JPH04351955A - アコースティックエミッション聴音器 - Google Patents

アコースティックエミッション聴音器

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Publication number
JPH04351955A
JPH04351955A JP3127088A JP12708891A JPH04351955A JP H04351955 A JPH04351955 A JP H04351955A JP 3127088 A JP3127088 A JP 3127088A JP 12708891 A JP12708891 A JP 12708891A JP H04351955 A JPH04351955 A JP H04351955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loudspeaker
signal
sensor
amplified
converter
Prior art date
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Pending
Application number
JP3127088A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Iida
彰 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP3127088A priority Critical patent/JPH04351955A/ja
Publication of JPH04351955A publication Critical patent/JPH04351955A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固体材料のクラック
,転位,変態に伴って生ずるアコースティックエミッシ
ョン(acoustic  emmission,以下
AEと称する)を可聴信号に変換して放声するAE聴音
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】AEとは、固体材料内部の微少な破壊あ
るいはそれと同様なエネルギー開放過程によって発生す
る弾性波動現象であって、AE現象により生じた弾性波
は材料内を伝播し表面に取りつけたAEセンサによって
電気信号に変換される。弾性波は超音波帯域にあり、検
知するためのAEセンサとしてはPZT(チタンジルコ
ン酸鉛)素子等が用いられる。
【0003】従来、AEを用いた検知装置は、AEの周
波数帯域が数100KHz以上にも及ぶため、電気的な
信号処理によりAEの発生率や累積数または波形や周波
数の分析を行って材料のクラック等の検知をするもので
、例えば図3に示すようなものがある。図3において、
11は材料のクラック等に伴って生ずるAEを検出する
AEセンサ,12はAEセンサ出力信号を増幅するプリ
アンプ,13は数10〜数100KHz程度の帯域をも
つバンドパスフィルタ,14はメインアンプ,15はメ
インアンプの出力信号の包絡線を検波する包絡線検波回
路,16は包絡線検波回路の信号レベルをしきい値と比
較する比較器,17はカウンタ,18はAEの発生状況
を解析・処理するコンピュータ,19〜21はD/A変
換器である。
【0004】以上のような構成において、数100KH
zの周波数領域にあるAE波はAEセンサ11で検出さ
れ電気信号に変換された後、プリアンプ12で増幅後バ
ンドパスフィルタ13で雑音除去され、メインアンプ1
4で所定のレベルに増幅された後包絡線検波回路15で
信号の検波が行われ、この信号は更に比較器16によっ
てレベル選別された後コンピュータ18に入力される。
【0005】コンピュータ18では入力信号に基づいて
AEの発生率や発生回数の演算または波形や周波数分析
の処理を行い、材料や軸受の変形もしくは破壊の状態を
検査する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
は以上のように構成されているので装置全体が複雑で高
価である。また、AEの検知についても測定条件の設定
や検出されたAEの見極めには相当の熟練を要する等の
問題があった。この発明は以上のような従来例の問題点
を解消するためになされたもので、本来耳には聞こえな
いAE波を可聴帯域の音に変換し、聴覚によりAEの発
生状況の検知を可能とした操作が容易で安価なAE聴音
器の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るAE聴音
器は、固体材料のクラック,転位,変態に伴って生ずる
アコースティックエミッションを検出し電気信号に変換
するAEセンサと、該AEセンサの出力信号を可聴帯域
の周波数の信号に変換する変換装置と、前記変換装置の
出力信号を音響信号に変換する拡声器とを備えた構成と
し、前記目的を達成しようとするものである。
【0008】
【作用】以上のような構成としたこの発明に係るAE聴
音器は、超音波帯域のAE波を可聴帯域の周波数に変換
したため、聴覚によりAEの発生状況を容易に検知し確
認することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図面に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例のブロック図を
示す。材料のクラック等に伴って生じるAEは、例えば
PZT(チタンジルコン酸鉛)素子等の圧電素子で構成
されるAEセンサ1によって検知され数μV〜数100
μVの電気信号として出力され変換装置Aに供給される
。この実施例においては、変換装置Aはプリアンプ2,
ピーク検出器3,V/F変換器4,およびオーディオア
ンプ5で構成されている。変換装置Aに供給された信号
は、先ずプリアンプ2に入力され増幅された後、ピーク
検出器3に入力される。ピーク検出器3はプリアンプ2
の出力信号のピーク値を検出し一定時間保持の後リセッ
トする機能をもつ。ここで、AEは、材料に応力を掛け
ていき材料のクラック,転位,変態に伴って発生するも
のであって単発的に発生し、また弾性波のレベルは発生
の都度異なる値を持つことからピーク検出器の使用は有
効である。ピーク検出器3の出力信号はV/F変換器4
に供給される。このV/F変換器4はピーク検出器3の
出力信号を、そのピークレベルに応じた可聴帯域(20
〜20000Hz)の周波数の信号に変換するものであ
る。このV/F変換器4の出力信号は、オーディオアン
プ5によって所定のレベルに増幅される。所定のレベル
に増幅された変換装置Aの出力は拡声器6に供給され、
この拡声器6からAEのピークレベルに対応した可聴音
が放声される。拡声器6は、ヘッドホン、スピーカ等の
電気−音響変換器で構成される。
【0010】以下に動作を説明する。数100KHzの
周波数領域にあるAE波は、AEセンサ1で検出され電
気信号に変換された後、変換装置Aのプリアンプ2で増
幅される。プリアンプ2の出力波形は図2(A)に示す
ような減衰振動波形となる。プリアンプ2の出力信号は
ピーク検出器3に入力され、AE発生時の信号のピーク
値を検出する。ピーク検出された信号は図2(B)に示
すように、次のAE発生時のピーク値検出の為一定時間
経過後にリセットされる。
【0011】このピーク信号はV/F変換器4に入力さ
れ、図2(C)に示すようにピーク信号の電圧レベルに
応じた可聴帯域の周波数に変換される。変換された可聴
周波数の信号はオーディオアンプ5で所定のレベルに増
幅される。この変換装置Aの出力信号は、拡声器6に入
力され、ピーク検出器3の保持時間の間、拡声器6の放
声により音として聞くことが可能となる。またAE波の
レベルの違いは周波数の高低で聞き分けることができる
【0012】なお、AE波のレベルはAEセンサの出力
において数μV〜数100μVと微小なため、使用の状
況によっては雑音の混入が無視できない場合がある。こ
のような場合には、プリアンプ2とピーク検出器3との
中間に数10KHz〜数100KHzの帯域を持つバン
ドパスフィルタを挿入することにより雑音の除去を計る
ことができる。
【0013】なお、上記実施例においては、保持機能を
有するピーク検出器3を適用した場合について説明した
が、これに限らず、材料に連続的に応力を加え続けてい
くと単発性のAE波が短時間に多数発生し外見上連続し
て発生しているように見えるので、保持機能を持たない
ピーク検出器を適用することができ、また、ピーク検出
器に代えて実効値演算器を適用することもできる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
固体材料のクラック,転位,変態に伴って生ずるAE波
を可聴周波数の音響信号に変換して放声するようにした
ので、AEの発生状況を容易に耳で確認することができ
、AEを応用した材料のクラック検出や軸受の傷検出等
を迅速且つ効果的に行うことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のブロック図である。
【図2】実施例の各部波形図である。
【図3】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1  AEセンサ 6  拡声器 A  変換装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固体材料のクラック,転位,変態に伴
    って生ずるアコースティックエミッションを検出し電気
    信号に変換するAEセンサと、該AEセンサの出力信号
    を可聴帯域の周波数の信号に変換する変換装置と、前記
    変換装置の出力信号を音響信号に変換する拡声器とを備
    えたことを特徴とするアコースティックエミッション聴
    音器。
JP3127088A 1991-05-30 1991-05-30 アコースティックエミッション聴音器 Pending JPH04351955A (ja)

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