JPH04353131A - 油圧式パワーショベルの被害量検知装置 - Google Patents

油圧式パワーショベルの被害量検知装置

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JPH04353131A
JPH04353131A JP15560091A JP15560091A JPH04353131A JP H04353131 A JPH04353131 A JP H04353131A JP 15560091 A JP15560091 A JP 15560091A JP 15560091 A JP15560091 A JP 15560091A JP H04353131 A JPH04353131 A JP H04353131A
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JP
Japan
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damage
power line
amount
power
various sensors
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Application number
JP15560091A
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Inventor
Saburo Nogami
野上 三郎
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧式パワ−ショベルの
多様な使われ方に対して主要パワライン各装置の耐久性
(寿命)がどの程度のものかを明確にする油圧式パワ−
ショベルの被害量検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主要パラ−ラインの各装置の寿命はギヤ
類の摩耗、変形、亀裂により決まるものであり、また、
ベァリング類の劣化によっても決まるものであるが、各
部位の劣化(疲労)具合は外見では知ることができない
のが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって音や潤滑油
の劣化状況等で異常の有無を判断しているが、何時破損
等のトラブルが発生するの現状では予測できないと云う
問題がある。そこで一般にはパワ−ラインは平均的な使
い方をすれば通常車体寿命以上に持つような強度を持た
せているが、使われ方に対して一定期間毎のオ−バホ−
ル等の整備が必要となる。
【0004】本発明はこれに鑑み、パワ−ラインの各装
置にかかる負荷やその頻度を検知し被害量を累積して行
くことにより設計値(耐久テスト結果)と比較して被害
量の大小によりオ−バ−ホ−ル時期を明確にすると共に
、突発事故の防止および適切なオ−バホ−ル時期を知ら
せることのできる油圧式パワ−ショベルの被害量検知装
置を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目
的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題点を
解決する手段として本発明の請求項1はパワ−ライン負
荷検知センサと、パワ−ライン各点の負荷から各点の被
害量を計算するコントロ−ラおよび被害量を表示するモ
ニタディスプレイを備えたことを特徴とし、請求項2は
請求項1におけるパワ−ライン負荷検知センサを動力取
り出し部の各種センサとしたことを特徴とし、請求項3
は請求項1におけるパワ−ライン負荷センサを旋回マシ
ナリの各種センサとしたことを特徴とし、請求項4は請
求項1におけるパワ−ライン負荷センサをファイナルド
ライブの各種センサとしたことを特徴とし、請求項5は
請求項1におけるパワ−ライン負荷検知センサをエンジ
ンの各種センサとしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、パワ−ラインの各装置にか
かる各種負荷に対する応力値と頻度を検知累積してゆく
ことにより、設計値(テスト値)と比較した場合の寿命
の算出がなされるためオ−バホ−ル時期、事前補修時期
を明確に知ることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明にかかる油圧式パワ−ショベル
の被害量検知装置の構成を示す一実施例の模式図、図2
は本発明が適用されるパワ−ショベルに装着された被害
量検知装置の配置の一実施例を示す側面図である。
【0008】本発明はパワ−ライン負荷検知センサ1と
、パワ−ライン各点の負荷から各点の被害量を計算する
コントロ−ラ2および被害量を表示するモニタディスプ
レイ3を備えたものからなり、そのうちパワ−ライン負
荷検知センサ1をより具体的に  動力取り出し部4に
おける各種センサ1−1としたもの、  旋回マシナリ
5における各種センサ1−2としたもの、あるいは  
ファイナルドライブ6の各種センサ1−3としたもの、
  エンジン7における各種センサ1−4としたもの等
で構成されている。
【0009】図1において1はパワ−ライン負荷検知セ
ンサ、2はコントロ−ラ、3はモニタディスプレィ、8
はモニタ表示ON,OFFスイッチ(あるいはスイッチ
はなくて常時ONでもよい)であり、9はA/Dコンバ
−タ(アナログ→デジタル)、10はD/Aコンバ−タ
(デジタル→アナログ)、11はサ−ビスメ−タである
。このうちパワ−ライン負荷検知センサ1は負荷を検知
して信号を入力部Gを通してコントロ−ラ2に入力する
ものであり、コントロ−ラ2は周知のCUPと、RAM
と、ROMとから構成されている。ROMにはCPUを
制御するプログラムが記憶されており、CPUはこのプ
ログラムに従って、信号を入力し、さらに必要に応じR
AMとデ−タを授受しつつ演算を行い、その結果を出力
部Uに出力するものである。その他の特徴としてこのコ
ントロ−ラ2は、前記CPUへの時計時間信号tcを与
えるクロックパルス発信機とル−プ演算T0=T0 +
n・tcの結果を記憶するROMを備えている。
【0010】また、図2において、動力取り出し部4に
おける各種センサ1−1はポンブ吐出圧,動力取り出し
軸ギヤ回転数,ポンプ吐出量から負荷を検出、旋回マシ
ナリ5の各種センサ1−2は旋回回転数、旋回モ−タの
入口、出口の各圧力から負荷を検出、ファイナルドライ
ブ6の各種センサ1−3はファイナル軸の回転数、ドラ
イブモ−タ軸の入口、出口の各圧力から負荷を検知し、
さらにエンジン7の各種センサ1−4としては例えば 
 噴射ポンプ入口流量、出口流量から燃料消費量を検知
するもの、  エンジン回転数や燃圧を検知するもの,
  エンジン回転数、ポンプ吐出量およびポンプ吐出圧
を検出するものがあり、以上のものから平均使用エンジ
ン馬力を算出できる。なお、動力取り出し部4の各種セ
ンサ1−1についての詳細を図示すると図3のようにエ
ンジン7から分配された動力取り出し部4のギヤ12の
回転数センサ1−1−1、ギヤ12に直結した油圧ポン
プ13の傾点角制御圧力センサ1−1−2、油圧ポンプ
13の吐出圧(または吐出量)センサ1−1−3等があ
り、これら各センサの検知信号は前記A/Dコンバ−タ
9に入力されることになっている。
【0011】つぎに本発明の被害量検知について図4に
示すフロ−チャ−トにより説明する。エンジンスタ−ト
により図示しないエンジンが作動し、タイマが作動して
アワメ−タ7に作動時間が表示される。同時各センサが
その部位の負荷を検出して信号をコントロ−ラ2に入力
する。そして一定時間毎に各部位の負荷を算出する。こ
の場合の計算式は各部位により異なる。各点の算出負荷
により各点の被害量計算を実施する。疲労蓄積度合いの
計算は車体寿命時間に対する比率計算である。これら計
算結果はモニタ表示スイッチ8のONでモニタ表示され
ることになり、ディスプレィ3により見ることができる
。すなわち、例えば寿命45%の場合、オ−バホ−ルま
で6500h、サ−ビスメ−タ5245hのように表示
される。
【0012】また、動力取り出し部4の各種センサによ
り検出された信号がA/Dコンバ−タ9を経てコントロ
−ラ2へ入力され、コントロ−ラ2からモニタディスプ
レイ3、およびサ−ビスメ−タ11に表示されるまでの
フロ−を図5により示す。すなわち、ポンプ吐出量をP
P1,PP2で検知、ポンプ吐出圧P1 ,P2 とポ
ンプ回転信号Rにより各部の負荷を算出する(例えばギ
ヤ、スプライン、ベァリング、ケ−ス等)。そして単位
時間毎の各部負荷を累積して被害量を算出し理論値(テ
スト結果)と比較して残りの寿命を算出する。その結果
、残り寿命の短いものを動力取り出し部4の寿命として
表示する。その値はクロックパルス発信機14を通して
サ−ビスメ−タ11に表示され、一方モニタディスプレ
イ3には前述のように寿命とオ−バホ−ルまでの時間や
使い方重・普・軽も表示される。なお、旋回マシナリ5
、およびファイナルドライブ6についても同様であり、
被害量検出の説明は省略するが、旋回マシナリ5では旋
回モ−タ入口圧と出口圧、およびマシナリ回転数より各
部負荷を算出して被害量を算出すればよい。
【0013】さらにエンジンの負荷検出について説明す
る。  概略の寿命の決め方としては燃料消費の総量で
寿命を推定する。例えば、20  /h消費で1万hが
寿命とすると、200,000  がエンジンのオ−バ
ホ−ル時期、したがって5000h時点で120,00
0  使用していたら残り寿命Th、およびライフL%
は、  T=5000h×{(200,000−120
,000)÷120,000}    =3333h   L={120,000÷200,000}×100
=60%したがって  ライフ60%、オ−バホ−ルま
で3333h、使い方重・普・軽が表示される。また、
  エンジン回転センサと燃圧によりエンジンの仕事量
を累積して行く。  動力取り出し部4のした仕事でエ
ンジン寿命を算出する等も考えられる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したか
ら、ユ−ザはトラブル発生による突発的な休車を防止で
きると共に、オ−バホ−ル時期が予想でき、正確なラン
ニングコスト産出により買い替え時期・オ−バホ−ル時
期を適正化できる。したがって現状では1万時間稼働近
辺でオ−バホ−ルまたは、買い替えを実施しているが使
い方によってはより早く(あるいはより遅く)実施した
方が修理費を最小にできると云う見極めも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧式パワ−ショベルの被害量検知装
置の構成を示す一実施例の模式的説明図である。
【図2】本発明が適用されるパワ−ショベルに装着され
た被害量検知装置の配置を示す一実施例を示す側面の説
明図である。
【図3】図2における動力取り出し部系を示し、(a)
は側面、(b)は各種センサを示す説明図である。
【図4】本発明の油圧式パワ−ショベルの被害量検知装
置のフロ−チャ−トである。
【図5】本発明の被害量検知装置を適用した動力取り出
し部、旋回マシナリ、ファイナルドライブにおける共通
したフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1  パワ−ライン負荷検出センサ 1−1  動力取り出し部における各種センサ1−2 
 旋回マシナリにおける各種センサ1−3  ファイナ
ルドライブにおける各種センサ1−4  エンジンにお
ける各種センサ2  コントロ−ラ 3  モニタディスプレィ 4  動力取り出し部 5  旋回マシナリ 6  ファイナルドライブ 7  エンジン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パワ−ライン負荷検知センサと、パワ
    −ライン各点の負荷から各点の被害量を計算するコント
    ロ−ラおよび被害量を表示するモニタディスプレイを備
    えたことを特徴とする油圧式パワ−ショベルの被害量検
    知装置。
  2. 【請求項2】  請求項1におけるパワ−ライン負荷検
    知センサを動力取り出し部の各種センサとしたことを特
    徴とする請求項1記載の油圧式パワ−ショベルの被害量
    検知装置。
  3. 【請求項3】  請求項1におけるパワ−ライン負荷検
    知センサを旋回マシナリの各種センサとしたことを特徴
    とする請求項1記載の油圧式パワ−ショベルの被害量検
    知装置。
  4. 【請求項4】  請求項1におけるパワ−ライン負荷検
    知センサをファイナルドライブの各種センサとしたこと
    を特徴とする請求項1記載の油圧式パワ−ショベルの被
    害量検知装置。
  5. 【請求項5】  請求項1におけるパワ−ライン負荷検
    知センサをエンジンの各種センサとしたことを特徴とす
    る請求項1記載の油圧式パワ−ショベルの被害量検知装
    置。
JP15560091A 1991-05-30 1991-05-30 油圧式パワーショベルの被害量検知装置 Pending JPH04353131A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6349252B1 (en) 1999-04-15 2002-02-19 Komatsu Ltd. Information management device for construction machinery
JP2012025521A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd メンテナンス情報管理装置および作業機械
JP2018115453A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 住友重機械工業株式会社 ショベル
JP2020094416A (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 酒井重工業株式会社 路面切削車両の故障診断装置及び故障診断方法

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