JPH04348168A - α−アルコキシフタロシアニン化合物を用いた光記録媒体 - Google Patents

α−アルコキシフタロシアニン化合物を用いた光記録媒体

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JPH04348168A
JPH04348168A JP3099731A JP9973191A JPH04348168A JP H04348168 A JPH04348168 A JP H04348168A JP 3099731 A JP3099731 A JP 3099731A JP 9973191 A JP9973191 A JP 9973191A JP H04348168 A JPH04348168 A JP H04348168A
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賢一 杉本
Takahisa Oguchi
貴久 小口
Shin Aihara
伸 相原
Naoto Ito
伊藤 尚登
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録、表示センサ
ー、保護眼鏡等のオプトエレクトロニクス関連に重要な
役割を果たす近赤外線吸収剤として有用な化合物である
α−アルコキシフタロシアニン化合物(以下、α−AP
cと略す。)とそれを記録層中に含有してなる光ディス
ク、光カード等の光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクや光カードなどの光記録媒体
の記録層に、フタロシアニン色素、特にアルコキシ置換
フタロシアニンを利用する技術は、特開昭61−154
888号公報(EP  186404)、同61−19
7280号公報、同61−246091号公報、同62
−39286号公報(USP  4,769,307)
、同63−37991号公報、同63−39888号公
報等により広く知られているが、フタロシアニン類は会
合し易いためにその吸収能が充分でなかった。そのため
にそれを用いた光記録媒体においては、780〜830
nmでの反射率が低く、感度、記録特性においても充分
な性能を有しているとは言い難かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フタロシアニン類は、
上述の欠点の他に、有機溶媒等への溶解性に乏しく、溶
液塗工による薄膜形成が行なえないために、真空蒸着等
の物理的手段に頼らざるを得ず、大型設備が必要になり
、そのため、加工コストも高くなるという問題があった
【0004】したがって、本発明の目的は、上記2つの
欠点のない新規フタロシアニン化合物を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前項の課
題を解決すべく鋭意検討の結果、上述の目的に合う新規
なフタロシアニン化合物を見出し、本発明を完成させた
【0006】すなわち、本発明は、下記一般式(I)

0007】
【化2】 〔式(I)中、Rは炭素数4〜15の分岐のアルコキシ
ル基を表わし、R基の置換位置は、1または4位、5ま
たは8位、9または12位、13または16位である。 MetはZnまたはMgを表わす。〕で示されるα−A
Pcおよびそれを記録層中に含有してなる光記録媒体で
ある。
【0008】本発明のα−APcは、650〜900n
mにシャープな吸収を有し、分子吸光係数が200,0
00以上と高く、半導体レーザーを用いる光記録媒体(
光ディスク、光カード等)に有効である。
【0009】また、本発明のα−APcは、一般式(I
)中、Rで示されるアルコキシル基の導入により、その
立体障害を利用し、フタロシアニンの会合性を小さくす
ると共に、有機溶剤への溶解性、樹脂との相溶性が良好
なフタロシアニン化合物であり、更に、光記録媒体とし
た時の感度、反射率、記録特性及び耐久性に優れた特性
を示す化合物である。
【0010】以下に、本発明の好ましい態様を詳述する
【0011】一般式(I)中、Rで示されるアルコキシ
ル基の具体例としては、アルコキシル基による立体障害
が大きく、フタロシアニン環の垂直方向へ張り出し易く
、かつ、近赤外線吸収剤の単位重量当たりの光の吸収量
を大きくできる基、また、光記録媒体とした時に、感度
向上に有効な基、更にスピンコート溶媒への溶解性向上
に有効な基として、1−iso−プロピル−2−メチル
プロピルオキシ基、1−iso−プロピル−3−メチル
ブチルオキシ基、1,3−ジメチルブチルオキシ基、1
−tert−ブチル−2,2−ジメチルプロピルオキシ
基、4−メチル−2−ペンチルオキシ基、2,4−ジメ
チル−3−ペンチルオキシ基、2,5−ジメチル−3−
ヘキシルオキシ基などが挙げられる。
【0012】一般式(I)の化合物の具体例としては、
テトラ(4−メチル−2−ペンチルオキシ)フタロシア
ニン亜鉛異性体混合物、テトラ(4−メチル−2−ペン
チルオキシ)フタロシアニンマグネシウム異性体混合物
、テトラ(2,4−ジメチル−3−ペンチルオキシ)フ
タロシアニン亜鉛異性体混合物、テトラ(2,4−ジメ
チル−3−ペンチルオキシ)フタロシアニンマグネシウ
ム異性体混合物、テトラ(2,5−ジメチル−3−ヘキ
シルオキシ)フタロシアニン亜鉛異性体混合物、テトラ
(2,5−ジメチル−3−ヘキシルオキシ)フタロシア
ニンマグネシウム異性体混合物などが挙げられる。
【0013】式(I)で示されるフタロシアニン化合物
の合成法としては、下式(II)
【0014】
【化3】 〔式(II)中、Rは炭素数4〜15の分岐のアルコキ
シル基を表わす。〕で示される化合物と1,8−ジアザ
ビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)の
存在下に、金属誘導体とアルコール中で加熱下反応する
、あるいは、前記式(II)の化合物を金属誘導体とク
ロルナフタレン、ブロムナフタレン、トリクロルベンゼ
ン等の高沸点溶媒中で加熱下反応させる方法が挙げられ
る。
【0015】本発明のα−APcを用いて光記録媒体を
製造する方法には、透明基板上に本発明のα−APcを
含む1〜3種の化合物を1層または2層に塗布或は蒸着
する方法があり、塗布法としては、バインダー樹脂20
重量%以下、好ましくは0%と、本発明のα−APc0
.05重量%〜20重量%、好ましくは0.5重量%〜
20重量%となるように溶媒に溶解し、スピンコーター
で塗布する方法などがある。また蒸着方法としては、1
0−5〜10−7torr、100〜300℃にて基板
上に堆積させる方法などがある。
【0016】基板としては、光学的に透明な樹脂であれ
ばよい。例えばアクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、塩化
ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリカーボネート樹
脂、エチレン樹脂、ポリオレフィン共重合樹脂、塩化ビ
ニル共重合樹脂、塩化ビニリデン共重合樹脂、スチレン
共重合樹脂などが挙げられる。
【0017】また基板は熱硬化性樹脂又は紫外線硬化性
樹脂により表面処理がなされていてもよい。
【0018】光記録媒体(光ディスク、光カード等)を
作製する場合、コストの面、ユーザーの取り扱い面より
、基板はポリアクリレート基板又はポリカーボネート基
板を用い、かつ、スピンコート法により塗布されるのが
好ましい。
【0019】基板の耐溶剤性より、スピンコートに用い
る溶媒は、ハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、テトラクロロエチレン
、ジクロロジフルオロエタンなど)、エーテル類(例え
ば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジプロピ
ルエーテル、ジブチルエーテルなど)、アルコール類(
例えば、メタノール、エタノール、プロパノールなど)
、セロソルブ類(メチルセロソルブ、エチルセロソルブ
など)、炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、オク
タン、ベンゼン、トルエン、キシレンなど)が好適に用
いられる。
【0020】記録媒体として加工するには、上記の様に
基板で覆う、あるいは2枚の記録層を設けた基板をエア
ーギャップを設けて対向させて張り合わせる、または記
録層上に反射層(アルミニウムまたは金)を設け、熱硬
化性(光硬化性)樹脂の保護層を積層する方法などがあ
る。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明の実施の態様はこれにより限定されるもの
ではない。
【0022】実施例1 攪拌器、還流冷却器及び窒素導入管を備えた容器に、3
−(4−メチル−2−ペントキシ)フタロニトリル22
.8g(0.1モル)、DBU15.2g(0.1モル
)、及びn−アミルアルコール125gを装入し、窒素
雰囲気下で110℃まで昇温させた。次に、同温度で塩
化亜鉛4.1g(0.03モル)を添加し、110〜1
20℃で8時間反応させた。反応終了後、冷却し、不溶
物を瀘過して除去した。瀘液を減圧濃縮して、溶媒を回
収した後、メタノール300mlを加えたところ、結晶
が析出してきた。この結晶を瀘過、乾燥した後、カラム
精製(シリカゲル500g、溶媒:トルエン)して、目
的とするテトラ(4−メチル−2−ペンチルオキシ)フ
タロシアニン亜鉛異性体混合物の濃緑色結晶を得た。 収量は16.6g(収率68%)であった。融点は10
9〜140℃、高速液体クロマトグラフィーによる純度
測定の結果は99.8%であった。可視吸光スペクトル
及び元素分析の結果は以下の通りである。
【0023】可視吸収:λmax=702.5nmεg
=2.7×105ml/g・cm(溶媒:トルエン) 上記フタロシアニン化合物のn−オクタン溶液(10g
/l)をポリカーボネート光基板上に塗布し光ディスク
を作製した。この光ディスクの反射率は30%(at 
 780〜830nm)、回転速度1800rpm,7
mWの780nmレーザー光(基板面)反射において6
0dBの感度を示した。
【0024】実施例2 実施例1と同様の容器に、3−(4−メチル−2−ペン
トキシ)フタロニトリル22.8g(0.1モル)、D
BU15.2g(0.1モル)、及びn−アミルアルコ
ール125gを装入し、窒素雰囲気下で110℃まで昇
温させた。次に、同温度で塩化マグネシウム2.9g(
0.03モル)を添加し、120℃で10時間反応させ
た。反応終了後、冷却し、不溶物を瀘過して除去した。 瀘液を減圧濃縮して、溶媒を回収した後、メタノール3
00mlを加え晶析させた。この結晶を瀘過、乾燥した
後、カラム精製(シリカゲル500g、溶媒:トルエン
)して、目的とするテトラ(4−メチル−2−ペンチル
オキシ)フタロシアニンマグネシウム異性体混合物の濃
緑色結晶を得た。収量は16.4g(収率70.2%)
であった。融点は145〜170℃、高速液体クロマト
グラフィーによる純度測定の結果は99.6%であった
。可視吸光スペクトル及び元素分析の結果は以下の通り
である。
【0025】可視吸収:λmax=701.0nmεg
=2.7×105ml/g・cm(溶媒:トルエン)   上記フタロシアニン化合物のn−オクタン溶液(1
0g/l)をポリカーボネート光基板上に塗布し光ディ
スクを作製した。780nmの半導体レーザーを用いて
記録した時、8mWで60dBのC/N比を得、0.5
mWの再生光で百万回再生を行なっても変化がなかった
。 また、80℃/80%の条件で1000時間経過後も記
録再生に支障はなかった。
【0026】実施例3 実施例1と同様の容器に、3−(2,4−ジメチル−3
−ペントキシ)フタロニトリル24.2g(0.1モル
)、DBU15.2g(0.1モル)、及びn−ブチル
アルコール120gを装入し、窒素雰囲気下で95℃ま
で昇温させた。次に、同温度で塩化亜鉛4.1g(0.
03モル)を添加し、100℃で10時間反応させた。 反応終了後、冷却し、不溶物を瀘過して除去した。瀘液
を減圧濃縮して、溶媒を回収した後、メタノール200
mlを加え晶析させた。この結晶を瀘過、乾燥した後、
カラム精製(シリカゲル300g、溶媒:トルエン)し
て、目的とするテトラ(2,4−ジメチル−3−ペンチ
ルオキシ)フタロシアニン亜鉛異性体混合物の青緑色結
晶を得た。収量は18.6g(収率72%)であった。 融点は195〜120℃、高速液体クロマトグラフィー
による純度測定の結果は99.9%であった。 可視吸光スペクトル及び元素分析の結果は以下の通りで
ある。
【0027】可視吸収:λmax=707.5nmεg
=2.9×105ml/g・cm(溶媒:トルエン)   上記フタロシアニン化合物10gをジブチルエーテ
ル1000gに溶解した溶液をポリカーボネート製光カ
ード基板上に塗布し、塗布面に保護層を設けて光カード
を作製した。この光カードは、線速2m/sec、4m
Wの半導体レーザー光により記録することが可能で、そ
の際のCN比は50dBであった。また線速2m/se
c、0.8mWのレーザー光により再生可能で、再生光
安定性を調べたところ、105回の再生が可能であった
。更にこの光カードは保存安定性も良好なものであった
【0028】実施例4 実施例1と同様の容器に、3−(2,4−ジメチル−3
−ペントキシ)フタロニトリル24.2g(0.1モル
)、DBU15.2g(0.1モル)、及びn−ブチル
アルコール125gを装入し、窒素雰囲気下で95℃ま
で昇温させた。次に、同温度で塩化マグネシウム2.9
g(0.03モル)を添加し、100℃で10時間反応
させた。反応終了後、冷却し、不溶物を瀘過して除去し
た。瀘液を減圧濃縮して、溶媒を回収した後、メタノー
ル500mlを加え晶析させた。この結晶を瀘過、乾燥
した後、カラム精製(シリカゲル500g、溶媒:トル
エン)して、目的とするテトラ(2,4−ジメチル−3
−ペンチルオキシ)フタロシアニンマグネシウム異性体
混合物の青緑色結晶を得た。収量は16.9g(収率6
8%)であった。融点は225〜245℃、高速液体ク
ロマトグラフィーによる純度測定の結果は99.7%で
あった。可視吸光スペクトル及び元素分析の結果は以下
の通りである。
【0029】可視吸収:λmax=706nmεg=2
.5×105ml/g・cm(溶媒:トルエン)   得られたフタロシアニン化合物1gをベンゼン10
0gに溶解し、基板にスピンコートして、光記録媒体を
作製した。CN比60dBで感度も良好であった。 実施例5 実施例1と同様の容器に3−(2,5−ジメチル−3−
ヘキシルオキシ)フタロニトリル25.6g(0.1モ
ル)、DBU15.2g(0.1モル)、及びn−アミ
ルアルコール120gを装入し、窒素雰囲気下で115
℃まで昇温させた。次に、同温度で塩化亜鉛4.1g(
0.03モル)を添加し、120℃で9時間反応させた
。反応終了後、冷却し、不溶物を瀘過して除去した。 瀘液を減圧濃縮して、溶媒を回収した後、メタノール5
00mlを加え晶析させた。この結晶を瀘過、乾燥した
後、カラム精製(シリカゲル500g、溶媒:クロロホ
ルム)して、目的とするテトラ(2,5−ジメチル−3
−ヘキシルオキシ)フタロシアニン亜鉛異性体混合物の
濃緑色結晶を得た。収量は20.1g(収率74%)で
あった。融点は155〜185℃、高速液体クロマトグ
ラフィーによる純度測定の結果は99.8%であった。 可視吸光スペクトル及び元素分析の結果は以下の通りで
ある。
【0030】可視吸収:λmax=704.5nmεg
=2.6×105ml/g・cm(溶媒:トルエン)   得られたフタロシアニン化合物10gをn−オクタ
ン1000gに溶解した溶液を、スピンコート法により
光基板上に塗布し、光ディスクを作製した。この光ディ
スクは780nmでの反射率が30%であり、線速11
m/sec、8mWのレーザー光による記録でCN比5
0dBであった。また再生光安定性、保存安定性共に良
好なものであった。
【0031】実施例6 実施例1と同様の容器に3−(2,5−ジメチル−3−
ヘキシルオキシ)フタロニトリル25.6g(0.1モ
ル)、DBU15.2g(0.1モル)、及びn−アミ
ルアルコール120gを装入し、窒素雰囲気下で110
℃まで昇温させた。次に、同温度で塩化マグネシウム2
.9g(0.03モル)を添加し、120℃で8時間反
応させた。反応終了後、冷却し、不溶物を瀘過して除去
した。瀘液を減圧濃縮して、溶媒を回収した後、メタノ
ール400mlを加え晶析させた。この結晶を瀘過、乾
燥した後、カラム精製(シリカゲル500g、溶媒:ト
ルエン)して、目的とするテトラ(2,5−ジメチル−
3−ヘキシルオキシ)フタロシアニンマグネシウム異性
体混合物の青緑色結晶を得た。収量は18.3g(収率
70%)であった。融点は195〜215℃、高速液体
クロマトグラフィーによる純度測定の結果は99.6%
であった。可視吸光スペクトル及び元素分析の結果は以
下の通りである。
【0032】可視吸収:λmax=704.0nmεg
=2.8×105ml/g・cm(溶媒:トルエン)   得られたフタロシアニン化合物10gをジブチルエ
ーテル1000gに溶解した溶液をポリカーボネート製
光カード基板上に塗布し、塗布面に保護層を設けて光カ
ードを作製した。この光カードは、線速2m/sec、
4mWの半導体レーザー光により記録することが可能で
、その際のCN比は50dBであった。また線速2m/
sec、0.8mWのレーザー光により再生可能であっ
た。
【0033】
【発明の効果】本発明のα−APcを用いた光記録媒体
は、反射率が高く、感度、記録特性においても優れた性
能を有するものである。また、塗布法により容易に大量
生産が可能で、かつ、再生光安定性、保存安定性共に優
れ、長期間にわたる使用が可能である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下記一般式(I) 【化1】 〔式(I)中、Rは炭素数4〜15の分岐のアルコキシ
    ル基を表わし、R基の置換位置は、1または4位、5ま
    たは8位、9または12位、13または16位である。 MetはZnまたはMgを表わす。〕で示されるα−ア
    ルコキシフタロシアニン化合物。
  2. 【請求項2】  請求項1で示されるα−アルコキシフ
    タロシアニン化合物を記録層に含有してなる光記録媒体
JP3099731A 1990-04-07 1991-04-05 α−アルコキシフタロシアニン化合物を用いた光記録媒体 Expired - Lifetime JPH07114018B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0703280A1 (de) * 1994-09-23 1996-03-27 Ciba-Geigy Ag Isomerengemische von alkoxysubstituierten Phtalocyaninen und Verfahren zu deren Herstellung

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0362878A (ja) * 1988-12-15 1991-03-18 Mitsui Toatsu Chem Inc 近赤外線吸収剤及びそれを用いた表示・記録材料

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