JP4763148B2 - 作業機械の表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は作業機械の運転室等に備えられ作業機械の状態および変化を表示する表示装置に関し、特に表示画面が第1の画面と第2の画面に遷移するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
建設機械の運転室内には冷却水温などの建設機械の状態およびエンジン油圧低下などの異常を表示する表示装置が設けられている。従来の表示装置を図5を参照して説明する。
【0003】
表示装置80の表示画面81上には、建設機械の状態を表示する状態表示マーク82(バーグラフ)と、作業機械に生じた変化を表示する状態変化表示マーク83とが表示される。たとえばバーグラフとしてエンジンの冷却水の温度と燃料の残量を示す状態表示マーク82と、バッテリ電圧、エンジン油圧、作動油温、冷却水温等が異常値になったことを示すコーションマーク83とが同一の表示画面81に区分けして表示される。
【0004】
オペレータは表示装置80の表示画面81に表示された状態表示マーク82の表示内容から、現在の燃料残量値と冷却水の温度を認識することができる。またコーションマーク83の点灯状態から、現在発生している異常の種類を認識することができる。
【0005】
近年の建設機械は多機能に及んでおり、これに伴い表示装置80の同一の表示画面81に表示されるべき状態表示マーク82とコーションマーク83の数が増加している。
【0006】
従来の表示装置80にあっては、状態表示マーク82とコーションマーク83は、表示画面81上の独立した各表示箇所に表示される。
【0007】
このため状態表示マーク82とコーションマーク83の数が増加すると、限られた表示画面81の面積内にすべてを表示するには、状態表示マーク82とコーションマーク83の個々のマークのサイズを小さくしなければならない。状態表示マーク82とコーションマーク83の個々のマークのサイズが小さくなると、個々のマークの視認性が低下するという問題が発生する。
【0008】
逆に状態表示マーク82とコーションマーク83の個々のマークのサイズを従来と同じままとしてマークの数の増加に対処するとなると、表示画面81の面積を従来よりも大きくしなければならない。これは表示装置80の大型化を招く。
【0009】
しかし一般的に建設機械の運転室内のスペースは限られているため、表示装置80のサイズを大型化することは好ましくない。
【0010】
このように従来の表示装置80にあっては、大型化しないでマークの数の増加に対処するにはマークの視認性の低下は免れないという問題があった。
【0011】
一方特開平9−78636号公報には、建設機械で異常が発生していない場合に、燃料残量、冷却水温、エンジン油圧等、建設機械を操作するのに必要な情報を状態表示マークとして表示画面に表示し、建設機械で異常が発生した場合に、現在表示されている状態表示マークを非表示状態にしてコーションマークのみを表示画面に表示するという発明が記載されている。
【0012】
このように表示画面には状態表示マークとコーションマークのうちいずれか一方のみが選択的に表示され、図5の表示装置80のように状態表示マーク82とコーションマーク83の両方を同一画面上に表示する必要がない。したがってマークの数が増加したとしても個々のマークのサイズを小さくすることなく限られた表示面積内にマークを配置することができ、視認性の低下を防止することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし特開平9−78636号公報に記載された発明によると、建設機械に異常が発生すると状態表示マークを非表示状態にしてしまう。このため以下の理由により建設機械の運転操作が困難になるという問題がある。
【0014】
オペレータは状態表示マークを見ることで建設機械に発生するであろう異常を早期に把握することができる。
【0015】
上記公報の発明によれば、建設機械で異常が発生した場合に、状態表示マークを非表示状態にしてコーションマークのみを表示画面に表示する。または表示画面に状態表示マークを非表示にしてコーションマークのみを表示する状態と、コーションマークを非表示にして状態表示マークのみを表示する状態とを交互に繰り返すことも可能であるとしている。
【0016】
しかし何れにしても、オペレータは状態表示マークを見ることができない状態が発生する。したがって状態表示マークを非表示状態にしてしまうと燃料残量、冷却水温、エンジン油圧等に発生するであろう異常を早期に把握することができなくなる。さらにコーションマークを表示しているときに燃料残量、冷却水温、エンジン油圧等の異常が発生しても、この異常を把握することもできなくなる。
【0017】
またコーションマークの中には、それが点灯することで運転操作を停止して速やかな対処が必要となる重度の異常を表示するコーションマークと、それが点灯したとしても必ずしも速やかな対処が必要でない軽度の異常を表示するコーションマークとがある。たとえば作動油温上昇は軽度の異常である。
【0018】
表示画面に軽度異常を示すコーションマークが点灯表示されたとしてもオペレータは建設機械の運転操作を続行して建設機械の走行装置、作業装置の作動を継続させることが多い。
【0019】
上記公報記載の発明によれば、建設機械で軽度の異常が発生すると重度の異常が発生したときと同様に、表示画面は状態表示マークの表示からコーションマークの表示に切り換えられる。このためオペレータは表示画面にコーションマークのみが表示され状態表示マークが表示されない状態のまま運転操作の続行を強いられる。状態表示マークの中には、走行装置の走行状態、作業装置の作業状態を表示する運転操作にとって重要な情報を表示するものがある。たとえば油圧モータの速度設定(高速(Hi)、中速(Mi)、低速(Lo))を表示する状態表示マークや、現在選択されている作業モード(重掘削、掘削、整正、微操作)を表示する状態表示マークが該当する。
【0020】
油圧モータの速度設定を表示する状態表示マークが表示されていない状態ではオペレータは速度設定を推測しながら走行用操作レバーを操作しなければならない。たとえば油圧モータの速度設定が実際には「高速」であるにもかかわらずオペレータが「低速」であると誤った推測をして走行用操作レバーを大きく操作したときには、オペレータの意図に反して履帯が高速で回転してしまうおそれがある。
【0021】
また作業モードを表示する状態表示マークが表示されていない状態ではオペレータは現在選択されている作業モードを推測しながら作業機用操作レバーを操作しなければならない。たとえば現在選択されている作業モードが実際には「重掘削」であり作業機用油圧シリンダに大きな流量が供給され得るにもかかわらずオペレータが「微操作」であると誤った推測をして作業機用操作レバーを大きく操作したときには、オペレータの意図に反して作業機(ブーム、アーム、バケット)が高速で大きく作動するおそれがある。
【0022】
また上記公報の発明によれば、オペレータがスイッチ操作などを行い、表示画面を第1の画面から第2の画面に遷移させている際に建設機械で異常が発生した場合にも、コーションマークのみを表示画面に表示する。例えば第2の画面に、オペレータによって選択されるべき選択項目が表示されているような場合に、オペレータはこれらの選択項目を見ることができなくなり、選択が不可能となる。このようにオペレータが自らの意志により表示画面を特定の画面に遷移させているにもかかわらず、特定の画面の表示内容を見ることができなくなる。
【0023】
本発明はこうした実状に鑑みてなされたものであり、状態表示マークと状態変化表示マークの数が増加したとしても個々のマークのサイズを小さくすることなく限られた面積の同一表示画面上に両者を表示できるようにして、表示装置の大型化や表示マークの視認性の低下を招くことなく、しかも建設機械などの作業機械の運転操作に支障をきたすことのないようにすることを解決課題とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段および作用、効果】
そこで第1発明は、
表示画面が第1の画面と第2の画面との間で遷移される作業機械の表示装置において、
第1の画面には、少なくともエンジン水温、燃料量の各状態を示す状態表示マークが表示されており、
表示画面が第1の画面に遷移されているときに、異常信号が発生している場合には、
第1の画面に、前記異常信号に対応するコーションマークを表示し、
表示画面が第2の画面に遷移されているときに、前記異常信号が発生している場合には、
前記異常信号に対応するコーションマークを表示することなく第2の画面の表示内容を維持すること
を特徴とする。
第2発明は、第1発明において、
第1の画面には、少なくともエンジン水温、燃料量、稼動時間の各状態を示す状態表示マークが表示されていること
を特徴とする。
第3発明は、第1、第2発明において、
前記第2の画面は、作業機械のメンテナンスを要する部品のマークが表示されたメンテナンス画面であること
を特徴とする。
第4発明は、第1、第2、第3発明において、
第1の画面と第2の画面との間で遷移する際に、表示画面の全面の表示内容が切り換わること
を特徴とする。
第5発明は、第1、第2、第3、第4発明において、
前記異常信号は、早急な対応を必要とする異常を示す異常信号と、早急な対応を必要としない異常を示す異常信号とに分類され、
表示画面が第2の画面に遷移されているときに、早急な対応を必要としない異常を示す異常信号が発生している場合には、
当該異常信号に対応するコーションマークを表示することなく第2の画面の表示内容を維持し、
表示画面が第2の画面に遷移されているときに、早急な対応を必要とする異常を示す異常信号が発生している場合には、
当該異常信号に対応するコーションマークを第2の画面に表示すること
を特徴とする。
第6発明は、第1、第2、第3、第4、第5発明において、
前記異常信号が発生している場合には、前記コーションマークを表示する以外の手段で、当該異常を知らせること
を特徴とする。
第7発明は、第1、第2、第3、第4、第5、第6発明において、
前記異常信号が発生する毎に、異常内容を示す情報の履歴を記録すること
を特徴とする。
【0025】
本発明を図1(a)、(b)、図2(a)、(b)を用いて説明する。
【0026】
表示画面2が第1の画面(通常画面)である場合に、油圧ショベルで異常が発生していないと、図1(a)に示すように、表示画面2の各表示箇所20、30、40、50、60、70には、それぞれ対応づけられたマーク21、31、41、51、61,71が表示される。
【0027】
油圧ショベルで異常が発生しセンサで異常が検出されると、コントローラ19に異常信号が入力される。すると表示画面2は図1(a)に示す状態から図1(b)に示す状態に切り換えられる。表示箇所30にはコーションマーク30、34が表示され、表示箇所30に表示されていたマーク31は非表示にされる。
【0028】
一方オペレータのスイッチ操作によって、表示画面2が図2(a)に示す第1の画面(通常画面)から図2(b)に示す第2の画面(メンテナンス画面)に遷移した場合に、表示画面2にはマーク41〜51が表示される。
【0029】
ここで油圧ショベルで異常が発生しセンサで異常が検出されると、コントローラ19に異常信号が入力される。しかし表示画面2は図2(b)に示す状態を維持する。すなわちメンテナンスマーク41〜50、リターンマーク51ならびに選択番号52はその表示状態を維持する。またコーションマーク33、34は非表示状態である。
【0030】
本発明によれば、コントローラ19に特定の信号、例えば異常信号、が入力されない場合には表示画面2上に、状態表示マーク21、31、41、51、61、71を表示しコーションマーク33、34を非表示状態にし、コントローラ19に特定の信号、例えば異常信号、が入力された場合に所定の状態表示マーク31を表示していた特定の表示箇所30に代わりにコーションマーク33、34を表示するようにしたので、状態表示マークと状態変化表示マークの数が増加したとしても個々のマークのサイズを小さくすることなく限られた面積の同一表示画面2上に状態表示マークと状態変化表示マークの両者を同時に表示することができる。このため表示装置1の大型化やマークの視認性の低下を招くことがない。しかも状態が変化した場合でも確実に状態表示マーク21、41、51、61、71が表示されるので建設機械などの作業機械で運転操作に支障をきたすことがない。
【0031】
また本発明によれば、オペレータがスイッチ操作などを行い、表示画面を第1の画面から第2の画面に遷移させた場合は、特定の信号に対応した特定のマークが表示画面に表示されないようにする。したがってオペレータは特定のマークに邪魔されることなく、第2の画面の表示内容を確認することができる。
【0033】
本発明を図1(a)、(b)、図2(a)、(b)を用いて説明する。
【0034】
表示画面2が第1の画面(通常画面)である場合に、油圧ショベルで異常が発生していないと、図1(a)に示すように、表示画面2の各表示箇所20、30、40、50、60、70には、それぞれ対応づけられたマーク21、31、41、51、61,71が表示される。
【0035】
油圧ショベルで異常が発生しセンサで異常が検出されると、コントローラ19に異常信号が入力される。すると表示画面2は図1(a)に示す状態から図1(b)に示す状態に切り換えられる。表示箇所30にはコーションマーク30、34が表示され、表示箇所30に表示されていたマーク31は非表示にされる。
【0036】
一方オペレータのスイッチ操作によって、表示画面2が図2(a)に示す第1の画面(通常画面)から図2(b)に示す第2の画面(メンテナンス画面)に遷移した場合に、表示画面2にはマーク41〜51が表示される。
【0037】
ここで油圧ショベルで異常が発生しセンサで異常が検出されると、コントローラ19に異常信号が入力される。しかし表示画面2は図2(b)に示す状態を維持する。すなわちメンテナンスマーク41〜50、リターンマーク51ならびに選択番号52はその表示状態を維持する。またコーションマーク33、34は非表示状態である。
【0038】
オペレータがメンテナンス情報の確認を終え、リターンスイッチ51を押動操作すると、表示画面2はメンテナンス画面から通常画面に遷移する。
【0039】
すると図2(c)に示すように表示箇所20、40、50、60、70にそれぞれ対応する各マーク21、41、51、61、71ならびに各コーションマーク22、42が表示される。しかし特定の表示箇所30に対応するマーク31、コーションマーク32は非表示状態になる。そしてこの特定の表示箇所30にはコーションマーク33、34が点灯表示される。
【0040】
本発明によれば、オペレータがスイッチ操作などを行い、表示画面を第2の画面から第1の画面に遷移させた場合は、特定の信号に対応した特定のマークが表示画面に表示されるようにする。したがってオペレータは特定のマークに対応した事象を把握することができる。
【0042】
本発明を説明する。
【0043】
図3(a)に示すように、表示画面2がメンテナンス画面に遷移している場合に、作業機械に異常が発生し、センサで異常が検出されると、コントローラ19に異常信号が入力される。コントローラ19では、この異常が、早急に対応しないと作業機械に重大な損傷を与える異常であるか否かが判別され、早急に対応しないと作業機械に重大な損傷を与える異常であると判別されると、図3(b)に示すように、表示画面2には異常に応じたコーションマーク35が表示される。
【0044】
本発明によれば、作業機械に軽度な異常が発生した場合は、第2の画面での操作を優先的に行うことができ、作業機械に重度な異常が発生した場合は、異常に対応する処理を優先的に行うことができる。
【0046】
本発明では、表示画面2が第2の画面に遷移されている際に、油圧ショベルで異常が発生しセンサで異常が検出されると、コントローラ19に異常信号が入力される。表示画面2にコーションマーク33、34は表示されないものの、ブザー17から警告音が発せられる。
【0047】
本発明によれば、オペレータは異常が発生したことを知ることができる。
【0049】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る作業機械の表示装置を、一実施形態である油圧ショベルに使用されるモニタパネルにて図面を参照して説明する。
【0050】
なお本実施形態で表示画面に表示される状態変化表示マークは、異常が発生した場合に表示されるコーションマークとして説明する。
【0051】
油圧ショベルは走行用操作レバー、走行用油圧モータ、履帯等からなる走行装置を備えている。つまり走行用操作レバーが操作されると走行用油圧モータが走行用操作レバーの操作に応じて駆動し走行用油圧モータに接続した履帯が走行用油圧モータの駆動に応じて回動する。また油圧ショベルは作業機用操作レバー、作業機用油圧シリンダ、作業機(ブーム、アーム、バケット)等からなる作業装置を備えている。つまり作業機用操作レバーが操作されると作業機用油圧シリンダが作業機用操作レバーの操作に応じて駆動し作業機用油圧シリンダに接続したブーム、アーム、バケットが作業機用油圧シリンダの駆動に応じて作動する。
【0052】
図1(a)、(b)は実施形態の表示装置1の外観を示している。表示装置1の外面には表示画面2とスイッチ3〜15とが配置され、表示装置1の外部にはブザー17が設けられ、表示装置1の内部には記憶部18とコントローラ19とが設けられている。なお記憶部18とコントローラ19とが表示装置1の外部に設けられるようにしてもよい。表示装置1は表示画面2による表示機能と、スイッチ3〜15を押動操作して操作内容を入力する入力操作機能を有している。
【0053】
油圧ショベルのエンジンの冷却水の水温、作動油の温度、燃料量、稼働時間の各状態は各センサによって検出される。そして検出信号がコントローラ19を介して表示装置1に入力され各センサの検出信号に基づいて油圧ショベルの現在の状態が表示装置1の表示画面2に表示される。
【0054】
また表示装置1に設けられたスイッチ3〜15を操作することにより油圧ショベルの走行装置や作業装置を制御するコントローラ19に対して操作内容に対応する制御信号が出力され作業モードや走行速度など作業状態、走行状態が制御される。スイッチ3〜15を適宜操作することによりエンジンの回転数、油圧ポンプの容量が制御され作業機用油圧シリンダに供給される圧油の流量が制御される。このため作業機用操作レバーの操作量と作業機(ブーム、アーム、バケット)の作動量との関係、つまり作業モードを「重掘削」、「掘削」、「整正」、「微操作」のいずれかに選択することができる。またスイッチ3〜15を適宜操作することにより油圧ポンプの容量と走行用油圧モータの容量が制御される。このため走行速度を「高速(Hi)」、「中速(Mi)」、「低速(Lo)」のいずれかに選択することができる。表示画面2には後述するように現在選択されている作業モードと現在選択されている速度設定(走行速度)が表示される。
【0055】
表示画面2はたとえば液晶表示画面で構成されている。
【0056】
表示画面2には油圧ショベルの状態を示す状態表示マーク21、31、41、51、61、71と、油圧ショベルで発生した異常を示すコーションマーク22、32、42、33、34とが表示される。
【0057】
すなわち表示画面2は各表示箇所20、30、40、50、60、70に区分されている。
【0058】
表示箇所20にはエンジン水温表示マーク21とエンジン水温コーションマーク22が対応づけられており、また表示箇所40には燃料量表示マーク41と燃料量コーションマーク42が対応づけられており、また表示箇所50には稼働時間表示マーク51が対応づけられている。表示箇所60には作業モード表示マーク61が対応づけられており、また表示箇所70には走行速度表示マーク71が対応づけられている。
【0059】
これに対して特定の表示箇所30には、作動油温表示マーク31と作動油温コーションマーク32が対応づけられているとともに、たとえばバッテリコーションマーク33とエンジン油圧コーションマーク34が対応づけられている。
【0060】
エンジン水温表示マーク21はエンジンの冷却水の水温を指示するゲージを有しており、対応するセンサの水温検出値に応じてゲージの傾斜角度が変化し、現在の水温値を指示する。エンジンの冷却水の温度検出値が上昇して異常値に達するとエンジン水温コーションマーク22がたとえば赤色に点灯する。
【0061】
同様に作動油温表示マーク31は油圧シリンダ等の作動油の作動油温度を指示するゲージを有しており、対応するセンサの作動油温検出値に応じてゲージの傾斜角度が変化し、現在の作動油温度値を指示する。作動油の温度検出値が上昇して異常値に達すると作動油温コーションマーク32がたとえば黄色に点灯する。
【0062】
同様に燃料量表示マーク41は燃料タンク内の燃料量を指示するゲージを有しており、対応するセンサの燃料量検出値に応じてゲージの傾斜角度が変化し、現在の燃料量(残量)を指示する。燃料量検出値が一定値以下になると燃料量コーションマーク42がたとえば赤色に点灯する。
【0063】
稼働時間表示マーク51はエンジンの稼働時間が数値にて表示される。
【0064】
作業モード表示マーク61は現在選択されている作業モードを絵文字にて表示するものであり、選択されている作業モードに応じて表示態様が変化する。
【0065】
同様に走行速度表示マーク71は現在選択されている走行速度段(走行用油圧モータの速度設定)を絵文字にて表示するものであり、選択されている走行速度段に応じて表示態様が変化する。
【0066】
またバッテリコーションマーク33は、バッテリ電圧の異常を示すものであり、対応するセンサのバッテリ電圧検出値が上昇または下降して異常値に達するとバッテリコーションマーク33がたとえば赤色に点灯する。同様にエンジン油圧コーションマーク34は、エンジンの異常を示すものであり、対応するセンサのエンジン油圧値が低下して異常値に達するとエンジン油圧コーションマーク34がたとえば赤色に点灯する。
【0067】
記憶部18には発生する異常内容を示す履歴やメンテナンス内容を示す履歴などの各種履歴が記憶されている。異常内容を示す履歴としては、各部品毎の異常発生時間や異常発生回数などが記憶されている。メンテナンス内容を示す履歴としては、各部品毎の前回メンテナンス時間やメンテナンス規定時間やメンテナンス回数などが記憶されている。
【0068】
コントローラ19は表示画面2の表示内容を制御する。また所定の信号、例えばセンサからの異常信号、を入力した場合に、ブザー17から警告音が発せられるようにする。
【0069】
上述したエンジン水温表示マーク21、燃料量表示マーク41、稼働時間表示マーク51、作業モード表示マーク61、走行速度表示マーク71で表示される内容は、油圧ショベルを運転操作する上で必要な情報であり表示画面2上に常時表示される必要がある。作業モード表示マーク61、走行速度表示マーク71で表示される作業モード、走行速度の情報は運転操作上とりわけ重要である。
【0070】
これに対して作動油温表示マーク31で表示される内容は、他の状態表示マークつまりエンジン水温表示マーク21、燃料量表示マーク41、稼働時間表示マーク51、作業モード表示マーク61、走行速度表示マーク71と比較して表示に対する優先度が最も低いものである。作動油温の温度が異常値に達していたとしても油圧ショベルの運転操作を続行して作業機の作動を続行させることに特段の問題は発生しない。
【0071】
そこでこの実施形態では油圧ショベルで異常が発生した場合には優先度の最も低い作動油温表示マーク31、作動油温コーションマーク32を非表示状態にし、その表示箇所30に代わりにコーションマーク33、34を点灯表示するようにしている。以下図1の表示装置1の動作について説明する。
【0072】
油圧ショベルで異常が発生していない場合には、表示画面2の表示箇所20にエンジン水温を示すエンジン水温表示マーク21、エンジン水温コーションマーク22が表示され、表示箇所30に作動油温を示す作動油温表示マーク31、作動油温表示マーク32が表示され、表示箇所40に燃料量を示す燃料量表示マーク41、燃料量コーションマーク42が表示される。また表示箇所50に稼働時間を示す稼働時間表示マーク51が表示され、表示箇所60に現在選択されている作業モードを示す作業モード表示マーク61が表示され、表示箇所70に現在の速度設定を示す走行速度表示マーク71が表示される。なお異常が発生していないときにはエンジン水温コーションマーク22、作動油温表示マーク32、燃料量表示マーク42は非点灯状態になっている。
【0073】
ここで油圧ショベルで異常が発生すると、例えばバッテリの電圧が低下するという異常とエンジンの油圧が低下するという異常が発生すると、表示画面2は図1(a)に示す状態から図1(b)に示す状態に切り換えられる。
【0074】
図1(b)に示すように表示箇所20、40、50、60、70に表示されている各状態表示マーク21、41、51、61、71ならびに各コーションマーク22、42はその表示状態を維持する。しかし特定の表示箇所30に表示されていた作動油温表示マーク31、作動油温コーションマーク32は非表示状態になる。そしてこの特定の表示箇所30にはバッテリ電圧低下という異常を示すバッテリコーションマーク33と、エンジン油圧低下という異常を示すエンジン油圧コーションマーク34とが点灯表示される。なおいずれか一方の異常であれば、バッテリコーションマーク33、エンジン油圧コーションマーク34のいずれかが点灯表示される。
【0075】
またエンジンの油圧が低下したという異常がセンサで検出されると、センサからの異常信号がコントローラ19に入力され、ブザー17から警告音が発せられる。したがってオペレータは異常が発生したことを知ることができる。さらに記憶部18にバッテリ異常の発生時間が記録され、発生回数に1が加算され記録される。
【0076】
オペレータはコーションマーク33、34の点灯表示から現在発生している異常を認識しつつ運転操作に必要な情報を各状態表示マーク21,41、51、61、71の表示内容から取得することができ運転操作を続行することができる。あるいは運転操作を停止して適切な処置をとることができる。しかも表示画面2のうち特定の表示箇所30で作動油温表示マーク31、作動油温コーションマーク32が非表示になる代わりにコーションマーク33、34が表示されるので、状態表示マークとコーションマークの数が増加したとしても表示画面2の限られたスペース内に個々のマークのサイズを小さくすることなく状態表示マークとコーションマークの両者を併存して表示することが可能になる。
【0077】
以上のように本実施形態によれば、異常が発生していない場合には表示画面2上に、状態表示マーク21、31、41、51、61、71、コーションマーク22、32、42を表示しコーションマーク33、34を非表示状態にし、異常が発生した場合に作動油温表示マーク31、作動油温コーションマーク32を表示していた特定の表示箇所30に、代わりにコーションマーク33、34を表示するようにしたので、状態表示マークとコーションマークの数が増加したとしても個々のマークのサイズを小さくすることなく限られた面積の同一表示画面2上に状態表示マークとコーションマークの両者を同時に表示させることができる。このため表示装置1の大型化やマークの視認性の低下を招くことがない。しかも異常が発生した場合でも運転操作にとって必要な状態表示マーク21、41、51、61、71が表示されるので油圧ショベルの運転操作に支障をきたすことがない。
【0078】
つぎに別の実施形態として、表示画面2が第1の画面から第2の画面に遷移した際に油圧ショベルで異常が発生した場合の表示装置1の動作について図2を用いて説明する。
【0079】
図2(a)は通常画面を示す図であり、図2(b)はメンテナンス画面を示す図であり、図2(c)はコーションマークが表示された通常画面を示す図である。
【0080】
以下の実施形態では、第1の画面は図2(a)に示す通常画面であるとし、第2の画面は図2(b)に示すメンテナンス画面であるとする。また特定の信号はバッテリの電圧が低下した場合にセンサから送信される異常信号であり、またエンジンの油圧が低下した場合にセンサから送信される異常信号であるとする。
【0081】
メンテナンス画面に遷移した表示画面2には、図2(b)に示すように、エンジンオイルマーク41と、エンジンオイルフィルタマーク42と、燃料フィルタマーク43と、作動油フィルタマーク44と、作動油タンクブリーザマーク45と、コロージョンレジスタマーク46と、ダンパケースオイルマーク47と、ファイナルケースオイルマーク48と、スイングマシナリオイルマーク49と、作動油マーク50と、リターンマーク51と、選択番号52とが表示される。メンテナンス時期が到来しているメンテナンスマーク41〜50は黄色で表示される。なおメンテナンス時期が到来した部品が複数ある場合は、これら複数の部品マークが着色して表示される。
【0082】
選択番号52は各マーク41〜51のうちカーソルが停止しているマークに対応する番号が表示される。
【0083】
表示画面2に図2(b)で示すようなメンテナンス画面が表示されている場合に、油圧ショベルで異常が発生したとする。図1(b)に示すように、コーションマーク33、34を所定の表示箇所に表示するようにすると、所定の表示箇所に表示されていたメンテナンスマーク41〜50の何れかが非表示状態とされるおそれがある。
【0084】
するとオペレータは、自らの意志で表示させているメンテナンス画面のメンテナンスマーク41〜50を確認できなくなる。このため非表示となったメンテナンスマークのメンテナンス情報を把握できなくなる。またメンテナンス画面のメンテナンスマーク41〜50を参照してスイッチ操作などを行う必要がある場合には、オペレータはメンテナンスマーク41〜50を参照できず、スイッチ操作が行えないという問題が生じる。
【0085】
そこで表示画面2が図2(a)に示す通常画面から図2(b)に示す所定の画面、例えばメンテナンス画面、に遷移している場合は、コーションマーク33、34を表示画面2に表示させないようにする必要がある。
【0086】
表示画面2に図2(a)に示すような通常画面が表示されている場合に、オペレータによってスイッチ11が押動操作されると、表示画面2は図2(a)に示す通常画面から図2(b)に示すメンテナンス画面に遷移する。
【0087】
ここで例えばバッテリの電圧が低下するという異常とエンジンの油圧が低下するという異常とが発生したとする。バッテリの充電量が所定の電圧値以下となるとコントローラ19では異常であると判断される。またエンジン油圧のセンサから異常信号が送信されとコントローラ19では異常であると判断される。しかしコントローラ19でこれらの異常信号が入力されても、表示画面2では図2(b)に示す状態が維持される。すなわちメンテナンスマーク41〜50、リターンマーク51ならびに選択番号52はその表示状態を維持する。またコーションマーク33、34は非表示状態である。
【0088】
このように表示画面2にコーションマーク33、34は表示されないものの、ブザー17からは警告音が発せられる。したがってオペレータは異常が発生したことを知ることができる。さらに記憶部18にバッテリ異常の発生時間が記録され、発生回数に1が加算され記録される。
【0089】
オペレータがメンテナンス情報の確認を終え、リターンマーク51を選択すると、選択番号52にリターンマークに対応する番号「11」が表示される。そしてスイッチ15が押動操作されると、表示画面2はメンテナンス画面から通常画面に遷移する。
【0090】
すると図2(c)に示すように表示箇所20、40、50、60、70には対応する各状態表示マーク21、41、51、61、71ならびに各コーションマーク22、42が表示される。しかしスイッチ11の押動操作前に、特定の表示箇所30に表示されていた作動油温表示マーク31と、作動油温コーションマーク32とは非表示状態になる。そしてこの特定の表示箇所30にはバッテリ電圧低下という異常を示すバッテリコーションマーク33と、エンジン油圧低下という異常を示すエンジン油圧コーションマーク34とが点灯表示される。
【0091】
なお本実施形態ではマーク33、34を表示する場合に、作動油温表示マーク31及び作動油温コーションマーク32を非表示状態にするとして説明した。しかし作動油温表示マーク31及び作動油温コーションマーク32を非表示状態にせず、作動油温表示マーク31及び作動油温コーションマーク32上にコーションマーク33、34が重ねられて表示されるようにしてもよい。
【0092】
このように本実施形態では表示画面2が通常画面からメンテナンス画面に遷移している場合に、コーションマーク33、34を非表示状態にするようにしている。しかし早急に対応しないと油圧ショベルに重大な損傷を与えるような異常をセンサが検出した場合は、コーションマークをメンテナンス画面に表示するようにしてもよい。またはコントローラ19の制御によって、表示画面2がメンテナンス画面から通常画面に遷移されるようにしてもよい。
【0093】
図3(a)に示すように、表示画面2がメンテナンス画面に遷移している場合に、油圧ショベルに異常が発生し、たとえばエンジンの油圧が低下するという異常が発生が発生し、センサで異常が検出されると、コントローラ19に異常信号が入力される。コントローラ19では、この異常が、早急に対応しないと油圧ショベルに重大な損傷を与える異常であるか否かが判別され、早急に対応しないと油圧ショベルに重大な損傷を与える異常であると判別されると、図3(b)に示すように、表示画面2には異常に応じたコーションマーク34が表示される。
【0094】
またこの場合の別の形態として、図3(c)に示すように、表示画面2を通常画面に遷移させて、通常画面に異常に応じたコーションマーク34が表示されるようにしてもよい。
【0095】
本実施形態では、第2の画面はメンテナンス画面であるとして説明した。しかし本発明はこれに限られるものではなく、非表示状態にすることが望ましくないマークが表示される画面に、コーションマークを非表示状態にするように予め定めることができる。例えば図2(b)に示すメンテナンス画面に加えて、図4に示すようなサービス画面を第2の画面として予め定めておけばよい。
【0096】
本実施形態では、特定の信号は異常信号であるとし、特定のマークはコーションマークであるとして説明した。しかし本発明はこれに限られるものではない。すなわちスイッチ3〜15の押動操作に伴い、操作信号がコントローラ19に入力された場合に、スイッチ操作に対応するマークを表示画面2の特定の表示箇所に表示し、特定の表示箇所に表示されていたマークを非表示状態にするような場合に、本発明を適用することができる。
【0097】
つまり、何らかの信号がコントローラ19に入力された場合に、その信号の内容をマークとして表示画面2の特定の表示箇所に表示し、特定の表示箇所に表示されていたマークを非表示状態にするような場合に、本発明を適用することができる。
【0098】
以上のように、本実施形態によれば、オペレータがスイッチ操作などを行い、表示画面を第1の画面から第2の画面に遷移させた場合は、特定の信号に対応した特定のマークが表示画面に表示されないようにしているため、オペレータは特定のマークに邪魔されることなく、第2の画面の表示内容を確認することができる。
【0099】
また本実施形態によれば、オペレータがスイッチ操作などを行い、表示画面を第2の画面から第1の画面に遷移させた場合は、特定の信号に対応した特定のマークが表示画面に表示されるようにしているため、オペレータは特定のマークに対応した事象を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態の表示装置1を示す図である。
【図2】図2(a)は通常画面を示す図であり、図2(b)はメンテナンス画面を示す図であり、図2(c)はコーションマークが表示された通常画面を示す図である。
【図3】図3(a)はメンテナンス画面を示す図であり、図3(b)はコーションマークが表示されたメンテナンス画面を示す図であり、図3(c)はコーションマークが表示された通常画面を示す図である。
【図4】図4はサービス画面を示す図である。
【図5】図5は従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 表示画面 31 作動油温表示マーク
32 作動油温コーションマーク
33 バッテリコーションマーク 34 エンジン油圧コーションマーク
41 エンジンオイルマーク
42 エンジンオイルフィルタマーク
43 燃料フィルタマーク
44 作動油フィルタマーク
45 作動油タンクブリーザマーク
46 コロージョンレジスタマーク
47 ダンパケースオイルマーク
48 ファイナルケースオイルマーク
49 スイングマシナリオイルマーク
50 作動油マーク

Claims (7)

  1. 表示画面が第1の画面と第2の画面との間で遷移される作業機械の表示装置において、
    第1の画面には、少なくともエンジン水温、燃料量の各状態を示す状態表示マークが表示されており、
    第2の画面は、オペレータのスイッチ操作によって前記第1の画面から遷移される画面であって、非表示状態にすることが望ましくない表示がされている画面であり、
    表示画面が第1の画面に遷移されているときに、異常信号が発生している場合には、
    第1の画面に、前記異常信号に対応するコーションマークを表示し、
    表示画面が第2の画面に遷移されているときに、前記異常信号が発生している場合には、
    前記異常信号に対応するコーションマークを表示することなく第2の画面の表示内容を維持すること
    を特徴とする作業機械の表示装置。
  2. 第1の画面には、少なくともエンジン水温、燃料量、稼動時間の各状態を示す状態表示マークが表示されていること
    を特徴とする請求項1記載の作業機械の表示装置。
  3. 前記第2の画面は、作業機械のメンテナンスを要する部品のマークが表示されたメンテナンス画面であること
    を特徴とする請求項1または2記載の作業機械の表示装置。
  4. 第1の画面と第2の画面との間で遷移する際に、表示画面の全面の表示内容が切り換わること
    を特徴とする請求項1または3に記載の作業機械の表示装置。
  5. 前記異常信号は、早急な対応を必要とする異常を示す異常信号と、早急な対応を必要としない異常を示す異常信号とに分類され、
    表示画面が第2の画面に遷移されているときに、早急な対応を必要としない異常を示す異常信号が発生している場合には、
    当該異常信号に対応するコーションマークを表示することなく第2の画面の表示内容を維持し、
    表示画面が第2の画面に遷移されているときに、早急な対応を必要とする異常を示す異常信号が発生している場合には、
    当該異常信号に対応するコーションマークを第2の画面に表示すること
    を特徴とする請求項1から4に記載の作業機械の表示装置。
  6. 前記異常信号が発生している場合には、前記コーションマークを表示する以外の手段で、当該異常を知らせること
    を特徴とする請求項1から5に記載の作業機械の表示装置。
  7. 前記異常信号が発生する毎に、異常内容を示す情報の履歴を記録すること
    を特徴とする請求項1から6に記載の作業機械の表示装置。
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