JPH0435034Y2 - - Google Patents

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JPH0435034Y2
JPH0435034Y2 JP1987016421U JP1642187U JPH0435034Y2 JP H0435034 Y2 JPH0435034 Y2 JP H0435034Y2 JP 1987016421 U JP1987016421 U JP 1987016421U JP 1642187 U JP1642187 U JP 1642187U JP H0435034 Y2 JPH0435034 Y2 JP H0435034Y2
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JP
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cam
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frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鋼板等の溶接に使用する加工物保持用
治具に関する。
〔従来の技術〕
従来、鋼板等の肌合わせ溶接又は突き合わせ溶
接の加工物保持用治具として第3図乃至第5図に
示される手段がある。
第3図に示す手段は下板となる加工物25aに
鋼製の馬26を溶接して固定し、この加工物25
aに上板の加工物25bの端部を重ね、重ねた部
分と馬26との隙間に金矢27を打ち込んで、重
ね継手の肌合わせ部分を押圧保持して溶接を行う
ものである。
第4図に示す手段は実開昭60−146588号公報に
記載されている手段で、第3図の手段と同様の手
段であり、鋼板の加工物25a,25bの端部を
突き合わせて馬26と金矢27で固定して溶接を
行うものである。
第5図に示す手段は、実開昭60−136894号公報
に記載された手段で、マグネツトベース30を加
工物25aに吸着させ、マグネツトベース30に
縦部材31、横部材32を介して取り付けた押圧
体14をレバー18を用いて押し下げ、加工物2
5a上に載置された加工物25bを押圧保持して
溶接を行うものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図、第4図に示す従来のものは、加工物2
5aに馬26を溶接するものであるので、この溶
接跡の仕上げに、グラインダー仕上・検査・補修
溶接・仕上・検査と、作業が工程が複雑であり、
また、溶接による品質の低下の問題もあつた。
第5図のものは、マグネツトベース30が重く
取り扱いに不便であり、また、加工物25を保持
する間通電する必要があるので、電力を消費し、
さらに、近くに磁気センサー等がある場合は、磁
気センサーを狂わせるので使用できず、さらに、
磁性のないステンレス鋼等には適用できなかつ
た。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
治具取り付けのための溶接跡がなく、かつ、小型
で取り扱いも簡単で消費電力の少ない加工物保持
用治具とすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は真空パツド1に空気吸引管4を接続
し、真空パツド1の内側空気を排出して加工物2
5aに吸着できるように形成するとともに、真空
パツド1にフレーム12の中間部を連結し、フレ
ーム12の一端部には、加工物25aを押圧でき
るジヤツキボルト15を螺装し、前記フレーム1
2の他端部には、カム17を軸着して設け、この
カム17には、カム17を回動させるレバー18
を取り付けるとともに、このカム17のカム面1
9を、カム17の回動により加工物25bを押圧
できるカム面19に形成して加工物保持用治具と
した。
〔作用〕
本考案は一方の加工物25a上に真空パツド1
を載置し、一端部のジヤツキボルト15が加工物
25a上にあり、他端部のカム17が他方の加工
物25bの押圧すべき部分上にあるようにして、
真空パツド1の内側空気を排出させると、真空パ
ツド1は加工物25aに強力に吸着され固定され
る。
次に、ジヤツキボルト15を回転させ、ジヤツ
キボルト15が加工物25aを軽く押圧するま
で、ジヤツキボルト15を進出させる。次に、レ
バー18を旋回させてカム17を回動させ、カム
面19で加工物25bを強く押圧して加工物25
a,25bを固定する。
〔実施例〕
第1図、第2図は本考案の一実施例の加工物保
持用治具を示すものであり、2つの真空パツド1
の上面中央部には、それぞれ取付金具2が固着し
てあり、この取付金具2,2に接続杆8の両端部
が揺動できるように軸着してある。
また、真空パツド1にはそれぞれ空気吸引管4
が接続してあり、空気吸引管4,4にはエジエク
タ5が接続してあり、エジエクタ5にはコツク6
を介して圧縮空気のホース7が接続してあり、一
方の真空パツド1には真空ゲージ3を設けてあ
る。
そして、前記接続杆8の中央部にはフレーム1
2の中央部が固着してあり、このフレーム12の
上部には提手13が取り付けてある。フレーム1
2の一端部にジヤツキボルト15が螺装してあ
り、このジヤツキボルト15の上端部にはハンド
ル16が取り付けてある。
前記フレーム12の他端部には、カム17を軸
着して設け、このカム17には、カム17を回動
させるレバー18を取り付けるとともに、このカ
ム17のカム面19を、カム17の回動により加
工物25bを押圧できるカム面19に形成してい
る。
そして、この実施例の加工物保持用治具によ
り、重ね継手の肌合わせを行うには、一方の加工
物25a上に真空パツド1,1を載置し、エジエ
クタ5を用いて真空パツド1,1の内側空気を排
出し、真空パツド1,1を加工物25aに密着さ
せ固定する。
次に、ジヤツキボルト15を回転させ、第1図
に示すように、ジヤツキボルト15が加工物25
aに軽く圧接するとともに、他端部のカム17の
カム面19が、加工物25bに軽く圧接するま
で、前記ジヤツキボルト15を進出させる。
この状態でレバー18を倒してカム17を回動
させ、カム17のカム面19で、加工物25aと
加工物25bの重なつた部分を押圧し、固定して
加工物25a,25bを保持する。
また、加工物25aの端部と加工物25bの端
部を同一平面上で突き合わせて溶接する場合(第
4図のような)でも、突き合わせ部分の下側に裏
当板をあてれば、加工物25aと加工物25bを
同一平面上に保持することが可能である。
そして、真空パツド1は1個とし、フレーム1
2の中間部を真空パツド1に取り付けることも可
能である。さらに、真空パツド1をフレーム12
の中央部より端部に偏つた位置に取り付けるよう
に形成することも可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、フレーム12の他端部に設けた、加
工物25a,25bを強く押圧するのに使用する
押圧部材を、レバー18を取り付けたカム17に
したものである。
したがつて、真空パツド1を加工物25aに固
定し、ジヤツキボルト15を加工物25aに軽く
圧接させた後、レバー18を一旋させるだけで、
カム17とジヤツキボルト15で、加工物25
a,25bを強く押圧することができ、加工物2
5a,25bを強く押圧する操作が短時間で、か
つ、簡単に行えるものであり、また、その加工物
25a,25bを強く押圧する構成も、レバー1
8を取り付けたカム17を軸着したものであり、
きわめて簡単な構成で、安価なものである。
そして、加工物への固定手段に真空パツドを用
いているので、装着・取り外しが簡単であり、ま
た、真空パツドであるので軽量で取り扱いが容易
である。そして、加工物の品質を低下させること
もなく、また、磁性のないステンレス・アルミ等
の金属にも使用できる。そして、消費エネルギー
は少なく、さらに、近くに磁気センサー等が存在
しても悪影響を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は
その平面図、第3図は従来例の斜視図、第4図は
他の従来例の斜視図、第5図は別の従来例の斜視
図である。 1……真空パツド、4……空気吸引管、12…
…フレーム、15……ジヤツキボルト、17……
カム、18……レバー、19……カム面、25
a,25b……加工物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空パツド1に空気吸引管4を接続し、真空パ
    ツド1の内側空気を排出して加工物25aに吸着
    できるように形成するとともに、真空パツド1に
    フレーム12の中間部を連結し、フレーム12の
    一端部には、加工物25aを押圧できるジヤツキ
    ボルト15を螺装し、前記フレーム12の他端部
    には、カム17を軸着して設け、このカム17に
    は、カム17を回動させるレバー18を取り付け
    るとともに、このカム17のカム面19を、カム
    17の回動により加工物25bを押圧できるカム
    面19に形成した加工物保持用治具。
JP1987016421U 1987-02-06 1987-02-06 Expired JPH0435034Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987016421U JPH0435034Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JP1987016421U JPH0435034Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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Publication Number Publication Date
JPS63174992U JPS63174992U (ja) 1988-11-14
JPH0435034Y2 true JPH0435034Y2 (ja) 1992-08-19

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ID=30808261

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JPS5233586A (en) * 1975-09-08 1977-03-14 Krautkramer Branson Method and device for discriminating supersonic pulse echo signal
JPS5344899B2 (ja) * 1973-01-12 1978-12-02

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