JPS586423A - 超低周波音の可聴化方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 低周波音を聞こえるようにした可聴化方法に関するもの
である。

近年，超低周波音分書が太き（問題化されているが，人
間の耳で聞こえない周波数の音である為，人間の感覚に
頼ることができず，計器のみに頼ることから音源の探査
に非常に多（の時間を要したり．判断を誤ることが多々
ある。可聴域の騒音の場合には音を聞きまわって主要音
源をまずリストアラブし，その後詳細な計測に入るとい
う手段かつかわれ，調査の初期段階の判断が人間の聴感
に基づいて行なわれるので大巾な時間の節約とともに適
正な調査方法の選択に役立っている。

本発明の可聴化方法では超低周波音を集音して電気的波
形に変換し，別途発生させた基準可聴音に相当する電気
的波形を乗算し，どの掛は合わされた後の電気的波形を
再成し，超低周波音の振巾変化を可聴化するようにした
ので，超低周波音を目で見る計器にたよることな（耳で
聞（ことが可能となり，見落しゃ見づらいということも
な（、探査効率が向上する。

本発明の可聴化方法ではまず超低周波音を集音した．す
なわち空間を飛びかう音波には周波数帯域が広（あり、
可聴音や超音波を含んでいるが，その中の超低周波音の
みをひろい出し電気的波形に変換する。

一方，基準可聴音に相当する電気的波形を別途発生させ
、上記超低周波音に相当する電気的波形と乗算する。

超低周波音の周波数が基準音の周波ＩＢＬｉＣ比べて十
分低いので、基準音を一定振巾に保ってお（と９乗算後
の波形は超低周波音の振巾の変化に応して基準音の振巾
が変化する形となり、耳には基準音とほぼ同じ周波数の
音が超低周波音の振巾変化に応じて、大きく聞こえたり
、小さく聞こえたりする。

以下本発明の方法を第１図および第２図を用いて更に説
明する。

１はマイク０ホコであって、可聴音のみならず超音波・
超低周波音などの音圧を検出し、増巾器２．フィルタ３
を通過することによって。

第２図Ａに示すような超低周波音のみが取り出され電気
的波形に変換される。

４は基準可聴音に相当する電気的波形（第２図Ｂ）を発
生させる発振器であって、上記フィルタ乙の出力ととも
に乗算器５に入力される。

乗算器５はこれらフィルタ３および発振器４からの電気
的波形の入力を受け、それらを乗算するものであり、第
２図Ｃの波形を作り出すもの・である。

この乗算器５で得られた波形は増巾器６で増巾され、ス
ピーカ７によって再生され可聴音がスピーカ７より出る
。

すなわち、第２図に示すように超低周波音の周期、に比
して基準可聴音の周期が高いので、それらを乗じること
によって生じる波形の周期は基準１１１Ｍ音に準するこ
とになり、スじ一力７で再生される音は可聴音となる。

一方振巾は超低周波音を変換した電気的波形の大きさに
左右されることになり１合成された波形の振巾は低周波
音の振巾とほぼ一致する。

すなわち、音の大きさは振巾に比例するものであるから
、スピーカ７で再成される音は上記低周波音の振巾に沿
って大小に変化する。

従ってマイクＤホ：Ｊ１を様々の方向に向け。

その方向に超低周波音があればその振巾に応じた所定高
さの音が大きくあるいは小さく聞こえ。

超低周波音が無ければ音は聞こえない。

このように本発明の方法では集音した超低用、波音を電
気的波形に変換し、それｔ単に表示することなしに可聴
基準音の電気的波形と掛は合わせ可聴音の大小として判
断する。ようにしたので、「目で見る測定」から「耳で
聞（測定」に置き換えることが可能となり、いわゆる見
落しが無くなり、音源を探すなどという測定の効率・信
頼性が向上する。

なお上記実施例ではフィルタ３を通った超低周波音に見
合う電気的波形を乗算器５に入力したがこれを半波整流
器に入力し、たとえば（−）レベルの波形を消却すれば
スピーカ７から出る音の大きくなる周期が超低周波音の
周期と一致し。

判断もしやす（°なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法を具現化する装置の一実例を示し
たプ０・シフ線図、第２図は音波を電気的波形に変換し
たグラフである。 １：マイク０ホコ、６：フィルタ、４：発擾器、５：乗
貞器、７：スピーカ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 超低周波音を集音して電気的波形に変換し。 別途発生させた基準可聴音に相当する電気的波形を乗算
   し、この掛は合わされた後の電気的波形を再成し、超低
   周波音の振巾変化を可聴化するようにした超低周波音の
   可聴化方法。