JPH0434972Y2 - - Google Patents

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JPH0434972Y2
JPH0434972Y2 JP4509386U JP4509386U JPH0434972Y2 JP H0434972 Y2 JPH0434972 Y2 JP H0434972Y2 JP 4509386 U JP4509386 U JP 4509386U JP 4509386 U JP4509386 U JP 4509386U JP H0434972 Y2 JPH0434972 Y2 JP H0434972Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高圧の液体を利用してプレス成形を
行う対向液圧成形装置に関する。
(従来の技術) 従来の対向液圧成形装置は、一般に第9図に示
すように、ボルスタ1上に液室2を有する液圧ド
ーム3を載設すると共に、前記液圧ドーム3の上
方にインナテーブル4と図示を略すアウタテーブ
ルに支持されたブランクホルダブラケツト5とを
別駆動可能に配設し、前記インナテーブル4には
成形面6を有するポンチ7を取付け、さらに前記
液圧ドーム3の上端および前記ブランクホルダブ
ラケツト5の下端のそれぞれに、ロアブランクホ
ルダ8およびアツパブランクホルダ9を取付けた
構造を有していた。また一部に、前記液室2の底
部にピン10を利してダイプレート11を配し、
このダイプレート11上に局部成形用のコイニン
グダイ12を載置したものもあつた。
かゝる従来の対向液圧装置においては、予め液
圧ドーム3に設けた注入孔13を介して液室2内
に水等の液体を注入すると共に、ブランクをロア
ブランクホルダ8とアツパブランクホルダ9との
間に破線で示すように挾持し、その後ポンチ7を
下降させてブランクを押込むと、密閉室とされた
液室2内に大きな液圧が発生し、ブランクはポン
チ7の成形面6に押圧されて所定形状に成形され
る。そしてこの成形途中において、コイニングダ
イ11が局部的にブランクを押圧し、液圧のみで
形成されにくい部分を正確に形状出しする。
このように、対向液圧成形においては、ポンチ
7と協働する相手型を省略できるため、その分、
金型製作期間および費用の面で通常の板金加工を
行う場合に比して有利となる。また液圧がブラン
クに均等に作用するため、摩擦抵抗が緩和されて
成形性が高まるばかりか、精度の高いプレス成形
を実行できる利点がある。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来の対向液圧成形装置にあつ
ては、ダイプレート11を液圧ドーム3の液室2
内に固定的に配しており、このため、コイニング
ダイ12を含むダイプレートを段取り換えする
際、液室2内の液を抜かなければならないという
面倒な手続きを必要とし、大きな問題になつてい
た。また液圧ドーム3内の低い位置でコイニング
ダイ12を含むダイプレート11を取付け、取外
ししなければならないため、段取り換え作業その
ものが面倒で、これに多くの時間がかかるという
問題もあつた。さらにポンチ7に対するそのセツ
ト位置確認あるいは調整が困難で、段取り換え作
業が行い難く、精度保証も困難であるという問題
もあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たもので、ボルスタ上に載設した液圧ドームの液
室内に、上面にコイニングダイを載置したダイプ
レートを配し、、該ダイプレートを、ボルスタ下
のダイクツシヨン装置から延びるクツシヨンピン
により支持し、該クツシヨンピンを脱着可能な上
クツシヨンピンと下クツシヨンピンとから形成
し、さらに前記液圧ドームに前記上クツシヨンピ
ンに係合しこれを上昇位置に保持する係止装置を
内装するように構成したことを要旨とする。
(作用) 上記構成の対向液圧成形装置において、ダイプ
レートをダイクツシヨン装置から延びるクツシヨ
ンピンで支持したので、ダイクツシヨン装置の作
動によりダイプレートを液圧ドーム内の液面上に
位置決めすることが可能になる。またクツシヨン
ピンを脱着可能な上・下クツシヨンピンから形成
すると共に、上クツシヨンピンを係止装置により
上昇位置に保持できるようにしたので、下クツシ
ヨンピンをボルスタ下に位置決めすれば、ボルス
タのプレス機械外への移送が可能になる。すなわ
ち、プレス機械外においてボルスタ上の部品交換
を行うことができるばかりか、コイニングダイを
含むダイプレートを液面上で交換できるようにな
り、段取り換えの作業性は著しく向上する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
第1図ないし第8図において、20は、フロア
21上に固定されたボルスタで、図示を略す移送
装置により矢印A,B方向に搬出入できるように
なつている。22は、前記ボルスタ20上に載設
された分割構成の液圧ドームで、外液圧ドーム2
2の上端にはロアブランクホルダ23が載設され
ている。液圧ドーム22は、液室24を有する本
体部25と、該本体部25に嵌め込んだ第1のイ
ンサート部26と、該第1のインサート部26に
嵌め込んだ第2のインサート部27とから成つて
いる。この液圧ドーム23は、各要素25,2
6,27の嵌合面がテーパ面28とされており、
これにより相互間の嵌合精度の保証が容易となる
ばかりか、相互の脱着を容易に行うことができる
ようになる。
液圧ドーム22の上方には、インナテーブル2
9とアウタテーブル30とが別駆動可能に配設さ
れており、インナテーブル29にはインナアダプ
タプレート31、ポンチブラツト32を介してポ
ンチ33が取付けられ、一方アウタテーブル30
には分割構成のブランクホルダブラケツト34を
介してアツパブランクホルダ35が取付けられて
いる。ブランクホルダブラケツト34は、前記液
圧ドーム22と同様に、アウタテーブル30に直
結する最外の本体部36と、外本体部36に嵌め
込んだ第1のインサート部37と、該第1のイン
サート部37に嵌め込んだ第2のインサート部3
8とから成つており、これら各要素36,37,
38の嵌合面もまた前記液圧ドーム22と同様に
テーパ面39とされている。また、各要素の上端
にはデイスタンスブロツク40が一体に設けられ
ている。このデイスタンスブロツク40は、イン
ナテーブル29が下降した際、前記インナアダプ
タプレート31に当接してインナ(ポンチ33)
の下死点を厳密に設定する役割りをなす。なお、
各要素36,37,38は、図示を略す連結手段
により相互に連結されている。
液圧ドーム22の液室24内には、ダイプレー
ト41が収納され、このダイプレート41上にコ
イニングダイ42が載設されている。ダイプレー
ト41は、フロア21に穿設した凹穴21a内に
設けたクツシヨンプレート43から延びるクツシ
ヨンピン44に支持されており、これには図示を
略すダイクツシヨン装置から所定の上昇力が伝達
されるようになつている。なお、クツシヨンプレ
ート43には、複数のクツシヨンピン44が立設
され、その一部は、前記第2のインサート部27
に設けた孔27′内に臨んでいるが、これは後述
する段取り換えに際して使用されるものとなる。
またフロア21上には、前記液圧ドーム22の
一側端に接続可能に配管ブロツク45が固設され
ている。配管ブロツク45は、液圧ドーム22の
本体部25に設けた注入孔46に通じる通液路4
7を有しており、該通液路47には図示を略す液
圧源から配管を通して液圧が供給されるようにな
つている。
こゝで、上記液圧ドーム22は、第2図に詳細
を示すように、本体部25、第1のインサート部
26、第2のインサート部27のそれぞれには吊
りピン25a,26a,27aが突設されてお
り、また第1のインサート部26と第2のインサ
ート部27のそれぞれには、第2のインサート2
7あるいはダイプレート41にそれぞれ係合可能
に連結ピン52が設けられている。これにより、
例えば第1のインサート部26を吊れば第2のイ
ンサート部27とダイプレート41とを同時に吊
ることができたり、あるいは第2のインサート部
27を吊ればダイプレート41を同時に吊ること
ができるというように、本体部25,第1のイン
サート部26、第2のインサート部27およびダ
イプレート41は、適宜の組合わせで吊ることが
できるようになる。
また、ブランクホルダブラケツト34には、本
体部36、第1のインサート部37および第2の
インサート部38を相互に連通する孔49が設け
られており、一方、ポンチブラツト32には、前
記孔49に挿入可能なロツド50を有するシリン
ダ51が設置されている(第1図)。これにより、
いま第8図に示すようにシリンダ51の作動によ
り第2のインサート部38の孔49にロツド50
を挿入すれば、アウタテーブル30を上動させた
際、該第2のインサート部38がインナブラケツ
ト32と共に取り残される状態となり、かゝるロ
ツド50の挿入程度により、ブランクホルダブラ
ケツト34の各要素は、適宜の組合わせでポンチ
ブラツト32と共に残すことができるようにな
る。また、第3図に詳細を示すように、ポンチ3
3にはブランクホルダブラケツト34側へ突出す
る複数の吊りブロツク53が設けられ、一方ブラ
ンクホルダブラケツト34の第2のインサート部
38には、前記吊りブロツク53の移動を許容す
る縦溝38aが設けられている。これにより、吊
りブロツク53とロアブランクホルダ23間に、
図示を略す吊りワイヤを掛け回してポンチ33を
吊れば、アツパブランクホルダ35も含めて同時
に吊ることができるようになる。
一方、クツシヨンピン44は、ダイプレート4
1を直接的に支持する上クツシヨンピン44aと
クツシヨンプレート43に載る下クツシヨンピン
44bとの二分割から成つている(第1図)。
上・下クツシヨンピン44a,44bの結合は、
第4図〜第6図に詳細に示すように、上クツシヨ
ンピン44aに設けた凹部54に下クツシヨンピ
ン44bに設けた凸部55を脱着可能に遊嵌させ
ることにより行つている。より詳しくは、上クツ
シヨンピン44aの前記凹部54を含む端部に軸
径方向へ貫通する孔56を設けると共に、下クツ
シヨンピン44bの凸部55に前記孔58に対応
する孔57を設けて、下クツシヨンピン44aの
前記孔57内に、前記上クツシヨンピン44aの
孔56に先端をのぞかせる連結ピン58が左右一
対に挿入している。一方、下クツシヨンピン44
bの軸線上には縦孔59を設け、この中に先細り
のコーン部60aを有するロツド60を上下動自
在に挿入している。各連結ピン58は、前記孔5
7の開口に取付けたカバー61,61に一端を着
座させる圧縮ばね62,62によりクツシヨンピ
ン44の中心側に付勢されており、その基端を前
記ロツド60に常時係合させている。なお、ロツ
ド60は図示を略すダイクツシヨン装置に内蔵し
たシリンダに連結されて昇降できるようになつて
いる。
かゝる結合構造により、いまロツド60が第5
図に示すように上昇位置にあると、連結ピン58
は、その基端がロツド60の本体部に乗り上げて
先端部を上クツシヨンピン44aの孔56内に挿
入させた状態となり、上・下クツシヨンピン44
a,44bは連結される。一方、ロツド60が第
6図に示すように下降位置にあると、圧縮ばね6
2の押圧力により連結ピン58が退行し、上・下
クツシヨンピン44a,44bの連結は解除され
る。すなわち、両者の連結を解除し、第8図に示
すように、下クツシヨンピン44bをボルスタ2
0下まで下降せしめることが可能で、ボルスタ2
0上の部品を一括段取り換えすることができるよ
うになる。
また、前記液圧ドーム22の本体部25には、
第7図に示すように、上クツシヨンピン44aの
下降を規制する係止装置63が内蔵されている。
係止装置63は、シリンダ64と、該シリンダ6
4に摺動自在に内装されたピストン65と、該ピ
ストン65から上クツシヨンピン44aへ向けて
延びるロツド66と、ピストン65を常時上クツ
シヨンピン44a側へ付勢する圧縮ばね67とを
具備している。これにより、クツシヨンピン44
の上昇端において、ロツド66の先端が上クツシ
ヨンピン44aに設けた凹部44′に係合して、
該上クツシヨンピン44aの下降が規制され、第
8図に示すように、ダイプレート41は液圧ドー
ム22の上面とほゞ同一高さレベルに位置決め保
持される。なお前記上昇状態の解除は、シリンダ
64内に注入孔68を通じて空気圧または油圧を
供給してピストン65を退行させることにより行
う。
さらに液圧ドーム22の本体部25の底部に
は、ストツパ69が軸70を中心に旋回可能に設
けられている。このストツパ69は、図示を略す
駆動手段により駆動され、第1図に示す倒伏状態
と第8図に示す起立状態との二つの状態を選択で
きるものとなつており、その起立状態により、上
記ダイプレート41の上昇状態の安定的維持が可
能になる。
かゝる構成により、予め配管ブロツク45の通
液路47と液圧ドームの本体部25の注入孔46
とを介して液圧ドーム22の液室24に水等の液
体を注入する。そして先ずアウタテーブル30を
下降させて、ロアブランクホルダ23とアツパブ
ランクホルダ35との間にブランクを挾持し、続
いてインナテーブル29を下降させる。すると、
ポンチ33がブランクを液室24内に押込み、こ
の結果、密閉室とされた液室24内に大きな液圧
が発生し、ブランクはポンチ33の成形面に徐々
に押圧される。そして、ブランクホルダブラケツ
ト34上のデイスタンスブロツク40にインナア
ダプタテーブル31が当接するプレス下死点状態
において(第1図)、所定形状に成形される。こ
の成形途中において、コイニングダイ42が局部
的にブランクを押圧し、液圧のみで形成されにく
い部分を正確に形状出しする。
しかして、いま液圧ドーム22とブランクホル
ダブラケツト34における第2のインサート部2
7,38を段取り換えして新たな成形品を得よう
とする場合は、アウタをプレス下死点状態(第1
図)としたまゝ、ポンチブラツト32内のシリン
ダ51のロツド50をブランクホルダブラケツト
34における第2のインサート部38の孔48に
押入する(第8図)と共に、該第2のインサート
部38と第1のインサート部37との結合を解除
する。
続いて、クツシヨンピン44を上昇させ、その
上昇端で下クツシヨンピン44b内のロツド60
を下降させ、上・下クツシヨンピン44a,44
bの連結を解除する。この時、上クツシヨンピン
44aの凹部44′に係止装置63のロツド66
が係合して該上クツシヨンピン44aの下降が規
制されており、その後、ストツパ69を起立状態
としてダイプレート41の下降を二重に規制し、
これと同時にクツシヨンプレート43を下降さ
せ、下クツシヨンピン44bのみをフロア21の
ピツト21a内に収納する(第8図)。
その後、インナアダプタプレート31とポンチ
ブラツト32との結合を解除し、インナテーブル
29とアウタテーブル30とを上昇させる。アウ
タテーブル30の上昇によりブランクホルダブラ
ケツト34における本体部36と第1のインサー
ト部37も連れ上がりし、第2のインサート部3
8はポンチ33と共に残るようになる。これと同
時に、配管ブロツク45と液圧ドーム22との結
合を解除し、ボルスタ20を、図示を略す移送装
置により矢印Aのようにプレス機械内から図示を
略す段取り換えステーシヨンへ向けて搬出する。
これにより、ボルスタ20上に載る液圧ドーム2
2、コイニングダイ42、ポンチ33、ブランク
ホルダブラケツト34における第1のインサート
部38等は一括して移送されるようになる。
段取り換えステーシヨンにおいては、先ずポン
チ33の吊りブロツク53(第3図)とロアブラ
ンクホルダ23との間にロープを掛け回してポン
チブラツト32を吊る。これにより、ポンチ3
3、ロアブランクホルダ23、アツパブランクホ
ルダ35、ブランクホルダブラケツト34におけ
る第2のインサート部38が同時に吊られる。次
に液圧ドーム22の第2のインサート部27の吊
りピン27aを吊る。これによりダイプレート4
1、コイニングダイ42は同時に吊られる。前記
吊り完了後、別途コイニングダイを載せて準備し
た新たなダイプレートを上クツシヨンピン44a
(この場合、使用するクツシヨンピン44は第1、
第8図における右側配置のものとなる。)上に投
入して両者を結合し、続いて新たなポンチを前記
コイニングダイ上に載置する。この時該ポンチに
は、予め吊りブロツク53を利して新たなロアブ
ランクホルダとアツパブランクホルダとを吊つて
おく。その後、ボルスタ20をB矢印のように、
再たび移送装置によりプレス機械内に搬入し、液
圧ドーム22に配管ブロツク45を接続し直し、
これにて一連の段取り換えが完了する。
このように、液圧ドーム22およびブランクホ
ルダブラケツト34を分割構成としたので、分割
要素を段取り換えするだけで複数の成形品の成形
が可能になり、段取り換え部分の軽量化を達成で
きて、段取り換えの作業性は向上する。またこれ
らの分割要素をテーパ面を利した嵌め込み式とし
たので、各部分間の脱着が容易となるばかりか、
相互の嵌合精度の保証も容易となり、段取り換え
の作業性はより向上する。さらに用意する液圧ド
ームとブランクホルダブラケツトとの数を削減で
きて、これらの費用負担を削減できるようにな
る。
また、ポンチブラツト32にシリンダ51を設
けて、これから延びるロツド50をブランクホル
ダブラケツト34に係合させることにより、これ
らの同時吊りを可能とすると共に、ポンチ33に
吊りブロツク53を設けてロアおよびアツパブラ
ンクホルダ23および35の同時吊りを可能とし
たので、より効果的な段取り換えを実行できるよ
うになる。
また、液圧ドーム22の分割要素25,26,
27に吊りピン25a,26a,27aを設ける
と共に、該分割要素の相互間を連結しかつ該分割
要素とダイプレート41とを連結する連結ピン5
2を設けたので、これらの種々の組合せでの同時
吊りが可能になり、段取り換えの作業性はより向
上する。
また、コイニングダイ42をクツシヨンピン4
4で支持したダイプレート41に載せ、しかもク
ツシヨンピンを脱着自在な上・下クツシヨンピン
44a,44bから形成して、上クツシヨンピン
44aを係止装置63(第7図)により上昇位置
に保持できるようにしたので、ボルスタ20のプ
レス機械外への移送が可能になつて、プレス機械
外においてボルスタ20上の部品を交換できるば
かりか、コイニングダイ42を含むダイプレート
41を液面上で交換できるようになり、段取り換
えの作業性は著しく向上する。またこの際、スト
ツパ69を上クツシヨンピン44aと平行に立て
得るようにしたので、ダイプレート41の安定的
保持が可能になつて、段取り換えの安全性も向上
する。
また液圧ドーム22に注入孔46を設けて、こ
れをフロア21上に固定的に配した配管ブロツク
45に接続可能としたので、液圧供給のための配
管構成が簡単となつて、段取り換えの作業性の向
上に大きく寄与できるようになる。
さらに、ブランクホルダ34の各構成要素3
6,37,38の上端にデイスタンスブロツク4
0を設けたので、プレス下死点を正確に保証でき
るようになり、成形品の品質の安定化および不良
品発生の抑止に効果的となる。また特にポンチ3
3とコイニングダイ42との合せのために調整を
行うに際し、再現性が十分に確保されるため、作
業の無駄がなくなつて調整時間も短縮されるよう
になる。
なお、本考案の全体構成は、上記実施例に限定
されるものでなく、例えば、液圧ドーム22およ
びブランクホルダブラケツト34のそれぞれを一
体構成としたものも対象となる。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案にかゝる
対向液圧成形装置は、ダイプレートをダイクツシ
ヨン装置から延びるクツシヨンピンで支持し、し
かも前記クツシヨンピンを脱着可能な上・下クツ
シヨンピンから形成して、その上クツシヨンピン
を係止装置により上昇位置に保持できるようにし
たので、ボルスタをプレス機械外へ移送すること
によりプレス機械外においてボルスタ上の部品を
交換できるばかりか、コイニングダイ42を含む
ダイプレート41を液面上で交換できるようにな
り、段取り換えの作業性は著しく向上する効果を
奏した。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案にかゝる対向液圧
成形装置の構造を示したもので、第1図は下死点
状態における全体構造を示す断面図、第2図は液
圧ドームの構造を示す断面図、第3図は液圧ドー
ムとポンチとの関係を示す断面図、第4〜6図は
クツシヨンピンの結合構造を示す断面図、第7図
はクツシヨンピンの係止装置を示す断面図、第8
図は段取り換え時における本本成形装置の態様を
示す断面図、第9図は従来の対向液圧成形装置の
構造を示す断面図である。 20……ボルスタ、22……液圧ドーム、24
……液室、29……インナテーブル、30……ア
ウタテーブル、33……ポンチ、34……ブラン
クホルダブラケツト、41……ダイプレート、4
2……コイニングダイ、43……クツシヨンプレ
ート、44……クツシヨンピン、44a……上ク
ツシヨンピン、44b……下クツシヨンピン、6
3……係止装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボルスタ上に液圧ドームを載設すると共に、前
    記液圧ドームの上方に、ポンチを保持するインナ
    テーブルとブランクホルダを保持するアウタテー
    ブルとを別駆動可能に配設した対向液圧装置にお
    いて、前記液圧ドームの液室内に、上面にコイニ
    ングダイを載置したダイプレートを配し、該ダイ
    プレートを、前記ボルスタ下のダイクツシヨン装
    置から延びるクツシヨンピンにより支持し、前記
    クツシヨンピンを脱着可能な上クツシヨンピンと
    下クツシヨンピンとから形成し、さらに前記液圧
    ドームに前記クツシヨンピンに係合しこれを上昇
    位置に保持する係止装置を内装したことを特徴と
    する対向液圧成形装置。
JP4509386U 1986-03-27 1986-03-27 Expired JPH0434972Y2 (ja)

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