JPH04354113A - チップ型固体電解コンデンサ - Google Patents
チップ型固体電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPH04354113A JPH04354113A JP15583391A JP15583391A JPH04354113A JP H04354113 A JPH04354113 A JP H04354113A JP 15583391 A JP15583391 A JP 15583391A JP 15583391 A JP15583391 A JP 15583391A JP H04354113 A JPH04354113 A JP H04354113A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode lead
- lead wire
- electrolytic capacitor
- type solid
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はチップ型固体電解コンデ
ンサに関する。
ンサに関する。
【０００２】
【従来の技術】タンタル等のチップ型固体電解コンデン
サは、通常、図３に示す通り、端面２１から陽極リード
線２２を引き出し、最外周を陰極層としたコンデンサ素
子２３を用いる。そしてこのコンデンサ素子２３を、陽
極リード線２２の先端部２４と、端面２１と反対側の端
部２５とを露出して樹脂外装２６で被覆する。陽極リー
ド線２２の先端部２４を陽極導電層２７で被覆し、陽極
導電層２７を半田２８で被覆する。また、端部２５を陰
極導電層２９で被覆し、この陰極導電層２９を半田３０
で被覆する。
サは、通常、図３に示す通り、端面２１から陽極リード
線２２を引き出し、最外周を陰極層としたコンデンサ素
子２３を用いる。そしてこのコンデンサ素子２３を、陽
極リード線２２の先端部２４と、端面２１と反対側の端
部２５とを露出して樹脂外装２６で被覆する。陽極リー
ド線２２の先端部２４を陽極導電層２７で被覆し、陽極
導電層２７を半田２８で被覆する。また、端部２５を陰
極導電層２９で被覆し、この陰極導電層２９を半田３０
で被覆する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のチップ
型固体電解コンデンサは、小型化するために陽極リード
線２２を短かくすると、陽極リード線２２と陽極導電層
２７との接触面積が小さくなり、ｔａｎδ 特性等が劣
化する欠点がある。また、ｔａｎδ 特性等を向上する
ために陽極リード線２２を長くすると、大型化する欠点
がある。
型固体電解コンデンサは、小型化するために陽極リード
線２２を短かくすると、陽極リード線２２と陽極導電層
２７との接触面積が小さくなり、ｔａｎδ 特性等が劣
化する欠点がある。また、ｔａｎδ 特性等を向上する
ために陽極リード線２２を長くすると、大型化する欠点
がある。
【０００４】本発明の目的は、以上の欠点を改良し、小
形化でき、ｔａｎδ 特性等を改良できるチップ型固体
電解コンデンサを提供するものである。
形化でき、ｔａｎδ 特性等を改良できるチップ型固体
電解コンデンサを提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、陽極リード線を引き出したコンデンサ
素子を、この陽極リード線の先端部と、この陽極リード
線の引き出し側と反対側の端部とを露出して樹脂外装で
被覆し、かつ前記陽極リード線の先端部を陽極導電層に
より被覆し、前記端部を陰極導電層により被覆したチッ
プ型固体電解コンデンサにおいて、陽極リード線の先端
部に接続した導体を有することを特徴とするチップ型固
体電解コンデンサを提供するものである。
達成するために、陽極リード線を引き出したコンデンサ
素子を、この陽極リード線の先端部と、この陽極リード
線の引き出し側と反対側の端部とを露出して樹脂外装で
被覆し、かつ前記陽極リード線の先端部を陽極導電層に
より被覆し、前記端部を陰極導電層により被覆したチッ
プ型固体電解コンデンサにおいて、陽極リード線の先端
部に接続した導体を有することを特徴とするチップ型固
体電解コンデンサを提供するものである。
【０００６】
【作用】銅やニッケル等の導体を陽極リード線に交差し
て接続したり、巾の広い導体を接続することにより、陽
極導電層との接触面積がより大きくなり、ｔａｎδ 特
性を改良でき、このｔａｎδ 特性と同様の傾向を示す
インピーダンス特性も改良できる。また、小形化できる
。
て接続したり、巾の広い導体を接続することにより、陽
極導電層との接触面積がより大きくなり、ｔａｎδ 特
性を改良でき、このｔａｎδ 特性と同様の傾向を示す
インピーダンス特性も改良できる。また、小形化できる
。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図１において、１はコンデンサ素子であり、タンタル微
粉末を、陽極リード線２を引き出して円筒形あるいは角
形に成形し、焼結し、誘電体酸化皮膜、二酸化マンガン
層、カーボン層、銀ペースト層を順次形成したものであ
る。３は、陽極リード線２の根本に取り付けたテフロン
板である。４は、コンデンサ素子１を被覆した樹脂外装
であり、陽極リード線２の先端部５と、コンデンサ素子
１の陽極リード線２の引き出し側と反対側の端部６とを
露出している。７は、陽極リード線２の先端部５に垂直
に交差して溶接した銅やニッケル等の金属線からなる導
体であり、長さをコンデンサ素子１の巾の１／３〜１の
比率にし、径を陽極リード線２の径以上でかつコンデン
サ素子１の側面から突出しない長さにしている。８は陽
極リード線２の先端部５と導体７とを被覆した陽極導電
層であり、陽極リード線２の先端の箇所で突出している
。９はこの陽極導電層８を被覆した半田層である。１０
は、コンデンサ素子１の端部６の陰極層を被覆した陰極
導電層である。１１は陰極導電層１０を被覆した半田層
である。
粉末を、陽極リード線２を引き出して円筒形あるいは角
形に成形し、焼結し、誘電体酸化皮膜、二酸化マンガン
層、カーボン層、銀ペースト層を順次形成したものであ
る。３は、陽極リード線２の根本に取り付けたテフロン
板である。４は、コンデンサ素子１を被覆した樹脂外装
であり、陽極リード線２の先端部５と、コンデンサ素子
１の陽極リード線２の引き出し側と反対側の端部６とを
露出している。７は、陽極リード線２の先端部５に垂直
に交差して溶接した銅やニッケル等の金属線からなる導
体であり、長さをコンデンサ素子１の巾の１／３〜１の
比率にし、径を陽極リード線２の径以上でかつコンデン
サ素子１の側面から突出しない長さにしている。８は陽
極リード線２の先端部５と導体７とを被覆した陽極導電
層であり、陽極リード線２の先端の箇所で突出している
。９はこの陽極導電層８を被覆した半田層である。１０
は、コンデンサ素子１の端部６の陰極層を被覆した陰極
導電層である。１１は陰極導電層１０を被覆した半田層
である。
【０００８】また、図２は、本発明の他の実施例を示し
、図１と同一のものは同一の番号で示している。この実
施例では、陽極リード線１２に溶接した導体１３の長さ
を短かくし、陽極リード線１２の先端を突出させずに、
陽極リード線１２と導体１３とを陽極導電層１４により
被覆している。そのため、陽極導電層１４の周囲が傾斜
している。
、図１と同一のものは同一の番号で示している。この実
施例では、陽極リード線１２に溶接した導体１３の長さ
を短かくし、陽極リード線１２の先端を突出させずに、
陽極リード線１２と導体１３とを陽極導電層１４により
被覆している。そのため、陽極導電層１４の周囲が傾斜
している。
【０００９】次に、定格１６Ｖ１０μＦの図１の実施例
Ａと図３の従来例Ｂとについて、陽極リード線２が樹脂
外装４から突出した長さを１ｍｍとし、導体７の長さと
コンデンサ素子１の幅ｒの比とを変えた場合のｔａｎδ
の変化を図４に示した。この図４から明かな通り、本
発明の実施例によれば導体７を接続しない従来例に比較
して、ｔａｎδ の値もそのバラツキも減少できる。
Ａと図３の従来例Ｂとについて、陽極リード線２が樹脂
外装４から突出した長さを１ｍｍとし、導体７の長さと
コンデンサ素子１の幅ｒの比とを変えた場合のｔａｎδ
の変化を図４に示した。この図４から明かな通り、本
発明の実施例によれば導体７を接続しない従来例に比較
して、ｔａｎδ の値もそのバラツキも減少できる。
【００１０】また、樹脂外装から出ている陽極リード線
の長さを１ｍｍとし、導体７の長さと幅ｒの比を１とし
た実施例Ａと、陽極リード線の長さを変えた従来例Ｂ’
についてｔａｎδ を図５に示した。図５から明かな通
り、従来例Ｂ’のｔａｎδ を実施例Ａと同程度にする
ためには陽極リード線の長さを２．５ｍｍより長くする
必要があり、実施例Ａの方が小形化できる。
の長さを１ｍｍとし、導体７の長さと幅ｒの比を１とし
た実施例Ａと、陽極リード線の長さを変えた従来例Ｂ’
についてｔａｎδ を図５に示した。図５から明かな通
り、従来例Ｂ’のｔａｎδ を実施例Ａと同程度にする
ためには陽極リード線の長さを２．５ｍｍより長くする
必要があり、実施例Ａの方が小形化できる。
【００１１】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、陽極リー
ド線の先端部に導体を接続しているために、ｔａｎδ
特性やインピーダンス特性を改良でき、小形化できるチ
ップ型固体電解コンデンサが得られる。
ド線の先端部に導体を接続しているために、ｔａｎδ
特性やインピーダンス特性を改良でき、小形化できるチ
ップ型固体電解コンデンサが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の断面図を示す。
【図２】本発明の他の実施例の断面図を示す。
【図３】従来のチップ型固体電解コンデンサの断面図を
示す。
示す。
【図４】導体の長さ／コンデンサ素子の幅に対するｔａ
ｎδ のグラフを示す。
ｎδ のグラフを示す。
【図５】陽極リード線の長さに対するｔａｎδ のグラ
フを示す。
フを示す。
１…コンデンサ素子、 ２，１２…陽極リード線、
４…樹脂外装、５…先端部、 ６…端部、 ７，
１３…導体、 ８，１４…陽極導電層、１０…陰極導
電層。
４…樹脂外装、５…先端部、 ６…端部、 ７，
１３…導体、 ８，１４…陽極導電層、１０…陰極導
電層。
Claims (1)
- 【請求項１】 陽極リード線を引き出したコンデンサ
素子を、この陽極リード線の先端部と、この陽極リード
線の引き出し側と反対側の端部とを露出して樹脂外装で
被覆し、かつ前記陽極リード線の先端部を陽極導電層に
より被覆し、前記端部を陰極導電層により被覆したチッ
プ型固体電解コンデンサにおいて、陽極リード線の先端
部に接続した導体を有することを特徴とするチップ型固
体電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15583391A JPH04354113A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | チップ型固体電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15583391A JPH04354113A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | チップ型固体電解コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04354113A true JPH04354113A (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=15614500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15583391A Pending JPH04354113A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | チップ型固体電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04354113A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5276670A (en) * | 1975-12-10 | 1977-06-28 | Mallory & Co Inc P R | Electric apparatus |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP15583391A patent/JPH04354113A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5276670A (en) * | 1975-12-10 | 1977-06-28 | Mallory & Co Inc P R | Electric apparatus |
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