JPH04352452A - ウエハ分割方法 - Google Patents

ウエハ分割方法

Info

Publication number
JPH04352452A
JPH04352452A JP12730991A JP12730991A JPH04352452A JP H04352452 A JPH04352452 A JP H04352452A JP 12730991 A JP12730991 A JP 12730991A JP 12730991 A JP12730991 A JP 12730991A JP H04352452 A JPH04352452 A JP H04352452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
scribe
roller
along
chips
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12730991A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Onishi
大西 敏生
Junichi Naemura
苗村 純一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP12730991A priority Critical patent/JPH04352452A/ja
Publication of JPH04352452A publication Critical patent/JPH04352452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ウエハ分割方法に関
し、より詳しくは、スクライブによりウエハを劈開して
チップに分割する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウエハをチップに分割する
方法としては、■  ダイシング法によりウエハをフル
ダイスする方法、■  図3(a),(b)に示すよう
に、ウエハ102の表面をハーフダイスして溝111を
形成する一方、ウエハ102の裏面をスクライブして溝
110を形成した後、ウエハ102をマスキングシート
101に挟んだ状態で、ローラー103によって圧力を
かけ劈開する方法、■  図4(a),(b)に示すよ
うに、ウエハ2の裏面をスクライブして傷10x,10
yを形成した後、ウエハ2をマスキングシート1に挟ん
だ状態で、ローラー3によって圧力をかけて劈開する方
法が知られている。この中で、■のスクライブによる方
法は、■,■の方法に比してウエハ2に形成される溝幅
(傷10x,10yの幅)が狭くて済むので、ウエハ面
積を効率良く利用することができる。特に、分割される
チップ50のチップサイズが小さいとき(例えば0.3
mm角程度のとき)に有用な方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記■
のスクライブによる方法は、図4(a)に示すようにロ
ーラー3をX方向に破線3’の位置まで移動させて劈開
を行った後、同図(b)に示すようにローラー3をY方
向に移動させたときに、チップ50同士のX方向の側面
(劈開面)50aが接触しているため、側面50aにダ
メージを与えてしまうという問題がある。これに対して
、■の方法では、図3に示した溝111がスペースとな
るので、チップ150の側面150aにダメージが生じ
ない。しかし、この■の方法では、前述のように、溝幅
が大きいので、ウエハの面積を効率良く利用できない。
【0004】そこで、この発明の目的は、スクライブに
よりウエハを劈開してチップに分割し、ウエハ面積を効
率良く利用できる上に、チップにダメージを与えるのを
防止できるウエハ分割方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、この発明のウエハ分割方法は、分割すべきウエハの一
方の面をスクライブして、上記面内で互いに垂直な第一
,第二の方向に延びる第一,第二のスクライブ傷を形成
する一方、上記ウエハの他方の面を平坦なままとする工
程と、可塑性を有するマスキングシートに上記ウエハの
一方の面を貼り付けた状態で、ローラーをウエハの他方
の面を押圧しつつ上記第一の方向に移動させて、上記第
二のスクライブ傷に沿って上記ウエハを劈開する工程と
、上記マスキングシートを上記第一の方向に引き伸ばし
て、上記ウエハが上記第二の方向に劈開されてできた劈
開面の間に隙間を形成する工程と、ローラーを上記ウエ
ハの他方の面を押圧しつつ上記第二の方向に移動させて
、上記第一のスクライブ傷に沿って上記ウエハを劈開す
る工程とを有することを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明によれば、ローラーを第一の方向に移
動させて第二のスクライブ傷に沿ってウエハを劈開した
後、ローラーを第二の方向に移動させて上記ウエハを劈
開する前に、マスキングシートを第一の方向に引き伸ば
すことにより、上記第二のスクライブ傷に沿って形成さ
れた劈開面の間に隙間が形成されている。したがって、
上記ウエハが第一のスクライブ傷に沿って劈開される時
に、上記劈開面(第二のスクライブ傷に沿ったもの)同
士が接触することが無い。したがって、チップにダメー
ジを与えることなくウエハが分割される。
【0007】
【実施例】以下、この発明のウエハ分割方法を実施例に
より詳細に説明する。
【0008】図1(a),(b),(c)上段はウエハ
を分割する工程を示し、同図(a),(b),(c)下
段は各工程におけるウエハ裏面の状態を示している。
【0009】ウエハの分割を行う場合、まず、図1(a
)下段に示すように、分割すべきウエハ2の裏面をスク
ライブして、上記面内で互いに垂直なX,Y方向に延び
る第一,第二のスクライブ傷10x,10yを形成する
。なお、ウエハ2の表面側はスクライブを行わず、平坦
なままとしておく。
【0010】次に、同図(a)上段に示すように、可塑
性を有するマスキングシート1,1に上記ウエハ2を貼
り付ける。この状態で、ローラー3をウエハ面を押圧し
つつX方向(破線3’の位置)に移動させて、上記第二
のスクライブ傷10yに沿ってウエハ2を劈開する。こ
れにより、同図(b)下段に示すように、上記ウエハ2
は、X方向両側に劈開面40aを有しY方向に長いバー
40の集合4となる。
【0011】次に、同図(b)上段(および下段)に示
すように、上記マスキングシート1,1をX方向に引き
伸ばして、隣接するバー40,40の劈開面40a,4
0aの間に隙間12を形成する。ここで、マスキングシ
ート1,1を引き伸ばすには、図2(a)に示すような
シート引き伸ばし機100を使用する。このシート引き
伸ばし機100は、真空吸着部9を有するテーブル6,
7と、ヒーター部8を備えている。マスキングシート1
,1をこのシート引き伸ばし機100上に載置してマス
キングシート1,1の両側を真空吸着部9に吸着する。 マスキングシート1,1の中央部(ウエハ2すなわちバ
ーの集合4が貼り着けられている部分)をヒーター部8
で加熱しつつ、同図(b)に示すように、一方のテーブ
ル7をX方向に移動させる。これにより、マスキングシ
ート1,1の中央部が塑性変形して、図1(b)に示し
たように、劈開面40a,40aの間に隙間12を形成
できるのである。
【0012】次に、図1(c)上段に示すように、棒状
のローラー3をウエハ面を押圧しつつY方向に移動させ
て、上記第一のスクライブ傷10xに沿って各バー40
を劈開する。そして、上記各バー40をブレイクしてチ
ップ50の集合5の状態にする。この時、劈開面40a
,40aの間に隙間12を形成しているので、チップ5
0のX方向両側の側面50a,50aが互いに接触する
のを防止することができる。したがって、チップ50に
ダメージを与えることなくウエハ2を分割することがで
きる。また、従来の如く、ハーフダイスをすることなく
、スクライブ傷によって、チップに分割するので、ウエ
ハ面積を有効に利用できる。
【0013】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明のウ
エハ分割方法は、ローラーを第一の方向に移動させて第
二のスクライブ傷に沿ってウエハを劈開した後、ローラ
ーを第二の方向に移動させて上記ウエハを劈開する前に
、マスキングシートを第一の方向に引き伸ばして、上記
第二のスクライブ傷に沿って形成された劈開面の間に隙
間を形成しているので、上記ウエハが第一のスクライブ
傷に沿って劈開される時に、上記第二のスクライブ傷に
沿った劈開面同士が接触するのを防止できる。したがっ
て、この発明によれば、スクライブによって分割するの
で、溝幅が狭くて、ウエハ面積を効率良く利用できる上
に、劈開面同士の接触を防止して、チップにダメージを
与えることなくウエハを分割することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の一実施例のウエハ分割方法を説
明する工程図である。
【図2】  マスキングシートを引き伸ばすのに使用す
るシート引き伸ばし機を示す図である。
【図3】  従来のハーフダイスによるウエハ分割方法
を説明する工程図である。
【図4】  従来のスクライブによるウエハ分割方法を
説明する工程図である。
【符号の説明】
1  マスキングシート            2 
 ウエハ3  ローラー              
      4  バーの集合5  チップの集合  
              6,7  テーブル8 
 ヒーター部                  9
  真空吸着部10x,10y  スクライブ傷   
    12  隙間40  バー         
             40a,50a  劈開面 50  チップ                  
  100  シート引き伸ばし機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  分割すべきウエハの一方の面をスクラ
    イブして、上記面内で互いに垂直な第一,第二の方向に
    延びる第一,第二のスクライブ傷を形成する一方、上記
    ウエハの他方の面を平坦なままとする工程と、可塑性を
    有するマスキングシートに上記ウエハの一方の面を貼り
    付けた状態で、ローラーをウエハの他方の面を押圧しつ
    つ上記第一の方向に移動させて、上記第二のスクライブ
    傷に沿って上記ウエハを劈開する工程と、上記マスキン
    グシートを上記第一の方向に引き伸ばして、上記ウエハ
    が上記第二の方向に劈開されてできた劈開面の間に隙間
    を形成する工程と、ローラーを上記ウエハの他方の面を
    押圧しつつ上記第二の方向に移動させて、上記第一のス
    クライブ傷に沿って上記ウエハを劈開する工程とを有す
    ることを特徴とするウエハ分割方法。
JP12730991A 1991-05-30 1991-05-30 ウエハ分割方法 Pending JPH04352452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12730991A JPH04352452A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 ウエハ分割方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12730991A JPH04352452A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 ウエハ分割方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04352452A true JPH04352452A (ja) 1992-12-07

Family

ID=14956762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12730991A Pending JPH04352452A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 ウエハ分割方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04352452A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017045898A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 株式会社村田製作所 フィルム拡張装置およびそれを用いた電子部品の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4854867A (ja) * 1971-11-09 1973-08-01
JPS50183A (ja) * 1973-05-15 1975-01-06
JPS5260567A (en) * 1975-11-13 1977-05-19 Nec Home Electronics Ltd Production of semiconductor device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4854867A (ja) * 1971-11-09 1973-08-01
JPS50183A (ja) * 1973-05-15 1975-01-06
JPS5260567A (en) * 1975-11-13 1977-05-19 Nec Home Electronics Ltd Production of semiconductor device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017045898A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 株式会社村田製作所 フィルム拡張装置およびそれを用いた電子部品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7142278B2 (en) Method for producing a liquid crystal display apparatus
JPH0616441A (ja) 脆性板切断方法およびその装置
JPH1179770A (ja) スクライブ装置及び劈開方法
KR20010104228A (ko) 반도체 웨이퍼의 분할방법
JP2002187098A (ja) 脆性基板の分断方法及びその装置
US4997792A (en) Method for separation of diode array chips during fabrication thereof
JPH0725463B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04352452A (ja) ウエハ分割方法
JPS60144985A (ja) 半導体発光素子の製造方法
CN107686232B (zh) 玻璃基板的时间差切割方法
JPH05297334A (ja) 液晶表示素子用ガラス基板の切断加工方法
JP2001158016A (ja) 切断刃
JP2001102329A (ja) 被加工物の分割方法
US3870196A (en) High yield method of breaking wafer into dice
JP2001319899A (ja) 半導体ウエーハの分割方法
JPH09286628A (ja) ガラス基板分断方法
JP3227801B2 (ja) 脆性板切断方法およびその装置
JPS6116592A (ja) 半導体レ−ザのチツプ製造方法
JP2005109061A (ja) 半導体装置製造用治具、治具の製造方法及び半導体装置の製造方法
CN117833009A (zh) 一种利用半导体激光器解理芯片的设备解理巴条的工艺
JPS6116591A (ja) 半導体レ−ザのチツプ製造方法
JPS60165779A (ja) 半導体レ−ザのチツプ製造方法
JPS60165778A (ja) 半導体レ−ザのチツプ製造方法
JPH10217227A (ja) 圧電磁器基板の分割形成方法
JPH0817767A (ja) 半導体ウエハのブレーキング方法および装置