JPH0435311B2 - - Google Patents

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JPH0435311B2
JPH0435311B2 JP58213390A JP21339083A JPH0435311B2 JP H0435311 B2 JPH0435311 B2 JP H0435311B2 JP 58213390 A JP58213390 A JP 58213390A JP 21339083 A JP21339083 A JP 21339083A JP H0435311 B2 JPH0435311 B2 JP H0435311B2
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JP
Japan
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cylinder
grip
lifting
air
ladder
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JP58213390A
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Inventor
Hitoshi Iida
Ryoichi Nakayama
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Priority to US06/671,419 priority patent/US4637494A/en
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Publication of JPH0435311B2 publication Critical patent/JPH0435311B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、はしご状昇降用具を自力で昇降す
ることができるはしご昇降装置を提供することを
目的とする。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
現在、階段を自力で昇降する移動装置として、
クローラ式走行車等が開発されているが、はしご
状昇降用具を自力で昇降するものは存在しない。
ところで、原子力プラントでは、作業者の被曝
低減のために、同プラント内部の保守点検をロボ
ツトの遠隔操作により行なつている。しかしなが
ら、原子力プラント内部には数多くのはしご状昇
降用具、例えば垂直壁面に取り付けられたはしご
が設置されているため、上記ロボツトがこのはし
ごを昇降して、はしごを隔てたプラント内部を点
検することは不可能である。そのため、そのよう
な場所での保守点検は、作業者が行なわなければ
ならないという問題点がある。
〔発明の目的〕
この発明は上記事実を考慮してなされたもので
あり、はしご状の昇降用具を確実に自力で昇降す
ることができるはしご昇降装置を提供することを
目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、この発明に係るは
しご昇降装置は、装置本体の両側にそれぞれ並列
に2本づつ計4本配設された往復運動可能な昇降
用シリンダと、この昇降用シリンダのピストンロ
ツド先端部にそれぞれ取付けられ前記装置本体に
対し上下方向移動自在にかつ端部が拡開してはし
ご状昇降用具の踏桟を把持可能に構成されたグリ
ツプ装置と、移動方向に並設される2本の前記昇
降用シリンダを一本づつ移動させグリツプ装置に
踏桟を把持させた後その移動方向に装置本体を移
動させさらに移動方向の反対側に並設される2本
のシリンダを一本づつ移動方向に移動させグリツ
プ装置にて踏桟を把持させる制御装置とから成る
ことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
第1図はこの発明に係るはしご昇降装置の一実
施例の全体構成を示す斜視図、第2図ははしご昇
降装置の本体を示す説明図である。
垂直壁11には、はしご状昇降用具としてのは
しご13が取り付けられている。はしご昇降装置
15はこのはしご13を昇降可能とする装置本体
17と、垂直壁11の上面に載置する空気供給源
19および制御用計算機21とから構成される。
空気供給源19は装置本体17の駆動源であり、
コンプレツサおよび電磁弁からなる。コンプレツ
サは、装置本体17に多数配設されるシリンダに
エアチユーブを介して接続され、これらのシリン
ダに圧縮空気を供給する。
エアチユーブは束ねられてエアチユーブ束23
とされ、垂直壁11の上面に設置されるエアチユ
ーブ巻取装置25により、装置本体17の昇降に
対応させて、巻取り・繰出しが行なわれる。ま
た、空気供給源19のコンプレツサから上記シリ
ンダへ供給される圧縮空気は、電磁弁の開閉操作
によつて制御され、この電磁弁の開閉操作を前記
制御用計算機21が行なう。
一方、装置本体17は、第3図に示す昇降用シ
リンダ27を4本組み合わせて構成され、各昇降
シリンダ27A,27B,27C,27Dは支持
部材29を用いて一体化される。これらの昇降シ
リンダのうち、昇降シリンダ27A,27Bは本
体17の片側に、昇降シリンダ27C,27Dは
本体17の他の片側にそれぞれ2本づつ並設され
る。
各昇降用シリンダ27A,27B,27C,2
7Dにおけるシリンダ筒部33A,33B,33
C,33Dの先端部には流出入ポート35A,3
5B,35C,35Dが、またシリンダ筒部33
A,33B,33C,33Dの基端側にも流出入
ポート37A,37B,37C,37Dがそれぞ
れ形成される。これらの流出入ポート35A〜
D,37A〜D(第3図ではそれぞれ35,37)
は、各々エアチユーブ36,38を介して空気供
給源19に接続される。
シリンダ筒部33A,33B,33C,33D
のシリンダロツド38A,38B,38C,38
Dは、装置本体17の外方へ突出可能とされる。
これらのシリンダロツド38A〜Dは、流出入ポ
ート35A〜Dに圧縮空気が流入する場合にはシ
リンダ筒部33A〜D内に収納し、流出入ポート
37A〜Dに圧縮空気が流入する場合にはシリン
ダ筒部33A〜D外に突出する。
シリンダロツド38A〜Dのストロークは、は
しご13の踏桟14のピツチとほぼ同程度に設定
される。また、シリンダロツド38A〜Dの各々
は、2本のロツドにより構成されて、シリンダロ
ツド38A〜Dの往復直線運動における案内機能
を果す。さらに、各シリンダロツド38A,38
B,38C,38Dの先端に取り付けられるグリ
ツプ装置39A,39B,39C,39Dのシリ
ンダロツド38A〜Dの軸線廻りの回転を防止す
る。
グリツプ装置39A〜Dの各々は、第3図およ
び第4図に示すようにグリツプ伸縮用エアシリン
ダ41、グリツプ拡開エアシリンダ57およびグ
リツパ73がその主要構成部材である。
上記グリツプ伸縮用エアシリンダ41のシリン
ダ筒部43が、昇降用シリンダ27A〜Dのシリ
ンダロツド38A〜Dのそれぞれに固定される。
また、このシリンダ筒部43内には、シリンダピ
ストン45が摺動自在に収容される。このシリン
ダピストン45の前方側とシリンダ筒部43の前
方内壁との間にスプリング47が介在され、この
スプリング47によりシリンダピストン45が後
方に付勢される。シリンダ筒部43の後方壁には
流出入ポート49が形成され、この流出入ポート
49はエアチユーブ50を介して空気供給源19
に接続される。流出入ポート49へ圧縮空気が流
入することにより、シリンダピストン45がスプ
リング47の付勢力に抗して前方に移動する。
このシリンダピストン45には、その前方およ
び後方側に延在するピストンロツド51が一体に
固定される。このピストンロツド51にはシリン
ダピストン45を貫通してエアー通路52が穿設
される。また、ピストンロツド51の前方へ延在
する部分はシリンダ筒部43の前方壁を、またピ
ストンロツド51の後方へ延在する部分はシリン
ダ筒部43の後方壁をそれぞれ貫通して延びてい
る。これにより、シリンダピストン45およびシ
リンダロツド51の往復直線運動が案内される。
ピストンロツド51の後方端部には、エア通路
52に連通する流出入ポート53が設けられる。
この流出入ポート53はエアチユーブ54を介し
て空気圧縮源19に接続され、圧縮空気をエア通
路52内に導く。
また、ピストンロツド51の前方端部には、グ
リツパ拡開エアシリンダ57のシリンダ筒部59
が一体に固定される。上記エア通路52はこのシ
リンダ筒部59内に連通し、エア通路52を介し
てシリンダ筒部59内に圧縮空気が流入可能とさ
れる。
シリンダ筒部59内にはシリンダピストン61
が配設され、このシリンダピストン61の前方側
にシリンダロツド62が一体に固定される。シリ
ンダロツド62を被冠して、シリンダピストン6
1の前面およびシリンダ筒部59の前方内壁間に
スプリング63が介装される。このスプリングに
より、シリンダピストン61およびシリンダロツ
ド62が後方に付勢される。また、シリンダピス
トン61およびシリンダロツド62は、シリンダ
筒部59内に圧縮空気が流入することにより、ス
プリング63の付勢力に抗して前方へ移動する。
一方、シリンダ筒部59の外部後方側には取付
部65を介して案内ロツド67が固着される。こ
の案内ロツド67は、グリツプ伸縮用エアシリン
ダ41のシリンダ筒部43の側方に位置しシリン
ダ筒部43の軸線方向に延在する。さらに案内ロ
ツド67は、シリンダ筒部43の外部前方側に固
定される案内板69に摺動自在に嵌合される。こ
れらの案内ロツド67および案内板69により、
グリツプ拡開エアシリンダ57は往復移動が案内
され、かつ移動方向廻りの回転が防止される。
また、シリンダ筒部59の前方端部には、コ字
形断面形状のカバー部材71が固定される。この
カバー部材71の内部に、一対のグリツパ73が
配設される。このグリツパ73はともにL字形状
であり、その屈曲部がピン75を介してカバー部
材71に回動自在に軸支される。その結果、一対
のグリツパ73は、前方に開口する略コ字形状を
成す。また、それぞれのグリツパ73の基端側端
部には、溝部77が設けられる。一方、シリンダ
ロツド62の先端にはピン79が固着され、この
ピン79が溝部77に嵌合される。したがつて、
シリンダロツド62の前方移動の際には、ピン7
9を介してグリツパ73が拡開し、またシリンダ
ロツド62の後方移動の際には、グリツパ73が
はしご13の踏桟14を把持可能とする。
上記昇降用エアシリンダ27A〜D、グリツプ
伸縮用エアシリンダ41およびグリツプ拡開用エ
アシリンダ57は、前述の如く、制御用計算機2
1に基づく電磁弁の開閉操作によつて、その作動
が制御される。
昇降用シリンダ27A〜Dの各々を作動させる
4個の電磁弁の制御は、装置本体17の移動に際
し、まず4本の昇降シリンダ27A〜Dの流出入
ポート35A〜Dを空気流入側、流出入ポート3
7A〜Dの空気排出側とすべく電磁弁を操作す
る。次に、装置本体17の移動方向に位置する2
本の昇降シリンダのうち、一本のシリンダの流出
入ポート37へ圧縮空気を流入させるよう、この
昇降シリンダに連結する電磁弁を操作する。その
後、装置本体17の移動方向に位置する残りの一
本の昇降シリンダに連結する電磁弁を操作して、
この昇降シリンダの流出入ポート37へ圧縮空気
を流入させる。
次に4本の昇降シリンダ27A〜Dのそれぞれ
の流出入ポート35A〜D,37A〜Dが空気流
入側と空気排出側とを逆転するように、4個の電
磁弁の全てを操作する。これにより、装置本体1
1が移動する。その後、本体装置17の移動方向
と反対側に位置する2本の昇降シリンダのうちの
一本の昇降シリンダの流出入ポート35へ圧縮空
気を流入させるよう、この昇降シリンダに連結す
る電磁弁を操作する。その後、本体装置17の移
動方向と反対側に位置する残りの一本の昇降シリ
ンダに連結する電磁弁を操作させて、このシリン
ダの流出入ポート35へ空気を流入させる。
また、グリツプ伸縮用エアシリンダ41とグリ
ツプ拡開用エアシリンダ57とのそれぞれを作動
する電磁弁の制御は、まず、流出入ポート49に
圧縮空気を流入して、シリンダロツド51を前方
へ移動させるべく、グリツプ伸縮用エアシリンダ
41に連結する電磁弁(ゲリツプ伸縮用電磁弁)
を操作する。
次に、グリツパ73を拡開する場合には、グリ
ツプ拡開用エアシリンダ57に連結する電磁弁
(グリツプ拡開用電磁弁)を操作して、流出入ポ
ート53から圧縮空気も流入する。その後、グリ
ツプ伸縮用電磁弁を操作して、流出入ポート49
への圧縮空気の供給を断つ。また、グリツパ73
がはしご13の踏桟を把持可能とする場合には、
グリツプ伸縮用電磁弁を操作して流出入ポート5
3へ、空気を流入させ、その後、流出入ポート5
3へ圧縮空気を流入すべく、グリツプ拡開用電磁
弁を操作する。
また、これらのグリツプ伸縮用電磁弁およびグ
リツプ拡開用電磁弁は、昇降シリンダに連結する
電磁弁の切替操作と同時に操作されないよう制御
される。
次に、はしご昇降装置の作動を説明する。
第5図は上記実施例の装置本体17がはしご1
3を下降する場合の動作手順を示す作動図であ
る。
同図aは、装置本体17の初期状態を示す。こ
の初期状態では、4本の昇降シリンダ27A〜D
の流出入ポート35A〜Dへ圧縮空気を流入し
て、4本のシリンダロツド38A〜Dをそれぞれ
シリンダ筒部33A〜D内へ収納し、さらにスプ
リング47,63の付勢力により、4個のグリツ
プ装置39A〜Dがはしご13の踏桟14を把持
する。ここで、グリツプ装置39A,Bが踏桟1
4aを、グリツプ装置39C,Dが踏桟14dを
それぞれ把持する。
まず、第1ステツプとして、4個のグリツプ装
置39A〜Dの流出入ポート49へ圧縮空気を流
入して、グリツプ伸縮用エアシリンダのシリンダ
ロツド51を、4本とも前方へ移動させ、グリツ
プ装置39A〜Dを伸ばして、装置本体17をは
しご13の上方向へ浮き上がらせる。
次に、第2ステツプを説明する。グリツプ装置
39Cの流出入ポート53から圧縮空気を流入
し、同グリツプ装置39Cのグリツパ73を拡開
する。次に、同グリツプ装置39Cの流出入ポー
ト49への空気流入を断ち、スプリング47の付
勢力によりシリンダロツド51を後方へ移動させ
て、同グリツプ装置39Cを縮める。その後、昇
降シリンダ27Cの流出入ポート37Cへ圧縮空
気を流入させ、同昇降シリンダ27Cのシリンダ
ロツド38Cを装置本体17の移動方向へ移動さ
せる。その移動終了後、グリツプ装置39Cは、
踏桟14eの上方に位置する。
昇降シリンダ27Cの移動後、グリツプ装置3
9Cの流出入ポート49へ圧縮空気を流入させて
同グリツプ装置39Cを伸ばし、同グリツプ装置
39Cのシリンダロツド51を踏桟14eの方向
へ移動させる。そして、同グリツプ装置39Cの
流出入ポート53を空気排出側とし、スプリング
63の付勢力によつてグリツパ73をして踏桟1
4eを把持せしめる。上記第2ステツプ完了後の
状態を第5図bに示す。
第3ステツプは、昇降シリンダ27Dおよびグ
リツプ装置39Dに関し、第2ステツプと同様の
動作を行なうものである。この第3ステツプ完了
後の状態を同図cに示す。
次に、第4ステツプを説明する。第4ステツプ
開始前には、4本の昇降シリンダ27A〜Dの流
出入ポート35A,Bおよび37C,Dが空気流
入側、流出入ポート35C,Dおよび37A,B
が空気排出側となつている。第4ステツプでは、
各昇降シリンダの2つの流出入ポートの空気流入
側、空気排出側を逆転させる。つまり、流出入ポ
ート35C,Dおよび37A,Bを空気流入側、
流出入ポート35A,Bおよび37C,Dを空気
排出側とする。これにより、昇降シリンダ27
A,Bが伸び、昇降シリンダ27C,Dが縮ん
で、装置本体17ははしご13の踏桟14の1ピ
ツチ分だけ移動する。第4ステツプ完了状態を第
5図dに示す。
第5ステツプは、まず、グリツプ装置39Aの
流出入ポート53へ圧縮空気を供給して同グリツ
プ装置39Aのグリツパ73を拡開する。次に、
流出入ポート49への空気の供給を断つて、スプ
リング47の付勢力によりシリンダピストン51
を後方へ移動させ、グリツプ装置を縮める。その
後、昇降シリンダ27Aの流出入ポート35Aへ
圧縮空気を供給し、流出入ポート37Aを空気排
出側として、シリンダロツド38Aを装置本体1
7の移動方向へ移動させる。この移動量は、はし
ご13の踏桟14の1ピツチであり、したがつて
シリンダロツド38Aの移動後、グリツプ装置3
9Aは踏桟14bの上方に位置する。
次に、グリツプ装置39Aの流出入ポート49
へ圧縮空気を供給して、シリンダピストン51を
はしご13の踏桟14bの方向へ前方移動させ
る。その後、流出入ポート53への空気供給を断
ち、スプリング63の付勢力により、同グリツプ
装置39Aのグリツパ73をして踏桟14bを把
持せしめる。第5ステツプ完了状態を第5図eに
示す。
第6ステツプは、昇降シリンダ27Bおよびグ
リツプ装置39Bに関し、第5ステツプと同様の
動作を行うものである。この第6ステツプ完了後
の状態を同図fに示す。この状態は、装置本体1
7がはしご13の踏桟を1段降下したことを示
す。
上記の第1乃至第6ステツプを数回繰り返すこ
とにより、装置本体17ははしご13を複数段降
下する。この降下の際には、第1図に示すエアチ
ユーブ巻取装置25がエアチユーブ束23を繰り
出す。また、装置本体17がはしご13を上昇す
る場合には、第1ステツプでグリツプ装置39A
〜Dを伸ばした後、下降動作とは逆の一連の動作
(第6ステツプから第2ステツプまでの一連の動
作)を行ない、これを繰り返す。
上述のように、このはしご昇降装置15は、は
しご13を自在かつ確実に自力で昇降することが
できることから、このはしご昇降装置15を適用
してロボツトを製作すれば、ロボツトの移動領域
を極めて広範化することができる。そして、はし
ご昇降装置を適用したロボツトが、原子力発電プ
ラントの保守・点検用ロボツトである場合には、
原子力発電プラント内で人間が近づけないような
場所に設置されたはしごを昇降して同プラントを
保守・点検することができ、保守・点検時におけ
る作業者の被曝を回避させることができる。
また、上記実施例のグリツプ装置39における
グリツプ拡開用エアシリンダ57の流出入ポート
53を、シリンダピストン51の後端部に設け、
エア通路52を介してシリンダ筒部59内へ圧縮
空気を導くようにしたことから、装置本体17の
昇降移動時およびグリツプ装置39A〜Dの伸縮
時に、エアチユーブ54が邪魔にならず、装置本
体17およびグリツプ装置39A〜Dの作動を円
滑化することができ、かつエアチユーブ54の損
傷をも防止することができる。
さらに、グリツプ装置39A〜Dのグリツプ伸
縮用エアシリンダ41およびグリツプ拡開用エア
シリンダ57は、それぞれのシリンダロツド5
1,62をスプリング47,63によつて後方移
動させるようにしている。したがつて、シリンダ
ロツド51,62の後方移動用のエアチユーブを
設ける必要がなく、エアチユーブ本数を減少し
て、故障を低減することができる。また、同様の
理由から、電源喪失等の非常時においても、グリ
ツパ73がはしご13の踏桟14を把持する状態
で、かつグリツプ装置39A〜Dが縮んだ状態で
安定するため、グリツパ73に作用するモーメン
トが小さくなり、装置本体17の離脱・落下を生
起することがない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係るはしご昇降装置
によれば、装置本体に複数の昇降シリンダを設
け、この昇降シリンダの先端部にグリツプ装置が
取り付けられ、このグリツプ装置が装置本体に対
し上下方向に移動し、グリツプ装置の先端ではし
ごの踏桟を把持可能とし、上記昇降シリンダおよ
びグリツプ装置の作動を制御装置により制御して
移動方向に対してグリツプ装置を一本づつ移動さ
せることにしたため、はしご状の昇降用具を確実
かつ自在に自力で昇降することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るはしご昇降装置の一実
施例の全体構成を示す斜視図、第2図aは同実施
例の装置本体の側面図、第2図bは第2図aのA
−A線に沿う断面図、第3図は同実施例の昇降用
シリンダを示す斜視図、第4図は同実施例のグリ
ツプ装置を示す断面図、第5図a〜fは同実施例
の作動状態を示す作動図である。 15……はしご昇降装置、17……装置本体、
19……空気供給源、21……制御用計算機、2
7A,27B,27C,27D……昇降用シリン
ダ、39A,39B,39C,39D……グリツ
プ装置、41……グリツプ伸縮用エアシリンダ、
57……グリツプ拡開用エアシリンダ、73……
グリツパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 装置本体の両側にそれぞれ並列に2本づつ計
    4本配設され往復運動可能な昇降用シリンダと、
    この昇降用シリンダのピストンロツド先端部にそ
    れぞれ取付けられ前記装置本体に対し上下方向移
    動自在にかつ端部が拡開してはしご状昇降用具の
    踏桟を把持可能に構成されたグリツプ装置と、移
    動方向に並設される2本の前記昇降用シリンダを
    一本づつ移動させグリツプ装置にて踏桟を把持さ
    せた後その移動方向に装置本体を移動させさらに
    移動方向の反対側に並設される2本のシリンダを
    一本づつ移動方向に移動させグリツプ装置にて踏
    桟を把持させる制御装置とから成ることを特徴と
    するはしご昇降装置。
JP58213390A 1983-11-15 1983-11-15 はしご昇降装置 Granted JPS60105791A (ja)

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JPS60105791A JPS60105791A (ja) 1985-06-11
JPH0435311B2 true JPH0435311B2 (ja) 1992-06-10

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