JPH04352Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04352Y2 JPH04352Y2 JP1985080510U JP8051085U JPH04352Y2 JP H04352 Y2 JPH04352 Y2 JP H04352Y2 JP 1985080510 U JP1985080510 U JP 1985080510U JP 8051085 U JP8051085 U JP 8051085U JP H04352 Y2 JPH04352 Y2 JP H04352Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flash
- camera
- head
- diffuser
- built
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、閃光器を内蔵したカメラに関する。
(従来の技術及び解決しようとする問題点)
カメラに内蔵された閃光器頭部を突出状態から
押し下げることによつて格納係止し、さらに押し
下げることによつて突出状態に移るプツシユ・プ
ツシユ方式の閃光器内蔵カメラが実開昭54−
148142号として知られている。
押し下げることによつて格納係止し、さらに押し
下げることによつて突出状態に移るプツシユ・プ
ツシユ方式の閃光器内蔵カメラが実開昭54−
148142号として知られている。
このようなプツシユ・プツシユ方式の閃光器を
内蔵しているカメラにおいては、閃光器本体がカ
メラ本体の周壁外部に設けられている場合は、不
用意に閃光器本体が押し下げられて閃光器が突出
することがある。そのため、閃光器をカメラ周壁
の内側すなわちカメラ本体内に格納するようにし
ているが、その場合はその分だけカメラが大きく
なり(第3図)、小型化の支障になつていた。ま
た、上記先行例の場合、格納状態で閃光器をカメ
ラ本体内に収納しているが、その格納状態のとき
閃光器頭部がカメラ周壁面より高く、カメラ周壁
から露出しているため、同様に不用意操作で閃光
器が突出するという問題があつた。
内蔵しているカメラにおいては、閃光器本体がカ
メラ本体の周壁外部に設けられている場合は、不
用意に閃光器本体が押し下げられて閃光器が突出
することがある。そのため、閃光器をカメラ周壁
の内側すなわちカメラ本体内に格納するようにし
ているが、その場合はその分だけカメラが大きく
なり(第3図)、小型化の支障になつていた。ま
た、上記先行例の場合、格納状態で閃光器をカメ
ラ本体内に収納しているが、その格納状態のとき
閃光器頭部がカメラ周壁面より高く、カメラ周壁
から露出しているため、同様に不用意操作で閃光
器が突出するという問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
上述の事情に鑑み本考案は、プツシユ・プツシ
ユ機構によつて格納状態位置とフラツシユ撮影の
ための突出状態位置をとる閃光器本体に拡散器を
摺動可能に設け、かつ閃光器の発光部が被写体に
向かつて発光できるように覆つた前記拡散器の拡
散部をカメラ周壁から露呈して設け、さらに前記
拡散器に前記閃光器本体の頭部より突出した表面
を有した係合部を設け、その係合部の内面を前記
頭部と係合するように付勢し、格納状態でカメラ
周壁に位置規制され、突出状態で前記閃光器本体
の頭部により位置規制されるように構成したもの
である。
ユ機構によつて格納状態位置とフラツシユ撮影の
ための突出状態位置をとる閃光器本体に拡散器を
摺動可能に設け、かつ閃光器の発光部が被写体に
向かつて発光できるように覆つた前記拡散器の拡
散部をカメラ周壁から露呈して設け、さらに前記
拡散器に前記閃光器本体の頭部より突出した表面
を有した係合部を設け、その係合部の内面を前記
頭部と係合するように付勢し、格納状態でカメラ
周壁に位置規制され、突出状態で前記閃光器本体
の頭部により位置規制されるように構成したもの
である。
(作用)
したがつて、本考案の構成によれば、突出時に
は拡散器を押し下げようとしてもカメラ周壁に位
置規制されていて下がらず、閃光器本体の頭部を
押し下げることによつて閃光器本体が突出する
と、これに係合して拡散器も突出し、格納時には
閃光器本体を押し下げ格納係止されると、ばねに
引かれて拡散器も押し下げられることになる。
は拡散器を押し下げようとしてもカメラ周壁に位
置規制されていて下がらず、閃光器本体の頭部を
押し下げることによつて閃光器本体が突出する
と、これに係合して拡散器も突出し、格納時には
閃光器本体を押し下げ格納係止されると、ばねに
引かれて拡散器も押し下げられることになる。
(実施例)
以下、本考案の説明をする。
第1図は本考案の実施例閃光器関係部分を示す
斜視図、第2図は本考案の閃光器本体が格納され
た状態を示す外観図、第3図は従来の閃光器内蔵
カメラ外観図である。
斜視図、第2図は本考案の閃光器本体が格納され
た状態を示す外観図、第3図は従来の閃光器内蔵
カメラ外観図である。
第1図において、1は閃光器本体で、1aはそ
の発光部、1bはそのヘツド部、1cはその支軸
板、1dは摺動ピン1hと摺接して上下動を司る
支軸板スリツト、1eはプツシユ・プツシユ作動
用の係止ピン、1fはレール部、1gはピンであ
る。
の発光部、1bはそのヘツド部、1cはその支軸
板、1dは摺動ピン1hと摺接して上下動を司る
支軸板スリツト、1eはプツシユ・プツシユ作動
用の係止ピン、1fはレール部、1gはピンであ
る。
2は拡散器で、2aは閃光を拡散放射する拡散
部、2bは閃光器本体のレール部1fと摺接する
側壁に設けられたレール部であり、2cは内面が
閃光器本体のヘツド部1bと当接して閃光器本体
1と拡散器2との相互位置関係を定めるとともに
閃光器本体1の突出時に閃光器本体1から拡散器
2に突出力が伝達される係合部で、図よりさらに
巾を広くすれば、ヘツド部1bの露出部は狭くな
る。2dはピンである。拡散器2の下面は、第2
図に示されているようにカメラ周壁の端部5bに
当接して下降が制限され、拡散器2は第2図の位
置に保持される。
部、2bは閃光器本体のレール部1fと摺接する
側壁に設けられたレール部であり、2cは内面が
閃光器本体のヘツド部1bと当接して閃光器本体
1と拡散器2との相互位置関係を定めるとともに
閃光器本体1の突出時に閃光器本体1から拡散器
2に突出力が伝達される係合部で、図よりさらに
巾を広くすれば、ヘツド部1bの露出部は狭くな
る。2dはピンである。拡散器2の下面は、第2
図に示されているようにカメラ周壁の端部5bに
当接して下降が制限され、拡散器2は第2図の位
置に保持される。
3は閃光器本体1のピン1gと拡散器のピン2
dとの間に連繋され、発光部1aと拡散器2aと
が重なるように付勢されるばねである。点線で囲
まれた部分4は前記実開昭54−148142号公報に開
示された公知のプツシユ・プツシユ機構であり、
4aは揺動板、4bは斜辺部、4cは係止部、4
dは傾斜起立部、4eは揺動板軸、4fはばね、
そして4gはピンである。5は支持板1cの降下
位置を規制するストツプピンである。
dとの間に連繋され、発光部1aと拡散器2aと
が重なるように付勢されるばねである。点線で囲
まれた部分4は前記実開昭54−148142号公報に開
示された公知のプツシユ・プツシユ機構であり、
4aは揺動板、4bは斜辺部、4cは係止部、4
dは傾斜起立部、4eは揺動板軸、4fはばね、
そして4gはピンである。5は支持板1cの降下
位置を規制するストツプピンである。
本考案は上記のように構成されており、次のよ
うに作動する。
うに作動する。
いま、閃光器本体1が図示しないばねの力によ
つてカメラから突出している状態にある場合に
は、突出位置は支軸板スリツト1dの下端と摺動
ピン1hの当接により規制され、拡散器2の係合
部2cの内面が閃光器本体1のヘツド部1bに当
接して持上げられ突出状態で発光部1aの前面に
拡散器2の拡散部2aが重なつた位置に規制され
ている。
つてカメラから突出している状態にある場合に
は、突出位置は支軸板スリツト1dの下端と摺動
ピン1hの当接により規制され、拡散器2の係合
部2cの内面が閃光器本体1のヘツド部1bに当
接して持上げられ突出状態で発光部1aの前面に
拡散器2の拡散部2aが重なつた位置に規制され
ている。
ここで、閃光器1を格納するためにヘツド部1
bを押し下げると、閃光器本体1が図示しないば
ねの力に抗して下降し、係止ピン1eがプツシ
ユ・プツシユ機構4の斜辺部4bに摺接し揺動板
4aを時計方向へ回動して逃げさせながら下降し
係止部4cの位置で揺ら動動板4aが反時計方向
に回動して戻り、係止部4cが係止ピン1eに係
合して閃光器本体1を格納位置に保持する、拡散
器2は閃光器本体1の下降に伴い、ばね3の力に
よつて閃光器本体1に引きつけられて下降し、拡
散器2の下面がカメラ周壁の端部5bに当接して
第2図の格納位置に保持される。
bを押し下げると、閃光器本体1が図示しないば
ねの力に抗して下降し、係止ピン1eがプツシ
ユ・プツシユ機構4の斜辺部4bに摺接し揺動板
4aを時計方向へ回動して逃げさせながら下降し
係止部4cの位置で揺ら動動板4aが反時計方向
に回動して戻り、係止部4cが係止ピン1eに係
合して閃光器本体1を格納位置に保持する、拡散
器2は閃光器本体1の下降に伴い、ばね3の力に
よつて閃光器本体1に引きつけられて下降し、拡
散器2の下面がカメラ周壁の端部5bに当接して
第2図の格納位置に保持される。
次に、閃光器1を突出させるには、閃光器本体
1のヘツド部1bをさらにわずか押し下げると、
係止ピン1eが傾斜起立部4dの側面に沿つて下
降し、この係接が外れると揺動板4aがさらに反
時計方向にわずか回動して係止ピン1eが傾斜起
立部4dの下に入りこんで係合が解除され、この
状態で押し下げをゆるめると図示しないばねの力
により閃光器1は上昇し、これに伴つて拡散器2
はヘツド部1bと係合部2cの内面が当接してレ
ール部1fと2bに沿つて押上られ、最初の突出
状態に復帰する。
1のヘツド部1bをさらにわずか押し下げると、
係止ピン1eが傾斜起立部4dの側面に沿つて下
降し、この係接が外れると揺動板4aがさらに反
時計方向にわずか回動して係止ピン1eが傾斜起
立部4dの下に入りこんで係合が解除され、この
状態で押し下げをゆるめると図示しないばねの力
により閃光器1は上昇し、これに伴つて拡散器2
はヘツド部1bと係合部2cの内面が当接してレ
ール部1fと2bに沿つて押上られ、最初の突出
状態に復帰する。
(効果)
本考案は、上述のように構成され、拡散器の前
面にカメラ本体による保護カバーがないので、カ
メラの面から閃光器が膨出することがなくコンパ
クト化に有利である。さらに、保護カバーがない
にもかかわらず拡散器に押し下げる力が働いて
も、拡散器はカメラ周壁の端部に規制され降下し
ないので、閃光器が突出する誤動作の恐れもな
い。
面にカメラ本体による保護カバーがないので、カ
メラの面から閃光器が膨出することがなくコンパ
クト化に有利である。さらに、保護カバーがない
にもかかわらず拡散器に押し下げる力が働いて
も、拡散器はカメラ周壁の端部に規制され降下し
ないので、閃光器が突出する誤動作の恐れもな
い。
第1図は、本考案の実施例の閃光器関係部分の
構成を示す斜視図、第2図は、本考案の閃光器本
体が格納された状態を示す外観図、第3図は、従
来の閃光器内蔵カメラの外観図である。 1……閃光器本体、2……拡散器、3……ば
ね、4……プツシユ・プツシユ機構。
構成を示す斜視図、第2図は、本考案の閃光器本
体が格納された状態を示す外観図、第3図は、従
来の閃光器内蔵カメラの外観図である。 1……閃光器本体、2……拡散器、3……ば
ね、4……プツシユ・プツシユ機構。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 カメラに内蔵された閃光器を突出状態から押下
げることによつて格納係止し、さらに押下げるこ
とによつて前記格納係止を解除されて付勢力によ
り突出するプツシユ・プツシユ機構を有する方式
の閃光器内蔵カメラにおいて、 カメラ本体に摺動自在に設けられた閃光器本体
と、 前記閃光器本体の頭部より突出した表面を有す
るとともに、前記閃光器本体の頭部と係合する内
面を有した係合部を備え、すくなくとも前記閃光
器本体の発光部を覆い、前記閃光器本体に摺動自
在に設けられ、前記閃光器本体の頭部と前記係合
部内面が係合する方向に付勢され、格納状態でカ
メラ周壁に位置規制され、突出状態で前記閃光器
本体の頭部により位置規制され、前記発光部の発
光拡散する拡散部が被写体に向かつて発光できる
ようにカメラ周壁から露呈して設けられた拡散器
と、 から構成されたことを特徴とする閃光器内蔵カメ
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985080510U JPH04352Y2 (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985080510U JPH04352Y2 (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61196232U JPS61196232U (ja) | 1986-12-06 |
JPH04352Y2 true JPH04352Y2 (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=30626426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985080510U Expired JPH04352Y2 (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04352Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55129321A (en) * | 1979-03-29 | 1980-10-07 | Olympus Optical Co Ltd | Light distribution angle change-over mechanism of flash device through changing-over of focal length of photographing lens |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148142U (ja) * | 1978-04-05 | 1979-10-15 |
-
1985
- 1985-05-29 JP JP1985080510U patent/JPH04352Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55129321A (en) * | 1979-03-29 | 1980-10-07 | Olympus Optical Co Ltd | Light distribution angle change-over mechanism of flash device through changing-over of focal length of photographing lens |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61196232U (ja) | 1986-12-06 |
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