JPH04351321A - 等速ジョイント用外輪 - Google Patents
等速ジョイント用外輪Info
- Publication number
- JPH04351321A JPH04351321A JP3127398A JP12739891A JPH04351321A JP H04351321 A JPH04351321 A JP H04351321A JP 3127398 A JP3127398 A JP 3127398A JP 12739891 A JP12739891 A JP 12739891A JP H04351321 A JPH04351321 A JP H04351321A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer ring
- constant velocity
- inner member
- groove
- velocity joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims description 2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、等速ジョイントに用
いる外輪に関するものである。
いる外輪に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】車両の重量軽減に伴ない、
駆動経路に組込まれる等速ジョイントにも軽量化が求め
られている。
駆動経路に組込まれる等速ジョイントにも軽量化が求め
られている。
【０００３】従来、等速ジョイントの軽量化を図った方
法として、ジョイントの外輪の外筒部を、アルミダイカ
ストで成形し、その内側に、耐摩耗性の高い鉄材で形成
した筒状部材を堅固に嵌合させて、その筒状部材の内側
面にトラック溝を形成するようにしたものがある。
法として、ジョイントの外輪の外筒部を、アルミダイカ
ストで成形し、その内側に、耐摩耗性の高い鉄材で形成
した筒状部材を堅固に嵌合させて、その筒状部材の内側
面にトラック溝を形成するようにしたものがある。
【０００４】しかし、このように材料の異なる外筒と筒
状部材を堅固に嵌合させる構造では、材料間の熱膨張係
数の違いによって、使用中の温度上昇により嵌合部にす
き間が発生する。このため、ジョイントの機能低下や騒
音問題が生じやすく、最悪の場合、内側外筒の抜け出し
事故が生じる恐れがある。
状部材を堅固に嵌合させる構造では、材料間の熱膨張係
数の違いによって、使用中の温度上昇により嵌合部にす
き間が発生する。このため、ジョイントの機能低下や騒
音問題が生じやすく、最悪の場合、内側外筒の抜け出し
事故が生じる恐れがある。
【０００５】また、鉄材で形成する内側外筒を、複雑な
形状で成形される外筒の内部に緊密に嵌合させるために
は、高い形状精度と多くの加工工程が必要になり、コス
トを上昇させる欠点がある。
形状で成形される外筒の内部に緊密に嵌合させるために
は、高い形状精度と多くの加工工程が必要になり、コス
トを上昇させる欠点がある。
【０００６】そこで、この発明は、材料の異なる部材を
組合せて軽量化を図った外輪の構造において、熱膨張係
数の差による材料間の離散を無くし、低コストでの製造
を可能とした等速ジョイント用外輪を提供しようとする
ものである。
組合せて軽量化を図った外輪の構造において、熱膨張係
数の差による材料間の離散を無くし、低コストでの製造
を可能とした等速ジョイント用外輪を提供しようとする
ものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、外輪の外筒部の内径面に、軸方向に延
びる複数の溝を周方向に独立して形成し、その各溝にそ
れぞれ独立したインナー部材を嵌合させ、そのインナー
部材の内側面にトラック溝を形成した構造としたもので
ある。
め、この発明は、外輪の外筒部の内径面に、軸方向に延
びる複数の溝を周方向に独立して形成し、その各溝にそ
れぞれ独立したインナー部材を嵌合させ、そのインナー
部材の内側面にトラック溝を形成した構造としたもので
ある。
【０００８】なお、上記の構造において、各溝とインナ
ー部材の嵌合面に抜け止め用の係合部を設けたり、また
、外筒部をアルミニウム合金で形成し、インナー部材を
鋼材で形成するようにしてもよい。
ー部材の嵌合面に抜け止め用の係合部を設けたり、また
、外筒部をアルミニウム合金で形成し、インナー部材を
鋼材で形成するようにしてもよい。
【０００９】
【作用】上記の構造においては、外筒の溝とインナー部
材をそれぞれ独立させたので、両者の熱膨張の差による
変形は、各々独立した嵌合部だけで生じることになり、
膨張差による全体の変形量を少なくすることができる。
材をそれぞれ独立させたので、両者の熱膨張の差による
変形は、各々独立した嵌合部だけで生じることになり、
膨張差による全体の変形量を少なくすることができる。
【００１０】
【実施例】図１及び図２に示す実施例の外輪１は、外筒
部２の外周に取付用フランジ３を一体に設けた等速ジョ
イント用外輪であり、外筒部２を含む全体がアルミダイ
カストにより一体成形されている。
部２の外周に取付用フランジ３を一体に設けた等速ジョ
イント用外輪であり、外筒部２を含む全体がアルミダイ
カストにより一体成形されている。
【００１１】上記外筒部２は、一端に閉塞壁４を備え、
他端の開口端部に、リブ５が設けられており、その閉塞
壁４とリブ５の間の内径面に、軸方向に延びる複数の溝
６が周方向に等間隔で形成されている。この各溝６は、
周方向に独立して形成され、その各溝６の間に、ジョイ
ント部材からの作用力に十分耐え得るだけ厚みをもった
隔離壁７が設けられている。
他端の開口端部に、リブ５が設けられており、その閉塞
壁４とリブ５の間の内径面に、軸方向に延びる複数の溝
６が周方向に等間隔で形成されている。この各溝６は、
周方向に独立して形成され、その各溝６の間に、ジョイ
ント部材からの作用力に十分耐え得るだけ厚みをもった
隔離壁７が設けられている。
【００１２】上記の各溝６には、それぞれ独立したイン
ナー部材８が嵌め込まれ、その嵌合させた状態で各イン
ナー部材８の内側面にトラック溝９が形成されている。 このインナー部材８は、圧入の場合は一般焼入鋼で良い
が、ダイカストにより一体成形する場合、焼なまし温度
がアルミニウムの融点より高い熱間ダイス鋼や、セラミ
ックス等の耐摩耗性の高い材料が用いられる。
ナー部材８が嵌め込まれ、その嵌合させた状態で各イン
ナー部材８の内側面にトラック溝９が形成されている。 このインナー部材８は、圧入の場合は一般焼入鋼で良い
が、ダイカストにより一体成形する場合、焼なまし温度
がアルミニウムの融点より高い熱間ダイス鋼や、セラミ
ックス等の耐摩耗性の高い材料が用いられる。
【００１３】また、各溝６とインナー部材８の両側面に
は、両者を嵌合させた際にすき間なく係合する突条１０
と横溝１１が軸方向に形成されている。
は、両者を嵌合させた際にすき間なく係合する突条１０
と横溝１１が軸方向に形成されている。
【００１４】実施例の外輪１は上記のような構造であり
、組立てに際しては、外筒部２を加熱して溝６の幅を拡
張した状態で、その各溝６に内側からインナー部材８を
嵌め込んでいく。溝６に嵌め込まれた状態でインナー部
材８は、軸方向の抜け出しが閉塞壁４とリブ５で止めら
れ、半径方向の抜け出しが、突条１０と横溝１１の係合
により止められる。
、組立てに際しては、外筒部２を加熱して溝６の幅を拡
張した状態で、その各溝６に内側からインナー部材８を
嵌め込んでいく。溝６に嵌め込まれた状態でインナー部
材８は、軸方向の抜け出しが閉塞壁４とリブ５で止めら
れ、半径方向の抜け出しが、突条１０と横溝１１の係合
により止められる。
【００１５】上記の構造では、使用によって外輪の温度
が上昇した場合、熱膨張係数の違いによって生じる変形
の差は、各々独立した溝６とインナー部材８との嵌合部
だけで生じるため、外筒部へ挿入する部材を筒状部材で
形成した従来の構造に比べて熱膨張による変形の量を小
さくでき、嵌合部の位置ずれや抜け出しを防止すること
ができる。
が上昇した場合、熱膨張係数の違いによって生じる変形
の差は、各々独立した溝６とインナー部材８との嵌合部
だけで生じるため、外筒部へ挿入する部材を筒状部材で
形成した従来の構造に比べて熱膨張による変形の量を小
さくでき、嵌合部の位置ずれや抜け出しを防止すること
ができる。
【００１６】また、熱膨張により溝６とインナー部材の
間にすき間が生じても、リブ５と閉塞壁４、及び突条１
０と横溝１１がインナー部材８を抜け止めするため、抜
け落ち事故が完全に防止される。
間にすき間が生じても、リブ５と閉塞壁４、及び突条１
０と横溝１１がインナー部材８を抜け止めするため、抜
け落ち事故が完全に防止される。
【００１７】また、各インナー部材８は、同じ形状で形
成できるため、大量生産が可能であり、従来の筒状部材
に比べて低コストで製作することができる。
成できるため、大量生産が可能であり、従来の筒状部材
に比べて低コストで製作することができる。
【００１８】図３は、他の実施例を示し、外輪１’の外
筒部２’に圧接によってスプライン軸１２を連結したも
のである。
筒部２’に圧接によってスプライン軸１２を連結したも
のである。
【００１９】なお、上記の実施例では、いずれもダブル
オフセット型の等速ジョイント用外輪を示したが、これ
に限らず、ゼッパ型やトリポート型の等速ジョイント用
外輪にも、同様に適用することができる。
オフセット型の等速ジョイント用外輪を示したが、これ
に限らず、ゼッパ型やトリポート型の等速ジョイント用
外輪にも、同様に適用することができる。
【００２０】
【効果】以上のように、この発明は、外筒の溝と、それ
に嵌合するインナー部材をそれぞれ独立させたので、熱
膨張の違いによる嵌合部分の変形量を小さくでき、イン
ナー部材の抜け出しを防止できる効果がある。
に嵌合するインナー部材をそれぞれ独立させたので、熱
膨張の違いによる嵌合部分の変形量を小さくでき、イン
ナー部材の抜け出しを防止できる効果がある。
【図１】実施例の縦断正面図
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図
【図３】他
の実施例の一部縦断正面図
の実施例の一部縦断正面図
１、１’ 外輪
２、２’ 外筒部
６ 溝
８ インナー部材
９ トラック溝
Claims (3)
- 【請求項１】 外輪の外筒部の内径面に、軸方向に延
びる複数の溝を周方向に独立して形成し、その各溝にそ
れぞれ独立したインナー部材を嵌合させ、そのインナー
部材の内側面にトラック溝を形成して成る等速ジョイン
ト用外輪。 - 【請求項２】 上記溝とインナー部材の嵌合面に、抜
け止め用の係合部を設けた請求項１に記載の等速ジョイ
ント用外輪。 - 【請求項３】 外筒部をアルミニウム合金で形成し、
インナー部材を鋼材で形成した請求項１又は２に記載の
等速ジョイント用外輪。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3127398A JPH04351321A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 等速ジョイント用外輪 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3127398A JPH04351321A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 等速ジョイント用外輪 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04351321A true JPH04351321A (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=14959008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3127398A Pending JPH04351321A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 等速ジョイント用外輪 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04351321A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4411515C1 (de) * | 1994-04-02 | 1995-08-03 | Gkn Automotive Ag | Gelenkaußenteil für ein Gleichlaufdrehgelenk und Verfahren zu dessen Herstellung |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3127398A patent/JPH04351321A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4411515C1 (de) * | 1994-04-02 | 1995-08-03 | Gkn Automotive Ag | Gelenkaußenteil für ein Gleichlaufdrehgelenk und Verfahren zu dessen Herstellung |
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