JPH04354660A - バイパス経路を有するトランスファマシン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、多種類のワークを順序
不同で流して加工するパレット形トランスファマシンに
関する。

【０００２】

【従来の技術】この種のトランスファマシンは、例えば
図３に示すように、全てのワークの加工に使用する共用
加工ステーションＣ１〜Ｃ４と一部のワークの加工にの
み使用する専用加工ステーションＳ１〜Ｓ３を直列に配
置したものをトランスファ装置３で連結してトランスフ
ァ加工ラインを構成し、その出口側と入り口側を連結す
るパレットリターンコンベヤ２ａ〜２ｄの途中にワーク
交換ステーションＥを設けている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】トランスファマシンの
サイクルタイムは、対象となるワークの単位時間当たり
全生産数で決められる。そして一部のワークの加工にの
み必要な特有の工程も前述のサイクルタイムに合わせて
工程分割し、その分割数に応じた複数の専用加工ステー
ションＳ１〜Ｓ３とそれぞれに設置する加工ユニットが
必要となる。このためトランスファマシンの設置コスト
が増大し、特有な工程を有するワークの生産数が少ない
場合には特に不経済となる。本発明はこのような各問題
を解決することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
るバイパス経路を有するトランスファマシンは、図１及
び図２に例示するように、それぞれパレットＰ上に取り
付けた複数種類のワークを順序不同で送り込み、全ての
ワークの加工に使用する複数の共用加工ステーションＣ
１〜Ｃ４と一部のワークの加工にのみ使用する専用加工
ステーションＳを備えたトランスファマシンにおいて、
前記複数の共用加工ステーションＣ１〜Ｃ４を直列に配
置してなる共用トランスファ加工ラインの出口側を同加
工ラインの入り口側に連結するリターンコンベヤ２５と
、このリターンコンベヤと並列に設けられて両端が分岐
ステーションＡ３及び合流ステーションＡ６を介して同
リターンコンベヤに接続されたバイパスコンベヤ３０と
、このバイパスコンベヤの途中に設けられた少数の工程
集約形工作機械Ｍ５よりなる専用加工ステーションＳと
、前記リターンコンベヤ２５とバイパスコンベヤ３０の
両者に対し直列に設けたワーク交換ステーションＥと、
前記専用加工ステーションＳによる加工を必要とするワ
ークを取り付けたパレットＰのみを前記バイパスコンベ
ヤ３０側に送り込み、それ以外のワークを取り付けたパ
レットＰを前記リターンコンベヤ２５側に送り込むパレ
ット判別仕分け手段を備えたことを特徴とするものであ
る。

【０００５】

【作用】パレットに取り付けられた未加工のワークは、
共用加工ステーションＣ１〜Ｃ４で加工された後、特有
の工程があるワークは分岐ステーションＡ３から専用加
工ステーションＳに送り込まれ、特有の工程がないワー
クは分岐ステーションＡ３からリターンコンベヤ２５に
送り込まれる。後者のワークは直ちに合流ステーション
Ａ６を経てワーク交換ステーションＥに送られ、また前
者のワークは専用加工ステーションＳで工程集約形工作
機械による加工がなされた後に合流ステーションＡ６を
経てワーク交換ステーションＥに送られて未加工のもの
と交換される。前者のワークが専用加工ステーションＳ
で加工がなされている間に、その必要がない後者のワー
クはリターンコンベヤ２５を通ってワーク交換ステーシ
ョンＥに送られるので、専用加工ステーションＳにおけ
る前者のワークの加工時間は、トランスファマシン全体
のサイクルタイムとは無関係に自由に決めることができ
る。

【０００６】

【発明の効果】上述のように、本発明によれば、一部の
ワークの加工のみを行う専用加工ステーションでの加工
時間を自由に決めることができるので、この加工時間を
増大させることにより専用加工ステーション及びそこに
設置する加工ユニットの数を減少させることができ、こ
れによりトランスファマシンの設置コストを減少させる
ことができる。

【０００７】

【実施例】図１に示すように、全てのワークに所定の加
工を行う加工ユニットＭ１〜Ｍ４を有する４つの共用加
工ステーションＣ１〜Ｃ４と、その前後の第１及び第２
コーナステーションＡ１，Ａ２は等間隔で直列に配置さ
れ、それらの間にはパレットに取り付けたワークを１ス
テーションずつ搬送するトランスファ装置１５が設けら
れ、これらにより共用トランスファ加工ラインが構成さ
れる。トランスファ装置１５と平行に設置されたリター
ンコンベヤ２５は、一端が分岐ステーションＡ３及びパ
レットコンベヤ２０を介して第２コーナステーションＡ
２に接続され、また他端は合流ステーションＡ６及びワ
ーク交換ステーションＥを介して第１コーナステーショ
ンＡ１に接続されている。

【０００８】リターンコンベヤ２５と平行に設置された
バイパスコンベヤ３０は、一端が第３コーナステーショ
ンＡ４を介して分岐ステーションＡ３に接続され、他端
は第４コーナステーションＡ５を介して合流ステーショ
ンＡ６に接続されている。バイパスコンベヤ３０は前半
部３０ａと後半部３０ｂに分けられ、その間には１つの
専用加工ステーションＳが設けられている。専用加工ス
テーションＳにはマシニングセンターなど複数の工程か
らなる一連の加工を連続して行う工程集約形加工ユニッ
トＭ５が設けられている。

【０００９】次に、分岐ステーションＡ３、その前後の
コーナステーションＡ２，Ａ４及びこれに接続される部
分の構造を、図２により説明する。共用トランスファ加
工ライン末端の第２コーナステーションＡ２には、ワー
クを取り付けたパレットＰを支持する１対のパレット支
持枠１７が固定され、その両側にはパレット支持枠１７
より多少上方に突出する１対のガイド１８が設けられて
いる。本実施例ではトランスファ装置１５はリフトアン
ドキャリー方式のトランスファバー１６を備えており、
上昇したトランスファバー１６により第４共用加工ステ
ーションＣ４から第２コーナステーションＡ２に搬送さ
れてきたパレットＰは、トランスファバー１６の下降に
より各ガイド１８の間のパレット支持枠１７上の位置Ｐ
１に載せられる。

【００１０】第２コーナステーションＡ２付近からトラ
ンスファ装置１５と直交方向に伸びる１対の機枠１０ａ
の両端付近には、水平な第１及び第２スプロケット軸２
２，２３が軸支され、この両軸２２，２３に固定した各
１対のスプロケット（図示省略）の間には１対のコンベ
ヤチェーン２１が張設されている。第１スプロケット軸
２２の一端に固定した駆動スプロケット２４をチェーン
を介してモータ（何れも図示省略）により回転すればコ
ンベヤチェーン２１が移動し、その上に載せられたパレ
ットＰは分岐ステーションＡ３側に搬送される。これら
各部分２１〜２４がパレットコンベヤ２０を構成してい
る。各コンベヤチェーン２１の両側には、それよりも長
さが大で搬送されるパレットＰの横方向移動を防止する
第１パレットガイド１１が設けられている。

【００１１】次に第２コーナステーションＡ２に設けた
パレット支持枠１７上のパレットＰを引き出してコンベ
ヤチェーン２１上に載せるパレット引出し装置４０の説
明をする。コンベヤチェーン２１の第２コーナステーシ
ョンＡ２付近の内側からパレット支持枠１７に向かって
突出するよう機枠１０ａに固定した１対のガイドレール
４３の間には、スライダ４１が摺動可能に案内支持され
ている。このスライダ４１は、一端が機枠１０ａに取り
付けられた引出し用シリンダ４２により、実線で示す後
退位置と二点鎖線で示す前進位置４１Ａの間で往復動さ
れ、また所定角度だけ回動可能な爪４１ａが先端部に設
けられている。スライダ４１の前進の際には爪４１ａは
回動してパレットＰの下側に入り込み、スライダ４１が
後退する際に爪４１ａはパレットＰの下側に係合してパ
レットＰをコンベヤチェーン２１上に載る位置まで引き
出す。各ガイドレール４３の上側の第２コーナステーシ
ョンＡ２側半分には、この引出し途中のパレットＰを支
持するパレット支持レール４４が設けられている。

【００１２】コンベヤチェーン２１の反対側には、分岐
ステーションＡ３及び第３コーナステーションＡ４に向
かって突出する１対のガイドレール４８，４８ａが機枠
１０ａに設けられている。ガイドレール４８，４８ａ及
びその上に設けたパレット支持レール４９，４９ａは、
長さが大で一方のガイドレール４８ａ及びパレット支持
レール４９ａが分岐ステーションＡ３の位置で中断され
ている点を除き、ガイドレール４３及びパレット支持レ
ール４４とほゞ同様な構造である。分岐ステーションＡ
３には１対の可動パレット支持台６２が昇降可能に設け
られ、また第３コーナステーションＡ４には固定パレッ
ト支持台６４が設けられている。各支持台６２，６４の
コンベヤチェーン２１と反対側の一側には、多少上方に
突出する可動パレットガイド６３及び固定パレットガイ
ド６５が取り付けられている。また機枠１０ａの一側に
軸６０ｂにより枢支された一時停止用ストッパ６０は開
閉用シリンダ６１により開閉され、図示の閉じた状態で
は、先端の係止部６０ａはコンベヤチェーン２１により
送られてきたパレットＰに係止して、パレット支持レー
ル４９，４９ａに一部載った一時停止位置Ｐ２でパレッ
トＰを停止するようになっている。一時停止用ストッパ
６０に対応して機枠１０ａには、一時停止位置Ｐ２に停
止したパレットＰに設けたワーク認識票Ｐａを読みとる
認識票センサ７０が設けられている。パレットＰには、
取り付けられたワークに対応するワーク認識票Ｐａが設
けられており、これによりそのワークが専用加工ステー
ションＳによる加工を必要とするものであるか否かが、
この一時停止位置Ｐ２で判断される。

【００１３】ガイドレール４８，４８ａにはスライダ４
６が摺動可能に案内支持されている。一端が機枠１０ａ
に取り付けられた押出し用シリンダ４７は２段に伸長し
て、収縮状態ではスライダ４６を実線で示す後退位置に
し、第１段及び第２段伸長状態ではそれぞれ二点鎖線で
示す第１前進位置４６Ａ及び第２前進位置４６Ｂにスラ
イダ４６を移動させるものである。コンベヤチェーン２
１により送られるパレットＰが乗り越えられるようにス
ライダ４６の先端に所定角度回動可能に設けられた爪４
６ａは、前進の際に一時停止位置Ｐ２のパレットＰに係
止して、押出し用シリンダ４７の伸長状態に応じてパレ
ットＰを可動パレット支持台６２上の第１停止位置Ｐ３
または固定パレット支持台６４上の第２停止位置Ｐ５に
押し出す。

【００１４】分岐ステーションＡ３付近からガイドレー
ル４８，４８ａと直交してトランスファ装置１５と平行
に伸びる１対の機枠１０ｂの両端付近には、水平な１対
のスプロケット軸（一方のスプロケット軸２７のみを図
示）が軸支され、この両軸の間には１対のコンベヤチェ
ーン２６が張設されている。コンベヤチェーン２６はコ
ンベヤチェーン２１と同じく図略のモータにより移動さ
れ、その上に載せられたパレットＰを合流ステーション
Ａ６側に搬送する。これら各部分２６，２７等がリター
ンコンベヤ２５を構成している。各コンベヤチェーン２
６の両側には、第１パレットガイド１１と同様の第２パ
レットガイド１２が設けられている。

【００１５】分岐ステーションＡ３の可動パレット支持
台６２上に支持されたパレットＰを引き出してコンベヤ
チェーン２６上に載せるリターン側パレット引出し装置
５０は実質的にパレット引出し装置４０と同じ構造であ
り、１対のガイドレール５３により摺動可能に支持され
たスライダ５１が、引出し用シリンダ５２により実線で
示す後退位置と二点鎖線で示す前進位置５１Ａの間で往
復動され、その先端の爪５１ａにより第１停止位置Ｐ３
のパレットＰをコンベヤチェーン２６上に載る位置Ｐ４
まで引き出す。コンベヤチェーン２６の反対側には、合
流ステーションＡ６との間にパレット押出し装置４５（
ただし１段でよい）及び一時停止用ストッパ６０と同様
の装置が設けられている。

【００１６】第３コーナステーションＡ４付近からは、
バイパスコンベヤ３０の前半部３０ａがリターンコンベ
ヤ２５と平行に設けられ、またバイパス側パレット引出
し装置５５が設けられている。その構造はリターンコン
ベヤ２５及びリターン側パレット引出し装置５０と同様
であるので、５を加えた符号で対応する部分を示し、詳
細な説明は省略する。バイパスコンベヤ３０の前半部３
０ａの反対側には、専用加工ステーションＳとの間にパ
レット押出し装置４５（ただし１段でよい）及び一時停
止用ストッパ６０と同様の装置が設けられている。これ
により、前半部３０ａにより送られてきたパレットＰ上
のワークは、前のワークが工程集約形加工ユニットＭ５
により加工がなされている場合はその加工が終了するま
で待たされる。

【００１７】バイパスコンベヤ３０の後半部３０ｂは前
半部３０ａと同じ構造のチェーンコンベアであり、その
一端には工程集約形加工ユニットＭ５との間にバイパス
側パレット引出し装置５５と同様のパレット引出し装置
が設けられ、他端には第４コーナステーションＡ５との
間にパレット押出し装置４５（ただし１段でよい）及び
一時停止用ストッパ６０と同様の装置が設けられている
。これにより加工が終了したワークを取り付けたパレッ
トＰは工程集約形加工ユニットＭ５から引き出されて第
４コーナステーションＡ５に送られる。各ステーション
Ａ５，Ａ６，Ｅ，Ａ１の間には、パレット押出し装置４
５（１段または２段）と同様の装置が設けられている。

【００１８】次に上記実施例の全体的作動の説明をする
。ワーク交換ステーションＥからは複数種類のワークを
取り付けたパレットＰが送り込まれ、大部分のワークは
各共用加工ステーションＣ１〜Ｃ４の加工ユニットＭ１
〜Ｍ４で全て加工が完了し、一部のワークはそのほかに
専用加工ステーションＳの工程集約形加工ユニットＭ５
による加工を必要とする。ワーク交換ステーションＥか
らの未加工のワークを取り付けたパレットＰは第１コー
ナステーションＡ１に送り込まれ、トランスファ装置１
５により一定のサイクルタイムで、順次共用加工ステー
ションＣ１〜Ｃ４に設けた加工ユニットＭ１〜Ｍ４に移
動されて加工され、第２コーナステーションＡ２のパレ
ット支持枠１７上に移される。パレット支持枠１７上の
パレットＰはパレット引出し装置４０及びパレットコン
ベヤ２０により一時停止位置Ｐ２に移動され、そのパレ
ットＰのワーク認識票Ｐａを認識票センサ７０により読
みとってそのワークが専用加工ステーションＳによる加
工を必要とするものであるか否かが図略の制御装置によ
り判断される。次いで制御装置は短時間開閉用シリンダ
６１を作動させて一時停止用ストッパ６０を開くと同時
に、一時停止位置Ｐ２で判断したワークの種類が専用加
工ステーションＳによる加工を必要とするものである場
合は押出し用シリンダ４７を２段伸長状態としてパレッ
トＰを第３コーナステーションＡ４まで押し出し、専用
加工ステーションＳによる加工を必要としない場合、す
なわち加工が全て終了している場合は押出し用シリンダ
４７を１段伸長状態としてパレットＰを分岐ステーショ
ンＡ３まで押し出す。なお第３コーナステーションＡ４
まで押し出す場合には、予め可動パレット支持台６２及
び可動パレットガイド６３を下降させておくものとする
。

【００１９】パレットＰを第３コーナステーションＡ４
まで押し出した場合には、制御装置はバイパス側パレッ
ト引出し装置５５及びバイパスコンベヤ３０の前半部３
０ａを作動させ、固定パレットガイド６５と爪４６ａの
間に保持されたパレットＰを引き出して専用加工ステー
ションＳに送り込み、工程集約形加工ユニットＭ５によ
り所定の加工を行う。この加工時間は共用加工ステーシ
ョンＣ１〜Ｃ４におけるサイクルタイムとは無関係に必
要な時間としてよい。工程集約形加工ユニットＭ５によ
る加工が終了すれば制御装置はバイパスコンベヤ３０の
後半部３０ｂ及びその前後のパレット引出し装置、パレ
ット押出し装置等を作動させて加工済みのワークが取り
付けられたパレットＰを第４コーナステーションＡ５に
送り込み、次いで合流ステーションＡ６に送り込む。

【００２０】パレットＰを分岐ステーションＡ３まで押
し出す場合には、可動パレット支持台６２及び可動パレ
ットガイド６３を上昇させておく。制御装置はリターン
側パレット引出し装置５０及びリターンコンベヤ２５を
作動させ、可動パレットガイド６３と爪４６ａの間に保
持されたパレットＰを引き出して合流ステーションＡ６
に送り込む。これにより工程集約形加工ユニットＭ５に
よる加工が不要なワークを取り付けたパレットＰは、工
程集約形加工ユニットＭ５により加工がなされている間
であっても、途中にたまることなく直ちに合流ステーシ
ョンＡ６に送り込まれる。従って工程集約形加工ユニッ
トＭ５における加工時間は、共用加工ステーションＣ１
〜Ｃ４でのサイクルタイムにとらわれることなく自由に
決めることができる。加工が全て終了したワークを取り
付けた合流ステーションＡ６のパレットＰは、次いでワ
ーク交換ステーションＥに送り込まれ、未加工のワーク
が取り付けられたパレットＰと交換され、第１コーナス
テーションＡ１に送り込まれ、前述と同様共用加工ステ
ーションＣ１〜Ｃ４で加工がなされる。

【００２１】上記実施例では専用加工ステーションＳ及
びこれに設ける工程集約形加工ユニットＭ５は１つとし
たが、必要に応じて２またはそれ以上としてもよい。ま
た異なる特有の工程を必要とする複数種類のワークがあ
る場合でも、工程集約形加工ユニットＭ５をマシニング
センタとしてワークに応じた工具交換及び制御をすれば
、１つの専用加工ステーションＳで済ませることもでき
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】　　本発明によるバイパス経路を有するトラン
スファマシンの一実施例の全体平面図である。

【図２】　　図１に示す実施例の一部の詳細平面図であ
る。

【図３】　　従来のトランスファマシンの一例の全体平
面図である。

【符号の説明】

２５…リターンコンベヤ、３０…バイパスコンベヤ、Ａ
３…分岐ステーション、Ａ６…合流ステーション、Ｃ１
〜Ｃ４…共用加工ステーション、Ｅ…ワーク交換ステー
ション、Ｍ５…工程集約形加工ユニット、Ｐ…パレット
、Ｓ…専用加工ステーション。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　それぞれパレット上に取り付けた複数
   種類のワークを順序不同で送り込み、全てのワークの加
   工に使用する複数の共用加工ステーションと一部のワー
   クの加工にのみ使用する専用加工ステーションを備えた
   トランスファマシンにおいて、前記複数の共用加工ステ
   ーションを直列に配置してなる共用トランスファ加工ラ
   インの出口側を同加工ラインの入り口側に連結するリタ
   ーンコンベヤと、このリターンコンベヤと並列に設けら
   れて両端が分岐ステーション及び合流ステーションを介
   して同リターンコンベヤに接続されたバイパスコンベヤ
   と、このバイパスコンベヤの途中に設けられた少数の工
   程集約形工作機械よりなる専用加工ステーションと、前
   記リターンコンベヤとバイパスコンベヤの両者に対し直
   列に設けたワーク交換ステーションと、前記専用加工ス
   テーションによる加工を必要とするワークを取り付けた
   パレットのみを前記バイパスコンベヤ側に送り込み、そ
   れ以外のワークを取り付けたパレットを前記リターンコ
   ンベヤ側に送り込むパレット判別仕分け手段を備えたこ
   とを特徴とするバイパス経路を有するトランスファマシ
   ン。