JPH0434763B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0434763B2
JPH0434763B2 JP8694184A JP8694184A JPH0434763B2 JP H0434763 B2 JPH0434763 B2 JP H0434763B2 JP 8694184 A JP8694184 A JP 8694184A JP 8694184 A JP8694184 A JP 8694184A JP H0434763 B2 JPH0434763 B2 JP H0434763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
value
vibration
frequency
deviation
Prior art date
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Expired
Application number
JP8694184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60231203A (ja
Inventor
Shigeru Futami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASUKAWA DENKI KK
Original Assignee
YASUKAWA DENKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YASUKAWA DENKI KK filed Critical YASUKAWA DENKI KK
Priority to JP8694184A priority Critical patent/JPS60231203A/ja
Publication of JPS60231203A publication Critical patent/JPS60231203A/ja
Publication of JPH0434763B2 publication Critical patent/JPH0434763B2/ja
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  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サーボロツク時(位置入力が一定で
定常状態にあること)に、位置検出器の1ビツト
に相当する幅の振動を行なうデイジタルサーボ系
の自動オフセツト調整法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、デイジタルサーボ系のオフセツト調整は
偏差カウンタが所望の値になることだけで行なわ
れていた。この場合、位置検出器の1ビツト分だ
け任意性があるが、このことに関しては従来考慮
されていなかつた。したがつて、オフセツト調整
がマージンが低いところに設定された場合アナロ
グ系のドリフトによりオフセツト調整がずれてし
まう現象が起こつていた。
このようなサーボ系はごく一般的なものであ
り、エラーレジスタがゼロの所で不感帯を設けた
場合には振動は起こらない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明が解決すべき課題は、従来技術の欠点で
あるドリフトによりオフセツト調整がずれること
をなくすことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、位置検出値および位置設定値が離散
的な位置制御ループと、速度検出値および速度設
定値がアナログ量であるアナログ速度制御ループ
とを有するデイジタルサーボ系において、 前記位置設定値Xが一定値である場合に、この
位置設定値Xと位置検出器の最小ビツト増減した
値X±1との間で、前記アナログ速度制御ループ
に生ずるドリフトの影響で生ずる振動を前記位置
検出器の出力から検出し、さらにこの振動の周波
数を計数し、計数した周波数が最大となるように
前記アナログ速度制御ループのオフセツト電圧を
調整することを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明
する。
第1図に通常のデイジタルサーボ系の構成を示
す。図中1,1は指令パルス、1,3はフイード
バツクパルスで、1,2はこの両パルスを加減算
する偏差カウンタである。1,4は偏差カウンタ
のデイジタル出力、1,5はD/A変換器で、位
置偏差に比例したアナログ信号1,6が速度指令
として出力される。1,7はD/A変換器1,5
あるいは速度ループコントローラ1,9の入力オ
フセツトを合わせたオフセツト信号で、等価的に
速度指令に加算される。速度ループコントローラ
1,9はパワー部を含めたモータの駆動回路とな
つている。1,10はモータ、1,11はTG
(タコメータゼネレータ)、1,12はPG(パルス
ゼネレータ)である。(1,13)は速度のフイ
ードバツク信号、1,3は位置のフイードバツク
信号である。速度信号をPG1,12から演算す
る場合にはTG1,11は不要で、速度フイード
バツク信号1,13はなくなり、PG1,12か
らF/V変換器を介して1,13の速度フイード
バツク信号となる。
PG1,12の応答波形は第2図に示すように
A相、B相の二相パルス2,1,2,2が用いら
れるが、各パルスのエツジ部にはヒステリシス
2,3が存在する。このヒステリシスはPG用回
路のコンパレータのヒステリシスである。通常1
パルスの1/50〜1/100程度である。
速度系(速度ループコントローラ1,9、モー
タ1,10、TG1,11、速度フイードバツク
信号1,13で構成されるシステム)の応答を2
次系と近似すると、1パルスの振動のモデル(0
←→1の振動)は第3図のようになる。
第3図において、V0はオフセツト((0<V0
1)電圧であり、PG1,12の検出値Xの最小
単位である1ビツトの偏差に対する速度指令信号
を1に正規化している。位置検出値Xが0のとき
V0,位置検出値Xが1のとき位置偏差へ−1と
なり−1+V0なる速度指令が発生される。
V0の値によつて、1パルスの振動波形は、第
4図のように様々な形となる。第4図aはV0
1の場合、第4図bはV0≒0.5の場合、第4図c
はV0≒0の場合である。
V0が−1<V0<1の場合、振動は0←→−1の
間の振動となる(第5図)。V0≒0のとき第4図
aのように、V0≒0.5のとき第5図bのように、
V0≒−1のとき第5図cのようになる。
D/A変換器1,5あるいは速度ループコント
ローラ1,9の入力アンプのドリフトによりオフ
セツト1,7の値V0が変化するが、第4図aお
よび第5図aの場合には、|V0|を越すドリフト
が加わると、極く小さなドリフトであるにも拘わ
らず1←→2及び0←→1の振動に、また第4図cお
よび第5図cの場合には|V0|を越す極小さな
ドリフトが減じられても−1←→0および−2←→−
1の振動に変化してしまい、丁度1パルス分の位
置ずれを生ずる。第4図b、第5図bの条件のと
きは0.5のドリフトの余裕があることになり、位
置ずれを生じないためのマージンが最も大きいこ
とになる。さらにこのときが振動周波数が最大に
なる。
以上の説明によりサーボロツク時の振動周波数
が最も大きいときドリフトによる位置ずれをしな
いマージンが最も大きいことになる。
第6図に自動オフセツト調整回路の実施例を示
す。6,1は偏差カウンタで、これから偏差パラ
レルデータ6,10および最下位ビツト6,2の
情報が取られる。6,3はF/Vコンバータで、
偏差カウンタ6,2の最下位ビツトの周波数を電
圧に変換する。6,4はA/D変換器で、偏差カ
ウンタ6,1の最下位ビツト6,2の振動の周波
数をデイジタル量に変換するものである。6,6
はマイクロコンピユータで後で述べるような機能
を果たす。6,7はオフセツトのデイジタル信号
で、D/A変換器6,8によりアナログのオフセ
ツト電圧として出力される。
オフセツト自動調整は次のような手順で行なわ
れる。
サーボロツク状態とするため指令値入力を固
定する。
定常状態にするため、2〜3秒待つ。
偏差カウンタ6,1を、偏差パラレルデータ
6,10を通してのマイクロコンピユータ6,
6に読み込む。
偏差が希望の値(通常偏差=0)となるよう
にオフセツト電圧を出力する。
次に述べる方法で偏差の最下位ビツトの振動
が最大周波数になるように自動調整する。
偏差の最下位ビツトを自動調整する手順を第7
図に示す。
まず、パラメータNを0とする。オフセツト値
を+Δ(>0)だけ変化させてみる。このときの
周波数を測定し、変化させる前より増加した場合
にはN=1としてさらにオフセツト値を+Δ変化
する。オフセツトを変化させたとき周波数が減少
した場合にはNの値を判断し、N=1なら調整終
了となる。N=0のときオフセツトを−Δ(Δ>
0)だけ変化させる。このとき周波数が増加した
場合にはN=1としてさらにオフセツトを−Δ変
化させる。オフセツトを−Δ変化させたとき周波
数が減少したならばNの値を判断し、N=1のと
き調整終了、N=0のときオフセツト調整の最初
に戻る。
〔応用変形例〕 周波数のカウントをデイジタル回路やマイク
ロコンピユータの動作として実現する。
マイクロコンピユータで行なつている機能を
デイジタル回路で置き換える。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、オフセツト調
整が自動的に行なえ、さらにドリフトによる位置
ずれをしない為のマージンが最大の点にオフセツ
ト値が調整されるため、従来見逃されて来たデイ
ジタルサーボ系の1パルスのずれを回避すること
ができ、従来よりも精度の高いデイジタルサーボ
系が実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は電動機制御のデイジタルサーボ系の構
成を示すブロツク線図、第2図はパルスゼネレー
タの応答を示す説明図、第3図は1パルスの振動
のモデルを示すブロツク線図、第4図及び第5図
はそれぞれは1パルス振動の態様を示す波形図、
第6図は本発明による自動オフセツト調整回路の
構成例を示すブロツク線図、第7図はオフセツト
調整のフローチヤートである。 1,1……指令パルス、1,2……偏差カウン
タ、1,3……フイードバツクパルス、1,4…
…偏差信号、1,5……D/A変換器、1,6…
…速度指令、1,7……オフセツト信号、1,8
……加算器、1,9……速度ループコントロー
ラ、1,10……モータ、1,11……タコメー
タゼネレータ(TG)、1,12……パルスゼネ
レータ(PG)、1,13……速度フイードバツク
信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 位置検出値および位置設定値が離散的な位置
    制御ループと、速度検出値および速度設定値がア
    ナログ量であるアナログ速度制御ループとを有す
    るデイジタルサーボ系において、 前記位置設定値Xが一定値である場合に、この
    位置設定値Xと位置検出器の最小ビツト増減した
    値X±1との間で、前記アナログ速度制御ループ
    に生ずるドリフトの影響で生ずる振動を前記位置
    検出器の出力から検出し、さらにこの振動の周波
    数を計数し、計数した周波数が最大となるように
    前記アナログ速度制御ループのオフセツト電圧を
    調整することを特徴とするデイジタルサーボ系の
    自動オフセツト調整法。
JP8694184A 1984-04-28 1984-04-28 デイジタルサ−ボ系の自動オフセツト調整法 Granted JPS60231203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8694184A JPS60231203A (ja) 1984-04-28 1984-04-28 デイジタルサ−ボ系の自動オフセツト調整法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8694184A JPS60231203A (ja) 1984-04-28 1984-04-28 デイジタルサ−ボ系の自動オフセツト調整法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60231203A JPS60231203A (ja) 1985-11-16
JPH0434763B2 true JPH0434763B2 (ja) 1992-06-09

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JP8694184A Granted JPS60231203A (ja) 1984-04-28 1984-04-28 デイジタルサ−ボ系の自動オフセツト調整法

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JPS60231203A (ja) 1985-11-16

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