とアース
の間にキャパシタC2を接続し、金属板26とアースの
間にキャパシタC1を接続した。パイプ6は成膜時にヒ
ータ34により熱膨張するので、熱膨張を吸収するため
ベローズ40を用いた。ベローズ40に変え、パイプ6
の熱膨張により真空が破れるのを防止する機構であれば
、任意のものを用い得る。
【0012】図5に、キャパシタC1を用いず、キャパ
シタC2のみを用いた実施例を示す。この実施例では、
各Alパイプ6を容器4の両端に接続してAlパイプ6
に関する軸方向の対称性を持たせ、パイプ6の高周波イ
ンダクタンスの問題を緩和する。パイプ6を容器4の両
端に接続するため、各パイプ6にベローズ40を接続し
、熱膨張を吸収させる。このようにすればAlパイプ6
は反応容器4に対し軸方向に対称となるが、中心電極1
4の一方の端部をコイルLに接続しただけでは、中心電
極14に関する非対称性が残る。そこで中心電極14の
他方の端部に、キャパシタC2を接続する。キャパシタ
C2により、放電条件を中心電極14の軸方向に沿って
均一化し、成膜条件を均一化する。
シタC2のみを用いた実施例を示す。この実施例では、
各Alパイプ6を容器4の両端に接続してAlパイプ6
に関する軸方向の対称性を持たせ、パイプ6の高周波イ
ンダクタンスの問題を緩和する。パイプ6を容器4の両
端に接続するため、各パイプ6にベローズ40を接続し
、熱膨張を吸収させる。このようにすればAlパイプ6
は反応容器4に対し軸方向に対称となるが、中心電極1
4の一方の端部をコイルLに接続しただけでは、中心電
極14に関する非対称性が残る。そこで中心電極14の
他方の端部に、キャパシタC2を接続する。キャパシタ
C2により、放電条件を中心電極14の軸方向に沿って
均一化し、成膜条件を均一化する。
【0013】図6に、図5の実施例の開発過程で製造し
た比較例を示す。図5の実施例との相違点は、調整用キ
ャパシタC2を用いず、Alパイプ6を反応容器4の軸
方向に対して対称に配置することのみで、成膜条件を均
一化しようとした点にある。
た比較例を示す。図5の実施例との相違点は、調整用キ
ャパシタC2を用いず、Alパイプ6を反応容器4の軸
方向に対して対称に配置することのみで、成膜条件を均
一化しようとした点にある。
【0014】図2〜図7の各装置を用い、a−Si感光
ドラムを製造した。モノシランガス等の原料ガスを反応
容器4に導入し、高周波電源30として周波数13.5
6MHzで出力インピーダンス50Ωのものを用い、イ
ンピーダンス整合回路ではマッチングキャパシタCMを
1000pF程度、チューニングキャパシタCTを10
0pF程度とし、中心電極14と基体のパイプ6(図2
,図5〜図7)の間でグロー放電させて原料ガスを分解
し、基体のパイプ6に成膜した。図4の実施例では、パ
イプ6と容器4の間でグロー放電させて成膜した。いず
れの場合も、調整用キャパシタC1,C2の値は、均一
な成膜ができるように、バリアブルキャパシタを用いて
調整した。図2の実施例の場合で、キャパシタC1は約
100pF、キャパシタC2は約20pF、である。用
いた感光ドラムの基体のAlパイプ6は直径が30mm
、長さが400mmのものである。図8〜図11に結果
を示す。また主な結果を表1に示す。なお図4の実施例
でも、キャパシタC1,C2を設けないものに比べ、図
2の実施例と同様に著しく成膜条件を均一化できた。
ドラムを製造した。モノシランガス等の原料ガスを反応
容器4に導入し、高周波電源30として周波数13.5
6MHzで出力インピーダンス50Ωのものを用い、イ
ンピーダンス整合回路ではマッチングキャパシタCMを
1000pF程度、チューニングキャパシタCTを10
0pF程度とし、中心電極14と基体のパイプ6(図2
,図5〜図7)の間でグロー放電させて原料ガスを分解
し、基体のパイプ6に成膜した。図4の実施例では、パ
イプ6と容器4の間でグロー放電させて成膜した。いず
れの場合も、調整用キャパシタC1,C2の値は、均一
な成膜ができるように、バリアブルキャパシタを用いて
調整した。図2の実施例の場合で、キャパシタC1は約
100pF、キャパシタC2は約20pF、である。用
いた感光ドラムの基体のAlパイプ6は直径が30mm
、長さが400mmのものである。図8〜図11に結果
を示す。また主な結果を表1に示す。なお図4の実施例
でも、キャパシタC1,C2を設けないものに比べ、図
2の実施例と同様に著しく成膜条件を均一化できた。
【0015】
【表1】
図8〜図11の結果
変動幅
成膜速度 帯電能 感度
図8 図2の実施例での結果 3
.3% 3.4% 7.4% 図9
図5の実施例での結果 6.5% 4
.5% 7.4%図10 図6の比較例での結果
19% 17% 14%図11
図7の従来例での結果 50%
37% 34%* バラツキ幅は、最大値と最
小値との差と平均値との比を表す。
変動幅
成膜速度 帯電能 感度
図8 図2の実施例での結果 3
.3% 3.4% 7.4% 図9
図5の実施例での結果 6.5% 4
.5% 7.4%図10 図6の比較例での結果
19% 17% 14%図11
図7の従来例での結果 50%
37% 34%* バラツキ幅は、最大値と最
小値との差と平均値との比を表す。
【0016】実施例の結果は以下のことを示している。
図2の実施例の場合、インピーダンス整合回路から見た
中心電極14とパイプ6間の放電インピーダンスを、調
整用キャパシタC1,C2で調整して均一化した。この
ため放電電界が均一になり、均一なa−Si膜を得るこ
とができた。図6の比較例では、Alパイプ6を反応容
器4の上下に対して対称化し、膜の均一性を高めた。図
6の比較例と図5の実施例との差異はキャパシタC2を
設けた点に有り、図5の実施例では調整用キャパシタC
2で残る不均一性を解消し、均一なa−Si膜を得た。
中心電極14とパイプ6間の放電インピーダンスを、調
整用キャパシタC1,C2で調整して均一化した。この
ため放電電界が均一になり、均一なa−Si膜を得るこ
とができた。図6の比較例では、Alパイプ6を反応容
器4の上下に対して対称化し、膜の均一性を高めた。図
6の比較例と図5の実施例との差異はキャパシタC2を
設けた点に有り、図5の実施例では調整用キャパシタC
2で残る不均一性を解消し、均一なa−Si膜を得た。
【0017】
【発明の効果】この発明では、均一な特性の膜を成膜す
ることができる。この結果、膜特性を均一化するだけで
なく、長尺の基体でも均一な成膜ができるようになる。 また多数の基体を段積みして成膜できるようにし、成膜
の量産性を高めることができる。
ることができる。この結果、膜特性を均一化するだけで
なく、長尺の基体でも均一な成膜ができるようになる。 また多数の基体を段積みして成膜できるようにし、成膜
の量産性を高めることができる。
【図1】 実施例の回路図
【図2】 実施例の断面図
【図3】 実施例の3−3方向断面図
【図4】
他の実施例の断面図
他の実施例の断面図
【図5】 更に他の実施例の断面図
【図6】
従来例の断面図
従来例の断面図
【図7】 従来例の断面図
【図8】 実施例の特性図
【図9】 実施例の特性図
【図10】 従来例の特性図
【図11】 従来例の特性図
2 反応室
4 反応室容器
6 Alパイプ
8 ダミーリング
12 モータ
14 中心電極
20,22 絶縁リング
24,26 金属板
30 高周波電源
CM,CT バリアブルキャパシタL
水冷高圧コイルC1,C2
調整用キャパシタ40 ベロー
ズ
水冷高圧コイルC1,C2
調整用キャパシタ40 ベロー
ズ
Claims (1)
- 【請求項1】 反応室の内部に一方の電極となる成膜
用基体と他方の電極とを設けるとともに、高周波電源と
この電源に接続したインピーダンス整合回路を設け、か
つインピーダンス整合回路の一方の出力を成膜用基体の
一方の端部に接続するとともに、インピーダンス整合回
路の他方の出力を他方の電極の一方の端部に接続し、グ
ロー放電により上記成膜用基体に成膜するようにした装
置において、前記一方の電極もしくは他方の電極のいず
れかの電極の他方の端部を、インピーダンス素子を介し
て、インピーダンス整合回路の相手側電極への出力部と
導通させたことを特徴とする、グロー放電成膜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3157909A JP2977170B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | グロー放電成膜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3157909A JP2977170B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | グロー放電成膜装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04354878A true JPH04354878A (ja) | 1992-12-09 |
JP2977170B2 JP2977170B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=15660102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3157909A Expired - Fee Related JP2977170B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | グロー放電成膜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2977170B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0678895A1 (en) * | 1994-04-18 | 1995-10-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Plasma processing apparatus |
JP2006190876A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理装置 |
US20110253674A1 (en) * | 2008-07-14 | 2011-10-20 | New Optics, Ltd. | Method and Chamber for Inductively Coupled Plasma Processing for Cylinderical Material With Three-Dimensional Surface |
JP2011257657A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Canon Inc | 電子写真感光体の形成方法及び形成装置 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3157909A patent/JP2977170B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
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