JPH04354714A - 加振装置 - Google Patents

加振装置

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Publication number
JPH04354714A
JPH04354714A JP15557991A JP15557991A JPH04354714A JP H04354714 A JPH04354714 A JP H04354714A JP 15557991 A JP15557991 A JP 15557991A JP 15557991 A JP15557991 A JP 15557991A JP H04354714 A JPH04354714 A JP H04354714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
vibration
unbalanced
rotation
unbalanced weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15557991A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Koyama
雅史 小山
Kazunori Sonobe
和規 園部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP15557991A priority Critical patent/JPH04354714A/ja
Publication of JPH04354714A publication Critical patent/JPH04354714A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種の振動機器に適用さ
れる加振装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】振動機器には、例えば振
動フィーダ、各種振動処理装置などがあるが、これらの
中、直線的な振動より、むしろ楕円振動が望まれる場合
がある。楕円振動は例えば振動フィーダでは、トラフの
重心から偏位させて直線的な加振力発生機を、その直線
振動力が重心を通らないように取り付けるようにして得
られるが、所望の長軸、短軸における振巾及び振動方向
を得ることは困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上記問題に
鑑みてなされ、それ自体で楕円振動力を発生させる加振
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は回転中心
から重心までの距離r1 ×質量m1 が小なる第1不
平衡重錘と、回転中心から重心までの距離r2 ×m2
 が大なる第2不平衡重錘とから成り、前記第1、第2
不平衡重錘を各々、逆方向に前記回転中心のまわりに等
速度で回転させるようにしたことを特徴とする加振装置
、によって達成される。
【0005】
【作用】第1、第2の不平衡重錘の回転による円形の加
振力を合成すれば楕円の加振力が得られる。振動機器に
対する短軸及び長軸方向における振巾は第1、第2不平
衡重錘のm1 、r1 及びm2 、r2 の値を選定
することによって容易に決定される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例による加振装置につい
て図面を参照して説明する。
【0007】図1は本発明に係わる加振装置が適用され
る振動機器の可動部と本加振装置との関係を模式的に示
す図であるが、可動体1は静止部にばね2により自由に
振動し得るように支持されている。なお、実際の振動機
器においては、このように可動体1の四隅で、例えばコ
イルばねで支持されるとは限らず、地上に防振コイルば
ねで支持されるような構成もあるが、図1は、そのよう
なばねによる支持の全ての構造を含むものとする。可動
体1には本実施例による加振装置3が取り付けられてい
るが、図2はこの詳細を示す。
【0008】図2において、誘導電動機M1 、M2 
の各回転軸9a、9bの先端部には図3に示すような形
状のアンバランス・ウエイトもしくは不平衡重錘10A
、10Bが取り付けられており、又この軸9a、9bに
は同径、同歯数のギヤg1 、g2が固定されており、
これらは図2に示すように噛合している。誘導電動機M
1 、M2 は図示せずとも交流電源に接続されるので
あるが、その回転軸9a、9bはほぼ同トルクで駆動さ
れるものとする。しかしながらギヤg1 、g2 の噛
合により、回転軸9a、9b、すなわちアンバランス・
ウエイト10A、10Bは逆方向に等速度で回転するよ
うに構成されている。又、アンバランス・ウエイト10
A、10Bは図3のAで示すような形状を呈しているが
、回転軸9a、9bの軸心から、それぞれの重心G1 
、G2 までの距離r1 及びr2 には図示するよう
にな大きさであり、これらの質量をそれぞれm1 、m
2 とすれば、m1×r1 はm2 ×r2 より小で
あるように構成されている。従って回転軸9a、9bの
周りに逆方向に等速度で回転するのであるが、これによ
り各アンバランス・ウエイト10A、10Bにより発生
する遠心力はm1 ×r1 ×ω2 (ω=角速度)。 及び大なる方の不平衡重錘10Bが発生する遠心力F2
 の大きさはm2 ×r2 ×ω2 となり、明らかに
F1はF2 より小であるように構成されている。
【0009】本発明の実施例は以上のように構成される
が、次にこの作用について説明する。
【0010】図3に示すような回転位相で各アンバラン
ス・ウエイト10A、10Bが回転するのであるが、A
で示す回転位相においては、それぞれの重心g1 、g
2 と軸心とを結ぶ線は直下方を向いており、従ってこ
のとき各アンバランス・ウエイト10A、10Bにより
発生する遠心力F1 、F2 の方向は図示するように
直下方を向いている。これから角速度ωの等速度で回転
するのであるが、90度回転するとBで示す回転位相と
なり、それぞれの不平衡重錘が発生するF1 、F2 
は水平方向において相反する方向となる。更に90度回
転すると、遠心力F1 、F2は共に直上方を向く。更
に90度回転すると水平方向において相反する方向を向
くようになる。 以上からAの位相においては、各アンバランス・ウエイ
ト10A、10Bの遠心力の合成力は垂直方向において
F1 +F2 であり、又Bの位相においては水平方向
においてF2 −F1 であり、垂直方向においては0
である。 Cの位相では垂直方向においてF2 +F1 の合成力
であり水平方向においては0である。更にDの回転位相
では垂直方向においては0であるが、水平方向において
はF2 −F1 であり、Bの回転移送での向きとは逆
方向となる。
【0011】以上から推測されるように、このような加
振装置3を取り付けている可動体1に対し、楕円振動力
を発生することは明らかであるが、更にこれを数学的に
証明する。
【0012】図4において加振装置3の可動体1に対す
る取り付け中心をOとする。これを原点として直角座標
x軸及びy軸をとる。このx軸において原点Oからそれ
ぞれ相反する方向に等距離にO1 、O2 をとる。こ
れが図2における誘導電動機M1、M2 の回転軸9a
、9bの軸心となる。今、回転軸9a、9bは逆方向に
等速度で回転するのであるが、この角速度をωとすると
、F1 、F2 がそれぞれx軸において逆方向を向い
ているときを時間のスタートポイントとすると、t秒後
には図4に示す位置をとり、それぞれの遠心力F1 、
F2 は図示する方向を向いている。
【0013】すなわち、y軸方向における、このときの
力成分及びx軸における力成分は、それぞれy=F1 
  sin  ωt+F2   sin  ωt=(F
1 +F2 )  sin  ωt、x=F1   c
os  ωt−F2   cos  ωt=(F1 −
F2 )  cos  ωt、ここで上式においてF1
 +F2 を=A、F1 −F2 を=Bとおくと、y
=A  sin  ωt、x=B  cos  ωtと
なる。 これからy2 =A2 (1−cos  ωt2 )で
ある。よって1=y2/A2 +x2 /B2 の関係
が得られる。すなわちこれは、楕円の方程式である。よ
って図2に示す構造の加振装置3から楕円振動力が発生
することが証明される。
【0014】以上、本発明の実施例について説明したが
、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の
技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0015】例えば、以上の実施例では加振装置3とし
ては図2に示すような構造を示したが、勿論これに限る
ことなく、従来公知の2個の電動機を用いて直線加振力
を発生する機構が適用可能であり、このような機構にお
いて、各アンバランス・ウエイトの関係を本発明の定義
する関係とすればよい。
【0016】更に上記実施例では、第1、第2の不平衡
重錘10A、10Bはそれぞれ1個づつ示したが、勿論
それぞれ複数個用いてもよい。この場合には一方の回転
軸に固定されている不平衡重錘群で質量×回転中心から
重心までの距離の各アンバランス・ウエイトの和及び他
方の軸に固定されている各不平衡重錘群で質量×回転中
から重心までの距離のアンバランス・ウエイトの和が所
要の楕円振動力の短軸、長軸の大きさに応じて設定すれ
ばよい。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の加振装置に
よれば、楕円振動力を簡単な構造で得ることができ、又
この楕円加振力の長軸方向及び短軸方向における力成分
、すなわちこれを取り付ける可動体の楕円振動の長軸及
び短軸における振巾を容易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による加振装置を適用した振動
機器の模式図である。
【図2】図1における加振装置の詳細を示す側面図であ
る。
【図3】同作用を示すための同装置におけるアンバラン
ス・ウエイトの各回転位相における正面図である。
【図4】本発明の作用を数学的に証明するための模式図
である。
【符号の説明】
3      加振装置 10A  アンバランス・ウエイト 10B  アンバランス・ウエイト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転中心から重心までの距離r1 ×質量m1 が小な
    る第1不平衡重錘と、回転中心から重心までの距離r2
     ×m2 が大なる第2不平衡重錘とから成り、前記第
    1、第2不平衡重錘を各々、逆方向に前記回転中心のま
    わりに等速度で回転させるようにしたことを特徴とする
    加振装置。
JP15557991A 1991-05-30 1991-05-30 加振装置 Pending JPH04354714A (ja)

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JP15557991A JPH04354714A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 加振装置

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JP15557991A JPH04354714A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 加振装置

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JPH04354714A true JPH04354714A (ja) 1992-12-09

Family

ID=15609133

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JP15557991A Pending JPH04354714A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 加振装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151329A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Shinko Electric Co Ltd 粉体供給装置
JP2002347913A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Shinko Electric Co Ltd 振動コンベア
JP2006124046A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Sankyo Mfg Co Ltd 物品搬送装置
JP2021091538A (ja) * 2019-12-12 2021-06-17 シンフォニアテクノロジー株式会社 搬送装置、搬送装置において加振モータの設置位置を定める方法

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