JPH04348802A - 穴加工方法およびその装置 - Google Patents

穴加工方法およびその装置

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JPH04348802A
JPH04348802A JP12158791A JP12158791A JPH04348802A JP H04348802 A JPH04348802 A JP H04348802A JP 12158791 A JP12158791 A JP 12158791A JP 12158791 A JP12158791 A JP 12158791A JP H04348802 A JPH04348802 A JP H04348802A
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drill
spindle motor
hole
tip
rotational
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Shigeki Fujiwara
茂喜 藤原
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として細径穴をドリ
ルによって形成する穴加工方法およびその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、細径穴を形成するドリルは弾性
限界が小さく折損しやすいという問題がある。このよう
な問題を解決する装置として、特開昭61−30310
号公報に開示されたものがある。これは、図12に示す
ように、ドリル1を回転させるスピンドルモータ2の軸
方向の微小変位を非接触で検出する変位センサ7をハウ
ジング12に固定し、変位センサ7の出力に基づいてド
リル1に作用している軸方向の力を推定し、この力が所
定値を越えないように制御するものである。すなわち、
図13に示すように、変位センサ7の出力は増幅変換回
路25を通りスピンドルモータ2の変位量に対応した電
圧が比較回路26に入力される。比較回路26には、ス
ピンドルモータ2の変位量の上限値を設定するための基
準電圧を発生する基準電圧発生回路27が接続される。 比較回路26の出力はハウジング12をドリル1の軸方
向に移動させる送りモータ28の制御に用いられ、図1
4に示すように、スピンドルモータ2の変位量が比較的
小さく、変位量に対応する電圧が基準値より低い間は送
りモータ28を進めてドリル1による穴加工を行い、ス
ピンドルモータ2の変位量が大きくなって変位量に対応
する電圧が基準値以上になると、変位量が0になるよう
に送りモータ28を戻し、再び送りモータ28を進めて
切削するという動作を繰り返すようにしてある。要する
に、ドリル1の軸方向の荷重が所定値を越えないように
して、ドリル1の折損を防止するのである。
【0003】さらに、細径のドリルの折損を防止する方
法としては、特開昭62−162405号公報に開示さ
れたものもある。これは、ドリルの切削トルクを検出し
、切削トルクが所定値以上になるとスピンドルモータを
軸方向に移動させる送りモータを戻してドリルを加工中
の穴から抜き、切屑を除去した後に、送りモータを進め
て切削を継続することによって、ドリルの折損を防止し
ているものである。この構成では、スピンドルモータと
ドリルとを磁気継手を介して結合し、磁気継手における
スピンドルモータ側とドリル側との回転位相の差が、切
削トルクが大きくなるほど大きくなることを利用して切
削トルクを検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、特開
昭61−30310号公報や特開昭62−162405
号公報に開示された穴加工装置では、ドリルに作用する
軸方向の力やドリルの切削トルクに基づいて、ドリルの
折損の可能性を予測判定し、折損の可能性があると判断
したときには、スピンドルモータを送りモータによって
ドリルの軸方向に移動させるだけであるから、穴の位置
精度を向上させる点については考慮されていないもので
あった。
【0005】たとえば、ワークにすり鉢状の下穴を位置
決め用として形成しているような場合に、位置決め用の
下穴の中心にドリルの先端を追い込むような制御につい
ては考慮されておらず、ドリルの先端と下穴との位置が
ずれていることによって、ドリルが弾性変形したり折損
したりするという問題がある。その結果、下穴を形成し
てドリルがワークの表面で滑るのを防止しているような
場合に、下穴の存在によて却ってドリルが折損したり、
穴の位置精度が低下したりするという問題が生じること
になる。
【0006】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、位置決め用の下穴を形成している場合であっ
て、とくに下穴がすり鉢状である場合に、ドリルの先端
を下穴の中心の位置に一致させるように制御することに
よって、ドリルの変形や折損を防止し、かつ、穴を高い
位置精度で加工できるようにした穴加工方法およびその
装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、ワークの穴加工位置にあらか
じめ形成されている位置決め用であるすり鉢状の下穴に
ドリルの先端を接触させ、切削開始時にはドリルに作用
する軸方向に直交する面内での力を小さくする向きにド
リルの先端位置を調節し、切削中にはドリルに作用する
モーメントを小さくする向きにドリルの傾きを調節する
のである。
【0008】請求項2の発明では、ワークの穴加工位置
にあらかじめ形成されている位置決め用であるすり鉢状
の下穴にドリルの先端を接触させ、切削開始時および切
削中にドリルの傾きにより生じるモーメントを小さくす
る向きにドリルの傾きを調節するのである。請求項3の
発明では、ワークの穴加工位置にあらかじめ形成されて
いる位置決め用であるすり鉢状の下穴にドリルの先端を
接触させ、切削開始時にはドリルに作用する軸方向に直
交する面内での力とドリルの傾きにより生じるモーメン
トとを、ともに小さくする向きにドリルの先端位置およ
びドリルの傾きを調節し、切削中にはドリルに作用する
モーメントを小さくする向きにドリルの傾きを調節する
のである。
【0009】請求項4の発明では、ドリルと平行な回転
軸を有しドリルを回転駆動するスピンドルモータと、ス
ピンドルモータの回転軸の周方向に離間してスピンドル
モータに機械的に結合されそれぞれ回転軸の接線にほぼ
沿う方向についてスピンドルモータを直進移動させる3
個以上のアクチュエータと、スピンドルモータの回転軸
の周方向に離間して3箇所以上に配設されスピンドルモ
ータに回転軸の軸方向の磁力を作用させる複数の電磁石
と、スピンドルモータの回転軸に直交する面内での平行
移動および回転移動による変位とスピンドルモータの回
転軸の方向の変位とを検出する複数の変位センサと、変
位センサの出力に基づいてスピンドルモータを所定位置
に保持するようにアクチュエータおよび電磁石によるス
ピンドルモータの移動量をフィードバック制御する制御
手段とを備え、制御手段は、切削開始前には、アクチュ
エータと電磁石との少なくとも一方の負荷電流の変化に
基づいて、ワークの穴加工位置にあらかじめ形成されて
いる位置決め用であるすり鉢状の下穴の中心にドリルの
先端部が位置するようにスピンドルモータの姿勢を制御
するのである。
【0010】請求項5の発明では、ドリルと平行な回転
軸を有しドリルを回転駆動するスピンドルモータと、ス
ピンドルモータの回転軸の周方向に離間して配設されス
ピンドルモータの回転軸に直交する面内でスピンドルモ
ータが平行移動するように磁力を作用させる3個以上の
第1の電磁石と、スピンドルモータの回転軸の周方向に
離間して3箇所以上に配設されスピンドルモータに回転
軸の軸方向の磁力を作用させる複数の第2の電磁石と、
スピンドルモータを回転軸の軸方向の回りで回転させる
回転アクチュエータと、スピンドルモータの回転軸に直
交する面内での平行移動および回転移動による変位とス
ピンドルモータの回転軸の方向の変位とを検出する複数
の変位センサと、変位センサの出力に基づいてスピンド
ルモータを所定位置に保持するように電磁石および回転
アクチュエータによるスピンドルモータの移動量をフィ
ードバック制御する制御手段とを備え、制御手段は、切
削開始前には、第1および第2の電磁石と回転アクチュ
エータのうちの少なくともいずれか一つの負荷電流の変
化に基づいて、ワークの穴加工位置にあらかじめ形成さ
れている位置決め用であるすり鉢状の下穴の中心にドリ
ルの先端部が位置するようにスピンドルモータの姿勢を
制御するのである。
【0011】請求項6の発明では、ドリルと平行な回転
軸を有しドリルを回転駆動するスピンドルモータと、ス
ピンドルモータを回転軸の軸方向の回りで回転させる回
転アクチュエータと、スピンドルモータの回転軸に直交
する面内での回転移動による変位を検出する変位センサ
と、変位センサの出力に基づいてスピンドルモータを所
定位置に保持するように回転アクチュエータによるスピ
ンドルモータの移動量をフィードバック制御する制御手
段とを備え、制御手段は、切削開始前には、回転アクチ
ュエータの負荷電流の変化に基づいて、ワークの穴加工
位置にあらかじめ形成されている位置決め用であるすり
鉢状の下穴の中心にドリルの先端部が位置するようにス
ピンドルモータの位置を制御するのである。
【0012】
【作用】請求項1の方法によれば、上記目的を達成する
ために、ワークに形成されているすり鉢状の下穴にドリ
ルの先端を接触させ、切削開始時にはドリルに作用する
軸方向に直交する面内での力が小さくなる向きにドリル
の先端位置を調節し、切削中にはドリルに作用するモー
メントが小さくなる向きにドリルの傾きを調節するので
、ドリルを下穴の中心位置に合わせてから切削すること
ができ、また、切削中にはドリルをワークの表面にほぼ
垂直に立てた状態で穴を形成することができるのである
。その結果、細径のドリルを用いる場合であっても、ド
リルの弾性変形による位置ずれやドリルの折損が防止で
き、穴の位置精度が高くなるのである。
【0013】請求項2の方法によれば、切削開始時およ
び切削中にドリルの傾きにより生じるモーメントが小さ
くなる向きにドリルの傾きを調節するので、ドリルをワ
ークの表面に対してほぼ垂直に立てた状態で切削するこ
とができ、ドリルの折損が防止でき、また、穴の位置精
度が高くなるのである。請求項3の方法は、切削開始時
におけるドリルの位置を請求項1と請求項2の方法を組
み合わせて調節するものであって、下穴の中心にドリル
の先端の位置を合わせ、しかも、ドリルをワークの表面
に対してほぼ垂直にすることができるから、穴の位置精
度が一層高くなるのである。
【0014】請求項4ないし請求項6の構成では、スピ
ンドルモータの位置を少なくとも回転軸に平行な軸の回
りで調節する駆動源を設け、スピンドルモータが所定の
位置に保持されるように駆動源によるスピンドルモータ
の移動量を制御手段によってフィードバック制御し、制
御手段は、駆動源への通電電流を下穴の中心とドリルの
先端との位置の一致度の判定基準としてスピンドルモー
タの位置を制御するので、下穴とドリルとの位置合わせ
が正確に行えるとともに、切削中にドリルの位置を所定
位置に保つことができるのである。その結果、ドリルの
弾性変形によって位置ずれが生じたり、ドリルが折損し
たりすることが防止できるのである。
【0015】
【実施例】
(実施例1)穴加工装置は、図4に示すように、基本的
には、ワークが載置されるXYテーブル11と、XYテ
ーブル11の上面に対して直交する方向にハウジング1
2を移動させるZテーブル13とを装置本体10に備え
ている。
【0016】ハウジング12の中には、図3に示すよう
に、ドリル1を回転させるスピンドルモータ2などが収
納される。ここにおいて、ハウジング12が装置本体1
0に対して移動する方向(スピンドルモータ2の軸方向
にほぼ一致する)をZ軸方向、Z軸方向に直交する面を
XY平面として直交座標系を定める。スピンドルモータ
2の外周面には、スピンドルモータ2の軸方向に直交す
る円板状の支持板3aがモータホルダ4を介して固着さ
れる。支持板3aの厚み方向の両側には、Z軸方向の一
直線上に配列されて対になっている電磁石(3A,3D
),(3B,3E),(3C,3F)の組がスピンドル
モータ2の周方向に離間して3組設けられる。各電磁石
3A,3B,3C,3D,3E,3Fは、支持板3aに
対してZ軸方向の吸引力を作用させるのであり、対にな
る電磁石(3A,3D),(3B,3E),(3C,3
F)の間の拮抗作用によって、支持板3aを所定の位置
に保持する。すなわち、電磁石3A,3B,3C,3D
,3E,3Fの吸引力を調節すれば、支持板3aのZ軸
方向の位置およびZ軸に対する傾き(すなわち、X軸お
よびY軸の回りでの回転量)を調節することができるの
である。また、スピンドルモータ2を他の部材に接触さ
せることなく保持できるから、スピンドルモータ2は摩
擦力をほとんど受けることなく移動できることになる。
【0017】支持板3aの厚み方向の一面(図3の下面
)には、周方向に離間した3箇所にそれぞれリニア直流
アクチュエータ5A,5B,5Cの可動コイル5aが取
付片5cを介して結合される。各アクチュエータ5A,
5B,5Cは、いわゆるボイスコイルモータと称するも
のであって、図5および図6に示すように、スピンドル
モータ2の回転軸に直交する断面が日字状であって固定
子となるヨーク5bと、ヨーク5bの中央片に対してス
ライド自在に挿着された筒状の可動コイル5aとを備え
る。可動コイル5aは、合成樹脂等よりなる角筒状のコ
イルボビンにコイル巻線を巻装して形成され、ヨーク5
bは、両脚片の内側面と中央片とが異極になるように適
宜箇所に永久磁石(図示せず)が配置される。たとえば
、永久磁石を両脚片の内側面に設ければよい。したがっ
て、可動コイル5aに通電すれば、通電電流に比例した
ローレンツ力が生じて可動コイル5aが電流の向きに応
じた方向に移動する。ここにおいて、ヨーク5bの中央
片は、スピンドルモータ2におけるアクチュエータ5A
,5B,5Cとの結合位置の接線方向にほぼ沿うように
配置される。スピンドルモータ2の回転軸の径方向につ
いては、可動コイル5aの内側空間の幅がヨーク5bの
中央片の幅よりも大きく設定されており、可動コイル5
aは、スピンドルモータ2の回転軸の径方向についても
ヨーク5bに対して移動できるようになっている。 したがって、各アクチュエータ5A,5B,5Cのコイ
ルへの通電電流を制御することによって、スピンドルモ
ータ2の位置を、スピンドルモータ2の回転軸に直交す
る面内で調整できることになる。すなわち、アクチュエ
ータ5A,5B,5Cによって、スピンドルモータ2の
X方向およびY方向への平行移動とZ軸回りの回転移動
とを行うことができるのである。
【0018】ところで、スピンドルモータ2のXY平面
に平行な面内での変位量は、支持板3aに各アクチュエ
ータ5A,5B,5Cに対応する位置で固着した検出片
6A,6B,6Cとの相対距離を検出する変位センサ7
A,7B,7Cによって検出される。すなわち、変位セ
ンサ7A,7B,7Cは、検出片6A,6B,6Cとの
距離を光学的に測定するものや、金属で形成した検出片
6A,6B,6Cに対して変位センサ7A,7B,7C
から高周波電界を作用させることにより渦電流損の大き
さに基づいて距離を検出するものなどを用いることがで
きる。一方、スピンドルモータ2のZ軸方向の変位量は
、支持板3aの周方向の3箇所との相対距離をそれぞれ
検出する変位センサ7D,7E,7Fによって検出され
る。電磁石3A,3B,3C,3D,3E,3F、アク
チュエータ5A,5B,5Cのヨーク5b、変位センサ
7A,7B,7C,7D,7E,7Fはハウジング12
に対して固定される。
【0019】以上の構成によれば、電磁石3A,3B,
3C,3D,3E,3Fのコイルへの通電量の制御によ
って、Z軸方向の平行移動とX軸およびY軸の回りでの
回転移動ができ、また、アクチュエータ5A,5B,5
Cの可動コイル5aへの通電量の制御によって、XY平
面内での平行移動とZ軸の回りでの回転移動ができるこ
とになる。このような位置の制御は、図7に示すように
、変位センサ7A,7B,7C,7D,7E,7Fによ
り検出された変位量に基づいて、制御回路20において
、電磁石3A,3B,3C,3D,3E,3Fおよびア
クチュエータ5A,5B,5Cへの通電量をフィードバ
ック制御すればよい。制御回路20には、変位センサ7
A,7B,7C,7D,7E,7Fの出力を取り込み、
また、電磁石3A,3B,3C,3D,3E,3Fおよ
びアクチュエータ5A,5B,5Cへの制御量を出力す
るインタフェース20a、電磁石3A,3B,3C,3
D,3E,3Fおよびアクチュエータ5A,5B,5C
への制御量を増幅する増幅回路20b、変位センサ7A
,7B,7C,7D,7E,7Fの出力値に基づいて制
御量を発生させる演算制御部20c、制御量の目標値な
どを設定する入力部20d、各部への給電を行う電源2
0e、ハウジング12をZ軸方向に移動させる(ハウジ
ング12の進退の指示および送り速度を制御する)ため
に装置本体10に設けた送りモータ28を制御量に応じ
て駆動するドライバ回路20fなどが設けられる。また
、スピンドルモータ2の回転制御も制御回路20によっ
て行われる。ここに、電磁石3A,3B,3C,3D,
3E,3Fおよびアクチュエータ5A,5B,5Cへの
制御量は、相互の影響を考慮して設定する必要があるか
ら、制御量を求めるには多変数の行列演算が必要であっ
て、この要求を満たすために、演算制御部20cとして
は高速演算が可能なマイクロコンピュータが用いられる
。また、上述したように、スピンドルモータ2は、電磁
石3A,3B,3C,3D,3E,3Fによって非接触
で支持されているから、移動時に雑音成分がほとんど発
生しないのであり、変位センサ7A,7B,7C,7D
,7E,7Fの出力に雑音成分が混入せず、このことに
よっても位置制御が正確に行えるのである。
【0020】ところで、アクチュエータ5A,5B,5
Cの可動コイル5aの駆動力Fは、可動コイル5aの巻
数をn、可動コイル5aに流れる電流をI、永久磁石に
よる磁束密度をB、磁界中の可動コイル5aの長さをL
とすれば、 F=n・I・B・L となるのであって、可動コイル5aの駆動力は可動コイ
ル5aに流れる電流の大きさに比例するから、各アクチ
ュエータ5A,5B,5Cの可動コイル5aへの通電電
流の大きさを調節すれば、コンプライアンスも調節する
ことが可能である。また,各可動コイル5aへの通電電
流と発生する力とが比例するから、フィードバック制御
によって位置を保持しているときの通電電流の大きさは
外力に比例することになり、外力の変化を通電電流の変
化として容易に検出することができるのである。
【0021】一方、各電磁石3A,3B,3C,3D,
3E,3Fが支持板3aに作用させる吸引力Fは、電磁
石3A,3B,3C,3D,3E,3Fのコイルに通電
される電流をI、電磁石3A,3B,3C,3D,3E
,3Fと支持板3aとの距離をD、電磁石3A,3B,
3C,3D,3E,3Fと支持板3aとの間の空間に固
有な定数をQとすれば、 F=QI2 /D2  になるのであって、距離Dを小さくすれば、非常に大き
な吸引力が得られるものである。したがって、コンプラ
イアンスを大きくとることが可能になる。また、スピン
ドルモータ2が高速回転すると、コリオリの力が発生し
てスピンドルモータ2が歳差運動をしようとするが、電
磁石3A,3B,3C,3D,3E,3Fの吸引力によ
ってスピンドルモータ2を強固に固定することができる
から、歳差運動をかなり小さくすることができるもので
ある。電磁石3A,3B,3C,3D,3E,3Fにつ
いても、通電電流と発生する力とに対応関係があるから
、フィードバック制御によってスピンドルモータ2の位
置を保持しているときの通電電流の大きさは外力に対応
することになり、外力の変化を通電電流の変化として容
易に検出できるのである。
【0022】上記構成の装置を用いてプリント基板等の
ワークWに対して穴加工を施すには、図1に示すような
手順で動作させる。ここでは、下穴Hがすり鉢状に形成
されているものとする。まず、ドリル1による切削開始
時に、図2(a)のように、ドリル1をワークWに形成
された下穴Hにドリル1の先端を接触させ、このときに
ドリル1に作用するXY平面に平行な面内の力を検出す
る(ステップ100)。この力はアクチュエータ5A,
5B,5Cへの通電電流の変化として検出することがで
きるのであって、この力が小さくなる方向にアクチュエ
ータ5A,5B,5Cの可動コイル5aへの通電電流を
制御してXY平面に平行な面内でのドリル1の先端の位
置を調節する(ステップ101)。要するに、ドリル1
に作用するXY平面に平行な面内での力を極小にするよ
うな位置にドリル1の先端位置を調節するのであって、
これによって図2(b)のように、下穴Hの中心にドリ
ル1の先端の位置を合わせることができるのである。こ
のとき、Z軸回りでのトルクが増大するか、Z軸方向の
力が増大すれば、ドリル1の先端が下穴Hの位置に合致
して切削が開始されたことになる(ステップ102)以
上のようにして、ドリル1の位置決めが正確になされて
切削が開始される。このとき、ドリル1をワークWの表
面に直交させる必要があるから、ドリル1による切削作
業の開始直後にドリル1に作用するX軸の回りまたはY
軸の回りのモーメントを検出し(ステップ103)、こ
のモーメントが小さくなる方向に電磁石3A,3B,3
C,3D,3E,3Fのコイルへの通電電流を制御して
ドリル1の傾きを矯正する(ステップ104)。ここに
、モーメントは、電磁石3A,3B,3C,3D,3E
,3Fおよびアクチュエータ5A,5B,5Cへの通電
電流の変化を総合的に判定すれば検出できる。また、切
削中には、Z軸方向の力が所定値以上であるかどうかを
判定し(ステップ105)、折損のおそれがあれば、ド
リル1を後退させて(ステップ106)、切屑を除去し
た後(ステップ107)、加工を再開する(ステップ1
08)。切削中に、Z軸方向の力か、Z軸回りのトルク
が急減すれば(ステップ109)、穴が貫通したものと
して穴加工を終了する。このように、ドリル1に折損の
おそれがあるときには、ドリル1を後退させて折損の主
原因である切屑を除去してから加工を再開するようにし
ているから、ドリル1の折損を防止することができるの
である。ここで、Z軸方向の力の大きさは、電磁石3A
,3B,3C,3D,3E,3Fへの通電電流の変化と
して検出することができ、Z軸の回りのトルクの大きさ
は、スピンドルモータ2への通電電流の変化として検出
することができる。また、ドリル1の上下の移動にはド
ライバ20fを介して送りモータを制御し、ハウジング
12をZ軸方向に移動させる。
【0023】(実施例2)本実施例では、図8に示すよ
うに、アクチュエータ5A,5B,5Cの代わりに、X
Y平面に平行な面内でスピンドルモータ2に対して吸引
力を作用させる3個の電磁石15A,15B,15Cを
用いるとともに、スピンドルモータ2を回転軸の回りに
回転させる回転アクチュエータ8を用いた点で実施例1
と相違している。
【0024】各電磁石15A,15B,15Cは、それ
ぞれコ字状の鉄心の中央片にコイルを巻装して形成され
、スピンドルモータ2の周方向に離間して両脚片をスピ
ンドルモータ2に対向させた形で配設されている。した
がって、各電磁石15A,15B,15Cのコイル15
bへの通電量を制御することによって、スピンドルモー
タ2のXY平面内での平行移動が可能になる。
【0025】また、回転アクチュエータ8は、図9に示
すように、固定子となる円筒状のヨーク8aの中に円柱
状の永久磁石8bを配置し、ヨーク8aと永久磁石8b
との間に形成された空間内で筒状の可動コイル8cを小
範囲で回転させるように構成される。永久磁石8bの着
磁方向および可動コイル8cの巻回方向は、ローレンツ
力によってコイル8cが回転できるように設定されてい
ることはいうまでもない。このような回転アクチュエー
タ8を用いることによって、スピンドルモータ2を回転
軸の回りに回転させることができるから、Z軸の回りで
のスピンドルモータ2の回転移動が可能になるのである
。また、回転アクチュエータ8を用いれば、ドリル1の
回転によって生じるトルクの反力によってスピンドルモ
ータ2が回転しようとするのを阻止することができ、ド
リル1のモーメントを回転アクチュエータ8の負荷電流
の変化によって検出することが可能になる。この構成に
よっても実施例1と同様の位置制御が可能になるのであ
る。他の構成および動作は実施例1と同様であるから説
明を省略する。
【0026】(実施例3)本実施例は、図10に示すよ
うに、電磁石3A,3B,3C,3D,3E,3F,1
5A,15B,15Cを省略し、スピンドルモータ2を
空気軸受3,9によって支持している点で実施例2とは
異なっている。したがって、本実施例では、スピンドル
モータ2の回転軸の回りでの回転を回転アクチュエータ
8によって行うのみであって、他の位置制御は行わない
ようになる。すなわち、回転軸の回転方向におけるコン
プライアンスの制御が可能になっている。また、スピン
ドルモータ2の回転軸の回りでの変位は、スピンドルモ
ータ2の外側面に突設された検出片6Gまでの距離を検
出する変位センサ7Gによって検出される。
【0027】空気軸受3は、支持板3aの厚み方向の表
裏に配置された一対の通気管3bを備え、通気管3bの
中に通気される圧縮空気を、支持板3aとの対向面に形
成された吐出口3cより吹き出すことによって支持板3
aを無接触で支持する。また、空気軸受9は、スピンド
ルモータ2を囲むように形成された通気管9aを有し、
通気管9aの中に通気される圧縮空気を、スピンドルモ
ータ2の外周面との対向面に形成された吐出口9bより
吹き出すことによってスピンドルモータ2を無接触で支
持する。
【0028】ところで、この構成では、XY平面に平行
な面内での正確な位置合わせはできないものであるが、
基本的な位置合わせはXYテーブルで行い、すり鉢状の
下穴の中心にドリル1の先端の位置を合わせるための微
調整のみを回転アクチュエータ8で行うようにすれば、
比較的よい精度での位置合わせが可能である。また、制
御量が一つであるから、制御は容易である。他の構成お
よび動作は実施例1と同様であるから説明を省略する。
【0029】ところで、上記各実施例ではドリル1によ
る切削開始時に、ドリル1に作用するXY平面に平行な
面内での応力の成分を検出し、この力が小さくなる方向
にドリル1を移動させることによって、下穴Hの中心に
ドリル1の先端を追い込むようにしていたが、図11(
a)に示すように、ドリル1がワークWの表面(XY平
面に平行な面)に対して直交していない場合もある。 このような状態でドリル1での切削を開始すると、ドリ
ル1に大きな応力が作用して折損につながり、また、穴
の位置精度も低下することになる。そこで、切削開始前
にXY平面に平行な面内での応力の成分を検出するので
はなく、電磁石3A,3B,3C,3D,3E,3Fへ
の負荷電流の変化によって、X軸およびY軸の回りでの
モーメントを検出し、このモーメントを小さくする方向
に電磁石3A,3B,3C,3D,3E,3Fへの通電
電流を制御した後、切削を開始するようにしてもよい。 さらに、XY平面に平行な面内での応力の成分とX軸お
よびY軸の回りでのモーメントとを同時に検出し、両者
を小さくする方向に制御してもよい。ただし、これらの
制御は、実施例1および実施例2の装置において可能に
なるものである。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明では、上述のように、ワ
ークに形成されているすり鉢状の下穴にドリルの先端を
接触させ、切削開始時にはドリルに作用する軸方向に直
交する面内での力が小さくなる向きにドリルの先端位置
を調節し、切削中にはドリルに作用するモーメントが小
さくなる向きにドリルの傾きを調節するので、ドリルを
下穴の中心位置に合わせてから切削することができ、ま
た、切削中にはドリルをワークの表面にほぼ垂直に立て
た状態で穴を形成することができるのである。その結果
、細径のドリルを用いる場合であっても、ドリルの弾性
変形による位置ずれやドリルの折損が防止でき、穴の位
置精度が高くなるという利点がある。
【0031】請求項2の発明では、切削開始時および切
削中にドリルの傾きにより生じるモーメントが小さくな
る向きにドリルの傾きを調節するので、ドリルをワーク
の表面に対してほぼ垂直に立てた状態で切削することが
でき、ドリルの折損が防止でき、また、穴の位置精度が
高くなるという効果がある。請求項3の方法は、切削開
始時におけるドリルの位置を請求項1と請求項2の方法
を組み合わせて調節するものであって、下穴の中心にド
リルの先端の位置を合わせ、しかも、ドリルをワークの
表面に対してほぼ垂直にすることができるから、穴の位
置精度が一層高くなるという利点を有するのである。
【0032】請求項4ないし請求項6の構成では、スピ
ンドルモータの位置を少なくとも回転軸に平行な軸の回
りで調節する駆動源を設け、スピンドルモータが所定の
位置に保持されるように駆動源によるスピンドルモータ
の移動量を制御手段によってフィードバック制御し、制
御手段は、駆動源への通電電流を下穴の中心とドリルの
先端との位置の一致度の判定基準としてスピンドルモー
タの位置を制御するので、下穴とドリルとの位置合わせ
が正確に行えるとともに、切削中にドリルの位置を所定
位置に保つことができるのである。その結果、ドリルの
弾性変形によって位置ずれが生じたり、ドリルが折損し
たりすることが防止できるという効果を奏するのである
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す動作説明図である。
【図2】実施例1を示す下穴へのドリルの位置合わせを
示す動作説明図である。
【図3】実施例1を示す一部切欠斜視図である。
【図4】実施例を示す全体構成の斜視図である。
【図5】実施例1に用いるアクチュエータの平面図であ
る。
【図6】実施例1を示すアクチュエータの断面図である
【図7】実施例に用いる制御回路のブロック図である。
【図8】実施例2を示す斜視図である。
【図9】実施例2および実施例3に用いる回転アクチュ
エータを示し、(a)は平面図、(b)は一部切欠側面
図である。
【図10】実施例3を示す一部切欠斜視図である。
【図11】実施例におけるドリルと下穴との関係を示す
説明図である。
【図12】従来の穴加工装置を示す断面図である。
【図13】従来の穴加工装置を示す概略構成図である。
【図14】図13に対応する穴加工装置の動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1    ドリル 2    スピンドルモータ 3A  電磁石 3B  電磁石 3C  電磁石 3D  電磁石 3E  電磁石 3F  電磁石 5A  アクチュエータ 5B  アクチュエータ 5C  アクチュエータ 7A  変位センサ 7B  変位センサ 7C  変位センサ 7D  変位センサ 7E  変位センサ 7F  変位センサ 8    回転アクチュエータ 15A  電磁石 15B  電磁石 15C  電磁石 20  制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワークの穴加工位置にあらかじめ形成
    されている位置決め用であるすり鉢状の下穴にドリルの
    先端を接触させ、切削開始時にはドリルに作用する軸方
    向に直交する面内での力を小さくする向きにドリルの先
    端位置を調節し、切削中にはドリルに作用するモーメン
    トを小さくする向きにドリルの傾きを調節することを特
    徴とする穴加工方法。
  2. 【請求項2】  ワークの穴加工位置にあらかじめ形成
    されている位置決め用であるすり鉢状の下穴にドリルの
    先端を接触させ、切削開始時および切削中にドリルの傾
    きにより生じるモーメントを小さくする向きにドリルの
    傾きを調節することを特徴とする穴加工方法。
  3. 【請求項3】  ワークの穴加工位置にあらかじめ形成
    されている位置決め用であるすり鉢状の下穴にドリルの
    先端を接触させ、切削開始時にはドリルに作用する軸方
    向に直交する面内での力とドリルの傾きにより生じるモ
    ーメントとを、ともに小さくする向きにドリルの先端位
    置およびドリルの傾きを調節し、切削中にはドリルに作
    用するモーメントを小さくする向きにドリルの傾きを調
    節することを特徴とする穴加工方法。
  4. 【請求項4】  ドリルと平行な回転軸を有しドリルを
    回転駆動するスピンドルモータと、スピンドルモータの
    回転軸の周方向に離間してスピンドルモータに機械的に
    結合されそれぞれ回転軸の接線にほぼ沿う方向について
    スピンドルモータを直進移動させる3個以上のアクチュ
    エータと、スピンドルモータの回転軸の周方向に離間し
    て3箇所以上に配設されスピンドルモータに回転軸の軸
    方向の磁力を作用させる複数の電磁石と、スピンドルモ
    ータの回転軸に直交する面内での平行移動および回転移
    動による変位とスピンドルモータの回転軸の方向の変位
    とを検出する複数の変位センサと、変位センサの出力に
    基づいてスピンドルモータを所定位置に保持するように
    アクチュエータおよび電磁石によるスピンドルモータの
    移動量をフィードバック制御する制御手段とを備え、制
    御手段は、切削開始前には、アクチュエータと電磁石と
    の少なくとも一方の負荷電流の変化に基づいて、ワーク
    の穴加工位置にあらかじめ形成されている位置決め用で
    あるすり鉢状の下穴の中心にドリルの先端部が位置する
    ようにスピンドルモータの姿勢を制御することを特徴と
    する穴加工装置。
  5. 【請求項5】  ドリルと平行な回転軸を有しドリルを
    回転駆動するスピンドルモータと、スピンドルモータの
    回転軸の周方向に離間して配設されスピンドルモータの
    回転軸に直交する面内でスピンドルモータが平行移動す
    るように磁力を作用させる3個以上の第1の電磁石と、
    スピンドルモータの回転軸の周方向に離間して3箇所以
    上に配設されスピンドルモータに回転軸の軸方向の磁力
    を作用させる複数の第2の電磁石と、スピンドルモータ
    を回転軸の軸方向の回りで回転させる回転アクチュエー
    タと、スピンドルモータの回転軸に直交する面内での平
    行移動および回転移動による変位とスピンドルモータの
    回転軸の方向の変位とを検出する複数の変位センサと、
    変位センサの出力に基づいてスピンドルモータを所定位
    置に保持するように電磁石および回転アクチュエータに
    よるスピンドルモータの移動量をフィードバック制御す
    る制御手段とを備え、制御手段は、切削開始前には、第
    1および第2の電磁石と回転アクチュエータのうちの少
    なくともいずれか一つの負荷電流の変化に基づいて、ワ
    ークの穴加工位置にあらかじめ形成されている位置決め
    用であるすり鉢状の下穴の中心にドリルの先端部が位置
    するようにスピンドルモータの姿勢を制御することを特
    徴とする穴加工装置。
  6. 【請求項6】  ドリルと平行な回転軸を有しドリルを
    回転駆動するスピンドルモータと、スピンドルモータを
    回転軸の軸方向の回りで回転させる回転アクチュエータ
    と、スピンドルモータの回転軸に直交する面内での回転
    移動による変位を検出する変位センサと、変位センサの
    出力に基づいてスピンドルモータを所定位置に保持する
    ように回転アクチュエータによるスピンドルモータの移
    動量をフィードバック制御する制御手段とを備え、制御
    手段は、切削開始前には、回転アクチュエータの負荷電
    流の変化に基づいて、ワークの穴加工位置にあらかじめ
    形成されている位置決め用であるすり鉢状の下穴の中心
    にドリルの先端部が位置するようにスピンドルモータの
    位置を制御することを特徴とする穴加工装置。
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