JPH04351073A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH04351073A
JPH04351073A JP3152530A JP15253091A JPH04351073A JP H04351073 A JPH04351073 A JP H04351073A JP 3152530 A JP3152530 A JP 3152530A JP 15253091 A JP15253091 A JP 15253091A JP H04351073 A JPH04351073 A JP H04351073A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP3152530A
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English (en)
Inventor
Naoki Fujii
藤 井 尚 樹
Tsutomu Uzawa
鵜 澤  勉
Akira Kamitaka
上  高 明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラに関し、特にフ
ァインダーからの視野範囲を可変とし、モニター画面の
視野範囲と一致調節を可能とするカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子スチルカメラやビデオムービーカメ
ラ等を含む各種のカメラにおいては、ユーザーはファイ
ンダーを通して観察される被写体像を基にしてフレーミ
ングし、構図を決定した後、シャッター等の撮影キーを
操作して被写体像を撮影、記録する。こうして記録され
た被写体像は、テレビモニターやプリンタ装置等の出力
装置によって再生される。ところで、カメラのファイン
ダーから観察される視野範囲は、レンズ系を通して実際
に撮像素子上に結像され、映像信号として記録される被
写体視野範囲よりも小さく(例えば、水平方向、垂直方
向ともに90%程度)設定されている。これは、業務用
テレビは別として、通常のテレビモニターの映像信号に
対する視野率(表示範囲)が、100%ではなく、一定
の視野率(100%以下)を持っているため、ファイン
ダーから観察される視野範囲と、レンズ系を通して実際
に撮像素子上に結像される視野範囲を同一に設定すると
、撮影時にファインダーで観察された被写体視野範囲の
うちの一部が、テレビモニター上での再生時にケラして
、観察できなくなってしまうからである。したがって、
ファインダーの視野率は、テレビモニターの視野率(表
示範囲)と同じか、またはそれ以下であることが望まし
い。実際には、入力部品等のバラツキを考慮してテレビ
モニターの視野率より小さめの値に設定されることが多
い。通常のテレビモニターの視野率が100%でないの
は、特性のバラツキによって現実にNTSC信号におい
て被写体の画像情報が記録されていない領域部分(同期
信号等の領域)までもモニター画面上に表示してしまう
ことがあり、この非記録領域部分の信号は映像を再現す
る信号ではないため、表示画面が非常に見苦しくなって
しまうためである。かかる問題を解決するために、通常
は、ファインダーからの視野範囲を実際の結像記録範囲
よりも小さく設定しているわけである。
【0003】図14には、上記視野範囲の関係が図示さ
れている。例えば、CCD等の撮像素子に結像され、映
像信号が得られる領域(幅)をX、さらに、この映像信
号をテレビモニター上で再生したときの表示範囲をX′
とすると、ファインダーから観察される視野範囲幅はX
′よりも狭いYに設定される。こうすることにより、テ
レビモニターの視野率が100%でなくても、観察者(
ユーザー)が、撮影時に確認した視野範囲の画像は、テ
レビモニター画面上に全て映出されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
カメラでは、ファインダーから観察される視野範囲とモ
ニター画面で表示される視野範囲との比は一定に設定さ
れている。  しかしながら、テレビモニターの表示範
囲(視野)は、機種によって90%±5%ほどのバラツ
キがある。更に、映像再生のための出力装置として用い
られているテレビモニター以外のビデオプリンタ、ビデ
オ電送機等においても実際に再生する映像範囲と映像信
号に対応する映像範囲との比である視野率が個々に設定
されており、撮影時、ファインダーで正確にフレーミン
グを決め構図を意識した撮影を行うことができないとい
う問題があった。また、テレビモニターの視野率のバラ
ツキを余裕分として見込み、ファインダーの視野率が低
めに設定されることが多いため、逆に出力装置との視野
範囲の差が大きくなってしまうことがあり、ファインダ
ー視野以外の被写体が多く実画面に写り込むという問題
もあった。
【0005】そこで、本発明の目的は、撮影者が使用す
る出力装置の視野率に対応して予めカメラのファインダ
ーの視野率を最適値に設定し、正確なフレーミングを可
能とするカメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるカメラは、ファインダーによって視認
される視野範囲を、適用すべき当該モニターの再生画像
に係る視野範囲と一致させるための視野範囲調節手段を
具備して構成される。
【0007】
【作用】本発明では、ファインダーによって視認される
視野範囲と適用するモニターの表示再生画像の視野範囲
とを一致させるために、リレーレンズを光軸に沿って移
動させる手段、ファインダー内の視野枠サイズ自体の可
変等の光学要素変位手段や可変ブランキング手段、電子
ズーム手段等の画像信号処理手段による視野範囲調節手
段を用いている。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照しながら説
明する。図1は、本発明の一実施例によるカメラの光学
系を示す図である。本実施例の光学系は、撮影レンズ1
、ハーフミラー2、フィールドレンズ3、ミラー4、リ
レーレンズ5、フィールドレンズ6、接眼レンズ7を含
んで構成されている。被写体は、撮影レンズ1により、
CCD等の撮像素子面にA0 として結像されるととも
に、ハーフミラー2により光路分割されてファインダー
(観察)側にA′0 として結像される。この像A′0
 は、フィールドレンズ3、ミラー4、リレーレンズ5
およびフィールドレンズ6により2次結像正立像Aとし
て再結像される。フィールドレンズ3と6は、それぞれ
像A′0と像A近傍に配設され、像画面周辺の光束がケ
ラないようにするために用いられている。リレーレンズ
5は、光軸方向に移動可能で、正立像Aを得るために用
いられており、銀塩フィルムを用いた一眼レフカメラの
場合にはペンタダハプリズムが多く用いられている。本
実施例では、リレーレンズ5を光軸方向に移動させて、
再結像倍率を調節することにより、2次結像位置近傍に
置いた固定の視野枠に対する視野率を可変としている。
【0009】図2〜図5には、本実施例の原理を説明す
るための光学系が示されている。先ず、図2において、
本実施例におけるリレーレンズ5により、像A′0 は
、視野枠8が設置された位置に像Aとして再結像される
。 ここで、リレーレンズ5から像A′0 および像A(視
野枠8)までの距離をそれぞれaおよびbとすると、再
結像倍率(絶対値)βは、β=b/aで表される。この
再結像倍率βは、リレーレンズを光軸方向に移動するこ
とにより可変であることは明らかである。次に、リレー
レンズ5を光軸上に移動させた場合の視野率の変化を説
明する。図3はリレーレンズ5が基準位置にある標準状
態を示す。今、図4に示す如く、リレーレンズ5を基準
位置より光軸に沿って右側(観察者側)に移動すると、
βは小さくなり、視野枠8の若干手前に結像するが、結
像された像は、図3と比較して、垂直方向Δh分だけ広
い範囲の被写体像となり、視野範囲が拡大されたことに
なる。逆に、図5に示す如く、リレーレンズを光軸に沿
って左側(被写体側)に移動すると、βは大きくなり、
視野枠近傍に結像された像は、図3と比較して、Δhだ
け狭い範囲の被写体像となり、視野範囲が縮小される。 尚、βを略1の結像関係にしておけば、レンズの移動量
に対して像位置の移動量が最小となる位置となりより好
ましい。
【0010】図6〜図8には、図3〜図5に示す光学系
で結像された視野枠内の対応する像が示されている。図
3の標準状態での像(図6)に対して、図4の光学系に
よれば、図7に示す如く視野範囲が広がり、また、図5
の光学系によれば、図8に示す如く視野範囲が狭まるこ
とが理解できる。
【0011】ところで、図4と図5からも明らかなよう
に、リレーレンズ5を光軸に沿って移動させた場合の結
像位置は視野枠8位置に一致するものではなく、光軸方
向に若干ずれる。このずれに起因して、接眼レンズを通
して像を見た場合に視度差が生ずることになる。かかる
、視度差は、リレーレンズの移動に連動して視野枠をも
移動させることによりなくすことが可能である。また、
上記結像位置のずれは、あらかじめ予測できるので、ず
れ幅の略中央位置に視野枠を固定配置しておくことによ
り、視度差を最小限に抑えることもできる。
【0012】本発明の他の実施例は、上記視度差の問題
を複数群レンズで構成されるリレーレンズを用いること
により解消するものである。図9は、本実施例の光学系
を示す図であり、被写体は、変倍系のレンズ群5Aと補
正系のレンズ群5Bを通して常に視野枠8の配設位置に
結像される。つまり、変倍系レンズ群5Aを光軸上に移
動させて、視野範囲を可変とするとともに、それに伴い
生ずる結像位置のずれを補正系レンズ群5Bを非直線的
に移動させることにより、結像位置を一定にする。した
がって、視野枠8の配設位置を一定としつつ常に視野枠
と被写体像の視度差をなくすことができる。
【0013】図10は、本発明を適用したファインダー
部の構成を示す分解斜視図である。ファインダー本枠1
1内には、リレーレンズ群5、フィールドレンズ6、結
像付近に配設された視野枠8Aと8Bが収納されており
、これらはファインダーフタ12によって覆われる。 ファインダー本枠11の上面、リレーレンズ群5の収納
位置対応部には、光軸に沿った長手方向開口部13が形
成されており、止めネジ23及び操作リンク20を介し
て結合された操作部材32をスライドさせることによっ
て、リレーレンズ群5を光軸に沿って移動させることが
できるように構成されている。すなわち、操作部材32
は、開口部13に対応して外装部30に設けられた長手
方向開口部31に挿入され、外装部30内に設けられた
操作リンク20の一端部と結合される。操作リンク20
に設けられた開口部22にはファインダー本枠11上の
突起部14が挿入され、ブッシュナット21と嵌め合わ
され、操作リンク20とファインダー本枠11が摺動可
能に固定される。外装部30の開口部31近傍には、操
作部材32の移動によるリレーレンズ群5の光軸方向の
移動に対応して定まる視野率(例えば、85,90,9
5,100%)が表示されている。リレーレンズ群5、
フィールドレンズ6、視野枠8A,8Bを通った光は、
ルーペ(接眼レンズ)環71に保持されている接眼レン
ズ7を通り、結像されてアイカップ10から観察される
。ルーペ環71上の突起72が視度リング9に設けられ
た切り欠き部91に嵌入、支持されている
【0014】
図11には、本発明を適用したカメラの概観斜視図が示
されている。カメラ本体100の上面の外装部30に形
成された開口部31に操作部材32が挿入されて取り付
けられている。開口部31近傍に表示された視野率のう
ち、使用するテレビモニター等の出力装置に応じて最適
な視野率となるように、操作部材32を動かしてリレー
レンズ群5を光軸方向に移動させる。また、カメラのフ
ァインダーから観察される視野範囲と、実際にテレビモ
ニター上に表示されている視野範囲とを比較しながら操
作部材32を動かして両範囲が一致する位置に操作部材
32を固定することもできる。これら操作部材32は、
開閉可能なフタ110によって使用しないときは覆われ
る。
【0015】以上の実施例では、リレー系レンズを光軸
方向に移動させることにより、視野率を調節しているが
、ファインダー内の視野枠サイズ自体を可変とすること
によっても同様な効果が得られる。また、EVF(電子
ビューファインダー)方式である場合には、図12に示
すごとく、撮像手段120で得られた映像信号を、記録
手段121に供給するとともに、EVF部123側に設
けた可変ブランキング手段により映像信号の水平および
垂直方向のブランキング期間を調整してファインダー視
野率を微調することも可能である。更に、図13に示す
ように、図12の可変ブランキング手段122の代わり
に、電子ズーム手段124を設けてファインダー像倍率
を微調しても同様の効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるカメ
ラによれば、ファインダーによって視認される視野範囲
を、適用するモニター装置の再生画像についての視野範
囲と一致させることができるため、常に最適なフレーミ
ング設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるカメラの光学系の基本
構成図である。
【図2】本発明の実施例における基本的原理を説明する
光学系構成図である。
【図3〜図5】本発明の実施例によるカメラの原理を説
明する光学系構成図である。
【図6〜図8】図3〜図5における光学系でそれぞれ得
られる再生画像例を示す図である。
【図9】本発明の他の実施例によるカメラの光学系構成
図である。
【図10】本発明の実施例を適用したカメラのファイン
ダー部の構成を示す分解斜視図である。
【図11】本発明の実施例を適用したカメラの概観斜視
図である。
【図12】本発明の他の実施例によるカメラの基本構成
ブロック図である。
【図13】本発明の更に他の実施例によるカメラの基本
構成ブロック図である。
【図14】従来のカメラにより得られる撮像範囲とファ
インダーの視野範囲の関係を示す図である。
【符号の説明】
1        撮像レンズ           
 2        ハーフミラー 3,6    フィールドレンズ      4   
     ミラー5        リレーレンズ  
        7        接眼レンズ 8,8A,8B        視野枠9      
  視度リング            10    
  アイカップ 11      ファインダー本枠        1
2      ファインダーフタ 13,22,31      開口部 14      突起部              
  20      操作リンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファインダーによって視認される視野範囲
    を、適用すべき当該モニターの再生画像に係る視野範囲
    と一致させるための視野範囲調節手段を具備したことを
    特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】上記視野範囲調節手段は光学要素を変位さ
    せる手段を含んで構成されたものである請求項1のカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】上記視野範囲調節手段は画像信号処理回路
    を含んで構成されたものである請求項1のカメラ。
JP3152530A 1991-05-28 1991-05-28 カメラ Pending JPH04351073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3152530A JPH04351073A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 カメラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3152530A JPH04351073A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 カメラ

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JPH04351073A true JPH04351073A (ja) 1992-12-04

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ID=15542457

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JP3152530A Pending JPH04351073A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 カメラ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020813