JPH04354548A - クラッシャの自動制御方法 - Google Patents

クラッシャの自動制御方法

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JPH04354548A
JPH04354548A JP22812091A JP22812091A JPH04354548A JP H04354548 A JPH04354548 A JP H04354548A JP 22812091 A JP22812091 A JP 22812091A JP 22812091 A JP22812091 A JP 22812091A JP H04354548 A JPH04354548 A JP H04354548A
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JP
Japan
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crusher
bowl
raw material
drive
eccentric
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Application number
JP22812091A
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English (en)
Inventor
Akira Mizogami
溝上 明
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリートやアスファ
ルト合材等に使用する粗骨材および細骨材を生産するク
ラッシャの自動制御方法に係り,特に運転状況の変化に
応じて破砕部の最小間隙(セット値)と原料供給量を遠
隔操作で自動的に変更する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,竪軸回りに偏心して回転しながら
上下動する松毬(まつかさ)状のヘッドに覆い被さるよ
うに取付けられたマントルとその外周に静止して配設さ
れたボウルの内側のボウルライナとで原料が破砕される
タイプのクラッシャ,例えば,コーンクラッシャやジャ
イラディスクにおいては,マントルとボウルライナで形
成される最小間隙をセットまたはセット値と称呼し,こ
のセット値を調節してクラッシャの製品サイズをコント
ロールしていた。そして,セット値を調節する場合には
,図1に示されるように,メインフレーム2に載置され
たアジャストメントリング22を静止したまま,これと
螺合されるボウル20を,セット値を拡大するためには
反時計回りに,セット値を縮小する場合には時計回りに
回転する必要があった。そのためには,ボウル20とボ
ウルライナ21の合計重量が大きいので予めボウル上端
に取付けたアジャストメントキャップ40の円周4個所
に設けたフックにクレーン等の吊上げ手段を用いて各々
ワイヤ掛けし,重力をフリーの状態にしたうえ,2〜3
人の作業員の手押しによって規定量回転するか,または
吊上げすることなしに直接上記のフックにワイヤを掛け
アジャストメントキャップ40の外周に数周にわたり巻
き付けてワイヤの他端をショベルローダ,巻上げ機,ト
ラック,その他の引張り装置や滑車を利用して水平に回
転する等の作業をしていたが,いずれも煩雑でしかも長
時間の運転休止を余儀なくされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の装置において
は,現場に人員を派遣してこうした煩雑で長時間を要す
る作業の代りに稼動率を低下させずに簡便にかつ自動的
にしかも運転中に遠隔操作で容易にセット値や運転状況
にマッチした原料レベルへと変更できるようにしようと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに,本発明のクラッシャの自動制御方法では,メイン
フレームと,該メインフレームの上に積載され内周面を
螺設されたアジャストメントリングと,外周面を螺設さ
れ該アジャストメントリングに螺合して上下方向移動可
能なボウルと,該メインフレームの中心底部に配設され
ボスを介して垂直または略垂直に軸承されるメインシャ
フトと,該メインシャフトに軸受を介して嵌装され垂直
軸線に対して偏心回転するエキセントリックと,該エキ
セントリックに軸受を介して嵌装され回転するヘッドと
,該エキセントリックの回転駆動手段とを備え,前記ボ
ウルまたはボウルの上端に配設され円筒面を有するアジ
ャストメントキヤップの側面に円周等間隔に複数個のド
ライブバーを突設し,竪軸回りに回動可能でかつばね力
を介して該ドライブバーに当接し前記ボウルの回転を抑
止するラチェット機構を備えるとともに,ピストンロッ
ドの前進に伴つて該ラチェット機構のロックを解除し,
かつ,前記ドライブバーの側面を押圧して該ボウルを右
回りまたは左回りに回転する一対の油圧シリンダを該ボ
ウルまたはアジャストメントキャップの外側に竪軸回り
に回動自在に水平に配設し,前記ドライブバーのうち少
なくとも1個に対向して近接スイッチを固設し,前記一
対の油圧シリンダの駆動用の油圧ユニットを備えるとと
もに,該油圧ユニットに動作指令を伝達するプログラマ
ブル操作表示器およびシーケンサ制御装置を格納するコ
ントロールパネルを備え,原料供給部に原料レベル計を
配設するとともに,原料供給装置の供給量検知器,原料
輸送ベルトコンベヤのベルトウエアならびに破砕後の製
品輸送ベルトコンベヤのベルトウエア,篩分け後の各製
品サイズを輸送するベルトコンベヤのベルトウエア等の
各種のセンサおよびクラッシャ駆動用電動機の消費電流
計およびこれらと接続された中央処理装置を含む制御装
置を備えたクラッシャにおいて,破砕後の製品生産量と
各製品サイズの生産割合と駆動用電動機の消費電流と原
料レベルとからなる運転状況のデータを予め設定した標
準値と比較して標準値を超過した値に応じて破砕部のセ
ット値および原料供給量を遠隔自動で調整する方法とし
た。
【0005】
【作用】本発明のクラッシャの自動制御方法においては
,運転中に刻々,製品生産量,篩分けに分流される各サ
イズ毎の製品生産量から得られる生産割合,クラッシャ
駆動用電動機の消費電流値,クラッシャ供給部の原料レ
ベル等の諸データを予め設定した標準値と比較判定させ
,この標準値の管理限界を超えたとき,この超過した値
を同じく予め設定されている操作量に応じて遠隔操作な
らびに自動操作でセット値を変更したり原料の供給量を
変更するようにした。
【0006】なお,セット値の調節については,現在の
状態に対してセット値(最小間隙)を小さくするか,大
きくするかによって回転方向を右回りとするか左回りと
するか決定し,ドライブバーの回転方向およびドライブ
バーの回転ピッチ数(コマ数)をプログラマブル操作表
示器に入力する。この動作指令に基づいて,まず,クラ
ンピングシリンダの圧力が降下されてボウルとアジャス
トメントリングのねじロック力を解除し,ボウルが回転
できる状態にする。そして,開か閉のうち指示されたラ
ムシリンダの前進動作でドライブバーが1ピッチ分押さ
れて回転する。その後ラムシリンダは後退し,指定され
たピッチ分だけラムシリンダは往復動を繰り返したのち
後退限に戻って静止する。こうして所要のピッチ分だけ
開もしくは閉動作したあと,ボウルまたはアジャストメ
ントキャップが回転して所要のセット値になり,クラン
ビングシリンダの圧力が上昇されてボウルとクランピン
グリングのねじ嵌合をロックする。
【0007】
【実施例】以下,本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図8は本発明のクラッシャの自動制御方法
に係る実施例を示し,図1はクラッシヤの全体縦断面図
,図2はクラッシャの部分断面斜視図,図3はセット調
節装置の要部拡大斜視図,図4はセット調節装置の要部
平面図,図5はセット調節装置の制御系統図,図6はフ
ローシート,図7はコントロールパネルの画面表示図,
図8は自動制御ブロック線図である。
【0008】図において,1はクラッシャ,2はメイン
フレームで,メインフレーム2の下部中央部のボス3に
垂直のメインシャフト4が立設される。そして,メイン
シャフト4の上半分には中心軸よりいくらか偏心した円
筒形状のエキセントリック5がエキセントリックブッシ
ュ6を介して嵌合され,さらにヘッドブッシュ7を介し
て松毬(まつかさ)状のヘッド8が嵌装されている。ヘ
ッド8の外側には同じく松毬状のマントル9が被覆され
,マントル9と後述のボウルライナ21との間で原料が
破砕される。エキセントリック5の下端面には上下一対
の上部スラストベアリング18と下部スラストベアリン
グ19との間で回転するエキセントリック5,ヘッド8
およびマントル9の全荷重や破砕運動中の圧縮荷重をメ
インフレーム2へ伝達するとともに,メインシャフト4
の上端の球面座17にヘッドボール16が着座して円滑
な回転を促進する。エキセントリック5の下端外周には
,ベベルギヤーで構成されるギヤー10が固設され,V
プーリ14により回転駆動され,軸受13,13により
軸承される水平の回転軸12の先端のベベルギヤーのピ
ニオン11を介してエキセントリック5を回転駆動する
ようになっている。15はフィードプレートであり,ホ
ッパ23に投入された原料を円周等分に分配する。
【0009】一方,メインフレーム2の上端面にテーパ
面を介してアジャストメントリング22が載置され,リ
リースシリンダ25を介して常時下側に引張られメイン
フレーム2と密着されている。メインフレーム2とアジ
ャストメントリング22との間には円周4〜6個の透孔
が設けられ,回り止め用のメインフレームピン2aが貫
通されている。アジャストメントリング22の内周面に
は右ねじのテーパネジが螺設され,外周に同様に右ねじ
のテーパネジを螺設したボウル20と螺合し,ボウル2
0の回転によってボウル20が上下動可能に構成される
。また,運転中のアジャストメントリング22とボウル
20の螺合をロックするため,アジャストメントリング
22の上にはこれと同様に内周面に螺設したクランプリ
ング22aが載置され,ピストンロッドがアジャストメ
ントリング22に締結され,シリンダがクランプリング
22aに固設されたクランピングシリンダ24のピスト
ンロッドを油圧力により突出することにより両ネジの当
接面に強固な力を与えるようになっている。
【0010】ボウル20の内側にはボウルライナ21が
固設され,マントル9との間で破砕室を形成する。ボウ
ル20の上端外周にはアジャストメントキャップ40が
植込ボルトによって固設されている。
【0011】次に,セット調節装置について説明する。 図3,図4に示すように,アジャストメントキャップ4
0の外周には等間隔で角材からなる突起状のドライブバ
ー42が配列される。アジャストメントキャップ40の
外側には,竪軸50a回りに回転可能で中央部に内側を
向いた突起50cを有するボウルロック50があり,突
起50cがドライブバーの側面に当接する方向に回転付
勢される引張りコイルばね50bが固定のブラケットと
ボウルロック50の1端との間に弾装されている。した
がつて,ボウルロック50はアンロックされない限り,
ラチェット機構により常時突起50cの先端がアジャス
トメントキャップ40の周壁へ当接し,突起50cの側
面とドライブバー42の側面とが当接する場合にはアジ
ャストメントキャップ40は回転できないようになって
いる。ただし,突起50cのもう一方の面をテーパに形
成しておくことにより,アジャストメントキャップ50
を左回りに回転するときにはこのボウルロック50を跳
ね上げて回転できるようにしてある。
【0012】そして,ボウルロック50の先端側には一
対のラムシリンダ44がほぼ中央部の竪軸45回りに回
動可能に水平に配設されており,両者のラムシリンダ4
4,すなわち,右回り用のラムシリンダ44Aと左回り
用のラムシリンダ44Bのシリンダのロッド側端部同志
が引張りコイルばね46で締結され,ピストンロッド側
がアジャストメントキャップ40側を向くよう付勢され
ている。ラムシリンダ44のピストンロッドの先端には
,その突出によりボウルロック50をドライブバー42
より離脱させる方向へ回転駆動させるストライカ44a
が取付けられ,その上側には同じくピストンロッドに,
ドライブバー42の側面を押圧するドライバ44bが付
設される。したがって,ピストンロッドの前進により,
ボウルロック50をアンロック(解錠)すると同時にド
ライブバー42を押圧して,その結果,アジャストメン
トキャップ40を回転することができる。アジャストメ
ントリング40を右回りさせるときには,ラムシリンダ
44Aを駆動し,左回りさせるときにはラムシリンダ4
4Bを駆動する。
【0013】一方,ドライブバー42のうち少なくとも
1個のドライブバーの正面中央に対向して近接スイッチ
70が,図3に示すように固定して配置されており,図
5に示すとおり,プログラマブル操作表示器110およ
びシーケンサ制御装置120を格納するコントロールパ
ネル(制御盤)100へ接続されている。コントロール
パネル100からは,クランピングシリンダ24への圧
油を切換える電磁弁62とラムシリンダ44(44Aお
よび44B)の圧油を切替える電磁弁64,66とラム
シリンダ44の後退限を検知するリミットスイッチ67
,68へ配線されており,それぞれ動作指令や検出信号
を伝達している。
【0014】以上のように構成された本発明のクラッシ
ャのセット調節装置の作動について説明する。まず,破
砕部を形成するマントル9やボウルライナ21が摩耗し
た結果,所望の製品サイズより大きな製品が出るように
なり,後述する所望の製品割合を維持できないときなど
早急にセット値を矯正したい場合には,ボウル20,す
なわち,アジャストメントキャップ40を右回りに回転
して下降させセット値を小さい方に変更する必要が生じ
る。こうした場合には,回転方向および下降量に相当す
るドライブバー42のピッチ数(コマ数)をコントロー
ルパネル100のプログラマブル表示器110へ入力し
て,クランピングシリンダ24の圧油を解放し,ボウル
20とアジャストメントリング22のねじロック力を解
除して,ボウル20が回転できる状態にする。そのあと
,指示された回転方向に対応するラムシリンダ44が選
択され,指示されたピッチ数に従って,右回り用のラム
シリンダ44Aのピストンロッドをこの回数だけ前進後
退することにより,所定のピッチ数ほどアジャストメン
トキャップ40が回転し,所要量ほど下降してセット値
が変更される。セット値を拡大する場合にはラムシリン
ダ44Bを使用して同様の操作を繰り返す。セット変更
が終った後は,ピストンロッドは後退限に待避すること
によりボウルロック50の突起50cがドライブバー4
2のひとつと当接し,ロックされる。そして,再びクラ
ンピングシリンダ24のロッドを前進させロックする。 なお,上記のドライブバー1ピッチ分の垂直方向移動代
は0.5〜1.0mmの範囲に選定し,ドライブバー4
2の個数を選定すると良い。また,ラムシリンダ44の
前進限は近接スイッチ70によって検知され,後退限は
リミットスイッチ67,68で検知される。上述のピッ
チ数,すなわち,ラムシリンダの作動回数は近接スイッ
チ70によってカウントされる。後退限検知用のリミッ
トスイッチ67,68は近接スイッチを使用しても良い
【0015】次に,本発明のクラッシャの自動制御方法
について説明する。図6に示すように,原料は原料ビン
300から振動フィーダ400によって切り出され原料
コンベヤ(BC1)400を経由してクラッシャ1へ入
り破砕される。破砕された産物(製品)は製品ベルトコ
ンベヤ(BC2)420を経て振動篩500で篩分けさ
れ,たとえば,2.5mm以下の製品(砕砂)と5〜2
0mmの製品(砕石)とが得られ,20mmオーバの塊
石はリターンベルトコンベヤ(BC3)430を経て再
びクラッシャ1へ供給される。600は切替ダンパであ
る。以上のようなフローシー卜をもつクラッシャ設備に
は,図7に示すように,各種の検出器,検知器,カメラ
などのセンサ類や監視装置が装備される。その詳細は表
1に示すとおりである。このうち主なものを説明すると
,FVは原料ビンの原料切出し用の振動フィーダの回転
数検出器で振動数(へルツ)を表示し,MAはクラッシ
ャ駆動電動機の電流計,LSはクラッシャの原料供給部
に設けたレベル計で原料レベルを表示する。またBS1
,BS2,BS3,BS4は各々ベルトコンベヤBC1
,BC2,BC4,BC5の運搬量を計測するベルトウ
エアである。また,NKはアジャストメントキャップの
回転を検知する回転検知器であり,VSは振動計である
。SMはベルトの滑りを検知して過負荷を知らせるスリ
ップメータである。監視装置としてITV1,ITV2
,ITV3のTVカメラが各々振動フィーダの原料切出
し状況,クラッシャ破砕室の原料流れの状況,クラッシ
ャのセット調節装置の作動状況を画面表示しモニタリン
グできるようになっている。図7に示したものはコント
ロールパネル100の置かれている操作室内の制御装置
のひとつである中央演算装置(CPU)のCRTデイス
プレイに表示される。また上述のTVカメラの映像はC
PUの接続されたTVモニタのディスプレイに表示され
る。CPUにはキーボードが付属しており,後述するク
ラッシャ運転の標準値を入力できるようになつているほ
か,これと接続されたラインプリンタによって入出力情
報がプリントアウトされる。
【0016】以上のように各種センサを装備されたクラ
ッシャ破砕設備において,図8に示す自動制御ブロック
線図に示すように,設定データと固有データを入力して
運転を開始する。設定データは振動フィーダ400の初
期設定切出し量(t/h),クラッシャ破砕室内の設定
原料レベル(mm),クラッシャ駆動用電動機の設定消
費電流(アンペア:定格電流の70〜80%)であり,
固有データは標準値とも言い,客先仕様によって定まる
所望の各製品サイズの製品割合,所望の生産量(t/h
)である。運転中タイマで定められた間隔毎に,設定デ
ータと固有データからなる4つの情報を有する制御デー
タ(生産量,原料レベル,消費電流,製品割合)とそれ
ぞれ各々の実測値とが比較され,予め制御データの設定
された範囲内に実測値が収まるときにはそのまま運転が
続行される。実測値が制御データの設定された範囲(以
下管理限界と称する)を超えたとき,その超過した値に
応じて予め定められた操作量だけ原料切出し量(生産量
)とクラッシャセット値を変更し,以下このループを繰
返す。所望の製品割合は通常は5mm以下が20%,5
〜20mmは50〜60%,20mm超過のリターン分
が20〜30%とし,初期のセット値はたとえば16m
mとする。以上のようにして,運転中の外乱(原料粒径
変化,原料性状の変化,破砕部の摩耗)に即応して本発
明の実施例では固有データ(標準値)を維持しながら,
安定連続運転が継続される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように,本発明のクラッシ
ャの自動制御方法においては,予め制御装置に入力した
制御データになるように遠隔自動操作で振動フィーダの
輸送量と破砕部のセット値が適正に変更されるので,安
定した連続運転が維持できてメインテナンス性が向上す
る。また本発明に使用されるクラッシャのセット調節方
法は,ドライブバーの回転方向とピッチ数をコントロー
ルパネルに入力するだけで,自動的にアジャストメント
キャップに設けたドライブバーとボウルロックおよびラ
ムシリンダの作動により,運転中に遠隔操作で自動的に
容易にボウルをアジャストメントリングに対して回転す
ることによつて上下させ,セット値を任意の値を変更で
きるから,休転のロスタイムを防止し,メインテナンス
性を著しく向上することができる。また,セット終了後
にアジャストメントリングとボウルの螺合がロックされ
るので,セット値が不変であり,製品サイズの均一性が
保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すクラッシャの全体縦断面
図である。
【図2】本発明の実施例を示すクラッシャの部分断面斜
視図である。
【図3】本発明の実施例を示すクラッシャのセット調節
装置の要部拡大斜視図である。
【図4】本発明の実施例を示すクラッシャのセット調節
装置の要部平面図である。
【図5】本発明の実施例を示すクラッシャのセット調節
装置の制御系統図である。
【図6】本発明の実施例を示すクラッシャ破砕設備のフ
ローシートである。
【図7】本発明の実施例を示すコントロールパネルの画
面表示図である。
【図8】本発明の実施例を示すクラッシャ破砕設備の自
動制御ブロック線図である。
【符号の説明】
1  クラッシャ 2  メインフレーム 2a  メインフレームピン 3  ボス 4  メインシャフト 5  エキセントリック 6  エキセントリックブッシュ 7  ヘッドブッシュ 8  ヘッド 9  マントル 10  ギヤー 11  ピニオン 12  回転軸 13  軸受 14  Vプーリ 15  フィードプレート 16  ヘッドボール 17  球面座 18  上部スラストベアリング 19  下部スラストベアリング 20  ボウル 21  ボウルライナ 22  アジャストメントリング 22a  クランピングリング 23  ホッパ 24  クランピングシリンダ 25  リリースシリンダ 40  アジャストメントキャップ 42  ドライブバー 44  ラムシリンダ 44a  ストライカ 44b  ドライバ 44A  右回り用ラムシリンダ 44B  左回り用ラムシリンダ 45  竪軸 46  引張りコイルばね 50  ボウルロック 60  油圧ユニット 62  電磁弁 64  電磁弁 66  電磁弁 67  リミットスイッチ 68  リミットスイッチ 70  近接スイッチ 100  コントロールパネル 110  プログラマブル操作表示器 120  シーケンサ制御装置 300  原料ビン 400  振動フィーダ 410  原料ベルトコンベヤ(BC1)420  製
品ベルトコンベヤ(BC2)430  リターンベルト
コンベヤ(BC3)440  砕砂ベルトコンベヤ(B
C4)450  砕石ベルトコンベヤ(BC5)500
  振動篩 600  切替ダンパ FV  回転数検出器 MA  電流検出器 LS  レベル検出器 BS1  ベルトウエア BS2  ベルトウエア BS3  ベルトウエア BS4  ベルトウエア
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  メインフレームと,該メインフレーム
    の上に積載され内周面を螺設されたアジャストメントリ
    ングと,外周面を螺設され該アジャストメントリングに
    螺合して上下方向移動可能なボウルと,該メインフレー
    ムの中心底部に配設されボスを介して垂直または略垂直
    に軸承されるメインシャフトと,該メインシャフトに軸
    受を介して嵌装され垂直軸線に対して偏心回転するエキ
    セントリックと,該エキセントリックに軸受を介して嵌
    装され回転するヘッドと,該エキセントリックの回転駆
    動手段とを備え,前記ボウルまたはボウルの上端に配設
    され円筒面を有するアジャストメントキャップの側面に
    円周等間隔に複数個のドライブバーを突設し,竪軸回り
    に回動可能でかつばね力を介して該ドライブバーに当接
    し前記ボウルの回転を抑止するラチェット機構を備える
    とともに,ピストンロッドの前進に伴って該ラチェット
    機構のロックを解除し,かつ,前記ドライブバーの側面
    を押圧して該ボウルを右回りまたは左回りに回転する一
    対の油圧シリンダを該ボウルまたはアジャストメントキ
    ャップの外側に竪軸回りに回動自在に水平に配設し,前
    記ドライブバーのうち少なくとも1個に対向して近接ス
    イッチを固設し,前記一対の油圧シリンダの駆動用の油
    圧ユニットを備えるとともに,該油圧ユニットに動作指
    令を伝達するプログラマブル操作表示器およびシーケン
    サ制御装置を格納するコントロールパネルを備え,原料
    供給部に原料レベル計を配設するとともに,原料供給装
    置の供給量検知器,原料輪送ベルトコンベヤのベルトウ
    エアならびに破砕後の製品輸送ベルトコンベヤのベルト
    ウエア,篩分け後の各製品サイズを輸送するベルトコン
    ベヤのベルトウエア等の各種のセンサおよびクラッシャ
    駆動用電動機の消費電流計およびこれらと接続された中
    央処理装置を含む制御装置を備えたクラッシャにおいて
    ,破砕後の製品生産量と各製品サイズの生産割合と駆動
    用電動機の消費電流と原料レベルとからなる運転状況の
    データを予め設定した標準値と比較して標準値を超過し
    た値に応じて破砕部のセット値および原料供給量を遠隔
    自動で調整するクラッシャの自動制御方法。
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Cited By (2)

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