JPH03102257A - 木材食害虫による食害の検出方法とその装置 - Google Patents
木材食害虫による食害の検出方法とその装置Info
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- JPH03102257A JPH03102257A JP1239099A JP23909989A JPH03102257A JP H03102257 A JPH03102257 A JP H03102257A JP 1239099 A JP1239099 A JP 1239099A JP 23909989 A JP23909989 A JP 23909989A JP H03102257 A JPH03102257 A JP H03102257A
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- 206010000117 Abnormal behaviour Diseases 0.000 title abstract 6
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Landscapes
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は木材食害虫による食害の検出方法とその装置に
関するものである. [従来の技術] 家屋等で使用されている木材に木材食害虫、例えばシロ
アリが棲息した場合、木材内部をシロアリが食い荒らし
て所謂シロアリによる食害が発生するという問題があっ
た. [発明が解決しようとする課M] ところが木材にシロアリが棲息して食害する状況は木材
表面からは分からないため、シロアリが羽化して大量の
シロアリが木材より飛翔を始めたときに初めて食害され
ていることが分かり、その発見時には食害が進んでいて
手遅れとなるという問題があった. 木材内のシロアリが棲息しているのを直接発見しようと
すれば、木材に孔をあけてその孔から内部の状態を見る
方法や、X線を用いる方法があるが、前者の方法では食
害が起きていない木材にとっては無駄な孔があくことに
なり、木材自体を傷めるという問題があり、後者の方法
では装置の規模や、安全性からみて実用的な方法では無
い。
関するものである. [従来の技術] 家屋等で使用されている木材に木材食害虫、例えばシロ
アリが棲息した場合、木材内部をシロアリが食い荒らし
て所謂シロアリによる食害が発生するという問題があっ
た. [発明が解決しようとする課M] ところが木材にシロアリが棲息して食害する状況は木材
表面からは分からないため、シロアリが羽化して大量の
シロアリが木材より飛翔を始めたときに初めて食害され
ていることが分かり、その発見時には食害が進んでいて
手遅れとなるという問題があった. 木材内のシロアリが棲息しているのを直接発見しようと
すれば、木材に孔をあけてその孔から内部の状態を見る
方法や、X線を用いる方法があるが、前者の方法では食
害が起きていない木材にとっては無駄な孔があくことに
なり、木材自体を傷めるという問題があり、後者の方法
では装置の規模や、安全性からみて実用的な方法では無
い。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは、被検査対象の木材を傷める事なくシ
ロアリ等の木材食害虫による食害を簡単に発見できる方
法及びその装置を提供するにある. [課題を解決しようとする手段] 本発明方法は被検査木材の側面にアコースティックエミ
ッション(以下AEと略す)センサを当接して該AEセ
ンサ出力によって食害状況を検出することを特徴として
おり、検出装置としては被検査木材の側面に当接するA
Eセンサと、該AEセンサからの信号から食害検出を行
う信号処理回路とから構成される. [作用] 而して本発明によれば被検査木材にシロアリ等の木材食
害虫が棲息して食害が起きている場合、木材内部には食
害による微小な破壊が起き、この破壊に基づく周波数帯
域が超音波に属する弾性波が木材内を伝搬する.この弾
性波をAEセンサによって受波して電気信号に変換する
.この変換された信号は信号処理回路に入力して、この
信号処理回路により周波数スペクトルの分析、或はAE
事象発生パターンの分析等の手法でシロアリ等の木材食
害虫の食害を検出するのである.[実施例] 以下本発明を実施例により説明する. 第1図は本発明の実施例装置の信号処理回路11の回路
構或を示しており、この実施例では被検査木材1に当接
する例えば共振周波数が150kHzのAEセンサ2と
、このAEセンサ2の近傍に設置され若しくは内蔵され
、AEセンサ2の微小出力を増幅して電気的誘導雑音等
によるS/Nの劣化を防止するとともに、インピーダン
ス変換を行って主回路とAEセンサ2との間を長いケー
ブルで接続することを可能とする前置増幅器3と、電気
的雑音や、機械的雑音を除くために通過帯域を可変でき
るローパスフィルタからなる可変フィルタ4と、上記前
置増幅器3とともに微小なAEセンサ2の信号を60〜
100dB程度で増幅する主増幅器らと、この主増幅器
5で増幅した第2図(a)に示す信号を包絡検波した後
の信号(第2図(b)に示す)の振幅が閾値Lを連続し
て越えている時間幅を持つ第2図(c)に示す信号を出
力する振幅弁別器6と、この振幅弁別された信号の個数
をカウントして事象計数を行うカウンタ7と、この事象
計数値の変化に基づき、例えば予めシロアリ食害の進行
状況に基づいた事象計数のパターンの変化とを比較して
シロアリ食害があるか否かの分析を行う判定器8とから
構成される.而して、被検査木材1表面にAEセンサ2
を当接し、被検査本材1内部での破壊を探査するのであ
る.この場合破壊による弾性波はAEセンサ2で検出さ
れて電気信号に変換された後、前置増幅器3、可変フィ
ルタ4、主増幅器5を経て、振幅弁別器6により弁別さ
れてカウンタ7により事象計数される.判定器8は既知
のデータとの比較によりシロアリによる食害の有無を判
定するのである. 尚上記の事象計数を行ってシロアリの食害判定を行う他
に、主増幅器5から得られた信号の周波数スペクトルを
、予めシロアリ食害時に得て記憶しているAEセンサ2
の出力波形の既知の周波数スペクトルのデータを比較デ
ータ10に用いて判定器って比較を行い、周波数スペク
トルが比較データと一致した場合にシロアリ食害と判定
を行う方法でも勿論良い. いずれにしても本発明は上記実施例に限定されるもので
は無く、AEセンサ2を用いてシロアリ等の木材食害虫
による食害及び活動状況を判定することができる他の分
析手法を用いて構成してもよい。
的とするところは、被検査対象の木材を傷める事なくシ
ロアリ等の木材食害虫による食害を簡単に発見できる方
法及びその装置を提供するにある. [課題を解決しようとする手段] 本発明方法は被検査木材の側面にアコースティックエミ
ッション(以下AEと略す)センサを当接して該AEセ
ンサ出力によって食害状況を検出することを特徴として
おり、検出装置としては被検査木材の側面に当接するA
Eセンサと、該AEセンサからの信号から食害検出を行
う信号処理回路とから構成される. [作用] 而して本発明によれば被検査木材にシロアリ等の木材食
害虫が棲息して食害が起きている場合、木材内部には食
害による微小な破壊が起き、この破壊に基づく周波数帯
域が超音波に属する弾性波が木材内を伝搬する.この弾
性波をAEセンサによって受波して電気信号に変換する
.この変換された信号は信号処理回路に入力して、この
信号処理回路により周波数スペクトルの分析、或はAE
事象発生パターンの分析等の手法でシロアリ等の木材食
害虫の食害を検出するのである.[実施例] 以下本発明を実施例により説明する. 第1図は本発明の実施例装置の信号処理回路11の回路
構或を示しており、この実施例では被検査木材1に当接
する例えば共振周波数が150kHzのAEセンサ2と
、このAEセンサ2の近傍に設置され若しくは内蔵され
、AEセンサ2の微小出力を増幅して電気的誘導雑音等
によるS/Nの劣化を防止するとともに、インピーダン
ス変換を行って主回路とAEセンサ2との間を長いケー
ブルで接続することを可能とする前置増幅器3と、電気
的雑音や、機械的雑音を除くために通過帯域を可変でき
るローパスフィルタからなる可変フィルタ4と、上記前
置増幅器3とともに微小なAEセンサ2の信号を60〜
100dB程度で増幅する主増幅器らと、この主増幅器
5で増幅した第2図(a)に示す信号を包絡検波した後
の信号(第2図(b)に示す)の振幅が閾値Lを連続し
て越えている時間幅を持つ第2図(c)に示す信号を出
力する振幅弁別器6と、この振幅弁別された信号の個数
をカウントして事象計数を行うカウンタ7と、この事象
計数値の変化に基づき、例えば予めシロアリ食害の進行
状況に基づいた事象計数のパターンの変化とを比較して
シロアリ食害があるか否かの分析を行う判定器8とから
構成される.而して、被検査木材1表面にAEセンサ2
を当接し、被検査本材1内部での破壊を探査するのであ
る.この場合破壊による弾性波はAEセンサ2で検出さ
れて電気信号に変換された後、前置増幅器3、可変フィ
ルタ4、主増幅器5を経て、振幅弁別器6により弁別さ
れてカウンタ7により事象計数される.判定器8は既知
のデータとの比較によりシロアリによる食害の有無を判
定するのである. 尚上記の事象計数を行ってシロアリの食害判定を行う他
に、主増幅器5から得られた信号の周波数スペクトルを
、予めシロアリ食害時に得て記憶しているAEセンサ2
の出力波形の既知の周波数スペクトルのデータを比較デ
ータ10に用いて判定器って比較を行い、周波数スペク
トルが比較データと一致した場合にシロアリ食害と判定
を行う方法でも勿論良い. いずれにしても本発明は上記実施例に限定されるもので
は無く、AEセンサ2を用いてシロアリ等の木材食害虫
による食害及び活動状況を判定することができる他の分
析手法を用いて構成してもよい。
[発明の効果]
本発明は被検査木材の側面にAEセンサを当接して該A
Eセンサ出力によって食害状況を検出するので、被検査
木材に孔を穿孔することなく、木材食害虫による食害の
検出ができるものであり、従って簡単に食害及び活動状
況を検出して食害の進行の早い段階で木材食害虫を駆除
することが可能となり、食害の防止と食害の進行をくい
止めることができるという効果がある。
Eセンサ出力によって食害状況を検出するので、被検査
木材に孔を穿孔することなく、木材食害虫による食害の
検出ができるものであり、従って簡単に食害及び活動状
況を検出して食害の進行の早い段階で木材食害虫を駆除
することが可能となり、食害の防止と食害の進行をくい
止めることができるという効果がある。
請求項2記載の発明は上記の効果に加えて被検査木材の
側面に当接するAEセンサと、該AEセンサからの信号
から食害検出を行う信号処理回路とからなるので、回路
構成が簡単で、しかも孔あけ作業等が不要であるため現
場における検出作業が容易となるという効果がある.
側面に当接するAEセンサと、該AEセンサからの信号
から食害検出を行う信号処理回路とからなるので、回路
構成が簡単で、しかも孔あけ作業等が不要であるため現
場における検出作業が容易となるという効果がある.
第1図は本発明の実施例の回路楕戒図、第2図は同上の
動作説明用波形図である。 ■は被検査木材、2はAEセンサ、11は信号処理回路
である.
動作説明用波形図である。 ■は被検査木材、2はAEセンサ、11は信号処理回路
である.
Claims (2)
- (1)被検査木材の側面にアコースティックエミッショ
ンセンサを当接して該アコースティックエミッションセ
ンサ出力によって食害及び木材食害虫の活動状況を検出
することを特徴とする木材食害虫による食害の検出方法
。 - (2)被検査木材の側面に当接するアコースティックエ
ミッションセンサと、該アコースティックエミッション
センサからの信号から食害及び木材食害虫の活動の検出
を行う信号処理回路とから成ることを特徴とする木材食
害虫による食害の検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1239099A JPH03102257A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 木材食害虫による食害の検出方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1239099A JPH03102257A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 木材食害虫による食害の検出方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03102257A true JPH03102257A (ja) | 1991-04-26 |
Family
ID=17039795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1239099A Pending JPH03102257A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 木材食害虫による食害の検出方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03102257A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06217669A (ja) * | 1992-09-08 | 1994-08-09 | Barbara L Thorne | シロアリを監視および抑制する方法および組成物 |
JPH06327390A (ja) * | 1993-05-20 | 1994-11-29 | Torendo One:Kk | 白アリ駆除薬剤の散布システム |
CN110300888A (zh) * | 2016-12-19 | 2019-10-01 | 防冻卫士公司 | 用于检测纤维素材料中的昆虫的声传感器装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6412609U (ja) * | 1987-07-13 | 1989-01-23 | ||
JPH01142485A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-06-05 | Desowag Materialschutz Gmbh | 昆虫および/または昆虫の幼虫の存在の検出方法および装置 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1239099A patent/JPH03102257A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6412609U (ja) * | 1987-07-13 | 1989-01-23 | ||
JPH01142485A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-06-05 | Desowag Materialschutz Gmbh | 昆虫および/または昆虫の幼虫の存在の検出方法および装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH06327390A (ja) * | 1993-05-20 | 1994-11-29 | Torendo One:Kk | 白アリ駆除薬剤の散布システム |
CN110300888A (zh) * | 2016-12-19 | 2019-10-01 | 防冻卫士公司 | 用于检测纤维素材料中的昆虫的声传感器装置 |
EP3555613A4 (en) * | 2016-12-19 | 2020-07-29 | FreezeGuard AB | ACOUSTIC SENSOR ARRANGEMENT FOR DETECTING INSECTS IN CELLULOSE MATERIAL |
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