JPH04352977A - 可変表示装置付遊技機 - Google Patents

可変表示装置付遊技機

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JPH04352977A
JPH04352977A JP3155649A JP15564991A JPH04352977A JP H04352977 A JPH04352977 A JP H04352977A JP 3155649 A JP3155649 A JP 3155649A JP 15564991 A JP15564991 A JP 15564991A JP H04352977 A JPH04352977 A JP H04352977A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも2種類以上
の図柄列を変動表示可能な可変表示装置を備えた遊技機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、少なくとも2種類以上の図柄列を
変動表示可能な可変表示装置を備えた遊技機、例えば、
弾球遊技機又は回胴式遊技機において、最後に停止され
る最終図柄列の停止前の図柄列に表示されている図柄の
組合せが当り図柄の組合せであるとき(一般にリーチ状
態といわれている)に、最終図柄列の変動速度を遅くす
ると共に変動時間長くして、当り図柄が表示される期待
感を盛り上げるようにしたものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ほとんどの可
変表示装置付遊技機において、上記したような表示制御
が行われているので、リーチ状態になったからといって
新鮮味がなく、また、リーチ状態時における変動表示に
おいて当り図柄以外の図柄が変動表示されているときと
当り図柄が変動表示されているときとで区別がないので
、リーチ状態時の変動表示に抑揚感がないという問題が
あった。本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、リーチ状態における変動
表示に新鮮味を加えると共に抑揚感を与えることができ
る可変表示装置付遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、少なくとも2種類以上の図
柄列を変動表示可能な可変表示装置を備えた遊技機にお
いて、該遊技機には、前記可変表示装置の変動表示に関
する情報を報知する報知手段を設け、前記2種類以上の
図柄列のうち最後に停止される最終図柄列の停止前の図
柄列に表示されている図柄の組合せが当り図柄の組合せ
であるときに、前記最終図柄列の変動表示において当り
図柄の変動表示に同期して前記報知手段を駆動すること
を特徴とするものである。前記報知手段として、例えば
、光を発する発光手段、又は効果音を発生する音声発生
手段のいずれか一方、又は両方を設ければ良い。
【0005】
【作用】2種類以上の図柄列のうち最後に停止される最
終図柄列の停止前の図柄列に表示されている図柄の組合
せが当り図柄の組合せであるとき、即ち、リーチ状態と
なったときに、最終図柄列の変動表示において、当り図
柄が遊技者に視認され得る状態となったとき又は視認さ
れ得る状態となりつつあるときに報知手段が駆動されて
その旨が遊技者に報知される。報知手段が発光手段であ
るときには、当り図柄が視認され得る状態となったとき
又は視認され得る状態となりつつあるときに光が発光さ
れ、また、報知手段が音声発生手段であるときには、当
り図柄が視認され得る状態となったとき又は視認され得
る状態となりつつあるときに効果音が発生される。つま
り、本発明においては、リーチ状態時における変動表示
において、従来にない新鮮味を出現させると共に、報知
手段による当り図柄の報知によりリーチ状態時における
変動表示に対して抑揚感を付与することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。本実施例においては、遊技機の一例とし
てパチンコ遊技機に可変表示装置が応用された場合につ
いて説明する。そこで、まず、図8を参照してパチンコ
遊技機の遊技盤1の構成について説明する。図8におい
て、遊技盤1には、発射された打玉を誘導する誘導レー
ル2が植立され、該誘導レール2に囲まれる範囲が遊技
領域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央には、本
実施例において要部を構成し且つ特定遊技状態(以下、
大当り遊技状態という)を生起せしめる可変表示装置3
0が配置され、該可変表示装置30の下方に大当り遊技
状態時に所定の態様で駆動される可変入賞球装置4が配
置されている。可変表示装置30は、後に詳述するよう
に、複数(3つ)の図柄列49a〜49cを変動表示さ
せるドラム機構40a〜40cを有している。
【0007】また、可変入賞球装置4は、その中央部分
にソレノイド6によって開閉駆動される一対の玉受部材
5a,5bを有すると共に、該玉受部材5a,5bで受
け入れられた入賞玉を誘導する入賞領域が複数(3つ)
に区画され、その中央が特定入賞口7とされている。ま
た、特定入賞口7の後面壁には、大当り遊技状態時に入
賞玉が特定入賞口7に入賞したことを報知するV表示L
ED8が設けられている。また、可変入賞球装置4には
、特定入賞口7の下流側に特定入賞玉検出器9が設けら
れると共に、大当り遊技状態時の1回の開放で玉受部材
5a,5bに受け入れられたすべての入賞玉(ただし、
特定入賞口7に入賞した入賞玉を除く)を検出する入賞
玉検出器10a,10bが設けられている。この入賞玉
検出器10a,10bによって検出された入賞玉数は、
玉受部材5a,5bの上部前面に設けられる10個の入
賞個数表示LED11によって表示される。
【0008】なお、可変入賞球装置4が形成される取付
基板の両端部に始動入賞口12a,12bが一体的に設
けられている。この始動入賞口12a,12bは、始動
入賞玉検出器13a,13bを内蔵している。また、遊
技領域3には、可変表示装置30と可変入賞球装置4と
の間にも始動入賞玉検出器13cを内蔵するもう1つの
始動入賞口12cが設けられている。
【0009】上記した可変表示装置30と可変入賞球装
置4と始動入賞口12a〜12cの関係について説明す
ると、発射された打玉がいずれかの始動入賞口12a〜
12cに入賞して始動入賞玉検出器13a〜13cをO
Nさせると、可変表示装置30のドラム機構40a〜4
0cが変動表示を開始する。そして、所定時間(例えば
、6秒)経過後にドラム機構40a〜40cが順次停止
し、その停止時に表示される図柄の組合せが予め定めた
図柄の組合せ(例えば、同じ数字図柄や文字図柄のゾロ
目であるとき;以下、当り図柄という)となったときに
、大当り遊技状態となる。
【0010】大当り遊技状態になると、玉受部材5a,
5bが一定時間(例えば、25秒)経過するまで又はそ
の一定時間内であって玉受部材5a,5bに受け入れら
れた入賞玉が所定個数(例えば、10個)に到達するま
で開放する。このような開放を開閉サイクルという。し
かして、当該開閉サイクル中に入賞玉が特定入賞口7に
入賞して特定入賞玉検出器9をONさせたときには、継
続権が発生し、次の開閉サイクルの実行が留保される。 そして、このような開閉サイクルの繰り返しは、各開閉
サイクルにおいて継続権が成立していることを条件とし
て所定回数(例えば、16回)許容される。したがって
、大当り遊技状態になると、短時間に多量の入賞玉を獲
得できるチャンスが与えられることになる。なお、開閉
サイクル中に許容される入賞玉の数は、入賞個数検出器
10a,10bと特定入賞玉検出器9とによって検出さ
れた入賞玉の検出信号の合計に基づいて算出される。
【0011】また、遊技領域3には、上記した構成以外
に、可変表示装置30の左右側方に入賞口14a,14
bが設けられ、可変入賞球装置4の左右上部に風車付入
賞口15a,15bが設けられている。これらの入賞口
14a,14b、15a,15bには、変動表示中や大
当り遊技状態中等に表示駆動される肩ランプ16a,1
6b、袖ランプ17a,17bが内蔵されている。また
、この肩ランプ16a,16b、及び袖ランプ17a,
17bと同じ機能と有するものとして、遊技領域3の中
央両端部にサイドランプ18a,18bが設けられ、遊
技領域3の上部左右にランプ付き風車19a,19bが
設けられ、誘導レール2の外側に沿ってレール飾りラン
プ21が設けられ、更に、図示しないがパチンコ遊技機
の前面上部に遊技効果ランプ22(図5に符号だけ表示
)が設けられている。
【0012】更に、遊技領域3には、上記したいずれの
入賞口又は入賞球装置にも入賞しなかったアウト玉を回
収するアウト口20がその最下方に設けられている。ま
た、図2に示すように、遊技盤1の前面は、2枚のガラ
ス板23によって覆われていると共に、遊技盤1の裏面
には、上記した入賞口や入賞球装置に入賞した入賞玉を
所定の径路に沿って流下させる入賞玉集合カバー体24
が止着されている。また、図示しないが、パチンコ遊技
機には、上記した可変表示装置30や可変入賞球装置4
の遊技状態に対応して効果音を発生する音声発生手段と
してのスピーカ25が設けられている。
【0013】次に、本実施例の要部を構成する可変表示
装置30について図1乃至図4を参照して説明する。可
変表示装置30は、図1に示すように、遊技盤1の前面
に取り付けられる取付装飾基板31と、図2に示すよう
に、遊技盤1の後面側に取り付けられ且つ後述するドラ
ム機構40a〜40c等を収納するドラム収納箱39と
から構成されている。そこで、まず図1を参照して、取
付装飾基板31について説明すると、取付装飾基板31
の上部には、遊技盤1面を落下する打玉が入賞する入賞
口32が形成され、該入賞口32の下方に前記大当り遊
技状態時における玉受部材5a,5bの継続回数を表示
する開成回数表示LED33や可変表示装置30を変動
表示できる権利を留保した回数を表示する始動入賞記憶
表示LED34が設けられている。この始動入賞記憶表
示LED34は、変動表示中又は大当り遊技状態中に前
記始動入賞口12a〜12cに打玉が入賞したときに最
高4個まで記憶した旨を報知するものである。
【0014】上記した開成回数表示LED33や始動入
賞記憶表示LED34は、可変表示装置30の上部を装
飾する装飾板36の前面に臨むように設けられるもので
あるが、この装飾板36の下部には、複数の変動表示用
LED35a〜35eも設けられている。この変動表示
用LED35a〜35eは、後述するリーチ状態時に最
終図柄列49cに当り図柄が表示され得る位置に近づき
つつあること又は当該位置に来たことを電気的に表示す
るものである。そして、このような雰囲気を出すため、
変動表示用LED35a〜35eは、左右両端から中央
に向かって点灯移動するように表示駆動されるようにな
っている。したがって、変動表示用LED35aは、両
端部に2つ配置され、以下、変動表示用LED35b〜
35dが2つづつ順に内側に配置され、中央に1つの変
動表示用LED35eが配置されている。また、装飾板
36の後面を照射して装飾効果を高めるために、飾りL
ED37a〜37dが前記入賞口32の左右及び前記開
成回数表示LED33の左右側方に設けられている。
【0015】また、前記取付装飾基板31のほぼ中央に
は、長方形状の透視レンズ部38が取り付けられ、後述
するドラム機構40a〜40cの外周面にそれぞれ形成
される図柄列49a〜49cが透視し得るようになって
いる。具体的には、透視レンズ部38には、図柄列49
a〜49cに表示される全図柄(18個)のうち、それ
ぞれ3つの図柄を透視することが可能であり、それぞれ
3つづつ表示される図柄の中央水平ライン状に同一の数
字図柄又は文字図柄(当り図柄)が停止表示されたとき
に、大当り遊技状態となる。なお、図示の実施例の場合
には、変動開始後、まず、左側に配置される左ドラム機
構40aが最初に変動停止され、次いで右側に配置され
る右ドラム機構40bが変動停止され、最後に中央に配
置される中ドラム機構40cが変動停止される。したが
って、中ドラム機構40cが最終図柄列を構成すること
になる。
【0016】次に、図2を参照して、ドラム収納箱39
の内部構造について説明すると、ドラム収納箱39は、
前面が開放した直方体状に形成され、その左側空間に左
ドラム機構40aが配置され、その右側空間に右ドラム
機構40bが配置される。また、左ドラム機構40aと
右ドラム機構40bとに挟まれるように、中ドラム機構
40cが配置されている。
【0017】ところで、左ドラム機構40a、右ドラム
機構40b及び中ドラム機構40cは、全く同じ構造を
有してドラム収納箱39に収納されている。即ち、各ド
ラム機構40a〜40cは、ドラム収納箱39の所定の
位置に位置決めして装着されるモータ取付板42a〜4
2cと、該モータ取付板42a〜42cに止着される駆
動モータ43a〜43c(ステッピングモータ)と、該
駆動モータ43a〜43cのモータ軸44a〜44cに
固着される円筒状の回転ドラム41a〜41cとから構
成されている。
【0018】更に、モータ取付板42a〜42cの前方
には、照射ランプ装置45a〜45cが取り付けられて
いる。この照射ランプ装置45a〜45cは、前面が開
放し且つ上下方向に3つに区画されたランプ収容室にそ
れぞれ上段ドラムランプ46a〜46c、中段ドラムラ
ンプ47a〜47c、下段ドラムランプ48a〜48c
を収納する構造となっている。しかして、各ドラムラン
プ46a〜46c、47a〜47c、48a〜48cは
、図1に示すように、前記透視レンズ部38から透視し
得るそれぞれ3つづつの図柄の後面を照射するように構
成され、可変表示装置30が可変表示しているときに点
灯するようになっている。なお、ドラムランプ46a〜
46c、47a〜47c、48a〜48cの照射能力を
高めるために、ランプ収容室の内周面は、光を反射し易
い色(例えば、白又は金属光沢色)とされており、更に
、回転ドラム41a〜41cは、少なくとも外周面が透
過性のある材料で形成されている。
【0019】また、ドラム収納箱39の後面側には、プ
リント配線基板51と端子基板53とが設けられている
。プリント配線基板51には、各ドラム機構40a〜4
0cの回転ドラム41a〜41cの外周面に形成される
図柄列49a〜49cの適宜の1箇所に形成される後述
する無反射部50a〜50cを検出するリセット位置検
出器52a〜52cが設けられている。このリセット位
置検出器52a〜52cは、反射型のフォトセンサで構
成され、各図柄列49a〜49cの外周一部に形成され
る無反射部50a〜50cを検出することにより、前記
駆動モータ43a〜43cのステップ数をリセットし、
引いては各ドラム機構40a〜40cの停止位置を任意
の図柄で停止制御できるようになっている。また、端子
基板53には、各ドラム機構40a〜40cの駆動モー
タ43a〜43c用の配線や照射ランプ装置45a〜4
5c用の配線のコネクタ端子を集約して接続する多数の
端子群が設けられている。
【0020】ところで、前記回転ドラム41a〜41c
の外周面に形成される図柄列49a〜49cは、図3に
示すようになっている。即ち、各図柄列49a〜49c
は、複数(18個)の図柄が均等間隔に描かれた帯状の
シールによって構成され、該シールの一側端の下部に無
反射部50a〜50cが形成されている。そして、この
ように形成されたシールを回転ドラム41a〜41cの
外周面に貼付することにより図柄列49a〜49cが構
成される。また、各図柄列49a〜49cに表示される
18個の図柄には、図柄No「0」〜「17」が付与さ
れており、シールを回転ドラム41a〜41cの外周面
に貼付したときに無反射部50a〜50cの反対側に図
柄No「0」の図柄があるようになっている。逆に言え
ば、無反射部50a〜50cは、図柄No「9」の図柄
と同一箇所に形成されることになる。なお、上記した図
柄Noは、ソフト上の図柄データの値と一致するように
なっている。例えば、当りのときに表示される図柄デー
タとして「1・0・0」が選択されたときには、その値
と同じ図柄Noの図柄「7・7・7」が透視レンズ部3
8の中央水平ライン上に表示されるようになっている。
【0021】次に、上記した図柄列49a〜49cとス
テッピングモータで構成される駆動モータ43a〜43
cとリセット位置検出器52a〜52cとの関係につい
て図4の概念図を参照して説明する。図4において、駆
動モータ43a〜43cは、反時計方向に回転している
と共に、216ステップのパルス信号によって1回転す
る。したがって、1つの図柄は、12ステップ毎に割り
振られている。図柄列49a〜49cの無反射部50a
〜50cがリセット位置検出器52a〜52c(反射型
フォトセンサと表示)で検出されたときには、正面側の
中央には、図柄No「0」の図柄が位置している。また
、このとき駆動モータ43a〜43cのステップ数は、
リセットされるので「0」となっている。そして、この
状態から12ステップのパルス信号が送られると、正面
側の中央には、図柄No「1」の図柄が位置することに
なる。なお、前記したように、透視レンズ部38で見え
る図柄は、3つあるので、図柄No「0」の図柄が正面
中央に位置したときには、その上部に図柄No「1」の
図柄が見え、その下部に図柄No「17」の図柄が見え
ることになる。
【0022】以上、可変表示装置30や可変入賞球装置
4等の遊技装置を含むパチンコ遊技機の遊技盤1の構成
について説明してきたが、それらの遊技装置は、図5に
示す遊技制御回路によって制御される。図5は、遊技制
御回路をブロック構成で示す回路図であり、MPU、R
OM、RAM、入出力回路を含む基本制御回路60によ
って制御される。しかして、基本制御回路60は、検出
回路61を介して特定入賞玉検出器9、始動入賞玉検出
器13a〜13c、入賞玉検出器10a,10b、リセ
ット位置検出器52a〜52cからの検出信号が入力さ
れ、アドレスデコード回路62から基本制御回路60に
チップセレクト信号が与えられる。また、電源投入時に
初期リセット回路63から基本制御回路60にリセット
信号が与えられ、所定時間毎にクロック用リセットパル
ス発生回路64から基本制御回路60に定期リセット信
号が与えられる。
【0023】一方、基本制御回路60からは、以下の装
置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、スピーカ制
御回路65を介してスピーカ25に音声信号が与えられ
、モータ駆動回路66を介して駆動モータ43a〜43
cに駆動パルス信号が与えられる。また、LED制御回
路67を介して入賞個数表示LED11、開成回数表示
LED33、V表示LED8、変動表示用の飾りLED
35a〜35e、装飾用の飾りLED37a〜37d、
及び始動入賞記憶表示LED34に表示制御信号が与え
られ、ランプ制御回路68を介してドラムランプ46a
〜46c、47a〜47c、48a〜48c、風車ラン
プ19a,19b、遊技効果ランプ22、レール飾りラ
ンプ21、袖ランプ17a,17b、及びサイドランプ
18a,18b、肩ランプ16a,16bに表示制御信
号が送られる。なお、図中同一の枠で囲まれたランプは
、同期的に駆動表示されるものである。更に、ソレノイ
ド駆動回路69を介して玉受部材5a,5bを開閉する
ソレノイド6に駆動信号を与えている。また、基本制御
回路60からは大当り情報出力回路70に大当り信号を
出力している。なお、上記した装置や回路には、電源回
路71から各種の電圧を有する電力が供給されている。
【0024】以上、説明した遊技制御回路の具体的な動
作のうち、本実施例の要部に関連する可変表示装置30
の変動表示動作の一例を図6及び図7に示すタイムチャ
ートを参照して説明する。図6は、始動入賞に基づいて
左ドラム機構40aと右ドラム機構40bとが変動表示
して停止し、リーチ状態となるまでを示し、図7は、リ
ーチ状態時における中ドラム機構40cの変動表示を示
すものである。なお、図6及び図7において、STSW
は、始動入賞玉検出器13a〜13cを表し、CT4は
、始動入賞を記憶する始動入賞カウンタを表し、SP1
〜SP3は、駆動モータ43a〜43cを表し、SW1
〜SW3は、リセット位置検出器52a〜52cを表し
、CT1〜CT3は、駆動モータ43a〜43cのステ
ップ数を計数するステップカウンタを表し、LED1〜
LED5は、変動表示用LED35a〜35cを表す。
【0025】そこで、まず、リーチ状態となるまでの変
動表示を図6を参照して説明する。図において、始動信
号P1が導出されると、CT4の値が一時的に「1」と
なる。そして、微少時間が経過するとSP1,SP2が
回転を開始し、変動中を表示する効果音Aがスピーカ2
5から発生される。また、図示しないが、SP3も同時
に回転を開始している。なお、SP1〜SP3の回転が
開始されると同時にCT4の値から1が減算される。
【0026】ところで、始動信号P1の導出後、SP1
〜SP3の回転開始までの間に、透視レンズ部38の中
央水平ライン(以下、当りラインという)に当り図柄の
組合せを表示させるか否か、即ち、当りか外れかが決定
されると共に、当りラインに表示されるべき図柄も決定
される。例えば、当りか外れかを決定するには、電源投
入時から刻々と変化している当り外れ決定用ランダム数
(例えば、200通りある)の中から始動信号P1の導
出時に1つの値が選択され、その値が予め定めた値(例
えば、2)であるときに当りと判定され、それ以外の値
のときに外れと判定される。当りと判定されたときには
、刻々と変化している当り図柄表示用ランダム数の中か
ら1つの値が選択され、その選択された値に対応する当
り図柄データが記憶される。一方、外れと判定されたと
きには、刻々と変化している外れ図柄表示用ランダム数
の中から1つの値が選択され、その選択された値に対応
する外れ図柄データが記憶される。
【0027】なお、図示の実施例の場合、始動信号P1
に基づいて当り外れは別にして、少なくとも表示される
図柄がリーチ状態となるように図柄データ「1・0・?
」が記憶された状態を示している。また、始動信号P1
に基づく変動表示が行われているときに、始動入賞口1
2a〜12cへの入賞に基づいて導出される始動信号P
2、P3においても、それぞれの始動信号P2、P3が
導出されたときに、上記と同様に当り外れの決定が行わ
れると共に、表示される図柄も決定されて所定の記憶部
に記憶される。また、始動信号P2、P3が導出される
毎にCT4の値が1づつ加算される。
【0028】また、SP1〜SP3の回転開始時には、
その回転速度が緩やかであり、その後加速して速く回転
し、停止する前に再度緩やかになる。例えば、本実施例
において、SP1〜SP3の回転開始時は、1ステップ
当り8ms(34.722回転/分)のパルス信号によ
って回転され、その後徐々に加速して4ms(69.4
44回転/分)又は6ms(46.296回転/分)の
パルス信号によって各SP1〜SP3毎に異ならせて定
速回転させ、また、徐々に減速して停止前には、10m
s(27.778回転/分)のパルス信号によって回転
される。
【0029】上記のように回転制御されるSP1におい
て、無反射部50aがSW1に検出される毎にリセット
信号R1が導出され、CT1の値を0とする。同様に、
SP2において、無反射部50bがSW2に検出される
毎にリセット信号R2が導出され、CT2の値を0とす
る。しかして、回転開始後、一定時間(例えば、6秒)
が経過した場合に、左の図柄列49aに表示される図柄
データ「1」に対応するステップ数12をCT1がカウ
ントしたときに、SP1の回転が停止され、図柄No「
1」に対応する図柄「7」が当りライン上に表示される
。更に、SP1の回転が停止した後、所定の時間が経過
した場合に、右の図柄列49bに表示される図柄データ
「0」に対応するステップ数0をCT1がカウントした
ときに、SP2の回転が停止され、図柄No「0」に対
応する図柄「7」が当りライン上に表示される。そして
、左右の図柄列49a,49bに表示される図柄が同一
数字の図柄であるので、リーチ状態となり、スピーカ2
5から変動中の効果音Aとは異なる効果音Bが発生され
る。
【0030】次にリーチ状態となったときの最終図柄列
である中図柄列49cの変動表示動作について図7を参
照して説明する。図において、リーチ状態になると、S
P3は、最も回転速度の遅い状態で変動表示される。ま
た、中図柄列49cに図柄「7」が表示されたときに当
り図柄の組合せとなるので、図柄No「0」が図柄列4
9cにおける当り図柄となる。そして、図柄列49cに
おいて図柄No「0」に対応するステップは、図4及び
図7に示すように、ステップ210〜ステップ6に対応
している。
【0031】しかして、図柄No「0」より遡って4つ
前の図柄No「14」に対応する図柄が当りライン上に
来たときにLED1が点灯し、3つ前の図柄No「15
」に対応する図柄が当りライン上に来たときにLED2
が点灯し、2つ前の図柄No「16」に対応する図柄が
当りライン上に来たときにLED3が点灯し、1つ前の
図柄No「17」に対応する図柄が当りライン上に来た
ときにLED4が点灯し、図柄No「0」に対応する当
り図柄が当りライン上に来たときにLED5が点灯する
と共に、効果音Cもスピーカ25から発生される。これ
によって、単に最終図柄列49cがゆっくりと回転制御
されるだけでなく、当り図柄の変動表示に同期してLE
D1〜LED5を点灯移動表示させることによって徐々
に当り図柄が近付いて来たことが報知されると共に、当
り図柄の変動表示に同期してスピーカ25から効果音を
発生させることによって当り図柄が当りライン上に表示
されたことが報知される。したがって、リーチ状態時に
おける変動表示に対して抑揚感を付与することができる
。なお、上記した動作は、当り図柄が当りラインに近づ
く毎に繰り返し行われる。また、上記した効果音Cは、
音、音楽、声のいずれであっても良い。
【0032】なお、上記した実施例では、LED1〜L
ED5の点灯時間を1つの図柄が変動表示される12ス
テップ分だけとしたが、それよりも長い時間点灯させて
移動するようにしても良い。また、スピーカ25の効果
音Cを当り図柄が当りライン上に来たときだけでなく、
当りラインに近づく様子を効果音で発生させても良い。 また、LED1〜LED5による接近状態の報知に代え
て又は加えてドラムランプ46a〜46c、47a〜4
7c、48a〜48cを点灯移動させることによって行
っても良い。
【0033】以上、実施例に係る可変表示装置30の構
成及び作用について説明して来たが、本実施例によれば
、リーチ状態となったときに、最終図柄列49cの変動
表示において、当り図柄が遊技者に視認され得る状態と
なったとき又は視認され得る状態となりつつあるときに
LED1〜LED5によって光が発光され、また、スピ
ーカ25によって効果音が発生されるので、リーチ状態
時における変動表示において従来にない新鮮味を出現さ
せると共に、リーチ状態時における変動表示に対して抑
揚感を付与することができる。
【0034】なお、上記した実施例においては、可変表
示装置として回転ドラム機構を備えたものを示したが、
電気的可変表示装置(例えば、LEDやLCD等)であ
っても良い。また、上記した実施例では、可変表示装置
が適用される遊技機としてパチンコ遊技機を示したが、
回胴式遊技機やアレンジ式遊技機であっても良い。更に
、上記した実施例においては、変動表示される図柄列が
2以上ある可変表示装置としたが、例えば、1つの図柄
列だけで変動表示するものに対しても本発明の技術思想
を応用して当り図柄の変動表示に対して抑揚感や新鮮味
を与えることができる。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、リーチ状態となったときに、最
終図柄列の変動表示において、当り図柄が遊技者に視認
され得る状態となったとき又は視認され得る状態となり
つつあるときに報知手段が駆動されてその旨が遊技者に
報知されるので、リーチ状態時における変動表示におい
て従来にない新鮮味を出現させると共に、リーチ状態時
における変動表示に対して抑揚感を付与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る可変表示装置の正面図である。
【図2】可変表示装置の横方向に切断した断面図である
【図3】可変表示装置に形成される図柄列を示す展開図
である。
【図4】図柄列と駆動モータとリセット位置検出器との
関係を示す概念図である。
【図5】遊技動作を制御する遊技制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図6】始動入賞に基づいてリーチ状態となるまでの図
柄列の変動表示を示すタイムチャートである。
【図7】リーチ状態時における最終図柄列の変動表示を
示すタイムチャートである。
【図8】実施例に係る可変表示装置が適用される遊技機
の一例としてのパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である
【符号の説明】
25  スピーカ(音声発生手段) 30  可変表示装置 35a〜35e  変動表示用LED(発光手段)49
a〜49c  図柄列

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも2種類以上の図柄列を変動
    表示可能な可変表示装置を備えた遊技機において、該遊
    技機には、前記可変表示装置の変動表示に関する情報を
    報知する報知手段を設け、前記2種類以上の図柄列のう
    ち最後に停止される最終図柄列の停止前の図柄列に表示
    されている図柄の組合せが当り図柄の組合せであるとき
    に、前記最終図柄列の変動表示において当り図柄の変動
    表示に同期して前記報知手段を駆動することを特徴とす
    る可変表示装置付遊技機。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の可変表示装置付遊技機
    において、前記報知手段は、光を発する発光手段、又は
    効果音を発生する音声発生手段のいずれか一方、又は両
    方であることを特徴とする可変表示装置付遊技機。
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