JPH0434756Y2

JPH0434756Y2 -

Info

Publication number: JPH0434756Y2
Application number: JP11478189U
Authority: JP
Priority date: 1989-10-02
Filing date: 1989-10-02
Publication date: 1992-08-18
Also published as: JPH0353168U

Description

【考案の詳細な説明】（産業上の利用分野）本考案は、写真や絵画を入れて屋内に飾ること
のできる額に関する。

（従来の技術）一般に、従来の額は、平面状をしており、机の
上に立てたり、壁の上にフツク等で掛けたりして
使用するものであつた。

また、机の上に立てる場合は、背面に自立させ
るための補助脚を設けていた。

（考案が解決しようとする課題）ところで、上述した従来の額では、机の上に自
立させるためには、裏面に補助脚を設けなければ
ならず、強度的にも弱いものであつた。また、平
面的であるため、絵等に立体感を持たせることは
困難であつた。といつた欠点が存在した。

本考案の目的は、上述した欠点に鑑みてなされ
たもので、室のコーナー部であつても有効に使用
することのできるコーナー用額を提供することに
ある。

（課題を解決するための手段）本考案に係わるコーナー用額は、上記目的を達
成するための前面が湾曲状に開口し、背面に直角
状のコーナー部を有する額フレームと、側額フレ
ームの前面湾曲開口部を内部から閉じる透明な湾
曲体と、該湾曲体の後に配置され前記額フレーム
の開口より小さな開口を有した湾曲したシート部
材と、該シート部材を前記湾曲体方向へ押圧保持
する保持部材と前記額フレームの後背部を覆うカ
バー部材とを備えたことを特徴とする。

また、矩形状の開口部を有した額フレームと、
該額フレームの開口部を内部から閉じる透明体
と、前記額フレーム内に収納する絵等を背後から
押圧する押圧部材と、該押圧部材の上下に嵌合さ
れる直角三角形状の冠着部材と上下の冠着部材を
結合する支持部材とから構成されてなることを特
徴とするものである。

（作用）このように、本考案に係わるコーナー用額は、
室の角部に置くことができるので、室の角部を有
効に使用することができる。

また、自立のための脚等を必要とすることがな
い。

（実施例）以下、添付図面に従つて本考案の一実施例を説
明する。

第１図は、本考案の一実施例を示すコーナー用
額の分解斜視図、第２図は組立てた状態を示す全
体斜視図である。両図においてコーナー用額は、
前面が湾曲状に開口し、背面に直角状のコーナー
部を有する額フレーム１と、該額フレーム１の前
面湾曲開口部を内部から閉じる透明な湾曲体２
と、該湾曲体２の後に配置された前記額フレーム
１の開口より小さな開口を有した湾曲したシート
部材３と、該シート部材３を前記湾曲体２方向へ
押圧保持する保持部材４と前記額フレーム１の後
背部を覆うカバー部材５とを備えている。

ここで、該フレーム１は、前面が湾曲状に形成
されるとともに該湾曲面は矩形状の湾曲開口部１
ａを有している。

湾曲開口部１ａは、内部から額フレーム１に嵌
められた透明な湾曲体２で閉じられている。ま
た、額フレーム１の内部に納められた保持部材４
は、前記湾曲体２、シート部材３、内部に入れた
絵６等を湾曲開口部１ａ方向へ押圧する。したが
つて、保持部材４の湾曲開口部１ａに対向した面
４ａは前記湾曲面と同一の曲率を有している。シ
ート部材３の裏には、絵や写真等が収納され、そ
の裏からカバー部材５が嵌合される。カバー部材
５は、額フレーム１の後背部に立設された係止爪
１ｂで係止固定される。

以上のように構成されたコーナー用額は、内部
の絵、写真を取り替える場合には、額フレーム１
の後背部を覆うカバー部材５を取り外すことにり
行うことができる。

第３図は、本考案の他の実施例を示すコーナー
用額の分解斜視図、第４図は、その全体斜視図で
ある。両図において、前面に長方形状の開口部１
０ａを有した額フレーム１０と、該額フレームの
開口部１０ａを内部から閉じる透明体１１と額内
に収納する絵等１２と絵等を背後から、押圧する
押圧部材１３と該押圧部材１３の上下に嵌合され
る直角三角形状の冠着部材１４と上下の冠着部材
１４を結合する支持部材１５等から構成されてい
る。

ここで、額フレーム１０の背面にはビス１６で
回動自在に支持された係止片１７が複数個配設さ
れている。また、押圧部材１３の対応位置には、
前記係止片１７の係止される切欠き部１３ａが穿
設されている。冠着部材１４は、頂部に支持部材
１５のコ字状部１５ａが嵌合されるとともに、ビ
ス１８で固定されている。

額フレーム１０の開口部１０ａには、内側から
透明体１１が嵌合される。透明体１１の裏には、
所望の写真や絵が収納される。写真、絵の背面に
は、冠着部材１４と、支持部材１５と一体化した
押圧部材１３を装着した後、係止片１７を夫々対
応の切欠き部１３ａに係止する。

また、収納の写真等を交換する場合には、係止
片１７を操作することにより、行うことができ
る。

以上のように構成されたコーナー用額において
も、室の角や机のすみに置くことができる。また
自立の為の脚も必要ない。

第５図は、本考案のその他の実施例を示すコー
ナー用額の分解斜視図、第６図は、その全体斜視
図である。両図において、前面に長方形状の開口
部５０ａを有した額フレーム５０と、側額フレー
ムの開口部５０ａを内部から閉じる透明体５１と
額内に収納する絵等５２と絵等を背後から、押圧
する押圧部材５３と該押圧部材５３の左右に嵌合
される直角三角形状の冠着部材５４と左右の冠着
部材５４を結合する支持部材５５等から構成され
ている。

ここで、額フレーム５０の背面にはビス５６で
回動自在に支持された係止片５７が複数個配設さ
れている。また、押圧部材５３の対応位置には、
前記係止片５７の係止される切欠き部５３ａが穿
設されている。冠着部材５４は、頂部に支持部材
５５のコ字状部５５ａが嵌合されるとともに、ビ
ス５８で固定されている。

以上のように構成されたコーナー用額において
も、室の角や机の角に置くことができる。

（考案の効果）以上詳細に説明したように、本考案に係わるコ
ーナー用額は、室の角部を使用することができる
のでスペースの有効利用を図ることができる。ま
た、自立のために、特別な脚部を設けなくとも倒
れることがない。

さらに、内部に収納した絵や写真に立体感を持
たせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の位置実施例を示すコーナー
用額の分解斜視図、第２図は、本考案の全体斜視
図、第３図は、本考案の他の実施例を示すコーナ
ー用額の分解斜視図、第４図は、本考案の他の実
施例を示す全体斜視図、第５図は、本考案のその
他の実施例を示す分解斜視図、第６図は、本考案
のその他の実施例を示す全体斜視図である。１……額フレーム、１ａ……湾曲開口部、２…
…湾曲体、３……シート部材、４……保持部材、
５……カバー部材、６……絵。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】１前面が湾曲状に開口し、背面に直角状のコー
ナー部を有する額フレームと、該額フレームの
前面湾曲開口部を内部から閉じる透明な湾曲体
と、該湾曲体の後に配置され前記額フレームの
開口より小さな開口を有した湾曲したシート部
材と、該シート部材を前記湾曲体方向へ押圧保
持する保持部材と、前記額フレームの後背部を
被うカバー部材とを備えたことを特徴とするコ
ーナー用額。２矩形状の開口部を有した額フレームと、該額
フレームの開口部を内部から閉じる透明体と、
前記額フレーム内に収納する絵等を背後から押
圧する押圧部材と、該押圧部材の上下に嵌合さ
れる直角三角形状の冠着部材と、上下の冠着部
材を結合する支持部材とから構成されてなるこ
とを特徴とするコーナー用額。